JPH01115518A - ワイヤ断線検出装置 - Google Patents
ワイヤ断線検出装置Info
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- JPH01115518A JPH01115518A JP26934387A JP26934387A JPH01115518A JP H01115518 A JPH01115518 A JP H01115518A JP 26934387 A JP26934387 A JP 26934387A JP 26934387 A JP26934387 A JP 26934387A JP H01115518 A JPH01115518 A JP H01115518A
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- Japan
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- brake
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract description 6
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ワイヤカット放電加工機のワイヤの断線を検
出するワイヤ断線検出装置に関する。
出するワイヤ断線検出装置に関する。
従来の技術
従来、ワイヤの断線を検出するには、ワイヤ径路中にワ
イヤ断線検出用リミットスイッチを設け、ワイヤが断線
しワイヤ電極が弛むと、上記リミットスイッチが作動し
、ワイヤの断線を検出する方法が一般に採用されている
。
イヤ断線検出用リミットスイッチを設け、ワイヤが断線
しワイヤ電極が弛むと、上記リミットスイッチが作動し
、ワイヤの断線を検出する方法が一般に採用されている
。
発明が解決しようとする問題点
上記ワイヤ断線検出用リミットスイッチはワイヤ径路上
に設け、レバー等を介してワイヤに生ずるテンションに
より常に抑圧操作されており、ワイヤに断線が生じて前
記テンションが取り除かれたことを検知することにより
、ワイヤの断線を検出するものである。
に設け、レバー等を介してワイヤに生ずるテンションに
より常に抑圧操作されており、ワイヤに断線が生じて前
記テンションが取り除かれたことを検知することにより
、ワイヤの断線を検出するものである。
ところが、上記のようなリミットスイッチによる検出手
段では、ワイヤがワイヤガイド等で支持されていること
等の理由で、実際にワイヤが断線してからリミットスイ
ッチが断線を検出するまでには遅延がある。また、ワイ
ヤが断線したとき、ワイヤがワークの切断溝内で係合し
、ワイヤが張ったままの状態となり、リミットスイッチ
で断線を検出できないという問題がある。
段では、ワイヤがワイヤガイド等で支持されていること
等の理由で、実際にワイヤが断線してからリミットスイ
ッチが断線を検出するまでには遅延がある。また、ワイ
ヤが断線したとき、ワイヤがワークの切断溝内で係合し
、ワイヤが張ったままの状態となり、リミットスイッチ
で断線を検出できないという問題がある。
そして、ワイヤ断線侵、ワイヤに電力が供給されると、
不用意な放電によってワーク表面に損傷を与えたり、ま
た、ワイヤが給電子から離れるときにワイヤの表面を傷
つけることになる。そのため、次にワイヤを結線すると
き、特に自動ワイヤ結線装置で結線する場合、ダイスガ
イドにワイヤを通すことが困難になったり、ダイスガイ
ドの内面をワイヤで傷つけたりする。これらの事を防止
するには、ワイヤの断線をできるだけ早く検出して、電
源を遮断する必要がある。
不用意な放電によってワーク表面に損傷を与えたり、ま
た、ワイヤが給電子から離れるときにワイヤの表面を傷
つけることになる。そのため、次にワイヤを結線すると
き、特に自動ワイヤ結線装置で結線する場合、ダイスガ
イドにワイヤを通すことが困難になったり、ダイスガイ
ドの内面をワイヤで傷つけたりする。これらの事を防止
するには、ワイヤの断線をできるだけ早く検出して、電
源を遮断する必要がある。
そこで、本発明の目的は、このような不都合を取り除き
、ワイヤ断線後直ちにワイヤの断線を検出して、上記の
ような事故を未然に防止するワイヤ断線検出装置を提供
することにある。
、ワイヤ断線後直ちにワイヤの断線を検出して、上記の
ような事故を未然に防止するワイヤ断線検出装置を提供
することにある。
問題点を解決するための手段
本発明は、ワイヤ駆動手段により駆動走行させられるワ
イヤの走行に対し、ブレーキをかけてワイヤを張設させ
るブレーキ手段のブレーキローラの回転を検出する検出
手段を設け、該検出手段でブレーキローラ回転停止を検
出することによってワイヤの断線を検出するようにする
ことにより、上記問題点を解決した。
イヤの走行に対し、ブレーキをかけてワイヤを張設させ
るブレーキ手段のブレーキローラの回転を検出する検出
手段を設け、該検出手段でブレーキローラ回転停止を検
出することによってワイヤの断線を検出するようにする
ことにより、上記問題点を解決した。
作 用
ワイヤ駆動手段によりワイヤが駆動され走行すると、ピ
ンチローラによってワイヤが圧接されたブレーキローラ
は、ワイヤの走行と共に回転する。
ンチローラによってワイヤが圧接されたブレーキローラ
は、ワイヤの走行と共に回転する。
しかし、ワイヤが断線し、ワイヤの走行が停止すると、
ブーキローラは直ちにその回転を停止する。
ブーキローラは直ちにその回転を停止する。
そのため、ブレーキローラの回転を検出する検出手段は
ブレーキローラの回転停止を検出することとなる。
ブレーキローラの回転停止を検出することとなる。
実施例
第1図は、本発明の一実施例のワイヤ断線検出装置を備
えたワイヤカット放電加工機の要部を概略的に示したも
ので、立設したコラム1から一側方へ上アーム2と下ア
ーム3が設けられ、放電加工用のワイヤ6はコラム1の
上部に位置したワイヤ供給ボビン7からブレーキ装置4
のピンチローラ4b、ブレーキローラ4a間を通り、ガ
イドローラ8.上アーム2の先端部に設けたU、v軸駆
動ユニット9.上ガイド11.下アーム3の先端に設け
た下ガイド12を通過して下アーム3の内部に入り、ガ
イドブロック13.ガイドローラ14を経て搬送ベルト
15.15’ を備えたワイヤ送り装置16の部分を通
過し、ピンチローラ17が圧接されたフィードローラ1
8に達し、フィードローラ18で引込まれたワイヤ6は
コラム1の前面に配置したワイヤ回収箱19に収納され
る。
えたワイヤカット放電加工機の要部を概略的に示したも
ので、立設したコラム1から一側方へ上アーム2と下ア
ーム3が設けられ、放電加工用のワイヤ6はコラム1の
上部に位置したワイヤ供給ボビン7からブレーキ装置4
のピンチローラ4b、ブレーキローラ4a間を通り、ガ
イドローラ8.上アーム2の先端部に設けたU、v軸駆
動ユニット9.上ガイド11.下アーム3の先端に設け
た下ガイド12を通過して下アーム3の内部に入り、ガ
イドブロック13.ガイドローラ14を経て搬送ベルト
15.15’ を備えたワイヤ送り装置16の部分を通
過し、ピンチローラ17が圧接されたフィードローラ1
8に達し、フィードローラ18で引込まれたワイヤ6は
コラム1の前面に配置したワイヤ回収箱19に収納され
る。
図中、Mlはワイヤ送り装置16の搬送ベルト15.1
5’を駆動するモータ、M2はフィードローラ18を駆
動するモータである。
5’を駆動するモータ、M2はフィードローラ18を駆
動するモータである。
また、ブレーキローラ4aの一側端面には、第2図に示
すように白黒等間隔に色分けされた円盤4Cが固着され
ており、該円盤4Cの回転を検出する光電スイッチ5が
対向して配設され、該光電スイッチ5は円盤4Cに投光
し、その反射光を受光し、円!4cの回転により円盤4
Cの白黒パターンからの反射先優の差異に応じてパルス
を出力する。
すように白黒等間隔に色分けされた円盤4Cが固着され
ており、該円盤4Cの回転を検出する光電スイッチ5が
対向して配設され、該光電スイッチ5は円盤4Cに投光
し、その反射光を受光し、円!4cの回転により円盤4
Cの白黒パターンからの反射先優の差異に応じてパルス
を出力する。
該光電スイッチ5の出力は、第3図に示すようにアンプ
20に入力され増幅された後、タイマー22及びインバ
ータ21を介してタイマー23に入力されている。上記
タイマー22.23は、入力信号の立上りでトリガされ
る再トリガが可能なタイマーで、例えば、再トリガが可
能なワンショットマルチバイブレータで構成されており
、このタイマー22.33の出力パルス幅は調整可能な
ものを使用し、ワイヤの走行速度に応じ、この出力パル
ス幅を調整するようにしている。なお、この出力パルス
幅を固定してもよい。
20に入力され増幅された後、タイマー22及びインバ
ータ21を介してタイマー23に入力されている。上記
タイマー22.23は、入力信号の立上りでトリガされ
る再トリガが可能なタイマーで、例えば、再トリガが可
能なワンショットマルチバイブレータで構成されており
、このタイマー22.33の出力パルス幅は調整可能な
ものを使用し、ワイヤの走行速度に応じ、この出力パル
ス幅を調整するようにしている。なお、この出力パルス
幅を固定してもよい。
そして、上記タイマー22.23の出力c、dはノア回
路24に入力され、ノア回路24の出力eはリレー25
に入力されている。
路24に入力され、ノア回路24の出力eはリレー25
に入力されている。
なお、第1図において、10は上ガイド、下ガイド12
間にワーク置台(図示せず)に固定されたワークを示し
ている。
間にワーク置台(図示せず)に固定されたワークを示し
ている。
次に、本実施例の動作を説明する。
ワイヤ6は、前述のようにワイヤ供給ボビン7からブレ
ーキ装置4.ガイドローラ8.上ガイド11、下ガイド
12.ワイヤ送り装置16.フィードローラ18とピン
チローラ17間に通され、放電加工が開始され、モータ
M1.M2が駆動されると、ワイヤ6は走行を開始し、
ワイヤ6はブレーキ装置4のブレーキローラ4aにピン
チローラ4bによって圧接させられているため、ワイヤ
6の走行に伴ってブレーキローラ4aも回転する。
ーキ装置4.ガイドローラ8.上ガイド11、下ガイド
12.ワイヤ送り装置16.フィードローラ18とピン
チローラ17間に通され、放電加工が開始され、モータ
M1.M2が駆動されると、ワイヤ6は走行を開始し、
ワイヤ6はブレーキ装置4のブレーキローラ4aにピン
チローラ4bによって圧接させられているため、ワイヤ
6の走行に伴ってブレーキローラ4aも回転する。
該ブレーキローラ4aの一端面に固着された円盤4Cも
回転し、その結果、充電スイッチ5に入射する反射光の
光量が円盤4Cの白黒パターンにより変化し、該光電ス
イッチ5から円盤4Cの回転に応じ、ワイヤ6の走行速
度に変動がなければ(円14Cの回転が一定であれば)
等間隔のオン・オフパルスが出力され、この光電スイッ
チ5からの出力はアンプ20で増幅され、該アンプ20
から第4図(イ)に示すようなパルスが出力される。該
アンプ20からの出力はタイマー22に入力され、タイ
マー22はアンプ20の出力が立上ったときトリガされ
、第4図(ロ)に示すように、設定所定時間出力パルス
Cを出力する。一方、アンプ20の出力aはインバータ
21に入力され、インバータ21の出力すはタイマー2
3に入力されて、該タイマー23は、該インバータ21
の出力すの立上りでトリガされ、設定所定時間のパルス
を第4図(ニ)に示すように出力する。
回転し、その結果、充電スイッチ5に入射する反射光の
光量が円盤4Cの白黒パターンにより変化し、該光電ス
イッチ5から円盤4Cの回転に応じ、ワイヤ6の走行速
度に変動がなければ(円14Cの回転が一定であれば)
等間隔のオン・オフパルスが出力され、この光電スイッ
チ5からの出力はアンプ20で増幅され、該アンプ20
から第4図(イ)に示すようなパルスが出力される。該
アンプ20からの出力はタイマー22に入力され、タイ
マー22はアンプ20の出力が立上ったときトリガされ
、第4図(ロ)に示すように、設定所定時間出力パルス
Cを出力する。一方、アンプ20の出力aはインバータ
21に入力され、インバータ21の出力すはタイマー2
3に入力されて、該タイマー23は、該インバータ21
の出力すの立上りでトリガされ、設定所定時間のパルス
を第4図(ニ)に示すように出力する。
なお、タイマー22.23の出力パルス幅はワイヤ6の
走行速度に応じて設定されるようになっており、光電ス
イッチ5から出力されるパルス周期の1/2より少し長
い時間(7ンブ20の出力aのオンパルス幅またはオフ
パルス幅より少し長いパルス幅)に設定されている。そ
の結果、ワイヤ6がワイヤ送り装置16及びフィードロ
ーラ18のワイヤ駆動手段で所定一定速度で駆動され、
走行速度が一定ならば、常にタイマー22.23のどち
らか一方からHレベルの出力パルスが出力され、タイマ
ー22.23の出力c、dを入力するノア回路24には
常にHレベルの信号が入力され、ノア回路24からは出
力されない。
走行速度に応じて設定されるようになっており、光電ス
イッチ5から出力されるパルス周期の1/2より少し長
い時間(7ンブ20の出力aのオンパルス幅またはオフ
パルス幅より少し長いパルス幅)に設定されている。そ
の結果、ワイヤ6がワイヤ送り装置16及びフィードロ
ーラ18のワイヤ駆動手段で所定一定速度で駆動され、
走行速度が一定ならば、常にタイマー22.23のどち
らか一方からHレベルの出力パルスが出力され、タイマ
ー22.23の出力c、dを入力するノア回路24には
常にHレベルの信号が入力され、ノア回路24からは出
力されない。
しかし、放電加工中、ワイヤ6が何らかの理由により、
断線すると(通常、ワイヤ6はワーク10内の放電加工
部において断線する)、断線点よりワイヤ供給側にはワ
イヤ送り装置16.フィードローラ18のワイヤ駆動手
段の駆動力が伝達されず、ワイヤ6の走行は直ちに停止
する。ワイヤ6の走行が停止すると、ワイヤ6の走行に
よって回転していたブレーキローラ4a及び円盤4Cも
停止する。その結果、光電スイッチ5の出力は変化がな
くなり、アンプ20の出力aはHレベルまたはLレベル
状態となり、タイマ22.23はトリガされなくなり、
タイマ22.23からの出力が停止するため、第4図(
ホ)に示すように、ノア回路24の出力eはHレベルと
なり、ワイヤ断線信号を出力しリレー25を作動させ、
放電電源をオフにして、ワーク10とワイヤ6間の電圧
印加を停止する。
断線すると(通常、ワイヤ6はワーク10内の放電加工
部において断線する)、断線点よりワイヤ供給側にはワ
イヤ送り装置16.フィードローラ18のワイヤ駆動手
段の駆動力が伝達されず、ワイヤ6の走行は直ちに停止
する。ワイヤ6の走行が停止すると、ワイヤ6の走行に
よって回転していたブレーキローラ4a及び円盤4Cも
停止する。その結果、光電スイッチ5の出力は変化がな
くなり、アンプ20の出力aはHレベルまたはLレベル
状態となり、タイマ22.23はトリガされなくなり、
タイマ22.23からの出力が停止するため、第4図(
ホ)に示すように、ノア回路24の出力eはHレベルと
なり、ワイヤ断線信号を出力しリレー25を作動させ、
放電電源をオフにして、ワーク10とワイヤ6間の電圧
印加を停止する。
なお、上記実施例では、2つのタイマー22゜23を使
用したが、1つのタイマーでもよい。例えば、アンプ2
0の出力aを再トリガ可能なタイマーに入力し、この出
力aの立上りでタイマーをトリガし、このタイマーの出
力パルス幅をアンプ20の出力aのオン・オフ周期より
も長いものにしておけばよい。また、タイマーを抵抗と
コンデンサの時定数回路で構成してもよく、この場合は
第3図においてノア回路24の代りにオア回路を用いる
。そして、各タイマー22.23のコンデンサの充電電
圧が所定以上になったとき、タイマー22.23からH
レベルの出力を出すようにすればよく、アンプ20から
オン・オフパルスが出力されている間は各タイマー22
.23のコンデンサは入力信号がHレベル間で充電され
、Lレベル間で放電されるため、所定電圧以上にならず
、ブレーキローラ4aの回転が停止し、アンプ20から
HまたはLレベルの信号が出力されると、どちらか一方
のタイマーのコンデンサ充[4圧が所定以上となり、H
レベルの出力を出し、オア回路を介してリレー25を作
動させることとなる。さらに、本実施例では、ブレーキ
ローラ4aの回転、即ち、ワイヤ6の走行をブレーキロ
ーラ4aに設けた白黒等間隔パターンの円盤と光電スイ
ッチで検出するようにしたが、ブレーキローラと共に回
転する回転体に極性が交互に変わるように回転体の周面
に永久磁石を埋め込み、この永久磁石の極性の変化を磁
気センサーで検出してブレーキローラの回転を検出して
もよい。また、ブレーキローラの回転をタコジェネレー
タで検出してもよい。
用したが、1つのタイマーでもよい。例えば、アンプ2
0の出力aを再トリガ可能なタイマーに入力し、この出
力aの立上りでタイマーをトリガし、このタイマーの出
力パルス幅をアンプ20の出力aのオン・オフ周期より
も長いものにしておけばよい。また、タイマーを抵抗と
コンデンサの時定数回路で構成してもよく、この場合は
第3図においてノア回路24の代りにオア回路を用いる
。そして、各タイマー22.23のコンデンサの充電電
圧が所定以上になったとき、タイマー22.23からH
レベルの出力を出すようにすればよく、アンプ20から
オン・オフパルスが出力されている間は各タイマー22
.23のコンデンサは入力信号がHレベル間で充電され
、Lレベル間で放電されるため、所定電圧以上にならず
、ブレーキローラ4aの回転が停止し、アンプ20から
HまたはLレベルの信号が出力されると、どちらか一方
のタイマーのコンデンサ充[4圧が所定以上となり、H
レベルの出力を出し、オア回路を介してリレー25を作
動させることとなる。さらに、本実施例では、ブレーキ
ローラ4aの回転、即ち、ワイヤ6の走行をブレーキロ
ーラ4aに設けた白黒等間隔パターンの円盤と光電スイ
ッチで検出するようにしたが、ブレーキローラと共に回
転する回転体に極性が交互に変わるように回転体の周面
に永久磁石を埋め込み、この永久磁石の極性の変化を磁
気センサーで検出してブレーキローラの回転を検出して
もよい。また、ブレーキローラの回転をタコジェネレー
タで検出してもよい。
この場合、タコジェネレータの出力とワイヤ駆動手段の
モータM1またはM2の駆e電圧を比較してブレーキロ
ーラの回転停止を検出するようにしてもよく、ワイヤ6
の走行速度が遅く、モータM1またはM2の駆動電圧が
低ければ、タコジェネレータの出力電圧も低いので、自
動的にワイヤ6の走行速度に応じた比較レベルが設定さ
れ、ワイヤ断線が検出されることとなる。
モータM1またはM2の駆e電圧を比較してブレーキロ
ーラの回転停止を検出するようにしてもよく、ワイヤ6
の走行速度が遅く、モータM1またはM2の駆動電圧が
低ければ、タコジェネレータの出力電圧も低いので、自
動的にワイヤ6の走行速度に応じた比較レベルが設定さ
れ、ワイヤ断線が検出されることとなる。
発明の効果
本発明は、ワイヤの走行によって回転し、ワイヤが断線
すると直ちに回転を停止するブレーキローラの回転を検
出し、ブレーキローラの回転停止によりワイヤ断線を検
出するようにしたから、ワイヤ断線を確実に検出でき、
従来のように、ワイヤが断線してもワイヤにたるみが生
じなくワイヤ断線を検出できないようなことがない。ま
た、ブレーキローラは該ブレーキローラを回転させる力
がなくなると直ちに回転を停止するから、ワイヤ断線に
対する応答速度が早く、ワイヤ断線により加工電源を直
ちにオフにすることができ、ワークに損傷を与えること
が少なくなる。また、自動的に加ニブログラムを途中か
ら再開される機能のボールド・ポイント・リターン、リ
スタートを用いて、断線地点を記憶しておき、加工再開
時にその断線地点まで自動的に戻り、加工を再開させる
ことも容易に行える。さらに、ワイヤ走行を検出するた
めの機械的接触部がないので消耗することがなく長期間
使用できる。
すると直ちに回転を停止するブレーキローラの回転を検
出し、ブレーキローラの回転停止によりワイヤ断線を検
出するようにしたから、ワイヤ断線を確実に検出でき、
従来のように、ワイヤが断線してもワイヤにたるみが生
じなくワイヤ断線を検出できないようなことがない。ま
た、ブレーキローラは該ブレーキローラを回転させる力
がなくなると直ちに回転を停止するから、ワイヤ断線に
対する応答速度が早く、ワイヤ断線により加工電源を直
ちにオフにすることができ、ワークに損傷を与えること
が少なくなる。また、自動的に加ニブログラムを途中か
ら再開される機能のボールド・ポイント・リターン、リ
スタートを用いて、断線地点を記憶しておき、加工再開
時にその断線地点まで自動的に戻り、加工を再開させる
ことも容易に行える。さらに、ワイヤ走行を検出するた
めの機械的接触部がないので消耗することがなく長期間
使用できる。
第1図は本発明の一実施例を備えたワイヤ放電加工機の
要部概略図、第2図は白黒パターンの円板と光電スイッ
チの関係を説明する図、第3図はブレーキローラの回転
停止を検出する検出回路図、第4図は第3図における各
信号のタイミングチャートである。 4・・・ブレーキ装置゛、4a・・・ブレーキローラ、
4C・・・円盤、5・・・光電スイッチ、6・・・ワイ
ヤ、16・・・ワイヤ送り装置、18・・・フィードロ
ーラ。 駕 1 口 第 2 図 第4 口 Cホ)e
要部概略図、第2図は白黒パターンの円板と光電スイッ
チの関係を説明する図、第3図はブレーキローラの回転
停止を検出する検出回路図、第4図は第3図における各
信号のタイミングチャートである。 4・・・ブレーキ装置゛、4a・・・ブレーキローラ、
4C・・・円盤、5・・・光電スイッチ、6・・・ワイ
ヤ、16・・・ワイヤ送り装置、18・・・フィードロ
ーラ。 駕 1 口 第 2 図 第4 口 Cホ)e
Claims (1)
- ブレーキ手段のブレーキローラとピンチローラ間にワイ
ヤ電極を通し、ワイヤ駆動手段でワイヤを駆動し、ワイ
ヤを張設走行させるワイヤカット放電加工機において、
上記ブレーキローラの回転を検出する検出手段を設け、
該検出手段のブレーキローラ回転停止検出によりワイヤ
の断線を検出するようにしたワイヤ断線検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62269343A JP2577579B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | ワイヤ断線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62269343A JP2577579B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | ワイヤ断線検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01115518A true JPH01115518A (ja) | 1989-05-08 |
JP2577579B2 JP2577579B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=17471056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62269343A Expired - Fee Related JP2577579B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | ワイヤ断線検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577579B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5288993B2 (ja) * | 2008-10-28 | 2013-09-11 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工機 |
CN106624226A (zh) * | 2017-03-06 | 2017-05-10 | 长汀县友创鑫机械设备有限公司 | 一种线切割机钼丝送丝器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54159797A (en) * | 1978-06-08 | 1979-12-17 | Inoue Japax Res Inc | Wire-cut spark machine |
JPS563167U (ja) * | 1979-06-21 | 1981-01-12 | ||
JPS5715634A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-27 | Fanuc Ltd | Wire-cut electric discharge machine |
-
1987
- 1987-10-27 JP JP62269343A patent/JP2577579B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS54159797A (en) * | 1978-06-08 | 1979-12-17 | Inoue Japax Res Inc | Wire-cut spark machine |
JPS563167U (ja) * | 1979-06-21 | 1981-01-12 | ||
JPS5715634A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-27 | Fanuc Ltd | Wire-cut electric discharge machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2577579B2 (ja) | 1997-02-05 |
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