JPH0620142Y2 - エンコーダの断線検出回路 - Google Patents
エンコーダの断線検出回路Info
- Publication number
- JPH0620142Y2 JPH0620142Y2 JP15055788U JP15055788U JPH0620142Y2 JP H0620142 Y2 JPH0620142 Y2 JP H0620142Y2 JP 15055788 U JP15055788 U JP 15055788U JP 15055788 U JP15055788 U JP 15055788U JP H0620142 Y2 JPH0620142 Y2 JP H0620142Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- encoder
- disconnection
- phase
- detection circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は位相が90°異なる2相信号を発生するエンコ
ーダの出力信号線の断線を検出する回路に関するもので
ある。
ーダの出力信号線の断線を検出する回路に関するもので
ある。
<従来の技術> 2相信号を発生するエンコーダとしては、90°位相が
異なるA相信号とB相信号を発生するオープンコレクタ
タイプのエンコーダと、A相信号とB相信号のほかにこ
れらの信号の反転信号を発生する差動ドライバがある。
異なるA相信号とB相信号を発生するオープンコレクタ
タイプのエンコーダと、A相信号とB相信号のほかにこ
れらの信号の反転信号を発生する差動ドライバがある。
<考案が解決しようとする課題> エンコーダの出力信号線の断線検出回路としては、差動
ドライバに用いるものがほとんどで、オープンコレクタ
タイプのエンコーダに用いるものには良いものはなかっ
た。
ドライバに用いるものがほとんどで、オープンコレクタ
タイプのエンコーダに用いるものには良いものはなかっ
た。
また、差動ドライバとオープンコレクタタイプのエンコ
ーダの両タイプにおいて瞬時の断線を検出できるものは
なかった。
ーダの両タイプにおいて瞬時の断線を検出できるものは
なかった。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、差
動ドライバとオープンコレクタタイプのエンコーダの両
タイプについて適用でき、しかもこれらのタイプについ
て瞬時の断線を検出できるエンコーダの断線検出回路を
実現することを目的とする。
動ドライバとオープンコレクタタイプのエンコーダの両
タイプについて適用でき、しかもこれらのタイプについ
て瞬時の断線を検出できるエンコーダの断線検出回路を
実現することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本考案は、 位相が90°異なる2相信号を発生するエンコーダの出
力信号線の断線を検出する回路において、 2相信号の一方の信号の変化によりアップカウントし、
他方の信号の変化によりダウンカウントするアップ・ダ
ウンカウンタと、 このアップ・ダウンカウンタのカウントXが、−1≦X
≦1の範囲から外れたときに前記出力信号線の断線あり
のエラー信号を発生するエラー検出回路、 を具備したエンコーダの断線検出回路である。
力信号線の断線を検出する回路において、 2相信号の一方の信号の変化によりアップカウントし、
他方の信号の変化によりダウンカウントするアップ・ダ
ウンカウンタと、 このアップ・ダウンカウンタのカウントXが、−1≦X
≦1の範囲から外れたときに前記出力信号線の断線あり
のエラー信号を発生するエラー検出回路、 を具備したエンコーダの断線検出回路である。
<作用> このような本考案では、アップ・ダウンカウンタによ
り、2相信号の一方の信号の変化点をアップカウント、
他方の信号の変化点をダウンカウントし、カウントが±
1以内から外れたときに断線ありと検出する。
り、2相信号の一方の信号の変化点をアップカウント、
他方の信号の変化点をダウンカウントし、カウントが±
1以内から外れたときに断線ありと検出する。
<実施例> 以下、図面を用いて本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例の構成図である。
図で、1はA相信号とB相信号を検出信号として出力す
るエンコーダ、2はA相信号の立上がり時と立下がり時
にパルスを発生するパルス発生回路、3はB相信号の立
上がり時と立下がり時にパルスを発生するパルス発生回
路、4はパルス発生回路2の発生パルスでアップカウン
トし、パルス発生回路3の発生パルスでダウンカウント
するアップ・ダウンカウンタでる。これによって、アッ
プ・ダウンカウンタ4は、 (A相信号の立上がり及び立下がりの回数) −(B相信号の立上がり及び立下がりの回数) をカウントすることになる。
るエンコーダ、2はA相信号の立上がり時と立下がり時
にパルスを発生するパルス発生回路、3はB相信号の立
上がり時と立下がり時にパルスを発生するパルス発生回
路、4はパルス発生回路2の発生パルスでアップカウン
トし、パルス発生回路3の発生パルスでダウンカウント
するアップ・ダウンカウンタでる。これによって、アッ
プ・ダウンカウンタ4は、 (A相信号の立上がり及び立下がりの回数) −(B相信号の立上がり及び立下がりの回数) をカウントすることになる。
5はカウンタ4のカウントが「1」のとき「1」信号を
出力するゲート、6はカウンタ4のカウントが「0」の
とき「1」信号を出力するゲート、7はカウンタ4のカ
ウントが「−1」のとき「1」信号を出力するゲートで
ある。
出力するゲート、6はカウンタ4のカウントが「0」の
とき「1」信号を出力するゲート、7はカウンタ4のカ
ウントが「−1」のとき「1」信号を出力するゲートで
ある。
8はカウンタ4のカウントが「1」,「0」,「−1」
以外のときに「0」信号すなわち断線ありの信号を出力
するオアゲートである。
以外のときに「0」信号すなわち断線ありの信号を出力
するオアゲートである。
このように構成した回路の動作を説明する。
エンコーダが回転を検出しているモータは一定方向に回
転しているものとする。
転しているものとする。
初期状態でアップ・ダウンカウンタ4のカウントを0に
する。
する。
エンコーダの出力信号線に断線が生じていない正常時に
は、信号のタイムチャートは第2図に示すようになる。
は、信号のタイムチャートは第2図に示すようになる。
このときは、アップ・ダウンカウンタ4のカウントは±
1以内におさまるため、アンドゲート5,6,7のいず
れかが「1」信号を発生するため、オアゲート8は
「1」信号すなわち断線なしの信号を発生する。
1以内におさまるため、アンドゲート5,6,7のいず
れかが「1」信号を発生するため、オアゲート8は
「1」信号すなわち断線なしの信号を発生する。
エンコーダの出力信号線に瞬時の断線が生じた場合は、
信号のタイムチャートは第3図に示すようになる。この
図は、B相信号の信号線に瞬時の断線が生じたときを示
している。
信号のタイムチャートは第3図に示すようになる。この
図は、B相信号の信号線に瞬時の断線が生じたときを示
している。
このときは、瞬時の断線時にB相信号が変動するため、
ダウンカウントは正常時よりも多くなり、アップ・ダウ
ンカウンタ4のカウントは±1以内の範囲から外れる。
これによって、アンドゲート5,6,7はいずれも
「0」信号を発生するため、オアゲート8は「0」信号
すなわち断線ありの信号を発生する。
ダウンカウントは正常時よりも多くなり、アップ・ダウ
ンカウンタ4のカウントは±1以内の範囲から外れる。
これによって、アンドゲート5,6,7はいずれも
「0」信号を発生するため、オアゲート8は「0」信号
すなわち断線ありの信号を発生する。
このようにして断線の有無が検出される。
<効果> 本考案によれば次の効果が得られる。
A相とB相の2つの信号のみで断線検出をしているた
め、差動ドライバとオープンコレクタタイプのエンコー
ダの両方に適用できる。
め、差動ドライバとオープンコレクタタイプのエンコー
ダの両方に適用できる。
A相信号とB相信号の立上がり,立下がりのエッジの
カウントで検出しているため、瞬時の断線でも検出でき
る。
カウントで検出しているため、瞬時の断線でも検出でき
る。
第1図は本考案の一実施例の構成図、第2図及び第3図
は第1図の回路の動作説明図である。 1…エンコーダ、2,3…パルス発生回路、4…アップ
・ダウンカウンタ、5,6,7…アンドゲート、8…オ
アゲート。
は第1図の回路の動作説明図である。 1…エンコーダ、2,3…パルス発生回路、4…アップ
・ダウンカウンタ、5,6,7…アンドゲート、8…オ
アゲート。
Claims (1)
- 【請求項1】位相が90°異なる2相信号を発生するエ
ンコーダの出力信号線の断線を検出する回路において、 2相信号の一方の信号の変化によりアップカウントし、
他方の信号の変化によりダウンカウントするアップ・ダ
ウンカウンタと、 このアップ・ダウンカウンタのカウントXが、−1≦X
≦1の範囲から外れたときに前記出力信号線の断線あり
のエラー信号を発生するエラー検出回路、 を具備したエンコーダの断線検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15055788U JPH0620142Y2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | エンコーダの断線検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15055788U JPH0620142Y2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | エンコーダの断線検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0271273U JPH0271273U (ja) | 1990-05-30 |
JPH0620142Y2 true JPH0620142Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31423814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15055788U Expired - Lifetime JPH0620142Y2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | エンコーダの断線検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620142Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2636492B2 (ja) * | 1990-10-30 | 1997-07-30 | ジューキ株式会社 | エンコーダの異常検出装置 |
JP4631427B2 (ja) * | 2004-12-21 | 2011-02-16 | 富士電機システムズ株式会社 | 回転速度検出器の故障検出装置 |
-
1988
- 1988-11-18 JP JP15055788U patent/JPH0620142Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0271273U (ja) | 1990-05-30 |
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