JPH01121425A - 多層建物の柱・梁仕口構造 - Google Patents

多層建物の柱・梁仕口構造

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JPH01121425A
JPH01121425A JP27816687A JP27816687A JPH01121425A JP H01121425 A JPH01121425 A JP H01121425A JP 27816687 A JP27816687 A JP 27816687A JP 27816687 A JP27816687 A JP 27816687A JP H01121425 A JPH01121425 A JP H01121425A
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下川辺 敏一
Hiroyuki Konishi
啓之 小西
Masaki Akiyama
正樹 秋山
Yasuhiko Takahashi
泰彦 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多NJ建物の柱・梁仕口構造に関し、鉄骨造
の梁から鉄筋コンクリート造の柱への応力伝達構造を簡
略化した柱・梁仕口構造に関する。
(従来の技術) 従来の建築構造は、鉄骨構造(S teel  S t
ructure−以下、S造と称す)、鉄骨鉄筋コンク
リートtlA造(Steel  Framed Re1
nforced Concrete−以下、SRC造と
称す)、鉄筋コンクリート構造(Reinforced
 Concrete−以下、Re造と称す)が主流をな
している。
ここで、S遺、S RC造、RCmを比較すると、S造
とSRC造は鋼材を多量に必要とするため工事費が高く
なるが、JはRC’Iiに比し特に省力化、工期短縮化
の点でメリットがある。一方、RC39は33ft、5
Rc3pに比し工事費は安価であるが、省力化を図るこ
とは出来ず、また工期も長くかかるというデメリットが
ある。
そこで、近年5ffiの省力化と7部期短縮化の利点と
、Re造の工事費の低減化の利点とを結付け、更に夫々
の構造利点を生かしたRC3m柱とS造梁との混合#1
3ftが提案されている。
そして、このRC逍柱とS造梁との組合構造型式では、
柱と梁の仕[1部で力をいかにして伝えるかが問題とな
る。
例えば、従来の場合は、第7図に示すように、S造梁1
のフランジ1′にRC遺柱2の一構成部材となる梁貫通
鉄筋(以下、柱1筋)3を8本ネジコン定着ナツト4で
固定し、該柱主筋3の内側の梁丈差部のフランジ1′に
シャー鉄筋5を4本ナツト4′で固定し、更にS造梁1
とRC造柱2の仕[1部の西側面を覆うパネルゾーン補
強板6の四隅にコーナ鉄筋7を取付けている。
即ち第8図において、梁lの曲げモーメントM1、M2
言換えれば、梁フランジ1′の引張力]゛1、’f’2
と圧縮力C1、C2を上下のフランジ1′に夫々設けた
シャー鉄筋5が受け、これらを柱2に伝達している。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記した従来の型式では、柱主筋3、シャー鉄
筋5及びコーナ鉄筋7が必要であり構造が複雑なばかり
か、これらと梁1.パネルゾーン補強板6とは一体化し
ている必要があるため、工場での組立てを必要とし、工
事費が高くなる。
また、柱の剛性が劣るため、ワイヤを張ったりあるいは
第7図に示すように社主筋3のコーナ鉄筋7にスパイラ
ルフープ8を取付ける必要がある。
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところはRC3ft柱とS造梁との混合構
造において、構造がff1lNで、工場での組立てを必
要とぜず、しかもコンクリート打設に自由度があり、低
層建から窩層建まで適用することができ、しかも低コス
トの柱・梁仕口構造を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明ではRC造柱とS造梁
とで横築される多層建物の該柱・梁の仕■二I構造にお
いて、 上記仕口部中央に、少なくとも上記梁の上部と下部に接
触するように鋼管を設けること、を特徴とする柱・梁の
仕口構造とし、S造梁からRC造柱への応力伝達を、上
記の鋼管あるいは鋼管と水平プレートを介して行わせる
のである。
(作 用) 本発明において、S造の梁の曲げモーメント、即ち梁の
引張力と圧縮力とが、柱・梁仕口部中央に少なくとも梁
の上部と下部に接触して設けられた鋼管で受力され、鋼
管と鋼管の周囲に存在するコンクリート(RC3fi柱
のコンクリート)との支圧力でRC造柱に伝達される。
即ち、本発明においては第7図に示す従来の型式の場合
、シャー鉄筋により受力し、RC造柱に伝達していた剪
断力を鋼管により受力し、RC造柱に伝達されるように
したものである。
このように、S造梁の曲げモーメントは鋼管あるいは鋼
管と水平プレートによってRCfi柱に伝達されるが、
梁の他の応力は前記の従来の構造と同様に社主筋によっ
て受力される。
(実 施 例) 以下、本発明の好適な実施例について、添付図面を参照
して説明する。
第1図は本発明に係る多層建物の柱・梁仕口構造の第1
実施例を示す斜視図である。
尚、図において従来と同一機能を有するものには同一符
号を付して、その詳細な説明を省略する。
同図に示すように、本実施例では仕口部10の中央に円
筒状の鋼管11が、少なくとも梁1の上部と下部に接触
させて設けられている。そして、鋼管11の長さ方向に
おいて梁1の上部フランジ1′aから下部フランジl’
bまで全幅に互って鋼管11と梁1とを接触させている
鋼管11を梁1と接触させて設けるのは、両者が離れて
いたのでは梁1の引張力と圧縮力を鋼管11が受力でき
ないからである。そして鋼管11が受力出来なければ、
前記のように鋼管11とコンクリートとの支圧力により
上記の引張力と圧縮力をRC造の柱に伝達することが出
来ないからである。
また、仕[1部10にはその仕[1部IOを保護し剛性
を高めるために、梁1と梁1の間に補強板6を設けてい
る。この補強板6は、一般に鋼板が用いられコンクリー
ト打設時の型枠としても用いられる。
更に、上記補強板6の内側には前記の従来の場合と同様
、柱主筋3及びコーナ鉄筋7が取付けられる。
また、鋼管11は第1図に示すように梁1の上部フラン
ジl′aから下部フランジ1’ btで一体で設ける必
要はなく、例えば第2図に示す第2実施例のように上部
フランジl’aのところと、下部フランジl′bのとこ
ろに分割して2個設けるようにしてもよい。
この第2図に示す第2実施例を参照して、鋼管11の作
用を具体的に説明する。
第2図において、梁1の曲げモーメントMl 。
M2、即ち1部フランジl′aの圧縮力C2,引張力’
f”l、下部フランジ1″bの圧縮力CI、引張力T2
は、上部フランジl’aのところと下部フランジt′b
のところにそれぞれ設けられた鋼管11a、llbと、
ここに打設されたコンクリートとの支圧力αによりRC
遺柱2に伝達されるのである。
鋼管11は、このような作用をなすものであればよいの
で、その横断面形状は第1図に示すような円形のものに
限らず、四角形、菱形、その他各種の形状のものが使用
出来る。尚、これら横断面形状の鋼管11を使用した場
合の支圧力αの作用B様を第3図(A)(a@而面形の
場合)、(B)(#!断面四角形の場合)、(C)(横
断面菱形の場合)に示す。
第4図は本発明に係る多層建物の柱・梁仕口構造の第3
実維例を示す斜視図である。
同図では、複数の梁1の交叉部の上、下、フランジ1′
a、t’bを水平プレート12で一体化し、該プレート
12の中央部でがっ、該水平プレート12を貫通して、
鋼管11が取付けられている。
この形式の仕[1部10では、梁1が受ける応力を、梁
1及び鋼管11を介してRC造柱2にスムーズに伝達で
きる。
第5図(A)、(B)は本発明に係る多層建物の柱・梁
仕に1梢造の第4実施例を示し、第5図(A)が平面図
、第5図(n)が側面図である。
第5図(F3)に示すように、本実施例では、鋼管11
の上下に鋼管11を囲繞するように3段の円形フープ筋
13を設けている。各段の円形フープ筋13は、第5図
(A)、(B)に示すように、小径のもの13aと大径
のもの13bとの2i1!に設けられているが、これに
限定されることなく、11f1に設けてもよいし、また
3段に限らず、2段あるいは4段以上設けることもでき
る。
この円形フープ筋13は、第7図の従来の場合のスパイ
ラルフープ8と同様にRC造柱2の剛性を向上させる作
用のみならず、剪断力を伝達させる作用も有している。
以上、好適な実施例を上げて説明した本発明に係る多層
建物の柱・梁仕[:1部造を適用する場合の施]二法と
しては、通常柱とスラブのコンクリート打設を同時に行
う所謂柱・スラブ同時打設工法と、柱とスラブの打設を
分離して行う所謂VH(Vertical Horiz
ontal >分離打設工法の2工法が採用できる。
このうち、前記第1実施例を適用してVH分離打設工法
を行う場合の施工順序を第6図を参照して説明する。
先ず、RC造柱の鉄筋、uUちコーナ鉄筋7や柱主筋3
を組立てる(第6図(A)参照)。
次いで、梁の下までの柱の部分にコンクリート打設(V
ertica1部分の打設)を行う(第6図(B)参照
)。
しかる後、本発明に係る柱・梁仕口構造の構成材である
梁1.清管It、補強板6vを取付ける(第6図(C)
参照)9 そして、本発明に係る柱・梁仕【]部1oの間にS造の
梁20を取付け、デツキプレート21を敷き、床配筋2
2を行う、この後床と本発明に係る柱・梁仕口部10/
\のコンクリート打設(HorizOnta1部分の打
設)を行う(第6図(D)参照)。
そして、以上のような手順を建物の各Fi!毎に緑遅し
行い、所望階の建物を構成するのである。
(発明の効果) 以上のように、本発明に係る柱・梁仕口構造によれば極
めて簡単な構成とすることができ、コストが大幅に低下
する。
また、S造梁の曲げモーメントは鋼管によってRC造柱
へ伝達されるが、鋼管の伝達面積は従来のシャー鉄筋に
比して大きいため、力の伝達を良好に行うことが出来る
更に、本発明に係る柱・梁仕口構造を適用すれば、V 
H分離打設が可能となるため、低層の建物から高層の建
物まで自由に構築することが男来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実飽例を示す斜視図、第2図は本
発明の第2実施例と当該第2実施例の場合の剪断力の伝
達作用の概念を示す説明図、第3図(A)〜(C)は本
発明に適用できる鋼管の種類の一部を示す横断面図、第
4図は本発明の第3実施例を示す図、第5図(A)、(
B)は本発明の第4実施例を示す図で、第5図(A)が
平面図、第5図(B)が側面図、第6図(A)〜(D)
は第1図に示す本発明の柱・梁仕口m造を適用した場合
の建物の施工法の一例を施工順序に沿って示す図、第7
図は従来の柱・梁仕口構造を示す図、第8図は従来の剪
断力伝達作用の概念を示す図である。 l・・・S造梁 1” 、1” a、1’ b−−−9造梁のフランジ2
・・・RC造柱 11、lla、11b=−・鋼管 12・・・水平プレート 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鉄筋コンクリート造の柱と鉄骨造の梁とで構築される多
    層建物の該柱・梁の仕口構造において、該仕口部中央に
    少なくとも前記梁の上部と下部に接触させて鋼管を設け
    てなることを特徴とする多層建物の柱・梁仕口構造。
JP62278166A 1987-11-05 1987-11-05 多層建物の柱・梁仕口構造 Expired - Lifetime JP2663463B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596206U (ja) * 1992-05-30 1993-12-27 株式会社熊谷組 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁の接合構造
JP2016172982A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 戸田建設株式会社 複合構造における仕口鉄骨の固定方法、仕口の構築方法と仕口構造、アンカーボルト固定治具
JP2017089224A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 株式会社安藤・間 建築物の架構

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS628245U (ja) * 1985-06-29 1987-01-19

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