JPH01114757A - ラテックス凝集反応を検出する診断用試験スライドの製造方法 - Google Patents
ラテックス凝集反応を検出する診断用試験スライドの製造方法Info
- Publication number
- JPH01114757A JPH01114757A JP27187387A JP27187387A JPH01114757A JP H01114757 A JPH01114757 A JP H01114757A JP 27187387 A JP27187387 A JP 27187387A JP 27187387 A JP27187387 A JP 27187387A JP H01114757 A JPH01114757 A JP H01114757A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- latex
- antibody
- antigen
- latex reagent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 9
- 238000012360 testing method Methods 0.000 title abstract description 14
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 title 1
- 239000004816 latex Substances 0.000 claims abstract description 40
- 229920000126 latex Polymers 0.000 claims abstract description 40
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 claims abstract description 28
- 239000000427 antigen Substances 0.000 claims abstract description 11
- 102000036639 antigens Human genes 0.000 claims abstract description 11
- 108091007433 antigens Proteins 0.000 claims abstract description 11
- 150000001720 carbohydrates Chemical class 0.000 claims abstract description 6
- 238000002405 diagnostic procedure Methods 0.000 claims description 10
- 230000011382 collagen catabolic process Effects 0.000 claims description 5
- 239000007857 degradation product Substances 0.000 claims description 5
- 102000008186 Collagen Human genes 0.000 abstract description 12
- 108010035532 Collagen Proteins 0.000 abstract description 12
- 229920001436 collagen Polymers 0.000 abstract description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 10
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 abstract description 9
- 238000001035 drying Methods 0.000 abstract description 9
- 238000004108 freeze drying Methods 0.000 abstract description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 15
- DHMQDGOQFOQNFH-UHFFFAOYSA-N Glycine Chemical compound NCC(O)=O DHMQDGOQFOQNFH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 8
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 8
- 239000000047 product Substances 0.000 description 7
- 239000004471 Glycine Substances 0.000 description 5
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 4
- 230000000984 immunochemical effect Effects 0.000 description 4
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 4
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 4
- 230000004520 agglutination Effects 0.000 description 3
- 210000001124 body fluid Anatomy 0.000 description 3
- 239000010839 body fluid Substances 0.000 description 3
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 108091003079 Bovine Serum Albumin Proteins 0.000 description 2
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 2
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 2
- 229940098773 bovine serum albumin Drugs 0.000 description 2
- 239000007853 buffer solution Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 2
- GUBGYTABKSRVRQ-XLOQQCSPSA-N Alpha-Lactose Chemical compound O[C@@H]1[C@@H](O)[C@@H](O)[C@@H](CO)O[C@H]1O[C@@H]1[C@@H](CO)O[C@H](O)[C@H](O)[C@H]1O GUBGYTABKSRVRQ-XLOQQCSPSA-N 0.000 description 1
- 206010011409 Cross infection Diseases 0.000 description 1
- 102100035111 Farnesyl pyrophosphate synthase Human genes 0.000 description 1
- 108010058861 Fibrin Fibrinogen Degradation Products Proteins 0.000 description 1
- 101001023007 Homo sapiens Farnesyl pyrophosphate synthase Proteins 0.000 description 1
- GUBGYTABKSRVRQ-QKKXKWKRSA-N Lactose Natural products OC[C@H]1O[C@@H](O[C@H]2[C@H](O)[C@@H](O)C(O)O[C@@H]2CO)[C@H](O)[C@@H](O)[C@H]1O GUBGYTABKSRVRQ-QKKXKWKRSA-N 0.000 description 1
- CZMRCDWAGMRECN-UGDNZRGBSA-N Sucrose Chemical compound O[C@H]1[C@H](O)[C@@H](CO)O[C@@]1(CO)O[C@@H]1[C@H](O)[C@@H](O)[C@H](O)[C@@H](CO)O1 CZMRCDWAGMRECN-UGDNZRGBSA-N 0.000 description 1
- 229930006000 Sucrose Natural products 0.000 description 1
- 241000700605 Viruses Species 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 238000004220 aggregation Methods 0.000 description 1
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 1
- 235000015115 caffè latte Nutrition 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000004090 dissolution Methods 0.000 description 1
- 239000000208 fibrin degradation product Substances 0.000 description 1
- 108010074605 gamma-Globulins Proteins 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000005556 hormone Substances 0.000 description 1
- 229940088597 hormone Drugs 0.000 description 1
- 230000003100 immobilizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000008101 lactose Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 102000004169 proteins and genes Human genes 0.000 description 1
- 108090000623 proteins and genes Proteins 0.000 description 1
- 230000001235 sensitizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000003270 steroid hormone Substances 0.000 description 1
- 239000005720 sucrose Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、体液中の微量物質を免疫化学的反応を利用
して効率的に測定するための診断用試験スライドの製造
方法に関するものである。
して効率的に測定するための診断用試験スライドの製造
方法に関するものである。
〈従来の技術〉
抗原−抗体反応を利用した免疫化学的方法により、体液
(血液、尿等)中の微量物質を高感度に測定する方法は
、臨床検査の分野において特に有用性かあるので、最近
注目を集めている。
(血液、尿等)中の微量物質を高感度に測定する方法は
、臨床検査の分野において特に有用性かあるので、最近
注目を集めている。
この免疫化学的方法は、−段重には抗原−抗体反応(抗
原あるいは抗体が感作されたポリスチレンラテックス粒
子と、検体中に含有される抗体あるいは抗原との間に生
じる抗原−抗体反応)によって生成するラテックス粒子
の凝集塊を肉眼で観察し、またはその凝集塊の濁度を分
光装百で測定することによって検体中に含有される微量
物質の濃度を測定する方法である。
原あるいは抗体が感作されたポリスチレンラテックス粒
子と、検体中に含有される抗体あるいは抗原との間に生
じる抗原−抗体反応)によって生成するラテックス粒子
の凝集塊を肉眼で観察し、またはその凝集塊の濁度を分
光装百で測定することによって検体中に含有される微量
物質の濃度を測定する方法である。
その中でもスライド型試験板上で、ラテックス試薬と検
体とを一定時間混合しで放置した後、ラテックス粒子の
凝集状態を観察することにより該微量物質を検出する方
法は、試薬か安価でしかも迅速に検出できるため免疫血
清検査室等で汎用されている。
体とを一定時間混合しで放置した後、ラテックス粒子の
凝集状態を観察することにより該微量物質を検出する方
法は、試薬か安価でしかも迅速に検出できるため免疫血
清検査室等で汎用されている。
〈発明か解決しようとする問題点〉
しかし、この免疫化学的反応を単にスライド上でラテ・
ンクス試薬と検体とを滴下・混合しで行なうのでは、操
作が煩雑であるばかりでなく、試薬の一定量を精確に滴
下することが困難であるため得られる検査結果が不精確
となる欠点があった。
ンクス試薬と検体とを滴下・混合しで行なうのでは、操
作が煩雑であるばかりでなく、試薬の一定量を精確に滴
下することが困難であるため得られる検査結果が不精確
となる欠点があった。
このような欠点を改良するために、特開昭59−100
863号公報のように、予めラテックス試薬を塗布した
診断用試験スライド及びその製造方法か開発されたが、
この発明を実施するには、特殊加工した試験紙(スライ
ド)が必要であり、更に塗布したラテックス試薬を固定
させるために凍結乾燥をしなければならず、従って製造
工程が煩雑であり、コストも高くなる欠点があった。
863号公報のように、予めラテックス試薬を塗布した
診断用試験スライド及びその製造方法か開発されたが、
この発明を実施するには、特殊加工した試験紙(スライ
ド)が必要であり、更に塗布したラテックス試薬を固定
させるために凍結乾燥をしなければならず、従って製造
工程が煩雑であり、コストも高くなる欠点があった。
本発明者等は、スライド上にラテックス試薬を固定する
際の条件を種々検討した結果、コラーゲンまたは必要に
応じてコラーゲン及び塘頚の存在下にラテックス試薬を
乾燥させれば、乾燥温度が例えば室温であっても感度の
高い診断用試験スライドを製造することができることを
知り本発明を完成した。
際の条件を種々検討した結果、コラーゲンまたは必要に
応じてコラーゲン及び塘頚の存在下にラテックス試薬を
乾燥させれば、乾燥温度が例えば室温であっても感度の
高い診断用試験スライドを製造することができることを
知り本発明を完成した。
〈問題を解決するための手段〉
すなわちこの発明は、スライドの表面に、次に記載する
(A)及び(B)、更に必要に応じて(C)を付着させ
た後乾燥することによって、ラテックス試薬を安定化さ
せ、凍結乾燥等の特殊な乾燥方法によらなくでも簡単・
安価に製造できる診断用試験スライドの製造方法を提供
することを目的として開発したものである。
(A)及び(B)、更に必要に応じて(C)を付着させ
た後乾燥することによって、ラテックス試薬を安定化さ
せ、凍結乾燥等の特殊な乾燥方法によらなくでも簡単・
安価に製造できる診断用試験スライドの製造方法を提供
することを目的として開発したものである。
(A)抗原または抗体を感作させたラテックス試薬
(B)コラーゲン分解物
(C)糖類
本発明において、ラテックス試薬とは抗原または抗体を
ポリスチレンラテックス等の懺粒子に感作させたものを
いう。
ポリスチレンラテックス等の懺粒子に感作させたものを
いう。
本願発明に使用するコラーゲン分解物は、ラテックス試
薬を安定化させ、スライド上にラテックス試薬ヲ固定す
る作用を有する。
薬を安定化させ、スライド上にラテックス試薬ヲ固定す
る作用を有する。
コラーゲン分解物は分子量が10万以下のものが、スラ
イドに付着させたときの乾燥性、検体を滴下したときの
溶解性、スライド板への親和性、測定値への影響、保存
安定性等に特に適している。10万以上の分子が混在し
たコラーゲン分解物を使用すると、スライド上に検体を
添加したとき、ラテックス試薬の溶解′iが悪くなるの
で、迅速性を必要とするスライド凝集反応の測定系には
好ましくない影響を与える。
イドに付着させたときの乾燥性、検体を滴下したときの
溶解性、スライド板への親和性、測定値への影響、保存
安定性等に特に適している。10万以上の分子が混在し
たコラーゲン分解物を使用すると、スライド上に検体を
添加したとき、ラテックス試薬の溶解′iが悪くなるの
で、迅速性を必要とするスライド凝集反応の測定系には
好ましくない影響を与える。
本願発明に使用するコラーゲン分解物の使用量は、スラ
イド上に付着(塗布)させるときの濃度が5〜50重量
%の範囲である。
イド上に付着(塗布)させるときの濃度が5〜50重量
%の範囲である。
本願発明に使用する糖類は、はぼコラーゲンと同様な目
的で使用され、具体的には蔗糖、乳糖、デキストリシ等
が適しており、その使用量はスライド上に付M(塗布)
させるときの濃度で1〜5重量%である。
的で使用され、具体的には蔗糖、乳糖、デキストリシ等
が適しており、その使用量はスライド上に付M(塗布)
させるときの濃度で1〜5重量%である。
本願発明に使用するスライドの材質は特に限定しないか
、従来のガラス製試験板より紙製の試験板の方か、洗浄
工程を省くことかでき、焼却等の処理によりウィルス等
の院内感染を回避することができ便利である。
、従来のガラス製試験板より紙製の試験板の方か、洗浄
工程を省くことかでき、焼却等の処理によりウィルス等
の院内感染を回避することができ便利である。
本願発明に使用する抗原または抗体を感作させたラテッ
クス試薬(粒子)の作製方法は、従来公知の方法による
。
クス試薬(粒子)の作製方法は、従来公知の方法による
。
本願発明に係る抗原または抗体のラテックス試薬、コラ
ーゲン分解物、糖類等をスライドに付着させるには、通
常はこれらの溶液(混合物)を塗布した債、室温に放置
しで乾燥させる方法が採られるか、この方法に限定され
るものではない。
ーゲン分解物、糖類等をスライドに付着させるには、通
常はこれらの溶液(混合物)を塗布した債、室温に放置
しで乾燥させる方法が採られるか、この方法に限定され
るものではない。
スライドを乾燥させる温度は、抗原を感作させた場合で
も、また抗体(ポリクローナル抗体、またはモノクロー
ナル抗体)を感作させた場合でも60°C以下か望まし
い。80’C以上で乾燥するとコラーゲン分解物か熱に
より変性されラテックス試薬の溶解性か悪くなりかつ測
定系に好ましくない影響を与える2乾燥に用する時間は
、25〜60 ′Gでは15〜24時間、80℃で約0
.5時間である。
も、また抗体(ポリクローナル抗体、またはモノクロー
ナル抗体)を感作させた場合でも60°C以下か望まし
い。80’C以上で乾燥するとコラーゲン分解物か熱に
より変性されラテックス試薬の溶解性か悪くなりかつ測
定系に好ましくない影響を与える2乾燥に用する時間は
、25〜60 ′Gでは15〜24時間、80℃で約0
.5時間である。
本願発明により製造された診断用試験スライドは、血液
尿等の体液中に含有されでいる微量物質、すなわちベブ
タイトホルモン類、ステロイドホルモン類、蛋白質等の
広範囲の微量物質の検出・測定に利用できる。
尿等の体液中に含有されでいる微量物質、すなわちベブ
タイトホルモン類、ステロイドホルモン類、蛋白質等の
広範囲の微量物質の検出・測定に利用できる。
〈実施例]〉
(1)ヒトフィブリン分解産物(以下FDPという)検
出用スライドの製造 FDPの抗FDP抗体感作ラテックス試薬は次の方法に
より調製した。
出用スライドの製造 FDPの抗FDP抗体感作ラテックス試薬は次の方法に
より調製した。
すなわち、F(ab′)2のグリシン緩衝溶液(濃度1
mg/mn)10m(lへ、平均粒系0゜22umのポ
リスチレンラテックス(ダウ・ケミカル社製、固形分濃
度、10重盪%)lrnβを加え、室温で、60分攪拌
した後、2〜4°Cの冷却下に17000rpm、10
分間遠心分Mを行なう。分離した抗FDP抗体感作ラテ
ックス粒子を牛血清アルブミン溶液(濃g:o、2重量
%)5mβに懸濁し、室温で30分間攪拌した後、2〜
4℃の冷却下に17000rpm、10分間遠心分Mを
行なう。分離した感作ラッテクス粒子をグリシン緩衝液
5mβに懸濁し、感作ラッテクス粒子濃度か2重量%と
なるようにする0次にこれにコラーゲン分解物溶液(濃
度:25重量%)5mβを添加し、感作ラテツクス粒子
濃度が1重量%の抗FDP抗体感作ラテックス試薬とす
る。
mg/mn)10m(lへ、平均粒系0゜22umのポ
リスチレンラテックス(ダウ・ケミカル社製、固形分濃
度、10重盪%)lrnβを加え、室温で、60分攪拌
した後、2〜4°Cの冷却下に17000rpm、10
分間遠心分Mを行なう。分離した抗FDP抗体感作ラテ
ックス粒子を牛血清アルブミン溶液(濃g:o、2重量
%)5mβに懸濁し、室温で30分間攪拌した後、2〜
4℃の冷却下に17000rpm、10分間遠心分Mを
行なう。分離した感作ラッテクス粒子をグリシン緩衝液
5mβに懸濁し、感作ラッテクス粒子濃度か2重量%と
なるようにする0次にこれにコラーゲン分解物溶液(濃
度:25重量%)5mβを添加し、感作ラテツクス粒子
濃度が1重量%の抗FDP抗体感作ラテックス試薬とす
る。
得られたラテックス試薬をスライド型試験板(紙)へ1
回の使用量分(50±3μρ)だけ精確に塗布し、−晩
室温で自然乾燥してFDP模出用(診断用試験)スライ
ドを得た。
回の使用量分(50±3μρ)だけ精確に塗布し、−晩
室温で自然乾燥してFDP模出用(診断用試験)スライ
ドを得た。
(2)FDP検出用スライドの試験側
前記FDPS出用スライドの表面にFDPの検体50μ
ρを添加し、ラッテクス試薬とよく混合し、2分間放置
して観察したところ、FDPluq / mβの濃度で
凝集反応を示した。
ρを添加し、ラッテクス試薬とよく混合し、2分間放置
して観察したところ、FDPluq / mβの濃度で
凝集反応を示した。
(3)前記FDP検出用スライドを室温及び37℃で6
週間保存しでも検出感度は低下しなかった。
週間保存しでも検出感度は低下しなかった。
〈実施例2〉
(1)リウマチ因子検出用スライドの製造ヒトグロブリ
ン−グリシン緩衝液(γグロブリン濃度10mq/mA
、pH9,6)10mAへ、平均粒系0.33umのポ
リスチレンラテックス(ダウ・ケミカル社製、固形分濃
度、10重1%)1mlを加え、60℃で、30分間加
温した債、2〜4°Cの冷却下に17000rpm、1
0分間遠心分離を行なう。分離した熱変性γグロブリン
感作ラテツクス粒子を0.2重量%の牛血清アルブミン
を含むグリシン緩衝液(pH9,6)5mlに懸濁し、
室温で3o分間攪拌した後、2〜4℃の冷却下に170
00rpm、10分間遠心分Mを行なう0分離した感作
ラッテクス粒子をグリシン緩衝液(pH9,6)5ml
に懸濁し、リウマチ因子検出用感作ラッテクス粒子濃度
が2重量%となるようにする0次に、これにコラーゲン
分解物溶液(J度、10重量%)5mρを添加し、感作
ラテツクス粒子濃度が1重量%のリウマチ因子検出用ラ
テックス試薬を調製する。
ン−グリシン緩衝液(γグロブリン濃度10mq/mA
、pH9,6)10mAへ、平均粒系0.33umのポ
リスチレンラテックス(ダウ・ケミカル社製、固形分濃
度、10重1%)1mlを加え、60℃で、30分間加
温した債、2〜4°Cの冷却下に17000rpm、1
0分間遠心分離を行なう。分離した熱変性γグロブリン
感作ラテツクス粒子を0.2重量%の牛血清アルブミン
を含むグリシン緩衝液(pH9,6)5mlに懸濁し、
室温で3o分間攪拌した後、2〜4℃の冷却下に170
00rpm、10分間遠心分Mを行なう0分離した感作
ラッテクス粒子をグリシン緩衝液(pH9,6)5ml
に懸濁し、リウマチ因子検出用感作ラッテクス粒子濃度
が2重量%となるようにする0次に、これにコラーゲン
分解物溶液(J度、10重量%)5mρを添加し、感作
ラテツクス粒子濃度が1重量%のリウマチ因子検出用ラ
テックス試薬を調製する。
得られたラテックス試薬をスライド型試験板(紙)へ1
回の使用量分(50±3日β)だけ精確に塗布し、−晩
室温で自然乾燥してリウマチ因子検出用(診断用試験)
スライドを得た。
回の使用量分(50±3日β)だけ精確に塗布し、−晩
室温で自然乾燥してリウマチ因子検出用(診断用試験)
スライドを得た。
(2)リウマチ因子検出用スライドの試験側前記リウマ
チ因子検出用スライドの表面リウマチの検体50uβを
添加し、ラッテクス試薬とよく混合し、2分間放置して
観察したところ、WHO単位10IU/mβの存在で凝
集反応を示した。
チ因子検出用スライドの表面リウマチの検体50uβを
添加し、ラッテクス試薬とよく混合し、2分間放置して
観察したところ、WHO単位10IU/mβの存在で凝
集反応を示した。
(3)前記リウマチ因子検出用スライドを室温及び37
℃で6週間保存しても検出感度は低下しなかった。
℃で6週間保存しても検出感度は低下しなかった。
〈発明の効果〉
以上のように、この発明に係る診断用試験スライドの製
造方法によれば、抗原または抗体のラテックス試薬ヘコ
ラーゲン分解物を添加するだけで、特殊なスライド及び
特殊な乾燥工程を必要とせず、しかも検出効率の高い診
断用試験スライドを簡単かつ安価に製造することかでき
るという効果を有する。
造方法によれば、抗原または抗体のラテックス試薬ヘコ
ラーゲン分解物を添加するだけで、特殊なスライド及び
特殊な乾燥工程を必要とせず、しかも検出効率の高い診
断用試験スライドを簡単かつ安価に製造することかでき
るという効果を有する。
Claims (2)
- (1)スライドの表面に、次に記載する(A)及び(B
)、更に必要に応じて(C)を付着させた後乾燥するこ
とを特徴とする診断用試験スライドの製造方法。 (A)抗原または抗体を感作させたラテックス試薬 (B)コラーゲン分解物 (C)糖類 - (2)コラーゲン分解物の分子量が、10万以下である
特許請求の範囲第1項記載の診断用試験スライドの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62271873A JPH07117539B2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | ラテックス凝集反応を検出する診断用試験スライドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62271873A JPH07117539B2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | ラテックス凝集反応を検出する診断用試験スライドの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01114757A true JPH01114757A (ja) | 1989-05-08 |
JPH07117539B2 JPH07117539B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=17506089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62271873A Expired - Lifetime JPH07117539B2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | ラテックス凝集反応を検出する診断用試験スライドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07117539B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010249566A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 微粒子保存方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720663A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-03 | Toshiba Kagaku Kogyo Kk | Auxiliary body active film having shelf stability |
JPS59100863A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-11 | Fuji Seiyaku Kogyo Kk | 診断用試験スライドおよびその製造方法 |
-
1987
- 1987-10-29 JP JP62271873A patent/JPH07117539B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720663A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-03 | Toshiba Kagaku Kogyo Kk | Auxiliary body active film having shelf stability |
JPS59100863A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-11 | Fuji Seiyaku Kogyo Kk | 診断用試験スライドおよびその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010249566A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 微粒子保存方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07117539B2 (ja) | 1995-12-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6314783B2 (ja) | ||
KR100209072B1 (ko) | 숙신이미드함유 중합체로 생물학적 활성 시약을 제조하는 방법, 분석 요소 및 이것의 사용방법 | |
JPS6071957A (ja) | 超音波処理により免疫反応を促進する方法 | |
JPH01202663A (ja) | 固定化したビオチン化受容体を用いるリガンド測定のための試験装置,キットおよび方法 | |
CN108593641A (zh) | 一种定量检测全血样品中待测物质的试剂盒及方法 | |
CN108362895B (zh) | 叶酸检测试剂盒及其制备方法 | |
JPH01248061A (ja) | 試験キットおよび免疫リガンドの測定方法 | |
JPH0795065B2 (ja) | 水不溶性試薬、それを含む要素及びその使用方法 | |
JP3290660B2 (ja) | 特異的結合検定用の使用単位試薬組成物 | |
JPS5838862A (ja) | 自己遮断抗体の検知方法と該方法に用いられる試薬キツト | |
JPH01114757A (ja) | ラテックス凝集反応を検出する診断用試験スライドの製造方法 | |
JP3618797B2 (ja) | 免疫測定法 | |
JP3916189B2 (ja) | イムノアッセイ用試薬及びイムノアッセイ | |
JPH0448265A (ja) | 免疫測定法 | |
JPH04203967A (ja) | 微量成分の迅速測定方法 | |
JPS6262291B2 (ja) | ||
JPS5935144A (ja) | 腎糸球体基底膜抗原感作ラテツクス | |
JP3644704B2 (ja) | 免疫測定法 | |
JPH01158354A (ja) | 免疫学的多成分測定用試薬と測定方法 | |
JP3439542B2 (ja) | 抗りん脂質抗体測定用試薬の製造方法 | |
JP2000258419A (ja) | 免疫測定試薬及び免疫測定法 | |
JPH10104233A (ja) | ヒトアンチトロンビンiiiの定量方法及び測定キット | |
JP3095541B2 (ja) | 免疫学的凝集反応試薬の製造方法 | |
JPH09304386A (ja) | 免疫診断薬の製造方法および得られた免疫診断薬 | |
JPS6229746B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |