JPH01122329A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JPH01122329A
JPH01122329A JP62276844A JP27684487A JPH01122329A JP H01122329 A JPH01122329 A JP H01122329A JP 62276844 A JP62276844 A JP 62276844A JP 27684487 A JP27684487 A JP 27684487A JP H01122329 A JPH01122329 A JP H01122329A
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diode rectifier
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はバッテリを有し交流−交流の電力変換を行な
う電力変換装置に関するもので、ある。
〔従来の技術〕
第8図は例えば、特願昭62−141856号(昭和6
2年6月5日出願)に示された従来の電力変換装置を示
す回路構成図であり、図において。
1は交流入力電源、2はこの交流入力電源1に接続され
た第1のダイオード整流器、3は上記第1のダイオード
整流器2の出力側に接続されたりアクドル、8は上記リ
アクトル3の出力側に接続された第1のインバータ、9
は上記インバータ8の出力側に接続された変圧器、10
は上記変圧器9の2次巻線9aに接続された第2のダイ
オード整流器、12は上記第2のダイオード整流器]、
Oの出力側に接続されたコンデンサ、13は上記コンデ
ンサ12に接続され上記第2のダイオード整流器10の
出力直流電圧を3相交流電圧に変換する第2のインバー
タ、14は上記第2のインバータ13の出力側に接続さ
れたりアクドル、15は上記リアクトル14の出力側に
接続されたコンデンサ、21は上記変圧器9の3次巻線
9bに接続された第3のダイオード整流器、22は上記
第3のダイオード整流器21の出力側に接続され、その
出力直流電圧でバッテリ7を充電するように動作する第
1のスイッチ、23は上記第1のスイッチの出力側に接
続されたコンデンサ、24は上記コンデンサの出力側と
上記バッテリ7との間に接続されたりアクドル、25は
上記バッテリ7と上記第1のダイオード整流器2の出力
側との間に接続された第2のスイッチである。
次に動作について説明する。まず、通常運転時には第2
のスイッチ25はオフされている。交流入力電流1の交
流電圧は第1のダイオード整流器2によって整流され、
またこの交流入力電源1の交流電流はりアクドル3を介
して第1のインバータ8によって正弦波状に制御される
前記第1のインバータ8は入力側にリアクトルを設けて
電流制御型のPWM制御を行う。
以下簡単のために3相インバータを構成する1つの単相
インバータの具体的な実施例を第9図を参照して説明す
る。第9図は単相の交流入力電源1に対する第1のイン
バータ8の周辺の回路構成例であり、第1〜第3のダイ
オード整流器2,10゜21及び第1のインバータ8は
各々単相ブリッジ接続されている。
第10図はバッテリ7の充・放電用スイッチである第1
及び第2のスイッチ22.25がオフ状態における第1
のインバータ8の動作波形を示す。
前記、第1のインバータ8は高周波でスイッチング制御
され、交流入力電源1の電圧Vaに同相で正弦波状に瞬
時波形制御される。
Vdは第1のダイオード整流器2の直流出力電圧の波形
を示しており、この第1のダイオード整流器2の直流出
力電流Idをこの直流出力電圧Vdと相似の波形になる
ように第1のインバータ8で制御する。
例えば直流出力電流、Idを示す波形中に破線で図示し
た電流基準値に対して、時刻t1〜t2の期間では第1
のインバータ8のアーム素子(MO5FEで構成してい
る)SlとS、を同時にオンし、直流短絡を生じさせる
。この直流出力電流Idはリアクトル3のみによって制
限されてdIだけ上昇する。
ここで、Lはリアクトル3のインダクタンスである。
直流出力電流Idが電流基準値を越えると、アーム素子
S3をオフし、アーム素子S4をオンする。
このアーム素子S1と84がオンしている期間t2〜t
、では直流出力電流Idは第1のインバータ8を介して
変圧器9の2次側9a及び第2のダイオード整流器10
を通ってコンデンサー2側に流れる。いわば、時刻t工
〜t2の期間にリアクトル3に蓄えられたエネルギーを
次の時刻t2〜t3の期間にコンデンサー2側へ放出す
るように動作する。
時刻t2〜t1期間の直流出力電流Idの減少分Δ工^
は次のようになる。
n V c −V d Δ■^”      D3−t2)    ・・・・・
・(2)ここで、Vcはコンデンサー2の電圧、nは変
圧器9の1次と2次の巻線比である。
すなわち、第1のインバータ8の出力電圧Vcは第1の
ダイオード整流器2の直流出力電圧Vdよりも大きくな
るようにn及びVcは設定されなければならない。
直流出力電流Idが電流基準値よりも低下するとアーム
素子S、をオフし、アーム素子S2をオンする。このと
き1、アーム素子S2と84がオンするため、第1のイ
ンバータ8は再び直流短絡を生じ、時刻t、〜t4の期
間には直流出力電流Idは(1)式において1時間(1
,−18)の代りに時間(t4−ti)に置き換えて得
られる関係式に従い上昇する。
直流出力電流Idが電流基準値を越えるとアーム素子S
4をオフし、アーム素子8つをオンする。
このとき第1のインバータ8の出力電流Iiは時刻t2
〜t、のときの波形と逆極性になり、変圧器9の2次側
9a及び第2のダイオード整流器10を介してコンデン
サ12へ流れ、第1のインバータ8には交流の出力電流
が得られる。
時刻t4〜t、の期間には直流出力電流Idは(2)式
において時間(ta  tz)の代りに時間(ts−t
4)に置き換えて得られる関係式に従い減少する。
以上のように第1のインバータ8のアーム素子の4つの
スイッチングモードで繰返し制御して電流基準値に追従
して波形制御する。交流入力電源1の電流Iaは第1の
ダイオード整流器2の整流動作により、正弦波状の交流
電流波形になる。
第1のインバータ8のもう一つの機能として、コンデン
サ12の電圧を一定に制御しており、これはコンデンサ
12の電圧基準値と実際値の偏差に応じて電流基準値の
大きさ(振幅)を変化させて、第1のインバータ8で追
従して波形制御することにより行える。
次にバッテリ7の充電方法について第11図及び第12
図(a)、(b)を参照して説明する。
第11図は第1のスイッチ22をオンしたときの第1の
インバータ8の出力側からみた等価回路図である。ここ
で第1のインバータ8は出力電流Iiを発生する電流源
として示され、変圧器9の1次と3次巻線比をmとし、
コンデンサ23の電圧をvbとしている。第1のインバ
ータ8の出力側からみた場合のコンデンサ12及び23
の電圧は各々vcoN= n V c s VboN=
 m V bで表わせる。
なお、簡単のため変圧器9の励磁インダクタンス及び漏
れインダクタンス成分は省略している。
第1のスイッチ22をオフした場合には当然ながら、第
1のインバータ8の出力電流Iiはコンデンサ12側へ
流れる6次に第1のスイッチ22をオンした場合には、
V cos< V bosのときにはやはりコンデンサ
12側へ流れ、 V CON> V boNのときにコ
ンデンサ23側へ流れる。すなわち第2及び第3のダイ
オード整流器10.21の整流作用により、低い電圧を
発生するコンデンサ側へ第1のインバータ8の出力電流
Iiは流れる。
従ってバッテリ7を充電するためには、nVc> m 
V b > V dとなるようにmとvbを設定しなけ
ればならない。
第12図(a) 、  (b)はn V c > m 
V bの条件を満足させるようにmとvbとを設定して
、第1のスイッチ22によってバッテリ7を充電する場
合の動作波形例を示している。
第12図(a)は第1のダイオード整流器2の直流出力
電圧Vdの低い時間帯で間欠的に第1のスイッチ22を
導通させてバッテリを充電するもので、V boN> 
V dの関係が確保されているため。
第1のスイッチ22を含む充電回路を経てバッテリ7を
充電できる。
このバッテリ7の充電電流工。はフィルタとして作用す
るコンデンサ23及びリアクトル24で平滑化される。
尚、第12図(a)ではコンデンサ23の電圧Vb。N
が直流出力電圧Vdのピーク値よりも低い場合に採用で
きる充電方法であるが、vl。8がVdのピーク値より
も高い場合には第12図(b)に示すように第1のイン
バータ8のスイッチング毎に充電動作が行える。
第12図(b)では2種類の第1のスイッチ22の制御
モードを示しており、第1のインバータ8のパルス状の
出力電流Iiに同期し、そのパルス状電流の前縁部と後
縁部で第1のスイッチ22をオンさせているが、さらに
このパルス状電流の中間部で第1のスイッチ22をオン
させてもよい。
次に交流入力電源1が停電した場合には速かに充電用の
第1のスイッチ22をオフするとともに。
第2のスイッチ25(ここではサイリスタを用いたもの
を図示している)を導通させる。
このとき、第1のダイオード整流器2の出力側には第2
のスイッチ25を介してバッテリ7の電圧が印加される
。バッテリ7の放電電流は第1のイ、ンバータ8によっ
て制御されるが、この場合の第1のインバータ8の電流
基準値としては速かにフラットな直流電流基準値に切換
えて運転する。
尚、交流入力電源1が復電した場合には第1のインバー
タ8の電流基準値を正弦波の全波整流波形状に切換える
とともに第2のスイッチ25をオフし、充電用の第1の
スイッチ22によりバッテリ7の充電を行う。
ここで第2のスイッチ25としてサイリスタを用いた場
合には、交流入力電圧Vaを第1のダイオード整流器2
で整流して得られる直流電圧がバッテリ7の電圧よりも
大きくなる時点でターンオフされる。
従って、サイリスタを第2のスイッチ25として用いた
場合には、バッテリ7の電圧は第1のダイオード整流器
2の直流電圧Vdのピーク値よりも小さい値に設定しな
ければならないが、第2のスイッチ25としてはサイリ
スタ以外に自己消弧形半導体素子(例えばQTO,5I
TH,SIT。
トランジスタなど)であってもよく、この場合には上記
バッテリ7の電圧の制限はない。
このような単相電力変換装置3組が3相交流電源に接続
され、第8図に示す3相電力変換装置を構成する。つま
り、第1のダイオード整流器2゜リアクトル3、第1の
インバータ8、変圧器9゜第2のダイオード整流器10
及び第3のダイオード整流器21で構成されるものが3
組、3相交流電源に接続され、上記3組の第2のダイオ
ード整流器10の出力側は共通に接続されて、上記3組
の第1のインバータ8は3相交流電源に対して3相の正
弦波状電流を流すように個別に制御する。
第2のインバータ13は3相ブリツジで構成され、3相
の交流出力電圧を発生する。3組の第3のダイオード整
流器21の出力側は共通に接続され、第1のスイッチ2
2を介してコンデンサ23に接続され、リアクトル24
を介してバッテリ7を充電する。
バッテリ7の放電用の第2のスイッチ25はサイリスタ
25aと複数のダイオードから構成され、バッテリ7の
正極から第2のサイリスタ25aを介して3つのダイオ
ードによって3組の第1のダイオード整流器2の各正極
の出力側に接続され。
またバッテリ7の負極からは直接3つのダイオードを介
して3組の第1のダイオード整流器2の各負極の出力側
に接続されて放電路を構成している。
尚、第2のサイリスタ25aの出力側に接続されている
3組のダイオードをサイリスタに置き換えて第2のサイ
リスタ25aを省略してもよい。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の電力変換装置は以上のように構成されているので
、交流入力電源1の電圧が例えば停電などで低下した場
合には、充電用の第1のスイッチ22をオフするととも
に第2のスイッチ25を速かに動作させる必要がある。
又、第1のインバータ8の電流基準値もこの時点で余波
整流波形からフラットな直流基準値に切換えるために、
速かな停電検出を行なわなければならない、更に、入力
電源電圧が停電検出レベル付近を上下するため、動作が
不安定になるなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、交流入力電源の電圧が停電などで低下しても
スイッチの切換え動作などを行なうことなく、安定した
運転のできる電力変換装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る電力変換装置は、交流入力電源に接続さ
れた第1のダイオード整流器の出力側にリアクトルを介
してインバータを接続し、このインバータの出力側に変
圧器を介して第2のダイオード整流器を接続し、通常運
転時における前記交流入力電源より低電圧であって該電
圧より該交流入力電源の電圧が低下したときには前記リ
アクトルに入力電流を流すように前記第1のダイオード
整流器の出力側に逆流防止用ダイオードを介してバッテ
リを接続したものである。
〔作用〕
この発明における電力変換装置は、交流入力電源または
バッテリのいずれか電圧の高いものからりアクドルを介
してインバータに入力電流を流すことにより、例えば停
電もしくは復電による交流入力電源の電圧変動に対して
安定した運転を可能とする。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、30はバッテリ7から第1のダイオード整
流器2の出力側へ電流が流れる方向に接続された逆流防
止用ダイオードであり、その他、前記第8図と同一の部
分には同一の符号を付して説明を省略する。
第2図は説明のために第1図の3相回路の1相分を示し
た回路構成図であり、図中、第1図と同一の部分には同
一の符号を付している。また、変圧器9の3次巻線9b
とバッテリ7の充電のための回路及び第2のインバータ
13以降の回路は省略している。
第3図乃至第6図は動作、説明のための電圧、電流波形
図である。第3図において、(a)は交流入力電圧Va
、(b)はインバータ8の入力電圧、(C)はインバー
タ電流Iiである。
第4図において、(a)は線間電圧VLIV、(b)〜
(d)は線間電流ruVt Iyw、 rWU、(e)
〜(g)は線電流ILly IVe I冑である。
第5図は交流入力電源1からの入力電圧低下時の電圧電
流波形図であり、第5図において、(a)は交流入力電
圧Vaと直流入力電圧Vb、(b)はインバータ電流I
i、(c)は第1のダイオード整流器2に流れる入力電
流、(d)は線電流IU、(e)は1相分のバッテリ電
流Ib、(f)は3相分のバッテリ電流Ibである。
第6図は交流入力電源1の停電時の電圧、電流波形図で
あり、第6図において、(a)は1相分のバッテリ電流
Ib、(b)は3相分のバッテリ電流Ibである。
次に動作について説明する。まず、通常運転時には、交
流入力電源1からの交流入力電圧Vaは第1のダイオー
ド整流器2に入力される。
一方、バッテリ7からの直流入力電圧vbは上記交流入
力電源の交流入力電圧の波高値の1/2の電圧に選定さ
れており、逆流防止用ダイオード3oを介して第1のダ
イオード整流器2の出力側に印加される。
従って、インバータ8の入力電圧Vdは第3図(b)に
波形を示すように、半周期の白文流入力電源の整流され
た電圧の方が高い120°期間は整流された交流入力電
圧Vaが、その他のバッテリ7の直流入力電圧vbの方
が高い期間には直流入力電圧vbが印加される。
上記第1のインバータ8は高調波でスイッチング制御さ
れ、上記交流入力電源の整流された電圧の方が高い12
0°期間だけ電流が流れるように瞬時波形制御される。
そして、その電流波形は上記120@期間の最初の60
°期間には正弦波の0°〜60°期間の波形が、後の6
0@期間には正弦波の120’〜180°期間の波形が
流れるように制御する。即ち、第3図(c)に示す交流
入力電圧Vaの零の時点をtoから半周期ではインバー
タ電流Iiは以下のように表わされる。
但しωは角速度、■。は第3図Ccs)に示す電流波形
の正弦波波高値、電流波形波高値(Ip)の従って、第
1のダイオード整流器2の入力側の交流入力電源からは
、波高値工ρで通電期間120゜の断続電流が流れ、一
方バッテリ7からは電流が流れない。
尚、このような目標波形に対するインバータの瞬時波形
制御は、上記従来の実施例の正弦波状の目標波形に対す
る制御と同様に行なえばよい。
次にこのような単相電力変換器3台を4接続にして構成
した第1図の三相回路について、第4図の波形図を参照
して説明する。三相回路の線間電圧をそれぞれVUV+
 Vvw、 Vwuとすると、各変換器の電流IUV+
 IVW+ Iwuはそれぞれ第4図(b)。
(C)、(d)に示すように、波高値工pで通電時間1
20”で互いに120’ずつ位相がずれた波形になる。
入力電源の、WI電流ILIy IV+ INはそれぞ
れ第4図(e)t  (f)v  (g)に示すように
Iu=Iuv   Iwut  Iv= Ivy   
Iuvt  Iw=Vwu−IvWとなり、波高値工。
の三相正弦波電流になる。
又、第4図(a)と同(e)とを比較すると。
線電流IUの位相は線間電圧VUVから30°遅れた位
相、即ち相電圧VUの位相と一致していることが判り、
他の相の線電流Iv、Iwの位相もそれぞれ相電圧vV
、v胃の位相と一致している。従って、入力電流は交流
入力電源1に対して正弦波状で力率1の電流になる。
次に交流入力電源1の電圧が低下した場合について第5
図に示す波形図を参照して説明する。交流入力電源1の
電圧が低下すると、第1のダイオード整流器2によって
整流された電圧も低下するが、バッテリ7の直流電圧v
bは一定なので、整流された電圧の方が高い期間が12
0°の幅よりも短かくなる。
第1のインバータ8を流れる電流波形Ii(第5図(b
)に示す)を変えなければ、交流入力電源1から第1の
ダイオード整流器2に流れる入力電流Iaは第5図(c
)に示すように120′の幅より短かくなる。
又、3相の交流入力電源1を流れる1!電流、例えばI
llは第5図(d)に示すように半周期毎に山の2個あ
る断続した電流になる。但しこの線電流波形の基本周波
数成分は相電圧に対して位相遅れがなく力率1である。
一方、交流入力電源1から供給されない部分の電流は、
バッテリ7から逆流防止用ダイオード30を通して供給
され、そのバッテリ電流rbの波形は第5図(e)に示
すように、又3相分のバッテリ電流Ibはそれぞれ第5
図(f)に示すようになる。このような動作が頻繁にお
こることを避けるためには、バッテリ7の直流電圧vb
を交流入力電源1の最低入力電圧の波高値の172以下
に選定すれば停電時以外には発生しない。
更に、交流入力電源1が停電した場合について第6図に
示す波形図を参照して説明する。この場合、インバータ
電流Iiは全てバッテリ7から供給、され、そのバッテ
リ電流Ibの波形は第6図(a)に示すように、又3相
分のバッテリ電流Ib波形は第6図(b)に示すように
なる。
この時、インバータ8の制御は電流波形を瞬時制御して
いるので、入力電圧が全波整流状からフラットな直流電
圧に変わっても自動的に追従する。
交流入力電源1が停電した場合には、循還電流が流れな
いよう第1のスイッチ22を開放することが望ましく、
復電した場合には再び第1のスイッチ22を投入する必
要があるが、これらの動作は時間遅れがあってもよく、
停電の検出には簡単な回路で十分なフィルタとヒステリ
シスを設けることができる。
第7図はバッテリ7の充電を、交流入力電源1から別の
変圧器26及びサイリスタ整流器27を介して行なうよ
うにしたこの発明の別の実施例を示す。
第7図において、変圧器26は絶縁と電圧整合のために
使用され、サイリスタ整流器27によりバッテリ電圧を
制御する。サイリスタ整流器27の入力電流には高調波
が含まれ、力率も1ではないが、バッテリ充電電流は通
常放電電流よりも小さく、変圧器26及びサイリスタ整
流器27の容量はインバータ8の容量よりもかなり小さ
いので、実用上は問題なく、上記実施例と同様の効果を
奏する。
更に、交流入力電源1が停電した場合には自動的に充電
動作を行なわなくなるので、停電を検出して第1のスイ
ッチ22を開閉する回路を省略できるという効果もある
なお、上記実施例では、バッテリの直流電圧が交流入力
電源の交流電圧の波高値の1/2に選定されているが、
通常運転時における交流入力電源の交流電圧より低い範
囲において、その交流電圧の波高値の1/2以外に選定
しても上記実施例と同様の効果を奏する。
上記実施例では第2及び第3のダイオード整流器10.
21として単相ブリッジ構成されたものを示したが、変
圧器9の2次、3次巻線9a、9bに中間タップを設け
て単相センタタップ接続に構成されたものであってもよ
い。
又、変圧器9に2次、3次巻線を設けて各々ダイオード
整流器10.21に接続するようにしたものを示したが
、個別に変圧器を2台設けるようにしてもよい。
更に、第1のインバータ8として単相ブリッジ構成のも
のを示したが、プッシュプル形のものであってもよい。
上記実施例では交流−交流の電力変換を行うものを示し
たが、第2のインバータ13を省略して、交流−直流の
電力変換を行うものに適用できることは説明するまでも
ない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、第1のダイオード整
流器の出力側をリアクトルを介して第1のインバータを
設け、前記第1のインバータの出力を変圧器及び第2の
ダイオード整流器を介して直流電力に変換するととも該
第1のインバータを通常は運転時は交流入力電源から入
力電流を供給し該交流入力電源の停電時などの電圧低下
時にはバッテリから前記第1のダイオード整流器の出力
側に逆流防止用ダイオードを介して入力電流を供給する
ように構成したので、交流入力電源の電流の波形歪を縮
減できるとともに高力率で運転でき、定常運転時の電力
変換器の効率を向上できるとともに停電時もしくは復電
時にも安定した運転ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電力変換装置を示す
回路構成図、第2図はその一部分を示す回路構成図、第
3図乃至第6図は動作説明のための電圧、電流波形図、
第7図はこの発明の別の実施例による電力変換装置を示
す回路構成図、第8図、第9図は従来の電力変換装置を
示す回路構成図、第10図は動作説明のための電圧、電
流波形図、第11図はバッテリ付近の等価回路図、第1
2図(a)、(b)は動作説明のための電圧、電流波形
図である。 1は交流入力電源、2は第1のダイオード整流器、3は
リアクトル、7はバッテリ、8は第1のインバータ、3
0は逆流防止用ダイオード。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 特許出願人  三菱電機株式会社 第4図 (b) 第12図(0) gll    第12図(1))

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交流入力電源に接続された第1のダイオード整流
    器と、前記第1のダイオード整流器の出力側にリアクト
    ルを介して接続されたインバータと、前記インバータの
    出力側に変圧器を介して接続した第2のダイオード整流
    器と、通常運転時における前記交流入力電源より低電圧
    であって該電圧より該交流入力電源の電圧が低下したと
    きには前記リアクトルに入力電流を流すように前記第1
    のダイオード整流器の出力側に逆流防止用ダイオードを
    介して接続したバッテリとを備えた電力変換装置。
  2. (2)バッテリの充電回路を具備したことを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項記載の電力変換装置。
  3. (3)充電回路の入力電力を変圧器の2次側から得るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の電力変
    換装置。
  4. (4)充電回路の入力電力を、交流入力電源から変圧器
    を介して得ることを特徴とする特許請求の範囲第(2)
    項記載の電力変換装置。
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