JPH01116275A

JPH01116275A - 燃料処理方法およびその燃料処理装置

Info

Publication number: JPH01116275A
Application number: JP62270339A
Authority: JP
Inventors: Kenji Yakura; 矢倉　賢治; Mitsuru Suematsu; 満末松; Hideyo Tada; 多田　頴代
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-10-28
Filing date: 1987-10-28
Publication date: 1989-05-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉〈従来の技術〉一般に自動車等の内燃機関として、例えばガソリンエン
ジンが用いられている。ここで用いられるガソリンは、
燃焼により排気ガスが発生し、その結果種々の化学物質
が大気へ放出され、近年環境汚染の一因にもなっている
。この排気ガスの物質としては、−酸化炭素（ＣＯ）、
炭化水素（ＨＣ）　、窒素酸化物（ＮＯｘ）　。

硫黄酸化物（ＳＯｘ）　、オキシダント（Ｏｘ）等が挙
げられる。

このためガソリンの質の改善や、エンジンの燃焼室を改
善して燃焼効率を向上させる方法及びエンジンから排気
された排出ガスを触媒に接触させてＣｏ、ＨＣ，ＮＯｘ
等を浄化する方法等により汚染物質を減少させる方法が
実施されている。

〈発明が解決しようとする問題点〉しかしながら従来行なわれていた方法では未だその汚染
物質の減少が不十分であった。

また、燃料の質の改善はコストの上からも困難であった
。

本発明は以、上の事情に鑑み、燃焼の燃焼効率を向上さ
せ排気ガス濃度を低下させる燃料く問題点を解決するた
めの手段〉前記目的を解決するための本発明の構成は、内燃機関で
燃焼される燃料を遠赤外線放射セラミックスに接触させ
ることを特徴とする。

ここで遠赤外線放射セラミックスとは、例えばＳｉｎ、
、　ｋｌ、０３．　Ｆｅ２Ｏ３，Ｔｉｅ□、　ＭｎＯ。

Ｃａｂ、　ＭｇＯを含有し、各成分の重量比がＳｉｎ。

：　５５％〜７０％、　Ａｊ２０３：　　１０％〜２０
％。

Ｆｅ２Ｏ３：　３％〜１０％、　Ｔｉｅ２．　ＭｎＯ，
ＣａＯ及びＭｇＯの総量：　１％〜２０％であるもので
ある。尚、ここでは、Ｔｉｅ、、　ＭｎＯ，ＣａＯ及び
ＭｇＯの各々の量は特に限定されないが、これら４成分
の総量が１％〜２０％の範囲内でないと良好なる遠赤外
線放射特性が得られない。

この遠赤外線放射セラミックスは、粘土。

長石２石英、タルク等を原料として製造しても良いが、
Ｓｉｎ、、　Ａｊ、０３．　　Ｆｅ１２．、　Ｔｉｅ、
。

ＭｎＯ＃　Ｃａｂ、　ＭｇＯが上記配合比率となるよう
にして原料をボールミル等でよ（混合し、脱水・乾燥後
、製粉して約り００℃〜約１２００℃で焼成した後、粉
砕してパウダー状としても良い。そして、このようにパ
ウダー状としたセラミックスは合成樹脂に混ぜて各種の
部材表面に塗布して使用したり、或いは溶射によって各
種の部材表面にコーティングして使用したりすることが
でき、広範囲な使途が期待できる。また、パウダー状の
セラミックスを所望の形に成形して例えば７００℃〜１
２００℃で焼成し、種々な形状の遠赤外線放射セラミッ
クスとすれば良い。

く実　施　例〉以下に本発明方法を実施例に基づき説明する。

第１図は本発明方法を適用したガソリンエンジンの概略
図である。同図に示すように、燃料タンク１内のガソリ
ン２は、燃料ポ、ンプ３によってフィルタ４を介してキ
ャブレタ５に送られ、ここでエアクリーナ６からの空気
と混合される。その後該混合燃料は、エンジン７の燃焼
室へ噴射され、ここで燃焼される。

この燃焼によりエンジン７から排出された排気ガス８は
、触媒付フィルタ９を通過することで浄化がなされた後
大気へ放出されている。

本実施例においては、上記フィルタ４とキャブレタ５と
の間を連結する燃料パイプ１０に、燃料処理装置１１を
介装させてキャブレタ５に入る前のガソリン２の処理を
行なっている。

この燃料処理装置１１は第２図に示すように燃料の入口
側（上流側）から永久磁石１２、複数の遠赤外線放射セ
ラミックス１３、フィルタ１４が順次コンテナ１５内に
内装される構成からなる。

この遠赤外線放射セラミックス１３は、中心を例り抜い
た円盤状の構造をしている。永久磁石も同様の構造をし
ており、コンテナ１５に入る燃料２に含有される、例え
ば細かい鉄粉等を捕集するものである。また、フィルタ
１４は上記遠赤外線放射セラミックス１３等に接触する
ことによりガソリン２に混入したゴミ等を捕集するもの
である。

またこの遠赤外線放射セラミックス１３の構造は、本実
施例においては中心を剖り抜いた円盤状であるがこの他
へ二カム状等としてもよくいずれにしても燃料と効率よ
く接触するような構造とすればよい。

尚、上述したようにキャブレタ５に入る前のガソリン２
を処理するようにすることにより、従来から用いられて
いるフィルタ４は必ずしも用いる必要はない。また、該
フィルタ４の前に上記燃料処理装置１１を設ければ、上
述したコンテナ１５内のフィルタ１４は必要ではない。

く試　験　例〉以下本発明の効果を示す試験例を説明する。

本試験例においては上述した燃料処理装置を小型自動車
（５６年式、排気量１，５００ｃｃ）のエンジン室内の
キャブレタと燃料フィルタとの間に設けて試験を行った
。

第１回目と第３回目は燃料処理装置を装着しない状態で
排気管からの排気ガスのＣＯ（％）。

ＨＣ（ｐｐｍ）濃度を測定した。第２回目と第４回目は
本発明の燃料処理装置を装着した状態で排気管からの排
気ガスのＣｏ（％）　ｐ　ＨＣ（ｐ　ｐ　ｍ）濃度を測
定した。

この排気ガスの測定は、排気ガス測定機（ＷＲＥＸ−２
０１）を用イタ。

これらの結果を第１表に示す。

第１表第１表の試験結果に示すように本発明の処理方法による
とＣＯは２．５割〜６．５割減少し、又ＨＣは２割〜３
割減少することとなり、これによりガソリンの処理によ
って排気ガス濃度が減少することが判明されｔコ。

〈発明の効果〉燃料を使用する前に遠赤外線放射セラミックスと接触さ
せて処理するようにしたので燃焼した場合の排気ガス中
には大気汚染物質の含有量が減少するという効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を実施するガソリンエンジンの概略
図、第２図は本発明の一実施例に係る燃料処理装置の縦
断面図である。図　　面　　中、１は燃料タンク、２はガソリン、５はキャブレタ、７はエンジン、１１は燃料処理装置、１２は永久磁石、１３は遠赤外線放射セラミックス、１５はコンテナである。

Claims

【特許請求の範囲】１）内燃機関で燃焼される燃料を遠赤外線放射セラミッ
クスに接触させることを特徴とする燃料処理方法。２）内燃機関に燃料を導入する燃料パイプに介装される
コンテナと、該コンテナ内を通過する燃料に接触しうる
遠赤外線放射セラミックス及び永久磁石をコンテナ内に
内装してなることを特徴とする燃料処理装置。