JPH0580846A - 断線検出方法 - Google Patents

断線検出方法

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Publication number
JPH0580846A
JPH0580846A JP3245563A JP24556391A JPH0580846A JP H0580846 A JPH0580846 A JP H0580846A JP 3245563 A JP3245563 A JP 3245563A JP 24556391 A JP24556391 A JP 24556391A JP H0580846 A JPH0580846 A JP H0580846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
signal
disconnection
open circuit
counter
Prior art date
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Pending
Application number
JP3245563A
Other languages
English (en)
Inventor
Nozomi Ueshiba
望 上芝
Toru Takeuma
徹 竹馬
Makoto Doi
誠 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの位置制御時におけるエンコーダから
の位置信号線の断線検出方法において、A相,B相の矩
形波出力のときにエンコーダ信号線の断線を検出する断
線検出方法を提供することを目的とする。 【構成】 アナログ信号線を追加し、アナログ信号の監
視により矩形波のA相,B相の信号線の断線を検出する
手段を設けることにより、簡単な構成でエンコーダ入力
の断線検出を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータの位置制御時にお
けるエンコーダからの位置信号線の断線検出方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モータの位置を検出する方法には
多くの方法があり精密に位置を検出するにはレゾルバに
よる方法やエンコーダによる方法が一般的である。
【0003】エンコーダによる方法の場合、位置の信号
と移動方向の信号を検出するため90度位相の異なるA
相,B相と呼ばれるアナログ正弦波信号を作り、この信
号を矩形波に波形整形しパルス数を数えることにより相
対位置を、A相,B相の信号の位置関係により移動方向
を検出することができる。
【0004】モータの位置決め精度を上げるためにはエ
ンコーダの精度を幾何学的に上げる必要があり、これを
行うとエンコーダのコストが高くなる。
【0005】そのため通常はエンコーダの幾何学的な精
度をあげずに、エンコーダからの生のアナログ正弦波信
号を逓倍処理し位置精度をあげる工夫をしているが、そ
の結果、位置信号であるA相,B相の波形は矩形波で出
力される。
【0006】モータの位置決めを行うための位置決め用
の基板では位置決めを行うとともにモータの暴走を防ぐ
ためにA相,B相の断線を検出している。
【0007】断線の検出方法はA相,B相がアナログ正
弦波信号の場合は、A相,B相の絶対値を足し合わせ、
この信号出力がある値より小さい場合に断線と判断する
ことで比較的容易に検出できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、A相,B相が
矩形波信号の場合、A相,B相の信号をHigh、また
はLowのどちらかに固定することができるが、A相,
B相の信号がどのような組み合わせを取っても信号線の
断線とモータが位置制御による停止とを区別することが
できない。
【0009】このためにエンコーダの信号線の断線が検
出できずにモータの暴走につながるために何らかの工夫
をして断線を検出する必要が生じる。
【0010】本発明は上記の課題に鑑み簡単な構成でエ
ンコーダ信号線の断線を検出する方法を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のエンコーダ信号線の断線検出方法はそれ自ら
断線を検出できるエンコーダのアナログ正弦波信号とこ
の信号により逓倍した矩形波のA相,B相の信号を組み
合わせることにより、矩形波のA相,B相の信号線の断
線を検出する機構を備えたものである。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成によって、エンコーダ信
号線のA相,B相が断線したことを検出することが可能
であり、モータの暴走を防ぐことができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例であるエンコーダ信号
線の断線検出方法について図面を参照しながら説明す
る。
【0014】図1は本発明における断線検出を行うため
の構成図を示すものである。図1において、1は前処理
部、2は論理和を計算する装置、3は波形整形器、4は
カウンタ、5は断線信号の保持装置、6はアナログ信号
の断線検出器である。
【0015】図2は図1の補足説明を行うための位置に
依存する信号の波形図を示す。同図(a)は論理和を計
算する装置2の動作説明図、同図(b)はアナログ正弦
波信号とA相,B相信号の関係を示す図である。
【0016】以上のように構成された断線検出器につい
て、図1,図2を用いてその動作を説明する。まず断線
がない状態では、アナログ正弦波入力は波形整形器2で
波形を矩形波に整形されカウンタ4に入力されカウンタ
4をカウントアップする。一方、エンコーダ信号のA
相,B相は前処理部1で断線検出器の電源電圧に適度の
抵抗によりプルアップされており断線時にはHighい
るが、信号線が断線していないときは図2(a)に示さ
れるように位置によりパルス列が現れ、カウンタ4のリ
セットを行う。
【0017】この結果、カウンタ4の出力である断線検
出信号は断線信号の保持装置5に入力されず、A相,B
相の断線と判断しない。しかしながら次に、A相,B相
の少なくとも一方が断線すると、入力が断線検出器の電
源電圧に適度の抵抗によりプルアップされているために
論理和を計算する装置2の入力の少なくとも一方はHi
ghとなり論理和を計算する装置2の出力はHighに
固定されカウンタ4をリセットできなくなり、波形整形
器3からの出力によりカウンタ4がカウンタアップし一
定の値になったときカウンタ4より断線検出信号が断線
信号の保持装置5に入力されA相,B相の断線を検出す
る。また、この方式によると図2(b)に示すようにア
ナログ正弦波信号がこれを逓倍したA相,B相信号より
位置に関する精度が低いためにリセット信号のほうがカ
ウントアップ信号であるアナログ正弦波信号より頻繁に
入力されるためにモータの位置決め状態であるサーボロ
ック時に誤動作を起こさず、またカウンタ2の断線出力
を出すカウント数を大きくするとノイズによる誤動作に
対する信頼性を大きくすることができる利点がある。
【0018】次に、アナログ正弦波信号が断線した場合
は、アナログ正弦波信号がカウンタ2に入力が入らずA
相,B相信号の断線を検出できなくなる。このためにア
ナログ正弦波信号が断線した場合は図1の断線検出器6
により検出する。検出方法は、例えばアナログ正弦波信
号が直流信号に重畳されている場合は抵抗でプルアップ
し断線時にHighの信号になるために断線を検出する
ことができるし、直流信号が重畳されていない時はA
相,B相のアナログ正弦波信号の絶対値をそれぞれ取り
これらの信号を足し合わせることにより準直流的な信号
を作り出してこれを基準信号と比較し断線を検出するよ
うにすると良い。
【0019】このようにしてA相,B相信号の断線によ
るモータの暴走を防ぐことができる。
【0020】以上のように本実施例によれば、A相,B
相の矩形波信号のほかにアナログ正弦波信号を追加し、
アナログ正弦波信号線とA相,B相の信号とを組み合わ
せA相,B相線だけでは検出できなかった断線を検出す
ることができるようになる。本実施例ではA相,B相信
号の論理和を計算する装置2を使用したが論理積を計算
する装置でもリセットの論理を逆にすれば良く、また論
理和を計算する装置2を使用せずA相,B相信号のみで
同様の方法で断線を検出すればA相,B相信号のどの線
が断線したか特定できることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、A相,B相の矩
形波信号のほかにアナログ正弦波信号を追加し、アナロ
グ正弦波信号線とA相,B相の線と組み合わせA相,B
相線だけでは検出できなかった断線を検出することが簡
単に且つノイズで誤動作を起こすことが少ない優れた断
線検出器を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるエンコーダの信号線の
断線検出方法の構成図
【図2】(a)論理和を計算する装置2の動作の図 (b)アナログ正弦波信号とA相,B相信号の関係の一
例の図
【符号の説明】
1 前処理部 2 論理和を計算する装置 3 波形整形器 4 カウンタ 5 断線信号の保持装置 6 アナログ信号の断線検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A相,B相のアナログ信号より逓倍した
    矩形波のA相,B相の信号を出力するエンコーダにおい
    て、アナログ信号線を追加しアナログ信号の監視により
    矩形波のA相,B相の信号線の断線を検出する機構を備
    えた断線検出方法。
JP3245563A 1991-09-25 1991-09-25 断線検出方法 Pending JPH0580846A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011080841A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Jtekt Corp 回転角検出装置及び電動パワーステアリング装置
JP2019053082A (ja) * 2016-04-25 2019-04-04 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. 正弦波信号の断線検出装置

Cited By (3)

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JP2019053082A (ja) * 2016-04-25 2019-04-04 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. 正弦波信号の断線検出装置
US10312836B2 (en) 2016-04-25 2019-06-04 Lsis Co., Ltd. Disconnection detection apparatus of sinusoidal wave signal

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