JPH01110164A - サーマルヘッドの製造法 - Google Patents

サーマルヘッドの製造法

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JPH01110164A
JPH01110164A JP26705187A JP26705187A JPH01110164A JP H01110164 A JPH01110164 A JP H01110164A JP 26705187 A JP26705187 A JP 26705187A JP 26705187 A JP26705187 A JP 26705187A JP H01110164 A JPH01110164 A JP H01110164A
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JP
Japan
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electrode
resistance value
heating
dot
printing
Prior art date
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Pending
Application number
JP26705187A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Yoshiike
信幸 吉池
Yoshihiro Watanabe
善博 渡辺
Akihiko Yoshida
昭彦 吉田
Atsushi Nishino
敦 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプリンタやファクシミリ等の感熱記録装置に用
いられるサーマルヘッドの製造法に関す従来の技術 プリンタやファクシミリ等の感熱記録装置は、従来サー
マルヘッドを用い、感熱紙あるいはインクシートと重ね
合わせた普通紙に対して感熱記録を行っている。感熱記
録時の記録濃度はサーマルヘッドの発熱抵抗体の単位体
積当りの発熱量(自己発生ジュール熱)により決まるも
のであり、発熱ドツトの抵抗値ばらつきがあると各ドツ
トの発熱量が異なり、しいては印字濃度むらの原因とな
る。
従来、厚膜型サーマルヘッドは印刷された発熱抵抗体の
抵抗値ばらつきが十数%あり、そのため、−船釣には千
鳥型電極を用いてその抵抗値を通電過負荷トリミング方
式によりトリミングしたヘッドを用いている。
第5図は従来例の厚膜型サーマルヘッドの構造図である
。アルミナ基板lの上面にグレーズN2を形成し、この
基板上に共通電極39個別電極4、発熱抵抗体5を形成
し、耐摩耗層6は発熱抵抗体と導体電極の一部を覆うよ
うに構成している。
第6図は従来の厚膜型サーマルヘッドの電極形状を示し
た平面図である。従来はライン状の共通発熱抵抗体5を
設け2通電用の導体電極は該発熱抵抗体の両側から交互
に共通電極3と個別電極4を千鳥型に導入配置している
。また、1つの個別電極には二つの発熱部7a、7bが
対応し一つのドツトを構成している。すなわち、1つの
個別電極4と共通電極間にパルス的に電圧を印加すると
、発熱部7a、7bに同時に電流が流れ2つの発色点が
形成される。
従来、前記千鳥型の電極形状を有する厚膜型サーマルヘ
ッドの発熱体抵抗値は、同一ヘッド内の複数のドツトに
おいて、十数パーセントにおよぶばらつきを有していた
。このばらつきを減少させるための抵抗値トリミングの
方法は、一般に発熱抵抗体に電力を供給したときに生じ
る自己発生ジュール熱による抵抗値変化を利用するいわ
ゆる通電過負荷トリミング方式が用いられている。しか
しながら、従来の厚膜型サーマルヘッドにおいては、1
つのドツトが2つの発熱部により構成されているため、
通電過負荷トリミング方式を用いて、ドツトの抵抗値を
修正してもドツトの抵抗値(例えば、発熱部7a、7b
の合成抵抗値)を±1%程度に均一に合わせることは出
来るが、同一ドツト内の発熱部7aの抵抗値と、7bの
抵抗値を同じ値にすることは不可能であった。そのため
、極端な場合にはドツト内の抵抗値ばらつきが十数%と
なり、その結果、同一ドツト内の2つの発色点の濃度が
異なり、印字濃度むらの原因となっていた。
発明が解決しようとする問題点 近年、薄膜型サーマルヘッドから厚膜型サーマルヘッド
に進展することによりコスト面では著しい進歩が見られ
たが、熱応答性、省電力化、階調記録性、高印字品位化
、高信頼性の観点では、なお改善の必要がある。
本発明は上記問題点に鑑み、諸特性を改善したサーマル
ヘッドを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、電極形状を対向タイプとし、1つの個別電極
に対して1つの発熱体を印刷により設けたのちに、各ド
ツトの発熱抵抗体部の抵抗値を通電過負荷トリミング方
式により完全に均一にそろえることを特徴とするサーマ
ルヘッドの製造法である。
作用 本発明の構成によれば、各ドツトの印字濃度むらを無く
し階調記録性を改善することが可能で、高品位印字可能
で高信頼性のサーマルヘッドを提供することができる。
実施例 (実施例 1) 第1図は本発明の一実施例の製造法を説明するための断
面構成図であり第2図は電極構成を示す平面図、また、
第3図は第2図におけるA−B線に沿った断面図である
。図に示す様に、グレーズN9を設けてなるアルミナ基
板8上に金の導電体電極(厚み0.5−1.0μm)か
らなる共通電極10およびその共通電極10と対向する
ような通電用の個別電極11を設け、前記電極群の対向
部上にRIJO2を主成分とする発熱用の抵抗体(厚み
4−8μm)を各ドツトごとにスクリーン印刷技術を用
いて印刷した。印刷に際しては隣接ドツト間との接触を
避けるため400メツシユのメタルスクリーンを用い隣
接ドツト間の隙間を50μmとした。
印刷後焼成し、個別の発熱抵抗体部12を設け、つぎに
該抵抗体および電極群の一部を覆うようにガラス層を印
刷焼成することにより耐摩耗層13(厚み4−8μm)
を形成した。ヘッド形成後の対向する一対の共通電極1
0および個別電極11との電極間に形成されるそれぞれ
の発熱抵抗体の抵抗値は、1400Ω±15%であった
つぎに、発熱抵抗体の自己発生ジュール熱により抵抗値
を調整する通電過負荷トリミング法を用いて、対向する
一対の共通電極lOおよび個別電極11との電極間に形
成されるそれぞれの発熱部にパルス電圧(5−100V
、数μs)を任意の時間通電することにより、各発熱部
の抵抗値を別々に調整し、全発熱部の抵抗値を±1%以
内にそろえこのヘッドを0.4%//dot、 I/4
duty、 16m5/cyc leの条件で駆動し感
熱紙に印字した結果、各ドツトの発色点の濃度もほぼ同
じで、従来のような同一ドツト内の2つの発色点の濃度
が異なりことに起因する印字濃度むらも解消でき、非常
に高品位な印字が可能となった。
(実施例 2) 実施例1と同様の工程で作成したヘッドの駆動寿命試験
をした結果を表に示す。
なお、駆動条件は0.4%J/dot、 t/4dut
y、 16m5/cycleの条件で駆動し、感熱紙に
30Km印字した後の印字濃度変化率を評価した。
表 表より明らかなように本発明品は特に駆動寿命試験に優
れていることが明らかとなった。その理由は定かではな
いが、トリミングすることにより抵抗体中の電流のバス
経路が安定化すること、また発熱体部の周囲をガラス層
でコートし隣接ドツトとの熱拡散を抑制することにより
、千鳥型の従来ヘッドより安定化したことが考えられる
(実施例 3) 実施例Iと同様に、アルミナ基板上に金の導電体電極(
厚み0.5−1.0μm)からなる共通電極およびその
共通電極と対向するような通電用の個別電極を設け、前
記電極群の対向部上にRuO2を主成分とする発熱用の
抵抗体(厚み4−4−87zを各ドツトごとに描画印刷
技術を用いて細孔ノズルから抵抗体ペーストを印刷した
。印刷後焼成し、個別の発熱抵抗体部12を設け、つぎ
に該抵抗体および電極群の一部を覆うようにガラス層を
印刷焼成することにより耐摩耗層13(厚み4−8μm
)を形成した。ヘッド形成後の対向する一対の共通電極
10および個別電極11との電極間に形成されるそれぞ
れの発熱抵抗体の抵抗値は、1300Ω±25%であフ
た。
つぎに、発熱抵抗体の自己発生ジュール熱により抵抗値
を調整する通電過負荷トリミング法を用いて、対向する
一対の共通電極10および個別電極11との電極間に形
成されるそれぞれの発熱部にパルス電圧(5−150V
、 数μs)を任意の時間通電することにより、各発熱
部の抵抗値を別々に調整し、全発熱部の抵抗値を±1%
以内にそろえた。
このヘッドを0.4W/dot、1/4duty、16
m5/cycleの条件で駆動し感熱紙に印字した結果
、各ドツトの発色点の濃度もほぼ同じで、従来のような
同一ドツト内の2つの発色点の濃度が異なりことに起因
する印字濃度むらも解消でき、非常に高品位な印字が可
能となった。
(実施例 4) 実施例1において、基板上に第1群の共通電極およびそ
の共通電極と対向するような第2群の通電用の個別電極
を6本/mmのドツト密度で設け。
該電極間隔を90μmから30071mの間で検討した
結果を第4図に示す。なお、発熱抵抗体の印刷幅は25
0μmから350μmとした。
図より電極間隔は120μmから240μmが最適であ
った。本実験は6本/ m mのドツト密度のヘッドに
関するものであるが8本/mm−12木/mmまで同様
の結果を得た。
なお、サーマルヘッドの基板はは−ろ一基板でもよく、
その他、ヘッドの各構成材料、ドツト抵抗値に関しても
、特に限定されるものでないことは言うまでもない。
発明の効果 本発明の製造法によれば、サーマルヘッドの各発熱ドツ
トの発熱特性の均一化を極めて簡便に実現することがで
き、低コストで、階調記録性、高品位印字可能なサーマ
ルヘッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は本発明の一実施例の製造法になる
サーマルヘッドの断面構成図、第2図は同サーマルヘッ
ドの電極構成を示す平面図、第4図は同サーマルヘッド
を用いて印字したときの印字面積と電極間隔の関係図、
第5図および第6図は従来例のサーマルヘッドの断面構
成図および同サーマルヘッドの電極構成を示す平面図で
ある。 8・・・アルミナ基板、9・・・ブレース層、10・・
・共通電極、11・・・個別電極、12・・・発熱抵抗
体、13・・・耐摩耗層。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名綜    
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Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に導電体電極からなる第1群の共通電極お
    よび前記共通電極と対向するような第2群の通電用の個
    別電極を設け、前記電極群の対向部上に発熱用の抵抗体
    を各ドットごとに設け、前記抵抗体および電極群の一部
    を覆うように耐摩耗層を形成後、発熱抵抗体部の抵抗値
    を別々に通電過負荷トリミング方式によりトリミングし
    たことを特徴とするサーマルヘッドの製造法。
  2. (2)共通電極と個別電極の各対向部の電極間隔が12
    0μmから240μmであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のサーマルヘッドの製造法。
JP26705187A 1987-10-22 1987-10-22 サーマルヘッドの製造法 Pending JPH01110164A (ja)

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