JPH01104568A - シート搬送制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） この発明は、画像を電子写真感光材料（以下、マスター
ベーパーという）に撮影して平版印刷版を作成する電子
写真製版機におけるマスターペーパー等のシートの搬送
制御方法に関する。

（技術的背景と解決すべき問題点） 第２図はこの発明を適用することができる電子写真製版
機の一般的な例を示すものであり、底面に固着された足
２を介して床面１に載置された箱状の装置本体３と、こ
の装置本体３の中央下部から水平に出入可能で原稿を載
置する原稿台１１を支持する原稿台支持装置ｌＯとを有
している。そして、装置本体３の内部には、原稿台１１
の上方に配設され、原稿台１１上に載置された原稿上−
を図示ａ方向に移動してスリット走査で連続的に撮影す
る走査露光手段２０と、この走査露光手段２０の上方に
配設され、ベルトコンベア形式でマスターベーパー４を
図示下向きにして吸着搬送する搬送手段３０とを有して
いる。また、搬送手段３０の入口側には、本体３の内側
面の図示上下にそれぞれ軸支され、例えば酸化亜鉛ペー
パーから成るロール状の２つのマスターペーパーロール
３１ａ及び３１ｂと、マスターペーパーロール３１ａ及
び３１ｂから供Ｍされるマスターペーパー４を所定の長
さに切断するカッタ３２と、搬送されるマスターペーパ
ー４を帯電させるコロナ帯電器３３とが連設されている
。さらに、搬送手段３０の出口側には走査露光手段２０
で露光されたマスターペーパーを現像液で現像する現像
部４０と、現像されたマスターペーパー４を加熱して定
着する定着部５０と、定着されたマスターペーパー４を
親水化処理するブリエッチ部６０と、親水化処理された
マスターペーパー４を乾燥する乾燥部７０とが複数の搬
送ローラ５を介して連設されている。

このような構成においてその動作を説明すると、マスタ
ーペーパーロール３１ａ又は３１ｂより供給されて来る
マスターペーパー４をコロナ帯電器３３で帯電させ、帯
電されたマスターペーパー４が搬送手段３０で所定長搬
送されると、マスターペーパー４はカッタ３２で所定長
さに切断され、切断されたマスターペーパー４は搬送手
段３０で原稿台１１上方の所定露光位置まで吸着搬送さ
れる。この状態で、走査露光手段２０内に配設された光
源２１により照射された撮影光２２は、原稿台１１上に
予め載置されている原稿面で反射され、走査露光手段２
０内の上部に配設された反射ミラー２３及びインミラー
レンズ２４で一度方向変換された後、予め搬送され所定
位置に停止されているマスターペーパー４に投射され、
このマスターペーパー４をスリット状に露光する。そし
て、走査露光手段２０が図示ａ方向に連続的に移動して
マスターペーパー４の全面を露光後、マスターペーパー
４は搬送手段３０により現像部４０に搬送されて現像さ
れ、定着部５０で加熱されて定着される。更に搬送ロー
ラ５によりブリエッチ部６０に搬送されて親水化処理さ
れ、その後に乾燥部７０で乾燥され、原稿台支持装置１
０の原稿台１１の下方に配設された集積台１２上に放出
される。

ここにおいて、従来はマスターペーパー４の供給、搬送
、停止を１つの駆動源で行なうと共に、その制御のため
のパルスエンコーダも第３図の６で示すように１つしか
設けられていない。このため、搬送長が所定長となった
ときにカッタ３２で切断するタイミングと、切断された
マスターペーパー４が露光部に達したときに停止させる
タイミングとがうまくマツチングしていないと、マスタ
ーペーパーパー４の表面が帯電器３３に接触して放電さ
れてしまうことになる。また、切断に要する時間と露光
に要する時間も同じではなく、搬送制御が異なる。した
がって、駆動系が１つでパルスエンコーダも１つの場合
には、その制御系が複雑であると共に、停止位置及び切
断長゛の両方共に精度を出すのが困難である。

（発明の目的） この発明は上述のような事情よりなされたものであり、
この発明の目的は、シートの搬送駆動系を２つに分離し
て別々にシート搬送量検出手段を設け、切断のための搬
送制御と停止位置への搬送制御とを別々に行なうように
したシート搬送制御方法を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） この発明は、シート供給部から搬送されるシートを所定
長に切断して後、この切断シートを所定位置まで搬送し
て停止し、前記所定位置で処理して後に搬送するシート
搬送制御方法に関するもので、この発明の上記目的は、
前記切断のための搬送の駆動系と前記停止のための駆動
系とを分離すると共に、前記各駆動系に別個のシート搬
送量検出手段を設け、前記各シート搬送量検出手段の出
力に基づいて対応する前記駆動系の速度制御３位置制御
を行なうようにすることによって達成される。

（発明の作用） この発明のシート搬送制御方法は、シート切断のための
搬送の駆動系と停止のための駆動系とを分離し、別々に
搬送制御して切断、停止を行なっているので、両方共ζ
精度を高くすることができる。

（発明の実施例） この発明では第１図に示すように、マスターペーパーロ
ール３１ａ（又は３１ｂ）からのマスターペーパー４の
供給は供給ローラ１０２によって行なわれ、マスターペ
ーパー４の搬送路にはその搬送量ニ応シてパルス列信号
ＰＳｌを出力するパルスエンコーダ１０３が設けられて
いる。パルス列信号ＰＳｌは制御回路１００に入力され
、モータ１０１を介して供給ローラ１０２の駆動を制御
すると共に、切断信号ＣＴをカッタ３２に送ってマスタ
ーベーパー４を所定長に切断する。また、カッタ３２の
後段には搬送ローラ２０３が設けられており、マスター
ベーパー４の搬送路にはその搬送量に応じてパルス列信
号ＰＳ２を出力するパルスエンコーダ２０４が設けられ
ており、パルス列信号ＰＳ２は制御回路２００に入力さ
れている。制御回路２００はモータ２０１を介して搬送
手段３０を駆動するようになっている。したがって、制
御回路１００及びモータ１０１はマスターベーパー４の
供給部からカッタ３２までの搬送を制御し、制御回路２
００及びモータ２０１はカッタで切断されたマスターベ
ーパー４の搬送を制御する。

このような構成において、制御回路１００は予め設定さ
れている速度でモータ１０１及び供給ローラ１０２を介
してマスターベーパー４を供給し、その速度及び搬送位
置はパルスエンコーダ１０３によりて検出される。パル
スエンコーダ１０３の検出によって供給されるマスター
ベーパー４の長さが所定長となった時、制御回路１００
は搬送を停止すると共に切断信号ＣＴを出力してカッタ
３２でマスターベーパー４を切断する。切断されたマス
ターベーパー４はモータ２０１で駆動される搬送手段３
０によって搬送され、その搬送速度及び位置はパルスエ
ンコーダ２０４で検出される。したがフて、マスターベ
ーパー４が搬送手段３０によって所定位置に搬送された
時、制御回路２００はモータ２０１及び搬送手段３０を
介して搬送を停止される。停止されたマスターベーパー
４は走査露光手段２０で露光され、露光終了後に再び搬
送手段３０で現像等の処理部に搬送する。

なお、上述ではマスターベーパーの搬送量検出手段とし
てパルスエンコーダを用いているが、Ａ／Ｄ変換器等の
検出手段を用いても良い。また、上述では電子写真製版
機のマスターベーパーについて説明したが、他のシート
にも同様に適用でき、シートを切断して所定位置に停止
させるような装置にも同様に適用できる。

（発明の効果） 以上のようにこの発明のシート搬送方法によれば、シー
トの供給、切断系の駆動系と搬送停止の駆動系とを分離
しているので、各系に適した制御を行なうことができ、
正確かつ高精度に制御することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を説明するための図、第２図はこの発
明方法を適用する電子写真製版機の一例を示す構造図、
第３図は従来の制御方法を説明するための図である。 ３・・・装置本体、４・・・マスターベーパー、５・・
・搬送ローラ、１Ｏ−１原稿台支持装置、１１・・・原
稿台、２０・・・走査露光手段、３０・・・搬送手段、
４ｏ・・・現像装置、５０・・・定着装置、６０・・・
ブリエッチ部、７ｏ・・・乾燥部、１００，２００−・
・制御回路、１０１，２０１・・・モータ、１０３．２
０４・・・パルスエンコーダ。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シート供給部から搬送されるシートを所定長に切断して
   後、この切断シートを所定位置まで搬送して停止し、前
   記所定位置で処理して後に搬送するシート搬送制御方法
   において、前記切断のための搬送の駆動系と前記停止の
   ための駆動系とを分離すると共に、前記各駆動系に別個
   のシートの搬送量検出手段を設け、前記各シート搬送量
   検出手段の出力に基づいて対応する前記駆動系の速度制
   御、位置制御を行なうようにしたことを特徴とするシー
   ト搬送制御方法。