JPH0112465B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0112465B2 JPH0112465B2 JP56020478A JP2047881A JPH0112465B2 JP H0112465 B2 JPH0112465 B2 JP H0112465B2 JP 56020478 A JP56020478 A JP 56020478A JP 2047881 A JP2047881 A JP 2047881A JP H0112465 B2 JPH0112465 B2 JP H0112465B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pumpkin
- surimi
- product
- fruit
- sukemune
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Fish Paste Products (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカボチヤを用いた練り製品に関するも
のであり、カボチヤに似た味と口当たりを有する
独特の風味のある練り製品を提供しようとするも
のである。
のであり、カボチヤに似た味と口当たりを有する
独特の風味のある練り製品を提供しようとするも
のである。
以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細
に説明する。図のようにこの実施例の練り製品1
は全体的にカボチヤに似た形状に形成されてお
り、内包物2と、その外側を被覆する被覆材3
と、練り製品1の頂部に取着された果柄材4とよ
り成るものである。練り製品1の頂部は図のよう
にやや窪んでおり、果柄材4はこの窪みの中央部
においてその一端が被覆材3を通つてさらに内包
物2内に埋められることによつて製品1に取着さ
れている。また練り製品1の外周面には上下方向
に複数の凹溝5が頂部の窪みと連らなるように配
設されており、外観が一層カボチヤの果実に似た
ものとされている。
に説明する。図のようにこの実施例の練り製品1
は全体的にカボチヤに似た形状に形成されてお
り、内包物2と、その外側を被覆する被覆材3
と、練り製品1の頂部に取着された果柄材4とよ
り成るものである。練り製品1の頂部は図のよう
にやや窪んでおり、果柄材4はこの窪みの中央部
においてその一端が被覆材3を通つてさらに内包
物2内に埋められることによつて製品1に取着さ
れている。また練り製品1の外周面には上下方向
に複数の凹溝5が頂部の窪みと連らなるように配
設されており、外観が一層カボチヤの果実に似た
ものとされている。
次に上記のような練り製品1を製造するのに用
いる材料およびその製造方法について説明する。
なお、以下の説明は、製造後の練り製品1の重量
が約40グラムのもの1個について行なう。
いる材料およびその製造方法について説明する。
なお、以下の説明は、製造後の練り製品1の重量
が約40グラムのもの1個について行なう。
(a) まず、軽く蒸したカボチヤの果実を身と果皮
とに分離する。分離は包丁を用いた人手による
ものでもよいし、また機械を用いて自動的に行
なうこともできる。
とに分離する。分離は包丁を用いた人手による
ものでもよいし、また機械を用いて自動的に行
なうこともできる。
(b) 卵白を15〜16%、澱粉を1.5%、その他に少
量の調味料を混合した助宗ダラの摺身を準備す
る。
量の調味料を混合した助宗ダラの摺身を準備す
る。
(c) カボチヤの果実の身14.3グラムと助宗ダラの
摺身2.9グラムとを混合して内包物217.2グラ
ムとする。なおこの際、カボチヤの果実は上記
のように軽く蒸してあるので、果実の身は助宗
ダラの摺身と混合する際に擂り潰され均一に混
入する。
摺身2.9グラムとを混合して内包物217.2グラ
ムとする。なおこの際、カボチヤの果実は上記
のように軽く蒸してあるので、果実の身は助宗
ダラの摺身と混合する際に擂り潰され均一に混
入する。
(d) 一方、カボチヤの果皮7.2グラムと助宗ダラ
の摺身14.5グラムとを混合して被覆材321.7グ
ラムとする。この際、カボチヤの果皮も上記と
同様に擂り潰されて摺身内に均一に混入する。
の摺身14.5グラムとを混合して被覆材321.7グ
ラムとする。この際、カボチヤの果皮も上記と
同様に擂り潰されて摺身内に均一に混入する。
(e) 型成機を用いて、上記のようにして準備した
内包物2の外側全体を被覆材3で被覆する。こ
の際、被覆材3の外側に適量のパン粉6を付着
させる。
内包物2の外側全体を被覆材3で被覆する。こ
の際、被覆材3の外側に適量のパン粉6を付着
させる。
(f) 型押しをすることにより製品1の頂部の窪
み、頂部から下方に向う適数の凹溝5を形成し
て全体をカボチヤに似た形状にする。また頂部
に果柄材4として、砂糖づけした蕗(アンゼリ
カ)1.0グラムを差し込む。
み、頂部から下方に向う適数の凹溝5を形成し
て全体をカボチヤに似た形状にする。また頂部
に果柄材4として、砂糖づけした蕗(アンゼリ
カ)1.0グラムを差し込む。
(g) 上記のように形成したものを、90〜95℃の温
度で約25分間蒸煮する。
度で約25分間蒸煮する。
(h) 次いで冷凍機内に搬入し、10分間程度予備冷
却を行ない、室温付近まで冷却する。
却を行ない、室温付近まで冷却する。
(i) さらに他の冷凍機を用いて−40℃の温度で冷
凍する。
凍する。
以上のようにしてカボチヤを用いた練り製品1
約40グラムを製造することができるが、その後こ
れらを複数箱詰めして出荷する。そして需要者に
おいてこれを解凍し、フライにして食する。
約40グラムを製造することができるが、その後こ
れらを複数箱詰めして出荷する。そして需要者に
おいてこれを解凍し、フライにして食する。
以上に説明した実施例の内包物2は、カボチヤ
の果実の身が重量比率で83.3%、助宗ダラの摺身
が16.7%のものであるが、この比率はこれに限ら
れるものではなく、カボチヤの果実の身を重量比
率で50〜85%、残部を助宗ダラの摺身とする範囲
内の任意の比率を選択することができる。カボチ
ヤの果実の身の重量比率が50〜85%の範囲が好ま
しいのは、カボチヤの果実の身が50%より少ない
場合には風味の乏しい製品となつてしまい、また
逆に85%より多い場合には加熱をしても固まりに
くいため食する際に不便で製品価値の低いものに
なつてしまうためである。
の果実の身が重量比率で83.3%、助宗ダラの摺身
が16.7%のものであるが、この比率はこれに限ら
れるものではなく、カボチヤの果実の身を重量比
率で50〜85%、残部を助宗ダラの摺身とする範囲
内の任意の比率を選択することができる。カボチ
ヤの果実の身の重量比率が50〜85%の範囲が好ま
しいのは、カボチヤの果実の身が50%より少ない
場合には風味の乏しい製品となつてしまい、また
逆に85%より多い場合には加熱をしても固まりに
くいため食する際に不便で製品価値の低いものに
なつてしまうためである。
また被覆材3としては、上記したカボチヤの果
皮が重量比率で33.3%、助宗ダラの摺身が66.7%
のもののほか、種々のものを用いることができ
る。例えば、助宗ダラの摺身と擂り潰したほうれ
ん草とを混合したもの、助宗ダラの摺身を着色剤
を用いて着色したもの、あるいは助宗ダラの摺身
をそのまま用いたものでもよいが、風味の点から
は上記のようにカボチヤの果皮と助宗ダラの摺身
とを混合したもの、特にカボチヤの果皮が重量比
率で30〜70%、残部を助宗ダラの摺身とする範囲
内のものが好ましい。カボチヤの果皮が30%より
少ない場合には色合い、風味ともに劣り、また70
%より多い場合には加熱しても固まりにくく、練
り製品1の保形性が著しく悪くなるためである。
皮が重量比率で33.3%、助宗ダラの摺身が66.7%
のもののほか、種々のものを用いることができ
る。例えば、助宗ダラの摺身と擂り潰したほうれ
ん草とを混合したもの、助宗ダラの摺身を着色剤
を用いて着色したもの、あるいは助宗ダラの摺身
をそのまま用いたものでもよいが、風味の点から
は上記のようにカボチヤの果皮と助宗ダラの摺身
とを混合したもの、特にカボチヤの果皮が重量比
率で30〜70%、残部を助宗ダラの摺身とする範囲
内のものが好ましい。カボチヤの果皮が30%より
少ない場合には色合い、風味ともに劣り、また70
%より多い場合には加熱しても固まりにくく、練
り製品1の保形性が著しく悪くなるためである。
果柄材4は上記の砂糖づけした蕗(アンゼリ
カ)の他、昆布等の海草あるいは魚肉を用いても
よいし、また省略することも可能である。
カ)の他、昆布等の海草あるいは魚肉を用いても
よいし、また省略することも可能である。
また上記においては助宗ダラの摺身を用いた例
を示したが、原料魚はこれに限らず、これ以外の
タラあるいはホツケ、エソ、ハモ、ヒラメ、ム
ツ、サメ等種々用いることができるし、さらにこ
れらを混合して用いてもよい。
を示したが、原料魚はこれに限らず、これ以外の
タラあるいはホツケ、エソ、ハモ、ヒラメ、ム
ツ、サメ等種々用いることができるし、さらにこ
れらを混合して用いてもよい。
以上のように本発明に係るカボチヤを用いた練
り製品1は、魚肉摺身とカボチヤの果実の身とを
混合して成る内包物2を魚肉摺身等より成る被覆
材3で被覆し、これを加熱して成るものである。
そのため需要者がこれをフライにして食する際に
は、練り製品であるにもかかわらず、カボチヤに
似た味と口当りがする。このように本発明によれ
ば、従来にはない独特の練り製品を提供すること
ができる。特に内包物2をカボチヤの果実の身を
重量比率で50〜85%、残部を魚肉摺身とし、また
被覆材3をカボチヤの果皮を重量比率で30〜70
%、残部を魚肉摺身とした場合には、色合い、風
味、保形性ともにすぐれたものとなる。
り製品1は、魚肉摺身とカボチヤの果実の身とを
混合して成る内包物2を魚肉摺身等より成る被覆
材3で被覆し、これを加熱して成るものである。
そのため需要者がこれをフライにして食する際に
は、練り製品であるにもかかわらず、カボチヤに
似た味と口当りがする。このように本発明によれ
ば、従来にはない独特の練り製品を提供すること
ができる。特に内包物2をカボチヤの果実の身を
重量比率で50〜85%、残部を魚肉摺身とし、また
被覆材3をカボチヤの果皮を重量比率で30〜70
%、残部を魚肉摺身とした場合には、色合い、風
味、保形性ともにすぐれたものとなる。
第1図は本発明のカボチヤを用いた練り製品の
一実施例を示す一部欠截斜視図、第2図は同実施
例の中央縦断面図である。 1……カボチヤを用いた練り製品、2……内包
物、3……被覆材。
一実施例を示す一部欠截斜視図、第2図は同実施
例の中央縦断面図である。 1……カボチヤを用いた練り製品、2……内包
物、3……被覆材。
Claims (1)
- 1 魚肉摺身とカボチヤの果実の身とを混合して
成る内包物を魚肉摺身等より成る被覆材で被覆
し、これを加熱して成るカボチヤを用いた練り製
品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56020478A JPS57138363A (en) | 1981-02-14 | 1981-02-14 | Paste product using pumpkin |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56020478A JPS57138363A (en) | 1981-02-14 | 1981-02-14 | Paste product using pumpkin |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57138363A JPS57138363A (en) | 1982-08-26 |
JPH0112465B2 true JPH0112465B2 (ja) | 1989-03-01 |
Family
ID=12028217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56020478A Granted JPS57138363A (en) | 1981-02-14 | 1981-02-14 | Paste product using pumpkin |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57138363A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01196282A (ja) * | 1988-02-01 | 1989-08-08 | Yasuro Hino | 魚肉練り製品及びその製法 |
-
1981
- 1981-02-14 JP JP56020478A patent/JPS57138363A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57138363A (en) | 1982-08-26 |
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