JPH01101415A - パルスエンコーダの計数装置 - Google Patents

パルスエンコーダの計数装置

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JPH01101415A
JPH01101415A JP25930287A JP25930287A JPH01101415A JP H01101415 A JPH01101415 A JP H01101415A JP 25930287 A JP25930287 A JP 25930287A JP 25930287 A JP25930287 A JP 25930287A JP H01101415 A JPH01101415 A JP H01101415A
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JP
Japan
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signal
phase signal
phase
pulse encoder
interrupt
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Pending
Application number
JP25930287A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Natsume
夏目 英彦
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は2相インクリメンタル方式パルスエンコーダの
計数装置に関する。
「従来の技術」 2相インクリメンタル方式パルスエンコーダは、たとえ
ば第6図に示す様に、回転円板1上に互いに位相のずれ
た2相のスリット列2.3を設け、2つのスリット列2
,3(それぞれA相及びB相と称する)のスリットを固
定されたフォトセンサ4.5により検出して回転円板1
の回転位置を検出するものである。フォトセンサ4.5
からのA相及びB相信号は、回転円板1の回゛転に従っ
てハイレベル(H)とロウレベル(L)とが交互に交代
し、互いにその位相が90°ずれた信号になる。
従来のこの種のパルスエンコーダの計数装置では、単に
A相信号とB相信号とを比較し、人相信号の立上がり時
にB相信号がロウレベルであればカウントアツプし、逆
にB相信号がハイレベルであればカウントダウンする装
置があった。しかし、この計数装置では、回転円板1が
一様に回転しているときはよいがハンチング等の振動を
生じたときは、第7図に示す様に、スリット2の振動7
により小さな信号パルス8を生じ、ミスカウントを引起
こすことがあるという問題点があった。特に自動車のハ
ンドル舵角検出用パルスエンコーダとか車載モータの回
転角検出用パルスエンコーダなどの振動の多い箇所に用
いられるものについてはこの問題点は看過できない。
このため、振動の多い箇所に用いる計数装置では、A相
及びB相信号の立上がりと立下がりとの両者を検出し、
そのときの状態によってカウントアツプ又はカウントダ
ウンする複雑な回路をハード的に又はICにより構成し
ていた。そのため、計数装置が複雑になり、その形状も
大きくなり多くのスペースを占有するという問題点があ
った。
また、これら計数装置の出力はマイクロプロセッサに入
力され、高度な制御を行うための入力信号の一つとして
用いられることが多いため、計数装置をマイクロプロセ
ッサの内部処理として実現することも考えられるが、従
来の装置の回路をそのままソフトウェア処理に引き写す
と、ソフトウェア負担が過大になり、パルスエンコーダ
からの信−呼処理のためだけに多くの時間を要し、他の
処理が遅くなってしまうという問題点があった。そのた
め、従来はパルスエンコーダからの信号処理回路をマイ
クロプロセッサの周辺回路としてハード的に設けている
のが実情であった。
[発明が解決しようとする問題点」 本発明は上記の問題点を解決するためなされたものであ
り、パルスエンコータの信号処理を特別の周辺回路を設
けることなくマイクロプロセッサにおいて実現でき、ソ
フトウェア負担が軽く処理時間が迅速であり、かつ、パ
ルスエンコーダに振動が生じてもミスカウントをしない
計数装置を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 このため本発明では、マイクロプロセッサを用いた計数
装置であって、パルスエンコーダの一方の相からの信号
(たとえばA相信号)を外部割込端子に入力し、他方の
相からの信号(たとえばB相信号)を通常入力端子に人
力すると共に、割込開始モードを割込処理ごとに外部割
込信号(A相信号)の立上がりエツジ又は立下がりエツ
ジの入力時に交互に切換える手段と、割込開始時点での
通常入力信号(B相信号)を記憶する手段、と、前回の
割込処理時に記憶された通常入力信号(B相信号)と今
回の通常入力信号(8相信号)とが一致した場合には計
数せず、一致しなかった場合にのみ通常入力信号(B相
信号)に従って計数を加算又は減算する手段と、を備え
ることを特徴とするパルスエンコーダの計数装置が提供
される。
「作用」 上記の構成によれば、パルスエンコーダからの信号はマ
イクロプロセッサに直接入力され特別の周辺回路を要さ
ない、マイクロプロセッサでは、一方の相信号たとえば
A相信号の立上がり及び立下がりエツジ毎に他方の相信
号たとえばB相信号がハイレベルかロウレベルであるか
の観察を行う。
前回の観察結果と今回の観察結果とを比較することによ
りA相信号とB相信号との位相関係が判別できパルスエ
ンコーダの回転方向を判別することができる。その方向
判別結果に基づき、A相信号の立上がり又は立下がり毎
に計数の加算又は減算を行うことにより、パルスエンコ
ーダの計数を行うことができる。前回と今回のB相信号
が同じであれば、パルスエンコーダの振動又はハンチン
グによる異常信号であるとみなして計数を行わない。
これは、A相信号とB相信号との両者のレベルが変化す
るためには、各相信号のピッチ(第7図に示す回転円板
1上のスリットの間隔ピッチP)の1/4以上に渡って
パルスエンコーダが回転する必要がある点に着目したも
のである。各相信号のピッチPの1/4以下の振幅での
振動は、全くこれを無視することに−より、ミスカウン
トのおそれを排除しつつ、処理を極く簡略化することを
可能にしたのである。
・「実施例」 本発明の実施例について図面に従って具体的に説明する
第1図はパルスエンコーダの計数装置のハードウェア構
成を示すフロック図である。パルスエンコーダ11から
のA相信号は波形整形回路12に入力され、波形成形さ
れてマイクロプロセッサ14(以下、CP U 14と
略称する)の外部割込入力嬉子15に入力される。パル
スエンコーダ11からのB相信号は波形整形回路13に
入力され波形整形されてCPU14の通常入力端子16
に入力される。パルスエンコーダ11からの信号は雑音
を除去するため波形整形回路12.13を経由するのみ
で直接CPU14の入力端子15.16に入力され、パ
ルスエンコーダ11のための特別の周辺回路を有してい
ない、CPU14は、パルスエンコーダ11が装着され
た機器の制御が主な仕事であり、パルスエンコーダ11
の計数はA相信号による割込処理により実現される0割
込処理はA相信号の立上がりエツジ又は立下がりエツジ
を検出して開始される。立上がりエツジ又は立下がりエ
ツジのいずれにより割込処理を開始するかは、ソフトウ
ェアによる割込モードの選択により切換えられる。
第2図はパルスエンコーダの計数を実現する割込処理を
示すフローチャートであり、第3図に示   −すA相
及びB相信号の波形図を参照し説明する。
初めは図示しない初期化処理により割込モードが立上が
りエツジに設定されているものとする。
まず、人相信号の立上がりエツジ21により割込処理1
00が開始される0割込処理100が開始されると、ス
テップ101で、現在の割込モードは立上がりエツジか
立下がりエツジのモードかが調べられる。今回は立上が
りエツジのモードであるからステップ102に進む、ス
テップ102では、通常入力端子16からB相信号が読
み込まれ、ステップ103でそのデータがメモリRAM
に記憶される。ここではB相信号はロウレベル(L)で
あるため、データ“O″がRAMに一旦記憶される。
次に、ステップ104で、割込モードを立下がりエツジ
のモードに切換え、今回の処理を終了する。
次回の割込処理100は、パルスエンコーダ11の回転
が進み、A相信号の立下がりエツジ22が発生した時点
に開始される。今回は立下がりエツジのモードによる割
込みであるから、ステップ101からステップ110に
進む。ステップ110では通常入力端子16からB相信
号を読み込む。今回はB相信号はハイレベル()I)で
あり、読み込みデータは“1″である。ステップ111
では、今回読み込んだB相信号のデータと前回の処理の
ステップ103で記憶したRAMのデータとが一致する
か否かが調べられる。今回RAMには“0”が記憶され
ているから両者のデータは一六せず、ステップ112に
進む。一般に、パルスエンコーダ11が振動なく正常に
回転している場合はステップ111でRAMのデータと
B相信号とが一致せず、ステップ112に進むことにな
る。
ステップ112では、RAMのデータ、即ち前回のA相
信号の立上がり時点21でのB相信号が“0”か“1″
かが調べられ、RAMが0”であればステップ113に
、1″であればステップ114に進む、RAMが“0°
°であればA相信号の位相がB相信号より進んでいるこ
とになり、パルスエンコーダ11の回転方向は正である
として、ステップ113で計数を1だけ加算する。一方
、RAMが“1″であれば、A 4(148−号の位相
がB相信号より遅れているため、パルスエンコーダ11
は逆回転しており、ステップ114で計数を1だけ減算
する。このように、ステップ112乃至114にてパル
スエンコーダ]1の回転方向を判別し計数を加算又は減
算する。そして、ステップ115では割込モードを再び
立上がり工・ツジに切換え、今回の処理を終了する。
以下1.J−述の処理を繰り返すことにより、A相信号
の立下がりエツジ22,24.・・・毎に計数が行われ
る。
次にパルスエンコーダ11の振動等によりA相信号又は
B相信号に小パルスが発生した場合の動作について説明
する。
第4図はB相信号の切替わり付近でパルスエンコーダ1
1の振動が生じ、B相信号に小パルス35.36が発生
した場合を示す波形図である。
この5.4、第2図に示ず割込処理100ではA相信号
の立トがり時点’31.33.・・・又は立Fがり時y
132.34.・・・のみのB相信号をI11察し処理
しているのであり、それ以外の時点でのB相信号の変化
には関与していない。このため、B相信号の小パルス3
5.36は無視され、計数に何の影響も及ぼさない。
第5図はA相信号の切替わり付近で振動が生じ、人相信
号に小パルス41が発生した場合を示す波形図である。
この場合、小パルス41の立上がりエツジ42時点と立
下がりエツジ43時点とではB相信号が共に同じハイレ
ベル(H)を示している。
このため、小パルスの立下がりエツジ43による割込処
理100のステップ111において、RAMのデータと
B相信号のデータとが一致し、計数を行わずステップ1
11からステップ115に飛び処理が終了される。それ
故、人相信号の小パルス41は結果的に無視されること
になり、計数に何の影響も及ぼさない。
9E記の様に、パルスエンコーダ11の微小振動による
A相又はB相信号の小パルス35,36゜41は計数に
何の影響も及ぼさず、これら小パルス35,36.41
によりミスカウントを引起こすことがない。なお、ハン
チング等の振動が大きく、その振幅がスリット2,3の
ピッチP以、Eに及んだ場合には、A相及びB相信号が
共に変化するため正規の回転とみなされ、第2図の処理
によりステップ111からステップ112に進み計数さ
れるため、ミスカウントを引起こすことがない。
以上述べたように本実施例は、A相信号の立下がりエツ
ジ22の時点において、前回の立上がりエツジ21時点
のB相信号と現在のB相信号とを比較して微小振動か回
転かを判別しくステップ111)、また回転であれば回
転方向を判別して(ステップ112)、計数を行うもの
であるから、処理が極く簡単であり、CPU14に負担
をかけないという利点がある6本実施例はスリット2.
3のピッチP毎にパルスエンコーダ11の回転を検出し
計数するものであるが、ステップ111乃至ステップ1
14に相当する処理をステップ102とステップ103
の間に挿入することにより、スリット2,3のピッチP
の1/2毎にto1転を検出し計数する装置とすること
も可能である。
「発明の効果」 以2F述べたように本発明は上記の構成を有し、一方の
相信号の立上がりエツジ又は立下がりエツジの時点のみ
で他方の相信号を検出し、計数するものであるから、特
別のハードウェア周辺回路を設けることなくマイクロプ
ロセッサで実現でき、構成が簡素で、また割込処理にて
行うので、ソフトウェア負担を掛けることなく、かつ、
パルスエンコーダの振動時にもミスカウントをすること
がないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は計数装置のハー
ドウェア構成を示すブロック図、第2図はマイクロプロ
セッサでの処理を示すフローチャート、第3図、第4図
及び第5図は作動を説明する波形図、第6図はパルスエ
ンコーダの回転円板を示す平面図、第7図はスリットと
各相信号との関係を示す模式図である。 1601回転円板、  2,3.、、スリット、  1
1゜1.パルスエンコーダ、 14 、、、マイクロプ
ロセッサ、 15.、、外部割込端子、 16.、、通
常入力端子、 21 、、、立上がりエツジ、 22.
、、立下がりエツジ。 第1図 第3図 第4図 第5図 第7図 B相信号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 マイクロプロセッサを用いた計数装置であつて、パルス
    エンコーダの一方の相からの信号を外部割込端子に入力
    し、他方の相からの信号を通常入力端子に入力すると共
    に、 割込開始モードを割込処理ごとに外部割込信号の立上が
    りエッジ又は立下がりエッジの入力時に交互に切換える
    手段と、 割込開始時点での通常入力信号を記憶する手段と、 前回の割込処理時に記憶された通常入力信号と今回の通
    常入力信号とが一致した場合には計数せず、一致しなか
    った場合にのみ通常入力信号に従って計数を加算又は減
    算する手段と、 を備えることを特徴とするパルスエンコーダの計数装置
JP25930287A 1987-10-14 1987-10-14 パルスエンコーダの計数装置 Pending JPH01101415A (ja)

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