JPH01118220A - 光学式カード記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、直線状の情報面に各種情報信号を高密度記録
し得る光学式カードの記録再生に用いて好適な光学式カ
ード記録再生装置に関する。

〔従来の技術〕

光学式カードにおいても光ディスクと同様に再生専用、
追記型、書き換え可能型等の種類がある。

従って光学式カード記録再生装置において、使用するカ
ードの種類を判別する必要がある。

そこで、従来の光学式カード記録再生装置においては、
光学式カードのプラスチックの部分に溝状もしくは穴状
の検出手段を設け、これを機械的に検出することにより
、光学式記録媒体の種類を判別していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、前述の従来技術では再生専用、追記型、書き換
え可能型の判別しかできない。だが、一般に光学式カー
ドはその種類により、情報の記録・再生・消去動作に最
適なレーザーパワーが異なり、また同じ種類のカードで
も最適レーザーパワーが異なるため、カードの互換性と
いう意味で障害となっていた。また、前述の判別を機械
的に行うため信顛性の面で問題があった。

そこで、本発明はこのような問題点を解決するだめのも
ので、その目的とするところは、情報識別部より光学式
カードの種類を判別し、かつ、情報の記録・再生・消去
動作に最適なレーザーパワーを読み取り、どのような光
学式カードでも、その使用を可能とする光学式カード記
録再生装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段］ 本発明の光学式カード記録再生装置はレーザー光を微小
径に絞り込んで光学式カードに情報を記録再生する光学
式カード記録再生装置において、前述の光学式カードに
この光学式カードの種類と最適レーザーパワーとを記録
した識別情報部を設け、この光学式カードをローディン
グする際に光検出器を用いて、前述の識別情報部の情報
を読み取り、レーザーパワーを制御することを特徴とす
る。

〔作用］ 本発明の上記の構成によれば、光学式カードに識別情報
部を設け、ここにカードの種類および情報の再生、記録
、消去に最適なレーザーパワーを記録しておき、この情
報を光学ピックアップで読み込むことにより、どのよう
なカードでも使用可能となる。

〔実施例］ 第１図に本発明で使用する光学式カードの平面図を示す
。第１図において、２は凹凸状のピットでトラックアド
レスなどの情報が記録されているＩＤ部である。３はユ
ーザーエリアでユーザーが情報を記録する。なお、情報
の再生のみを行う光学式カードにおいては２．３の領域
すべてが凹凸状のピットであらかじめ形成される。４は
この光学式カード１の種類および情報の記録・再生・消
去に最適なレーザーパワーが記録されている識別情報部
である。

第２図に、識別情報部４の詳細図を示す。５は光学式カ
ードの種類（再生専用、追記型、占き換え可能型等）が
記録されている種別情報部、６は再生時の最適レーザー
パワーが記録されている再生パワー情報部、７は記録時
の最適レーザーパワーが記録されている記録パワー情報
部、８は消去時の最適レーザーパワーが記録されている
消去パワー情報部である。９〜１３は前述の各情報部を
区別するためのギャップ部である。ただし再生専用の光
学式カードにおいては７・８が、また追記型の光学式カ
ードにおいては８が省略される。第３図に本発明の光学
式カード記録再生装置の概略図を示す。第３図において
、２１は光学ピックアップで、光学式カード１に情報を
記録再生し、またＩＤ部２から位置情報を検出し、さら
に識別情報部４からカードの種類とレーザーの最適パワ
ーを読み取る。光学ピックアップ２１はリニアモーター
やステップモーター等（図示せず）で駆動される。２２
は光学ピックアップ１が図の矢印方向（ｙ軸方向）へ移
動するときのガイド軸である。

２３は、光学ピックアップ２１を支持する支持部材であ
る。２４〜２７は光学式カード１を第３図のＸ軸方向へ
送るためのローラーである。２８はバイアス磁界を発生
させるためのコイルである。

第４図に本発明に用いる光学ピックアップの１例の概略
図を示す。第４図において、４１は半導体レーザー等の
光源、４２は発散する半導体レーザーの光を略平行光に
する集光レンズである。４３はビームスプリッタ。４４
は対物レンズで、入射光を直径１μｍ程度の微小光に絞
り光学式カード１上に照射する。４５は対物レンズ駆動
装置で対物レンズ４４を公知のフォーカスサーボによっ
て光学式カード１に対して垂直方向に駆動し、また公知
のトラックサーボによって対物レンズ４４を光学式カー
ド１上の情報トラックに直角方向に駆動するもので、駆
動方法としては、公知の電磁力を用いて行われる。光学
式カード１で反射された光は再び対物レンズ４４を通り
ビームスプリッタ４３で光路変更され、さらにビームス
プリッタ４６で２方向に分割される。２分割された光線
の一方は集光レンズ４７、シリンドリカルレンズ４８を
通過し、４分割光検出器４９へ入射する。ここで非点収
差法により、フォーカス誤差信号が得られる。もう一方
の光線は２分割光検出器５０に入射し、ファーフィール
ド法により、トラック誤差信号が検出される。これらの
信号に基づいて対物レンズ４４をフォーカス方向及びラ
ック方向に駆動する。また、光検出器５０の和信号より
光学式カード上に記録された信号、即ちＲＦ倍信号再生
される。

第５図に、本発明のレーザーパワー制御のブロック図を
示す。光検出器４９．５０からの信号が識別回路５１に
入り、この信号がＣＰＵ５２に送られ、光学式カードの
種類および最適再生・記録・消去パワーを判別する。そ
して、Ｄ／Ａコンバーター５３を介してレーザー駆動回
路５４に必要な信号を与え、レーザー５５を最適なパワ
ーで駆動し、情報の再生・記録・消去を行う。

〔発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、光学式カード上に識
別情報部を設け、ここにカードの種類および情報の再生
・記録・消去に最適なレーザーパワーを記録しておき、
この情報をカードのローディング時に読み込なことによ
り、どのようなカードに対しても常に最適なレーザーパ
ワーで情報の再生・記録・消去が行え、カードの互換性
を確保することが可能になるという効果を存する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に使用する光学式カードの平面図、第２
図は本発明の記録パターンの一実施例の図、第３図は本
発明の光学式カード記録再生装置の概略図、第４図は本
発明に使用する光学ピックアップの概略図。第５図は本
発明の識別情報検出系のブロック図。 １・・・・・光学式カード ２・・・・・ＩＤ部 ３・・・・・ユーザーエリア ４・・・・・識別情°報部 ５・・・・・種別情報部 ６・・・・・再生パワー情報部 ７・・・・・記録パワー情報部 ８・・・・・消去パワー情報部 ９〜１３・・ギャップ部 ２１・・・・・光学ピックアップ ２２・　・　・　・　・ガイド軸 ２３・・・・・支持部材 ２４〜２７・・ローラー ２日・・・・・バイアス磁界用コイル ４１・・・・・光源 ４２・・・・・対物レンズ ４３・・・・・ビームスプリッタ ４４・・・・・集光レンズ ４５・・・・・対物レンズ駆動装置 ４６・・・・・ビームスプリッタ ４７・・・・・対物レンズ ４８・・・・・シリンドリカルレンズ ４９・・・・・４分割光検出器 ５０・・・・・２分割光検出器 ５１・・・・・識別回路 ５２・・・・・ＣＰＵ ５３・・・・・Ｄ／Ａコンバータ ５４・・・・・駆動回路 ５５・・・　・・レーザー 以上 、値 １；

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　レーザー光を微小径に絞りこんで光学式カードに高密
   度に情報を記録再生する光学式カード記録再生装置にお
   いて、前記光学式カードにカードの種類と最適レーザー
   パワーとを記録した識別情報部を設け、前記識別情報部
   と対向するように配置された光学ピックアップより、前
   記識別情報部の情報を読み取り、レーザーパワーを制御
   することを特徴とする光学式カード記録再生装置。