JPH01124106A - 磁気ヘッドのコア - Google Patents

磁気ヘッドのコア

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Publication number
JPH01124106A
JPH01124106A JP28147987A JP28147987A JPH01124106A JP H01124106 A JPH01124106 A JP H01124106A JP 28147987 A JP28147987 A JP 28147987A JP 28147987 A JP28147987 A JP 28147987A JP H01124106 A JPH01124106 A JP H01124106A
Authority
JP
Japan
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core
magnetic
gap
magnetic material
trailing
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Pending
Application number
JP28147987A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Fujine
俊之 藤根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP28147987A priority Critical patent/JPH01124106A/ja
Publication of JPH01124106A publication Critical patent/JPH01124106A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/187Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、V T R[Video Tape Rec
order]の回転ヘッドに用いる磁気ヘッド等のよう
に、広帯域の信号を記録再生する必要のある磁気ヘッド
のコアに関するものである。
〔従来の技術〕
家庭用の高画質VTRの回転ヘッドに用いられる従来の
磁気ヘッドのコアを第4図に示す。このコアを用いる磁
気ヘッドは、保磁力10000e以下の磁気記録媒体に
、20μm−0,4μm程度の広帯域の記録波長となる
信号を記録再生するためのものである。なお、記録波長
は、磁気記録媒体上での記録周期の長さを示すものであ
り、この記録波長をλ、記録周波数をf、記録相対速度
をVとすると、λ−v / fの関係を有する。即ち、
0.3MHz〜14.5MHzの周波数帯域を有する信
号を相対速度5.8m/sで記録した場合に、この記録
波長が20μm〜0.4μmとなる。
家庭用VTRでは、高透磁率を有し、高周波特性が良く
、かつ、耐摩耗性に優れた酸化物磁性材料を磁気ヘッド
のコアの素材として用いている。
従って、第4図に示すコアも、酸化物磁性材料からなる
。このコアは、酸化物磁性材料を所定の形状に形成後、
−旦リーディングコア21とトレーリングコア22とに
分割される。リーディングコア21は、後に磁気ヘッド
として使用する場合に、磁気記録媒体が相対移動する方
向(第4図の矢印Cで示す方向)に対して上流側に位置
する分割コアである。また、トレーリングコア22は、
同じく下流側に位置する分割コアである。分割されたリ
ーディングコア21及びトレーリングコア22は、非磁
性体であるガラス24を接合剤として、第4図に示すよ
うに、元の状態に張り合わせる。すると、これらリーデ
ィングコア21とトレーリングコア22と間に薄いガラ
ス24の層が挟み込まれ、磁気記録媒体の摺動面にギャ
ップ26が形成されることになる。このギャップ26は
、短波長領域の再生特性を良くするために、ギャップ長
を約0.30μmに形成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
磁気記録媒体に十分な磁気記録を行うには、記録波長の
1/4程度の深さまで磁性体を磁化する必要がある。従
って、記録波長が長くなるほど、急峻な磁場で深く磁化
しなければならない、ところが、酸化物磁性材料は、飽
和磁束密度が低いので、記録電流を多く流すと、透磁率
が低下する。
このため、コアをこの酸化物磁性材料のみで形成すると
、ギヤツブ部分で漏れ出す磁場の分布が拡散するために
、急峻な磁場を得ることができない。
従って、従来の磁気ヘッドのコアでは、長波長領域での
記録が十分に行われず、この領域での再生特性が悪くな
るという問題点を有していた。
上記従来のコアを用いた磁気ヘッドで記録再生を行った
ときの記録波長に対する再生特性を第5図のグラフに示
す。ここでは、保磁力9000eの磁気記録媒体に最適
記録電流で記録を行った場合を例示する。このグラフか
ら明らかなように、長波長領域での再生出力の低下が著
しく、10μmあたりで極端な低下が観測された。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る磁気ヘッドのコアは、上記問題点を解決す
るために、酸化物磁性材料からなるリーディングコアと
トレーリングコアとを非磁性材料を介して張り合わせる
ことによりギャップを形成する磁気ヘッドのコアにおい
て、磁気記録媒体の相対移動方向に対して下流側のトレ
ーリングコアにおけるギャップ対向面にのみ合金磁性材
料の層が形成されたことを特徴としている。
〔作 用〕
合金磁性材料は、酸化物磁性材料に比べて飽和磁束密度
が高い。このため、上記のようにギャップの下流側に合
金磁性材料の層が形成されたコアを用いれば、この部分
に磁場を集中させて急峻な磁場を形成することができる
。磁気記録媒体がギャップ上を通り離れ去ろうとする際
に、このギャップの下流側の端部で急峻な磁場が形成さ
れると、磁性体が深く磁化されることになる。
従って、上記構成のコアを用いた磁気ヘッドは、長波長
領域においても十分な記録を行うことができ、この領域
での再生特性の悪化を防止することができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例の構成を第1図に基づいて説明する。
本実施例は、家庭用の高画質VTRの回転ヘッドに用い
られる磁気ヘッドのコアについて説明する。このコアを
用いる磁気ヘッドは、保磁力10000e以下の磁気記
録媒体に、20μm〜0,4μm程度の広帯域の記録波
長となる信号を記録再生するためのものである。
このコアは、リーディングコア1、トレーリングコア2
、合金磁性材料膜3及びガラス4から構成されている。
リーディングコア1及びトレーリングコア2は、酸化物
磁性材料であるMn−Znフェライト単結晶をコアの形
状に形成した後に、中央部で縦に2分割したものである
。リーディングコアlは、磁気記録媒体が相対移動する
方向(第1図の矢印A方向)に対して上流側に位置する
分割コアである。このリーディングコア1の上流側を向
く面と分割面とには、巻線を巻回するための巻線溝5・
5が形成されている。また、この分割面の上部には、後
に説明するギャップ6を所定の幅にするための切り込み
7・7が形成されている。トレーリングコア2は、磁気
記録媒体が相対移動する方向に対して下流側に位置する
分割コアである。このトレーリングコア2は、下流側を
向く面にのみ巻線溝5が形成されている。また、分割面
の上部には、リーディングコア1と同様に切り込み7・
7が形成されている。合金磁性材料膜3は、このトレー
リングコア2の分割面及び切り込み7・7の内面を覆う
ように形成されている。
この合金磁性材料膜3は、飽和磁束密度が高い合金磁性
材料からなる薄膜であり、トレーリングコア2をリーデ
ィングコア1に張り合わせる前にスパッタリングによっ
て形成される。ガラス4は、非磁性体のガラスからなり
、リーディングコア1の分割面とトレーリングコア2の
分割面との間に配置され、これらの接合剤として使用さ
れる。従って、このガラス4は、両分割面間で薄い層状
になるとともに、切り込み7・・・の切り欠き部に充填
されて、リーディングコア1及びトレーリングコア2を
強固に接着している。
上記のように構成されたコアは、リーディングコア1と
トレーリングコア2との間に挟み込まれた薄いガラス4
の層によって、磁気記録媒体の摺動面にギャップ6を形
成することになる。従って、このリーディングコア1と
トレーリングコア2の分割面が、それぞれギャップ対向
面となる。このギャップ6は、短波長領域の再生特性を
良くするために、ギャップ長を約0.30μmとしてい
る。また、合金磁性材料膜3の膜厚は、約3μmとして
いる。
リーディングコア1及びトレーリングコア2を構成する
酸化物磁性材料は、飽和磁束密度がせいぜい5000ガ
ウス程度である。これに対して、合金磁性材料膜3を構
成する合金磁性材料の飽和磁束密度は、10000ガウ
スに達する。このため、トレーリングコア2のギャップ
対向面にのみ合金磁性材料膜3を形成すると、この部分
に磁場を集中させ、急峻な磁場を形成することができる
。磁気記録媒体がギャップ6上を通り離れ去ろうとする
際の磁場が急激に変化すると、このギヤツブ6の下流側
の端部で磁性体が深(磁化される。
従って、本実施例のコアを用いた磁気ヘッドは、長波長
領域においても十分な記録を行うことができ、この領域
での再生特性の悪化を防止することができる。
ここで、比較のために、リーディングコア11のギャッ
プ対向面にのみ合金磁性材料膜13を形成したコアを第
2図に示す。
この比較例のコアは、リーディングコア11、トレーリ
ングコア12、合金磁性材料膜13及びガラス14から
構成されている。そして、合金磁性材料膜13がリーデ
ィングコア11のギャップ対向面に形成されていること
を除けば、これらは、本実施例の場合と同様に構成され
ている。ただし、合金磁性材料膜13をリーディングコ
ア11側に形成するために、内部の巻線溝15は、トレ
ーリングコア12のギャップ対向面側に形成されている
。なお、この巻線溝15の形成位置は、再生特性に影響
を与えない。従って、この比較例では、第2図の矢印B
方向に相対移動する磁気記録媒体に対してギャップ16
の上流側に合金磁性材料膜13による急峻な磁場が形成
されることになる。
本実施例、比較例及び従来例の各コアを比較した結果を
第3図に示す。
第3図は、各コアを用いて磁気ヘッドを作製し、記録再
生を行ったときの記録波長に対する再生特性を測定した
結果を示す。ここでは、保磁力9000eの磁気記録媒
体に最適記録電流で記録を行った場合を例示する。
このグラフから明らかなように、本実施例のコアを用い
た場合には、従来例に比べ長波長領域でも十分な再生出
力を得ることができた。また、比較例のコアを用いた場
合には、従来例に比べても全体に再生出力が低下し、特
に長波長領域において極めて顕著な再生出力の低下が生
じた。
このことから、比較例のように合金磁性材料膜13によ
る急峻な磁場をギャップ■6の上流側に形成した場合に
は、合金磁性材料膜を形成しない従来例の場合よりもさ
らに再生特性を悪化させることが分かる。従って、再生
特性を改善するためには、本実施例のように、ギャップ
6の下流側にのみ合金磁性材料膜3を形成すべきである
ことは明らかである。
〔発明の効果〕
本発明に係る磁気ヘッドのコアは、以上のように、酸化
物磁性材料からなるリーディングコアとトレーリングコ
アとを非磁性材料を介して張り合わせることによりギャ
ップを形成する磁気ヘッドのコアにおいて、磁気記録媒
体の相対移動方向に対して下流側のトレーリングコアに
おけるギャップ対向面にのみ合金磁性材料の層が形成さ
れた構成をなしている。      − これにより、ギャップの下流側の端部で急峻な磁場を得
ることができる。
このため、本発明の磁気ヘッドのコアは、長波長領域に
おいても十分に記録がなされるので、再生特性がこの長
波長領域で悪化するのを防止することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すものであって、磁気ヘ
ッドのコアの斜視図である。第2図は第1図に示す実施
例との比較のために作製された磁気ヘッドのコアの斜視
図、第3図は磁気ヘッドの記録波長に対する再生特性を
比較するためのグラフである。第4図及び第5図は従来
例を示すものであって、第4図は磁気ヘッドのコアの斜
視図、第5図は従来の磁気ヘッドの記録波長に対する再
生特性を示すグラフである。 1はリーディングコア、2はトレーリングコア、3は合
金磁性材料膜(合金磁性材料の71)、4はガラス(非
磁性材料)、6はギャップである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、酸化物磁性材料からなるリーディングコアとトレー
    リングコアとを非磁性材料を介して張り合わせることに
    よりギャップを形成する磁気ヘッドのコアにおいて、磁
    気記録媒体の相対移動方向に対して下流側のトレーリン
    グコアにおけるギャップ対向面にのみ合金磁性材料の層
    が形成されたことを特徴とする磁気ヘッドのコア。
JP28147987A 1987-11-06 1987-11-06 磁気ヘッドのコア Pending JPH01124106A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28147987A JPH01124106A (ja) 1987-11-06 1987-11-06 磁気ヘッドのコア

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JP28147987A JPH01124106A (ja) 1987-11-06 1987-11-06 磁気ヘッドのコア

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JPH01124106A true JPH01124106A (ja) 1989-05-17

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ID=17639754

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JP28147987A Pending JPH01124106A (ja) 1987-11-06 1987-11-06 磁気ヘッドのコア

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JP (1) JPH01124106A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02220209A (ja) * 1989-02-20 1990-09-03 Mitsubishi Electric Corp 磁気ヘッド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02220209A (ja) * 1989-02-20 1990-09-03 Mitsubishi Electric Corp 磁気ヘッド

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