JP7823586B2 - 含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の製造方法及び含フッ素ジビニルポリエーテル化合物 - Google Patents
含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の製造方法及び含フッ素ジビニルポリエーテル化合物Info
- Publication number
- JP7823586B2 JP7823586B2 JP2022571415A JP2022571415A JP7823586B2 JP 7823586 B2 JP7823586 B2 JP 7823586B2 JP 2022571415 A JP2022571415 A JP 2022571415A JP 2022571415 A JP2022571415 A JP 2022571415A JP 7823586 B2 JP7823586 B2 JP 7823586B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- general formula
- fluorine
- compound represented
- chr
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C41/00—Preparation of ethers; Preparation of compounds having groups, groups or groups
- C07C41/01—Preparation of ethers
- C07C41/18—Preparation of ethers by reactions not forming ether-oxygen bonds
- C07C41/22—Preparation of ethers by reactions not forming ether-oxygen bonds by introduction of halogens; by substitution of halogen atoms by other halogen atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C43/00—Ethers; Compounds having groups, groups or groups
- C07C43/02—Ethers
- C07C43/03—Ethers having all ether-oxygen atoms bound to acyclic carbon atoms
- C07C43/04—Saturated ethers
- C07C43/12—Saturated ethers containing halogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G65/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G65/02—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
- C08G65/32—Polymers modified by chemical after-treatment
- C08G65/321—Polymers modified by chemical after-treatment with inorganic compounds
- C08G65/323—Polymers modified by chemical after-treatment with inorganic compounds containing halogens
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G65/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G65/34—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
また、米国特許第4845268号においては、2,2,3,3-テトラフルオロオキセタンの開環重合による含フッ素ポリエーテル化合物を製造すること、並びにこの含フッ素ポリエーテル化合物を塩素化及びフッ素化して含ハロゲンポリエーテル化合物を製造することが開示されている。
また、国際公開第2013/121984号においては、CF2=CFO-CF2CF2CF2CH2OHで表される化合物とA1-OH(A1はメチル基等を表す。)で表される一級アルコールとを反応させてA1-O-(CF2CFHO-CF2CF2CF2CH2O)n+1-Hで表される含ハロゲンポリエーテル化合物を製造することが開示されている。
また、米国特許第4845268号及び国際公開第2013/121984号において開示される製造方法により得られる含フッ素ポリエーテル化合物は、少なくとも一方の末端に官能基を有しており、官能基をトリフルオロメチル基に置換する反応は容易に進行するものではなく、トリフルオロメチル基を両末端に有する含フッ素ポリエーテル化合物を製造することは困難であった。
また、その解決しようとする課題は、両末端にビニル基を有する、高分子量の含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を高収率で容易に製造できる、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の製造方法及び新規な含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を提供することである。
<1> 下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、下記一般式(2)で表されるジオール化合物と、を下記一般式(2)で表されるジオール化合物1molに対して下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物を1mol超となる比率で反応させ、下記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を製造した後、下記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物をフッ素化させ、下記一般式(4)で表される含フッ素ポリエーテル化合物を製造する、含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
CF2=CR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(1)
HO-R3-OH・・・(2)
CF2=CR1-O-R2-O-(CHR1-CF2-O-R3-O-CF2-CHR1-O-R2-O)a-CR1=CF2・・・(3)
CF3-CFRF1-O-RF2-O-(CFRF1-CF2-O-RF3-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O)a-CFRF1-CF3・・・(4)
R1は、それぞれ独立して、フッ素原子、水素原子又は水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~3の1価の炭化水素基を表し、
R2及びR3は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
RF1は、それぞれ独立して、R1が、フッ素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、水素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、炭素数1~3の1価の炭化水素基である場合には、炭素数1~3の1価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
RF2は、それぞれ独立して、R2で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
RF3は、それぞれ独立して、R3で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
aは、1以上の整数を表す。)
<2> 上記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、上記一般式(2)で表されるジオール化合物との反応を、アルカリ触媒の存在下において行う、<1>に記載の含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
<3> 上記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物のフッ素化を、フッ素ガス及び上記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を溶媒内に導入することにより行い、
上記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の上記溶媒内へのモル基準の導入速度を1としたときに、上記フッ素ガスのモル基準の導入速度が、上記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物のモル基準の導入速度に上記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物に含まれる上記フッ素ガスによってフッ素原子に置換されうる水素原子の数を乗じて得られた速度の1倍~10倍の範囲である、<1>又は<2>に記載の含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
<4> 上記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、上記一般式(2)で表されるジオール化合物と、を上記一般式(2)で表されるジオール化合物1molに対して上記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物を3mol以下の比率で反応させる、<1>~<3>のいずれか1つに記載の含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
<5> 下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、下記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物と、を下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物1molに対して下記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物を1mol超となる比率で反応させ、下記一般式(6-1)又は下記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を製造した後、下記一般式(6-1)又は下記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物をフッ素化させ、下記一般式(7-1)又は下記一般式(7-2)で表される含フッ素ポリエーテル化合物を製造する、含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
CF2=CR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(1)
CF2=CR1-O-R4-OH・・・(5)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)b-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CHR1-CF2-O-R4-(O-CHR1-CF2-O-R4)c-O-CR1=CF2・・・(6-1)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)d-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(6-2)
CF3-CFRF1-O-(RF4-O-CF2-CFRF1-O)b-RF4-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O-CFRF1-CF2-O-RF4-(O-CFRF1-CF2-O-RF4)c-O-CFRF1-CF3・・・(7-1)
CF3-CFRF1-O-(RF4-O-CF2-CFRF1-O)d-RF4-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O-CFRF1-CF3・・・(7-2)
R1は、それぞれ独立して、フッ素原子、水素原子又は水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~3の1価の炭化水素基を表し、
R2及びR4は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
RF1は、それぞれ独立して、R1が、フッ素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、水素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、炭素数1~3の1価の炭化水素基である場合には、炭素数1~3の1価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
RF2は、それぞれ独立して、R2で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
RF4は、それぞれ独立して、R4で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
b、c及びdは、それぞれ独立して、0又は1以上の整数を表す。)
<6> 上記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、上記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物との反応を、アルカリ触媒の存在下において行う、<5>に記載の含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
<7> 上記一般式(6-1)又は上記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物のフッ素化を、フッ素ガス及び上記一般式(6-1)又は上記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を溶媒内に導入することにより行い、
上記一般式(6-1)又は上記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の上記溶媒内へのモル基準の導入速度を1としたときに、上記フッ素ガスのモル基準の導入速度が、上記一般式(6-1)又は上記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物のモル基準の導入速度に上記一般式(6-1)又は上記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物に含まれる上記フッ素ガスによってフッ素原子に置換されうる水素原子の数を乗じて得られた速度の1倍~10倍の範囲である、<5>又は<6>に記載の含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
<8> 上記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、上記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物との反応を、上記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物1molに対して上記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物を20mol以下となる比率で行う、<5>~<7>のいずれか1つに記載の含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
<9> 下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、下記一般式(2)で表されるジオール化合物と、を下記一般式(2)で表されるジオール化合物1molに対して下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物を1mol超となる比率で反応させ、下記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を製造する、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の製造方法。
CF2=CR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(1)
HO-R3-OH・・・(2)
CF2=CR1-O-R2-O-(CHR1-CF2-O-R3-O-CF2-CHR1-O-R2-O)a-CR1=CF2・・・(3)
R1は、それぞれ独立して、フッ素原子、水素原子又は水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~3の1価の炭化水素基を表し、
R2及びR3は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
aは、1以上の整数を表す。)
<9> 下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、下記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物と、を下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物1molに対して下記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物を1mol超となる比率で反応させ、下記一般式(6-1)又は下記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を製造する、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の製造方法。
CF2=CR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(1)
CF2=CR1-O-R4-OH・・・(5)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)b-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CHR1-CF2-O-R4-(O-CHR1-CF2-O-R4)c-O-CR1=CF2・・・(6-1)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)d-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(6-2)
R1は、それぞれ独立して、フッ素原子、水素原子又は水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~3の1価の炭化水素基を表し、
R2及びR4は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
b、c及びdは、それぞれ独立して、0又は1以上の整数を表す。)
<10> 下記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物をフッ素化させ、下記一般式(4)で表される含フッ素ポリエーテル化合物を製造する、含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
CF2=CR1-O-R2-O-(CHR1-CF2-O-R3-O-CF2-CHR1-O-R2-O)a-CR1=CF2・・・(3)
CF3-CFRF1-O-RF2-O-(CFRF1-CF2-O-RF3-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O)a-CFRF1-CF3・・・(4)
R1は、それぞれ独立して、フッ素原子、水素原子又は水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~3の1価の炭化水素基を表し、
R2及びR3は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
RF1は、それぞれ独立して、R1が、フッ素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、水素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、炭素数1~3の1価の炭化水素基である場合には、炭素数1~3の1価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
RF2は、それぞれ独立して、R2で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
RF3は、それぞれ独立して、R3で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
aは、1以上の整数を表す。)
<11> 下記一般式(6-1)又は下記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物をフッ素化させ、下記一般式(7-1)又は下記一般式(7-2)で表される含フッ素ポリエーテル化合物を製造する、含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
CF2=CR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(1)
CF2=CR1-O-R4-OH・・・(5)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)b-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CHR1-CF2-O-R4-(O-CHR1-CF2-O-R4)c-O-CR1=CF2・・・(6-1)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)d-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(6-2)
CF3-CFRF1-O-(RF4-O-CF2-CFRF1-O)b-RF4-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O-CFRF1-CF2-O-RF4-(O-CFRF1-CF2-O-RF4)c-O-CFRF1-CF3・・・(7-1)
CF3-CFRF1-O-(RF4-O-CF2-CFRF1-O)d-RF4-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O-CFRF1-CF3・・・(7-2)
R1は、それぞれ独立して、フッ素原子、水素原子又は水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~3の1価の炭化水素基を表し、
R2及びR4は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
RF1は、それぞれ独立して、R1が、フッ素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、水素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、炭素数1~3の1価の炭化水素基である場合には、炭素数1~3の1価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
RF2は、それぞれ独立して、R2で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
RF4は、それぞれ独立して、R4で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
b、c及びdは、それぞれ独立して、0又は1以上の整数を表す。)
<12> 下記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物。
CF2=CR1-O-R2-O-(CHR1-CF2-O-R3-O-CF2-CHR1-O-R2-O)a-CR1=CF2・・・(3)
R1は、それぞれ独立して、フッ素原子、水素原子又は水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~3の1価の炭化水素基を表し、
R2及びR3は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
aは、1以上の整数を表す。)
<13> 下記一般式(6-1)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物。
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)b-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CHR1-CF2-O-R4-(O-CHR1-CF2-O-R4)c-O-CR1=CF2・・・(6-1)
R1は、それぞれ独立して、フッ素原子、水素原子又は水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~3の1価の炭化水素基を表し、
R2及びR4は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
b及びcは、それぞれ独立して、0又は1以上の整数を表す。)
<14> 下記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物。
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)d-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(6-2)
R1は、それぞれ独立して、フッ素原子、水素原子又は水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~3の1価の炭化水素基を表し、
R2及びR4は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
dは、0又は1以上の整数を表す。)
また、本開示によれば、両末端にビニル基を有する、高分子量の含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を高収率で製造できる、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の製造方法及び新規な含フッ素ジビニルポリエーテル化合物が提供される。
本開示中に段階的に記載されている数値範囲において、一つの数値範囲で記載された上限値又は下限値は、他の段階的な記載の数値範囲の上限値又は下限値に置き換えてもよい。また、本開示中に記載されている数値範囲において、その数値範囲の上限値又は下限値は、合成例に示されている値に置き換えてもよい。
1価又は2価の炭化水素基が飽和炭化水素基である場合、1価又は2価の炭化水素基を構成する炭素原子に結合したフッ素化されうる水素原子の全てがフッ素化された状態を、炭化水素基が「ペルフルオロ化された」と称する。
1価又は2価の炭化水素基が不飽和炭化水素基である場合、1価又は2価の炭化水素基を構成する炭素原子に結合したフッ素化されうる水素原子の全てがフッ素化され、且つ、炭素-炭素二重結合又は炭素-炭素三重結合等の炭素-炭素間の不飽和結合を形成する2つの炭素原子の各々にフッ素原子が付加されて炭素-炭素間の不飽和結合が消滅した状態を、炭化水素基が「ペルフルオロ化された」と称する。例えば、>C=C<がペルフルオロ化されると>CF-CF<に、-C≡C-がペルフルオロ化されると-CF2-CF2-になる。また、フッ素化されうる原子団にはペルフルオロ化されうる水素原子が結合していてもよく、例えば、-CH=CH-がペルフルオロ化されると-CF2-CF2-になる。
・移動相:R-225(AGC株式会社製、商品名: アサヒクリン(登録商標)AK-225SECグレード1)及びヘキサフルオロイソプロピルアルコール(HFIP)の混合溶媒(R-225:HFIP=99:1(体積比))
・分析カラム:PLgel MIXED-Eカラム(ポリマーラボラトリーズ社製)を2 本直列に連結したもの
・分子量測定用標準試料:分子量分布(Mw/Mn)が1.1未満且つMnが2,000~10,000のペルフルオロポリエーテル4種、及びMw/Mnが1.1以上且つMnが1,300のペルフルオロポリエーテル1種
・移動相流速:1.0mL/分
・カラム温度:37℃
・検出器:蒸発光散乱検出器
始めに、一般式(4)で表される含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法について説明する。合わせて、一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物及びその製造方法についても説明する。
第1の態様に係る含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法においては、下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物(以下、式(1)化合物ともいう。)と、下記一般式(2)で表されるジオール化合物(以下、式(2)化合物ともいう。)と、を式(2)化合物の1molに対して式(1)化合物を1mol超となる比率で反応させ、下記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(以下、式(3)化合物ともいう。)を製造した後、式(3)化合物をフッ素化させ、下記一般式(4)で表される含フッ素ポリエーテル化合物(以下、式(4)化合物ともいう。)を製造する。
CF2=CR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(1)
HO-R3-OH・・・(2)
CF2=CR1-O-R2-O-(CHR1-CF2-O-R3-O-CF2-CHR1-O-R2-O)a-CR1=CF2・・・(3)
CF3-CFRF1-O-RF2-O-(CFRF1-CF2-O-RF3-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O)a-CFRF1-CF3・・・(4)
一般式(1)乃至一般式(3)中、R2及びR3は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表す。
一般式(4)中、RF1は、それぞれ独立して、R1が、フッ素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、水素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、炭素数1~3の1価の炭化水素基である場合には、炭素数1~3の1価のペルフルオロ炭化水素基を表す。
一般式(4)中、RF2は、それぞれ独立して、R2で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表す。
一般式(4)中、RF3は、それぞれ独立して、R3で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表す。
一般式(3)及び一般式(4)中、aは、1以上の整数を表し、好ましくは3以上の整数を表し、より好ましくは5以上の整数を表す。また、aは、15以下の整数が好ましい。
式(1)化合物と式(2)化合物との反応において、式(2)化合物1molに対して、式(1)化合物を1mol超となる比率で反応させることにより、重合反応が円滑に進行するため、高分子量の式(3)化合物を高収率で製造できる。
さらに、上記反応により得られる式(3)化合物は、両末端にビニル基(CF2=CR1-)を有しており、上記ビニル基は、フッ素ガスと接触させることにより、容易にフッ素化するため、両末端にトリフルオロメチル基を有する、高分子量の式(4)化合物を高収率で製造できる。
式(1)化合物と、式(2)化合物との反応により製造される、式(3)化合物の両末端のビニル基は、フッ素ガス等と接触させることにより、容易にフッ素化されるため、両末端にトリフルオロメチル基を有する、式(4)化合物を製造できる。
式(1)化合物と、式(2)化合物とを上記mol比の関係で反応させることにより、重合反応が円滑に進行するため、高分子量の式(3)化合物を高収率で製造できる。
また、式(1)化合物と式(2)化合物と反応において、式(2)化合物の1molに対して式(1)化合物を3mol以下の比率で反応させることが好ましく、2mol以下の比率で反応させることがより好ましい。
式(1)化合物と、式(2)化合物とを上記mol比の関係で反応させることにより、重合反応が円滑に進行するため、高分子量の式(3)化合物を高収率で製造できる。
アルカリ触媒としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、フッ化セシウム及び炭酸カリウム等が挙げられ、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物及び含フッ素ポリエーテル化合物の分子量及び収率の観点からは、炭酸カリウムが好ましい。
また、式(1)化合物と、式(2)化合物との反応は、溶媒内において行ってもよく、溶媒を使用せず行ってもよい。溶媒は、特に限定されるものではないが、式(3)化合物をフッ素化する際に、フッ素化しない溶媒が好ましく、具体的には、フッ素系溶媒が好ましい。フッ素系溶媒としては、フッ素化アルカン、フッ素化芳香族化合物、フルオロアルキルエーテル、フッ素化アルキルアミン及びフルオロアルコール等が挙げられる。
式(1)化合物と、式(2)化合物との反応をバッチ方式により行う場合、例えば、反応器に、予め式(2)化合物を収容し、反応器内に式(1)化合物を添加してもよいし、式(1)化合物の希釈液を添加してもよい。
反応性の観点から予め反応器に収容した式(2)化合物へ式(1)化合物又はその希釈液を添加する場合、式(2)化合物を上記反応温度に加熱し、アルキレンオキサイドの状態とした後に添加することが好ましい。
式(3)化合物の分子量及び収率の観点から、式(1)化合物と式(2)化合物との反応において、式(2)化合物への式(1)化合物の添加は、式(2)化合物1molに対して、0.01倍mol/時間~10倍mol/時間の速度で行うことが好ましく、0.1倍mol/時間~0.5倍mol/時間の速度で行うことがより好ましい。
以下、式(1)化合物、式(2)化合物及び式(3)化合物について説明する。
下記一般式(1)中、R1は、潤滑性の観点から、少なくとも一方がフッ素原子であることが好ましく、共にフッ素原子であることがより好ましい。
CF2=CR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(1)
2価の炭化水素基の炭素数は、15以下が好ましく、10以下がより好ましい。2価の炭化水素基の炭素数を15以下とすることにより、重合反応がより円滑に進行するため、高分子量の含フッ素ポリエーテル化合物を高収率で製造できる。
重合反応における環化体の製造を抑制する観点から、2価の炭化水素基の炭素数は、2以上であることが好ましく、3以上であることがより好ましい。
*-Rx-(O-Rx)n-*・・・(X)
一般式(X)中、Rxはエチレン基、トリメチレン基、プロピレン基、フルオロエチレン基、フルオロトリメチレン基又はフルオロプロピレン基を表し、nは1以上の整数を表す。
なお、一般式(X)中、*は、酸素原子との結合部分を表す。
*-Rb-O-Ra-O-Rb-*・・・(A)
一般式(A)中、Raは、シクロアルカンジイル基、フルオロシクロアルカンジイル基又はアリーレン基を表す。
シクロアルカンジイル基及びフルオロシクロアルカンジイル基としては、例えば、シクロブタンジイル基、フルオロシクロブタンジイル基、シクロペンタンジイル基、フルオロシクロペンタンジイル基、シクロヘキサンジイル基、フルオロシクロヘキサンジイル基、アダマンタンジイル基、ノルボルナンジイル基等が挙げられる。シクロアルカンジイル基、フルオロシクロアルカンジイル基及びアリーレン基は、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい炭素数1~3のアルキル基を置換基として有していてもよい。
一般式(A)中、Rbは、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~10の2価の炭化水素基を表す。
なお、一般式(A)中、*は、酸素原子との結合部分を表す。
*-Rc-Ra-Rc-*・・・(B)
*-Ra-Rc-Ra-*・・・(C)
*-Rb-Rd-Rb-*・・・(D)
なお、一般式(B)~(D)中、*は、酸素原子との結合部分を表す。
上記一般式(B)乃至(D)中におけるRaが表す基は、上記一般式(A)と同様である。
また、一般式(B)及び(C)中、Rcは、それぞれ独立して、単結合、又は環構造や分岐構造を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~10の2価の炭化水素基を表す。
また、一般式(D)中、Rdは、炭素数3~6のシクロアルカン-1,1-ジイル基を表す。
下記一般式(2)中、R3は、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表す。2価の炭化水素基は、R2が表す2価の炭化水素基と同様の基を選択できるため、ここでは記載を省略する。また、R2及びR3は、同一の基であってもよく、異なる基であってもよい。
HO-R3-OH・・・(2)
本開示において、pKaは、25℃、水中における数値であり、化学便覧基礎編改訂5版II-331~II-343(日本化学会編、丸善株式会社発行)に記載の方法により算出する。
式(1)化合物と、式(2)化合物との反応により、下記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物が製造される。一般式(3)中、R1、R2及びR3は、上記したため、ここでは記載を省略する。
CF2=CR1-O-R2-O-(CHR1-CF2-O-R3-O-CF2-CHR1-O-R2-O)a-CR1=CF2・・・(3)
第1の態様に係る含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法においては、式(3)化合物をフッ素化することにより、下記一般式(4)で表される含フッ素ポリエーテル化合物を製造する。
CF3-CFRF1-O-RF2-O-(CFRF1-CF2-O-RF3-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O)a-CFRF1-CF3・・・(4)
式(3)化合物のフッ素化方法は、バッチ方式でもよく連続方式でもよい。フッ素化反応は、下記の<方法1>又は<方法2>により実施することが好ましく、式(4)化合物の収率の点からは、<方法2>がより好ましい。フッ素ガスは、バッチ方式で実施する場合及び連続方式で実施する場合のいずれにおいても、窒素ガス等の不活性ガスで希釈して使用してもよい。
方法1は、反応器に、式(3)化合物と溶媒とを仕込み、撹拌を開始する。所定の反応温度と反応圧力下で、不活性ガスで希釈したフッ素ガスを溶媒中に連続的に供給しながら反応させる方法である。
<方法2>
方法2は、反応器に溶媒を仕込み、撹拌する。次に所定の反応温度と反応圧力下で、不活性ガスで希釈したフッ素ガスと式(3)化合物と溶媒とを所定のモル比で連続的にフッ素化反応溶媒中に供給しながら反応させる方法である。
<方法3>
方法3は、管状反応器に溶媒を連続的に導入して管状反応器内を流通させ、次に、不活性ガスで希釈したフッ素ガスと、式(3)化合物を溶解した溶液とをフッ素ガスと式(3)化合物とが所定のモル比となる割合でそれぞれ連続的に管状反応器内の溶媒の流れに供給して混合し、管状反応器内でフッ素ガスと式(3)化合物とを接触させて反応させ、反応生成物を含む溶媒を管状反応器から取り出す方法である。この方法において、溶媒を循環させ、循環されている溶媒から反応生成物を取り出すことにより、連続方式でフッ素化反応を行うことができる。
また、式(3)化合物を溶媒内に導入する場合、溶媒を予め窒素置換した後、さらに溶媒をフッ素置換してもよい。
C-H結合含有化合物としては、芳香族炭化水素が好ましく、ベンゼン及びトルエン等が挙げられる。C-H結合含有化合物の添加量は、式(3)化合物中の水素原子に対して0.1モル%~10モル%である量が好ましく、0.1モル%~5モル%である量がより好ましい。
C-H結合含有化合物は、フッ素ガスが存在する溶媒中に添加することが好ましい。さらに、C-H結合含有化合物を加えた場合には、反応系を加圧することが好ましい。加圧時の反応圧力としては、0.01MPa~5MPa(ゲージ圧)が好ましい。
反応系に紫外線を照射する場合、照射時間は、0.1時間~3時間が好ましい。
以下、式(4)化合物について説明する。
一般式(4)中、RF1は、それぞれ独立して、R1が、フッ素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、水素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、炭素数1~3の1価の炭化水素基である場合には、炭素数1~3の1価のペルフルオロ炭化水素基を表す。
一般式(4)中、RF2は、それぞれ独立して、R2で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表す。
一般式(4)中、RF3は、それぞれ独立して、R3で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表す。
なお、R2及びR3が表す上記2価の炭化水素基が芳香環を有していた場合、芳香環はペルフルオロ化され、ペルフルオロシクロアルキル環となる。
次に、一般式(7-1)又は一般式(7-2)で表される含フッ素ポリエーテル化合物を製造する方法について説明する。合わせて、一般式(6-1)又は一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物及びその製造方法についても説明する。
第2の態様に係る含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法は、下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物(以下、式(1)化合物ともいう。)と、下記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物(以下、式(5)化合物ともいう。)と、を式(1)化合物1molに対して式(5)化合物を1mol超となる比率で反応させ、下記一般式(6-1)又は下記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(以下、それぞれ、式(6-1)化合物及び式(6-2)化合物ともいう。)を製造した後、式(6-1)化合物又は式(6-2)化合物をフッ素化させ、下記一般式(7-1)又は下記一般式(7-2)で表される含フッ素ポリエーテル化合物(以下、それぞれ、式(7-1)化合物及び式(7-2)化合物ともいう。)を製造する。
CF2=CR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(1)
CF2=CR1-O-R4-OH・・・(5)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)b-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CHR1-CF2-O-R4-(O-CHR1-CF2-O-R4)c-O-CR1=CF2・・・(6-1)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)d-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(6-2)
CF3-CFRF1-O-(RF4-O-CF2-CFRF1-O)b-RF4-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O-CFRF1-CF2-O-RF4-(O-CFRF1-CF2-O-RF4)c-O-CFRF1-CF3・・・(7-1)
CF3-CFRF1-O-(RF4-O-CF2-CFRF1-O)d-RF4-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O-CFRF1-CF3・・・(7-2)
一般式(1)、一般式(5)、一般式(6-1)及び一般式(6-2)中、R2及びR4は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表す。
一般式(7-1)及び一般式(7-2)中、RF1は、それぞれ独立して、R1が、フッ素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、水素原子である場合には、フッ素原子を表し、R1が、炭素数1~3の1価の炭化水素基である場合には、炭素数1~3の1価のペルフルオロ炭化水素基を表す。
一般式(7-1)及び一般式(7-2)中、RF2は、それぞれ独立して、R2で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表す。
一般式(7-1)及び一般式(7-2)中、RF4は、それぞれ独立して、R4で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表す。
一般式(6-1)、一般式(6-2)、一般式(7-1)及び一般式(7-2)中、b、c及びdは、それぞれ独立して、0又は1以上の整数を表し、好ましくは3以上の整数を表し、より好ましくは5以上の整数を表す。
式(1)化合物と、式(5)化合物との反応において、式(1)化合物1molに対して、式(5)化合物を1mol超となる比率で反応させることにより、重合反応が円滑に進行するため、高分子量の式(6-1)化合物又は式(6-2)化合物を高収率で製造できる。
さらに、上記反応により得られる式(6-1)化合物又は式(6-2)化合物は、両末端にビニル基(CF2=CR1-)を有しており、上記ビニル基は、フッ素ガスと接触させることにより、容易にフッ素化するため、両末端にトリフルオロメチル基を有する、高分子量の式(7-1)化合物又は式(7-2)化合物を高収率で製造できる。
式(1)化合物と、式(5)化合物との反応により製造される、式(6-1)化合物又は式(6-2)化合物の両末端のビニル基は、フッ素ガス等と接触させることにより、容易にフッ素化されるため、両末端にトリフルオロメチル基を有する、式(7-1)化合物又は式(7-2)化合物を製造できる。
式(1)化合物と、式(5)化合物とを上記mol比の関係で反応させることにより、重合反応が円滑に進行するため、高分子量の式(6-1)化合物又は式(6-2)化合物を高収率で製造できる。
また、式(1)化合物と、式(5)化合物との反応において、式(1)化合物1molに対し式(5)化合物を、20mol以下となる比率で反応させることが好ましく、15mol以下となる比率で反応させることがより好ましい。
式(1)化合物と、式(5)化合物とを上記mol比の関係で反応させることにより、式(5)化合物の単独重合を防止でき、式(6-1)化合物又は式(6-2)化合物を高収率で製造できる。
また、上記反応は、溶媒内において行ってもよく、溶媒を使用せず行ってもよい。溶媒は、特に限定されるものではないが、上記フッ素系溶媒が好ましい。
式(1)化合物と、式(5)化合物との反応は、下記反応温度に加熱した上記溶媒へ、式(1)化合物及び式(5)化合物の混合物を添加することにより行うことができる。反応性の観点から、上記混合物の添加速度は、上記混合物の全質量に対して0.5質量%/時間~70質量%/時間が好ましく、1質量%/時間~50質量%/時間がより好ましい。
以下、式(1)化合物、式(5)化合物、式(6-1)化合物及び式(6-2)化合物について説明する。
下記一般式(5)中、R4は、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表す。2価の炭化水素基は、R2及びR3が表す2価の炭化水素基と同様の基を選択できるため、ここでは記載を省略する。
CF2=CR1-O-R4-OH・・・(5)
式(1)化合物と、式(5)化合物との反応により、下記一般式(6-1)又は下記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物が製造される。一般式(3)中、R1、R2及びR4は、上記したため、ここでは記載を省略する。
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)b-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CHR1-CF2-O-R4-(O-CHR1-CF2-O-R4)c-O-CR1=CF2・・・(6-1)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)d-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(6-2)
第2の態様に係る含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法においては、式(6-1)化合物又は式(6-2)化合物をフッ素化することにより、下記一般式(7-1)又は下記一般式(7-2)で表される含フッ素ポリエーテル化合物を製造する。
CF3-CFRF1-O-(RF4-O-CF2-CFRF1-O)b-RF4-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O-CFRF1-CF2-O-RF4-(O-CFRF1-CF2-O-RF4)c-O-CFRF1-CF3・・・(7-1)
CF3-CFRF1-O-(RF4-O-CF2-CFRF1-O)d-RF4-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O-CFRF1-CF3・・・(7-2)
以下、式(7-1)化合物及び式(7-2)化合物について説明する。
一般式(7-1)及び一般式(7-2)中、RF4は、それぞれ独立して、R4で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表す。R4が表す上記2価の炭化水素基が芳香環を有していた場合、芳香環はペルフルオロ化され、ペルフルオロシクロアルキル環となる。
RF1及びRF2が表す基については、第1の態様と同様であるため、ここでは記載を省略する。
(NMR分析)
NMR分析は下記条件において行った。
1H-NMR(300.4MHz)の基準物質には、7.5ppmのニトロベンゼンを使用した。
・19F-NMR(282.7MHz)の基準物質には、-162.5ppmのペルフルオロベンゼンを使用した。
NMRの溶媒は、重クロロホルムとヘキサフルオロベンゼンの混合溶媒又は、重クロロホルムと1,4-ビストリフルオロメチルベンゼンの混合溶媒を使用した。
数平均分子量(Mn)及び質量平均分子量(Mw)は、GPCによって、測定した。GPCによる測定は、上述の方法で行った。
200mLのナスフラスコに、上記一般式(2)を満たす3.3gのエチレングリコール(pKa:14.22)、及び4gの炭酸カリウムを入れ、フラスコの内温を120℃として、攪拌した。
次いで、上記一般式(1)を満たす20gの下記含フッ素ジビニルエーテル化合物(1A)を、エチレングリコール1molに対し、0.37倍mol/時間の速度で加え、フラスコの内温を120℃として、2時間攪拌した。
なお、エチレングリコール1molに対して含フッ素ジビニルエーテル化合物(1A)を1.11molの比率で反応させた。
CF2=CF-O-CF2CF2CF2-O-CF=CF2・・・(1A)
有機相を濃縮した反応粗液を、カラムクロマトグラフィにて精製し、上記一般式(3)を満たす、下記含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3A)を15g(収率65%)得た。繰り返し単位数aの平均値は、9であった。
溶存酸素濃度が充分に下がったことを確認し、窒素ガスにより希釈された20体積%のフッ素ガスを1時間吹き込んだ(バブリング)。
次いで、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3A)のCFE-419溶液を、反応器内のCFE-419へ3時間かけて加えた。CFE-419溶液における含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3A)の濃度は10質量%とし、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3A)の量は15gとした。CFE-419溶液の添加と共に、フッ素ガスをCFE-419へバブリングした。
なお、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3A)の溶媒内へのモル基準の導入速度を1としたときに、フッ素ガスのモル基準の導入速度を、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3A)のモル基準の導入速度に含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3A)に含まれるフッ素ガスによってフッ素原子に置換されうる水素原子の数を乗じて得られた速度の2倍とした。
ベンゼンのCFE-419溶液添加後、フッ素ガスを1時間かけて吹き込み、最後に窒素ガスで反応器内を充分に置換した。溶媒を留去し、上記一般式(4)を満たす、下記含フッ素ポリエーテル化合物(4A)を17g(収率90%)得た。
含フッ素ポリエーテル化合物(4A)の構造は、1H-NMR法及び19F-NMR法により決定した。また、含フッ素ポリエーテル化合物(4A)のMnは5000、Mw/Mnは1.8であった。
200mLのナスフラスコに、上記一般式(2)を満たす5.9gの1,4-ベンゼンジオール(pKa:9.8)、及び4gの炭酸カリウムを入れ、フラスコの内温を120℃として、攪拌した。
次いで、上記一般式(1)を満たす20gの下記含フッ素ジビニルエーテル化合物(1A)を、1,4-ベンゼンジオール1molに対し、0.27倍mol/時間の速度で加え、フラスコの内温を120℃として、2時間攪拌した。
なお、1,4-ベンゼンジオール1molに対して含フッ素ジビニルエーテル化合物(1A)を1.08molの比率で反応させた。
有機相を濃縮した反応粗液を、カラムクロマトグラフィにて精製し、上記一般式(3)を満たす下記含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3B)を20g(収率79%)得た。繰り返し単位数aの平均値は、12であった。
溶存酸素濃度が充分に下がったことを確認し、窒素ガスにより希釈された20体積%のフッ素ガスを1時間バブリングした。
また、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3B)のCFE-419溶液を、反応器内のCFE-419へ3時間かけて加えた。CFE-419溶液における含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3B)の濃度は10質量%とし、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3B)の量は20gとした。CFE-419溶液の添加と共に、フッ素ガスをCFE-419へバブリングした。
なお、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3B)の溶媒内へのモル基準の導入速度を1としたときに、フッ素ガスのモル基準の導入速度を、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3B)のモル基準の導入速度に含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3B)に含まれるフッ素ガスによってフッ素原子に置換されうる水素原子の数を乗じて得られた速度の3倍とした。
ベンゼンのCFE-419溶液添加後、フッ素ガスを1時間かけて吹き込み、最後に窒素ガスで反応器内を充分に置換した。溶媒を留去し、上記一般式(4)を満たす、下記含フッ素ポリエーテル化合物(4B)を24g(収率81%)得た。
含フッ素ポリエーテル化合物(4B)の構造は、1H-NMR法及び19F-NMR法により決定した。また、含フッ素ポリエーテル化合物(4B)のMnは約8000、Mw/Mnは1.8であった。
200mLのナスフラスコに、上記一般式(2)を満たす9.7gのテトラエチレングリコール(pKa:14.1)、4gの炭酸カリウムを入れ、フラスコの内温を120℃として、攪拌した。
次いで、上記一般式(1)を満たす20gの下記含フッ素ジビニルエーテル化合物(1A)を、テトラエチレングリコール1molに対し、0.29倍mol/時間の速度で加え、フラスコの内温を120℃として、2時間攪拌した。
なお、テトラエチレングリコール1molに対して含フッ素ジビニルエーテル化合物(1A)を1.16molの比率で反応させた。
有機相を濃縮した反応粗液を、カラムクロマトグラフィにて精製し、上記一般式(3)を満たす下記含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3C)を21g(収率72%)得た。繰り返し単位数aの平均値は、6であった。
溶存酸素濃度が充分に下がったことを確認し、窒素ガスにより希釈された20体積%のフッ素ガスを1時間バブリングした。
次いで、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3C)のCFE-419溶液を、反応器内のCFE-419へ3時間かけて加えた。CFE-419溶液における含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3C)の濃度は10質量%とし、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3C)の量は21gとした。CFE-419溶液の添加と共に、フッ素ガスをCFE-419へバブリングした。
なお、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3C)の溶媒内へのモル基準の導入速度を1としたときに、フッ素ガスのモル基準の導入速度を、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3C)のモル基準の導入速度に含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(3C)に含まれるフッ素ガスによってフッ素原子に置換されうる水素原子の数を乗じて得られた速度の2倍とした。
ベンゼンのCFE-419溶液添加後、ベンゼンのCFE-419溶液添加後、フッ素ガスを1時間かけて吹き込み、最後に窒素ガスで反応器内を充分に置換した。溶媒を留去し、上記一般式(4)を満たす、下記含フッ素ポリエーテル化合物(4C)を33g(収率98%)得た。
含フッ素ポリエーテル化合物(4C)の構造は、1H-NMR法及び19F-NMR法により決定した。また、含フッ素ポリエーテル化合物(4C)のMnは5000、Mw/Mnは1.6であった。
200mLのナスフラスコに、2gのフッ素系溶媒(AGC株式会社製、アサヒクリン(登録商標)AC-6000、1,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6-トリデカフルオロオクタン)及び2gの炭酸カリウムを入れ、フラスコの内温を120℃として、攪拌した。
次いで、5gの上記含フッ素ジビニルエーテル化合物(1A)及び40gの上記一般式(5)を満たす下記含フッ素ビニルアルコール化合物(5A)(pKa:12.5)の混合物を、8時間かけて加え、フラスコの内温を120℃として、2時間攪拌した。
なお、含フッ素ジビニルエーテル化合物(1A)1molに対して含フッ素ビニルアルコール化合物(5A)を9.92molとなる比率で反応させた。
CF2=CF-O-CF2CF2CF2CH2-OH・・・(5A)
有機相を濃縮した反応粗液を、カラムクロマトグラフィにて精製し、上記一般式(6-1)を満たす下記含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(6-1A)を25g(収率56%)得た。繰り返し単位数b+cの平均値は、7であった。
溶存酸素濃度が充分に下がったことを確認し、窒素ガスにより希釈された20体積%のフッ素ガスを1時間バブリングした。
また、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(6-1A)のCFE-419溶液を、反応器内のCFE-419へ3時間かけて加えた。CFE-419溶液における含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(6-1A)の濃度は10質量%とし、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(6-1A)の量は25gとした。CFE-419溶液の添加と共に、フッ素ガスをCFE-419へバブリングした。
なお、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(6-1A)の溶媒内へのモル基準の導入速度を1としたときに、フッ素ガスのモル基準の導入速度を、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(6-1A)のモル基準の導入速度に含フッ素ジビニルポリエーテル化合物(6-1A)に含まれるフッ素ガスによってフッ素原子に置換されうる水素原子の数を乗じて得られた速度の2倍とした。
ベンゼンのCFE-419溶液添加後、ベンゼンのCFE-419溶液添加後、フッ素ガスを1時間かけて吹き込み、最後に窒素ガスで反応器内を充分に置換した。溶媒を留去し、上記一般式(7-1)を満たす、下記含フッ素ポリエーテル化合物(7-1A)を30g(収率98%)得た。
含フッ素ポリエーテル化合物(7-1A)の構造は、1H-NMR法及び19F-NMR法により決定した。また、含フッ素ポリエーテル化合物(7-1A)のMnは3500、Mw/Mnは1.6であった。
エチレングリコール1molに対して含フッ素ジビニルエーテル化合物(1-1)を1mol以下の比率で反応させる以外は、合成例1-1と同様にして、含フッ素ポリエーテル化合物(4A)を製造しようとすると、トリフルオロメチル基を両末端に有する含フッ素ポリエーテル化合物を製造できない。
含フッ素ジビニルエーテル化合物(1A)1molに対して含フッ素ビニルアルコール化合物(5A)を1mol以下となる比率で反応させる以外は、合成例2-1と同様にして、含フッ素ポリエーテル化合物(6-1A)を製造しようとすると、十分な分子量の含フッ素ポリエーテル化合物(6-1A)が製造できない。
Claims (15)
- 下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、下記一般式(2)で表されるジオール化合物と、を下記一般式(2)で表されるジオール化合物1molに対して下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物を1mol超となる比率で反応させ、下記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を製造した後、下記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物をフッ素化させ、下記一般式(4)で表される含フッ素ポリエーテル化合物を製造する、含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法であって、前記一般式(2)で表されるジオール化合物の酸性度が8~18である、含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
CF2=CR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(1)
HO-R3-OH・・・(2)
CF2=CR1-O-R2-O-(CHR1-CF2-O-R3-O-CF2-CHR1-O-R2-O)a-CR1=CF2・・・(3)
CF3-CFRF1-O-RF2-O-(CFRF1-CF2-O-RF3-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O)a-CFRF1-CF3・・・(4)
(一般式(1)乃至一般式(4)中、
R1は、フッ素原子を表し、
R2及びR3は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
RF1は、フッ素原子を表し、
RF2は、それぞれ独立して、R2で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
RF3は、それぞれ独立して、R3で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
aは、1以上の整数を表す。) - 前記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、前記一般式(2)で表されるジオール化合物との反応を、アルカリ触媒の存在下において行う、請求項1に記載の含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
- 前記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物のフッ素化を、フッ素ガス及び前記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を溶媒内に導入することにより行い、
前記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の前記溶媒内へのモル基準の導入速度を1としたときに、前記フッ素ガスのモル基準の導入速度が、前記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物のモル基準の導入速度に前記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物に含まれる前記フッ素ガスによってフッ素原子に置換されうる水素原子の数を乗じて得られた速度の1倍~10倍の範囲である、請求項1又は請求項2に記載の含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。 - 前記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、前記一般式(2)で表されるジオール化合物と、を前記一般式(2)で表されるジオール化合物1molに対して前記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物を3mol以下の比率で反応させる、請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
- 下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、下記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物と、を下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物1molに対して下記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物を1mol超となる比率で反応させ、下記一般式(6-1)又は下記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を製造した後、下記一般式(6-1)又は下記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物をフッ素化させ、下記一般式(7-1)又は下記一般式(7-2)で表される含フッ素ポリエーテル化合物を製造する、含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法であって、前記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物の酸性度が8~16である、含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
CF2=CR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(1)
CF2=CR1-O-R4-OH・・・(5)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)b-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CHR1-CF2-O-R4-(O-CHR1-CF2-O-R4)c-O-CR1=CF2・・・(6-1)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)d-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(6-2)
CF3-CFRF1-O-(RF4-O-CF2-CFRF1-O)b-RF4-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O-CFRF1-CF2-O-RF4-(O-CFRF1-CF2-O-RF4)c-O-CFRF1-CF3・・・(7-1)
CF3-CFRF1-O-(RF4-O-CF2-CFRF1-O)d-RF4-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O-CFRF1-CF3・・・(7-2)
(一般式(1)、一般式(5)、一般式(6-1)、一般式(6-2)、一般式(7-1)及び一般式(7-2)中、
R1は、フッ素原子を表し、
R2及びR4は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
RF1は、フッ素原子を表し、
RF2は、それぞれ独立して、R2で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
RF4は、それぞれ独立して、R4で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
b、c及びdは、それぞれ独立して、0又は1以上の整数を表す。) - 前記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、前記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物との反応を、アルカリ触媒の存在下において行う、請求項5に記載の含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
- 前記一般式(6-1)又は前記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物のフッ素化を、フッ素ガス及び前記一般式(6-1)又は前記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を溶媒内に導入することにより行い、
前記一般式(6-1)又は前記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の前記溶媒内へのモル基準の導入速度を1としたときに、前記フッ素ガスのモル基準の導入速度が、前記一般式(6-1)又は前記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物のモル基準の導入速度に前記一般式(6-1)又は前記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物に含まれる前記フッ素ガスによってフッ素原子に置換されうる水素原子の数を乗じて得られた速度の1倍~10倍の範囲である、請求項5又は請求項6記載の含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。 - 前記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、前記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物との反応を、前記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物1molに対して前記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物を20mol以下となる比率で行う、請求項5~請求項7のいずれか一項に記載の含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
- 下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、下記一般式(2)で表されるジオール化合物と、を下記一般式(2)で表されるジオール化合物1molに対して下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物を1mol超となる比率で反応させ、下記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を製造する、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の製造方法であって、前記一般式(2)で表されるジオール化合物の酸性度が8~18である、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の製造方法。
CF2=CR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(1)
HO-R3-OH・・・(2)
CF2=CR1-O-R2-O-(CHR1-CF2-O-R3-O-CF2-CHR1-O-R2-O)a-CR1=CF2・・・(3)
(一般式(1)乃至一般式(3)中、
R1は、フッ素原子を表し、
R2及びR3は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
aは、1以上の整数を表す。) - 下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物と、下記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物と、を下記一般式(1)で表される含フッ素ジビニルエーテル化合物1molに対して下記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物を1mol超となる比率で反応させ、下記一般式(6-1)又は下記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物を製造する、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の製造方法であって、前記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物の酸性度が8~16である、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の製造方法。
CF2=CR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(1)
CF2=CR1-O-R4-OH・・・(5)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)b-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CHR1-CF2-O-R4-(O-CHR1-CF2-O-R4)c-O-CR1=CF2・・・(6-1)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)d-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(6-2)
(一般式(1)、一般式(5)、一般式(6-1)及び一般式(6-2)中、
R1は、フッ素原子を表し、
R2及びR4は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
b、c及びdは、それぞれ独立して、0又は1以上の整数を表す。) - 下記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物をフッ素化させ、下記一般式(4)で表される含フッ素ポリエーテル化合物を製造する、含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
CF2=CR1-O-R2-O-(CHR1-CF2-O-R3-O-CF2-CHR1-O-R2-O)a-CR1=CF2・・・(3)
CF3-CFRF1-O-RF2-O-(CFRF1-CF2-O-RF3-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O)a-CFRF1-CF3・・・(4)
(一般式(1)乃至一般式(4)中、
R1は、フッ素原子を表し、
R2及びR3は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
RF1は、フッ素原子を表し、
RF2は、それぞれ独立して、R2で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
RF3は、それぞれ独立して、R3で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
aは、1以上の整数を表す。) - 下記一般式(6-1)又は下記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物をフッ素化させ、下記一般式(7-1)又は下記一般式(7-2)で表される含フッ素ポリエーテル化合物を製造する、含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法であって、前記一般式(5)で表される含フッ素ビニルアルコール化合物の酸性度が8~16である、含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法。
CF2=CR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(1)
CF2=CR1-O-R4-OH・・・(5)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)b-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CHR1-CF2-O-R4-(O-CHR1-CF2-O-R4)c-O-CR1=CF2・・・(6-1)
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)d-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(6-2)
CF3-CFRF1-O-(RF4-O-CF2-CFRF1-O)b-RF4-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O-CFRF1-CF2-O-RF4-(O-CFRF1-CF2-O-RF4)c-O-CFRF1-CF3・・・(7-1)
CF3-CFRF1-O-(RF4-O-CF2-CFRF1-O)d-RF4-O-CF2-CFRF1-O-RF2-O-CFRF1-CF3・・・(7-2)
(一般式(1)、一般式(5)、一般式(6-1)、一般式(6-2)、一般式(7-1)及び一般式(7-2)中、
R1は、フッ素原子を表し、
R2及びR4は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
RF1は、フッ素原子を表し、
RF2は、それぞれ独立して、R2で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
RF4は、それぞれ独立して、R4で表される2価の炭化水素基がペルフルオロ化された、炭素数1~20の2価のペルフルオロ炭化水素基を表し、
b、c及びdは、それぞれ独立して、0又は1以上の整数を表す。) - 下記一般式(3)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物。
CF2=CR1-O-R2-O-(CHR1-CF2-O-R3-O-CF2-CHR1-O-R2-O)a-CR1=CF2・・・(3) - 下記一般式(6-1)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物。
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)b-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CHR1-CF2-O-R4-(O-CHR1-CF2-O-R4)c-O-CR1=CF2・・・(6-1)
(一般式(6-1)中、
R1は、フッ素原子を表し、
R2及びR4は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
b及びcは、それぞれ独立して、0又は1以上の整数を表す。) - 下記一般式(6-2)で表される含フッ素ジビニルポリエーテル化合物。
CF2=CR1-O-(R4-O-CF2-CHR1-O)d-R4-O-CF2-CHR1-O-R2-O-CR1=CF2・・・(6-2)
(一般式(6-2)中、
R1は、フッ素原子を表し、
R2及びR4は、それぞれ独立して、環構造や分岐構造を含んでいてもよく、エーテル結合を含んでいてもよく、水素原子がフッ素原子により置換されていてもよい、炭素数1~20の2価の炭化水素基を表し、
dは、0又は1以上の整数を表す。)
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020217942 | 2020-12-25 | ||
| JP2020217942 | 2020-12-25 | ||
| PCT/JP2021/046849 WO2022138510A1 (ja) | 2020-12-25 | 2021-12-17 | 含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の製造方法及び含フッ素ジビニルポリエーテル化合物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO2022138510A1 JPWO2022138510A1 (ja) | 2022-06-30 |
| JP7823586B2 true JP7823586B2 (ja) | 2026-03-04 |
Family
ID=82157819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022571415A Active JP7823586B2 (ja) | 2020-12-25 | 2021-12-17 | 含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の製造方法及び含フッ素ジビニルポリエーテル化合物 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7823586B2 (ja) |
| CN (1) | CN116635359A (ja) |
| WO (1) | WO2022138510A1 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006131514A (ja) | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Yunimatekku Kk | 末端水酸基を有する含フッ素ビニルエーテルおよびその製造法 |
| JP2010077222A (ja) | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Fujifilm Corp | 含フッ素重合体、反射防止膜、反射防止フィルムおよび画像表示装置 |
| JP2010535792A (ja) | 2007-08-06 | 2010-11-25 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | フッ素化非イオン性界面活性剤 |
| JP2012506458A (ja) | 2008-10-21 | 2012-03-15 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | フッ化ポリオキシアルキレングリコールジエステル界面活性剤 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3397191A (en) * | 1965-06-02 | 1968-08-13 | Du Pont | Fluorocarbon ethers |
| DE1645142A1 (de) * | 1965-06-02 | 1970-10-22 | Du Pont | Polymerisate von Fluorkohlenstoffaethern und Verfahren zu deren Herstellung |
| EP0436629A1 (en) * | 1988-09-28 | 1991-07-17 | Exfluor Research Corporation | Fluorination of acetals, ketals and orthoesters |
| JP5224315B2 (ja) * | 2007-03-23 | 2013-07-03 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 | 放射線架橋含フッ素共重合体 |
| JP2011093981A (ja) * | 2009-10-28 | 2011-05-12 | Haabesu:Kk | パーフルオロポリエーテル化合物、およびこれを含有する潤滑剤 |
| KR102258218B1 (ko) * | 2013-08-26 | 2021-05-28 | 에이지씨 가부시키가이샤 | 함불소 화합물의 제조 방법 |
| KR102551977B1 (ko) * | 2017-08-22 | 2023-07-05 | 에이지씨 가부시키가이샤 | 함불소 에테르 화합물, 함불소 에테르 조성물, 코팅액, 물품 및 그 제조 방법 |
| JP7067562B2 (ja) * | 2017-09-05 | 2022-05-16 | Agc株式会社 | 含フッ素エーテル化合物、組成物および物品 |
-
2021
- 2021-12-17 CN CN202180086980.XA patent/CN116635359A/zh active Pending
- 2021-12-17 JP JP2022571415A patent/JP7823586B2/ja active Active
- 2021-12-17 WO PCT/JP2021/046849 patent/WO2022138510A1/ja not_active Ceased
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006131514A (ja) | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Yunimatekku Kk | 末端水酸基を有する含フッ素ビニルエーテルおよびその製造法 |
| JP2010535792A (ja) | 2007-08-06 | 2010-11-25 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | フッ素化非イオン性界面活性剤 |
| JP2010077222A (ja) | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Fujifilm Corp | 含フッ素重合体、反射防止膜、反射防止フィルムおよび画像表示装置 |
| JP2012506458A (ja) | 2008-10-21 | 2012-03-15 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | フッ化ポリオキシアルキレングリコールジエステル界面活性剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPWO2022138510A1 (ja) | 2022-06-30 |
| CN116635359A (zh) | 2023-08-22 |
| WO2022138510A1 (ja) | 2022-06-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9783483B2 (en) | Process for producing fluorinated compound | |
| JP2945693B2 (ja) | 液相フツ素置換 | |
| JP3135544B2 (ja) | ペルフルオロアルキルあるいはペルフルオロクロロアルキル末端基を有する制御された分子量のペルフルオロポリエーテルの製造方法 | |
| US5539059A (en) | Perfluorinated polyethers | |
| US4760198A (en) | 1:1 copolymer of difluoromethylene oxide and tetrafluoroethylene oxide and synthesis | |
| JPH05320329A (ja) | 新規なペルフルオロポリエーテルおよびその製造法 | |
| EP2004722B1 (en) | A process for preparing high purity monocarboxylic perfluoropolyethers | |
| JP2010523617A (ja) | カルボニルパーフルオロポリエーテルを調製する方法 | |
| US5506309A (en) | Perfluorinates polyethers | |
| JP2004339221A (ja) | 少なくとも1つの−ch2ohまたは−ch(cf3)oh末端基を有するパーフルオロポリエーテルの製造 | |
| CA1339144C (en) | Fluorination of epoxides | |
| JP7823586B2 (ja) | 含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法、含フッ素ジビニルポリエーテル化合物の製造方法及び含フッ素ジビニルポリエーテル化合物 | |
| JP7823587B2 (ja) | 含フッ素ポリエーテル化合物の製造方法 | |
| US5523496A (en) | Fluorination of acetals, ketals and orthoesters | |
| US5053536A (en) | Fluorination of acetals, ketals and orthoesters | |
| US5202480A (en) | Fluorination of acetals, ketals and orthoesters | |
| JP3117084B2 (ja) | アセタール、ケタールおよびオルトエステルのフツ素化 | |
| JP7823585B2 (ja) | ポリエーテル組成物の製造方法、含フッ素ポリエーテル組成物の製造方法及びポリエーテル組成物 | |
| JP3229016B2 (ja) | パーフルオロポリエーテルの製造方法 | |
| CN116635360A (zh) | 含氟聚醚化合物 | |
| Howell et al. | Synthesis of new linear perfluoroalkyl polyethers starting from diols and tetrafluoroethylene | |
| JP2024074702A (ja) | 溶媒及び含フッ素化合物の製造方法 | |
| US5672767A (en) | Process for preparing polyether compounds | |
| EP0638103B1 (en) | Preparation of fluorinated polyethers | |
| WO2024111489A1 (ja) | 含フッ素化合物の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240820 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20250916 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20251024 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20260120 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20260202 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7823586 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |