JP7688331B2 - 1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の製造方法 - Google Patents

1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7688331B2
JP7688331B2 JP2022547011A JP2022547011A JP7688331B2 JP 7688331 B2 JP7688331 B2 JP 7688331B2 JP 2022547011 A JP2022547011 A JP 2022547011A JP 2022547011 A JP2022547011 A JP 2022547011A JP 7688331 B2 JP7688331 B2 JP 7688331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solution
formula
stirred
compound represented
added
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022547011A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022050427A1 (ja
Inventor
潔彦 中屋
佑介 南條
佑樹 田島
光 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Chemical Corp filed Critical Nissan Chemical Corp
Publication of JPWO2022050427A1 publication Critical patent/JPWO2022050427A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7688331B2 publication Critical patent/JP7688331B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D271/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two nitrogen atoms and one oxygen atom as the only ring hetero atoms
    • C07D271/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two nitrogen atoms and one oxygen atom as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D271/101,3,4-Oxadiazoles; Hydrogenated 1,3,4-oxadiazoles
    • C07D271/1131,3,4-Oxadiazoles; Hydrogenated 1,3,4-oxadiazoles with oxygen, sulfur or nitrogen atoms, directly attached to ring carbon atoms, the nitrogen atoms not forming part of a nitro radical

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

本発明は、1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の新規な製造方法に関する。
例えば、特許文献1には、除草剤の有効成分として有用な複素環アミド化合物及びその前駆体の一つとして1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物が開示されている。また1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の製造法は、例えば特許文献2並びに非特許文献1及び2に開示されている。
国際公開第2014/192936号 特開2017-25054号公報
ジャーナル・オブ・サーファクタント・アンド・ディタージェント(Journal of Surfactants and Detergents)、2014年、17巻、509頁 ジャーナル・オブ・サーファクタント・アンド・ディタージェント(Journal of Surfactants and Detergents)、2016年、19巻、325頁
本発明の目的は、除草剤として有用な複素環アミド化合物の前駆体として有用な、1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の新規な製造方法、特に目的物を高純度にて得られる製造方法を提供することである。
本発明者らは、上記の課題を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、セミカルバジド化合物とカルボン酸化合物との反応により、又は酢酸ヒドラジドとハロゲン化シアン化合物との反応により粗生成物を得た後、特定の精製操作を実施することにより、具体的には、該粗生成物を含む系から晶析操作により目的物を得る際、該系のpHを特定範囲、例えばpH9.0~10.0に、あるいはpH8.0~10.0に調整することにより、目的とする1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を、90%を超えるような高い純度にて得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明は下記〔1〕乃至〔8〕に関するものである。
〔1〕
式(1):
Figure 0007688331000001
で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の製造方法であって、
式(2):
Figure 0007688331000002
で表されるセミカルバジド化合物を、
前記式(2)で表されるセミカルバジド化合物1当量に対して、0.1乃至10当量の塩化ホスホリル、三塩化リン、五塩化リン及び五酸化二リンからなる群から選択される少なくとも一種及び、
式(3):
Figure 0007688331000003
で表されるカルボン酸化合物と反応させ、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させる工程と、
前記生成工程後、反応生成物を精製する工程とを含み、
前記精製工程は、前記反応生成物を含む混合物を水に投入し、混合物含有液を得る段階と、得られた混合物含有液のpHを9.0~10.0に調整する段階と、pH調整された該混合物含有液から式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を晶析する段階とを含む、製造方法。
〔2〕
前記精製工程において、pHを9.0~10.0に調整する段階は、無機塩基を用いて実施される、〔1〕に記載の製造方法。
〔3〕
前記無機塩基は、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムから選択される、〔2〕に記載の製造方法。
〔4〕
前記無機塩基は、水酸化カリウムである、〔3〕に記載の製造方法。
〔5〕
前記1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させる工程が、
前記式(2)で表されるセミカルバジド化合物1当量に対して、0.1乃至10当量の塩化ホスホリル及び前記式(3)で表されるカルボン酸化合物と反応させる工程である、
〔1〕乃至〔4〕のうち何れか一つに記載の製造方法。
〔6〕
前記1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させる工程を、溶媒中にて行う、〔1〕乃至〔5〕のうち何れか一つに記載の製造方法。
〔7〕
前記溶媒が1,2-ジメトキシエタンである、〔6〕に記載の製造方法。
〔8〕
前記精製工程において、pH調整する段階の後に溶媒を留去する工程を含む、〔6〕乃至〔7〕のうち何れか一つに記載の製造方法。
また本発明は下記〔9〕乃至〔16〕に関するものである。
〔9〕
式(1):
Figure 0007688331000004
で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の製造方法であって、
式(6):
Figure 0007688331000005
で表される酢酸ヒドラジド化合物を、
式(7):
Figure 0007688331000006
(式中、Halはハロゲン原子を表す。)で表されるハロゲン化シアン化合物と反応させて環化させ、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させる工程と、
前記生成工程後、反応生成物を精製する工程とを含み、
前記精製工程は、前記反応生成物を含む反応生成物含有液のpHを8.0~10.0に調整する段階と、pH調整された該反応生成物含有液から式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を晶析する段階とを含む、
製造方法。
〔10〕
前記精製工程において、pHを8.0~10.0に調整する段階は、無機塩基を用いて実施される、〔9〕に記載の製造方法。
〔11〕
前記無機塩基は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムから選択される、〔10〕に記載の製造方法。
〔12〕
前記無機塩基は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムから選択される、〔11〕に記載の製造方法。
〔13〕
式(7)で表されるハロゲン化シアン化合物において、式中、Halは臭素原子を表す、〔9〕乃至〔12〕のうち何れか一つに記載の製造方法。
〔14〕
前記精製工程におけるpHを8.0~10.0に調整する段階において、pH調整の前に、反応生成物含有液から不溶物をろ別する、〔9〕乃至〔13〕のうち何れか一つに記載の製造方法。
〔15〕
前記1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させる工程を、溶媒中にて行う、〔9〕乃至〔14〕のうち何れか一つに記載の製造方法。
〔16〕
前記溶媒がメタノールである、〔15〕に記載の製造方法。
本発明によれば、1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を90%以上といった高純度にて得られる新たな製造方法を提供することができる。
〔式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の製造方法〕
本発明は、式(2)で表されるセミカルバジド化合物を出発物質とする、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の製造方法を対象とする。
以下詳細に説明する。
〔製造方法(1)〕
本発明の製造方法は、式(2)で表されるセミカルバジド化合物を、特定量の脱水剤及び式(3)で表されるカルボン酸化合物と反応させ、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させ、その後、反応生成物の精製工程を経ることを特徴とする。
Figure 0007688331000007
式(2)で表されるセミカルバジド化合物と式(3)で表されるカルボン酸化合物との反応は無溶媒でも実施することができるが、溶媒(反応溶媒とも称する)を用いてもよい。前記溶媒は、反応に不活性であれば特に限定されず、例えば、アセトニトリル、1,2-ジメトキシエタン、1,4-ジオキサン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、メトキシシクロペンタン、tert-ブチルメチルエーテル、トルエン、1,2-ジクロロエタン、n-ヘプタン等が挙げられ、中でも1,2-ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルが好ましく、特に1,2-ジメトキシエタンが好適である。これらの溶媒は単独で用いても、これらの内の2種類以上を混合して用いてもよい。使用する溶媒の量(溶媒を2種以上混合して使用する場合はそれらの総和量)は式(2)で表されるセミカルバジド化合物に対して0.01質量部~100質量部を用いることができ、好ましくは0.1質量部~50質量部を用いることができ、より好ましくは0.5質量部~10質量部を用いることができ、更に好ましくは0.8質量部~3質量部を用いることができる。
また上記脱水剤は、塩化ホスホリル、三塩化リン、五塩化リン及び五酸化二リンからなる群から選択される少なくとも一種が挙げられ、中でも塩化ホスホリルが好適である。本発明では、上記脱水剤を溶媒量(例えば、基質に対して20当量以上)といった大過剰量で使用するのではなく、式(2)で表されるセミカルバジド化合物1当量に対して0.1乃至10当量にて使用することを特徴とし、好ましくは0.5当量乃至5.0当量、より好ましくは1.0当量乃至3.0当量であり、例えば1.8当量乃至2.2当量の範囲で使用することが好適である。
反応温度は、0℃~反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができる。
また反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常、5分乃至100時間の範囲で任意に設定でき、具体的には5分~100時間、好ましくは10分~48時間、より好ましくは5時間~36時間であり、例えば15時間~24時間の範囲とすることができる。
式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の生成後、反応生成物の精製工程を実施する。本工程は、前記工程で得られた反応生成物を含む混合物を水に投入し、混合物含有液を得る段階と、得られた混合物含有液のpHを9.0~10.0に調整する段階と、pH調整後の混合物含有液から式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を晶析する段階を含むという、従来にない構成を含むことを特徴とする。本工程において、反応生成物を含む混合物を含有する液のpHを9.0~10.0に調整した後に晶析操作を実施することによって90%をも超えるような高純度にて目的物を得ることができる。
また、pH9.0~10.0からわずかに外れたpHに調整して晶析を実施した場合と比べても、特異的ともいえる定量純度にて、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物が得ることができる。
より具体的には、上述の反応の後、まず反応生成物を含む混合物を水に投入して反応を停止させる。本操作は、前述の式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させる反応により得られた物(すなわち混合物)をそのまま水に投入すればよく、すなわち上記混合物には、反応生成物:式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の他、脱水により生成した水、残存し得る原料化合物(式(2)で表されるセミカルバジド化合物、式(3)で表されるカルボン酸化合物、脱水剤)、また反応時に溶媒を用いた場合には使用した反応溶媒などが含まれる。本操作により混合物含有液を得る。
なお、前記反応生成物を含む混合物は、生成工程の後、室温から50℃程度の温度下にて、水への投入操作を実施することができる。また、水の量としては、反応を停止させる程度の量であれば特に限定されない。
そして、水に投入し得られた混合物含有液のpHを9.0~10.0に調整する。なおこの際のpH調整は、pH9.0~10.0の範囲内であれば、下限としてpH9.1以上、pH9.2以上、pH9.3以上、pH9.4以上又はpH9.5以上に調整しても良い。また上限としてpH9.9以下、pH9.8以下,pH9.7以下又はpH9.6以下に調整してもよく、下限と上限を任意に組み合わせる事が出来る。
前記混合物含有液は、上記脱水剤に起因する酸性を呈する液であることから、pHの調整は、例えば塩基又は塩基性水溶液を添加すればよい。上記塩基又は塩基性水溶液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基又は該無機塩基の水溶液を用いることができる。また場合によっては、例えばターシャリーブトキシカリウムの様な有機塩基も使用することができる。好ましくは水酸化ナトリウム、水酸化カリウムの水溶液が挙げられ、より好ましくは水酸化カリウムの水溶液が挙げられる。
また、添加する塩基又は塩基性水溶液の量としては、目的のpHに調整できる程度の量であれば特に限定されない。
さらに、pHを調整した混合物含有液から、場合によっては混合物含有液を冷却した後に、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を晶析する。晶析温度は特に限定されないが、-10℃~40℃の範囲とすることができ、好ましくは-5℃~20℃の範囲であり、例えば-5℃~10℃の範囲とすることができる。
冷却する場合、冷却する速度は特に限定されないが、通常0.1℃/時~80℃/時であり、好ましくは1℃/時~60℃/時であり、例えば10℃/時~30℃/時とすることができ、随時、上記範囲内で任意の冷却速度に変更することができる。
晶析時間は特に限定されないが、10分乃至24時間の範囲で任意に設定でき、好ましくは30分乃至12時間で、より好ましくは30分乃至2時間の範囲が好適である。
結晶を析出させる際の方法としては、静置で行う方法、撹拌下で行う方法等が挙げられるが、撹拌下で行うのが好ましい。
なお、上記式(2)で表されるセミカルバジド化合物と式(3)で表されるカルボン酸化合物との反応時に反応溶媒を用いた場合、晶析の前に該反応溶媒を除去してもよい。
具体的には、上記反応の後に、反応生成物を含有する混合物を水に投入して反応を停止させ、脱水剤に起因する酸性を呈する混合物含有液のpHを調整する。この際のpH調整は、上記同様に、塩基又は該塩基性水溶液の添加によって実施可能である。なおこの際のpH調整はpH8~11程度とすればよいが、最終目的物を純度よく得るには、pH9~10に調整にすることが望ましい。なおこの際のpH調整は、pH9.0~10.0の範囲内であれば、下限としてpH9.1以上、pH9.2以上、pH9.3以上、pH9.4以上又はpH9.5以上に調整しても良い。また上限としてpH9.9以下、pH9.8以下,pH9.7以下又はpH9.6以下に調整してもよく、下限と上限を任意に組み合わせることが出来る。また、添加する塩基又は該塩基性水溶液の量としては、目的のpHに調整できる程度の量であれば特に限定されない。
その後、反応溶媒を留去するが、反応停止のために投入した水や、塩基性水溶液に由来する水とともに留去してもよい。
反応溶媒留去後、適宜水を添加して混合物含有液(反応溶媒留去後)とし、該液のpHを9.0~10.0に調整し、その後の晶析操作を実施すればよい。
反応溶媒留去後の水の添加やpH調整は、留去後の残渣の水への溶解性を高め、またその後の晶析効率を高めるべく、それぞれの操作を室温から50℃程度の温度下にて実施してもよい。
反応溶媒留去後に加える水の量は特に限定されないが、式(2)で表されるセミカルバジド化合物に対して0.01質量部~100質量部を用いることができ、好ましくは0.1質量部~50質量部であり、より好ましくは5質量部~10質量部であり、さらにより好ましくは9質量部~11質量部を用いることができる。
また、上記の精製工程に加えて、再結晶、カラムクロマトグラフ、薄層クロマトグラフ、液体クロマトグラフ分取等の任意の精製方法によって目的化合物を分離、精製することができる。
〔製造方法(2)〕
本発明の製造方法はまた、下記式(6)で表される酢酸ヒドラジド化合物(以下、アセトヒドラジドとも記載する。)を、下記式(7)で表されるハロゲン化シアン化合物と反応させ環化させて式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させ、その後、反応生成物の精製工程を経ることを特徴とする方法である。
Figure 0007688331000008
上記式(7)中、Halはハロゲン原子を表し、例えば塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子を表す。
まず、上記式(6)で表される酢酸ヒドラジド化合物を、上記式(7)で表されるハロゲン化シアン化合物と反応させ環化させて、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させる。
式(6)で表される酢酸ヒドラジド化合物と式(7)で表されるハロゲン化シアン化合物との反応は無溶媒でも実施することができるが、溶媒(反応溶媒とも称する)を用いてもよい。前記溶媒は、反応に不活性であれば特に限定されず、例えば、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチルピロリドン、アセトニトリル、アセトン、メタノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,2-ジメトキシエタン、tert-ブチルメチルエーテル、メトキシシクロペンタン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、アニソール、酢酸エチル、塩化メチレン、1,2-ジクロロエタン、n-ヘキサン、n-ヘプタン、トルエン、キシレン、水等が挙げられる。好ましくはテトラヒドロフラン、アセトニトリル、メタノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、水が挙げられ、中でもメタノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノールがより好ましく、特にメタノールが好適である。これらの溶媒は単独で用いても、これらの内の2種類以上を混合して用いてもよい。使用する溶媒の量(溶媒を2種以上混合して使用する場合はそれらの総和量)は式(6)で表される酢酸ヒドラジド化合物に対して0.01質量部~100質量部を用いることができ、好ましくは0.1質量部~50質量部を用いることができ、より好ましくは5質量部~15質量部を用いることができる。
上記反応の温度は、-60℃~反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができる。好ましくは、-60℃~30℃であり、より好ましくは0℃以下の温度で反応を実施する。
また上記反応の時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常、5分乃至100時間の範囲で任意に設定でき、具体的には5分~100時間、好ましくは10分~48時間、より好ましくは1時間~36時間、さらに好ましくは3時間~24時間である。
式(6)で表される酢酸ヒドラジド化合物と式(7)で表されるハロゲン化シアン化合物との反応は、必要に応じて塩基を加えることができ、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基を用いることができ、中でも水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムが好ましく、特に水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムが好適である。
式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の生成後、反応生成物の精製工程を実施する。
本工程は、前記工程で得られた反応生成物を含む反応生成物含有液のpHを8.0~10.0にする段階と、pH調整された該反応生成物含有液から式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を晶析する段階とを含むという、従来にない構成を含むことを特徴とする。本工程において、反応生成物を含む液のpHを8.0~10.0に調整した後に晶析操作を実施することによって、90%をも超えるような高純度にて目的物を得ることができる。
また、pH8.0~10.0からわずかに外れたpHに調整して晶析を実施した場合と比べても、特異的ともいえる定量純度にて、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物が得ることができる。
より具体的には、上述の反応の後、反応生成物を含む液(反応生成物含有液)のpHを調整する。
上述の上記式(6)で表される酢酸ヒドラジド化合物と式(7)で表されるハロゲン化シアン化合物との反応時に反応溶媒を用いた場合、反応後の液をそのまま反応生成物含有液として用い、pH調整に供することができる。
また上述の上記式(6)で表される酢酸ヒドラジド化合物と式(7)で表されるハロゲン化シアン化合物との反応を無溶媒で行った場合、得られた反応生成物に適宜水を添加して、pH調整に供する反応生成物含有液とすればよい。
なお、上記式(6)で表される酢酸ヒドラジド化合物と式(7)で表されるハロゲン化シアン化合物との反応後の液をそのまま反応生成物含有液として用いる場合、pH調整に供する前に、上記反応生成物含有液から不溶物(固体)をろ別することが好ましい。すなわち、前述の式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させる反応により得られた物をろ過し、不溶物をろ別する操作を実施することが好ましい。ろ過時の温度(反応生成物を含む液の温度)は特に限定されず、-10℃~50℃までの任意の温度を設定することができる。不溶物(固体)をろ別後の反応生成物含有液は、後述するpH調整に供することができる。
さらに、上記式(6)で表される酢酸ヒドラジド化合物と式(7)で表されるハロゲン化シアン化合物との反応時に反応溶媒を用いた場合、pH調整の前に該反応溶媒を除去してもよい。具体的には、反応生成物含有液から、好ましくは該反応生成物含有液から上述の手順にて不溶物(固体)をろ別した後、該反応生成物含有液から反応溶媒を留去してもよい。
反応溶媒留去後、適宜水を添加して反応生成物含有液(反応溶媒留去後)とし、その後のpH調整に供すればよい。
反応溶媒留去後に加える水の量は特に限定されないが、上記式(6)で表される酢酸ヒドラジド化合物に対して0.01質量部~100質量部を用いることができ、好ましくは0.1質量部~50質量部であり、より好ましくは1質量部~10質量部であり、さらにより好ましくは2質量部~3質量部を用いることができる。
なお、上記式(6)で表される酢酸ヒドラジド化合物と式(7)で表されるハロゲン化シアン化合物との反応を無溶媒で行った場合、上記反応後に得られた反応生成物に、前述の反応溶媒を添加し、該液から不溶物をろ別し、さらに不溶物をろ別した液から反応溶媒を留去する操作を行った後、ここに適宜水を添加して、pH調整に供する反応生成物含有液としてもよい。
反応溶媒留去後に加える水の量は特に限定されないが、上記式(6)で表される酢酸ヒドラジド化合物に対して0.01質量部~100質量部を用いることができ、好ましくは0.1質量部~50質量部であり、より好ましくは1質量部~10質量部であり、さらにより好ましくは2質量部~3質量部を用いることができる。
反応生成物含有液のpHを8.0~10.0に調整するには、例えば塩基又は塩基性水溶液を添加すればよく、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基又は該無機塩基の水溶液を用いることができ、中でも水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムの水溶液が好ましく、特に水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムの水溶液が好適である。また、添加する塩基又は塩基性水溶液の量としては、目的のpHに調整できる程度の量であれば特に限定されない。なお、pH調整においては、pH8.0~10.0の範囲内であれば、下限としてpH8.1以上、pH8.2以上、pH8.3以上、pH8.4以上、pH8.5以上、pH8.6以上、pH8.7以上、pH8.8以上、pH8.9以上、又は9.0以上に調整しても良い。また上限としてpH9.9以下、pH9.8以下、pH9.7以下、pH9.6以下,pH9.5以下、pH9.4以下、pH9.3以下、pH9.2以下又はpH9.1以下に調整してもよく、下限と上限を任意に組み合わせる事が出来る。
なお前述した反応溶媒留去後の水の添加や、また反応生成物含有液のpH調整は、留去後の残渣の水への溶解性を高め、またその後の晶析効率を高めるべく、それぞれの操作を室温から50℃程度の温度下にて実施してもよい。
さらに、pHを調整した反応生成物含有液から、場合によっては該反応生成物含有液を冷却した後に、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を晶析する。晶析温度は特に限定されないが、-10℃~40℃の範囲とすることができ、好ましくは-5℃~20℃の範囲であり、例えば-5℃~10℃の範囲とすることができる。
冷却する場合、冷却する速度は特に限定されないが、通常0.1℃/時~80℃/時であり、好ましくは1℃/時~60℃/時であり、より好ましくは10℃/時~30℃/時であり、随時、上記範囲内で任意の冷却速度に変更することができる。
晶析時間は特に限定されないが、通常10分乃至24時間の範囲で、好ましくは1時間乃至20時間であり、随時、上記範囲内で任意に設定できる。結晶を析出させる際の方法としては、静置で行う方法、撹拌下で行う方法等が挙げられるが、撹拌下で行うのが好ましい。
また、上記の精製工程に加えて、再結晶、カラムクロマトグラフ、薄層クロマトグラフ、液体クロマトグラフ分取等の任意の精製方法によって目的化合物を分離、精製することができる。
<参考製造方法>
本発明の製造方法が対象とする式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物は、以下に示す製造方法(以下、参考製造方法と称する)にても製造可能である。
参考製造方法は、下記式(4)で表されるチオセミカルバジド化合物を、下記式(5)で表されるジアルキル硫酸化合物と反応させ、次いで塩基処理により環化させて式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させ、その後、反応生成物の精製工程を経る方法である。
Figure 0007688331000009
上記式(5)中、Rは炭素原子数1乃至3のアルキル基を表し、例えばメチル基、エチル基、n-プロピル基、i-プロピル基を表す。
式(4)で表されるチオセミカルバジド化合物と式(5)で表されるジアルキル硫酸化合物との反応は無溶媒でも実施することができるが、溶媒を用いてもよい。前記溶媒は、反応に不活性であれば特に限定されず、例えば、N,N-ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、アセトン、メタノール、エタノール、酢酸エチル、1,2-ジクロロエタン等が挙げられる。これらの溶媒は単独で用いても、これらの内の2種類以上を混合して用いてもよい。
上記反応の温度は、-60℃~反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができる。
また上記反応の時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常、5分乃至100時間の範囲で任意に設定できる。
式(4)で表されるチオセミカルバジド化合物を式(5)で表されるジアルキル硫酸化合物に反応させた後、塩基処理により環化反応を実施し、1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させる。
塩基処理は、反応後の反応混合物に塩基を添加することで実施され得、前記塩基として水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメトキシド、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、トリエチルアミン、ピリジン、4-(ジメチルアミノ)ピリジン等が挙げられるが、これらに限定されない。これら塩基は例えば塩基性水溶液として、系内に添加することができる。また上記塩基の使用量は特に限定されないが、式(4)で表されるチオセミカルバジド化合物1当量に対して、例えば0.001~50当量とすることができる。
上記塩基処理の温度は、-60℃~反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができる。
また上記塩基処理の時間は、反応基質の濃度、塩基処理の温度によって変化するが、通常、5分乃至100時間の範囲で任意に設定できる。
式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の生成後、反応生成物の精製工程を実施する。本工程は、前記工程で得られた反応生成物を含む反応混合物から不溶物をろ別し、続いて、得られたろ液を濃縮し、その後、濃縮したろ液から式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を晶析する工程である。
より具体的には、上述の反応の後、まず反応混合物をろ過し、不溶物をろ別する。ろ過時の温度(反応混合物の温度)は特に限定されず、-10℃~50℃までの任意の温度を設定することができる。
続いて、得られたろ液を濃縮し、前記得られたろ液に含まれる溶媒を除去する。濃縮は好ましくは減圧下で実施することができる。
その後、濃縮したろ液から式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を晶析する。晶析温度は特に限定されないが、-10℃~40℃の範囲とすることができ、好ましくは-5℃~20℃の範囲であり、例えば-5℃~10℃の範囲とすることができる。晶析時間は特に限定されないが、10分乃至24時間の範囲で任意に設定できる。結晶を析出させる際の方法としては、静置で行う方法、撹拌下で行う方法等が挙げられるが、撹拌下で行うのが好ましい。
また、上記の精製工程に加えて、再結晶、カラムクロマトグラフ、薄層クロマトグラフ、液体クロマトグラフ分取等の任意の精製方法によって目的化合物を分離、精製することができる。
なお、上記式(4)で表されるチオセミカルバジド化合物は、チオセミカルバジドを式(3)で表されるカルボン酸化合物と反応させることにより得られる。
Figure 0007688331000010
本反応は無溶媒でも実施することができるが、溶媒を用いてもよい。前記溶媒は、反応に不活性であれば特に限定されず、例えば、水、アセトニトリル、メタノール、エタノール、アセトン、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン等を挙げることができ、これらは単独で用いても、これらの内の2種類以上を混合して用いてもよい。
また上記反応の温度は、-60℃~反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができ、上記反応の時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常、5分乃至100時間の範囲で任意に設定できる。
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳しく説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものでない。
[例1]5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-アミンの合成
セミカルバジド塩酸塩20.00g(179.32mmol)、酢酸11.85g(197.34mmol)及び1,2-ジメトキシエタン30.0gの混合溶液に、50℃にて塩化ホスホリル55.00g(358.66mmol)を40分かけて添加した。添加終了後、該反応混合物を50℃にて22時間撹拌した。撹拌終了後、該反応混合物を水100.00gに添加した。添加終了後、氷冷下にて該反応混合物に水酸化カリウムの50質量%水溶液126.00gを添加しpH9.2とした。添加終了後、減圧下、40℃にて該反応混合物中の溶媒(1,2-ジメトキシエタン及び水)を110.00g留去した。留去終了後、得られたスラリーに、40℃にて水210.00gを添加し、均一溶液(以下、溶液A1と記載)とした。溶液A1のpHは8.4であった。
溶液A1 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物710mg(定量純度77.4%)を白色固体として得た。
[例2]
例1と同一手順にて溶液A1を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液610mgを添加しpH8.7の均一溶液(以下、溶液A2と記載)とした。
溶液A2 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物700mg(定量純度72.9%)を白色固体として得た。
[例3]
例2と同一手順にて溶液A2を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液1.02gを添加しpH9.0の均一溶液(以下、溶液A3と記載)とした。
溶液A3 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物685mg(定量純度91.8%)を白色固体として得た。
[例4]
例3と同一手順にて溶液A3を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液1.99gを添加しpH9.4の均一溶液(以下、溶液A4と記載)とした。
溶液A4 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物600mg(定量純度98.8%)を白色固体として得た。
[例5]
例4と同一手順にて溶液A4を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液5.23gを添加しpH10.0の均一溶液(以下、溶液A5と記載)とした。
溶液A5 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物620mg(定量純度97.2%)を白色固体として得た。
[例6]
例5と同一手順にて溶液A5を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液1.30gを添加しpH10.2の均一溶液(以下、溶液A6と記載)とした。
溶液A6 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物680mg(定量純度81.3%)を白色固体として得た。
[例7]
例6と同一手順にて溶液A6を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液2.11gを添加しpH10.5の均一溶液(以下、溶液A7と記載)とした。
溶液A7 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物690mg(定量純度78.0%)を白色固体として得た。
なお、[例1]~[例7]、並びに後述する[例8]~[例14]、[例15]~[例20]、[例21]~[例26]、[例27]~[例33]、[例34]~[例41]、[例42]~[例49]、[例50]~[例56]、[例57]~[例62]、[例63]~[例69]にて得られた目的物に対して実施した、HPLCによる定量分析条件は以下のとおりである。
カラム:ジーエルサイエンス株式会社製Inertsil Amide 5μm,4.6mm×250mm
溶離液:アセトニトリル/0.1体積%ギ酸水溶液=9/1(体積比)
流速:1ml/分
カラム温度:40℃
検出波長:210nm
内部標準物質:
例1~20:2-クロロトルエン
例21~69:4-ターシャリーブチルビフェニル(4-tertbutyl biphenyl)
Figure 0007688331000011
[例8]5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-アミンの合成
セミカルバジド塩酸塩20.00g(179.32mmol)、酢酸11.85g(197.34mmol)及び1,2-ジメトキシエタン30.0gの混合溶液に、50℃にて塩化ホスホリル49.50g(322.79mmol)を45分かけて添加した。添加終了後、該反応混合物を50℃にて23時間撹拌した。撹拌終了後、該反応混合物を水100.00gに添加した。添加終了後、氷冷下にて該反応混合物に水酸化カリウムの50質量%水溶液112.60gを添加しpH9.5とした。添加終了後、減圧下、40℃にて該反応混合物中の溶媒(1,2-ジメトキシエタン及び水)を84.86g留去した。留去終了後、得られたスラリーに、40℃にて水184.50g及び水酸化カリウムの50質量%水溶液434mgを添加し、均一溶液(以下、溶液B1と記載)とした。溶液B1のpHは8.4であった。
溶液B1 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物595mg(定量純度84.3%)を白色固体として得た。
[例9]
例8と同一手順にて溶液B1を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液275mgを添加しpH8.6の均一溶液(以下、溶液B2と記載)とした。
溶液B2 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物590mg(定量純度83.2%)を白色固体として得た。
[例10]
例9と同一手順にて溶液B2を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液931mgを添加しpH9.0の均一溶液(以下、溶液B3と記載)とした。
溶液B3 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物590mg(定量純度91.1%)を白色固体として得た。
[例11]
例10と同一手順にて溶液B3を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液1.37gを添加しpH9.4の均一溶液(以下、溶液B4と記載)とした。
溶液B4 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物580mg(定量純度98.5%)を白色固体として得た。
[例12]
例11と同一手順にて溶液B4を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液3.35gを添加しpH10.0の均一溶液(以下、溶液B5と記載)とした。
溶液B5 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物625mg(定量純度92.9%)を白色固体として得た。
[例13]
例12と同一手順にて溶液B5を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液1.70gを添加しpH10.2の均一溶液(以下、溶液B6と記載)とした。
溶液B6 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物650mg(定量純度80.8%)を白色固体として得た。
[例14]
例13と同一手順にて溶液B6を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液1.15gを添加しpH10.5の均一溶液(以下、溶液B7と記載)とした。
溶液B7 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物613mg(定量純度83.9%)を白色固体として得た。
Figure 0007688331000012
[例15]5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-アミンの合成
セミカルバジド塩酸塩20.00g(179.32mmol)、酢酸11.85g(197.34mmol)及び1,2-ジメトキシエタン30.0gの混合溶液に、50℃にて塩化ホスホリル60.50g(394.52mmol)を45分かけて添加した。添加終了後、該反応混合物を50℃にて23時間撹拌した。撹拌終了後、該反応混合物を水100.00gに添加した。添加終了後、氷冷下にて該反応混合物に水酸化カリウムの50質量%水溶液185.00gを添加しpH9.9とした。添加終了後、減圧下、40℃にて該反応混合物中の溶媒(1,2-ジメトキシエタン及び水)を80.25g留去した。留去終了後、得られたスラリーに、40℃にて水180.25gを添加し、均一溶液(以下、溶液C1と記載)とした。溶液C1のpHは8.6であった。
溶液C1 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物443mg(定量純度84.6%)を白色固体として得た。
[例16]
例15と同一手順にて溶液C1を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液370mgを添加しpH9.0の均一溶液(以下、溶液C2と記載)とした。
溶液C2 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物532mg(定量純度92.6%)を白色固体として得た。
[例17]
例16と同一手順にて溶液C2を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液4.37gを添加しpH9.5の均一溶液(以下、溶液C3 と記載)とした。
溶液C3 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物512mg(定量純度92.6%)を白色固体として得た。
[例18]
例17と同一手順にて溶液C3を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液7.50gを添加しpH10.0の均一溶液(以下、溶液C4と記載)とした。
溶液C4 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物443mg(定量純度98.1%)を白色固体として得た。
[例19]
例18と同一手順にて溶液C4を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液3.66gを添加しpH10.2の均一溶液(以下、溶液C5と記載)とした。
溶液C5 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物577mg(定量純度79.0%)を白色固体として得た。
[例20]
例19と同一手順にて溶液C5を得、これに、40℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液4.53gを添加しpH10.6の均一溶液(以下、溶液C6と記載)とした。
溶液C6 25.00gを、50℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物583mg(定量純度81.0%)を白色固体として得た。
Figure 0007688331000013
表1~表3示す例は、式(2)で表されるセミカルバジド化合物に対して脱水剤と式(3)で表されるカルボン酸化合物を反応させて式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させた後、系のpHを調整して晶析操作を実施したものである。
表1(セミカルバジド化合物1当量に対して、脱水剤である塩化ホスホリル2当量)に示すように、反応混合物のpHを9.0~10.0に調整し、その後の晶析操作を実施することにより(例3~例5)、90%を超える定量純度にて、目的物を得ることができた。
一方、反応混合物のpHを9.0未満又は10.0超とし、その後の晶析操作を実施した場合(例1~例2、例6~例7)、目的物の定量純度は70~80%程度にとどまる結果となった。
また表2(セミカルバジド化合物1当量に対して、脱水剤である塩化ホスホリルを1.8当量に変更)、表3(セミカルバジド化合物1当量に対して、脱水剤である塩化ホスホリルを2.2当量に変更)に示すように、目的物の製造条件(脱水剤の使用量など)を変えた場合においても、反応混合物のpHを9.0~10.0に調整してその後の晶析操作を実施することによって(例10~例12、例16~例18)、90%を超える定量純度にて目的物を得ることが確認された。また同様に、反応混合物のpHを9未満(例8~例9、例15)又はpHを10超(例13~例14、例19~例20)としてその後の晶析操作を実施した場合には、目的物の定量純度は最大でも85%未満にとどまる結果となった。
このように、セミカルバジド化合物を脱水剤及びカルボン酸化合物と反応させて式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させた後、得られた反応混合物を水に投入し、続いて、該反応混合物のpHを9.0~10.0に調整し、晶析することにより、上記所定の範囲からわずかに外れたpHに調整して晶析を実施した場合と比べても、特異的ともいえる定量純度にて、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物が得られることが確認された。
[例21]5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-アミンの合成
アセトヒドラジド15.00g(202.48mmol)のメタノール83.14g溶液に、-10℃にて臭化シアン22.30g(210.58mmol)のメタノール52.98gの溶液を17分かけて添加した。添加終了後、該反応混合物を室温(25℃)にて1時間撹拌し、該反応混合物を0℃に冷却した後、炭酸カリウム14.55gを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温まで昇温させ、200分撹拌した。撹拌終了後、該反応混合物を減圧濾過し、ろ液を40℃にて減圧留去により乾固した。残渣に水45.00gを入れた後、炭酸カリウムの50質量%水溶液13.61gを添加し、pH7.0の均一溶液(以下、溶液D1と記載)とした。
溶液D1 10.07gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.05g(定量純度82.2%)を黄色固体として得た。
[例22]
例21と同一手順にて溶液D1を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液1.3gを添加しpH7.6の均一溶液(以下、溶液D2と記載)とした。
溶液D2 8.61gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物888mg(定量純度82.3%)を淡黄色固体として得た。
[例23]
例22と同一手順にて溶液D2を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.5gを添加しpH8.0の均一溶液(以下、溶液D3と記載)とした。
溶液D3 9.76gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.01g(定量純度92.0%)を白色固体として得た。
[例24]
例23と同一手順にて溶液D3を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液1.0gを添加しpH9.4の均一溶液(以下、溶液D4と記載)とした。
溶液D4 10.50gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.08g(定量純度93.8%)を白色固体として得た。
[例25]
例24と同一手順にて溶液D4を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液1.1gを添加しpH9.8の均一溶液(以下、溶液D5と記載)とした。
溶液D5 8.28gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物896mg(定量純度93.4%)を白色固体として得た。
[例26]
例25と同一手順にて溶液D5を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液2.60gを添加しpH10.2の均一溶液(以下、溶液D6と記載)とした。
溶液D6 8.53gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物859mg(定量純度75.6%)を淡黄色固体として得た。
Figure 0007688331000014
[例27]5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-アミンの合成
アセトヒドラジド15.00g(202.48mmol)のメタノール83.14g溶液に、-9.6℃にて臭化シアン22.30g(210.58mmol)のメタノール52.98gの溶液を18分かけて添加した。添加終了後、該反応混合物を室温(25℃)にて1時間撹拌し、該反応混合物を0℃に冷却した後、水酸化ナトリウム8.4gを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温まで昇温させ、3時間撹拌した。撹拌終了後、該反応混合物を減圧濾過し、ろ液を40℃にて減圧留去により乾固した。残渣に水45.00gを入れた後、水酸化ナトリウムの48質量%水溶液1.0gを添加し、pH7.4の均一溶液(以下、溶液E1と記載)とした。
溶液E1 8.00gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.09g(定量純度76.9%)を淡黄色固体として得た。
[例28]
例27と同一手順にて溶液E1を得、これに、60℃にて水酸化ナトリウムの48質量%水溶液0.15gを添加しpH7.7の均一溶液(以下、溶液E2と記載)とした。
溶液E2 6.40gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物862mg(定量純度80.3%)を白色固体として得た。
[例29]
例28と同一手順にて溶液E2を得、これに、60℃にて水酸化ナトリウムの48質量%水溶液0.26gを添加しpH8.4の均一溶液(以下、溶液E3と記載)とした。
溶液E3 7.00gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物710mg(定量純度94.5%)を白色固体として得た。
[例30]
例29と同一手順にて溶液E3を得、これに、60℃にて水酸化ナトリウムの48質量%水溶液0.26gを添加しpH9.0の均一溶液(以下、溶液E4と記載)とした。
溶液E4 6.75gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物718mg(定量純度94.1%)を白色固体として得た。
[例31]
例30と同一手順にて溶液E4を得、これに、60℃にて水酸化ナトリウムの48質量%水溶液0.30gを添加しpH9.5の均一溶液(以下、溶液E5と記載)とした。
溶液E5 9.00gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物989mg(定量純度97.4%)を白色固体として得た。
[例32]
例31と同一手順にて溶液E5を得、これに、60℃にて水酸化ナトリウムの48質量%水溶液0.25gを添加しpH9.7の均一溶液(以下、溶液E6と記載)とした。
溶液E6 11.2gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.34g(定量純度94.3%)を白色固体として得た。
[例33]
例32と同一手順にて溶液E6を得、これに、60℃にて水酸化ナトリウムの48質量%水溶液0.30gを添加しpH10.3の均一溶液(以下、溶液E7と記載)とした。
溶液E7 11.6gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.90g(定量純度62.7%)を橙色固体として得た。
Figure 0007688331000015
[例34]5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-アミンの合成
アセトヒドラジド15.00g(202.48mmol)のメタノール83.14g溶液に、-17℃にて臭化シアン22.30g(210.58mmol)のメタノール52.98gの溶液を10分かけて添加した。添加終了後、該反応混合物を室温(20℃)にて1時間撹拌し、該反応混合物を0℃に冷却した後、炭酸カリウム14.55gを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温まで昇温させ、3時間撹拌した。撹拌終了後、該反応混合物を減圧濾過し、ろ液を40℃にて減圧留去により乾固した。残渣に水30.00gを入れた後、炭酸カリウムの50質量%水溶液0.6gを添加し、pH7.4の均一溶液(以下、溶液F1と記載)とした。
溶液F1 6.98gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.11g(定量純度83.0%)を黄色固体として得た。
[例35]
例34と同一手順にて溶液F1を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.11gを添加しpH7.6の均一溶液(以下、溶液F2と記載)とした。
溶液F2 8.61gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物992mg(定量純度81.6%)を淡黄色固体として得た。
[例36]
例35と同一手順にて溶液F2を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.4gを添加しpH8.3の均一溶液(以下、溶液F3と記載)とした。
溶液F3 8.12gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.24g(定量純度96.2%)を白色固体として得た。
[例37]
例36と同一手順にて溶液F3を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.33gを添加しpH8.8の均一溶液(以下、溶液F4と記載)とした。
溶液F4 7.94gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.11g(定量純度94.1%)を淡黄色固体として得た。
[例38]
例37と同一手順にて溶液F4を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.34gを添加しpH9.2の均一溶液(以下、溶液F5と記載)とした。
溶液F5 8.68gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.42g(定量純度94.4%)を淡黄色固体として得た。
[例39]
例38と同一手順にて溶液F5を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.33gを添加しpH9.5の均一溶液(以下、溶液F6と記載)とした。
溶液F6 8.04gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.24g(定量純度94.8%)を淡黄色固体として得た。
[例40]
例39と同一手順にて溶液F6を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.85gを添加しpH10.1の均一溶液(以下、溶液F7と記載)とした。
溶液F7 7.94gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.08g(定量純度86.7%)を橙色固体として得た。
[例41]
例40と同一手順にて溶液F7を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.60gを添加しpH10.3の均一溶液(以下、溶液F8と記載)とした。
溶液F8 9.48gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.61g(定量純度82.8%)を黄色固体として得た。
Figure 0007688331000016
[例42]5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-アミンの合成
アセトヒドラジド15.00g(202.48mmol)のメタノール83.14g溶液に、-15℃にて臭化シアン22.30g(210.58mmol)のメタノール52.98gの溶液を10分かけて添加した。添加終了後、該反応混合物を室温(30℃)にて1時間撹拌し、該反応混合物を0℃に冷却した後、炭酸カリウム14.55gを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温まで昇温させ、200分撹拌した。撹拌終了後、該反応混合物を減圧濾過し、ろ液を40℃にて減圧留去により乾固した。残渣に水45.00gを入れた後、炭酸カリウムの50質量%水溶液1.1gを添加し、pH7.2の均一溶液(以下、溶液G1と記載)とした。
溶液G1 7.78gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて19時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.01g(定量純度78.7%)を黄色固体として得た。
[例43]
例42と同一手順にて溶液G1を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.30gを添加しpH7.9の均一溶液(以下、溶液G2と記載)とした。
溶液G2 6.31gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて19時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物632mg(定量純度83.0%)を淡黄色固体として得た。
[例44]
例43と同一手順にて溶液G2を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.20gを添加しpH8.1の均一溶液(以下、溶液G3と記載)とした。
溶液G3 6.70gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて19時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物726mg(定量純度97.7%)を白色固体として得た。
[例45]
例44と同一手順にて溶液G3を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.62gを添加しpH8.7の均一溶液(以下、溶液G4と記載)とした。
溶液G4 8.95gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて19時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.01g(定量純度97.9%)を白色固体として得た。
[例46]
例45と同一手順にて溶液G4を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.32gを添加しpH9.0の均一溶液(以下、溶液G5と記載)とした。
溶液G5 8.46gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて19時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物937mg(定量純度97.9%)を白色固体として得た。
[例47]
例46と同一手順にて溶液G5を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.86gを添加しpH9.6の均一溶液(以下、溶液G6と記載)とした。
溶液G6 8.12gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて19時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物912mg(定量純度97.5%)を白色固体として得た。
[例48]
例47と同一手順にて溶液G6を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液1.42gを添加しpH9.9の均一溶液(以下、溶液G7と記載)とした。
溶液G7 7.65gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて19時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物795mg(定量純度96.8%)を白色固体として得た。
[例49]
例48と同一手順にて溶液G7を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.90gを添加しpH10.2の均一溶液(以下、溶液G8と記載)とした。
溶液G8 8.50gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて19時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.01g(定量純度87.1%)を橙色固体として得た。
Figure 0007688331000017
[例50]5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-アミンの合成
アセトヒドラジド15.00g(202.48mmol)のメタノール83.14g溶液に、-14℃にて臭化シアン22.30g(210.58mmol)のメタノール52.98gの溶液を10分かけて添加した。添加終了後、該反応混合物を室温(25℃)にて1時間撹拌し、該反応混合物を0℃に冷却した後、炭酸カリウム14.55gを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温まで昇温させ、3時間撹拌した。撹拌終了後、該反応混合物を減圧濾過し、ろ液を40℃にて減圧留去により乾固した。残渣に水45.00gを入れた後、炭酸カリウムの50質量%水溶液3.48gを添加し、pH7.0の均一溶液(以下、溶液H1と記載)とした。
溶液H1 6.36gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に12℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物903mg(定量純度61.2%)を黄色固体として得た。
[例51]
例50と同一手順にて溶液H1を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.32gを添加しpH7.6の均一溶液(以下、溶液H2と記載)とした。
溶液H2 7.01gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に12℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物906mg(定量純度77.9%)を黄色固体として得た。
[例52]
例51と同一手順にて溶液H2を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.6gを添加しpH8.0の均一溶液(以下、溶液H3と記載)とした。
溶液H3 7.07gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に12℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物606mg(定量純度99.2%)を白色固体として得た。
[例53]
例52と同一手順にて溶液H3を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液0.93gを添加しpH8.6の均一溶液(以下、溶液H4と記載)とした。
溶液H4 8.86gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に12℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物879mg(定量純度96.2%)を白色固体として得た。
[例54]
例53と同一手順にて溶液H4を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液1.30gを添加しpH9.1の均一溶液(以下、溶液H5と記載)とした。
溶液H5 8.94gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に12℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物915mg(定量純度98.5%)を淡黄色固体として得た。
[例55]
例54と同一手順にて溶液H5を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液1.40gを添加しpH9.7の均一溶液(以下、溶液H6と記載)とした。
溶液H6 8.33gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に12℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物924mg(定量純度99.6%)を淡黄色固体として得た。
[例56]
例55と同一手順にて溶液H6を得、これに、60℃にて炭酸カリウムの50質量%水溶液1.50gを添加しpH10.3の均一溶液(以下、溶液H7と記載)とした。
溶液H7 10.7gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に12℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.31g(定量純度78.8%)を橙色固体として得た。
Figure 0007688331000018
[例57]
アセトヒドラジド15.00g(202.48mmol)のメタノール83.14g溶液に、-14℃にて臭化シアン22.30g(210.58mmol)のメタノール52.98gの溶液を18分かけて添加した。添加終了後、該反応混合物を室温(25℃)にて1時間撹拌し、該反応混合物を0℃に冷却した後、炭酸ナトリウム11.2gを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温まで昇温させ、3時間撹拌した。撹拌終了後、該反応混合物を減圧濾過し、ろ液を40℃にて減圧留去により乾固した。残渣に水45.00gを入れた後、60℃にて炭酸ナトリウムの17質量%水溶液1.83gを添加し、pH7.7の均一溶液(以下、溶液I1と記載)とした。
溶液I1 9.90gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.34g(定量純度76.6%)を白色固体として得た。
[例58]
例57と同一手順にて溶液I1を得、これに、60℃にて炭酸ナトリウムの17質量%水溶液0.50gを添加しpH8.1の均一溶液(以下、溶液I2と記載)とした。
溶液I2 9.30gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.177g(定量純度91.9%)を白色固体として得た。
[例59]
例58と同一手順にて溶液I2を得、これに、60℃にて炭酸ナトリウムの17質量%水溶液0.50gを添加しpH8.5の均一溶液(以下、溶液I3と記載)とした。
溶液I3 9.49gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.165g(定量純度90.2%)を白色固体として得た。
[例60]
例59と同一手順にて溶液I3を得、これに、60℃にて炭酸ナトリウムの17質量%水溶液0.80gを添加しpH9.0の均一溶液(以下、溶液I4と記載)とした。
溶液I4 11.96gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.54g(定量純度90.5%)を白色固体として得た。
[例61]
例60と同一手順にて溶液I4を得、これに、60℃にて炭酸ナトリウムの17質量%水溶液1.8gを添加しpH9.6の均一溶液(以下、溶液I5と記載)とした。
溶液I5 11.22gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.29g(定量純度94.2%)を白色固体として得た。
[例62]
例61と同一手順にて溶液I5を得、これに、60℃にて炭酸ナトリウムの17質量%水溶液8.3gを添加しpH10.2の均一溶液(以下、溶液I6と記載)とした。
溶液I6 10.2gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.40g(定量純度71.5%)を橙色固体として得た。
Figure 0007688331000019
[例63]5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-アミンの合成
アセトヒドラジド15.00g(202.48mmol)のメタノール83.14g溶液に、-5.6℃にて臭化シアン22.30g(210.58mmol)のメタノール52.98gの溶液を18分かけて添加した。添加終了後、該反応混合物を室温(25℃)にて1時間撹拌し、該反応混合物を0℃に冷却した後、水酸化カリウム13.9gを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温まで昇温させ、3時間撹拌した。撹拌終了後、該反応混合物を減圧濾過し、ろ液を32℃にて減圧留去により乾固した。残渣に水45.00gを入れた後、水酸化カリウムの50質量%水溶液1.5gを添加し、pH7.4の均一溶液(以下、溶液J1と記載)とした。
溶液J1 10.60gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.34g(定量純度86.3%)を淡黄色固体として得た。
[例64]
例63と同一手順にて溶液J1を得、これに、60℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液0.050gを添加しpH7.8の均一溶液(以下、溶液J2と記載)とした。
溶液J2 8.61gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物791mg(定量純度89.8%)を淡黄色固体として得た。
[例65]
例64と同一手順にて溶液J2を得、これに、60℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液0.135gを添加しpH8.2の均一溶液(以下、溶液J3と記載)とした。
溶液J3 7.56gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物873mg(定量純度96.6%)を白色固体として得た。
[例66]
例65と同一手順にて溶液J3を得、これに、60℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液0.15gを添加しpH8.5の均一溶液(以下、溶液J4と記載)とした。
溶液J4 6.52gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物698mg(定量純度98.5%)を白色固体として得た。
[例67]
例66と同一手順にて溶液J4を得、これに、60℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液0.25gを添加しpH9.1の均一溶液(以下、溶液J5と記載)とした。
溶液J5 7.25gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物857mg(定量純度96.6%)を白色固体として得た。
[例68]
例67と同一手順にて溶液J5を得、これに、60℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液0.24gを添加しpH9.8の均一溶液(以下、溶液J6と記載)とした。
溶液J6 9.58gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.22g(定量純度98.8%)を淡黄色固体として得た。
[例69]
例68と同一手順にて溶液J6を得、これに、60℃にて水酸化カリウムの50質量%水溶液0.35gを添加しpH10.3の均一溶液(以下、溶液J7と記載)とした。
溶液J7 11.1gを、60℃にて30分撹拌した後、1時間に30℃の冷却速度で0℃まで冷却した。得られたスラリーを、0℃にて1時間撹拌した後、ろ過した。得られた固体を、減圧下にて乾燥することにより、目的物1.37g(定量純度88.2%)を淡黄色固体として得た。
Figure 0007688331000020
表4~表10に示す例は、式(6)で表される酢酸ヒドラジド化合物を式(7)で表されるハロゲン化シアン化合物と反応、環化させ、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させた後、系のpHを調整して晶析操作を実施したものである。
表4に示すように、反応混合物のpHを8.0~10.0に調整し、その後の晶析操作を実施することにより(例23~例25)、90%を超える定量純度にて、目的物を得ることができた。
一方、反応混合物のpHを8.0未満又は10.0超とし、その後の晶析操作を実施した場合(例21~例22、例26)、目的物の定量純度は83%未満にとどまる結果となった。
また表5、表9及び表10(無機塩基の種類を変更)、表6(アセトヒドラジド化合物1質量部に対して、晶析前に添加する水を2質量部に変更)、表7(晶析時間を変更)及び表8(晶析時の冷却速度を変更)に示すように、目的物の製造条件を変えた場合においても、反応混合物のpHを8.0~10.0に調整してその後の晶析操作を実施することによって(例29~例32、例36~例39など)、90%を超える定量純度にて目的物を得ることが確認された。また同様に、反応混合物のpHを8未満(例27~例28、例34~例35など)又はpHを10超(例33、例40~例41など)としてその後の晶析操作を実施した場合には、目的物の定量純度は最大でも90%未満にとどまる結果となった。
このように、酢酸ヒドラジド化合物とハロゲン化シアン化合物とを反応・環化させて式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させた後、不溶物をろ別し、系のpHを8.0~10.0に調整し、晶析することにより、上記所定の範囲からわずかに外れたpHに調整して晶析を実施した場合と比べても、特異的ともいえる定量純度にて、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物が得られることが確認された。
[参考製造方法1]5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-アミンの合成
1-アセチル-3-チオセミカルバジド2.00g(15.0mmol)及びアセトン12.0gの混合溶液に、室温にてジメチル硫酸1.89g(15.0mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて24時間撹拌した。撹拌終了後、該反応混合物に、氷冷下にて水酸化カリウムの51質量%水溶液3.31gを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて24時間撹拌した。撹拌終了後、室温にて水3.0gを添加した後、60℃にて該反応混合物中の不溶物をろ別した。得られたろ液に含まれる溶媒を、減圧下にて9.06g留去した。得られた残渣を、60℃にて30分撹拌した後、0℃に冷却し、1時間撹拌した。撹拌終了後、析出した固体をろ取することにより、目的物682mgを白色固体として得た。
融点:184~186℃
さらに、上記ろ取後に得られたろ液を、0℃に冷却し、1時間撹拌した。撹拌終了後、析出した固体をろ取することにより、目的物146mgを白色固体として得た。
融点:181~183℃
[参考例]1-アセチル-3-チオセミカルバジドの合成
チオセミカルバジド3.00g(33.0mmol)に、室温にて酢酸4.35g(72.5mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を加熱還流下にて4時間撹拌した。撹拌終了後、該反応混合物を60℃に冷却し、水4.50gを添加した後、氷冷下にて1時間撹拌した。撹拌終了後、析出した固体をろ取することにより、目的物3.66gを白色固体として得た。
融点:158~160℃

Claims (10)

  1. 式(1):
    Figure 0007688331000021
    で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の製造方法であって、
    式(2):
    Figure 0007688331000022
    で表されるセミカルバジド化合物を、
    前記式(2)で表されるセミカルバジド化合物1当量に対して、0.1乃至10当量の塩化ホスホリル、三塩化リン、五塩化リン及び五酸化二リンからなる群から選択される一種及び、
    式(3):
    Figure 0007688331000023
    で表されるカルボン酸化合物と反応させ、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させる工程と、
    前記生成工程後、反応生成物を精製する工程とを含み、
    前記精製工程は、前記反応生成物を含む混合物を水に投入し、混合物含有液を得る段階と、得られた混合物含有液のpHを9.0~10.0に調整する段階と、pH調整された該混合物含有液から式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を晶析する段階とを含む、製造方法。
  2. 前記精製工程において、pHを9.0~10.0に調整する段階は、無機塩基を用いて実施される、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記無機塩基は、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムから選択される、請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記無機塩基は、水酸化カリウムである、請求項3に記載の製造方法。
  5. 前記1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させる工程が、
    前記式(2)で表されるセミカルバジド化合物1当量に対して、0.1乃至10当量の塩化ホスホリル及び前記式(3)で表されるカルボン酸化合物と反応させる工程である、
    請求項1乃至請求項4のうち何れか一項に記載の製造方法。
  6. 式(1):
    Figure 0007688331000024
    で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の製造方法であって、
    式(6):
    Figure 0007688331000025
    で表される酢酸ヒドラジド化合物を、
    式(7):
    Figure 0007688331000026
    (式中、Halはハロゲン原子を表す。)で表されるハロゲン化シアン化合物と反応させて環化させ、式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を生成させる工程と、
    前記生成工程後、反応生成物を精製する工程とを含み、
    前記精製工程は、前記反応生成物を含む反応生成物含有液のpHを8.0~10.0に調整する段階と、pH調整された該反応生成物含有液から式(1)で表される1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物を晶析する段階とを含む、
    製造方法。
  7. 前記精製工程において、pHを8.0~10.0に調整する段階は、無機塩基を用いて実施される、請求項6に記載の製造方法。
  8. 前記無機塩基は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムから選択される、請求項7に記載の製造方法。
  9. 前記無機塩基は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムから選択される、請求項8に記載の製造方法。
  10. 前記精製工程におけるpHを8.0~10.0に調整する段階において、pH調整の前に、反応生成物含有液から不溶物をろ別する、請求項6乃至請求項9のうち何れか一項に記載の製造方法。
JP2022547011A 2020-09-07 2021-09-07 1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の製造方法 Active JP7688331B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020149799 2020-09-07
JP2020149799 2020-09-07
JP2021140056 2021-08-30
JP2021140056 2021-08-30
PCT/JP2021/032909 WO2022050427A1 (ja) 2020-09-07 2021-09-07 1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2022050427A1 JPWO2022050427A1 (ja) 2022-03-10
JP7688331B2 true JP7688331B2 (ja) 2025-06-04

Family

ID=80491147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022547011A Active JP7688331B2 (ja) 2020-09-07 2021-09-07 1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の製造方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7688331B2 (ja)
CN (1) CN116034103B (ja)
WO (1) WO2022050427A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2024134942A1 (ja) * 2022-12-22 2024-06-27

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002542229A (ja) 1999-04-20 2002-12-10 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー カルバミン酸誘導体および代謝型グルタミン酸受容体配位子としてその使用
JP2017025054A (ja) 2014-12-03 2017-02-02 日産化学工業株式会社 複素環アミド化合物

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4960708B2 (ja) * 2004-01-30 2012-06-27 バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド Atp結合カセットトランスポーターのモジュレーター
EP3133063A1 (de) * 2015-08-19 2017-02-22 Bayer CropScience AG Verfahren zur herstellung von 2-amino-1,3,4-oxadiazolen

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002542229A (ja) 1999-04-20 2002-12-10 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー カルバミン酸誘導体および代謝型グルタミン酸受容体配位子としてその使用
JP2017025054A (ja) 2014-12-03 2017-02-02 日産化学工業株式会社 複素環アミド化合物

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
EL-KARIM, I. A. G. et al.,Fatty Acids in Heterocyclic Synthesis. Part XIV: Synthesis of Surface Active Agents from Some Novel,J. Surfact. Deterg.,2014年,Vol. 17,pp. 509-523

Also Published As

Publication number Publication date
CN116034103A (zh) 2023-04-28
CN116034103B (zh) 2025-05-13
WO2022050427A1 (ja) 2022-03-10
JPWO2022050427A1 (ja) 2022-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2281815B1 (en) 4-(Acetylamino)-3-[(4-chlorophenyl)thio]-2-methyl-1H-indole-1-acetic acid ethyl ester intermediate compound
EP0430771B1 (fr) Dérivés de l'isoindolone, leur préparation et leur utilisation comme intermédiaires pour la préparation d'antagonistes de la substance P
JP3421354B2 (ja) 結晶性セフジニルアミン塩
KR100439282B1 (ko) N-[3-(3-시아노피라졸로[1,5-a]피리미딘-7-일)페닐]-N-에틸아세트아미드의개선된합성방법
HU187562B (en) Process for the preparation of 3,4-dihydro-2-bracket-1h-bracket closed-imino-quinazolin-3-acetic acid derivatives
HU228576B1 (en) Method for the preparation of citalopram
JP7688331B2 (ja) 1,3,4-オキサジアゾール-2-アミン化合物の製造方法
KR101127814B1 (ko) 신규의 중간체 및 이를 이용한 실데나필 또는 그의 염의 제조방법
KR20090119828A (ko) 4,4´-(1-메틸-1,2-에탄디일)-비스-(2,6-피페라진디온)의 신규 제조 방법
JPH0791266B2 (ja) ピロリドン誘導体の製造方法
TW202208377A (zh) 製備烷基7-胺基-5-甲基-[1,2,5]噁二唑并[3,4-b]吡啶羧酸酯之方法
JP3563643B2 (ja) イミダゾリン化合物、その中間体、およびそれらの製造方法、並びにアゼピン化合物およびその塩の製造方法
JPH02178285A (ja) イミダゾキノキサリンの化学的製造方法および該方法に使用する中間体
US20070167494A1 (en) Process for preparing a polymorph or rosiglitazone maleate
TWI225055B (en) Process for the preparation of 5-substituted isobenzofurans
TWI884151B (zh) 製備4-苯基-5-烷氧基羰基-2-噻唑-2-基-1,4-二氫嘧啶-6-基]甲基]-3-側氧-5,6,8,8a-四氫-1H-咪唑并[1,5-a]吡-2-基]-羧酸之替代方法
EP0641341A1 (fr) PROCEDE DE PREPARATION DE BENZO b]NAPHTYRIDINES
JPS6028822B2 (ja) 4−メチルイミダゾ−ル−5−カルボン酸イソプロピルエステルの製法
US5162534A (en) Process for the preparation of thiazoline derivatives
JP4434747B2 (ja) 1,2,3−トリアゾール化合物の製造法
CN102822184A (zh) N-取代-2-氨基-4-(羟基甲基氧膦基)-2-丁烯酸的制造方法
JP4379970B2 (ja) オレフィン化合物の製造法
JPH07258251A (ja) チザニジンの製造方法
JPH0316352B2 (ja)
KR100566562B1 (ko) 수마트립탄의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250506

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7688331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150