JP7841319B2 - インクジェットインク組成物、及びインク収容体 - Google Patents
インクジェットインク組成物、及びインク収容体Info
- Publication number
- JP7841319B2 JP7841319B2 JP2022053038A JP2022053038A JP7841319B2 JP 7841319 B2 JP7841319 B2 JP 7841319B2 JP 2022053038 A JP2022053038 A JP 2022053038A JP 2022053038 A JP2022053038 A JP 2022053038A JP 7841319 B2 JP7841319 B2 JP 7841319B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink composition
- group
- disperse
- ink
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D33/00—Details of, or accessories for, sacks or bags
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/10—Printing inks based on artificial resins
- C09D11/102—Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions other than those only involving unsaturated carbon-to-carbon bonds
- C09D11/103—Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions other than those only involving unsaturated carbon-to-carbon bonds of aldehydes, e.g. phenol-formaldehyde resins
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/32—Inkjet printing inks characterised by colouring agents
- C09D11/328—Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/38—Inkjet printing inks characterised by non-macromolecular additives other than solvents, pigments or dyes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Coloring (AREA)
Description
本実施形態のインクジェットインク組成物(以下、「インク組成物」とも称する)は、昇華性染料と、アニオン系分散剤と、アニオン系界面活性剤と、を含み、昇華性染料が、C.I.ディスパースオレンジ25、C.I.ディスパースオレンジ80、C.I.ディスパースブラウン27、C.I.ソルベントオレンジ60、C.I.ソルベントバイオレット13、及びC.I.ディスパースバイオレット28からなる群より選ばれる1種以上を含み、アニオン系界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアリールエーテル硫酸塩、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩からなる群より選ばれる1種以上を含む。
まず、インク収容体の内壁同士が内部のインク組成物を挟んで密着した状態でインク収容体を長期間保管したときに、材料に起因する凝集体としての異物が発生しやすい。特に、インク収容体の内壁素材がポリエチレン等のポリオレフィンであり、収容されるインク組成物が、昇華性染料として、C.I.ディスパースオレンジ25、C.I.ディスパースオレンジ80、C.I.ディスパースブラウン27、C.I.ソルベントオレンジ60、C.I.ソルベントバイオレット13、及びC.I.ディスパースバイオレット28からなる群より選ばれる1種以上を含む場合、異物は顕著に発生する傾向にある。
インク収容体の内壁同士が近接して、狭小空間となった部分において、インク組成物中に含まれる水分が、ポリエチレン等のポリオレフィンに吸収されることで内壁が膨潤し、局所的に染料濃度が高くなる。これにより、インク組成物中における染料の分散状態が悪くなり、その結果、異物が発生すると推測している。
また、凝集は、高温環境下でより進行しやすくなるが、インク収容物に熱がかかると、ポリオレフィンによる水分吸収がより進行するため、一層凝集が進行しやすくなるとも推定している。
更に、これらのアニオン系界面活性剤は、インク収容体の内壁であるポリオレフィンにもより吸着しやすい。そのため、内壁表層の電荷もマイナス側に偏り、内壁と染料との静電反発力も向上するため、分散がより安定化する。
そして、これらのアニオン系界面活性剤は、エチレンオキサイド構造を持つため、インク組成物中に含まれる成分との相溶性が高く、分散安定性の向上効果がより大きい。
本実施形態のインク組成物は、昇華性染料を含む。昇華性染料は、C.I.ディスパースオレンジ25、C.I.ディスパースオレンジ80、C.I.ディスパースブラウン27、C.I.ソルベントオレンジ60、C.I.ソルベントバイオレット13、及びC.I.ディスパースバイオレット28からなる群より選ばれる1種以上を含む。なお、本明細書において、「昇華性染料」とは、加熱により昇華する性質を有する染料をいう。昇華性染料は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本実施形態のインク組成物は、アニオン系分散剤を含む。アニオン系分散剤は、電離してアニオンとなるものであれば、特に限定されない。また、本明細書において、アニオン系分散剤は、アニオン系界面活性剤と異なるものである。アニオン系分散剤は、昇華性染料の染料分散液の調製時に添加されることが好ましい。アニオン系分散剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本実施形態のインク組成物は、アニオン系界面活性剤を含む。アニオン系界面活性剤は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアリールエーテル硫酸塩、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩からなる群より選ばれる1種以上を含む。これらのアニオン系分散剤は、昇華性染料及びインク収容体の内壁と吸着しやすく、インク組成物中に含まれる成分との相溶性が高いことから、染料の分散安定性の向上効果が大きく、インク収容体内での異物の発生を効果的に防止できる傾向にある。アニオン系界面活性剤は、染料分散液と共にインク組成物の調製時に添加されることが好ましい。アニオン系界面活性剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
染料の分散安定性の向上効果がより大きく、インク収容体内での異物の発生をより効果的に防止できることから、R1が炭素数10以上50以下のアリール基である場合、mは10以上18以下であることが好ましく、15以上16以下であることがより好ましい。
昇華性染料として、C.I.ディスパースオレンジ25、C.I.ディスパースオレンジ80、及びC.I.ディスパースブラウン27からなる群より選ばれる1種以上の特定染料を含む場合、特定染料とは異なるフェニルアゾ化合物を更に含むことが好ましい。フェニルアゾ化合物は、フェニル基とアゾ基を有する化合物であり、かつC.I.ディスパースオレンジ25、C.I.ディスパースオレンジ80、及びC.I.ディスパースブラウン27のいずれとも異なる化合物であれば、特に限定されない。フェニルアゾ化合物は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
インク組成物は、水溶性有機溶剤を含んでもよい。
そのような水溶性有機溶剤としては、例えば、グリセリン;エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-プロパンジオール、1,2-ブタンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール、及び1,6-ヘキサンジオールのようなグリコール類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、及びトリエチレングリコールモノブチルエーテルのようなグリコールモノエーテル類;メタノール、エタノール、n-プロピルアルコール、iso-プロピルアルコール、n-ブタノール、2-ブタノール、tert-ブタノール、iso-ブタノール、n-ペンタノール、2-ペンタノール、3-ペンタノール、及びtert-ペンタノールのようなアルコール類が挙げられる。水溶性有機溶剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
インク組成物は、アニオン系界面活性剤と異なる界面活性剤を含んでもよい。
界面活性剤は、インク組成物の表面張力を低下させ記録媒体との濡れ性を調整する機能を備える。界面活性剤としては、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤、及びフッ素系界面活性剤が挙げられる。
インク組成物は、水を含んでもよい。
水としては、例えば、イオン交換水、限外ろ過水、逆浸透水、及び蒸留水等の純水、並びに超純水のようなイオン性不純物を極力除去したものが挙げられる。また、紫外線照射や過酸化水素の添加等によって滅菌した水は、インク組成物を長期間保存する場合に、カビやバクテリアの発生を抑制することができるため、好ましい。
インク組成物は、溶解助剤、粘度調整剤、pH調整剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、酸素吸収剤、防腐剤、防かび剤、腐食防止剤、及び分散に影響を与える金属イオンを捕獲するためのキレート化剤などの、インク組成物において通常用いることができる種々の添加剤を含んでもよい。添加剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
インク組成物の粘度は、20℃において、1.5mPa・s以上15mPa・s以下とすることが好ましく、1.5mPa・s以上7mPa・s以下とすることがより好ましく、1.5mPa・s以上5.5mPa・s以下とすることがより好ましい。
インク組成物の表面張力が上記範囲であれば、インクジェット記録における吐出安定性及び初期充填性をより良好にすることができる。
インク組成物は、昇華性染料と、アニオン系分散剤と、アニオン系界面活性剤と、必要に応じて、フェニルアゾ化合物と、水溶性有機溶剤と、アニオン系界面活性剤とは異なる界面活性剤と、水と、その他の成分とを、任意の順序で混合し、必要に応じてろ過などを実施して不純物や異物などを除去することで調製することができる。また、インク組成物の製造に際しては、予め、昇華性染料と、アニオン系分散剤と、必要に応じて、フェニルアゾ化合物と、水とを、任意の順序で混合、分散し、必要に応じてろ過などを実施して不純物や異物などを除去して調製される染料分散液を用いることが好ましい。例えば、昇華性染料と、アニオン系分散剤と、必要に応じて、フェニルアゾ化合物と、水とを、ペイントシェーカー、ビーズミル、ボールミルなどの混合分散機を用いて混合し、分散液を得ることができる。
インク組成物は、インク収容体内で材料に起因する凝集体としての異物の発生が効果的に防止される。そのため、インク組成物は、昇華転写を利用した布帛等に対する染色方法に好適である。昇華転写を利用した染色方法としては、例えば、紙等のシート状の転写媒体に、インクジェット記録装置を用いてインクジェット方式により印刷を行った後、布帛等の被記録媒体に上記転写媒体を重ねて加熱により昇華転写する方法が挙げられる。
インクジェット記録装置は、インク組成物を収容するインク収容体、及びこれに接続される記録ヘッドを少なくとも有し、インク組成物を記録ヘッドから吐出して中間転写媒体である転写紙に画像を形成することができれば特に限定されない。また、インクジェット記録装置としては、シリアル型、及びライン型のいずれでも使用することができる。これらの型のインクジェット記録装置には記録ヘッドが搭載されており、転写紙と記録ヘッドとの相対的な位置関係を変化させながら、記録ヘッドのノズル孔からインク組成物の液滴を所定のタイミングで、間欠的にかつ所定の体積で吐出する。これにより、転写紙にインク組成物を付着させて、所定の転写画像を形成することができる。
本実施形態において、インク収容体とは、容器及び包装体を包含する概念であって、インク組成物を直接的又は間接的に収容するものを称する。すなわち、インク収容体は、インク組成物が収容されている。インク収容体は、インクジェット記録装置でインク組成物を使用する前に、インク組成物を保管、及び輸送するために用いられる。また、インク収容体としては、インクジェット記録装置でインク組成物を使用する際に、インク収容体に収容されるインク組成物を記録装置に供給するものも含まれる。
本実施形態に係るインク組成物は、インク収容体内で材料に起因する凝集体としての異物の発生が効果的に防止される。そのため、優れた保存安定性をもって、インク組成物をインク収容体に収容することができる。
昇華転写を利用した染色方法であるインクジェット記録方法は、インク組成物を第1記録媒体の記録面に付着させる工程と、第1記録媒体の記録面に第2記録媒体を配置する工程と、第1記録媒体及び前記第2記録媒体を加熱する工程とを有する。換言すると、昇華転写インクジェット記録方法は、インクジェット法を用いて、インク組成物を中間転写媒体に付与するインク付与工程と、当該インク組成物が付与された中間転写媒体を、そのインク組成物が付与された面と被染色物の染色面とを対向させた状態で加熱し、分散染料を被染色物に転写させる転写工程とを有する。これにより、生産性良く染色物を製造することができ、当該昇華転写インクジェット記録方法は、染色物の製造方法ともいえる。以下、各工程について説明する。
本工程では、インクジェット法を用いて、インク組成物を第1記録媒体である中間転写媒体の記録面に付与する。インクジェット法によるインク組成物の吐出は、液滴吐出装置を用いて行うことができる。そのような液滴吐出装置としては、例えば、上述のインクジェット記録装置が挙げられる。
その後、インク組成物が付与された中間転写媒体の記録面を、被染色物と対向させた状態、言い換えれば第1記録媒体の記録面に第2記録媒体を配置した状態、で加熱し、インク組成物を構成する分散染料を被染色物に転写させる。これにより、分散染料が転写された染色物が得られる。
1.1.染料分散液1~25の調製
表1及び2に記載の組成となるように、混合物調製用タンクに各成分を入れ、0.3mmジルコニアビーズを用いてペイントシェーカーにて分散させ、染料分散液1~25をそれぞれ得た。なお、表1及び2における各成分の数値は、質量%を表す。
〔昇華性染料〕
・ディスパースオレンジ25…C.I.ディスパースオレンジ25(市販品)
・ディスパースオレンジ80…C.I.ディスパースオレンジ80(市販品)
・ディスパースブラウン27…C.I.ディスパースブラウン27(市販品)
・ソルベントオレンジ60…C.I.ソルベントオレンジ60(市販品)
・ソルベントバイオレット13…C.I.ソルベントバイオレット13(市販品)
・ディスパースバイオレット28…C.I.ディスパースバイオレット28(市販品)
・ディスパースイエロー54…C.I.ディスパースイエロー54(市販品)
・ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物Na…ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム
・n-ブチルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物Na…ブチルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム、上記式(2)で表される化合物
・リグニンスルホン酸Na
・ディスパースオレンジ30…C.I.ディスパースオレンジ30(市販品)
・ディスパースオレンジ31…C.I.ディスパースオレンジ31(市販品)
・ディスパースオレンジ73…C.I.ディスパースオレンジ73(市販品)
(実施例1~20、比較例1~4、及び参考例1)
表3及び4に記載の組成となるように、混合物調製用タンクに各成分を入れ、スターラーで2時間混合攪拌した。その後、孔径1μmのメンブランフィルターでろ過することにより、インク組成物としてインク1~25をそれぞれ得た。なお、表3及び4における各成分の数値は、質量%を表す。
上記で得られた染料分散液1~25のそれぞれを用いた。なお、表3及び4において、「配合した染料分散液」における番号は、上記で得られた染料分散液1~25のそれぞれに相当する。また、「配合量」は、インク組成物に配合した染料分散液の配合量を示す。
・グリセリン
・プロピレングリコール
・BYK-348…BYK(登録商標)-348(商品名、ビックケミー・ジャパン(株)製)
・エマール327…エマール(登録商標)327(商品名、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、アルキル基の炭素数:12、エチレンオキシドの重合数:3、有効成分27%、花王(株))
・エマール170J…エマール(登録商標)170J(商品名、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、アルキル基の炭素数:12、エチレンオキシドの重合数:1、有効成分70%、花王(株)製)
・ラテムルWX…ラテムル(登録商標)WX(商品名、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸ナトリウム、アルキル基の炭素数:18~38、エチレンオキシドの重合数:1~23、有効成分26%、花王(株)製)
・NIKKOL DDP-10…NIKKOL(登録商標)DDP-10(商品名、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸ナトリウム、アルキル基の炭素数:12~15、エチレンオキシドの重合数:10、有効成分100%、日光ケミカルズ(株)製)
・SM-210…SM-210(商品名、ポリオキシエチレントリスチレン化フェニルエーテル硫酸塩、エチレンオキシドの重合数:15~16、有効成分100%、東邦化学工業(株)製)
・NIKKOL SCS…NIKKOL(登録商標)SCS(商品名、セチル硫酸ナトリウム、アルキル基の炭素数:16、エチレンオキシドの重合数:0、有効成分100%、日光ケミカルズ(株)製)
・B65-250…ユニオン(登録商標)B65-250(商品名、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキル基の炭素数:22、エチレンオキシドの重合数:25、有効成分100%、新日本理化(株)製)
2.1.異物の発生状況
内壁素材がポリエチレンのインクパック(インク収容量:200mL)に、上記で得られたインク1~25のそれぞれを80g封入し、その後、インクパックの内壁が密着した状態で60℃環境下にて5日間放置した。インクパックの内壁密着面積は、50cm2とした。
放置後、インク1~25のそれぞれを口径10μmの金属メッシュフィルターでろ過し、当該金属メッシュフィルター上に残留した固形物の1mm四方当たりの個数を数え、次の評価基準に従って、異物の発生状況を評価した。なお、異物の発生量が多いほど、分散安定性が低いといえる。それらの結果を表5及び6に示す。
(評価基準)
A:1mm四方当たりの固形物個数が5個未満であった。
B:1mm四方当たりの固形物個数が5個以上30個未満であった。
C:1mm四方当たりの固形物個数が30個以上であった。
ラボランスクリュー管瓶(アズワン(株)製)110mLに、上記で得られたインク1~25のそれぞれを30g入れて、インクの液面の上層に気泡層がない状態になるまで静置した。この管瓶を10秒間で30回振とうさせて、その後、水平面に載置した。載置直後の液面の上層にある気泡の高さを測定し、次の評価基準に従って、起泡性を評価した。それらの評価結果を表5及び表6に示す。
(評価基準)
A:20mm未満
B:20mm以上30mm未満
C:30mm以上
Claims (8)
- 昇華性染料と、アニオン系分散剤と、アニオン系界面活性剤と、を含み、
前記昇華性染料が、C.I.ディスパースオレンジ25、C.I.ディスパースオレンジ80、C.I.ディスパースブラウン27、C.I.ソルベントオレンジ60、C.I.ソルベントバイオレット13、及びC.I.ディスパースバイオレット28からなる群より選ばれる1種以上を含み、
前記アニオン系界面活性剤が、ポリオキシエチレンアリールエーテル硫酸塩、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩からなる群より選ばれる1種以上を含む、インクジェットインク組成物。 - 前記ポリオキシエチレンアリールエーテル硫酸塩、及び前記ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩の含有量が、前記インク組成物の総量に対して、合計で0.05質量%以上2.0質量%以下である、請求項1に記載のインクジェットインク組成物。
- 前記アニオン系界面活性剤が、下記式(1)で表される化合物を含む、請求項1又は2に記載のインクジェットインク組成物。
R1O(CH2CH2O)mSO3 -M+・・・(1)
(式(1)中、R1は、炭素数10以上50以下のアルキル基、炭素数10以上50以下のアルケニル基、又は炭素数10以上50以下のアリール基を示し、M+は、アルカリ金属イオンを示し、mは、1以上30以下の整数を示す。)。 - 前記アニオン系分散剤が、下記式(2)で表される化合物、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、及びリグニンスルホン酸のナトリウム塩からなる群より選ばれる1種以上を含み、請求項1~3のいずれか一項に記載のインクジェットインク組成物。
(式(2)中、R2は、炭素数1以上4以下の1価の炭化水素基を示し、nは、1以上の整数を示す。)。 - 前記昇華性染料が、前記C.I.ディスパースオレンジ25、前記C.I.ディスパースオレンジ80、及び前記C.I.ディスパースブラウン27からなる群より選ばれる1種以上を含む場合、前記C.I.ディスパースオレンジ25、前記C.I.ディスパースオレンジ80、及び前記C.I.ディスパースブラウン27のいずれとも異なるフェニルアゾ化合物を更に含む、請求項1~4のいずれか一項に記載のインクジェットインク組成物。
- 前記フェニルアゾ化合物が、C.I.ディスパースオレンジ30、C.I.ディスパースオレンジ31、及びC.I.ディスパースオレンジ73からなる群より選ばれる1種以上を含む、請求項5に記載のインクジェットインク組成物。
- 請求項1~6のいずれか一項に記載のインクジェットインク組成物が収容された、インク収容体。
- 前記インク組成物を収容する容器と、接続部材と、を備え、
前記容器が、ポリオレフィンを含むフィルムで形成される、請求項7に記載のインク収容体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022053038A JP7841319B2 (ja) | 2022-03-29 | 2022-03-29 | インクジェットインク組成物、及びインク収容体 |
| CN202310309264.4A CN116891655A (zh) | 2022-03-29 | 2023-03-27 | 喷墨油墨组合物及油墨收容体 |
| US18/127,036 US20230416546A1 (en) | 2022-03-29 | 2023-03-28 | Ink Jet Ink Composition And Ink Receiving Body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022053038A JP7841319B2 (ja) | 2022-03-29 | 2022-03-29 | インクジェットインク組成物、及びインク収容体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023146052A JP2023146052A (ja) | 2023-10-12 |
| JP7841319B2 true JP7841319B2 (ja) | 2026-04-07 |
Family
ID=88286332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022053038A Active JP7841319B2 (ja) | 2022-03-29 | 2022-03-29 | インクジェットインク組成物、及びインク収容体 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20230416546A1 (ja) |
| JP (1) | JP7841319B2 (ja) |
| CN (1) | CN116891655A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020105405A (ja) | 2018-12-27 | 2020-07-09 | セイコーエプソン株式会社 | 水性インクジェット用組成物 |
| JP2021017510A (ja) | 2019-07-22 | 2021-02-15 | セイコーエプソン株式会社 | 水性インクジェット用組成物 |
| JP2022007334A (ja) | 2020-06-26 | 2022-01-13 | セイコーエプソン株式会社 | 捺染用インクジェットインクセット、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3542425B2 (ja) * | 1994-11-17 | 2004-07-14 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録用水系分散インク、これを用いるインクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニットおよび記録装置 |
| JPH1072561A (ja) * | 1996-06-11 | 1998-03-17 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録用インクおよびそれを用いた画像形成方法 |
| US6027210A (en) * | 1996-08-02 | 2000-02-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink-jet recording process using liquid formulation and ink in combination |
| WO2003008199A1 (fr) * | 2001-07-18 | 2003-01-30 | Mitsui Chemicals, Inc. | Support de reproduction a jet d'encre pour encre pigmentaire, son procede de production et matiere imprimee |
| JP3858793B2 (ja) * | 2002-09-25 | 2006-12-20 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録用水性インク及びインクジェット記録用水性インクの調製方法 |
| JP6191812B2 (ja) * | 2012-12-18 | 2017-09-06 | セイコーエプソン株式会社 | 液体収容体および液体収容体セット |
| JP6041152B2 (ja) * | 2013-11-13 | 2016-12-07 | セイコーエプソン株式会社 | 昇華転写用インクジェットインク組成物、インクセット、及び染色物の製造方法 |
| JP6394874B2 (ja) * | 2014-09-16 | 2018-09-26 | セイコーエプソン株式会社 | 捺染インク組成物 |
| JP6610554B2 (ja) * | 2014-10-15 | 2019-11-27 | コニカミノルタ株式会社 | インクカートリッジ及びインクジェット記録装置 |
| JP6540941B2 (ja) * | 2015-01-21 | 2019-07-10 | セイコーエプソン株式会社 | 昇華転写用インクジェットブラックインク組成物、並びに、染色物及びその製造方法 |
| JP2018053035A (ja) * | 2016-09-27 | 2018-04-05 | セイコーエプソン株式会社 | 昇華転写用インクジェットインク組成物 |
| JP7293797B2 (ja) * | 2019-03-28 | 2023-06-20 | セイコーエプソン株式会社 | 水性インクジェット用組成物および記録物の製造方法 |
| JP2021080375A (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | 日本化薬株式会社 | インク用分散液組成物 |
| JP7347189B2 (ja) * | 2019-12-16 | 2023-09-20 | セイコーエプソン株式会社 | 昇華転写インクジェットインク組成物及び印刷物の製造方法 |
-
2022
- 2022-03-29 JP JP2022053038A patent/JP7841319B2/ja active Active
-
2023
- 2023-03-27 CN CN202310309264.4A patent/CN116891655A/zh active Pending
- 2023-03-28 US US18/127,036 patent/US20230416546A1/en active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020105405A (ja) | 2018-12-27 | 2020-07-09 | セイコーエプソン株式会社 | 水性インクジェット用組成物 |
| JP2021017510A (ja) | 2019-07-22 | 2021-02-15 | セイコーエプソン株式会社 | 水性インクジェット用組成物 |
| JP2022007334A (ja) | 2020-06-26 | 2022-01-13 | セイコーエプソン株式会社 | 捺染用インクジェットインクセット、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN116891655A (zh) | 2023-10-17 |
| US20230416546A1 (en) | 2023-12-28 |
| JP2023146052A (ja) | 2023-10-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5618054B2 (ja) | インクジェット記録装置およびメンテナンス方法 | |
| CN108625188B (zh) | 喷墨用墨组合物以及记录方法 | |
| CN106433312B (zh) | 橙色油墨组合物、油墨组、染色物的制造方法和染色物 | |
| CN110863378B (zh) | 喷墨印染用渗透液、喷墨印染用油墨组以及喷墨印染方法 | |
| JP2014162812A (ja) | インク組成物及びインクジェット記録方法 | |
| US10487227B2 (en) | Ink set and recording method | |
| JP2011224943A (ja) | インクジェット記録装置用メンテナンス液 | |
| JP2017203112A (ja) | 昇華転写捺染用インクジェットインクセット、染色物及びその製造方法、並びにインクジェット記録装置 | |
| JP7841319B2 (ja) | インクジェットインク組成物、及びインク収容体 | |
| US20190030882A1 (en) | Sublimation Transfer Ink Jet Ink Composition And Sublimation Transfer Ink Jet Recording Method | |
| CN112980245A (zh) | 升华转印喷墨油墨组合物和印刷物的制造方法 | |
| JP2019163427A (ja) | インクジェットインク組成物 | |
| JP2018141067A (ja) | インク組成物、インク収容体、および記録方法 | |
| JP7275575B2 (ja) | 水性インクジェット用組成物 | |
| CN111500116A (zh) | 水性喷墨用组合物 | |
| JP7314677B2 (ja) | 水性インクジェット用組成物 | |
| JP2024128657A (ja) | インクジェット捺染用処理液組成物、インクセット及びインクジェット記録方法 | |
| JP5790957B2 (ja) | インクジェット記録装置およびメンテナンス方法 | |
| JP2018053107A (ja) | インクジェット捺染インク組成物 | |
| JP7167658B2 (ja) | 水性インクジェット用組成物 | |
| JP2015083630A (ja) | 捺染用インクジェットインク組成物 | |
| CN118931261A (zh) | 喷墨油墨组合物、喷墨记录方法及喷墨记录装置 | |
| US12378426B2 (en) | Ink jet ink composition | |
| JP7447717B2 (ja) | インクジェットインク組成物、インクパッケージ及びインクジェット記録装置 | |
| JP2024073747A (ja) | インクジェットインク組成物及び記録方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20250307 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20251007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20251014 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20251211 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20260224 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20260309 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7841319 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |