JPH01115517A - ワイヤ電極過負荷検出方法 - Google Patents

ワイヤ電極過負荷検出方法

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JPH01115517A
JPH01115517A JP26770387A JP26770387A JPH01115517A JP H01115517 A JPH01115517 A JP H01115517A JP 26770387 A JP26770387 A JP 26770387A JP 26770387 A JP26770387 A JP 26770387A JP H01115517 A JPH01115517 A JP H01115517A
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政博 山本
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ワイヤ電極を自動供給するワイヤ自動供給
装置を備えたワイヤ放電加工装置に係り、特にワイヤ電
極の自動供給時に発生するワイヤ電極の過負荷状態を検
出するワイヤ電極過負荷検出方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第9図は例えば従来のワイヤ自動供給装置を備  ゛え
たワイヤ放電加工装置を示す構成図であり、図において
、(1)はワイヤ電極、(2)はワイヤ電極(1)を巻
回してなるワイヤボヒン、(3)はワイヤ電極(1)に
張力を与えるブレーキ、(4)はワイヤ電極(1)を送
り出すワイヤ送出手段である送出ローラ、(5)はワイ
ヤ電極(1)を送出ローラ(4)に押圧しつつ回転する
送出ピンチローラ、(6)はワイヤ電極(1)の走行方
向を変換する案内ローラ、(7)は案内ローラ(6)に
結合され案内ローラ(6)の回転状態を検出するエンコ
ーダ、(8)は送出ローラ(4)を駆動する送出モータ
、(9)は加工対象である被加工物、αOは被加工物(
9)方向へワイヤ電極(1)を案内するパイプ状導電体
であるガイドバイブ、αDはワイヤ電極(1)を被加工
物(9)の下部で支える下部支持ダイス、@は下部支持
ダイス圓を経由して送給されるワイヤ電極(1)の方向
を変換する下部プーリ、□□□は下部プーリ@を経由し
たワイヤ[極(1)を回収する回収バイブ、α→は回収
ローラ、(至)は回収ローラα4と一対になりその間に
挾んだワイヤ電極(1)を回収パイプ(至)から送り出
す回収ピンチローラ、αGは回収ローラα4及び回収ピ
ンチローラ(至)で送り出されたワイヤを極(1)を回
収する回収箱、α力は送出モータ(8)等を制御する制
御装置である。
次に動作について説明する。ワイヤ電極(1)を自動供
給するのに先立って、先ずワイヤボビン(2)からワイ
ヤ電極(1)を引き出し、ブレーキ(3)及び案内ロー
ラ(6)を経由し、送出ローラ(4)及び送出ピンチロ
ーラ(5)で挾持した後、ガイドバイブαOの先端部ま
でワイヤ[tfi(1)を送って初期設定を完了する。
続いて、この状態から送出モータ(8)を駆動して、送
出ローラ(4)と送出ピンチローラ(5)間に挾持され
たワイヤ電極(1)をブレーキ(3)は動作させず、下
部支持ダイス圓まで送り出す、そしてワイヤ電極(1)
が下部支持ダイス(ロ)通過後、下部ローラ@に案内さ
れて回収パイプ(至)を貫通し、回収ローラα尋と回収
ピンチローラ(至)との間に挾持されつつ送給されて、
ワイヤ回収箱αGに回収されることにより、ワイヤ電極
(1)の自動供給が完了する。ここで上記ワイヤ電i 
(1)の自動供給動作中において、ワイヤ電極(1)が
下部支持ダイス(6)に到達するまでの送給経路途中で
、上記ワイヤlE&(1)に何らかの原因で負荷がかか
り、送出ローラ(4)で送り出せなくなると、案内ロー
ラ(6)の回転が停止する。それに伴って案内ローラ(
6)に結合されているエンコーダ(7)も回転を停止し
て、該エンコータ(7)からの出力信号か零になり、ワ
イヤ電極(1)の過負荷状態を検出する。
この検出信号は制御装置αηに入力され、制御装置αη
はカイトバイブαOを上昇させ、図示しないワイヤ切断
装置にてワイヤ電極(1)の先端部を切断して、再度上
記に述べたワイヤ電極(1)の自動供給動作を繰り返し
行う。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のワイヤ電極過負荷検出方法は以上の様に行われて
いるので、送給モータ(8)は送給すべきワイヤ!76
(1)の線径に合わせて選定する必要があり、例えば太
い線径のワイヤ電極(1)に対応して選定された送出モ
ータ(8)で、細い線径のワイヤ電極(1)を送給した
場合には、該ワイヤ1! t!!1i(1)に過負荷状
態が生じても、送出モータ(8)は停止せず、従ってエ
ンコーダ(7)は回転しつづけるので、ワイヤ11ft
M(1)の過信荷検出ができず、文通に細い線径のワイ
ヤ電極(1)に対応して選定された送出モータ(8)で
太い線径のワイヤ電極(1)を送給した場合には、該ワ
イヤ電極(1)を送り出せない等、送出モータ(8)の
選定が非常にクリティカルであるという問題点があった
この発明は上記の様な問題点を解消する為になされたも
ので、どの様な線径を有するワイヤ電極(1)でも、そ
の走行中における過負荷状態を検出できるワイヤ電極過
負荷検出方法を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るワイヤ電極過負荷検出方法は、ワイヤ電
極を送り出すワイヤ送出手段の後段に、上記ワイヤ電極
が貫通するバイブ状導電体を備≠え、上記パイプ状導電
体と一ヒ記ワイヤ電極との連続接触時間か一定値以上に
なったことを電気的に検出する様にしたものである。
〔作用〕
この発明においては、ワイヤ電極とパイプ状導電体が一
定時間連続して接触したことを電気的に検出する。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。m1
図はワイヤ自動供給装置を備えたワイヤ放電加工装置を
示・す構成図であり、図において従来例を示す第9図と
同一符号については、同一部分を示しているので説明は
省略する。図において、(9)はワイヤ電極(1)に過
負荷状態が発生した場合に、該過負荷状態を検出して送
出モータ(8)を停止させる信号を出力するワイヤ電極
過負荷検出装置であるO 第2図はワイヤ′ll1t極過負荷検出装置の詳細を示
す図であり、図において従来例を示す第9図と同一符号
については、同一部分を示しているので説明は省略する
。図において、(至)はワイヤIEtM(1)及びガイ
ドバイブ00間に重圧を供給するミノ、(至)は電源(
ホ)から流出する電、流を制限する抵抗器、翰はその両
端がそれぞれワイヤ電極(1)及びガイドバイブαGに
接続され、ノイズを吸収すると共にワイヤ電極(1)及
びガイドバイブ間に印加された電圧を検出するコンデン
サ、■は例えばワンシw ”z トマルチバイブレータ
を使用し、コンテンサ勿の両端の電位が低下している時
限か、予め設定された基1時限を超過した時点で信号を
出力するワンシg 、9トマルチハイブレーク、四はワ
ンシg 4トマルチバイブレータ(至)の出力信号を受
けて、送出モータ(8)の超勤、停止を制御する制御手
段、■はワイヤ電極(1)と給電ダイス□□□とが接触
していない時には、ワンシv −= トマルチバイブレ
ータ(至)の出力ヲ制御手段翰に入力しない様にインタ
ロ・・りするNORゲート、−は電6(ハ)、抵抗器(
至)及びコンデンサ(財)から構成される検出手段、勾
はワンシ璽−・トマルチバイブレータ(ト)及びNOR
ケート田から構成される判別手段、(ロ)は制御手段−
,検出手段■及び判別手段−から構成されろワイヤIM
極過負荷検出装置である。
第8図はガイドバイブ内部の詳細を示す図であり、図1
こおいてこの発明の一実施例を示す亀2図と同一符号は
同一部分を示しているので説明は省略する。図において
、(4)はカイトバイブαQの内部を絶縁する絶縁バイ
ブ、CDは例えばダイヤモンド等の非摩耗性の絶縁物か
らなる上部位置決めダイス、@は加工時にカイトバイブ
叫を介して供給される加工電圧(図示せすり及びワイヤ
自動供給時に*m(至)の電圧を、ワイヤ亀IM(1)
に供給する通電子であるところの給電ダイス、@はガイ
ドバイブα0の先端に取り付けら11たダイヤモンド等
の非摩耗性の絶縁物からなる下部位置決めダイスである
第4図はワ′イヤ電極の走行経路に障害物が介在した時
のガイドバイブ内部の詳細を示す図であり、ガイドバイ
ブ内部の詳細を示す第8図と同一符号は同一部分を示し
ているので説明は省略する。図において、(la月より
イヤ電極(1)の走行経路に介在する障害物である。
第5図はワイヤ電極過負荷検出装置が作動していない時
の信号波形を示す信号波形図である。
第6図はワイヤ電極過負荷検出装置が作動している時の
信号波形を示す信号波形図である。
次に動作について説明する。先ず、ワイヤ電極(1)の
走行経路において、過負荷状態が発生していない場合に
ついて説明する。ワイヤ電極(1)の自動供給動作に先
立って行われる初期設定の操作、及びそれに続いて行わ
れる送出モータ(3)を駆動して、ワイヤ電極(1)を
ワイヤ回収箱αeに回収する動作は、従来例と同一であ
る。この場合のワイヤ電極(1)の走行はスムースに行
われる。この時のガイドバイブaO内のワイヤ電極(1
)には、外部からの張力が作用していない為、ワイヤ電
極(1)は給電ダイス(イ)に対して、常に接触した状
態で走行して行くのではなく、接触、非接触を繰り返し
ながら、給電ダイス翰の内表面を走行して行く。この時
のワイヤ電極(1)と給電ダイス(イ)との接触状態は
、第2図に示すコンデンサ(ホ)の両端で検出され(A
点)、その波形は第5図(4)に示す様に、接触(Lレ
ベルン及び非接触(Hレベルノの信号を常に検出し、該
検出された信号は判別手段−に入力されて、該判別手段
−のワンシ璽、)マルチバイブレータ弼に予め設定され
た時限Tと、上記A点で検出された信号の接触時の継続
時間Tnとの間で大小比較を行う。ここで上記時限Tは
、ワイヤ電極(1)と給電ダイス拳との接触時間の最大
値であって、この値以上の接触時間がある場合には、ワ
イヤ電極(1)の送給経路に、何らかの過負荷状態が発
生したことを示す時限である。従って、ワイヤ電極(1
)の送給経路において、過負荷状態が発生していない場
合には、常に’rn<’rの関係が成立しており、判別
手段■のワンシ璽−」トマルチバイブレータ(7)ノ出
力(3点)は、第5図のンに示す様にHレベルのままで
、NORゲート(至)に入力されているeNORゲート
■の出力(0点)は、第5図(Qに示す様にLレベルの
ままであって状態変化せず、従って制御手段に)は第5
図aに示す様に、送出モータ(8)の駆動信号を出力し
つづける。以上の様にしてワイヤ電極(1)の自動供給
は、支障なく完了する。
次に、ワイヤ[極(1)の走行経路において、過負荷状
態が発生した場合について説明する。ワイヤ電極(1)
の自動供給動作に先立って行われる初期設定の操作につ
いては従来例と同一である、上記初期設定の操作に続い
て、送出モータ(8)を駆動して送出ローラ(4)と送
出ピンチローラ(5) flIIIに挾持されたワイヤ
電極(1)が、ワイヤ回収箱αGに回収される迄の走行
経路において、第4図に示す様に何らかの障害物(a)
によりワイヤ電極(1)に過負荷状態が発生すると、ワ
イヤ電極(1)に外部から圧縮力が作用することになる
ので、ワイヤ電極(1)は第4図に示す様に、給電ダイ
ス(イ)に対して、常に接触した状態で給電ダイス四の
内表面を走行して行くことになる。この時のワイヤ電極
(1)と給電ダイス翰との接触状態は、第2図に示すコ
ンデンサ(イ)の両端で検出され(A点)、その信号波
形は第6図(4)に示す様に、接触(Lレベル)及び非
接触(Hレベルノを繰り返した後、連続接触の状態に移
行する。
この検出された信号は判別手段…に入力され、該判別回
路−のワンショットマルチバイブレータに)に予め設定
された時限Tと、接触時の継続時間Tnとの間で大小比
較を行う。第6図(4)に示す様に、’rn>’rの関
係が成立した時点で、第6図の)に示を判別手段−のワ
ンショットマルチバイブレータ(至)の出力(B点)は
、fJI&6図の)に示す様に、HレベルからLレベル
に状態が変化する。この状態変化した信号は、NORゲ
ート■を経日して、第6図(Oに示す様に、NORゲー
ト■の出力(C点〕に、Hレベルに反転した状態で出力
される。この信号は制御手段−に入力されて、第6図の
に示す様に送出モータ(8)の駆動信号(B点)を遮断
して、ワイヤ電極(1)の自動供給を即座に停止する。
続いて、従来例と同様ガイドパイプα0を上昇させ、ワ
イヤ切断装置にてガイドバイブαOの先端部でワイヤ電
極(1)を切断して、再度ワイヤ電極(1)の自動供給
動作を繰り返し行なう。
なお、上記実施例ではワイヤ電極(1)に加工電力を供
給する給電ダイス@に、Tなる所定時間上記ワイヤ電t
M(1)が連続接触した時に、ワイヤ電極(1)の過負
荷状態を検出する様にしたものを示したが、第7図及び
第8図に示す様(こ、2つの絶縁パイプ翰の間に、ある
間隙を保って露出して設けられたガイドバイブαOその
ものに、Tなる所定時間上記ワイヤ電極(1)が連続接
触した時に、ワイヤ電極(1)の過負荷状態を検出して
も、上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上の様に、この発明によればワイヤ電極の線径に関係
なく、ワイヤ電極の走行経路に生ずる過負荷状態をパイ
プ状導電体を介して検出する様にしたので、ワイヤ自動
供給装置への実装が簡単であると共に、いかなる線径の
ワイヤ電極の供給時にも、該ワイヤ電極の過負荷状態を
検出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるワイヤ自動供給装置
を備えたワイヤ放電加工装置を示す構成極過負荷検出装
置の詳細を示す図A第4図はこの発明の一実施例による
ワイヤ電極の走行経路に障害物が介在した時のガイドバ
イブ内部の詳細を示す図、第5図はこの発明の一実施例
によるワイヤ電極過負荷検出装置が作動していない時の
信号波形を示す信号波形図、第6図はワイヤ電極過負荷
検出装置が作動している時の信号波形を示す信号波形図
、第7図はこの発明の他の実施例を示すガイドバイブ内
部の詳細を示す図、第8図はこの発明の他の実施例を示
すワイヤ電極の走行経路に障害物が介在した時のガイド
バイブ内部の詳細を示す図、第9図は従来のワイヤ自動
供給装置を備えたワイヤ放電加工装置を示す構成図であ
る。 図において、αGはガイドバイブ、(9)はワイヤ電極
過負荷検出装置である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 放電加工を行う前に、ワイヤ電極を所定の経路に走行さ
    せて自動的にセッテイングするワイヤ自動供給装置の、
    上記初期走行中のワイヤ電極に対する過負荷状態を検出
    するワイヤ電極過負荷検出方法において、上記走行すべ
    きワイヤ電極を送り出すワイヤ送出手段の後段に、上記
    ワイヤ電極が貫通するパイプ状導電体を備え、上記パイ
    プ状導電体と上記ワイヤ電極との連続接触時間が一定値
    以上になったことを電気的に検出して、初期走行中のワ
    イヤ電極に対する過負荷状態を検出することを特徴とす
    るワイヤ電極過負荷検出方法。
JP26770387A 1987-10-23 1987-10-23 ワイヤ電極過負荷検出方法 Granted JPH01115517A (ja)

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JP26770387A JPH01115517A (ja) 1987-10-23 1987-10-23 ワイヤ電極過負荷検出方法

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JPH01115517A true JPH01115517A (ja) 1989-05-08
JPH0532176B2 JPH0532176B2 (ja) 1993-05-14

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02303726A (ja) * 1989-05-19 1990-12-17 Mitsubishi Electric Corp ワイヤ放電加工装置のワイヤ電極供給装置
KR100361987B1 (ko) * 2000-11-02 2002-11-23 현대자동차주식회사 플라스틱 금형의 냉각수 유로 변경용 냉각금구 삽입장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02303726A (ja) * 1989-05-19 1990-12-17 Mitsubishi Electric Corp ワイヤ放電加工装置のワイヤ電極供給装置
KR100361987B1 (ko) * 2000-11-02 2002-11-23 현대자동차주식회사 플라스틱 금형의 냉각수 유로 변경용 냉각금구 삽입장치

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