JPH01125252A - 感熱転写記録装置 - Google Patents

感熱転写記録装置

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JPH01125252A
JPH01125252A JP28328787A JP28328787A JPH01125252A JP H01125252 A JPH01125252 A JP H01125252A JP 28328787 A JP28328787 A JP 28328787A JP 28328787 A JP28328787 A JP 28328787A JP H01125252 A JPH01125252 A JP H01125252A
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JP
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ink
molten
analog
binary
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JP28328787A
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Takashi Yoshida
隆 吉田
Hironari Taguchi
裕也 田口
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感熱転写記録装置に係り、特に、転写濃度を
面積階調により表現する溶融2値インクとアナログ的に
表現する溶融アナログインクとの両方の熱転写インクフ
ィルムを使用するのに好適な感熱転写記録装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、溶融2値インクと溶融アナログインクとは、別々
の装置で使用されていた。すなわち、熱転写によって中
間調を記録する場合、溶融2値インクは2値記録でドツ
トの集合を用いた面積階調により濃度を変化させていた
。溶融アナログインクは、アナログ階調であり、エネル
ギと濃度は連続して変化する。
このため、制御方式が別々となるので1台の装置では使
用できなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術の内、溶融2値インクによる熱転写では、
記録エネルギが小さい、普通紙が使用できる、記録紙、
インクフィルムなどのランニングコストが安いという利
点がある。しかし、その階調1il!録では、中間調が
出しにくいという欠点があった。一方、溶融アナログイ
ンクによる熱転写では、前記利点の他に、アナログ階調
で濃度制御ができ中間調が出し易く、光沢がないという
特徴がある。
したがって2両インクのそれぞれの特徴を生かした熱転
写記録を行いたいが、制御方式が異なるので1台の装置
では両者を使用できないという問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたもので、1台の装置で溶融2値インクと溶融アナロ
グインクとの両者を使用可能にし、溶融2値インクによ
る高速、低コスト記録機能、溶融アナログインクによる
高画質記録機能を得るほかに、同一の記録紙上に、溶融
2値インクによる高品質文字、線画の記録と溶融アナロ
グインクによる高画質画像の記録とができる感熱転写記
録装置を提供することを、その目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る感熱転写記録
装置の構成は、転写するドツトの数を変化させて転写濃
度を変える溶融2値インクと、印加エネルギによって転
写濃度と面積が連続して変化する溶融アナログインクと
を共用して画像を記録する感熱転写記録装置であって、
記録紙幅方向に発熱抵抗体を多数配列したサーマルヘッ
ドと、1ライン分の画像信号を記憶するメモリと、溶融
2値インク使用時に階、11N+1の画像をn×mの面
積階調マトリクス信号に展開する機能と溶融アナログイ
ンク使用時に階調N+1の画像をN個の発熱パルスに展
開する機能とを有する中間調変換手段と、その展開した
信号を前記サーマルヘッドに転送する手段と、そのサー
マルヘッド抵抗体に印加する発熱パルスの印加時間を制
御する手段と。
前記サーマルヘッド抵抗体に印加する電圧を制御する手
段と、前記サーマルヘッド抵抗体に熱転写インクフィル
ムおよび記録紙を押し当てて搬送せしむべき記録機構と
、前記熱転写インクフィルムのインク種別が溶融2値イ
ンクか溶融アナログインクかを識別する手段の当該識別
信号により、異なった中間調変換制御1発熱パルス制御
、ヘッド電圧の選択、および記録速度の選択のいずれを
も行いつる制御回路とを備えたものである。
なお付記すると、上記目的は、下記のように、溶融2値
インクと溶融アナログインクとを1台の記録装置で使用
できるようにすることによって達成される。
すなわち、記録装置内にセットされた熱転写フィルムが
、何タイプの熱転写インクであるかを、フィルム上ある
いはフィルムカセット上に識別マークを設けるか外部指
示により識別させる。この識別信号により、中間調変換
手段の機能を溶融2値インクの面積階調パターン用に、
また溶融アナログインクのアナログ階調用に選択できる
ようにする。そして、サーマルヘッド抵抗体の発熱パル
スを溶融2値インクでは単一パルスで、溶融アナログイ
ンクでは階調数N個のパルスで制御する。
また、投入エネルギを適合させるためにヘッド電圧を変
える。さらに、記録速度を適合させるために記録紙の搬
送速度を変えるようにしている。
〔作用〕
溶融2値インクと溶融アナログインクとでは、印加エネ
ルギに対する転写濃度が異なる。そして中間調表現も、
前者はドツトの集合による面積階調、後者はドツト単位
の連続した濃度を得るアナログ階調である。これを同一
装置で使用する場合、サーマルヘッドにより熱転写イン
クを加熱する。
所望のエネルギを得るためには、抵抗体に供給する電圧
と印加時間を制御することになる。
この場合、比較的エネルギの少ない溶融2値インクでは
、ヘッド電圧を大きくでき、印加時間は短かい、溶融ア
ナログインクでは、エネルギが大きいため、ヘッド電圧
を低くし印加時間を長く制御する。中間調を表現するた
めには、溶融2値インクでは、入力画像の階調数N+1
に対してN=n×mのマトリクス面積階調で表現し、抵
抗体を単一パルスで加熱して記録する。
また、溶融アナログインクでは、1階調について1個の
パルス電圧を供給して濃度を表現する。
N+1階調ならば、連続N個のパルスを供給して記録す
る。
このとき、溶融2値インクでは、マトリクスの1行を記
録する時間をパルス印加時間より長くする。また、溶融
アナログインクでは、1画素を移動する時間を1〜N階
調を得る合計のパルス印加時間より長くすることにより
、各インクに対し。
適切な階調特性と記録速度が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第12図を参照
して説明する。
まず、第1図は、本発明の一実施例に係る感熱転写記録
装置の全体構成図で、制御系のブロック図と、記録機構
部の斜視図とを合わせた図である。
第1図に示す回路構成において、インターフェース回路
1は、外部から画像データを記録装置に入力するための
パラレル入力インターフェースで。
ストローブ(STROBH)とビジィ(BUSY)のコ
ントロール信号によりデータの受渡しが行なわれる。
ラインメモリ2は、副走査方向1ライン分のデータを記
録するメモリで、メモリA、Bの2系統がある。
中間調変換回路3は、溶融2値インク使用ならば、階;
l[N+1の画像信号を、nX、mの中間調面積表現マ
トリクスに展開し、溶融アナログインク使用ならば、印
加パルス数で濃度を制御する中間調濃度表現に展開する
機能を有する中間調変換手段である。
データ転送4は、中間調データをサーマルヘッド5へ送
るために、シリアルデータとクロックを発生する。
サーマルヘッド5は、発熱体をライン状に記録紙幅方向
に多数並べたもので、そのハード構成は。
第1図の下部に斜視図で示した記録機構部にサーマルヘ
ッド13として示す、このサーマルヘッド5(13)は
、各抵抗体の発熱量を制御して熱転写インクフィルム(
以下単にインクフィルムという)21のインクを加熱溶
融し、記録紙29へ付着または浸透させるものである。
このサーマルヘッド5の発熱量は、ストローブパルスの
幅とヘッド電源6の電圧値で制御する。
印画パルス発生器11は、前記サーマルヘッドの抵抗体
に印加する発熱パルスの印加時間を制御する手段である
。すなわち、印画パルス発生器11は、ストローブパル
スのパルス幅を制御するための回路で、第1のγテーブ
ル8または第2のγテーブル9に記録した値にもとづい
てパルスを出力する。γテーブルは、第1のγテーブル
8が溶融2値インク用で、第2のγテーブル9が溶融ア
ナログインク用である(以下それぞれ、2値タイプ、ア
ナログタイプという)。
シーケンス回路7は、前記各要素(ブロック)の動作を
制御するものである。すなわち、外部からの印字スター
ト命令とエンコーダ19の記録紙移動信号とにもとづき
、ラインメモリ2のメモリA、Bの選択、データの入出
力タイミング制御を行う、また、光センサ28の信号か
ら2値タイプかアナログタイプかによって、中nui変
換回路3゜γテーブル8,9の選択、さらにヘッド電圧
、モータ速度を選択するための中間調セレクト信号を発
生する。また、中間調変換回路3に対する変換ROMテ
ーブルの上位アドレスの発生、サーマルヘッド5へのラ
ッチ信号、印画パルス発生器11への初期状態設定リセ
ット信号、パルス出力指令パルスONの出力とパルス出
力完了パルスOFFの検出、およびヘッド温度センサ1
6にょるγテーブルの温度選択指令を出力する。
モータドライバ12は、DCモータ18の速度を、イン
クの種類によって2段階に制御する。
次に、第1図に斜視図で示した記録機構部の構成を説明
する。
光センサ28は、フィルムカセット23に反射マーク2
7があるかどうか検出し、反射マーク有の場合は2値タ
イプ、反射マーク無しの場合はアナログタイプとする。
フィルムカセット23には、繰出しロール25と巻取り
ロール22が配設され、繰出しロール25はインクフィ
ルム21にブレーキ26でサーマルヘッド13との間に
張力を発生し1巻取りロール22はインクフィルム21
に滑りクラッチ24でサーマルヘッド13との間に張力
を発生させる。
インクフィルム21と記録紙29とは、サーマルヘッド
13とゴムローラ14とで挟持され、ばね15で加圧さ
れる。このようにして、サーマルヘッド13は発熱し、
インクを溶融させ記録紙29にインクを転写する。転写
後、ローラは回転して記録紙と分離される。剥離ローラ
20は、この引きはがしの角度を一定にするために設け
られている。
温度センサ16は、サーマルヘッド13の加熱温度を計
測し、後述する第6図のγテーブルのそれぞれの温度に
対する値を選択する。歯車17は、DCモータ18の回
転運動をゴムローラ14.スベリクラッチ24に伝達さ
せる。
エンコーダ19は、DCモータ18の回転角度を検出す
るもので、1パルスで副走査方向1ラインピツチに相当
する。
第2図は、溶融2値インクの機能を示す模式図である。
サーマルヘッドで加熱されたΔ印で示すバインダは溶融
し、0印で示す顔料インクと一緒に記録紙に浸透し、残
りは表面に付着する。加熱エネルギと転写濃度は急峻に
変化する。転写したインク面は滑らかで光沢がある。
第3図は、溶融アナログインクの機能を示す模式図であ
る。
サーマルヘッドで加熱されたΔ印で示すバインダは溶融
し・印で示す顔料インクと一緒に樹脂の毛細管にしみ出
し、記録紙の浸透層にしみ込む。
加熱エネルギおよび転写濃度はなだらかに変化する。記
録紙の凹凸により無光沢となる。
第4図は、溶融2値インクと溶融アナログインクとの対
エネルギ濃度特性を示す線図である。
横軸に示す入力エネルギーに対して、縦軸に示す濃度は
、2値タイプでは急峻に変化し、アナログタイプではな
だらかに変化することを示している。最高濃度に達する
エネルギは1両者の間で約1/2の差がある。したがっ
て、2値タイプでは、最高温度の点と印字なしの2点を
使用した2値記録を使用する。アナログタイプでは、エ
ネルギを段階的に変化する濃度変調記録を用いる。また
同じヘッド電源を使用した場合、記録速度は、2値タイ
プの方が2倍速い。ヘッド温度によって。
入力エネルギ対転写濃度は変化する。
第5図は、γ特性の一例を示す線図である。
この線図は、横軸に階調、縦軸に濃度をとってWINに
対する濃度を示したもので、テレビ、スキャナなどの画
像の入力源により異なる。よって、出力として得たい濃
度は、それぞれのインクを使用した場合に、第4図の特
性より、2値タイプでは、面積マトリクスと印加エネル
ギを変えること、アナログタイプでは、印加エネルギを
変えることで制御される。
第6図は、2値タイプでの中間調表示に用いる8×4の
面積マトリクスの一例を示すマトリクス図である。
副走査ピッチは、主走査ピッチPのP/2となっている
このパターンは、各階調での濃度が直線的に変化するよ
うにしたもので、0から31まで32階調を表現する。
第7図は、中間調変換回路の変換ROMテーブル図であ
る。
本図は1階調画像信号入力に対する中間調出力データを
示すものである。
ROMの番地の最上位ビットを2値タイプか溶融タイプ
かを選択するビットに使用する。
2値タイプでは、上位番地3ビツトを、第6図に示す階
調パターン行指定に使用する。そして下位番地5ビツト
を階調画像信号に使用する。例えば階調31の階調パタ
ーンは、上位番地0の下位番地31.上位番地1の下位
番地31.以下同様に上位番地7の下位番地31に記憶
する。主走査方向1ライン目のデータを印字する場合、
まず上位番地0を指定し、ラインメモリ2から階調画像
信号を入力し、各画素について、階調/<ターン0行に
相当するデータに変換して印字する。
同様に、上位番地をO〜7まで変更してblき、階調パ
ターン0〜7行のデータの変換を行し1印字する。
アナログタイプでは、上位番地5ビツトは、階調パルス
番号を指定する。そして、下位番地5ビツトを階調画像
信号に使用する。例えば、階調31の場合、パルスによ
る発熱データを、上位番地1の下位番地31、上位番地
2の下位番地31、以下同様に上位番地31の下位番地
31に記憶する。主走査方向の各画素に対する1階調目
の加熱は、まず、上位番地1を指定し、ラインメモリ2
から階調画像信号を入力し、各画素について、1階調目
の発熱データに変換して加熱する。同様に上位番地を1
〜31まで変更していき、1〜31階調の発熱データの
変換と加熱を行い記録する。
第8図は、印画パルス発生器のγテーブルを説明する図
で、(a)は第1のγテーブルの印字パルス幅線図、(
b)は、そのγ−ROMテーブル図、(o)は第2のγ
テーブルの印字パルス幅線図、(d)は、そのγ−RO
Mテーブル図である。
第8図(a)は、単一パルスで制御される2値タイプに
関するもので、横軸にサーマルヘッドのヘッド温度(℃
)、縦軸に印字パルス幅(mS)をとって印字パルス幅
の変化を示している。そして、この線図の内容を、γ−
ROMに記憶した例が第8図(b)である。
第8図(c)は、アナログタイプに関するもので、横軸
に階調、縦軸に印字パルス幅(μS)をとって、ヘッド
温度TI 、Tz 、Tz別に、階調に対する印字パル
ス幅の変化を示している。アナログタイプでは、エネル
ギ電圧を一定としたとき、パルス幅とパルス数で制御で
き、階調に対するノくルス幅が先の第4,5図から求め
られる。これを記憶したものが第8図(C)である、ヘ
ッド温度により濃度は変化するので、第2のγテーブル
9には各温度に対する値を記憶しておく必要がある。
第8図(Q)の線図の内容をγ−ROMに記憶した例が
第8図(d)である。
γ−ROMテーブルは、(b)に示す2値タイプでは、
ROMの番地を濃度に対応させて記憶する。(C)に示
すアナログタイプでは1番地の上位アドレスを温度に対
応させ、下位アドレスをO〜31の階調に対応させる。
第9図は、サーマルヘッドの回路構成の一例を示す結線
図である。
第9図に示す発熱抵抗体120の一端は共通電極で、ヘ
ッド電圧が印加される。また他端はドライバで、アンド
回路になっている。シフトレジスタ100には、データ
がクロックに同期して入力される。そして、ラッチ信号
によりラッチICに記憶される。ストローブDSTI〜
8により、各発熱抵抗体は、ラッチICの出力が1のと
ころのみ発熱される。このストローブのパルス幅を変え
て発熱量がコントロールされる。
次に、第1図に示す本実施例の感熱転写記録装置の動作
を説明する。
第10図は、第1図の装置の2値タイプにおけるタイミ
ングチャート図である。
フィルムカセット23が記録部にセットされ、プリント
信号が入力されると光センサ28の信号により、中間調
変換回路3の変換ROMテーブル、印画パルス発生器1
1のγテーブル8.モータドライバ12のDCモータ速
度、ヘッド電源のヘッド電圧が選ばれる。DCモータ1
8が回転し、エンコーダ19からパルスが出力される。
この場合、Kライン目が出力しているときに、ラインメ
モリ2のメモリAは、次のラインデータに+1番目のデ
ータを入力する。一方、メモリBは、すでに記憶しであ
るにライン目のデータを中間調変換回路3に出力する。
中間調変換回路3には、階調パターン行指定の上位番地
0が指定され、入力データを階調パターンに変換する。
ラインメモリ2からは、1ライン分の画素データが次々
に送られて変換される。出力データは、データ転送4で
4ビツトのパラレル→シリアル変換を行ない、クロック
と同期をとって、クロックの立上りで、データが存在す
るようにして、サーマルヘッドに転送される。1ライン
転送が終了したところでラッチ信号を出力し、サーマル
ヘッド5のラッチ回路にデータを記憶させる。
その後、パルス発生回路10がストローブ信号を発生し
、サーマルヘッドを加熱させる。このストローブ信号の
パルス幅は、γテーブル1のヘッド温度に対応した値に
よって決定する。
このようにして1階調パターン行指定を0〜7行まで連
続して同様の操作を行い中間調を記録する。
第11図は、第1図の装置のアナログタイプにおけるタ
イミングチャート図、第12図は、キャラクタコードビ
ット展開ROMの一例を示す説明図である。
アナログタイプの場合は、中間調変換回路3の上位番地
を1階調パルス番号指定にすること、データ転送4のパ
ラレル→シリアル変換がないこと。
また、γテーブル2、ヘッド電圧、モータ速度を変更し
たのち、前記第10図の操作を1〜31回くり返すこと
により画像を記録する。
なお、第5図のγ特性を得るために、アナログタイプで
は、ストローブパルスは1〜NFli調まで連続ON状
態が好ましい。
2値タイプとアナログタイプとの選択は、外部から指示
してもよく、また、フィルムの巻芯にマークを入れても
よいし、フィルム面にマークを入れても可能である。
さらに、インクをイエロー、マゼンタ、シアンのカラー
インクを使用することで、フルカラー記録ができること
は言うまでもない。
また、第12図に示すように、中間調変換回路3のRO
Mの内容をキャラクタ−コードに対する文字ビット展開
とすることで1文字印字も可能となる。
本実施例によれば、1台の記録装置で溶融2値。
溶融アナログの両方のインクによる記録ができるので、
溶融2値インクによる高速、低コスト記録。
溶融アナログインクのドツト単位のアナログ変調による
高画質記録ができる。また、同一の記録紙上に、2値イ
ンクによる高品質文字、線画記録と、アナログインクに
よる高画質画像を記録できる。
そして、以上の操作は、インクフィルムカセット交換だ
けで得られるという効果がある。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、1台の装置で溶融
2値インクと溶融アナログインクとの両者を使用可能に
し、溶融2値インクによる高速。
低コスト記録機能、溶融アナログインクによる高画質記
録機能を得るほかに、同一の記録紙上に、溶融2値イン
クによる高品質文字、線画の記録と溶融アナログインク
による高画質画像の記録とを可能にする感熱転写記録装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る感熱転写記録装置の
全体構成図、第2図は、溶融2値インクの機能を示す模
式図、第3図は、溶融アナログインクの機能を示す模式
図、第4図は、溶融2値インクと溶融アナログインクと
の対エネルギ濃度特性を示す線図、第5図は、γ特性の
一例を示す線図、第6図は、2値タイプでの中間調表示
に用いる8×4の面積マトリクスの一例を示すマトリク
ス図、第7図は、中間調変換回路の変換ROMテーブル
図、第8図は、印画パルス発生器のγテーブルを説明す
る図で、(a)はγテーブル1の印字パルス幅線図、(
b)は、そのγ−ROMテーブル図、(Q)はγテーブ
ル2の印字パルス幅線図、(d)は、そのγ−ROMテ
ーブル図、第9図は、サーマルヘッドの回路構成の一例
を示す結線図、第10図は、第1図の装置の2値タイプ
におけるタイミングチャート図、第11図は、第1図の
装置のアナログタイプにおけるタイミングチャート図、
第12図は、キャラクタコードビット展開ROMの一例
を示す説明図である。 2・・・ラインメモリ、3・・・中間調変換回路、4・
・・データ転送、5・・・サーマルヘッド、6・・・ヘ
ッド電源、7・・・シーケンス回路、8・・・第1のγ
テーブル、9・・・第2のγテーブル、10・・・パル
ス発生回路、11・・・印画パルス発生器、12・・・
モータドライブ。 13・・・サーマルヘッド、18・・・DCモータ、1
9・・・エンコーダ、21・・・インクフィルム、22
・・・巻取リローラ、25・・・繰出しローラ、28・
・・光センサ、29・・・記録紙。 代理人 弁理士 小川勝馬7′1 囁 II!1 第 2 図 サーマルへ・・/卜 す−マルへ・ソド 544 圀 入力エキルギ−(気J) 第 5 目 毛 6t!1 du         51 第 7 口 第 ? ■ (久)              (b)(C)(幻 ’I、  to  凹 ストO−7’ニーjフ邪7■フヌ;「−一−−−−−F
3o                    RI簗
 /l 図 塙 12  図 大P丈イ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、転写するドットの数を変化させて転写濃度を変える
    溶融2値インクと、印加エネルギによつて転写濃度と面
    積が連続して変化する溶融アナログインクとを共用して
    画像を記録する感熱転写記録装置であつて、記録紙幅方
    向に発熱抵抗体を多数配列したサーマルヘッドと、1ラ
    イン分の画像信号を記憶するメモリと、溶融2値インク
    使用時に階調N+1の画像をn×mの面積階調マトリク
    ス信号に展開する機能と溶融アナログインク使用時に階
    調N+1の画像をN個の発熱パルスに展開する機能とを
    有する中間調変換手段と、その展開した信号を前記サー
    マルヘッドに転送する手段と、そのサーマルヘッド抵抗
    体に印加する発熱パルスの印加時間を制御する手段と、
    前記サーマルヘッド抵抗体に印加する電圧を制御する手
    段と、前記サーマルヘッド抵抗体に熱転写インクフィル
    ムおよび記録紙を押し当てて搬送せしむべき記録機構と
    、前記熱転写インクフィルムのインク種別が溶融2値イ
    ンクか溶融アナログインクかを識別する手段の当該識別
    信号により、異なつた中間調変換制御、発熱パルス制御
    、ヘッド電圧の選択、および記録速度の選択のいずれを
    も行いうる制御回路とを備えたことを特徴とする感熱転
    写記録装置。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、中間調
    変換手段は、画像信号中のキャラクタコードに対してド
    ットイメージに展開する機能を有するものであることを
    特徴とする感熱転写記録装置。
JP28328787A 1987-11-11 1987-11-11 感熱転写記録装置 Pending JPH01125252A (ja)

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JP (1) JPH01125252A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321464A (ja) * 1989-06-19 1991-01-30 Hitachi Ltd 熱転写記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321464A (ja) * 1989-06-19 1991-01-30 Hitachi Ltd 熱転写記録装置

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