JP7686825B1 - デフレクタ装置の下部取付構造 - Google Patents

デフレクタ装置の下部取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】整流部材80の車幅方向両側を後側へ向けて延ばすことができ、かつ組立工程において整流部材80の下部に取り付けられた車幅方向両側に亘って長い下部取付部材60をフレーム3に組み付けていく際、組付不良の発生を抑制することができるサンルーフ用デフレクタ装置5の下部取付構造を提供する。
【解決手段】組付け完了位置で係止板部62の上部を第2縦壁部31cに設けられた凸部31d、34dへの係止位置に位置付ける方向へ押圧する押圧部63が設けられた下部取付部材60と、上方へ突出する第1縦壁部31b、34bおよび第1縦壁部31b、34bよりも開口部から離れた位置から上方へ突出する第2縦壁部31c、34cを有した固定部31a、34aとを備える。
【選択図】図12

Description

本開示は、車両のルーフに設けられるデフレクタ装置の下部取付構造に関する。
従来から、車両のルーフに設けられるデフレクタ装置が知られている。デフレクタ装置は、走行時の風を整流して車室内への風の巻き込みを抑制するメッシュ部材(整流部材)と、メッシュ部材の下部をルーフ側に取り付ける下側支持部材とを有している。サンルーフ装置が開状態にあるときには、メッシュサポートを上方へ動かすことによってメッシュ部材をルーフの上面よりも上方に達するまで展開させる一方、閉状態にあるときには、メッシュサポートを下方へ動かすことによってメッシュ部材を格納状態にすることができる。
特許文献1のデフレクタ装置では、メッシュ部材の下部をルーフ側に取り付ける下側支持部材が車両前後方向に延びる下板部と、下板部の前端部から上方へ延びる前板部と、前板部の上端から後方へ延びる上板部とを有し、後方に開放された断面形状となっている。メッシュ部材の下部を下側支持部材の開放部分から差し込んで、メッシュ部材の下端部に取り付けられたブレードによって下側支持部材の内部で保持している。
特許文献2のデフレクタ装置では、メッシュ部材の車幅方向両側を後側へ曲げるようにメッシュ部材が設けられている。
韓国公開2020/0077644号公報 特許第7202799号公報
ところで、特許文献2のようにメッシュ部材の車幅方向両側を後側へ曲げる構造を採用すれば整流効果が高まり、デフレクタ装置による風の巻き込みの抑制効果を高めることができると考えられるが、ルーフの開状態における快適性をより一層向上させたい場合には、特許文献2のメッシュ部材の車幅方向両側をさらに後側へ延ばしたい。
ところが、メッシュ部材の車幅方向両側を後側へ曲げた後、更に後方へ延ばそうとすると、下側支持部材の車幅方向両側もメッシュ部材と同様に後方へ大きく延ばす必要がある。
ここで、メッシュ部材の下側支持部材の構造として特許文献1の構造が知られているが、特許文献1の構造だと、下板部と上板部が前後方向に延びているので、例えばコスト低減のために、下側支持部材を直線状に押出成形した後に後側へ曲げて後方へ大きく延ばそうとすると、下板部および上板部の延びる方向が前後方向なので、そのように曲げるのは困難であると考えられる。よって、特許文献1の下側支持部材の断面形状のままで、車幅方向両側を後側へ大きく延ばすことは困難であり、このことを解決しようとすると、初めから後側へ曲がった形状となるように下側支持部材を成形しておかなければならず、上述した単純で低コストな押出成形を採用できないことから、コスト高を招く。
本開示は、車幅方向両側が後方へ延びる形状の整流部材を低コストかつ外れないようにフレームに取り付けることができるようにすることを目的とする。
第1の態様は、車両のルーフに形成された開口部の車両前縁部に沿うように延びる前側フレーム構成部および前側フレーム構成部の車幅方向両側からそれぞれ車両後側へ延びるコーナー部を有するフレームに対して取り付けられ、開口部を開閉するリッドの開閉動作に伴って展開状態と格納状態とに切り替えられる整流部材を備えたサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造を前提とする。デフレクタ装置の下部取付構造は、前側フレーム構成部およびコーナー部に沿って延びるように形成され、整流部材の下端部に連結されて整流部材をフレームに取り付ける下部取付部材と、フレームに設けられ、下部取付部材を前側フレーム構成部およびコーナー部に固定する固定部とを備えている。固定部は、上方へ突出するとともに、開口部の径方向に互いに間隔を空けて配置された第1縦壁部と第2縦壁部とを有している。下部取付部材は、第1縦壁部または第2縦壁部の一方に沿って上下方向に延びるとともに整流部材の下部が固定される基板部と、基板部の下部から第1縦壁部または第2縦壁部の他方に接近する側へ向けて上方へ延びる係止板部とを有するとともに、第1縦壁部および第2縦壁部の先端から基端に向けて組み付けられる。第1縦壁部または第2縦壁部の他方には、第1縦壁部または第2縦壁部の一方に接近する方向に突出し、組付け完了位置にある下部取付部材の係止板部の上端部に上方から係止する凸部が形成されている。下部取付部材には、組付け完了位置で係止板部の上部を凸部への係止位置に位置付けるように押圧する押圧部が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、下部取付部材の基板部が前後方向ではなく上下方向へ延びているので、下部取付部材を例えば押出成形した後、車幅方向両側を後側へ曲げやすい。さらに、下部取付部材を固定部に組み付ける際、第1縦壁部と第2縦壁部の間に下部取付部材を挿入するため、係止板部の上部は基板部に接近する方向に倒れるが、組付け完了位置では押圧部によって係止板部の基板部方向への倒れこみが防止される。
第2の態様は、第1の態様において、押圧部は、組付け完了位置に達する前に係止板部の上部が基板部に接近する方向へ向かうように係止板部の弾性変形を許容することを特徴とする。
この構成によれば、係止板部の上部の前面は、組付け完了位置に達する前には第1縦壁部または第2縦壁部に形成された凸部と接触し係止板部が弾性変形しながら基板部に接近する方向へ向かうことで組付けが容易になる。その後、組付け完了位置で第1縦壁部または第2縦壁部に形成された凸部より下に位置した瞬間に凸部が形成された第1縦壁部または第2縦壁部に勢いよく衝突する。この衝突時の振動あるいは手応えにより節度感が得られるので、下部取付部材の組付けが完了したことが組付者に分かりやすく、組付不良が起こりにくい。
第3の態様は、第1の態様において、押圧部は基板部の上下方向中間部に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、係止板部の先端と基板部との距離を一定に保持することができるので、組付け完了位置で係止板部の上部を第1縦壁部または第2縦壁部に形成された凸部へ確実に係止して、不良品の発生を低減できる。
第4の態様は、第3の態様において、押圧部は、係止板部の上下方向中間部に対応するように位置付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、係止板部の上下方向中間部に押圧部が当接するので、係止板部の上部が係止板部と押圧部との当接部を支点として基板部へ接近する方向に変位することができ、組付け完了位置で係止板部の先端が、凸部が形成された第1縦壁部または第2縦壁部に勢いよく衝突する。この衝突時の振動あるいは手応えにより節度感が得られる。
第5の態様は、第1の態様において、押圧部は、係止板部に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、係止板部の先端と基板部との距離を一定に保持することができるので、組付け完了位置で係止板部の上部を第1縦壁部または第2縦壁部に形成された凸部へ確実に係止して、不良品の発生を低減できる。
第6の態様は、第1の態様において、基板部の上下方向中間部は係止板部へ接近する側に突出した押圧凸部を有し、押圧部は、押圧凸部により構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、係止板部の先端と基板部との距離を一定に保持することができるので、組付け完了位置で係止板部の上部を第1縦壁部または第2縦壁部に形成された凸部へ確実に係止して、不良品の発生を低減できる。
第7の態様は、第1の態様において、基板部の上下方向中間部は係止板部へ接近する側に屈曲した押圧屈曲部を有し、押圧部は押圧屈曲部により構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、係止板部の先端と基板部との距離を一定に保持することができるので、組付け完了位置で係止板部の上部を第1縦壁部または第2縦壁部に形成された凸部へ確実に係止して、不良品の発生を低減できる。
第8の態様は、第3の態様、または第5から第7のいずれか1つの態様において、係止板部または基板部が押圧部に当接したとき、基板部における第1縦壁部または第2縦壁部の一方に対向する面から係止板部の上端までの距離が、基板部における第1縦壁部または第2縦壁部の一方に対向する面から係止板部における係止板部または基板部と押圧部とが当接する部位の第1縦壁部または第2縦壁部の他方に対向する面までの距離よりも大きくなるように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、下部取付部材を固定部へ圧入気味に挿入するので、組付け完了位置で係止板部の先端が凸部が形成された第1縦壁部または第2縦壁部に勢いよく衝突する。この衝突時の振動あるいは手応えにより節度感が得られる。
第9の態様は、車両のルーフに形成された開口部の車両前縁部に沿うように延びる前側フレーム構成部および前側フレーム構成部の車幅方向両側からそれぞれ車両後側へ延びるコーナー部を有するフレームに対して取り付けられ、開口部を開閉するリッドの開閉動作に伴って展開状態と格納状態とに切り替えられる整流部材を備えたサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造を前提とする。デフレクタ装置の下部取付構造は、前側フレーム構成部およびコーナー部に沿って延びるように形成され、整流部材の下端部に連結されて整流部材をフレームに取り付ける下部取付部材と、フレームに設けられ、下部取付部材を前側フレーム構成部およびコーナー部に固定する固定部とを備えている。固定部は、上方へ突出し、フレームの周方向に断続して設けられた第1縦壁部と、第1縦壁部よりも開口部から離れた位置から上方へ突出する第2縦壁部とを有している。下部取付部材は、第1縦壁部に沿って上下方向に延びるとともに整流部材の下部が固定される基板部と、基板部の下部から第2縦壁部に接近する側へ向けて上方へ延びる係止部とを有するとともに、第1縦壁部および第2縦壁部の先端から基端に向けて組付けられる。第2縦壁部には、開口部に接近する方向に突出し、組付け完了位置にある下部取付部材の係止部の上端部に上方から係止する凸部が形成されている。下部取付部材における少なくとも第1縦壁部の非存在領域には、下部取付部材の第2縦壁部から離れる方向への変形を抑制する変形抑制部が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、下部取付部材が前後方向ではなく上下方向へ延びているので、車幅方向両側を後側へ曲げやすい。また、下部取付部材における少なくとも第1縦壁部の非存在領域に設けられた変形抑制部が、当該下部取付部材の第2縦壁部から離れる方向への変形を抑制するので、組立工程において下部取付部材を固定部に確実に組み付けることができ、組付不良の発生を低減することができる。
第10の態様は、第9の態様において、変形抑制部は、基板部の下部と係止部とを連続させるように形成された厚肉部であることを特徴とする。
この構成によれば、基板部の下部と係止部とが厚肉部により連続するように形成されているので、下部取付部材が第2縦壁部から離れる方向への変形を効果的に抑制することができる。
第11の態様は、第10の態様において、厚肉部には肉抜き部が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、下部取付部材を一定の肉厚で形成することができるので、成形後の冷却による肉引けに起因する下部取付部材の寸法変化が低減される。したがって、少なくとも第1縦壁部の非存在領域において、下部取付部材が第2縦壁部から離れる方向へ変形することを抑制することができ、組付け不良の発生を低減することができる。
本態様によれば、整流部材の車幅方向両側を後側へ向けて延ばすことができるので、整流効果が高まり、デフレクタ装置による風の巻き込みの抑制効果を高めることができる。また、組立工程において、整流部材の下部を車幅方向両側に亘って長い下部取付部材に取り付けていく際、組付不良が発生することを抑制して、不良品の発生を低減することができる。
図1は、車両のルーフの斜視図である。リッドは全閉状態である。 図2は、車両のルーフの斜視図である。リッドは全開状態である。 図3は、フレームおよびデフレクタ装置の要部を拡大した斜視図である。 図4は、前側フレーム、コーナーカバーおよびデフレクタ装置の分解斜視図である。 図5は、フレームの要部を拡大した平面図である。 図6は、図5のVI-VI線断面図である。 図7は、図5のVII-VII線断面図である。 図8は、コーナーカバーの正面図である。 図9は、コーナーカバーの右側面図である。 図10は、デフレクタ装置の右側面図である。 図11は、デフレクタ装置の平面図である。 図12は、実施形態1に係る図11のXII- XII線断面図における、下部取付部材の図である。 図13は、実施形態1の変形例1に係る図12相当の図である。 図14は、実施形態1の変形例2に係る図12相当の図である。 図15は、実施形態1の変形例3に係る図12相当の図である。 図16は、実施形態1の変形例4に係る図12相当の図である。 図17は、実施形態1の変形例5に係る図12相当の図である。 図18は、実施形態1の変形例6に係る図12相当の図である。 図19は、実施形態1の変形例7に係る図12相当の図である。 図20は、実施形態2に係る図12相当の図である。 図21は、実施形態2の変形例1に係る図12相当の図である。 図22は、実施形態2の変形例2に係る図12相当の図である。 図23は、凸部が第1縦壁部に形成された状態を示す図12B相当の図である。 図24は、縦壁部が連続して設けられた状態を示す図5相当の図である。 図25は、図24のXXV-XXV線断面図である。 図26は、図24のXXVI-XXVI線断面図である。 図27は、第1縦壁部と第2縦壁部との離間距離が広い場合の、図25B相当の図である。 図28は、コーナー部が前側フレーム構成部に一体に形成された状態を示す図5相当の図である。
以下、本開示の実施形態に係るデフレクタ装置5について説明する。なお、本明細書では、説明の便宜上、車両前後方向における前側を「前」、後側を「後」、車幅方向における左側を「左」、右側を「右」と称する。また、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限することを意図するものではない。
(サンルーフ装置の全体構成)
デフレクタ装置5は、サンルーフ1に適用される。図1および図2に示すように、サンルーフ1は、車両のルーフ2に取り付けられる。
ルーフ2は、アウターパネル21と、該アウターパネル21を車室内側から覆うインナーパネル(図示省略)とで構成される。アウターパネル21とインナーパネルとの間には、空間が形成される。アウターパネル21には、略矩形状の開口部21aが形成されている一方、インナーパネルには、略矩形状の室内開口22aがアウターパネル21の開口部21aに対応して形成されている。
サンルーフ1は、インナーパネルの上側(外側)面に配設されるフレーム3と、該フレーム3の前側に配置される開閉機構23と、該開閉機構23によって駆動されるリッド4と、フレーム3の前端側に配置されるデフレクタ装置5とを備える。
開閉機構23は、プッシュプルケーブル24と、当該プッシュプルケーブル24を駆動する駆動モータ25とを備えている。プッシュプルケーブル24は、前側フレーム構成部31と両ガイドレール32とに敷設されている。プッシュプルケーブル24は、スライダ(図示省略)を介してリッド4と連結する。駆動モータ25は、前側フレーム構成部31に取り付けられている。
リッド4は、略矩形の透光性を有するガラスパネル41と、該ガラスパネル41の周縁部に設けられたウェザストリップ42とを有している。リッド4は、車体前後方向にスライドして開口部21aを開閉する。リッド4は、図1に示す全閉位置、および図2に示す全開位置との間で移動可能に構成されている。リッド4が全閉位置にあるときには、リッド4の周縁部がアウターパネル21の開口部21aの開口縁と密着する。リッド4が全閉位置から開動作を開始するときには、リッド4は、その後端部が全閉位置よりも沈み込む。開動作が継続されると、この状態のリッド4が後方へ移動する。リッド4が全開位置にあるとき、リッド4全体がアウターパネル21の下方に沈み込み、開口部21aが開放される。
図2~図5に示すように、フレーム3は、インナーパネルの室内開口22aの開口縁部に沿った枠状に形成される。フレーム3は、平面視で開口部21aの前縁部に沿って車幅方向に延びる前側フレーム構成部31と、開口部21aの車幅方向両外側に前後方向に延びるように併設されたガイドレール32と、前側フレーム構成部の車幅方向両側からそれぞれ車両後側へ延びるコーナー部34とを有している。コーナー部34は、上面に当該コーナー部34が設けられたコーナーカバー33を有している。左右両側のガイドレール32および左右両側のコーナーカバー33は、左右対称な構成をしている。コーナーカバー33は、下部取付部材60が延びる方向を左右から後方へ変えるための部材である。
図5に示すように、前側フレーム構成部31には、下部取付部材60を当該前側フレーム構成部31へ固定する前側固定部31aが設けられている。前側固定部31aは、前側第1縦壁部31bと、前側第2縦壁部31cとを有している。前側第1縦壁部31bは、前側フレーム構成部31(即ち、開口部21aの前縁)に沿って車幅方向(左右方向)に断続的に、かつ上方へ突出して立設されている。前側第2縦壁部31cは、前側第1縦壁部31bよりも開口部21aから離れた位置から上方へ突出しており、開口部21aから見て少なくとも前側第1縦壁部31bの非存在領域に断続的に立設されている。前側第2縦壁部31cには、前側第1縦壁部31bまたは開口部21aに接近する方向に突出し、図4に示す下部取付部材60が組付け完了位置となったときに下部取付部材60に上方から係止する、断面庇形状の前側凸部31dが形成されている。
図5~図9に示すように、コーナー部34には、下部取付部材60を当該コーナー部34へ固定するコーナー側固定部34aが設けられている。コーナー側固定部34aは、コーナー側第1縦壁部34bと、コーナー側第2縦壁部34cとを有している。コーナー側第1縦壁部34bは、前側フレーム構成部31の車幅方向両側からそれぞれ車両後側へコーナー部34(即ち、開口部21aのコーナー部分)に沿って湾曲方向に断続的に、かつ上方へ突出して立設されている。コーナー側第2縦壁部34cは、コーナー側第1縦壁部34bよりも開口部21aから離れた位置から上方へ突出しており、開口部21aから見て少なくともコーナー側第1縦壁部34bの非存在領域に断続的に立設されている。コーナー側第2縦壁部34cには、コーナー側第1縦壁部34bまたは開口部21aに接近する方向に突出し、組付け完了位置にある下部取付部材60を上方から係止するコーナー側凸部34dが形成されている。
デフレクタ装置5は、リッド4が後方に移動すると、アーム51の弾性により上方に付勢されているデフレクタ本体52が開口部21aの前縁上方に延出するように構成されている(図2を参照)。この状態のデフレクタ本体52は、風防として機能する。つまり、デフレクタ装置5は、開口部21aから車両内への風の侵入を抑制したり、風切音を低減したりする。リッド4が全閉位置になると、デフレクタ本体52はリッド4の下側に格納される。
(デフレクタ装置の詳細な構造)
デフレクタ装置5の詳細な構造について、図2および図10~図12を参照しながら説明する。デフレクタ装置5は、一対のアーム51と、該一対のアーム51によって整流部材80をルーフ2の上面よりも上方に達するまで展開させるデフレクタ本体52とを備える。図2に示すように、各アーム51は、その後端部が各ガイドレール32にそれぞれ支持される。各アーム51の前端は、デフレクタ本体52の左右両端に連結される。
デフレクタ本体52は、前側フレーム構成部31(即ち、開口部21aの前縁)に沿って車幅方向(左右方向)に延びるとともに、前側フレーム構成部31の車幅方向両側からそれぞれ車両後側へコーナー部34に沿って延びている。デフレクタ本体52は、前側フレーム構成部31に沿って車幅方向に延びる上部支持部材53と、上部支持部材53と下部取付部材60との間に保持される整流部材80と、前側フレーム構成部31およびコーナー部34に沿って延びるように形成され、整流部材80の下端部に連結されて整流部材80をフレーム3に取り付ける下部取付部材60とを有する。
整流部材80は、前側フレーム構成部31およびコーナー部34に沿って車幅方向に延びており、走行風を整流する機能を有する。整流部材80は、例えば微細な通気孔が形成される合成繊維で構成される。
(下部取付構造)
図10~図11に示すように、下部取付部材60は、整流部材80の下端に連結される。下部取付部材60は、整流部材80の裏側(後面)に固定される基板部61と、該基板部61の下端から前側上方に折り返される係止板部62とを有する。係止板部62がフレーム3に係合することで、下部取付部材60がフレーム3に固定される。
下部取付部材60は、上部支持部材53に対応するように、前側フレーム構成部31に沿って車幅方向に延びている。下部取付部材60は、整流部材80の下端部に連結されている。下部取付部材60は、折り曲げ可能な弾性を有する部材で構成される押出成形品であり、長手方向で同一の断面形状を持つ。
図12Aおよび図12Bに示すように、下部取付部材60は、前側第1縦壁部31bまたはコーナー側第1縦壁部34bに沿って上下方向に延びるとともに整流部材80の下部が固定される基板部61と、基板部61の下部から前側第2縦壁部31cまたはコーナー側第2縦壁部34cに接近する側へ向けて上方へ延びる係止板部62とを有している。基板部61の厚さおよび係止板部62の厚さは、それぞれ上下に亘ってほぼ一定である。係止板部62の厚さは、基板部61の厚さより小さい。係止板部62の上端は、基板部61の上端よりも下側に位置しており、押出成形後の基板部61と係止板部62との間の角度は、90°未満に形成されている。
基板部61には、組付け完了位置に達する前に係止板部62の上部が基板部61に接近する方向へ向かう当該係止板部62の弾性変形を許容しつつ、組付け完了位置で係止板部62の上部を前側凸部31dまたはコーナー側凸部34dへの係止位置に位置付ける方向へ押圧する押圧部63が設けられている。押圧部63は、基板部61における係止板部62と当接する範囲に、長手方向に連続して形成されている。押圧部63の先端部分は曲面をなしており、係止板部62の平面部が当該曲面に当接する。
押圧部63は、基板部61の上下方向中間部に形成され、係止板部62へ接近する側に基板部61が突出した押圧凸部63aを有している。係止板部62が押圧部63または押圧凸部63aに当接したとき、基板部61における前側第1縦壁部31bまたはコーナー側第1縦壁部34bに対向する面から係止板部62の上端までの距離が、前側第1縦壁部31bと前側第2縦壁部31cとの離間する距離、またはコーナー側第1縦壁部34bとコーナー側第2縦壁部34cとの離間する距離よりも少し大きくなるように、押圧凸部63aが基板部61から突出する寸法が設定されている。また、係止板部62または基板部61が押圧部63または押圧凸部63aに当接したとき、基板部61における第1縦壁部または第2縦壁部の一方に対向する面から係止板部62の上端までの距離が、基板部61における第1縦壁部または第2縦壁部の一方に対向する面から、係止板部62における係止板部62または基板部61と押圧部63とが当接する部位の第1縦壁部または第2縦壁部の他方に対向する面までの距離よりも大きくなるように形成されている。
なお、図12Bでは、係止板部62および押圧部63、ならびに係止板部62および第2縦壁部は当接しているように示されているが、第1縦壁部と第2縦壁部との離間距離によっては必ずしも当接しない。また、図12Bではコーナー側固定部34aの断面図を示しているが、前側固定部31aも同様の構造である。
下部取付部材60には、第1溝65と第2溝66とが形成されている。第1溝65は、基板部61の上方で、当該基板部61における前側第1縦壁部31bまたはコーナー側第1縦壁部34bに対向する面に形成されている。第2溝66は、基板部61と係止板部62の下端とが連結された連結部64に形成されている。第1溝65および第2溝66の横断面は円弧状に形成されている。第1溝65は、整流部材80を縫製する位置の目印となる。第2溝66を形成することで、この第2溝66に沿うように下部取付部材60を折り返しやすくなる。
下部取付部材60は、前側フレーム構成部31においては、前側第1縦壁部31bおよび前側第2縦壁部31cの先端から基端に向けて上から下へ、前側固定部31aに組み付けられるとともに、コーナー部34においては、コーナー側第1縦壁部34bおよびコーナー側第2縦壁部34cの先端から基端に向けて、コーナー側固定部34aに上から下へ組み付けられる。組付けられた後の係止板部62の先端部分は、組付け完了位置では弾性変形して前側第2縦壁部またはコーナー側第2縦壁部に沿った形状をなしている。前側第1縦壁部31bおよびコーナー側第1縦壁部34bは、本態様の第1縦壁部に相当する。前側第2縦壁部31cおよびコーナー側第2縦壁部34cは、本態様の第2縦壁部に相当する。
(実施形態1の作用効果)
この構成によれば、下部取付部材60の基板部61が前後方向ではなく上下方向へ延在しているので、下部取付部材60の車幅方向両側を後側へ曲げやすい。また、係止板部62の上部は、組付け完了位置に達する前には前側凸部31dまたはコーナー側凸部34dと接触して弾性変形しながら基板部61に接近する方向へ向かい、組付け完了位置では前側凸部31dまたはコーナー側凸部34dより下に位置した瞬間に前側第2縦壁部31cまたはコーナー側第2縦壁部34cに勢いよく衝突した後に、係止板部62の先端と基板部61との距離を一定に保持することができる。この衝突時の振動あるいは手応えにより節度感が得られ、組付け完了位置で係止板部62の上部を前側凸部31dまたはコーナー側凸部34dへ確実に係止することができる。したがって、組付けが完了したことが組付者に分かりやすく、不良品の発生を低減することができる。
(実施形態1の変形例1)
図13Aおよび図13Bに示すように、押圧部63は、係止板部62へ接近する側に基板部61が屈曲した押圧屈曲部63bを有していてもよい。この構成によれば、係止板部62の先端と基板部61との距離を一定に保持することができるので、組付け完了位置で係止板部62の上部を前側凸部31dまたはコーナー側凸部34dへ確実に係止して、不良品の発生を低減できる。
あるいは、押圧屈曲部63bにおける係止板部62に対向する面は、曲面であってもよい。この構成によれば、押圧屈曲部63bに当接した係止板部62あるいは基板部61は、下部取付部材60を前側固定部31aまたはコーナー側固定部34aへ取り付ける際に、押圧屈曲部63bの曲面に沿ってなだらかに弾性変形できる。つまり、局所的に変形することによる塑性変形を起こしにくくなるので、組付者に、組付け完了位置で係止板部62の先端が前側第2縦壁部31cまたはコーナー側第2縦壁部34cに勢いよく衝突することによる振動あるいは手応えにより節度感が得られやすくなる。なお、図13Bではコーナー側固定部34aの断面図を示しているが、前側固定部31aも同様の構造である。
(実施形態1のその他の変形例)
図14Aおよび図14Bは、変形例2を示すものである。押圧部63は、係止板部62における基板部61と当接する範囲に、長手方向に連続して形成されていてもよく、押圧部63は、基板部61へ接近する側に係止板部62が突出した押圧凸部63aを有していてもよい。この構成によれば、係止板部62の先端と基板部61との距離を一定に保持することができるので、組付け完了位置で係止板部62の上部を前側凸部31dまたはコーナー側凸部34dへ確実に係止して、不良品の発生を低減できる。なお、図14Bではコーナー側固定部34aの断面図を示しているが、前側固定部31aも同様の構造である。
図15Aおよび図15Bは、変形例3を示すものである。押圧部63は、係止板部62へ接近する側に基板部61が盛り上げられた押圧凸部63aを有していてもよい。この構成によれば、係止板部62の先端と基板部61との距離を一定に保持することができるので、組付け完了位置で係止板部62の上部を前側凸部31dまたはコーナー側凸部34dへ確実に係止して、不良品の発生を低減できる。なお、図15Bではコーナー側固定部34aの断面図を示しているが、前側固定部31aも同様の構造である。
図16Aおよび図16Bは、変形例4を示すものである。押圧部63は、係止板部62における基板部61と当接する範囲に、長手方向に連続して形成されていてもよく、押圧部63は、基板部61へ接近する側に係止板部62が盛り上げられた押圧凸部63aを有していてもよい。この構成によれば、係止板部62の先端と基板部61との距離を一定に保持することができるので、組付け完了位置で係止板部62の上部を前側凸部31dまたはコーナー側凸部34dへ確実に係止して、不良品の発生を低減できる。なお、図16Bではコーナー側固定部34aの断面図を示しているが、前側固定部31aも同様の構造である。
図17Aおよび図17Bは、変形例5を示すものである。押圧部63は、係止板部62における基板部61と当接する範囲に、長手方向に連続して形成されていてもよく、押圧部63は、基板部61へ接近する側に係止板部62が屈曲した押圧屈曲部63bを有していてもよい。この構成によれば、係止板部62の先端と基板部61との距離を一定に保持することができるので、組付け完了位置で係止板部62の上部を前側凸部31dまたはコーナー側凸部34dへ確実に係止して、不良品の発生を低減できる。なお、図17Bではコーナー側固定部34aの断面図を示しているが、前側固定部31aも同様の構造である。
図18Aおよび図18Bは、変形例6を示すものである。押圧部63は、係止板部62における基板部61と当接する範囲に、長手方向に連続して形成されていてもよく、押圧部63は、基板部61へ接近する側に係止板部62の板厚が先端側へかけて増大した押圧厚板部63cを有していてもよい。この構成によれば、係止板部62の先端と基板部61との距離を一定に保持することができるので、組付け完了位置で係止板部62の上部を前側凸部31dまたはコーナー側凸部34dへ確実に係止して、不良品の発生を低減できる。なお、図18Bではコーナー側固定部34aの断面図を示しているが、前側固定部31aも同様の構造である。
図19は、変形例7を示すものである。押圧部63は、係止板部62へ接近する側に基板部61の板厚が基板部61の上端側へかけて増大した押圧厚板部63cを有していてもよい。この構成によれば、係止板部62の先端と基板部61との距離を一定に保持することができるので、組付け完了位置で係止板部62の上部を前側凸部31dまたはコーナー側凸部34dへ確実に係止して、不良品の発生を低減できる。
(実施形態2)
図20Aおよび図20Bに示すように、下部取付部材60における少なくとも前側第1縦壁部31bまたはコーナー側第1縦壁部34bの非存在領域には、下部取付部材60が前側第2縦壁部31cまたはコーナー側第2縦壁部34cから離れる方向へ変形することを抑制するために、基板部61の下部と係止部72とを連続させるように形成された厚肉部73aを備えた変形抑制部73が設けられていてもよい。
この構成によれば、下部取付部材60の基板部61を前後方向ではなく上下方向へ延ばすことができるので、下部取付部材60の車幅方向両側を後側へ曲げやすい。また、下部取付部材60における少なくとも前側第1縦壁部31bまたはコーナー側第1縦壁部34bの非存在領域に設けられて、基板部61の下部と係止部72とが厚肉部73aにより連続するように形成された変形抑制部73が、下部取付部材60の前側第2縦壁部31cまたはコーナー側第2縦壁部34cから離れる方向への変形を抑制するので、組立工程において下部取付部材60が前側第2縦壁部31cまたはコーナー側第2縦壁部34cから離れる方向への変形を効果的に抑制することができる。したがって、下部取付部材60を前側固定部31aまたはコーナー側固定部34aに確実に組み付けることができるので、組付不良の発生を低減することができる。なお、図20Bではコーナー側固定部34aの断面図を示しているが、前側固定部31aも同様の構造である。
(実施形態2の変形例1)
図21Aおよび図21Bに示すように、厚肉部73aには肉抜き部73bがあってもよい。肉抜き部73bは空洞部、中空部等で構成することができる。この構成によれば、下部取付部材60を一定の肉厚で形成することができるので、成形後の冷却による肉引けに起因する下部取付部材60の寸法変化が低減される。したがって、少なくとも前側第1縦壁部31bまたはコーナー側第1縦壁部34bの非存在領域において、下部取付部材60が前側第2縦壁部31cまたはコーナー側第2縦壁部34cから離れる方向へ変形することを抑制することができ、組付け不良の発生を低減することができる。なお、図21Bではコーナー側固定部34aの断面図を示しているが、前側固定部31aも同様の構造である。
(実施形態2の変形例2)
図22に示すように、肉抜き部73bは基板部61の上端側まで形成されていてもよい。この構成によれば、下部取付部材60を一定の肉厚で形成することができるので、成形後の冷却による肉引けに起因する下部取付部材60の寸法変化が低減される。したがって、少なくとも前側第1縦壁部31bまたはコーナー側第1縦壁部34bの非存在領域において、下部取付部材60が前側第2縦壁部31cまたはコーナー側第2縦壁部34cから離れる方向へ変形することを抑制することができ、組付け不良の発生を低減することができる。
なお、図23に示すように、凸部は第1縦壁部に形成されていてもよい。
また、図示しないが、第1縦壁部に対して、開口部21aへ近づく位置に第2縦壁部が立設されていてもよい。
また、図24から図27に示すように、第1縦壁部および第2縦壁部は前側固定部からコーナー側固定部にかけて連続して設けられていてもよく、凸部は第1縦壁部または第2縦壁部から断続的に形成されていてもよい。図27は、コーナー部における第1縦壁部と第2縦壁部の離間距離が、図25Bのコーナー部における第1縦壁部と第2縦壁部の離間距離よりも離れている場合を示す。この場合、係止板部62および第2縦壁部は当接していない。このように、第1縦壁部と第2縦壁部との離間距離によっては、前側フレーム構成部31およびコーナー部34における、係止板部62および押圧部63、ならびに係止板部62および第2縦壁部は必ずしも当接しなくてもよい。
また、本開示の実施形態では、コーナー部34は、前側フレーム構成部31およびガイドレール32とは別部材で形成されたコーナーカバー33に設けられているが、図28に示すように、前側フレーム構成部31に形成されていてもよい。
以上説明したように、本発明は、デフレクタ装置の下部取付構造について有用である。
1 サンルーフ
2 ルーフ
21a 開口部
3 フレーム
31 前側フレーム構成部
31a 前側固定部
31b 前側第1縦壁部
31c 前側第2縦壁部
31d 前側凸部
34 コーナー部
34a コーナー側固定部
34b コーナー側第1縦壁部
34c コーナー側第2縦壁部
34d コーナー側凸部
4 リッド
5 デフレクタ装置
60 下部取付部材
61 基板部
62 係止板部
63 押圧部
63a 押圧凸部
63b 押圧屈曲部
73 変形抑制部
73a 厚肉部
73b 肉抜き部
80 整流部材

Claims (11)

  1. 車両のルーフに形成された開口部の車両前縁部に沿うように延びる前側フレーム構成部および前記前側フレーム構成部の車幅方向両側からそれぞれ車両後側へ延びるコーナー部を有するフレームに対して取り付けられ、前記開口部を開閉するリッドの開閉動作に伴って展開状態と格納状態とに切り替えられる整流部材を備えたサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造であって、
    前記前側フレーム構成部および前記コーナー部に沿って延びるように形成され、前記整流部材の下端部に連結されて前記整流部材を前記フレームに取り付ける下部取付部材と、
    前記フレームに設けられ、前記下部取付部材を前記前側フレーム構成部および前記コーナー部に固定する固定部と、を備え、
    前記固定部は、
    上方へ突出するとともに、前記開口部の径方向に互いに間隔を空けて配置された第1縦壁部と第2縦壁部とを有し、
    前記下部取付部材は、
    前記第1縦壁部または前記第2縦壁部の一方に沿って上下方向に延びるとともに前記整流部材の下部が固定される基板部と、前記基板部の下部から前記第1縦壁部または前記第2縦壁部の他方に接近する側へ向けて上方へ延びる係止板部とを有するとともに、
    前記第1縦壁部および前記第2縦壁部の先端から基端に向けて組み付けられ、
    前記第1縦壁部または前記第2縦壁部の他方には、前記第1縦壁部または前記第2縦壁部の一方に接近する方向に突出し、組付け完了位置にある前記下部取付部材の前記係止板部の上端部に上方から係止する凸部が形成され、
    前記下部取付部材には、組付け完了位置で前記係止板部の上部を前記凸部への係止位置に位置付けるように押圧する押圧部が設けられていることを特徴とするサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造。
  2. 請求項1に記載のサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造において、
    前記押圧部は、組付け完了位置に達する前に前記係止板部の上部が前記基板部に接近する方向へ向かうように前記係止板部の弾性変形を許容することを特徴とするサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造。
  3. 請求項1に記載のサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造において、
    前記押圧部は前記基板部の上下方向中間部に形成されていることを特徴とするサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造。
  4. 請求項3に記載のサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造において、
    前記押圧部は、前記係止板部の上下方向中間部に対応するように位置付けられていることを特徴とするサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造。
  5. 請求項1に記載のサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造において、
    前記押圧部は、前記係止板部に形成されていることを特徴とするサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造。
  6. 請求項1に記載のサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造において、
    前記基板部の上下方向中間部は前記係止板部へ接近する側に突出した押圧凸部を有し、前記押圧部は、前記押圧凸部により構成されていることを特徴とするサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造。
  7. 請求項1に記載のサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造において、
    前記基板部の上下方向中間部は前記係止板部へ接近する側に屈曲した押圧屈曲部を有し、前記押圧部は、前記押圧屈曲部により構成されていることを特徴とするサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造。
  8. 請求項3、または請求項5から7のいずれか1つに記載のサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造において、
    前記係止板部または前記基板部が前記押圧部に当接したとき、前記基板部における前記第1縦壁部または前記第2縦壁部の一方に対向する面から前記係止板部の上端までの距離が、前記基板部における前記第1縦壁部または前記第2縦壁部の一方に対向する面から前記係止板部における前記係止板部または前記基板部と前記押圧部とが当接する部位の前記第1縦壁部または前記第2縦壁部の他方に対向する面までの距離よりも大きくなるように形成されていることを特徴とするサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造。
  9. 車両のルーフに形成された開口部の車両前縁部に沿うように延びる前側フレーム構成部および前記前側フレーム構成部の車幅方向両側からそれぞれ車両後側へ延びるコーナー部を有するフレームに対して取り付けられ、前記開口部を開閉するリッドの開閉動作に伴って展開状態と格納状態とに切り替えられる整流部材を備えたサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造であって、
    前記前側フレーム構成部および前記コーナー部に沿って延びるように形成され、前記整流部材の下端部に連結されて前記整流部材を前記フレームに取り付ける下部取付部材と、
    前記フレームに設けられ、前記下部取付部材を前記前側フレーム構成部および前記コーナー部に固定する固定部と、を備え、
    前記固定部は、
    上方へ突出し、前記フレームの周方向に断続して設けられた第1縦壁部と、前記第1縦壁部よりも前記開口部から離れた位置から上方へ突出する第2縦壁部とを有し、
    前記下部取付部材は、
    前記第1縦壁部に沿って上下方向に延びるとともに前記整流部材の下部が固定される基板部と、前記基板部の下部から前記第2縦壁部に接近する側へ向けて上方へ延びる係止部とを有するとともに、
    前記第1縦壁部および前記第2縦壁部の先端から基端に向けて組付けられ、
    前記第2縦壁部には、前記開口部に接近する方向に突出し、組付け完了位置にある前記下部取付部材の前記係止部の上端部に上方から係止する凸部が形成され、
    前記下部取付部材における少なくとも前記第1縦壁部の非存在領域には、前記下部取付部材の前記第2縦壁部から離れる方向への変形を抑制する変形抑制部が設けられていることを特徴とするサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造。
  10. 請求項9に記載のサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造において、
    前記変形抑制部は、前記基板部の下部と前記係止部とを連続させるように形成された厚肉部であることを特徴とするサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造。
  11. 請求項10に記載のサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造において、
    前記厚肉部には肉抜き部が設けられていることを特徴とするサンルーフ用デフレクタ装置の下部取付構造。
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