JPH01104408A - 溶接スパッターの除去装置 - Google Patents
溶接スパッターの除去装置Info
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- JPH01104408A JPH01104408A JP26246787A JP26246787A JPH01104408A JP H01104408 A JPH01104408 A JP H01104408A JP 26246787 A JP26246787 A JP 26246787A JP 26246787 A JP26246787 A JP 26246787A JP H01104408 A JPH01104408 A JP H01104408A
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Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、先行する鋼板の後端と後続する鋼板の先端と
を溶接しながら、鋼板を冷間圧延機、酸洗ライン、表面
処理ライン等の工程に連続的に搬送するとき、鋼板の搬
送を一時停止させることなく、溶接部近傍の鋼板表面に
付着したスパッターを除去する方法及び装置に関する。
を溶接しながら、鋼板を冷間圧延機、酸洗ライン、表面
処理ライン等の工程に連続的に搬送するとき、鋼板の搬
送を一時停止させることなく、溶接部近傍の鋼板表面に
付着したスパッターを除去する方法及び装置に関する。
冷延ライン、酸洗ライン等の生産性を向上するため、複
数のコイルから巻き戻された鋼板を長平方向に接続して
、これらのラインに連続して送り込む方式が採用されて
いる。この、先行する鋼板の後端と後続する鋼板の先端
とを溶接することにより、鋼板相互が接続される。とこ
ろが、溶接時に発生したスパッターが、溶接部近傍の鋼
板表面に付着する。このスパッターが付着したままの状
態で鋼板をたとえば冷延ラインに送り込むと、そのスパ
ッターに起因して冷延された鋼板の表面に孔あき、疵、
凹み1割れ等の欠陥が発生する。また、このスパッター
によって、圧延ロールの表面にも疵が発生するため、ロ
ール組替えによるコスト上昇や生産性の低下等の問題が
生じる。
数のコイルから巻き戻された鋼板を長平方向に接続して
、これらのラインに連続して送り込む方式が採用されて
いる。この、先行する鋼板の後端と後続する鋼板の先端
とを溶接することにより、鋼板相互が接続される。とこ
ろが、溶接時に発生したスパッターが、溶接部近傍の鋼
板表面に付着する。このスパッターが付着したままの状
態で鋼板をたとえば冷延ラインに送り込むと、そのスパ
ッターに起因して冷延された鋼板の表面に孔あき、疵、
凹み1割れ等の欠陥が発生する。また、このスパッター
によって、圧延ロールの表面にも疵が発生するため、ロ
ール組替えによるコスト上昇や生産性の低下等の問題が
生じる。
そこで、この溶接部近傍の鋼板表面に付着しているスパ
ッターを除去するため、第4図に示した装置が開発され
た(昭和62年鉄鋼協会秋期講演会論文集第305頁参
照)。
ッターを除去するため、第4図に示した装置が開発され
た(昭和62年鉄鋼協会秋期講演会論文集第305頁参
照)。
このスパッター除去装置41は、鋼板搬送ラインに沿っ
て溶接機(図示せず)の下流側で、鋼板搬送ラインを横
切るレール42上を走行可能に配置されている。そして
、先行する鋼板43の後端と後続する鋼板44の先端と
が重ね合せ溶接された溶接部45がスパッター除去装置
41の近傍にきたときに、接続された鋼板をクランプ4
6で挟持し、スパッター除去装置41をレール42に沿
って前進させる。
て溶接機(図示せず)の下流側で、鋼板搬送ラインを横
切るレール42上を走行可能に配置されている。そして
、先行する鋼板43の後端と後続する鋼板44の先端と
が重ね合せ溶接された溶接部45がスパッター除去装置
41の近傍にきたときに、接続された鋼板をクランプ4
6で挟持し、スパッター除去装置41をレール42に沿
って前進させる。
このスパッター除去装置41の前進によって、溶接部4
5近傍の鋼板は、ブラシロール47及びバックアップロ
ール48の間に挟まれる。そこで、これらのロールを回
転させることにより、溶接11i’1S45近傍の鋼板
表面に付着しているスパッター49が剥離される。そし
て、鋼板表面から剥離したスパッター49は、ワイパー
50によって除去される。
5近傍の鋼板は、ブラシロール47及びバックアップロ
ール48の間に挟まれる。そこで、これらのロールを回
転させることにより、溶接11i’1S45近傍の鋼板
表面に付着しているスパッター49が剥離される。そし
て、鋼板表面から剥離したスパッター49は、ワイパー
50によって除去される。
ところが、このようにスパッター除去装置41を鋼板搬
送ラインを横切るように前進・後退させる方式において
は、スパッター49を除去するために鋼板の走行を停止
させることが必要になる。その結果、スパッター49に
起因する欠陥は防止されるものの、鋼板の走行を一時停
止させる必要があることから、生産性が著しく阻害され
る。また、搬送機構も複雑にならざるを得ない。
送ラインを横切るように前進・後退させる方式において
は、スパッター49を除去するために鋼板の走行を停止
させることが必要になる。その結果、スパッター49に
起因する欠陥は防止されるものの、鋼板の走行を一時停
止させる必要があることから、生産性が著しく阻害され
る。また、搬送機構も複雑にならざるを得ない。
そこで、本発明は、走行状態のままで溶接部近傍の鋼板
表面に付着しているスパッターを除去することにより、
生産性の著しい低下を防止すると共に、搬送ラインに設
けられる送り機構の複雑化を防ぐことを目的とする。
表面に付着しているスパッターを除去することにより、
生産性の著しい低下を防止すると共に、搬送ラインに設
けられる送り機構の複雑化を防ぐことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明の溶接
スパッター除去方法は、その目的を達成するために、先
行する鋼板の後端と後続するwJ坂の先端とを溶接して
連続通板する鋼板搬送ラインに沿って、鋼板の幅方向に
延びる軸をもつブラシロール及びバックアップロールか
らなる少なくとも一対のロール組を前記鋼板を挟んで溶
接機の下流側に昇降自在に配置し、前記鋼板の溶接部近
傍の移動量を把握しこれが前記ロール組を通過するとき
、前記ブラシロール及びバックアップロールを前記鋼板
に接触させ、前記溶接部近傍の鋼板表面に付着している
溶接スパッターを°前記ブラシロールによって除去した
後、前記ブラシロール及びバックアップロールを前記鋼
板から遠ざけることを特徴とする。
スパッター除去方法は、その目的を達成するために、先
行する鋼板の後端と後続するwJ坂の先端とを溶接して
連続通板する鋼板搬送ラインに沿って、鋼板の幅方向に
延びる軸をもつブラシロール及びバックアップロールか
らなる少なくとも一対のロール組を前記鋼板を挟んで溶
接機の下流側に昇降自在に配置し、前記鋼板の溶接部近
傍の移動量を把握しこれが前記ロール組を通過するとき
、前記ブラシロール及びバックアップロールを前記鋼板
に接触させ、前記溶接部近傍の鋼板表面に付着している
溶接スパッターを°前記ブラシロールによって除去した
後、前記ブラシロール及びバックアップロールを前記鋼
板から遠ざけることを特徴とする。
また、この方法に使用する装置は、先行する鋼板の後端
と後続する鋼板の先端とを溶接して連続通板する鋼板搬
送ラインに沿って、溶接機の下流側で前記鋼板の幅方向
に、且つ前記鋼板に対する接触位置を近接してずらせて
配置したブラシロール及びバックアップロールからなる
少なくとも一対のロール組と、前記ブラシロール及び前
記バックアップロールを前記鋼板に対し近接・離間させ
る駆動機構と、前記鋼板の移動距離から溶接部の位置を
把握して前記駆動機構を作動させる制御機構を備えてい
る。
と後続する鋼板の先端とを溶接して連続通板する鋼板搬
送ラインに沿って、溶接機の下流側で前記鋼板の幅方向
に、且つ前記鋼板に対する接触位置を近接してずらせて
配置したブラシロール及びバックアップロールからなる
少なくとも一対のロール組と、前記ブラシロール及び前
記バックアップロールを前記鋼板に対し近接・離間させ
る駆動機構と、前記鋼板の移動距離から溶接部の位置を
把握して前記駆動機構を作動させる制御機構を備えてい
る。
すなわち、本発明にあっては、ブラシの回転軸方向を鋼
板幅方向に一致させている。そして、溶接部近傍がスパ
ッター除去装置に到達したときから、所定の距離まで離
れる間の期間、スパッター除去装置のブラシロールを鋼
板表面に押圧することによって、溶接部近傍の鋼板表面
に付着しているスパッターを除去する。これにより、鋼
板の走行を一時停止することなく、スパッターの除去が
可能となる。
板幅方向に一致させている。そして、溶接部近傍がスパ
ッター除去装置に到達したときから、所定の距離まで離
れる間の期間、スパッター除去装置のブラシロールを鋼
板表面に押圧することによって、溶接部近傍の鋼板表面
に付着しているスパッターを除去する。これにより、鋼
板の走行を一時停止することなく、スパッターの除去が
可能となる。
以下、図面を参照しながら、実施例により本発明の特徴
を具体的に説明する。
を具体的に説明する。
第1図は、本発明の第1実施例のスパッター除去装置を
示す。
示す。
本実施例では、鋼板1の両面に付着したスパッターを除
去するために、溶接機2の下流側に2対のブラシロール
3及びバックアップロール4からなるロール組を対向配
置している。そして、アンコイラ−5から巻き戻された
鋼板lは、先行鋼板の後端と後続鋼板の先端とを溶接機
2で接続して連続的にした状態で、これらのブラシロー
ル3及びバックアップロール4の間を通過して、たとえ
ば冷間圧延機6が設けられている方向に搬送される。
去するために、溶接機2の下流側に2対のブラシロール
3及びバックアップロール4からなるロール組を対向配
置している。そして、アンコイラ−5から巻き戻された
鋼板lは、先行鋼板の後端と後続鋼板の先端とを溶接機
2で接続して連続的にした状態で、これらのブラシロー
ル3及びバックアップロール4の間を通過して、たとえ
ば冷間圧延機6が設けられている方向に搬送される。
これらのブラシロール3及びバックアップロール4は、
それぞれ油圧シリンダ7等の昇降用の駆動機構によって
、鋼板lに対して近接・離間される。このバックアップ
ロール4は、図示するように無駆動のものとして鋼板l
に接触させることができる。
それぞれ油圧シリンダ7等の昇降用の駆動機構によって
、鋼板lに対して近接・離間される。このバックアップ
ロール4は、図示するように無駆動のものとして鋼板l
に接触させることができる。
ブラシロール3としては、スチールワイヤブラシ、砥粒
入り合成繊維等が使用される。このブラシロール3は、
モータ8で駆動される形式のものである。ここで、ブラ
シロール3の周速を、鋼板1に対して相対速度で100
m /分量上の速度差を持たせることが、鋼板1の表
面に付着しているスパッターを効率良く除去する上で好
ましい。
入り合成繊維等が使用される。このブラシロール3は、
モータ8で駆動される形式のものである。ここで、ブラ
シロール3の周速を、鋼板1に対して相対速度で100
m /分量上の速度差を持たせることが、鋼板1の表
面に付着しているスパッターを効率良く除去する上で好
ましい。
鋼板1の溶接部近傍がブラシロール3及びバックアップ
ロール4からなるロール組に近くなったとき、これらの
ロール3.4を前進させて、鋼板lに接触させる。そし
て、ブラシロール3を鋼板1表面に摺擦することによっ
て、その表面に付着しているスパッターは、表面から剥
離される。この剥離されたスパッターに対して、ノズル
9から温水又は空気が吹き付けられ、鋼板1表面から取
り除かれる。そして、溶接部近傍のスパッター付着領域
がロール組の間を通過した後、油圧シリンダ7を駆動す
ることにより、ブラシロール3及びバックアップロール
4を鋼板1表面から離間させる。
ロール4からなるロール組に近くなったとき、これらの
ロール3.4を前進させて、鋼板lに接触させる。そし
て、ブラシロール3を鋼板1表面に摺擦することによっ
て、その表面に付着しているスパッターは、表面から剥
離される。この剥離されたスパッターに対して、ノズル
9から温水又は空気が吹き付けられ、鋼板1表面から取
り除かれる。そして、溶接部近傍のスパッター付着領域
がロール組の間を通過した後、油圧シリンダ7を駆動す
ることにより、ブラシロール3及びバックアップロール
4を鋼板1表面から離間させる。
また、綱板1の表面から除去されたスパッターが粉塵と
なって周囲に飛散することを防止するため、装置全体を
ハウジング10で覆っている。そして、このハウジング
10の適宜の個所に、バグフィルタ等を備えた浄化設備
に繋がる排気管又は排水管を設けるとき、スパッターの
除去作業が作業環境を悪化することがなくなる。
なって周囲に飛散することを防止するため、装置全体を
ハウジング10で覆っている。そして、このハウジング
10の適宜の個所に、バグフィルタ等を備えた浄化設備
に繋がる排気管又は排水管を設けるとき、スパッターの
除去作業が作業環境を悪化することがなくなる。
このようにブラシロール3によって鋼板1の表面を摺擦
する方法にあっては、鋼板1に対するブラシロール3の
接触時間を可能な限り短くして、ブラシロール3の摩耗
を抑える必要がある。そこで、本実施例においては、第
2図に示すように、鋼板1に対するブラシロール3及び
バックアップロール4の近接・離間を自動化する方式を
採用した。すなわち、溶接完了、加速開始と同時に、溶
接部のトラッキングについての演算を開始する。
する方法にあっては、鋼板1に対するブラシロール3の
接触時間を可能な限り短くして、ブラシロール3の摩耗
を抑える必要がある。そこで、本実施例においては、第
2図に示すように、鋼板1に対するブラシロール3及び
バックアップロール4の近接・離間を自動化する方式を
採用した。すなわち、溶接完了、加速開始と同時に、溶
接部のトラッキングについての演算を開始する。
鋼板1の溶接部がブラシロール3位置から一定距離(z
m)前方の位置に達したことを認識し、この信号に基づ
いてブラシロール3を回転させ、更に油圧シリンダ7を
駆動してバックアップロール4を鋼板lに接触させる。
m)前方の位置に達したことを認識し、この信号に基づ
いてブラシロール3を回転させ、更に油圧シリンダ7を
駆動してバックアップロール4を鋼板lに接触させる。
次いで、ブラシロール3を、鋼板1に向けて前進させる
。また、前述の演算結果に基づき、ノズル9からの温水
又は空気の噴出を開始する。そして、溶接部がブラシロ
ール3位置を一定距離(ym)だけ通過したことを演算
によって把渥し、このときの信号に基づきブラシロール
3及びバックアップロール4を鋼板1から離間させ、ブ
ラシロール3の回転を停止させる。
。また、前述の演算結果に基づき、ノズル9からの温水
又は空気の噴出を開始する。そして、溶接部がブラシロ
ール3位置を一定距離(ym)だけ通過したことを演算
によって把渥し、このときの信号に基づきブラシロール
3及びバックアップロール4を鋼板1から離間させ、ブ
ラシロール3の回転を停止させる。
ここで、ブラシロール3が鋼板lに接触するとき、鋼板
lの形状不良や反り等に起因して局部的な接触が発生す
ることを防止するため、事前にバックアップロール4を
鋼板1に当てることによって、鋼板1の平坦性を確保し
てお(ことが好ましい。
lの形状不良や反り等に起因して局部的な接触が発生す
ることを防止するため、事前にバックアップロール4を
鋼板1に当てることによって、鋼板1の平坦性を確保し
てお(ことが好ましい。
バックアップロール4としては、−船釣には鋼製のもの
が使用される。このバックアップロール4を無駆動方式
にすると、鋼板1にスリップ疵が入り易い。逆に、駆動
方式を採用するときには、制御が難しく高価なものとな
る。そこで、無駆動方式にする場合には、スリップ疵の
発生を防止する面から、ゴム、ベークライト、ナイロン
等の比較的柔らかい材料を表面に備えたロールを使用す
ることが好ましい。この場合、軍1図のように、バック
アップロール4をブラシロール3と対向配置させると、
ブラシロール3によってバックアップロール4が異常摩
耗を起こすことになる。
が使用される。このバックアップロール4を無駆動方式
にすると、鋼板1にスリップ疵が入り易い。逆に、駆動
方式を採用するときには、制御が難しく高価なものとな
る。そこで、無駆動方式にする場合には、スリップ疵の
発生を防止する面から、ゴム、ベークライト、ナイロン
等の比較的柔らかい材料を表面に備えたロールを使用す
ることが好ましい。この場合、軍1図のように、バック
アップロール4をブラシロール3と対向配置させると、
ブラシロール3によってバックアップロール4が異常摩
耗を起こすことになる。
そこで、この異常摩耗を防止するため、バックアップロ
ール4とブラシロール3との位置関係を変えることが考
えられる。第3図は、このようなことを考慮して、バッ
クアップロール4とブラシロール3との位置関係に工夫
を加えた実施例である。
ール4とブラシロール3との位置関係を変えることが考
えられる。第3図は、このようなことを考慮して、バッ
クアップロール4とブラシロール3との位置関係に工夫
を加えた実施例である。
すなわち、第3図(a)にあっては、ブラシロール3及
びバックアップロール4を鋼板1に接触する作動位置に
持って来たとき、ブラシロール3のブラシ先端部がバッ
クアップロール4に直接接触することがないように、鋼
板lの搬送方向に沿ってロール3.4をオフセットして
いる。ただし、このときのオフセットを大きくし過ぎる
と、ブラシロール3によるスパッター除去効率が低下す
るので、鋼板1の平坦度を保ちながら両者が接触しない
位置を選定する。このオフセット量は、実際上鋼板1の
厚み、材質、ブラシロール3の直径、ブラシの種類、バ
ックアップロール4の径等を考慮して定める。
びバックアップロール4を鋼板1に接触する作動位置に
持って来たとき、ブラシロール3のブラシ先端部がバッ
クアップロール4に直接接触することがないように、鋼
板lの搬送方向に沿ってロール3.4をオフセットして
いる。ただし、このときのオフセットを大きくし過ぎる
と、ブラシロール3によるスパッター除去効率が低下す
るので、鋼板1の平坦度を保ちながら両者が接触しない
位置を選定する。このオフセット量は、実際上鋼板1の
厚み、材質、ブラシロール3の直径、ブラシの種類、バ
ックアップロール4の径等を考慮して定める。
また、第3図(ハ)は、一つのブラシロール3に対応し
て2個のバックアップロール4a、 4bを設けた例で
ある。第3図(a)に示すようにブラシロール3とバッ
クアップロール4との間にオフセットをつけるとき、鋼
板1に撓みが生じ易い。この撓みをより抑制するため、
ブラシロール3とは反対側の鋼板1表面を、2個のバッ
クアップロール4a、 4bで支持している。この第3
図(ハ)に示した設計は、特に低張力、薄肉等の鋼板l
に対するスパッター除去を行うときに好適である。
て2個のバックアップロール4a、 4bを設けた例で
ある。第3図(a)に示すようにブラシロール3とバッ
クアップロール4との間にオフセットをつけるとき、鋼
板1に撓みが生じ易い。この撓みをより抑制するため、
ブラシロール3とは反対側の鋼板1表面を、2個のバッ
クアップロール4a、 4bで支持している。この第3
図(ハ)に示した設計は、特に低張力、薄肉等の鋼板l
に対するスパッター除去を行うときに好適である。
以上に説明したように、本発明においては、鋼板の搬送
ラインに直交するようにブラシロール及びバックアップ
ロールからなるロール組を設け、溶接部がこのロール組
の近傍に達したときにブラシロール及びバックアップロ
ールを鋼板に接触させてスパッターの除去を行っている
ので、鋼板の走行を中断することなく、溶接部近傍の鋼
板表面に付着しているスパッターを除去することが可能
となる。そのため、生産性を阻害することなく、また鋼
板の送り機構を複雑化することなく、大きなラインスピ
ードで鋼板を冷間圧延ライン、酸洗ライン等の後続する
工程に送ることができる。
ラインに直交するようにブラシロール及びバックアップ
ロールからなるロール組を設け、溶接部がこのロール組
の近傍に達したときにブラシロール及びバックアップロ
ールを鋼板に接触させてスパッターの除去を行っている
ので、鋼板の走行を中断することなく、溶接部近傍の鋼
板表面に付着しているスパッターを除去することが可能
となる。そのため、生産性を阻害することなく、また鋼
板の送り機構を複雑化することなく、大きなラインスピ
ードで鋼板を冷間圧延ライン、酸洗ライン等の後続する
工程に送ることができる。
第1図は本実施例の第1実施例を説明する図であり、第
2図はブラシロール及びバックアップロールの作動を自
動化したときのフローを示し、第3図は他の実施例を説
明する図である。他方、第4図は、従来のスパッター除
去装置を示す。 特許出願人 新日本lll#11 株式會社代
理 人 小 堀 益(ほか2名)第1図 10:ハワジング 第 2 図 第3図 (b) 4a、4b:バック7−/ 7.0− JI+第4図 ルル コU:ワイ/<−
2図はブラシロール及びバックアップロールの作動を自
動化したときのフローを示し、第3図は他の実施例を説
明する図である。他方、第4図は、従来のスパッター除
去装置を示す。 特許出願人 新日本lll#11 株式會社代
理 人 小 堀 益(ほか2名)第1図 10:ハワジング 第 2 図 第3図 (b) 4a、4b:バック7−/ 7.0− JI+第4図 ルル コU:ワイ/<−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、先行する鋼板の後端と後続する鋼板の先端とを溶接
して連続通板する鋼板搬送ラインに沿って、鋼板の幅方
向に延びる軸をもつブラシロール及びバックアップロー
ルからなる少なくとも一対のロール組を前記鋼板を挟ん
で溶接機の下流側に昇降自在に配置し、前記鋼板の溶接
部近傍の移動量を把握しこれが前記ロール組を通過する
とき、前記ブラシロール及びバックアップロールを前記
鋼板に接触させ、前記溶接部近傍の鋼板表面に付着して
いる溶接スパッターを前記ブラシロールによって除去し
た後、前記ブラシロール及びバックアップロールを前記
鋼板から遠ざけることを特徴とする溶接スパッターの除
去方法。 2、先行する鋼板の後端と後続する鋼板の先端とを溶接
して連続通板する鋼板搬送ラインに沿って、溶接機の下
流側で前記鋼板の幅方向に、且つ前記鋼板に対する接触
位置を近接してずらせて配置したブラシロール及びバッ
クアップロールからなる少なくとも一対のロール組と、
前記ブラシロール及び前記バックアップロールを前記鋼
板に対し近接・離間させる駆動機構と、前記鋼板の移動
距離から溶接部の位置を把握して前記駆動機構を作動さ
せる制御機構を備えていることを特徴とする溶接スパッ
ターの除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26246787A JPH01104408A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 溶接スパッターの除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26246787A JPH01104408A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 溶接スパッターの除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01104408A true JPH01104408A (ja) | 1989-04-21 |
JPH0561004B2 JPH0561004B2 (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=17376188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26246787A Granted JPH01104408A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 溶接スパッターの除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01104408A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010065439A (ko) * | 1999-12-29 | 2001-07-11 | 이구택 | 스테인리스 스트립 수동 용접 장치 |
JP2008126229A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Nippon Steel Corp | 連続冷間圧延設備とその運転方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5327929U (ja) * | 1976-08-14 | 1978-03-09 | ||
JPS60131216U (ja) * | 1984-02-10 | 1985-09-03 | 住友軽金属工業株式会社 | 金属ストリツプ圧延装置 |
-
1987
- 1987-10-16 JP JP26246787A patent/JPH01104408A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5327929U (ja) * | 1976-08-14 | 1978-03-09 | ||
JPS60131216U (ja) * | 1984-02-10 | 1985-09-03 | 住友軽金属工業株式会社 | 金属ストリツプ圧延装置 |
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JP2008126229A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Nippon Steel Corp | 連続冷間圧延設備とその運転方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0561004B2 (ja) | 1993-09-03 |
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