JP7531239B2 - 銅ニッケル合金電極用導電性インク、銅ニッケル合金電極付基板、および、それらの製造方法 - Google Patents
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Description
Cu(HCOO)2(L1)m・・・A
Ni(HCOO)2(L2)n・・・B
ここで、mおよびnは、それぞれ、2~6の自然数であり、L1は、同一または別異の、アミノ基を1つ有するアミノアルコールであり、L2は、同一または別異の、アミノ基を1つ有する脂肪族アミンであるか、または、その逆である。
前記アミノアルコールは、第一級アミノ基を1つ有し、水酸基を少なくとも1つ有し、炭素数1以上20以下の、飽和または不飽和である、直鎖、分岐鎖または環状の炭化水素基を有してもよい。
前記アミノアルコールは、2-アミノエタノール、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、1-アミノ-2-プロパノール、2-アミノ-1-プロパノール、1-アミノ-2-メチル-2-プロパノール、2-アミノ-1-ブタノール、1-アミノ-2-ブタノール、2-アミノ-3,3-ジメチル-1-ブタノール、2-アミノ-3-メチル-1-ブタノール、2-アミノ-4-メチル-1-ペンタノール、3-アミノ-1-プロパノール、5-アミノ-1-ペンタノール、6-アミノ-1-ヘキサノール、3-アミノ-2,2-ジメチル-1-プロパノール、4-アミノ-1-ブタノール、8-アミノ-1-オクタノール、10-アミノ-1-デカノール、12-アミノ-1-ドデカノール、2-アミノシクロヘキサノール、4-アミノ-2-メチル-1-ブタノール、2-アミノ-1,3-プロパンジオール、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、3-アミノ-1,2-プロパンジオール、および、2-アミノ-2-エチル-1,3-プロパンジオールからなる群から選択されてもよい。
前記脂肪族アミンは、第一級アミノ基を1つ有し、炭素数1以上20以下の、飽和または不飽和である、直鎖、分岐鎖または環状の炭化水素基を有してもよい。
前記脂肪族アミンは、2-エチルヘキシルアミン、n-ブチルアミン、tert-ブチルアミン、ベンジルアミン、n-ヘキシルアミン、2-ヘプチルアミン、シクロヘキシルアミン、および、n-ドデシルアミンからなる群から選択されてもよい。
前記ニッケルの含有割合は、10質量%以上70質量%以下の範囲であってもよい。
前記ニッケルの含有割合は、19質量%以上67質量%以下の範囲であってもよい。
上記導電性インクは、銅粒子および/またはニッケル粒子をさらに含有してもよい。
上記導電性インクは、一価アルコールおよび/または多価アルコールをさらに含有してもよい。
前記一価アルコールは、メタノール、エタノール、1-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール、2-メチル-1-ブタノール、1-ペンタノール、2-ペンタノール、3-ペンタノール、3-メチル-1-ブタノール、2-メチル-1-ブタノール、2,2-ジメチル-1-プロパノール、3-メチル-2-ブタノール、および、2-メチル-2-ブタノールからなる群から選択されてもよい。
前記多価アルコールは、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ブチレングリコール、ペンタンジオール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、および、グリセリンからなる群から選択されてもよい。
本発明による上記導電性インクを製造する方法は、ギ酸銅とL1で表されるアミン配位子とを混合し、銅錯体を形成することと、ギ酸ニッケルとL2で表されるアミン配位子とを混合し、ニッケル錯体を形成することと、前記銅錯体と前記ニッケル錯体とを、前記銅錯体に対する前記ニッケル錯体の質量比が、0.05以上6未満を満たすように混合することとを包含し、前記L1は、同一または別異の、アミノ基を1つ有するアミノアルコールであり、前記L2は、同一または別異の、アミノ基を1つ有する脂肪族アミンであるか、または、その逆であり、これにより上記課題を解決する。
前記ニッケル錯体を形成することは、多価アルコールをさらに混合してもよい。
前記多価アルコールは、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ブチレングリコール、ペンタンジオール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、および、グリセリンからなる群から選択されてもよい。
前記混合することは、一価アルコールをさらに添加してもよい。
前記混合することは、銅粒子および/またはニッケル粒子をさらに混合してもよい。
本発明による銅ニッケル合金電極付基板は、基板と、前記基板上に位置する銅ニッケル合金を含有する電極とを備え、前記銅ニッケル合金中の銅とニッケルとの合計質量に対するニッケルの含有割合は、5質量%以上80質量%未満の範囲であり、これにより上記課題を解決する。
前記基板は、ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、および、ポリオレフィン樹脂からなる群から選択されてもよい。
本発明による銅ニッケル合金電極付基板を製造する方法は、上記導電性インクを基板に塗布することと、前記導電性インクが塗布された基板を加熱することとを包含し、これにより上記課題を解決する。
前記塗布することは、スピンコート法、スプレー塗布法、ディップコート法、スリットコート法、スロットコート法、バーコート法、ロールコート法、カーテンコート法、グラビア印刷法、インクジェット法、および、スクリーン印刷法からなる群から選択された手法を用いてもよい。
前記加熱することは、170℃以上250℃以下の温度範囲で1分以上60分以下の時間範囲で加熱してもよい。
上記方法は、前記加熱することに続いて、光照射による加熱を行うことをさらに包含してもよい。
実施の形態1では、本発明の銅ニッケル合金電極用導電性インクおよびその製造方法について説明する。
Cu(HCOO)2(L1)m・・・A
Ni(HCOO)2(L2)n・・・B
ここで、mおよびnは、それぞれ、2~6の自然数であり、L1およびL2はアミン配位子である。詳細には、L1は、同一または別異の、アミノ基を1つ有するアミノアルコールであり、L2は、同一または別異の、アミノ基を1つ有する脂肪族アミンであるか、または、その逆、すなわち、L1は、同一または別異の、アミノ基を1つ有する脂肪族アミンであり、L2は、同一または別異の、アミノ基を1つ有するアミノアルコールである。このようなアミノアルコールと脂肪族アミンとの組み合わせにすることにより、塗布後の熱処理において、銅ニッケル合金が得られるので、耐酸化性に優れ、安定な金属配線を提供できる。
図1は、本発明の導電性インクを製造する工程を示すフローチャートである。
実施の形態2では、本発明の銅ニッケル合金電極付基板およびその製造方法を説明する。
図3は、本発明の銅ニッケル合金電極付基板を製造する工程を示すフローチャートである。
ギ酸銅二水和物(HCOO)2Cu・2H2Oおよびギ酸ニッケル二水和物(HCOO)2Ni・2H2Oを富士フイルム和光純薬株式会社から購入した。アミン配位子として表1に示すアミン配位子Lをナカライテスク株式会社から購入した。エチレングリコールおよびイソプロパノールをナカライテスク株式会社から購入した。
例1~例21では、ギ酸銅二水和物、ギ酸ニッケル二水和物、および、表1に示す種々のアミン配位子Lを用いて、種々の導電性インクを製造し、それを用いて電極を形成した。
図6は、例7~例10の電極の光学顕微鏡写真を示す図である。
図8は、例1の電極のEDS元素マッピングを示す図である。
図9は、例7~例9の電極のSEM像を示す図である。
図10は、例17~例18の電極のSEM像を示す図である。
図13は、電極の電気抵抗のニッケル含有割合依存性を示す図である。
表6において、「銅ニッケル合金の生成」の欄の記号の意味は、それぞれ、次の通りである。丸印:銅とニッケルが均一に混合した合金が生成された、三角印:銅とニッケルの合金化が不十分であった、バツ印:導電性インクの製造にニッケル錯体を用いなかった。また、「モルフォロジ」の欄には、上述した各電極の表面の様態を簡単に示した。
210 基板
220 銅ニッケル合金を含有する電極
Claims (30)
- 一般式Aで表される銅錯体と、一般式Bで表されるニッケル錯体とを含有し、
銅とニッケルとの合計質量に対するニッケルの含有割合は、5質量%以上80質量%未満の範囲である、銅ニッケル合金電極用導電性インク。
Cu(HCOO)2(L1)m・・・A
Ni(HCOO)2(L2)n・・・B
ここで、mおよびnは、それぞれ、2~6の自然数であり、L1は、同一または別異の、アミノ基を1つ有するアミノアルコールであり、L2は、同一または別異の、アミノ基を1つ有する脂肪族アミンであるか、または、その逆であり、
前記脂肪族アミンは、2-エチルヘキシルアミン、n-ブチルアミン、tert-ブチルアミン、ベンジルアミン、n-ヘキシルアミン、2-ヘプチルアミン、シクロヘキシルアミン、および、n-ドデシルアミンからなる群から選択される。 - 銅粒子および/またはニッケル粒子をさらに含有し、一価アルコールおよび/または多価アルコールをさらに含有する、請求項1に記載の導電性インク。
- 前記一価アルコールは、メタノール、エタノール、1-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール、2-メチル-1-ブタノール、1-ペンタノール、2-ペンタノール、3-ペンタノール、3-メチル-1-ブタノール、2-メチル-1-ブタノール、2,2-ジメチル-1-プロパノール、3-メチル-2-ブタノール、および、2-メチル-2-ブタノールからなる群から選択される、請求項2に記載の導電性インク。
- 前記多価アルコールは、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ブチレングリコール、ペンタンジオール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、および、グリセリンからなる群から選択される、請求項2または3に記載の導電性インク。
- 一般式Aで表される銅錯体と、一般式Bで表されるニッケル錯体とを含有し、
銅粒子および/またはニッケル粒子をさらに含有し、
銅とニッケルとの合計質量に対するニッケルの含有割合は、5質量%以上80質量%未満の範囲である、銅ニッケル合金電極用導電性インク。
Cu(HCOO) 2 (L 1 ) m ・・・A
Ni(HCOO) 2 (L 2 ) n ・・・B
ここで、mおよびnは、それぞれ、2~6の自然数であり、L 1 は、同一または別異の、アミノ基を1つ有するアミノアルコールであり、L 2 は、同一または別異の、アミノ基を1つ有する脂肪族アミンであるか、または、その逆である。 - 一般式Aで表される銅錯体と、一般式Bで表されるニッケル錯体とを含有し、
一価アルコールおよび/または多価アルコールをさらに含有し、
銅とニッケルとの合計質量に対するニッケルの含有割合は、5質量%以上80質量%未満の範囲である、銅ニッケル合金電極用導電性インク。
Cu(HCOO) 2 (L 1 ) m ・・・A
Ni(HCOO) 2 (L 2 ) n ・・・B
ここで、mおよびnは、それぞれ、2~6の自然数であり、L 1 は、同一または別異の、アミノ基を1つ有するアミノアルコールであり、L 2 は、同一または別異の、アミノ基を1つ有する脂肪族アミンであるか、または、その逆である。 - 前記一価アルコールは、メタノール、エタノール、1-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール、2-メチル-1-ブタノール、1-ペンタノール、2-ペンタノール、3-ペンタノール、3-メチル-1-ブタノール、2-メチル-1-ブタノール、2,2-ジメチル-1-プロパノール、3-メチル-2-ブタノール、および、2-メチル-2-ブタノールからなる群から選択される、請求項6に記載の導電性インク。
- 前記多価アルコールは、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ブチレングリコール、ペンタンジオール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、および、グリセリンからなる群から選択される、請求項6または7に記載の導電性インク。
- 前記脂肪族アミンは、第一級アミノ基を1つ有し、炭素数1以上20以下の、飽和または不飽和である、直鎖、分岐鎖または環状の炭化水素基を有する、請求項5~8のいずれかに記載の導電性インク。
- 前記脂肪族アミンは、2-エチルヘキシルアミン、n-ブチルアミン、tert-ブチルアミン、ベンジルアミン、n-ヘキシルアミン、2-ヘプチルアミン、シクロヘキシルアミン、および、n-ドデシルアミンからなる群から選択される、請求項9に記載の導電性インク。
- 前記アミノアルコールは、第一級アミノ基を1つ有し、水酸基を少なくとも1つ有し、炭素数1以上20以下の、飽和または不飽和である、直鎖、分岐鎖または環状の炭化水素基を有する、請求項1~10のいずれかに記載の導電性インク。
- 前記アミノアルコールは、2-アミノエタノール、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、1-アミノ-2-プロパノール、2-アミノ-1-プロパノール、1-アミノ-2-メチル-2-プロパノール、2-アミノ-1-ブタノール、1-アミノ-2-ブタノール、2-アミノ-3,3-ジメチル-1-ブタノール、2-アミノ-3-メチル-1-ブタノール、2-アミノ-4-メチル-1-ペンタノール、3-アミノ-1-プロパノール、5-アミノ-1-ペンタノール、6-アミノ-1-ヘキサノール、3-アミノ-2,2-ジメチル-1-プロパノール、4-アミノ-1-ブタノール、8-アミノ-1-オクタノール、10-アミノ-1-デカノール、12-アミノ-1-ドデカノール、2-アミノシクロヘキサノール、4-アミノ-2-メチル-1-ブタノール、2-アミノ-1,3-プロパンジオール、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、3-アミノ-1,2-プロパンジオール、および、2-アミノ-2-エチル-1,3-プロパンジオールからなる群から選択される、請求項11に記載の導電性インク。
- 前記ニッケルの含有割合は、10質量%以上70質量%以下の範囲である、請求項1~12のいずれかに記載の導電性インク。
- 前記ニッケルの含有割合は、19質量%以上67質量%以下の範囲である、請求項13に記載の導電性インク。
- ギ酸銅と、アミン配位子L 1 としての材料とを混合し、一般式Aで表される銅錯体を形成することと、
ギ酸ニッケルと、アミン配位子L 2 としての材料とを混合し、一般式Bで表されるニッケル錯体を形成することと、
前記銅錯体と前記ニッケル錯体とを、前記銅錯体に対する前記ニッケル錯体の質量比が、0.05以上6未満を満たすように混合することと
を包含する、銅ニッケル合金電極用導電性インクを製造する方法。
Cu(HCOO) 2 (L 1 ) m ・・・A
Ni(HCOO) 2 (L 2 ) n ・・・B
ここで、前記一般式Aにおいて、mは、2~6の自然数であり、前記一般式Bにおいて、nは、2~6の自然数であり、
前記アミン配位子L 1 としての材料は、同一または別異の、アミノ基を1つ有するアミノアルコールであり、前記アミン配位子L 2 としての材料は、同一または別異の、アミノ基を1つ有する脂肪族アミンであるか、または、その逆であり、
前記脂肪族アミンは、2-エチルヘキシルアミン、n-ブチルアミン、tert-ブチルアミン、ベンジルアミン、n-ヘキシルアミン、2-ヘプチルアミン、シクロヘキシルアミン、および、n-ドデシルアミンからなる群から選択される。 - さらに、以下の(i)~(iii)のいずれかを満たす、請求項15に記載の方法。
(i)前記混合することは、銅粒子および/またはニッケル粒子をさらに混合し、一価アルコールをさらに添加する。
(ii)前記ニッケル錯体を形成することは、多価アルコールをさらに混合し、前記混合することは、銅粒子および/またはニッケル粒子をさらに混合する。
(iii)前記ニッケル錯体を形成することは、多価アルコールをさらに混合し、前記混合することは、銅粒子および/またはニッケル粒子をさらに混合し、一価アルコールをさらに添加する。 - 前記一価アルコールは、メタノール、エタノール、1-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール、2-メチル-1-ブタノール、1-ペンタノール、2-ペンタノール、3-ペンタノール、3-メチル-1-ブタノール、2-メチル-1-ブタノール、2,2-ジメチル-1-プロパノール、3-メチル-2-ブタノール、および、2-メチル-2-ブタノールからなる群から選択される、請求項16に記載の方法。
- 前記多価アルコールは、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ブチレングリコール、ペンタンジオール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、および、グリセリンからなる群から選択される、請求項16または17に記載の方法。
- ギ酸銅と、アミン配位子L 1 としての材料とを混合し、一般式Aで表される銅錯体を形成することと、
ギ酸ニッケルと、アミン配位子L 2 としての材料とを混合し、一般式Bで表されるニッケル錯体を形成することと、
前記銅錯体と前記ニッケル錯体とを、前記銅錯体に対する前記ニッケル錯体の質量比が、0.05以上6未満を満たすように混合し、銅粒子および/またはニッケル粒子をさらに混合することと
を包含する、銅ニッケル合金電極用導電性インクを製造する方法。
Cu(HCOO) 2 (L 1 ) m ・・・A
Ni(HCOO) 2 (L 2 ) n ・・・B
ここで、前記一般式Aにおいて、mは、2~6の自然数であり、前記一般式Bにおいて、nは、2~6の自然数であり、
前記アミン配位子L 1 としての材料は、同一または別異の、アミノ基を1つ有するアミノアルコールであり、前記アミン配位子L 2 としての材料は、同一または別異の、アミノ基を1つ有する脂肪族アミンであるか、または、その逆である。 - ギ酸銅と、アミン配位子L 1 としての材料とを混合し、一般式Aで表される銅錯体を形成することと、
ギ酸ニッケルと、アミン配位子L 2 としての材料とを混合し、一般式Bで表されるニッケル錯体を形成することと、
前記銅錯体と前記ニッケル錯体とを、前記銅錯体に対する前記ニッケル錯体の質量比が、0.05以上6未満を満たすように混合することと
を包含する、銅ニッケル合金電極用導電性インクを製造する方法。
Cu(HCOO) 2 (L 1 ) m ・・・A
Ni(HCOO) 2 (L 2 ) n ・・・B
ここで、前記一般式Aにおいて、mは、2~6の自然数であり、前記一般式Bにおいて、nは、2~6の自然数であり、
前記アミン配位子L 1 としての材料は、同一または別異の、アミノ基を1つ有するアミノアルコールであり、前記アミン配位子L 2 としての材料は、同一または別異の、アミノ基を1つ有する脂肪族アミンであるか、または、その逆であり、
さらに、以下の(i)~(iii)のいずれかを満たす:
(i)前記混合することは、一価アルコールをさらに添加する。
(ii)前記ニッケル錯体を形成することは、多価アルコールをさらに混合する。
(iii)前記ニッケル錯体を形成することは、多価アルコールをさらに混合し、前記混合することは、一価アルコールをさらに添加する。 - 前記一価アルコールは、メタノール、エタノール、1-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール、2-メチル-1-ブタノール、1-ペンタノール、2-ペンタノール、3-ペンタノール、3-メチル-1-ブタノール、2-メチル-1-ブタノール、2,2-ジメチル-1-プロパノール、3-メチル-2-ブタノール、および、2-メチル-2-ブタノールからなる群から選択される、請求項20に記載の方法。
- 前記多価アルコールは、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ブチレングリコール、ペンタンジオール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、および、グリセリンからなる群から選択される、請求項20または21に記載の方法。
- 前記脂肪族アミンは、第一級アミノ基を1つ有し、炭素数1以上20以下の、飽和または不飽和である、直鎖、分岐鎖または環状の炭化水素基を有する、請求項19~22のいずれかに記載の方法。
- 前記脂肪族アミンは、2-エチルヘキシルアミン、n-ブチルアミン、tert-ブチルアミン、ベンジルアミン、n-ヘキシルアミン、2-ヘプチルアミン、シクロヘキシルアミン、および、n-ドデシルアミンからなる群から選択される、請求項23に記載の方法。
- 前記アミノアルコールは、第一級アミノ基を1つ有し、水酸基を少なくとも1つ有し、炭素数1以上20以下の、飽和または不飽和である、直鎖、分岐鎖または環状の炭化水素基を有する、請求項15~24のいずれかに記載の方法。
- 前記アミノアルコールは、2-アミノエタノール、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、1-アミノ-2-プロパノール、2-アミノ-1-プロパノール、1-アミノ-2-メチル-2-プロパノール、2-アミノ-1-ブタノール、1-アミノ-2-ブタノール、2-アミノ-3,3-ジメチル-1-ブタノール、2-アミノ-3-メチル-1-ブタノール、2-アミノ-4-メチル-1-ペンタノール、3-アミノ-1-プロパノール、5-アミノ-1-ペンタノール、6-アミノ-1-ヘキサノール、3-アミノ-2,2-ジメチル-1-プロパノール、4-アミノ-1-ブタノール、8-アミノ-1-オクタノール、10-アミノ-1-デカノール、12-アミノ-1-ドデカノール、2-アミノシクロヘキサノール、4-アミノ-2-メチル-1-ブタノール、2-アミノ-1,3-プロパンジオール、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、3-アミノ-1,2-プロパンジオール、および、2-アミノ-2-エチル-1,3-プロパンジオールからなる群から選択される、請求項25に記載の方法。
- 請求項1~14のいずれかに記載の導電性インクを基板に塗布することと、
前記導電性インクが塗布された基板を加熱すること
とを包含する、銅ニッケル合金電極付基板を製造する方法。 - 前記塗布することは、スピンコート法、スプレー塗布法、ディップコート法、スリットコート法、スロットコート法、バーコート法、ロールコート法、カーテンコート法、グラビア印刷法、インクジェット法、および、スクリーン印刷法からなる群から選択された手法を用いる、請求項27に記載の方法。
- 前記加熱することは、170℃以上250℃以下の温度範囲で1分以上60分以下の時間範囲で加熱する、請求項27または28に記載の方法。
- 前記加熱することに続いて、光照射による加熱を行うことをさらに包含する、請求項27~29のいずれかに記載の方法。
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