JPH0550057U - 化石燃料の活性器 - Google Patents
化石燃料の活性器Info
- Publication number
- JPH0550057U JPH0550057U JP10960391U JP10960391U JPH0550057U JP H0550057 U JPH0550057 U JP H0550057U JP 10960391 U JP10960391 U JP 10960391U JP 10960391 U JP10960391 U JP 10960391U JP H0550057 U JPH0550057 U JP H0550057U
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- JP
- Japan
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- activator
- fuel
- oxide
- fossil fuel
- fossil
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガソリンや重・軽油等の化石燃料を活性化す
ることにより、その燃焼効率を向上させることのできる
化石燃料の活性器を提供すること。 【構成】 活性器1の円筒状容器2内部は2つの処理室
3に区画されている。図中、4は中央部に連通孔5を設
けたフェライト磁石板、6はステンレス鋼、7は活性
剤、8は燃料タンク、9はエンジン、10は燃料通路で
ある。活性剤7は、ランタン,セリウム,トリウム等を
含有する天然鉱石を粉末にして粘土に混練しビーズ状に
焼成した第1活性剤と、同第1活性剤の表面にコバル
ト,酸化クロム,酸化マンガン及び酸化鉄を混練してな
るコーティング剤を付着せしめた第2活性剤とを50%
ずつ混合したものである。
ることにより、その燃焼効率を向上させることのできる
化石燃料の活性器を提供すること。 【構成】 活性器1の円筒状容器2内部は2つの処理室
3に区画されている。図中、4は中央部に連通孔5を設
けたフェライト磁石板、6はステンレス鋼、7は活性
剤、8は燃料タンク、9はエンジン、10は燃料通路で
ある。活性剤7は、ランタン,セリウム,トリウム等を
含有する天然鉱石を粉末にして粘土に混練しビーズ状に
焼成した第1活性剤と、同第1活性剤の表面にコバル
ト,酸化クロム,酸化マンガン及び酸化鉄を混練してな
るコーティング剤を付着せしめた第2活性剤とを50%
ずつ混合したものである。
Description
【0001】
本考案は、ガソリン,重・軽油等の化石燃料を活性化させ、その燃焼効率を向 上させるための化石燃料の活性器に関する。
【0002】
交通量の増加に伴う交通渋滞が各地で頻発しているが、そのような状況は車の エンジンにとって好ましい条件ではなく、必然的に燃料の燃焼効率も悪くなりが ちである。 又、渋滞等に拘らず、更にはガソリンエンジンに限らずディーゼルエンジンや ボイラー等においては特に燃料を完全燃焼させることは不可能に近かった。 そのため、不完全燃焼による有害な排気ガスの発生や燃費の低さによる維持コ ストの上昇といった問題を起こしていた。
【0003】
本考案の課題は、ガソリンや重・軽油等の化石燃料を活性化することにより、 その燃焼効率を向上させることのできる化石燃料の活性器を提供することにある 。
【0004】
かかる課題を解決した本考案の要旨は、 1) 燃料タンクからエンジンに至る燃料通路の一部を構成した中空容器内部を 連通孔を穿設した磁石板をもって複数の連続した処理室に区画し、各室内に希土 類元素の酸化物を有効主成分とする多数の第1活性剤と同第1活性剤の表面にコ バルト,酸化クロム,酸化マンガン及び酸化鉄を混練してなるコーティング材を 付着せしめた第2活性剤とを所定の比率で混合して充填したことを特徴とする化 石燃料の活性器 2) 希土類元素がランタン,セリウム,又はトリウムである請求項1記載の化 石燃料の活性器 にある。
【0005】
本考案に係る化石燃料の活性器は、燃料タンクからエンジンに至る燃料通路の 一部を構成しており、燃料は全て活性器内部を通過していく。そのとき、活性器 内部に充填した活性剤と燃料とを接触させることにより燃料の活性化処理を行な う。 又、本発明では活性器の内部は磁石板で複数の処理室に区画されており、燃料 は各室内で一時対流を起こして後通過していくため燃料と活性剤との接触時間を 長く確保でき効果を高めている。と同時に磁石板の発する磁力が活性剤の触媒作 用をして活性化処理を促進する。
【0006】 更に、活性剤の表面にコバルト,酸化クロム,酸化マンガン及び酸化鉄を混練 してなるコーティング剤を付着せしめることにより、遠赤外線が放射され活性化 効果を高めている。
【0007】
実施例について、以下の図面に基づき説明する。図1は実施例を示す断面説明 図、図2は図1のA−A断面図、図3,図4は他の実施例を示す断面説明図であ る。
【0008】 図1に示す実施例では、活性器1の円筒状容器2内部は2つの処理室3に区画 されている。 図中、4は中央部に連通孔5を設けたフェライト磁石板、6はステンレス鋼、 7は活性剤、8は燃料タンク、9はエンジン、10は燃料通路である。
【0009】 活性剤7は、ランタン,セリウム,トリウム等を含有する天然鉱石を粉末にし て粘土に混練しビーズ状に焼成した第1活性剤と、同第1活性剤の表面にコバル ト,酸化クロム,酸化マンガン及び酸化鉄を混練してなるコーティング剤を付着 せしめた第2活性剤とを50%ずつ混合したものである。何れも表面積をできる 限り大きくしたものが好ましい。
【0010】 本考案は上記した実施例に限定されるものではなく、例えば図3に示す如く処 理室3の数を3つとしてもよいし、第1活性剤と第2活性剤との混合比率も適当 としてよい。
【0011】 更に、図4に示す如く処理室3内部にスクリュー11を取付けて燃料を強制対 流させ、活性剤7との接触時間を一層長くすることによって、活性化効率を高め ることもできる。
【0012】
本考案は以上説明したように構成されているので、化石燃料を活性化すること によってその燃焼効率を高め、排気ガス中の有害成分の発生を抑制するとともに 、燃費を向上させ車・ボイラー等の維持コストを低減することができる。
【図1】実施例を示す断面説明図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】他の実施例を示す断面説明図である。
【図4】他の実施例を示す断面説明図である。
1 活性器 2 容器 3 処理室 4 フェライト磁石板 5 連通孔 6 ステンレス鋼 7 活性剤 8 燃料タンク 9 エンジン 10 燃料通路 11 スクリュー
Claims (2)
- 【請求項1】 燃料タンクからエンジンに至る燃料通路
の一部を構成した中空容器内部を連通孔を穿設した磁石
板をもって複数の連続した処理室に区画し、各室内に希
土類元素の酸化物を有効主成分とする多数の第1活性剤
と同第1活性剤の表面にコバルト,酸化クロム,酸化マ
ンガン及び酸化鉄を混練してなるコーティング材を付着
せしめた第2活性剤とを所定の比率で混合して充填した
ことを特徴とする化石燃料の活性器。 - 【請求項2】 希土類元素がランタン,セリウム,又は
トリウムである請求項1記載の化石燃料の活性器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991109603U JP2554703Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 化石燃料の活性器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991109603U JP2554703Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 化石燃料の活性器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550057U true JPH0550057U (ja) | 1993-07-02 |
JP2554703Y2 JP2554703Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=14514472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991109603U Expired - Fee Related JP2554703Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 化石燃料の活性器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554703Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997005065A1 (fr) * | 1995-08-02 | 1997-02-13 | Toyoji Yasuda | Dispositif de traitement a huile et eau |
CN103590932A (zh) * | 2013-10-16 | 2014-02-19 | 南宁明航节能科技有限公司 | 一种汽车节油器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48103479A (ja) * | 1972-03-03 | 1973-12-25 | ||
JPS52132219A (en) * | 1976-04-30 | 1977-11-05 | Jirou Asahina | Carburettor with ionizing element |
JPH01116275A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-09 | Kenji Yakura | 燃料処理方法およびその燃料処理装置 |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP1991109603U patent/JP2554703Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48103479A (ja) * | 1972-03-03 | 1973-12-25 | ||
JPS52132219A (en) * | 1976-04-30 | 1977-11-05 | Jirou Asahina | Carburettor with ionizing element |
JPH01116275A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-09 | Kenji Yakura | 燃料処理方法およびその燃料処理装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997005065A1 (fr) * | 1995-08-02 | 1997-02-13 | Toyoji Yasuda | Dispositif de traitement a huile et eau |
CN103590932A (zh) * | 2013-10-16 | 2014-02-19 | 南宁明航节能科技有限公司 | 一种汽车节油器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2554703Y2 (ja) | 1997-11-17 |
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