JPS6398498A

JPS6398498A - 光学式カ−ド記録再生装置

Info

Publication number: JPS6398498A
Application number: JP61244637A
Authority: JP
Inventors: 直樹鍬田
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 1986-10-15
Filing date: 1986-10-15
Publication date: 1988-04-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、直線状の情報面に各種情報信号を高密度記録
し得る光学式情報カードの記録再生に用いて好適な光学
式記録再生装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、小型矩形状のプラスデックカードに各種情報信号
を記録した情報カードが広く用いられているが、この種
のカードとしては磁気ヘッドを用いて」−記カードに設
置３られる磁性層に情報信号の記録再生を行う磁気カー
ドが一般的である。

ところが、上述の磁気カードでは、磁気記録に用いる磁
気ヘッドの構造」二の制約等によりこのカードに記録し
得る情報量の増大に伴う大容量化の要望に対処すること
ができないでいる。

そこで、高密度記録による記録容量を飛躍的に向」二す
ることが可能で且つ製造の容易な光学式情報ノノードが
提案されている。

この光学式情報カードは、単一波長であって波長の短い
レーザー光を用いた光学記録方式により所定情報信号の
記録及び再生を行うものであり、上記レーザー光を絞り
込むことによって記録トラックの幅を極めて狭くするこ
とができるとともに、この記録トラックに対するトラッ
キング制御を図るための直線状の凹溝が２μｍ程度のピ
ッチで形成されているので上記記録トラックを高密度に
形成することが可能となっている。このため、」二足情
報カードの絶対記録容量を大幅に向上することが可能と
なっており、例えば同一規格の従来の磁気カードと比較
してその記録容量を１３万倍程度とすることが可能とな
っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このように高密度記録化を図り極めて多数の記
録トラックを設けた光学式情報カードにおいては、目標
のトラックにアクセスする場合、トラックの冒頭部に形
成されたトラックアドレス部を−・つずつ読みながらア
クセスするため、記録再生時のアクセス時間が長くなる
という問題点を有していた。そこで本発明はこのような
問題点を解決するもので、その目的とするところは、光
学式情報カード上にリニアスケールを設は目標トラック
アドレスする時間を短縮することができる光学式カード
記録再生装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の光学式カード記録再生装置は、レーザー光を発
生する光源と、このレーザー光を受けるように配置され
る光学式カードと、前述のレーザー光を前述の光学式カ
ードに導く光学系と前述の光学式カードからの反射光を
受ける光検出器と、前述の光学式カードからの反射光を
前述の光検出器に導く光学系と、前述の光学式カードお
よび１１１１述の光学系を移動させる送り系を備えた光
学式カート記録再生装置において、前述の光学式ｈ−ド
に、直線状のスケールを設け、このスケールと対向する
ように配置された光学式位置検出器より、前述の光学式
カードの位置を検出することを特徴とする。

〔作用〕

本発明の上記の構成によれば、光学式カード上にリニア
スケールをもうけ、位置検出器を用いてこの光学式カー
ドの位置を検出できる。従って、ある目標トラックへア
クセスする場合、まず光学式カードを前述の位置検出器
からの信号を用いて目標トラックの近傍へ移動させ、し
かる後に光学ピックアップによりトラックアドレスを読
み取り目標トラックにアクセスすることにより、アクセ
スに要する時間を大幅に短縮することができる。

〔実施例〕

第１図に本発明の光学式カード記録再生装置の概略図を
示す。第１図において、１は光学ピックアップで２の光
学式カードに情報を記録再生する。３は光学式カード２
上に設けられたリニアスケールから位置情報を検出する
ための位置検出器である。４は光学ピックアップｌと位
置検出器３を支持する支持部材である。５は光学ピック
アップ１が図の矢印方向（×軸方向）へ移動するときの
ガイＦ軸である。光学ピックアップｌはリニアモーター
・ステップモーター等（図示せず）テ駆動される。６〜
９は光学式カード２を図の２軸方向へ送るためのローラ
ーである。

第２図に本発明に用いる光学ピックアップの一例の概略
図を示す。第２図において、１１は半導体レーザー等の
光源、１２は発散する半導体レーザーの光を略平行光に
する集光レンズである。１３はビームスプリッタ、１４
は対物レンズで、入射光を直径１μｍ程度の微少光に絞
り、光学式カード２上に照射する。１５は対物レンズ駆
動装置で対物レンズ１５を公知のフォーカスサ７−ボに
よって光学式カード２に垂直方向に駆動し、また公知の
トラックサーボによって対物レンズ１４を光学式カード
２上の情報トラックに直角方向に駆動するもので、駆動
方法としては、公知の電磁力を用いて行われる。光学式
カード２で反射された光は再び１４を通り１３で光路変
更され、ビームスプリッタ１６で２方向に分割される。

２分割された光線の一方は集光レンズ１７、シリンドリ
カルレンズ１８を通過し、４分割光検出器１９へ入射す
る。ここで非点収差法により、フォーカス誤差信号が得
られる。もう一方の光線は２分割光検出器２０に入射し
、ファーフィールド法により、トラック誤差信号が検出
される。これらの信号にノ、（すいて対物レンズ１４を
フォーカス方向及びトラック方向に駆動する。また、光
検出器２０の和信号より光学式カート上に記録された信
号即ちＲ■゛信号が再生される。

第３図に本発明で使用する光学式カートの平面図を示す
。第３図において、２１はｉＴ：］″線状に形成された
リニアスケールで、後述の位置検出器が光学式カード２
の位置を読み取る。２２は情報記録部で、このうち２２
ａの部分が凹凸状のピットで光学式カート十にあらかじ
め形成されたトラックアドレス部である。２２の残りの
部分にユーザーが情報を記録する。なお、情報の再生の
みを行う光学式ｈ　−１’においては２２の領域すべて
が凹凸状のビットであらかじめ形成される。

第４図に本発明で使用する光学式カードの断面図を示す
。第４図（ａ）は、ｌ−ラック方向（Ｘ軸）、同Ｉｂｊ
図は、トラックに垂直方向（２軸）の断面図である。第
４図において、２３は透明なプラスチック・ガラス等で
形成された基板、２１１が情報を記録する記録膜、２５
が記Ｏ膜を保護する保護膜である。本光学式カードには
第４図（１〕）に見られるようにＸ軸方向にトラックが
形成されている。

第５図に本発明で使用する光学式カードのりニアスゲー
ル部の詳細図を示す。第５図において、２１２しと２１
ｂの部分は反射率もしくは透過率が異なるようにエツチ
ング・蒸着等により濃淡のパターンが形成されている。

このパターンは例えばトラックピッチの１０倍、即ち２
０μｍビッヂで形成されている。後述の位置検出器がこ
の濃淡のパターンを検出し、光学式カードの位置を求め
る。

第６図に本発明の位置検出系の構成図を示す。

第６図において、３１は発光ダイオード等の光源、３２
はｐｊｎフォトダイオード等の光検出器、３３はスリッ
トである。光源３１から出射した光かスリット３３を通
過し、リニアスケール２１に入射する。リニアスケール
２１から反射光はに２淡バター７で強度変調され、再び
スリット３３を通過し、光検不器３２に入射する。この
ようにして、光検出器３２がリニアスケールのパターン
を検出し、光学式カードの移動量、即ち光学式カート−
１−の情報トラックのおよその位置を検出する。本実施
例において、光源３１とリニアスケール２１の間、もし
くは光検出器３２とリニアスケール２１の間、もしくは
この両方に集光レンズを配置し、位置検出の精度を向」
ニさせることも可能である。

第７図に本発明の位置検出系の別の構成例を示す。光源
３１から出射した光線はスリット３３を通過し、リニア
スケール２１に入射する。リニアスケール２１からの透
過光は濃淡パターンで強度変調され、スリット３４を通
過し、光検出器３２に入射する。このようにして、透過
光によっても位Ｐｉを検出できる。

以上の構成を用いて、ある目標トラックへアクセスする
場合、まず光学式カードを前述の位置検ｊ１１器からの
信号に基づいて目標トラックの近傍へ移動し、その後に
光学ピックアップによりトラ・ジクアトレスを読み取り
、目標トラックに迅速にアクセスする。

〔発明の効果〕

以」二連へたように本発明によれば、光学式カート上に
リニアスケールをもうけ、位置検出器を用いてこの光学
式カートの位置を検出することににっで、ある目標トラ
ックへアクセスする場合、まず光学式カードを前述の位
置検出器からの信号を用いて目標トラックの近傍へ移動
させ、しかる後に光ち；ピックアップによりトラックア
ドレスを読み取り目標トラックにアクセスすることによ
り、アクセスに要する時間を大幅に短縮するととができ
るという効果を存する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光学式カード記録ｉｌＴ生装置の概１
１を図、第２図は本発明に使用する光学ピックアップの
概略図、第３図は本発明に使用する光学式カートの平面
図、第４図＋ａＬ　ｔｂｌは本発明に使用する光学式カ
ードの断面図、第５図は本発明に使用する光学式カード
のリニアスケール部の詳細図、第６図は本発明の位置検
出系の構成図、第７図は本発明の位置検出系の別の構成
図を示す。１・・・光学ピックアップ、２・・・光学式カード、３
・・・位置検出器、４・・・支持部材、５・・・ガイド
軸、６〜９・・・ローラー、１１・・・光源、１２・・
・集光レンズ、１３・・・ビームスプリッタ、１４・・
・対物レンズ、１５・・・対物レンズ駆動装置、１６・
・・ビームスプリッタ、１７・・・集光レンズ、１８・
・・シリンドリカルレンズ、１９・・・４分割光検出器
、２０・・・２分割光検出器、２１・・・リニアスケー
ル、２２・・・情報記録部、２３・・・基板、２４・・
・記録膜、２５・・・保護膜、３１・・・光源、３２・
・・光検出器、３３・３４・・・ス　　リ　　ッ　　ト
　。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　　　　
上第１図

Claims

【特許請求の範囲】

レーザー光を発生する光源と、前記レーザー光を受ける
ように配置される光学式カードと、前記レーザー光を前
記光学式カードに導く光学系と前記光学式カードからの
反射光を受ける光検出器と、前記光学式カードからの反
射光を前記光検出器に導く光学系と、前記光学式カード
および前記光学系を移動させる送り系を備えた光学式カ
ード記録再生装置において、前記光学式カードに、直線
状にスケールを設け、前記スケールと対向するように配
置された光学式位置検出器より、前記光学式カードの位
置を検出することを特徴とする光学式カード記録再生装
置。