JPH01103956A - 放電加工用黒鉛電極材 - Google Patents

放電加工用黒鉛電極材

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JPH01103956A
JPH01103956A JP62260255A JP26025587A JPH01103956A JP H01103956 A JPH01103956 A JP H01103956A JP 62260255 A JP62260255 A JP 62260255A JP 26025587 A JP26025587 A JP 26025587A JP H01103956 A JPH01103956 A JP H01103956A
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JP
Japan
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coke
diameter
mosaic
electrode
powder
Prior art date
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Application number
JP62260255A
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English (en)
Inventor
Akio Kotado
明夫 古田土
Takeshi Ishikawa
猛 石川
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、放電加工用の電極として用いられる黒鉛材に
関する。
(従来の技術) 黒鉛電極を使用し、20μm以下の放電加工仕上面の面
粗度を有する被加工物を得る九めには。
黒鉛電極を陽極とし、ピーク電流値を5A以下にすると
同時に放電パルス幅を50μsec以下に設定し、1放
電ごとに電極から被加工物へ与える電気エネルギーを小
さくして得られる放電痕の深さを浅くする方法がとられ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した放電加工条件では加工速度が遅
く、電極消耗比が大きいために、20μm以下の仕上面
を得るために長時間を要し、被加工物の仕上り寸法精度
が低下する問題を生ずる。寸法精度の低下を補うために
放電パルス幅を例えば150μsecのように長くする
と、放電加工状態が不安定になって20μm以下の面粗
度が得られない。
本発明は、50μsec程度の低パルス幅でも電極消耗
の小さい放電加工用黒鉛電極材を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ニードル部分が重量で10チ未満であるモザ
イク状コークスを平均粒径5μm以下に粉砕し、これに
結合材を加えて加熱混線し9次いで粉砕、成形、焼成及
び黒鉛化してなる平均気孔径が5000λ以下でかつ曲
げ強さが800ks/d以上である放電加工用電極材に
関する。
本発明において、コークスは石炭系でも石油系でもよい
が、大部分がモザイク構造をしておシ、ニードル部分(
針状部分)が重量で10%未満の所謂モザイク状コーク
スである。ここでモザイク構造とは偏光顕微鏡で観察で
きる光学活性単位が平均20μm以下のものを言う。こ
のコークスは平均粒径5μm以下に粉砕して使用される
。ここにおける平均粒径は重量累積で50チの径(50
チ径)のことである。コークスのニードル部分が10重
量−以上でかつ粉砕されたコークスの平均粒径が5μm
を越えると、得られる放電加工用黒鉛電極材(以下電極
材と呼ぶ)の曲げ強さが800kg/cm”以上で平均
気孔径が5oooX以下にならない。
コークス粉の平均粒径を5μm以下とし、かつ電極材の
曲げ強さを800kg/cm”以上にすることによって
、放電加工時の電流を小さくかつ放電のパルス幅が小さ
くても、電極材の消耗を小さくすることができる。一方
、電極材の平均気孔径が500OAを越えると低電流に
おける放電が不安定になシ、被加工物の面粗度が20μ
m以下にならない。
前記コークス粉は電子S微硯で観察して長径/短径の比
は通常時1.2〜1.6であるが、1.0に近いほど機
械的強度を大きくできるので好ましい。
加熱混線は公知の方法による。例えば前記コークス粉1
00重量部に、結合材80〜200重量部を加え250
℃でニーグーで行う。結合材としては特に制限はないが
9石炭系2石油系のピッチで固定炭素が55%以上、キ
ノリンネ溶分(QI)が25チ以下のものが好ましい。
固定炭素分が多いと焼成時のガス放出が少なく焼成が制
御し易くな!D、QIは少ない方が強度が大きくなるか
らである。またコークス粉の濡れ性を改善するためにコ
ールタール、クレオソート油、アントラセン油等のピッ
チ溶剤を結合材と共に添加してもよい。
コークス粉と結合材とは加熱混線後、揮発分の調整を行
い、冷却後粉砕して成形粉とされる。成形粉の粒度は5
0%径で10μm以下にすれば気孔径を小さくかつ電極
材の強度を大きくするのに効果がある。成形、焼成及び
黒鉛化は公知の方法で行う。
(実施例) 以下に実施例、比較例を説明する。なお、原料配合の単
位はすべて重盆部である。
実施例1 針状部重量が2チで50%径が20μmの光学活性な結
晶領域を持ち、これらの結晶間は無定形炭素質によって
占められているピッチ系モザイクコークスをジェット・
ミルにより微粉砕し50q!I径で5μmとした。得ら
れたコークス粒子の長径。
短径比は1.45であった。このコークス粉100部に
対し、固定炭素分55%、QI成分12チのタールピッ
チ110部を加え270℃で加熱混練し残留揮発分が1
0チになるように乾燥し、冷却後粉砕機によシ50チ径
で9μmに粉砕した。成形はCIPKよシ成形圧力it
/cm”で直径100■、厚さ50■の成形体を得た。
これを焼成炉によシ昇温速度り℃/h、最高温度900
℃で24時間保持した。この焼成品を黒鉛化炉によシ昇
温速度り0℃/h、最高温度2700℃で5時間保持し
電極材を得た。
実施例2 実施例1と同一のピッチコークスをジェット・ミルによ
シ粉砕し分級機により50%径を2μmとした。このコ
ークス粉100部に対し、実施例1と同一のタールピッ
チ70部及び固定炭素分18%のコールタール130部
の合計200部を加え加熱混練し、以下実施例1と同一
条件で電極材を得た。
実施例3 針状部重量が5%で平均的光学活性単位が5μmの石油
系モザイクコークスをジェット・ミルにより粉砕し分級
機に、よシ平均粒径を3μmとした。このコークス粉1
00部に対し、粘結材として固定炭素分60%、QI成
分12チのタールピッチ80部、実施例2と同一のコー
ルタール80部の合計160部を加え加熱混練し、以下
実施例1と同一条件で電極材を得九。  。
実施例4 実施例3と同一の石油系モザイクコークスをジエツト・
ミルによシ粉砕し分級機によシ平均粒径を1μmとした
。このコークス100部に、粘結材として実施例3と同
一のタールピッチ60部に実施例2と同一のコールター
ル160部の合計220部を加え、以F実施例1と同一
条件で電極材を得た。
比較例1 針状部が90重量−以上の石油系ニードルコークスをジ
ェット・ミルで粉砕し50チ径で5μmとした。このコ
ークス100部に対して、実施例1と同一のタールピッ
チ70部を加えて加熱混練し、以下実施例1と同一条件
で電極材を得た。
比較例2 実施例1と同一のピッチコークスをビン・ミルにて粉砕
し50%径を30μmとした。このコークスに実施例2
と同一のタールピッチ40部を加えて加熱混練し、以下
実施例1と同一条件で電極材を得た。
これら実施例1〜4及び比較例1.2で得られた電極材
の物理特性値を第1表に示した。また。
この電極材の放電加工特性の測定結果を第2表に示した
。なお、放電加工条件は下記の通りである。
ピーク電流:5A、パルス幅:5QpSeC,パルス休
止@:50μ1ecI 加工時間H60m1n。
被加工材5K−5,電極寸法:20mmX20mmにφ
5mの穴、電極極性:庄)、加工液:ケロシン。
加工液圧:噴流0.2 kg/cm”。
なお、第2表の電極消耗比は、電極消耗量(9)をワー
ク加工量(9)で除した値である。
第2表 平均粒径が5μm以下のモザイクコークスを前孔径が5
oooX以丁となるが、比較例のニードルコークスある
いは5μm以上のコークスを骨材に用いた電極材はこれ
らの特性とならない。第2表に示し九放電加工特性を検
討すると、実施例1〜4の材料は、仕上面粗度が几ma
xで15μm以下と比較的小さいのに対し、比較例1,
2の材料は、Rmaxが23μm以上と大きくなってい
る。
電極消耗比についても、実施例1〜4の材料は2.1係
以下と小さいのく対し比較例1. 2の材料は、28チ
以上と大きくなっている。
:21− (発明の効果) 本発明になる電極材は9曲げ強さが800kG/C♂以
上で平均気孔径が5000λ以下の特性を有し、放電加
工における加工面粗度及び電極消耗比共に優れたもので
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ニードル部分が重量で10%未満であるモザイク状
    コークスを平均粒径5μm以下に粉砕し,これに結合材
    を加えて加熱混練し,次いで粉砕,成形,焼成及び黒鉛
    化してなる平均気孔径が5000Å以下でかつ曲げ強さ
    が800kg/cm^2以上である放電加工用黒鉛電極
    材。
JP62260255A 1987-10-15 1987-10-15 放電加工用黒鉛電極材 Pending JPH01103956A (ja)

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JPH01103956A true JPH01103956A (ja) 1989-04-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4437558A1 (de) * 1993-10-22 1995-04-27 Tokai Carbon Kk Verfahren zur Herstellung von hochfestem isotropem Graphit und von Kolbenbauteilen für Ottomotoren, die aus hochfestem isotropem Graphit hergestellt sind

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4437558A1 (de) * 1993-10-22 1995-04-27 Tokai Carbon Kk Verfahren zur Herstellung von hochfestem isotropem Graphit und von Kolbenbauteilen für Ottomotoren, die aus hochfestem isotropem Graphit hergestellt sind
FR2711644A1 (fr) * 1993-10-22 1995-05-05 Tokai Carbon Cy Ltd Procédé de fabrication d'un graphite isotropique à haute résistance et composant de piston ainsi obtenu.
DE4437558C2 (de) * 1993-10-22 1997-02-13 Tokai Carbon Kk Verfahren zur Herstellung eines hochfesten isotropen Graphitformkörpers und Kolbenbauteil für Ottomotoren, bestehend aus hochfestem isotropem Graphit

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