JPH01104165A - 安定なα−1,6−グルコシダーゼの生産法 - Google Patents

安定なα−1,6−グルコシダーゼの生産法

Info

Publication number
JPH01104165A
JPH01104165A JP62262300A JP26230087A JPH01104165A JP H01104165 A JPH01104165 A JP H01104165A JP 62262300 A JP62262300 A JP 62262300A JP 26230087 A JP26230087 A JP 26230087A JP H01104165 A JPH01104165 A JP H01104165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glucosidase
aluminum
enzyme
medium
production
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62262300A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0246195B2 (ja
Inventor
Yoshiyuki Takasaki
高崎 義幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP62262300A priority Critical patent/JPH01104165A/ja
Publication of JPH01104165A publication Critical patent/JPH01104165A/ja
Publication of JPH0246195B2 publication Critical patent/JPH0246195B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は安定なα−1,6−グルコシダーゼの生産法に
関するものである。
(従来の技術) α−1,6−グルコシダーゼは澱粉またはその派生物中
のα−1,6−グルコシド結合あるいは(および)プル
ランのα−1,6−グルコシド結合などを加水分解する
酵素の総称であり、その基質特異性の差からプルラナー
ゼ、あるいはインアミラーゼと呼ばれる酵素がある。
α−1,sニゲルコシ7゛−ゼはβ−アミラーゼと:j
i井川し用、澱粉からマルトースを収量よく製造す、″
るのに使用したり、また、酵素法による澱粉からのグル
コースの製造において、グルコアミラーゼと併mして、
グルコースを増収する目的に使用されている。
(発lす1が解決しようとする問題点)α−1,6−グ
ルコシダーゼは、バシルス属、クレブシラ属、シュード
モナス属など、種々の細菌や、ストレプトマイセス属な
どの放線菌により生産されることが知られているが、一
部の微生物の生産するものを除き、一般に、耐酸性や耐
熱性に劣ることが問題であった。特に、本酵素をグルコ
アミラーゼと併用する場合、グルコアミラーゼは、工業
的には、pll、i〜5、温度約60℃で2〜3日間使
用されるため、このような酸性と高温で長時間、活性を
保持できるプルラナーゼは少なく、これまで、パシルス
・アシドプルリティカス(Ilacillus aci
dopullulyticus)のプルラナーゼが知ら
れているのみである(特公昭62−25036 はか)
シダーゼの安定化法について、鋭意、研究を行ってきた
結果、α−1,6−グルコシダーゼを生産する微生物を
、アルミニウム塩を含む培地で培養すると、安定性の向
上したα−1,6−グルコシダーゼが得られることを認
めた。本発明はこの知見に基づいてなされたものである
すなわち、本発明は、α−1,6−グルコシダーゼを生
産する微生物をアルミニウム塩を含む培地で培養するこ
とを特徴とする安定なα−1,6−グルコシダーゼの生
産法に関するものである。
以下に、本発明の内容を更に具体的に説明する。
本発明において使用されるアルミニウム塩としては、例
えば、塩化アルミニウム、硫酸アルミニラ、硫酸アルミ
ニウムアンモニウム、硝酸アルミニウム、硫酸アルミニ
ウム カリウムなどの無機酸塩のほか、酢酸アルミニウ
ム、乳酸アルミニウムなどの有機酸塩など、通常、水溶
性の塩が挙げられるが、水酸化アルミニウム、燐酸アル
ミニ(ニウムなど水に不溶性または難溶性の塩も使用す
る”ことができる。
(発明の効果) アルミニウム塩として、例えば、塩化アルミニウムや硫
酸アルミニウムアンモニウムを使用する場合、培地に添
加される濃度は、通常、1X10−’ 〜lXl0−’
モ、ル、望ましくは、lXl0−’〜5XIO−’モル
程Ifである。例えば、バシルス・ズプチルスの生産す
るプルラナーゼについて、1XIO−’モルの塩化アル
ミニウムを添加した)’7Ti地で培養して得られる酵
素は無添加の培地から得られる酵素に比べ、最Jpnと
して、2〜3°C高(、対照酵素を、5%プルランを基
質として、り+14.5、温度60℃で作用させたとき
、1時間以内に失活してしまうのに対し、アルミニラl
−塩の存在下で培養して得られた酵素は少なくとも3日
間活性を保持した。本発明はバシルス属、クレプシラ属
などの細菌、ストレプトマイセス属放線菌など、種々の
微生物の生産するα−1,6−グルコシダーゼに適用す
ることができる。例えば、α−ズブチリス(Bacil
lus 5ubLilis)、バシルス・セレウス・ヴ
アリエークス・ミコイデス(Bacilluscere
us var、Bcoides)などは好適な微生物で
あるが、本発明はこれらの微生物だけに限定されるもの
でない。
以下に、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例 1 コーン・ステイープ・リカーlO%、乳糖2%、燐酸二
カリ0.3%、硫酸マグネシウム(7水塩)0.1%、
硝酸ナトリウム0.25%、ライ−7600,3%、硫
酸銅5X10−’M、塩化マンガフ2.5X10−”M
、塩化力/l/ シ’7ム1x10−3M、硫酸亜鉛l
Xl0−’M%硫酸鉄l×10−’Mからなる培地(p
H7)を基本培地とし、これに塩化アルミニウムを5X
10−’〜1x10−’M不添加た培地20Illlを
200m1容三角フラスコに入れ、常法により殺菌後、
パシルスズブチリスTυ(Bacillus 5ubt
ilis TU)F E RMar’ −ファンチュー
ブに入れ蒸溜水に対し一夜透析したもの・を酵素液とし
て使用した。
各酵素液0.05単位を、プルラン5%、酢酸緩衝液(
pH14,5)O,OIM、塩化カルシウム0.01M
、全1d1ml−からなる反応液で、60℃で反応させ
た。■、5.20および66時間目に一定量をとり、生
成した還元糖(マルトトリオース)をソモギー・ネルラ
ン法により、グルコースとして定量した。得られた結果
を第1表に示す。
第  1  表 培地に添加した   生成還元糖(mg/m1)AIC
1a濃度(M)    1  5  20  66(時
間)0     4.21 5.46 5.47 6.
115XIO−’    4.73 5.87 6.1
8 6.607.5XIO−Ii5.37 7.27 
7.41 7.63IXIO−’    5.12 6
.7’9 7.36 8.14表から明らかなように、
塩化アルミニウムを、7.5X 10−’ 〜IX 1
0−’M不添加た培地でのようにして測定した。
0.1M酢酸緩衝液に溶解した2%プルラン液(all
 5.0)0.5mlに適当itの酵素液を加え、蒸留
水で全ff11m1とし、40℃で反応させる。この条
件下で、1分間に1マイクロモルのグルコースに相当す
る還元力を生成する酵素量を1単位とした。
実施例2 実施例1において、塩化アルミニウムの代わりに、硫酸
アルミニウムアンモニウムを添加した培地を使用し、実
施例1と同様にして酵素を調製し、これを用いてプルラ
ンの糖化を行った。得られた結果を第2表に示す。
表から明らかなように、硫酸アルミニウムアンモニウム
を添加した培地で培養した酵素は、無添加の培地で培養
して得られる酵素よりも、安定性に優れていることがわ
かる。
第  2  表 0   2.824.615.74 3X 1G−’   2.137.227.54実施例

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. α−1,6−グルコシダーゼを生産する微生物をアルミ
    ニウム塩を含む培地で培養することを特徴とする安定な
    α−1,6−グルコシダーゼの生産法。
JP62262300A 1987-10-16 1987-10-16 安定なα−1,6−グルコシダーゼの生産法 Granted JPH01104165A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62262300A JPH01104165A (ja) 1987-10-16 1987-10-16 安定なα−1,6−グルコシダーゼの生産法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62262300A JPH01104165A (ja) 1987-10-16 1987-10-16 安定なα−1,6−グルコシダーゼの生産法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01104165A true JPH01104165A (ja) 1989-04-21
JPH0246195B2 JPH0246195B2 (ja) 1990-10-15

Family

ID=17373870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62262300A Granted JPH01104165A (ja) 1987-10-16 1987-10-16 安定なα−1,6−グルコシダーゼの生産法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01104165A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0246195B2 (ja) 1990-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6318480B2 (ja)
JPS61162183A (ja) プルラナ−ゼ様酵素の製造法
JPH0547199B2 (ja)
JPH01104165A (ja) 安定なα−1,6−グルコシダーゼの生産法
JP3761236B2 (ja) 新規なβ−グルコシダーゼ、その製造法および用途
JPH05236959A (ja) プルラナーゼ、その製造法及び該酵素を用いる澱粉の 糖化法
JPS6015315B2 (ja) アミラ−ゼg3の製造法
JP3469265B2 (ja) 酸性アミラーゼ、その製造法およびそれを用いた澱粉分解物の製造法
JPS63196288A (ja) 熱安定性アミラーゼおよびプルラナーゼ
JP3100196B2 (ja) デンプン糖の製造法
JPH01104173A (ja) アミラーゼの安定化法
JP2843110B2 (ja) プルラナーゼ
JP3027449B2 (ja) 新規シクロマルトデキストリナーゼ、その製造法及び該酵素を生産する微生物
JPS6225977A (ja) 新規なアミラ−ゼ
JPH01104172A (ja) 酵素の安定化法
JP3494686B2 (ja) イソマルトシルフラクトシドの製造法
JP2623507B2 (ja) マルトオリゴ糖の製造法
JPH0329391B2 (ja)
JPH01104171A (ja) α−1・6−グルコシダーゼの安定化法
JPH0378990B2 (ja)
JPS60186283A (ja) 微生物による新規な耐熱性プルラナ−ゼaの製造法
JP2866460B2 (ja) 多糖類の糖化方法
JP3747083B2 (ja) 新規なアミラーゼ、その製造法および用途
JPS63202381A (ja) 酵素の安定化法
JPH0435158B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term