JPH01125209A - 圧縮成形方法およびその装置 - Google Patents

圧縮成形方法およびその装置

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JPH01125209A
JPH01125209A JP17713787A JP17713787A JPH01125209A JP H01125209 A JPH01125209 A JP H01125209A JP 17713787 A JP17713787 A JP 17713787A JP 17713787 A JP17713787 A JP 17713787A JP H01125209 A JPH01125209 A JP H01125209A
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JP
Japan
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upper table
mold
molds
core
moved
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JP17713787A
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Susumu Nakajo
中條 進
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Ikegai Corp
Original Assignee
Ikegai Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、金型を開閉させる上部テーブルに対し、いわ
ゆるボルスタ−テーブルを水平移動させることにより、
複数の金型を用いて圧縮成形を行なえるようにした圧縮
成形方法とその装置に関する。
[従来の技#j] 可塑性樹脂の成形にボルスタ−テーブル方式といわれる
ものがある。これは、複数の金型を並設した下部テーブ
ル(ボルスタ−テーブル)を水平移動させることにより
、各金型な順に上部テーブル真下に位置させ、真下に位
置する金型について、上部テーブルの上下動により成形
品の取出しと可塑性樹脂の注入、および圧縮成形を行な
うようにしたものである。ここに、ボルスタ−テーブル
方式とするのは、−台のアクチュエータ(たとえば油圧
シリンダ)で複数台の金型を開閉して成形を行なうこと
ができるとともに、−台のアクチュエータで済むため、
装置をコンパクト化することができるからである。
[解決すべき問題点] ところで、複数の金型の間の間隔が上部テーブルの横方
向幅よりも広いものでは、退避位置にある金型を上部テ
ーブルの下に入り込ませることが容易でないことがある
これは、上部テーブルは通常相当重いので、加圧の終了
した一方の金型を上部テーブルから外すと、その時点よ
り上部テーブルが自重によって落下するためで、落下し
た後には、人力で上部テーブルを持ち上げられず、他方
の金型を上部テーブルの下に入り込ませることができな
くなるからである。
このため、こうした成形装置では、退避位置にある他方
の金型を上部テーブルの下へ入り込ませるために、上部
テーブルを一旦持ち上げたり、上部テーブルが落下しな
いようにするための別途保持装置を設ける必要があると
いう欠点があった。
本発明はこうした問題点に鑑みてなされたもので、退避
位置へ移動させる一方の金型が上部テーブルを支持して
いる間に、他方の金型を上部テーブルの下に入り込ませ
るようにした圧縮成形方法とその装置の提供を目的とす
る。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するため、本発明の圧縮成形方法は、ア
クチュエータにより上下動される上部テーブルに対し、
コアとキャビティからなる金型を複数並設した下部テー
ブルを、各金型が前記上部テーブルの真下にくるように
水平移動させ、上部テーブル真下にきた金型のコアを上
部テーブルとともに上動させることにより成形品の取り
出しと次の可塑性樹脂の注入を行ない、かつ下動させる
ことにより圧縮成形を行なわせるようにした圧縮成形方
法において、前記アクチュエータの圧力解放後、前記上
部テーブルの真下にある一方の金型を水平移動させて上
部テーブルから外すとともに、一方の金型が完全に外れ
てしまう前に前記他方の金型が上部テーブルの下に入り
込むようにした方法としである。
また1本発明の圧縮成形装置は、アクチュエータにて上
下動される上部テーブルと、コアとキャビティからなる
金型を複数並設し、各金型が前記上部テーブルの真下に
くるよう水平移動される下部テーブルと、前記上部テー
ブルの真下にきた金型のコアと上部テーブルとを係合、
離脱させる手段とを備える成形装置であって、前記複数
の金型の間の間隔を前記上部テーブルの横方向の幅より
も短くした構成としである。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例装置の全体構成図で、同図に
てまず成形装置を説明する。
同図において、3は上部テーブルであり、上下方向に伸
縮する油圧シリンダ4によって上下動される。すなわち
、上部テーブル3は油圧ピストン4のピストンロット4
Aに固定さ′れており、ピストンロット4Aが下方へ伸
び出すと、上部テーブル3は四本のガイド棒2を摺動し
つつ下動され。
逆にピストンロッド4Aか縮まることにより上動される
油圧シリンダ4は復動シリンダタイプで、作動油を供給
する電動式の油圧ポンプ5、油圧ポンプ5にて加圧され
た作動油をシリンダ4に供給する油路6と7、これらの
油路6と7に介装される電磁式の方向切換弁8と9から
構成される油圧制御系にて駆動される。
11は往復動可能な下部テーブル(ボルスタ−テーブル
)で、このポルスターテーブル11には複数の金型12
と13が水平方向に所定の間隔を置いて並設しである。
lIAはポルスターテーブルにおける移動用の車輪であ
る。
なお、各金型12と13はそれぞれコア12A、13A
とキャビティ12B、13Bからなり、コアとキャビテ
ィの間に形成される空間に可塑性樹脂を閉じ込める。
したがって、ボルスタ−テーブル11を水平移動させて
各金型12と13を上部テーブル3の真下に位置させる
ことにより、油圧シリンダ4を駆動しての圧縮成形が可
能となる。たとえば、上部テーブル3を下降させた状態
で、一方の金型12のコア12Aを上部テーブル3に係
止させ、その後、上部テーブル3を上方に引き上げると
、キャビティ12Bからの成形品の取り出しと、その後
のキャビティ12Bへの可塑性樹脂の注入とを行なう゛
ことができる。第1図は上部テーブル3を引き上げた状
態を示す。
15は成形品取出し用のエジェクタ装置で、油圧シリン
ダ16と、キャビティ12Bに固定されるエジェクタピ
ン17とから構成され、上部テーブル3の上動に同期し
てピストンロッド16Aが上方へと伸び出す、これによ
り、エジェクタ17が突き出て午ヤビティ内の成形品が
取り出される。
また、樹脂の注入後に上部テーブル3を下降させること
により、油圧シリンダ4にて与えられる油圧力と上部テ
ーブル自体の自重との合計を一方の金型12に圧縮荷重
として作用させることができる。
そして次には、他方の金型13について同じ工程を行な
わせるため、ポルスターテーブル11を左方に移動させ
、他方の金型13を上部テーブル3の真下に位置させる
第2図は、上部テーブル3とコア12Aの接触部を示す
側面図で、上部テーブル3の下部には上下動可能な車輪
21と、この車輪21を下方に付勢するスプリング22
とが必要数設けられてあり、上部テーブル3に大荷重が
作用するときには車輪22はスプリング22に抗して図
中上方へと引っ込むが、油圧シリンダ4の圧力解放を行
なうと、スプリング22の付勢力にて車輪22が図中下
方へと押し出されるようになっている。
このため、油圧シリンダの圧力開放時には、北部テーブ
ル3の下面とコア12Aの上面との接触がころがり接触
となるので、ポルスターテーブル11の移動が容易とな
る。
なお、23はコア12Aの両側に位置し、コア12Aを
上部シリンダ3に係止させるクランプ用の油圧シリンダ
である。
t51図に戻り、上部テーブル真下にある一方の金型1
2が退避位置である左方へ移動されると、右方の退避位
置にある他方の金型13は上部テーブル3へと近づく。
ここにこの金型12と13の間の間隔見は、上部テーブ
ル3の横方向(金型が移動する方向)の幅よりも短くな
るように、金yf112と13の相対位置か決められる
。これは、一方の金型が上部テーブル3を支えている間
に他方の金型を上部テーブル3の下に入り込ませるため
である。
なお、実際には第4図(B)にも示すように文が上部テ
ーブルの横方向の長さしの半分程度あることが望ましく
、これにより、上部テーブル3の支持に偏りをなくすこ
とができる。
次に、上記成形装置を用いて行なう圧縮成形方法を第3
図のフローチャートを参照しながら説明する。
ただし、以下の説明では左方に位置する金型12が上部
テーブル3の真下にきた状態にあるものとする。第4図
(A)はこの状態を示す。
なお、ボルスタ−テーブル11が移動することや、クラ
ンプシリンダ23を駆動する点を除けば、各金型12と
13について通常の流体圧成形装置と同様の工程が実行
される。
■ クランプシリンダ23を駆動してコア12Aを上部
テーブル3に係止させた後、切換弁8と9を切換操作し
て、ピストンロッド4Aを引っ込ませる。これにより、
コア12Aは上部テーブル3とともにA点より上方へと
持ち上げられ、金型12は開いた状態となる。
■ 上部テーブル3が上方位置に達する前のB点にてエ
ジェクタ装置15を駆動し、エジェクタピン17を上方
へと突出させる。これにより、キャビティ12B内の成
形品が取り出される。
■ エジェクタピン17が引込んだ後の0点で、キャビ
ティ12Bへの可塑性樹脂の注入を行なう。
[株]樹脂注入の終了時点りより切換弁8と9を操作し
て油圧シリンダ4へ圧油を供給し、ピストンロッド4A
を下方に伸び出させてコア12Aをキャビティ12Bに
当接させた後、引き続いて金型12への加圧を行なう、
したがって、加圧は金型12の閉じたE点より始まり、
加圧時間は可塑性樹脂の物性に応じて定める。
次いで、一方の金型12については冷却を行ない、他方
の金型13については成形品の取り出しと樹脂の注入を
行なうため、ポルスターテーブル11の移動に移る。
■ ポルスターテーブル11の移動は、切換弁8と9が
切り換わり、油圧シリンダ4が減圧状態となる2点より
開始する。
ただし、この場合、クランプシリンダ23を駆動してコ
ア12Aと上部テーブル3を離脱させておく。
ボルスタ−テーブル11を左方へ移動させると、一方の
金型12は、退避位置へと向かう、ここに、上部テーブ
ル3に対する荷重が解除されているとはいえ、上部テー
ブル自体は相当に重く1、これが金型12に上方より作
用する。しかしながら、上部テーブル3に対する荷重の
解除にてスプリング22が車輪21を上部テーブル3の
下面より突き出し、これにより上部テーブル3とコア1
2Aとの間がころがり接触となるので、金型12を容易
に左方へと移動することができる。
■ 上部テーブル真下にある一方の金型を左方に移動さ
せ、上部テーブル3から完全に外れてしまう前に他方の
金型13を上部テーブル3の下に入り込ませる。
第4図(B)は一方の金型12が上部テーブル3の左端
を離れる直前の状態を示し、この場合において他方の金
型13はすでに上部テーブル3の下へと進入している。
これは一方の金型12が自重のある上部テーブル3の支
持手段として機能するためである。
これにより、他方の金型13を上部テーブル3の下に進
入させるために、落下した上部テーブル3を一旦上昇さ
せる等の手間を省略することができるので、成形サイク
ルを短くして、製品の効率化を図ることができる。
■ 他方の金型13がG点で上部テーブル3の真下にく
ると、ボルスタ−テーブル11の移動を止める。第4図
(C)はこの状態を′示す、ここに、上部テーブル3と
その真下にある金型13との関係は初期状態を示す第4
図(A)と同じである。
■ したがって、今度は他方の金型13に対して前述の
工程■〜■を行なう。
■ その後は、■〜(Φをサイクリックに繰り返す。
なお、第1図は圧縮成形圧を作用させるアクチュエータ
として油圧シリンダを示したか、これに限らず電動式の
アクチュエータであっても構わない。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、複数の金型を並設したボ
ルスタ−テーブルを水平移動させるに際して、一方の金
型か上部テーブルから完全に外れてしまう前に他方の金
型が上部テーブルの下に入り込むように、複数の金型の
間の間隔を上部テーブルの横方向幅よりも短くしたので
、退避位置にある金型を上部テーブルの下に導くに際し
、上部テーブルを一旦持ち上げる装置および操作を必要
とせず、これにより、成形装置の小型化と工程数の減少
による圧縮成形方法の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体構成図、第2図はこの
実施例の上部テーブルとコアの接触部を示す側面図、第
3図はこの実施例の各工程を示すタイミングチャート図
、第4図(A)〜同図(C)はこの実施例の作動状態を
示す正面図である。 ■=固定I!1    2ニガイド棒 3:上部テーブル  4:油圧シリンダ8.9二方向切
換弁 11:ボルスタ−テーブル 12.13+金型    15:エジェクタ装置21:
車輪    22ニスプリング 23:クランプシリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アクチュエータにより上下動される上部テーブル
    に対し、コアとキャビティからなる金型を複数並設した
    下部テーブルを、各金型が前記上部テーブルの真下にく
    るように水平移動させ、上部テーブル真下にきた金型の
    コアを上部テーブルとともに上動させることにより成形
    品の取り出しと次の可塑性樹脂の注入を行ない、かつ下
    動させることにより圧縮成形を行なわせるようにした成
    形方法において、前記アクチュエータの圧力解放後、前
    記上部テーブルの真下にある一方の金型を水平移動させ
    て上部テーブルから外すとともに、一方の金型が完全に
    外れてしまう前に前記他方の金型が上部テーブルの下に
    入り込むようにしたことを特徴とする圧縮成形方法。
  2. (2)アクチュエータにて上下動される上部テーブルと
    、コアとキャビティからなる金型を複数並設し、各金型
    が前記上部テーブルの真下にくるよう水平移動される下
    部テーブルと、前記上部テーブルの真下にきた金型のコ
    アと上部テーブルとを係合、離脱させる手段とを備える
    成形装置であって、前記複数の金型の間の間隔を前記上
    部テーブルの横方向の幅よりも短くしたことを特徴とす
    る圧縮成形装置。
JP17713787A 1987-07-17 1987-07-17 圧縮成形方法およびその装置 Pending JPH01125209A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006035430A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Komatsu Sanki Kk 熱プレス装置及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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