JPS6218966B2 - - Google Patents
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- JPS6218966B2 JPS6218966B2 JP3033677A JP3033677A JPS6218966B2 JP S6218966 B2 JPS6218966 B2 JP S6218966B2 JP 3033677 A JP3033677 A JP 3033677A JP 3033677 A JP3033677 A JP 3033677A JP S6218966 B2 JPS6218966 B2 JP S6218966B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、信号の記録および/或いは再生用磁
気ヘツドコア(以下単に磁気ヘツドコアと称す)
に関する。具体的に言えば、高密度磁気記録、再
生装置に用いられるように磁気ヘツドコアに関す
る。
気ヘツドコア(以下単に磁気ヘツドコアと称す)
に関する。具体的に言えば、高密度磁気記録、再
生装置に用いられるように磁気ヘツドコアに関す
る。
〔発明の背景〕
一般に高周波用の磁気ヘツド材料として主にフ
エライトが用いられている。それは低周波領域の
磁気ヘツドに主として用いられている金属磁性材
料は比抵抗が低く、高周波領域で用いると、渦電
流損が大きく、再生特性が劣化するのに対し、フ
エライトは比抵抗が103〜107Ω−cm程度の大きい
ものであるから、渦電流損は事実上無視できる程
度のものとなるからである。
エライトが用いられている。それは低周波領域の
磁気ヘツドに主として用いられている金属磁性材
料は比抵抗が低く、高周波領域で用いると、渦電
流損が大きく、再生特性が劣化するのに対し、フ
エライトは比抵抗が103〜107Ω−cm程度の大きい
ものであるから、渦電流損は事実上無視できる程
度のものとなるからである。
高密度磁気記録再生装置においては、磁気記録
媒体の保磁力Hcを大きくすれば有利であること
は一般に知られているが、高保磁力の磁気記録媒
体に情報を記録するためには、大きくかつ分布の
鋭い磁場が必要となり、フエライトはその飽和磁
束密度Bsが4000〜5000ガウス程度であるため、
磁気ヘツドのポールチツプ部は少ない起磁力で飽
和し、磁場分布は広がつてしまい、記録された磁
気記録媒体上の情報も、飽和部のない磁気ヘツド
を用いた場合に比較して広い面積を占有すること
になり、高密度記録上不利となる。また飽和磁束
密度Bsが低いことは、磁気記録媒体に記録する
ための磁場の最大値がその飽和磁束密度Bsの値
で定まることにより、高保磁力の磁気記録媒体に
は記録することができなくなる可能性もでてく
る。
媒体の保磁力Hcを大きくすれば有利であること
は一般に知られているが、高保磁力の磁気記録媒
体に情報を記録するためには、大きくかつ分布の
鋭い磁場が必要となり、フエライトはその飽和磁
束密度Bsが4000〜5000ガウス程度であるため、
磁気ヘツドのポールチツプ部は少ない起磁力で飽
和し、磁場分布は広がつてしまい、記録された磁
気記録媒体上の情報も、飽和部のない磁気ヘツド
を用いた場合に比較して広い面積を占有すること
になり、高密度記録上不利となる。また飽和磁束
密度Bsが低いことは、磁気記録媒体に記録する
ための磁場の最大値がその飽和磁束密度Bsの値
で定まることにより、高保磁力の磁気記録媒体に
は記録することができなくなる可能性もでてく
る。
第1図は上記従来の欠点を解消するために、提
案された磁気ヘツドコアである。すなわち、1は
複合磁気ヘツドコアを示し、主な磁路を比較的低
Bs材2で形成し、動作ギヤツプ部を前記低Bs材
より高いBs材3(例えばパーマロイ)を接合し
たものである。図中4は接合部、5は作動ギヤツ
プ、6はポールチツプ、7はコイル巻線窓であ
る。
案された磁気ヘツドコアである。すなわち、1は
複合磁気ヘツドコアを示し、主な磁路を比較的低
Bs材2で形成し、動作ギヤツプ部を前記低Bs材
より高いBs材3(例えばパーマロイ)を接合し
たものである。図中4は接合部、5は作動ギヤツ
プ、6はポールチツプ、7はコイル巻線窓であ
る。
このように構成すれば、Bsの高い方は記録電
流を増しても磁気飽和することなく、一般に媒体
の記録はヘツド動作ギヤツプの後縁で行なわれる
ので高Bs側を用いれば、急峻な磁界分布が得ら
れ、高保磁力記録媒体にも記録可能となり、高密
度磁気記録に有効な磁気ヘツドコアが得られる。
流を増しても磁気飽和することなく、一般に媒体
の記録はヘツド動作ギヤツプの後縁で行なわれる
ので高Bs側を用いれば、急峻な磁界分布が得ら
れ、高保磁力記録媒体にも記録可能となり、高密
度磁気記録に有効な磁気ヘツドコアが得られる。
ところが、実際に第1図のような磁気ヘツドコ
アを用いて記録、再生を行なつた場合、2種の磁
性材料の接合部が存在するので、低いBs材2と
高いBs材3の接合部4が凝似ギヤツプとなり、
この凝似ギヤツプにおける記録再生がノイズとな
つて記録、再生特性を劣化させるという欠点があ
る。
アを用いて記録、再生を行なつた場合、2種の磁
性材料の接合部が存在するので、低いBs材2と
高いBs材3の接合部4が凝似ギヤツプとなり、
この凝似ギヤツプにおける記録再生がノイズとな
つて記録、再生特性を劣化させるという欠点があ
る。
以下に、従来の具体的な公知例について説明す
る。
る。
まず、特開昭51−140708号公報は、飽和磁束密
度の大きい材料たとえばパーマロイやセンダスト
のような金属磁性材料の薄膜を飽和磁束密度の小
さい材料である焼結フエライトと組合わせた磁気
ヘツドを示している。しかし、この公知例におい
ては、2つの金属磁性材料同士の間に形成される
磁気ギヤツプの他に、焼結フエライトと上記金属
磁性材料薄膜との間にも上記磁気ギヤツプと平行
な凝似ギヤツプが形成されている。そのため、前
述のように、記録・再生特性の劣化をまねく。こ
の公知例においても、このような問題点を有する
のは、焼結フエライトと金属磁性材料の2種の磁
性材料の接合部が存在しているためである。
度の大きい材料たとえばパーマロイやセンダスト
のような金属磁性材料の薄膜を飽和磁束密度の小
さい材料である焼結フエライトと組合わせた磁気
ヘツドを示している。しかし、この公知例におい
ては、2つの金属磁性材料同士の間に形成される
磁気ギヤツプの他に、焼結フエライトと上記金属
磁性材料薄膜との間にも上記磁気ギヤツプと平行
な凝似ギヤツプが形成されている。そのため、前
述のように、記録・再生特性の劣化をまねく。こ
の公知例においても、このような問題点を有する
のは、焼結フエライトと金属磁性材料の2種の磁
性材料の接合部が存在しているためである。
次に、特公昭40−25946号公報は、摺接する磁
気テープ方向に対して尖鋭されたパーマロイ等の
鉄心脚部とその尖鋭先端の両側に設けられ実質的
に磁気テープと摺接する非磁性体とを有する磁気
ヘツドを示している。しかしながら、この公知例
における磁気ヘツドは、前述のように媒体対向面
の主要部がパーマロイで形成されているので、高
速摺動する磁気ヘツド用としては耐摩耗性が不十
分である。また、磁路はパーマロイで形成される
ので高周波数での損失が大きいという問題があ
る。
気テープ方向に対して尖鋭されたパーマロイ等の
鉄心脚部とその尖鋭先端の両側に設けられ実質的
に磁気テープと摺接する非磁性体とを有する磁気
ヘツドを示している。しかしながら、この公知例
における磁気ヘツドは、前述のように媒体対向面
の主要部がパーマロイで形成されているので、高
速摺動する磁気ヘツド用としては耐摩耗性が不十
分である。また、磁路はパーマロイで形成される
ので高周波数での損失が大きいという問題があ
る。
さらに、特開昭51−94211号公報は、アモルフ
アス磁性金属で磁気回路を構成している磁気ヘツ
ドを示している。しかし、磁気ヘツドコア全体が
アモルフアス磁性金属で構成される場合にはヘツ
ドコア内で渦電流が発生し、特に高周波数での渦
電流損失が大きいという問題がある。
アス磁性金属で磁気回路を構成している磁気ヘツ
ドを示している。しかし、磁気ヘツドコア全体が
アモルフアス磁性金属で構成される場合にはヘツ
ドコア内で渦電流が発生し、特に高周波数での渦
電流損失が大きいという問題がある。
本発明の目的は、前述の欠点を解消し、強磁性
フエライトの特長を活かしながら、記録媒体対向
面に、凝似ギヤツプが形成されず、高保磁力の記
録媒体に記録可能で、かつ急峻な記録を可能と
し、高密度磁気記録に有効な磁気ヘツドコアを提
供することにある。
フエライトの特長を活かしながら、記録媒体対向
面に、凝似ギヤツプが形成されず、高保磁力の記
録媒体に記録可能で、かつ急峻な記録を可能と
し、高密度磁気記録に有効な磁気ヘツドコアを提
供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するためになさ
れ、その要旨は強磁性フエライトで形成されギヤ
ツプ部を介して互に対向する磁気ヘツドコア構成
体を有し、少なくとも1個の該磁気ヘツドコア構
成体はギヤツプ構成面の少なくとも記録媒体対向
面側にアモルフアス磁性材料層を有し、且つ該ア
モルフアス磁性材料層を有する磁気ヘツドコア構
成体における該強磁性フエライトの記録媒体対向
面側は該アモルフアス磁性材料層と強磁性フエラ
イトの接合部が記録媒体対向面から所定距離離れ
るように非磁性材料で被覆されていることを特徴
とする磁気ヘツドコアにある。
れ、その要旨は強磁性フエライトで形成されギヤ
ツプ部を介して互に対向する磁気ヘツドコア構成
体を有し、少なくとも1個の該磁気ヘツドコア構
成体はギヤツプ構成面の少なくとも記録媒体対向
面側にアモルフアス磁性材料層を有し、且つ該ア
モルフアス磁性材料層を有する磁気ヘツドコア構
成体における該強磁性フエライトの記録媒体対向
面側は該アモルフアス磁性材料層と強磁性フエラ
イトの接合部が記録媒体対向面から所定距離離れ
るように非磁性材料で被覆されていることを特徴
とする磁気ヘツドコアにある。
以下実施例について詳細に説明する。
第2図は本発明の磁気ヘツドコアを示す。図中
8は磁気ヘツドコア、9は一方の磁気ヘツドコア
構成体で強磁性フエライトで形成され、14はコ
イル巻線窓である。10はもう一方の磁気ヘツド
コア構成体で、強磁性フエライト11と、アモル
フアス磁性材料12と、非磁性材料13によりな
る。該アモルフアス磁性材料12は強磁性フエラ
イト11の動作ギヤツプ対向面側に接合され、非
磁性材料13は前記強磁性フエライトの記録媒体
対向面側に形成し、強磁性フエライト11とアモ
ルフアス磁性材料12の接合部を記録媒体対向面
から離し、記録媒体対向面は非磁性材料13とア
モルフアス磁性材料12の接合部15として、強
磁性フエライトとアモルフアス磁性材料の接合部
が凝似作動ギヤツプとならないようにするために
構成されたものである。作動ギヤツプ16は有機
接着材あるいは低融点ガラス、金属等によつて形
成される。
8は磁気ヘツドコア、9は一方の磁気ヘツドコア
構成体で強磁性フエライトで形成され、14はコ
イル巻線窓である。10はもう一方の磁気ヘツド
コア構成体で、強磁性フエライト11と、アモル
フアス磁性材料12と、非磁性材料13によりな
る。該アモルフアス磁性材料12は強磁性フエラ
イト11の動作ギヤツプ対向面側に接合され、非
磁性材料13は前記強磁性フエライトの記録媒体
対向面側に形成し、強磁性フエライト11とアモ
ルフアス磁性材料12の接合部を記録媒体対向面
から離し、記録媒体対向面は非磁性材料13とア
モルフアス磁性材料12の接合部15として、強
磁性フエライトとアモルフアス磁性材料の接合部
が凝似作動ギヤツプとならないようにするために
構成されたものである。作動ギヤツプ16は有機
接着材あるいは低融点ガラス、金属等によつて形
成される。
第3図は本発明の他の実施例で磁気ヘツド構成
体の両方の作動ギヤツプ対向面にアモルフアス磁
性材料12を接合し、同様にして強磁性フエライ
トの記録媒体対向面に非磁性材料13を形成して
強磁性フエライトとアモルフアス磁性材料の接合
部が凝似作動ギヤツプとならないように構成した
ものである。
体の両方の作動ギヤツプ対向面にアモルフアス磁
性材料12を接合し、同様にして強磁性フエライ
トの記録媒体対向面に非磁性材料13を形成して
強磁性フエライトとアモルフアス磁性材料の接合
部が凝似作動ギヤツプとならないように構成した
ものである。
第4図は本発明の磁気ヘツドコアの製造工程を
示す。先づ、aに示すように一方の磁気ヘツドコ
ア構成体として直方体のMn−Znフエライト単結
晶あるいは焼結体、Ni−Znフエライト焼結体な
どの強磁性フエライト17と、非磁性金属、ガラ
スあるいは合成樹脂非磁性フエライト等の非磁性
材料18、テープ状のアモルフアス磁性材料19
を用意し、前記強磁性フエライト17の記録媒体
対向面21に非磁性材料18を有機接着材ガラ
ス、金属等で接合し、しかる後、作動ギヤツプ形
成側面20に前記アモルフアス磁性材料19をア
モルフアス磁性材料が結晶化しない温度(約400
℃以下)で有機接着材あるいは低融点ガラス、金
属等で接合して、bに示すような合体ブロツク2
2を形成する。
示す。先づ、aに示すように一方の磁気ヘツドコ
ア構成体として直方体のMn−Znフエライト単結
晶あるいは焼結体、Ni−Znフエライト焼結体な
どの強磁性フエライト17と、非磁性金属、ガラ
スあるいは合成樹脂非磁性フエライト等の非磁性
材料18、テープ状のアモルフアス磁性材料19
を用意し、前記強磁性フエライト17の記録媒体
対向面21に非磁性材料18を有機接着材ガラ
ス、金属等で接合し、しかる後、作動ギヤツプ形
成側面20に前記アモルフアス磁性材料19をア
モルフアス磁性材料が結晶化しない温度(約400
℃以下)で有機接着材あるいは低融点ガラス、金
属等で接合して、bに示すような合体ブロツク2
2を形成する。
次に、もう一方の磁気ヘツドコア構成体として
前記合体ブロツク22と略同一形状のMn−Znフ
エライト単結晶あるいは焼結体、Ni−Znフエラ
イト焼結体などの強磁性フエライトを用意し、作
動ギヤツプ対向面にコイル巻線溝23を砥石によ
つてcに示すようなフエライト単体ブロツク24
を形成する。
前記合体ブロツク22と略同一形状のMn−Znフ
エライト単結晶あるいは焼結体、Ni−Znフエラ
イト焼結体などの強磁性フエライトを用意し、作
動ギヤツプ対向面にコイル巻線溝23を砥石によ
つてcに示すようなフエライト単体ブロツク24
を形成する。
上記のように構成された合体ブロツク22とフ
エライト単体ブロツク24をたがいに作動ギヤツ
プ形成面同志を所定の作動ギヤツプ長だけ離間
し、有機接着材あるいは低融点ガラス、金属等を
用いアモルフアス磁性材料の結晶化温度以下で接
合し、dに示すような磁気ヘツドコアブロツク2
5を形成する。しかる後、これを所定のコア幅に
切断し第2図のような磁気ヘツドコア8を製造す
る。最終的には磁気ヘツドコアの側面研摩、およ
び所定形状に記録媒体対向面を研摩して磁気ヘツ
ドコアの製造を終了する。なお、コイル巻線窓は
合体ブロツク22側にあつてもよい。
エライト単体ブロツク24をたがいに作動ギヤツ
プ形成面同志を所定の作動ギヤツプ長だけ離間
し、有機接着材あるいは低融点ガラス、金属等を
用いアモルフアス磁性材料の結晶化温度以下で接
合し、dに示すような磁気ヘツドコアブロツク2
5を形成する。しかる後、これを所定のコア幅に
切断し第2図のような磁気ヘツドコア8を製造す
る。最終的には磁気ヘツドコアの側面研摩、およ
び所定形状に記録媒体対向面を研摩して磁気ヘツ
ドコアの製造を終了する。なお、コイル巻線窓は
合体ブロツク22側にあつてもよい。
本発明の他の製造法の実施例においては2個の
磁気ヘツドコア構成体の両方の作動ギヤツプ対向
面にアモルフアス磁性材料を接合し、同様にして
強磁性フエライトの記録媒体対向面に非磁性材料
を前記実施例と同様方法によつて形成して第3図
の磁気ヘツドコアを得ることができる。
磁気ヘツドコア構成体の両方の作動ギヤツプ対向
面にアモルフアス磁性材料を接合し、同様にして
強磁性フエライトの記録媒体対向面に非磁性材料
を前記実施例と同様方法によつて形成して第3図
の磁気ヘツドコアを得ることができる。
本発明においてはアモルフアス磁性材料を接合
した側のフエライトブロツクには必ず非磁性材料
を形成するようにする。
した側のフエライトブロツクには必ず非磁性材料
を形成するようにする。
なお、本発明を実施するためのアモルフアス磁
性材料は、特開昭51−65395号公報、特開昭51−
73920号公報、特開昭51−73923号公報で提案され
ているFe,Ni,Co、の1つ以上の元素とP,
C,Siの1つ以上の元素とからなる合金または、
これを主成分とし、Al,Ge,Be,Sn,In,Mo,
W,Ti,Mn,Cr,Zr,Hf,Nb等を含んだ合金
を溶融し、高速急冷して約20〜100μmにテープ
化したものが用いられる。例えばFe−13P−7C
の組成のものは飽和磁束密度:14000ガウス、最
大透磁率:130000、保磁力:0.025Oeと磁気特性
の優れたものである。
性材料は、特開昭51−65395号公報、特開昭51−
73920号公報、特開昭51−73923号公報で提案され
ているFe,Ni,Co、の1つ以上の元素とP,
C,Siの1つ以上の元素とからなる合金または、
これを主成分とし、Al,Ge,Be,Sn,In,Mo,
W,Ti,Mn,Cr,Zr,Hf,Nb等を含んだ合金
を溶融し、高速急冷して約20〜100μmにテープ
化したものが用いられる。例えばFe−13P−7C
の組成のものは飽和磁束密度:14000ガウス、最
大透磁率:130000、保磁力:0.025Oeと磁気特性
の優れたものである。
なお、上記実施例では、フエライトにアモルフ
アス磁性材料を被着するのにテープ状アモルフア
ス材料を接着材等で固定しているが、例えばフエ
ライト上に周知のスパツタ法によつてアモルフア
ス磁性材料を被着する等、各種の薄膜形成技術に
よつて被着することができる。また、アモルフア
ス材料の先端部(媒体対向面側)を記録波長程度
に薄くしてもよい。
アス磁性材料を被着するのにテープ状アモルフア
ス材料を接着材等で固定しているが、例えばフエ
ライト上に周知のスパツタ法によつてアモルフア
ス磁性材料を被着する等、各種の薄膜形成技術に
よつて被着することができる。また、アモルフア
ス材料の先端部(媒体対向面側)を記録波長程度
に薄くしてもよい。
本発明は、上記のように、強磁性フエライトと
高飽和磁束密度の材料との接合部における凝似ギ
ヤツプの解消を目的として、媒体対向面における
アモルフアス磁性材料の接合相手を非磁性材料と
することを主たる構成要件とするものであり、す
べての磁気誘導型ヘツドに適用できることは明ら
かである。
高飽和磁束密度の材料との接合部における凝似ギ
ヤツプの解消を目的として、媒体対向面における
アモルフアス磁性材料の接合相手を非磁性材料と
することを主たる構成要件とするものであり、す
べての磁気誘導型ヘツドに適用できることは明ら
かである。
以上説明したごとく本発明は次のような効果を
奏することができる。
奏することができる。
(1) 強磁性フエライトの記録媒体対向面は非磁性
材料で被覆されているので、異種磁性材料の接
合部にできる凝似ギヤツプが形成されない。
材料で被覆されているので、異種磁性材料の接
合部にできる凝似ギヤツプが形成されない。
従つて、凝似ギヤツプでの記録・再生時のノ
イズが発生せず、磁気特性が向上する。
イズが発生せず、磁気特性が向上する。
(2) 強磁性フエライトが有する高周波領域におけ
る良好な磁気特性を維持したままで前述の凝似
ギヤツプの問題をなくすことができる。
る良好な磁気特性を維持したままで前述の凝似
ギヤツプの問題をなくすことができる。
(3) 磁路がアモルフアス磁性材料と強磁性フエラ
イトで形成されるので従来のようにパーマロイ
で形成される場合およびアモルフアス磁性材料
のみで形成される場合に比べて高周波特性が向
上する。
イトで形成されるので従来のようにパーマロイ
で形成される場合およびアモルフアス磁性材料
のみで形成される場合に比べて高周波特性が向
上する。
(4) 媒体対向面の主要部がアモルフアス材料から
なるため、パーマロイのような金属磁性材料に
比べて耐摩耗性にすぐれているとともに、飽和
磁束密度が高い磁気ヘツドが得られる。
なるため、パーマロイのような金属磁性材料に
比べて耐摩耗性にすぐれているとともに、飽和
磁束密度が高い磁気ヘツドが得られる。
第1図は従来の磁気ヘツドコアを説明するため
の斜視図、第2図は本発明の磁気ヘツドコアの斜
視図、第3図は本発明の他の磁気ヘツドコアの斜
視図、第4図は本発明の磁気ヘツドコアの製造工
程の概略を示す図。
の斜視図、第2図は本発明の磁気ヘツドコアの斜
視図、第3図は本発明の他の磁気ヘツドコアの斜
視図、第4図は本発明の磁気ヘツドコアの製造工
程の概略を示す図。
Claims (1)
- 1 強磁性フエライトで形成されギヤツプ部を介
して互に対向する磁気ヘツドコア構成体を有し、
少なくとも1個の該磁気ヘツドコア構成体はギヤ
ツプ構成面の少なくとも記録媒体対向面側にアモ
ルフアス磁性材料層を有し、且つ該アモルフアス
磁性材料層を有する磁気ヘツドコア構成体におけ
る該強磁性フエライトの記録媒体対向面側は該ア
モルフアス磁性材料層と該強磁性フエライトの接
合部が記録媒体対向面から所定距離離れるように
非磁性材料で被覆されてなることを特徴とする磁
気ヘツドコア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3033677A JPS53116809A (en) | 1977-03-22 | 1977-03-22 | Magnetic head core |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3033677A JPS53116809A (en) | 1977-03-22 | 1977-03-22 | Magnetic head core |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53116809A JPS53116809A (en) | 1978-10-12 |
JPS6218966B2 true JPS6218966B2 (ja) | 1987-04-25 |
Family
ID=12300967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3033677A Granted JPS53116809A (en) | 1977-03-22 | 1977-03-22 | Magnetic head core |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS53116809A (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5564626A (en) * | 1978-11-06 | 1980-05-15 | Nec Corp | Compound magnetic head |
JPS5637821A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-11 | Hitachi Ltd | Erasing head |
JPS5761627U (ja) * | 1980-09-27 | 1982-04-12 | ||
JPS57210415A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic head |
JPS58175123A (ja) * | 1982-04-07 | 1983-10-14 | Alps Electric Co Ltd | 磁気ヘツド及びその製造方法 |
JPS59193235A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-01 | Hitachi Ltd | 複合型磁気ヘッド |
JPS6018808A (ja) * | 1984-06-12 | 1985-01-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気ヘツド |
JPS61184705A (ja) * | 1985-02-13 | 1986-08-18 | Hitachi Ltd | 磁気ヘツド |
JPS62287405A (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-14 | Canon Inc | 磁気ヘツド |
JPS62267911A (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-20 | Canon Inc | 磁気ヘツド |
JPS62285208A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-11 | Sharp Corp | 磁気ヘツド |
JPS63119007A (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-23 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気ヘツド |
JPS62117117A (ja) * | 1986-11-14 | 1987-05-28 | Alps Electric Co Ltd | 磁気ヘツドの製造方法 |
NL8700160A (nl) * | 1987-01-23 | 1988-08-16 | Philips Nv | Magneetkop voor gebruik bij loodrechte registratie. |
-
1977
- 1977-03-22 JP JP3033677A patent/JPS53116809A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53116809A (en) | 1978-10-12 |
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