JPH01105759A - サーマルヘッドの製造法 - Google Patents

サーマルヘッドの製造法

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JPH01105759A
JPH01105759A JP62264469A JP26446987A JPH01105759A JP H01105759 A JPH01105759 A JP H01105759A JP 62264469 A JP62264469 A JP 62264469A JP 26446987 A JP26446987 A JP 26446987A JP H01105759 A JPH01105759 A JP H01105759A
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JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
electrode
resistance value
thermal
dot
Prior art date
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Pending
Application number
JP62264469A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Yoshiike
信幸 吉池
Akihiko Yoshida
昭彦 吉田
Yoshihiro Watanabe
善博 渡辺
Atsushi Nishino
敦 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプリンタやファクシミリ等の感熱記録装置に用
いられるサーマルヘッドの製造法に関する。
従来の技術 プリンタやファクシミリ等の感熱記録装置は、従来サー
マルヘッドを用い、感熱紙あるいはインクシートと重ね
合せた普通紙に対して感熱記録を行っている。感熱記録
時の記録濃度はサーマルヘッドの発熱抵抗体の単位体積
当りの発熱量(自己発生ジュール熱)により決まるもの
であり、発熱ドツトの抵抗値ばらつきがあると各ドツト
の発熱量が異なり、しいては印字濃度むらの原因となる
従来、厚膜型サーマルヘッドは印刷された発熱抵抗体の
抵抗値ばらつきが十数%あり、そのため、−船釣には千
鳥型電極を用いてその抵抗値を通電過負荷トリミング方
式によりトリミングしたヘッドを用いている。
第5図は従来の厚膜型サーマルヘッドの構造図である。
アルミナ基板11の上面にグレーズ層l2を形成し、こ
の基板上に共通電極13.個別電極14、発熱抵抗体1
5を形成し、耐摩耗層16は発熱抵抗体と導体電極の一
部を覆うように構成している。
第6図は従来の厚膜型サーマルヘッドの電極形状を示し
た平面図である。厚膜型サーマルヘッドでは発熱抵抗体
を独立して作成することが困難であるため、ライン状の
共通発熱抵抗体5を設け。
通電用の導体電極は該発熱抵抗体の両側から交互に共通
電極13と個別電極14を千鳥型に導入配置している。
また、1つの個別電極には二つの発熱部17a、17b
が対応し一つのドツトを構成している。すなわち、1つ
の個別電極4と共通電極部にパルス的に電圧を印加する
と、発熱部17 a、17bに同時に電流が流れ2つの
発色点が形成される。
従来、前記千鳥型の電極形状を有する厚膜型サーマルヘ
ッドの発熱体抵抗値は、同一ヘッド内の複数のドツトに
おいて、十数パーセントにおよぶばらつきを有していた
。該ばらつきを減少させるための抵抗値トリミングの方
法は、一般に発熱抵抗体に電力を供給したときに生じる
自己発生ジュール熱による抵抗値変化を利用するいわゆ
る通電過負荷トリミング方式が用いられている。しかし
ながら、従来の厚膜型サーマルヘッドにおいては、1つ
のドツトが2つの発熱部により構成されているため、通
電過負荷トリミング方式を用いて、ドツトの抵抗値を修
正してもドツトの抵抗値(例えば発熱部17a、17b
の合成抵抗値)を±1%程度に均一に合せることは出来
るが、同一ドツト内の発熱部17aの抵抗値と、17b
の抵抗値を同じ値にすることは不可能であった。そのた
め、極端な場合にはドツト内の抵抗値ばらつきが十数%
となり、その結果同一ドツト内の2つの発色点の濃度が
異なり、印字濃度むらの原因となフていた。
発明が解決しようとする問題点 近年、薄膜型サーマルヘッドから厚膜型サーマルヘッド
に進展することによりコスト面では著しい進歩が見られ
た。しかし、熱応答性、省電力化、階調記録性、高印字
品位化、高信頼性の観点では、なお改善の必要がある。
問題点を解決するための手段 本発明の特徴は、電極形状を対向タイプとし、レーザに
より発熱抵抗体に切り溝を入れ1つの個別電極に対して
1つの発熱体を対応させたのちに、各ドツトの発熱抵抗
体部の抵抗値を通電過負荷トリミング方式により完全に
均一にそろえることにある。
作用 本発明の構成によれば、各ドツトの印字濃度むらを無く
シ階調記録性を改善することが可能で、高品位印字可能
で高信頼性のサーマルヘッドを提供することができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例のサーマルヘッドを説明する
ための断面構成図であり、第2図は電極構成を示す平面
図、また、第3図は第2図におけるA−B線に沿った断
面図である。図に示す様に、グレーズ層1を設けてなる
アルミナ基板2上に金の導電体電極(厚み0.5−1.
0μm)からなる共通電極3および該共通電極と対向す
るような通電用の個別電極4を設け、前記電極群の対向
部上にRuO2を主成分とする発熱用の抵抗体(厚み4
−8μm)をライン状の印刷焼成し、該抵抗体にレーザ
により個別電極に沿ってドツトピッチ(16,7μm)
で切り溝(巾約10−20μm)7を入れ互いに分離し
た発熱抵抗体5を形成し、つぎに該抵抗体および電極群
の一部を覆うようにガラス層を印刷焼成することにより
耐摩耗層6(厚み4−8μm)を形成した。ヘッド形成
後の対向する一対の共通電極3および個別電極4との電
極問に形成されるそれぞれの発熱部の抵抗値は、150
0Ω±15%であり、また隣接する個別電極の電極間の
抵抗値は30000Ω以上であった。
つぎに、発熱抵抗体の自己発生ジュール熱により抵抗値
を調整する通電過負荷トリミング法を用いて、対向する
一対の共通電極3および個別電極4との電極間に形成さ
れるそれぞれの発熱部にパルス電圧(5−1oo V、
 数μs)を任意の時間通電することにより、各発熱部
の抵抗値を別々に調整し、全発熱部の抵抗値を±1%以
内にそろえた。
このヘッドを0.4W/dot 、 l/4duty、
 16m5/cyc Ieの条件で駆動し感熱紙に印字
した結果、各ドツトの発色点の濃度もほぼ同じで、従来
のような同一ドツト内の2つの発色点の濃度が異なりこ
とに起因する印字濃度むらも解消でき、非常に高品位な
印字が可能となった。
次に実施例1と同様の工程で作成したヘッドの駆動寿命
試験をした結果を表に示す。
なお、駆動条件は0.4W/dot、 1/4duty
、 16m5/cycleの条件で駆動し、感熱紙に3
0Km印字した後の印字濃度変化率を評価した。
表 表より明らかなように本発明品は特に駆動寿命試験に優
れていることが明かとなった。その理由は定かではない
が、トリミングすることにより抵抗体中の電流のパス経
路が安定化すること、また発熱体部の周囲をガラス層で
コートし隣接ドツトとの熱拡散を抑制することにより、
千鳥型の従来ヘッドより安定化したことが考えられる。
前記実施例と同様にアルミナグレーズ基板上に金の導電
体電極からなる共通電極及び該共通電極と対向するよう
な通電用の個別電極を設け、前記電極群の対向部上にR
um2を主成分とする発熱用の抵抗体(厚み4−8μm
)をライン状の印刷焼成した。
ここで、該抵抗体に切り溝を入れるに際し、レーザの出
力を変化させ切り溝の深さを検討した結果、耐摩耗層を
印刷焼成後の隣接する個別電極の電極間の抵抗値(R1
)が対向する一対の共通電極および個別電極との電極間
に形成されるそれぞれの発熱部の抵抗値(RO)の10
倍以上であれば通電過負荷トリミング法によるトリミン
グも精度よくできることが分かった。当然のことながら
、完全に隣接ドツト間を電気的に切断すればなお良い。
実施例1において、基板上に共通電極および前記共通電
極と対向するような通電用の個別電極群を6本/ m 
mのドツト密度で設け、その電極間隔を90μmから3
00μmの間で検討した結果を第4図に示す。なお、発
熱抵抗体の印刷幅は250μmから350μmとした。
第4図より電極間隔は120μmから240μmが最適
であった。
本実験は6本/ m mのドツト密度のヘッドに関する
ものであるが8本/ m m−12本/mmまでの同様
り結果を得た。
尚、レーザによる切り溝巾は特に限定されるものでなく
、基本的には印字面積と印字効率から決定するものであ
る。
更に、サーマルヘッドの基板はは−ろ一基板でもよく、
その他、ヘッドの各構成材料、ドツト抵抗値に関しても
、特に限定されるものでないことは言うまでもない。
発明の効果 本発明によれば、サーマルヘッドの各発熱ドツトの発熱
特性の均一化を極めて簡便に実現することができ、低コ
ストで、階調記録性、高品位印字可能なサーマルヘッド
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は本発明の一実施例のサーマルヘッ
ドを説明するための断面構成図であり第2図は同サーマ
ルヘッドの電極構成を示す平面図、第4図は本発明の実
施例になるヘッドを用いて印字したときの印字面積と電
極間隔の関係図、第5図および第6図は従来例のサーマ
ルヘッドの断面構成図および同サーマルヘッドの電極構
成を示す平面図である。 1・・・グレーズ層、2・・・アルミナ基板、3・・・
共通電極、4・・・個別電極、5・・・共通抵抗体1.
6・・・耐摩耗層、7・・・切り溝。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第1図 明宇I口対鑞     。 3 μ さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に導電体電極からなる共通電極および前記
    共通電極と対向するような通電用の個別電極群を設け、
    前記共通電極と前記個別電極群の対向部上に発熱用の抵
    抗体をライン状に設け、前記抵抗体にレーザにより切り
    溝を入れ互いに分離した発熱抵抗体を形成するとともに
    前記抵抗体および共通電極および個別電極群の一部を覆
    うように耐摩耗層を形成後、前記発熱用抵抗体部の抵抗
    値を別々に通電過負荷トリミング方式によりトリミング
    したことを特徴とするサーマルヘッドの製造法。
  2. (2)基板上に設けた第1群の共通電極および前記共通
    電極と対向するような通電用の個別電極群との電極間隔
    が120μmから240μmにしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のサーマルヘッドの製造法。
JP62264469A 1987-10-20 1987-10-20 サーマルヘッドの製造法 Pending JPH01105759A (ja)

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JPH01105759A true JPH01105759A (ja) 1989-04-24

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