JPH01125115A - 超電導回路 - Google Patents

超電導回路

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Publication number
JPH01125115A
JPH01125115A JP62283545A JP28354587A JPH01125115A JP H01125115 A JPH01125115 A JP H01125115A JP 62283545 A JP62283545 A JP 62283545A JP 28354587 A JP28354587 A JP 28354587A JP H01125115 A JPH01125115 A JP H01125115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
josephson element
josephson
input
output terminal
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP62283545A
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English (en)
Inventor
Akio Teranishi
寺西 昭男
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP62283545A priority Critical patent/JPH01125115A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ジョセフソン素子を用い、フリップ・フロッ
プ回路と同様の働きをする超電導回路に関するものであ
る。
従来の技術 ジョセフソン・トンネル効果を有するジョセフソン素子
は、通常、第2図に示すように電流電圧特性にヒステリ
シスを持つ。すなわち、電圧(V)がゼロで電流(I)
が流れる超電導状態と、有限な電圧を有し、電流が流れ
る電圧状態がある。超電導状態より電圧状態にするには
、ジョセフソン素子にその臨界電流(I m)より大き
な電流を流すか、またはジョセフソン素子にその臨界磁
界Hm以上の磁界を掛けることによって、容易に達成で
きる。しかし、電圧状態から超電導状態にするには、ジ
ョセフソン素子に掛ける磁界を小さくするだけではなく
、ジョセフソン素子に流れる電流も十分小さくする必要
があるにのため、従来において、ジョセフソン素子を用
いる場合、交流電源を使用する必要があった(これらの
詳細については、アイビーエムジャーナルオブリサーチ
アンドデヘロノプメント: I BM  Journa
l of Re5earch andDevelopm
ent 、 24巻2号(1980年)に述べられてい
る)。
発明が解決しようとする問題点 しかし、上記従来例の構成では、交流電源駆動回路が必
要となり、構成が複雑になるという問題があった。
本発明は、従来技術の以上のような問題点を解決するも
ので、交流電源を必要とせず、構成が簡単で、フリップ
・70ツブ回路と同様の働きを高速で行なうことができ
るようにした超電導回路を提供することを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、一方の端子が接地さ
れた定電流源と、この定電流源の他方の端子に接続され
た第1および第2のジョセフソン素子と、上記第1のジ
ョセフソン素子の他方の端子を第1の入出力端子とし、
この第1の入出力端子から上記第2のジョセフソン素子
の近傍を通る第1の線と、この第1の線と接地との間に
接続された第1の抵抗と、上記第2のジョセフソン素子
の他方の端子を第2の入出力端子とし、この第2の入出
力端子から上記第1のジョセフソン素子の近傍を通る第
2の線と、この第2の線と接地との間に接続された第2
の抵抗と、上記定電流源と並列に置かれた第3の抵抗と
を備えたものである。
作用 本発明は、上記構成により次のような作用を有する。
すなわち、第1の入出力端子よりパルス状の電流を流す
と、第2のジョセフソン素子はそれ以前の状態にかかわ
らず、第1の線に流れる電流による磁界により電圧状態
になる。このため、第2の入出力端子の電圧は、はとん
ど0ボルトになり、第1のジョセフソン素子の近傍に流
れる電流もほとんど0となり、第1のジョセフソン素子
に鎖交する磁界は、はとんど0となる。また、電流源か
らの電流は、これと並列に接続されている抵抗により、
第1のジョセフソン素子では臨界電流以下となり、第1
のジョセフソン素子は超電導状態となり、安定する。第
2の入出力端子にパルス状の電流を流した場合も同様で
、この場合には、第1のジョセフソン素子が電圧状態、
第2のジョセフソン素子が超電導状態で安定する。すな
わち、これは、ディジタル回路でよく知られたフリップ
・フロップ回路と同様の働きをする。
実施例 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。第1図は本発明の一実施例における超電導回路を
示す構成図である。
第1図において、1は回路に電源を供給する直流定電流
源で、一方の端子が接地されでいる。2と3は直流定電
流源1の他方の端子に接続された第1と第2のジョセフ
ソン素子、4は第1のジョセフソン素子2の他方の端子
を第1の入出力端子6とし、この第1の入出力端子6か
ら第2のジョセフソン素子3の近傍を通り、これに流れ
る電流により発生する磁束が第2のジョセフソン素子3
と鎖交する第1の線、6は第1の線4と接地との間に接
続された第1の抵抗、7は第2のジョセフソン素子3の
他方の端子を第2の入出力端子8とし、この第2の入出
力端子8から第1のジョセフソン素子2の近傍を通り、
これに流れる電流により発生する磁束が第1のジョセフ
ソン素子2と鎖交する第2の線、9は第2の線7と接地
との間に接続された抵抗、1oは直流定電流源1と並列
に接続され、第1と第2のジョセフソン素子2と3が共
に電圧状態にならないようにするための第3の抵抗であ
る。
次に上記実施例の動作について説明する。
まず、第1および第2のジョセフソン素子2および3が
共に電圧状態とすると、これら第1および第2のジョセ
フソン素子2および3の抵抗値は、有限な大きさ几2v
およびRzvを持つ、第1の抵抗6の抵抗値をR6、第
2の抵抗9の抵抗値をR9とし、Rzv>>Rs、R3
V > > R9とすると、第1および第2の線4およ
び7にはほとんど電流が流れず、従って、第1および第
2のジョセフソン素子2および3に鎖交する磁束は、は
とんど発生しない。また第3の抵抗1oの抵抗値をRI
Oとしたとき、RIO<<R2V、Rto<<Rzvと
すると、定電流源1からの電流は第3の抵抗1oに流れ
、第1および第2のジョセフソン素子2および3にはほ
とんど流れない。従って、この場合には、第2図に示し
たように少なくとも一方のジョセフソン素子2、若しく
は3は超電導状態に移ることになり、両方のジョセフソ
ン素子2.3が共に電圧状態で安定ということはない。
次に両方のジョセフソン素子2.3が共に超電導状態で
あるとすると、第1および第2の線4および7に電流が
流れ、それぞれ第2および第1のジョセフソン素子3お
よび2の近傍に磁束を作り、このため共に電圧状態にな
ることになり、この場合も安定に共に超電導状態ではあ
りえない。次に、例えば、第1のジョセフソン素子2が
超電導状態で、第2のジョセフソン素子3が電圧状態の
場合には、第1の線4に電流が流れ、第2のジョセフソ
ン素子3は超電導状態にはなり得ない。従って、第2の
線7には電流がほとんど流れず、第1のジョセフソン素
子2は安定に超電導状態である。第1のジョセフソン素
子2が電圧状態で、第2のジョセフソン素子3が超電導
状態の場合も、同様に安定である。すなわち、どちらか
一方のジョセフソン素子2、若しくは3が超電導状態で
、他方のジョセフソン素子3、若しくは2が電圧状態の
場合のみ安定となる。
今、第1のジョセフソン素子2が超電導状態で、第2の
ジョセフソン素子3が電圧状態にあるとして、第1の入
出力端子6よりパルス状の電流を印加したとしても、第
1のジョセフソン素子2に流れる電流を減少させるだけ
であり、また第1の線4に流れる電流を増加させること
になり、第1および第2のジョセフソン素子2および3
の状態に何ら変化は起きない。しかし、第2の入出力端
子8にパルス状の電流を流し、第1のジョセフソン素子
2が超電導状態から電圧状態に変化するに十分な電流が
第2の線7に流れるようにすると、第1のジョセフソン
素子2は電圧状態になり、同時に第1の線4に流れる電
流は小さくなる。この状態では、まだ第2の線7には電
流が流れており、第1のジョセフソン素子2は超電導状
態にはなり得ない。従って、前述のように両方のジョセ
フソン素子2.3が電圧状態であるのは不安であるため
、第2のジョセフソン素子3が超電導状態になる。すな
わち、この場合は、両ジョセフソン素子2.3の状態が
共に変化したことになり、入力の電流パルスがなくなっ
ても安定である。すなわち、ディジタル回路でよく知ら
れたフリップ・フロップ回路と同等の動作を行なうこと
ができる。しかもジョセフソン素子2.3を用いること
により状態変化が早いため、高速動作を行なうことがで
き 。
る。
このように本実施例によれば、第1のジョセフソン素子
2と第1の抵抗6を結ぶ第1の線4が第2のジョセフソ
ン素子3の近傍を通り、また第2のジョセフソン素子3
と第2の抵抗9を結ぶ第2の線7が第1のジョセフソン
素子2の近、傍を通るようにし、かつ第3の抵抗10を
定電流源1と並列に入れることにまり、電源を交流化す
ることなく、簡単な構成で高速にフリップ・70ツブ回
路と同様の動作を行なう超電導回路を実現することがで
きる。
発明の効果 以上述べたように本発明(よれば、2つのジョセフソン
素子と各々の負荷抵抗に接続する線を処方のジョセフソ
ン素子の近傍を通るようにし、定電流源と並列に抵抗を
入れることにより、電源を交流化することなく、−簡単
な構成で、高速にフリップ・フロップ回路と同様の動作
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における超電導回路を示す構
成図、第2゛図はジョセフソン素子の電圧電流特性の説
明図である・ 1・・・定電流源、2・・・第1のジョセフソン素子、
3・・・第2のジョセフソン素子、4・・・第1の線、
5・・・第1の入出力端子、6・・・第1の抵抗、7・
・・第2の線、8・・・第2の入出力端子、9・・・第
2の抵抗、10・・・第3の抵抗。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名H勺 図 ζq 妊

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  一方の端子が接地された定電流源と、この定電流源の
    他方の端子に接続された第1および第2のジョセフソン
    素子と、上記第1のジョセフソン素子の他方の端子を第
    1の入出力端子とし、この第1の入出力端子から上記第
    2のジョセフソン素子の近傍を通る第1の線と、この第
    1の線と接地との間に接続された第1の抵抗と、上記第
    2のジョセフソン素子と他方の端子を第2の入出力端子
    とし、この第2の入出力端子から上記第1のジョセフソ
    ン素子の近傍を通る第2の線と、この第2の線と接地と
    の間に接続された第2の抵抗と、上記定電流源と並列に
    接続された第3の抵抗とを備えたことを特徴とする超電
    導回路。
JP62283545A 1987-11-10 1987-11-10 超電導回路 Pending JPH01125115A (ja)

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