JP7487638B2 - 回転電機及び電機子 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機及び電機子に関する。
回転電機は、多相の電機子巻線が電機子コアに巻装された電機子を有する。この電機子巻線として、従来、U字形状のコイルセグメントの両脚部を、電機子コアのスロットに対して、軸方向一方側から差し込み、他方側において突出したコイルセグメントの脚部同士を接続することにより、構成するものが知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1の電機子巻線では、周方向において離れたコイルセグメントに対してインバータなどと接続される動力線と接続する際、バスバーを利用して接続している。
特許第4069425号公報
ところで、特許文献1では、バスバー群を樹脂モールドした端子台をコイルエンドに接続して固定している。より詳しくは、コイルエンドから軸方向外側に突出する複数のコイル端部を、それぞれ端子台のバスバーに接合することにより、複数のコイル端部によって端子台を支えるように、取り付けている。
しかしながら、電機子巻線の材質や太さなどは、モータの規格(大きさや出力など)により定められており、コイル端部は、その電機子巻線に応じて強度がある程度定められてしまう。このため、端子台を支えるには強度不足となる場合があり、外力によって、振動や変形が生じる虞があった。また、構造上、コイル端部とバスバーの接合部に対して、振動などによる負荷が直接加わるため、接合が外れてしまう虞もあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、バスバーユニットを好適に固定し、振動や変形を抑制することができる回転電機及び電機子を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するための第1の手段は、多相の電機子巻線が電機子コアに巻装された電機子を有する回転電機において、周方向に離間した電機子巻線の巻線端部を接続するバスバーユニットを有し、前記バスバーユニットは、前記電機子コアのバックヨークに対して複数のピンによって固定されている。
これにより、バスバーユニットをバックヨークに固定して、バスバーユニットの振動を抑制することができる。また、バスバーユニットはバックヨークに固定されているため、巻線端部とバスバーとの接合部に振動などの負荷が直接加わることを抑制することができる。また、ピンは、ネジに比較して、細長く形成することが容易であるため、バックヨークに固定する際、通過磁束の邪魔となることを抑制することができる。また、バックヨークのように狭い領域であっても、固定することができる。
第2の手段は、第1の手段において、前記バスバーユニットには、複数の前記ピンのうち第1ピンが挿通される挿通孔が前記電機子の軸方向に沿って形成された第1取付部材が取り付けられており、前記第1ピンは、前記第1取付部材の前記挿通孔に挿通され、その先端が、前記電機子コアに設けられた第1ピン孔に圧入されており、前記第1ピンの一端には、鍔状に形成された頭部が設けられ、前記第1取付部材は、前記電機子コア側に向かって前記第1ピンの頭部により軸方向に押圧されることによって、前記電機子コアに圧接している。
これにより、第1取付部材を電機子コアに圧接させて、バスバーユニットと電機子コアとがずれないようにすることができる。このため、バスバーユニットの振動や、バスバーユニットがずれて巻線端部とバスバーユニットとの接合部に負荷が加わることを抑制することができる。また、バスバーユニットを構成する材料よりも固い材料を第1取付部材に採用することができるため、ずれや振動をより抑制することができる。
第3の手段は、第2の手段において、前記バスバーユニットは、円弧状に形成されており、前記第1取付部材は、前記バスバーユニットの周方向両端にそれぞれ取り付けられており、前記第1ピン孔の間隔は、前記電機子コアに固定される前の前記バスバーユニットの周方向両端に設けられた前記挿通孔の間隔と異なっている。
これにより、バスバーユニットを撓ませて、弾性力が発揮した状態でバスバーユニットを電機子コアに固定することができる。これにより、バスバーユニットが振動することを抑制できる。また、挿通孔とピンとの摩擦力を向上させて、バスバーユニットが電機子コアに対してずれることを抑制することができる。
第4の手段は、第2又は第3の手段において、前記バスバーユニットは、円弧状に形成されており、前記第1取付部材は、前記バスバーユニットの両端において、周方向に沿って取り付けられており、前記第1取付部材の前記挿通孔は、前記第1ピンの径方向への移動を規制する一方で、周方向への移動を許容するように、周方向に沿って細長く形成されている。
第1取付部材は、バスバーユニットの両端において、周方向に沿って取り付けられているため、径方向外側に突出することがなくなり、小型化することが可能なる。また、挿通孔に周方向への遊びを設けたため、バスバーの周方向位置を調整しやすくなっており、バスバーユニットを固定しやすくなる。例えば、巻線端部とバスバーとを接合する際、位置調整を行いやすくなっている。
第5の手段は、第2~第4のうちいずれかの手段において、前記バスバーユニットは、円弧状に形成されており、前記バスバーユニットには、周方向において端部よりも中央側の部分において、径方向外側へ凹む逃げ部が形成されており、前記逃げ部内に、径方向に凹む係合凹部を有する第2取付部材が取り付けられており、複数のピンのうち第2ピンの一端には、鍔状に形成された頭部が設けられ、前記第2ピンは、前記第2取付部材に対して軸方向にその頭部が係合するように、前記電機子コアに設けられた第2ピン孔にその先端部が圧入されており、前記第2取付部材は、前記電機子コア側に向かって前記第2ピンの頭部により軸方向に押圧されることによって、前記電機子コアに圧接しており、前記第2ピン孔に圧入された前記第2ピンの胴部は、前記係合凹部内に収容され、周方向に係合可能となっている。
係合凹部により、周方向にピンと係合するため、バスバーユニットが電機子コアに対して周方向に移動することを抑制することができる。これにより、巻線端部とバスバーとの接合が外れてしまうことを抑制できる。
第6の手段は、第5の手段において、前記バスバーユニットが前記電機子コアに固定される前において、前記係合凹部から前記挿通孔までの間隔は、前記第1ピン孔から前記第2ピン孔までの間隔と異なる。
これにより、バスバーユニットを電機子コアに固定する際、係合凹部から挿通孔までの間におけるバスバーユニットを撓ませることができ、振動を抑制することができる。
第7の手段は、第1~第6のうちいずれかの手段において、前記電機子コアには、周方向において前記電機子巻線が挿入されるスロットが複数設けられており、前記ピンが固定されるピン孔は、前記バックヨークにおいて前記スロット間に設けられている。
これにより、ピン孔が、バックヨークを通過する磁束の邪魔となることを防止することができる。また、スロット間における電機子コアの径方向の厚さ寸法は、スロット部分における電機子コアの径方向の厚さ寸法に比較して、大きい。このため、ピン孔を設けても十分な強度を確保することができる。
第8の手段は、第1~第7のうちいずれかの手段において、前記バスバーユニットには、前記電機子コアの側に突出し、弾性変形可能な緩衝部材が設けられており、前記緩衝部材は、その先端が前記電機子コアに当接可能に構成されている。
この緩衝部材により、バスバーユニットの振動を抑制することができる。
第9の手段は、第1~第8のうちいずれかの手段において、前記電機子コアには、前記ピンが圧入されるピン孔が設けられており、前記ピン孔の径は、前記ピンの先端部の径よりも小さい。
これにより、確実にピンを圧入固定することが可能となる。
第10の手段は、第1~第9のうちいずれかの手段において、前記ピンの一端には、鍔状に形成された頭部が設けられ、前記頭部の座面又は胴部には、周り止めが形成されている。
これにより、ピンが回転して、緩むことを防止することができる。
第11の手段は、第1~第10のうちいずれかの手段において、前記バスバーユニットは、周方向に離間した同相の電機子巻線の巻線端部を接続するバスバーを備える。
第12の手段は、多相の電機子巻線が電機子コアに巻装された電機子において、周方向に離間した同相の電機子巻線の巻線端部を接続するバスバーユニットを有し、前記バスバーユニットは、前記電機子コアのバックヨークに対して複数のピンによって固定されている。
これにより、バスバーユニットをバックヨークに固定して、バスバーユニットの振動を抑制することができる。また、バスバーユニットはバックヨークに固定されているため、巻線端部とバスバーとの接合部に振動などの負荷が直接加わることを抑制することができる。また、ピンは、ネジに比較して、細長く形成することが容易であるため、バックヨークに固定する際、通過磁束の邪魔となることを抑制することができる。また、バックヨークのように狭い領域であっても、固定することができる。
固定子の平面図。 固定子鉄心の平面図。 固定子巻線の結線を示す図。 バスバーの積層状態を示す斜視図。 バスバーユニットの斜視図。 バスバーユニットの斜視図。 バスバーユニットにおいて、第1取付部材を示す拡大斜視図。 第1取付部材を示す斜視図。 バスバーユニットにおいて、第1取付部材を示す拡大斜視図。 バスバーユニットにおいて、第2取付部材を示す拡大斜視図。 バスバーユニットの底面を示す斜視図。
以下、本発明に係る回転電機の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態及び変形例相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付しており、同一符号の部分についてはその説明を援用する。この実施形態の回転電機としてのモータは、車両用電動機として用いられる。
本実施形態のモータは、永久磁石界磁型のものであり、具体的には3相巻線を有する永久磁石界磁型同期機である。モータは、図1に示す電機子としての円筒形状の固定子10や、固定子10の径方向内側に配置される回転子(図示略)など、を備える。本実施形態において、回転子は、周知の構成でよく、例えば、IPM型(Interior Permanent Magnet:埋め込み磁石型)の回転子であっても、SPM型(Surface Permanent Magnet:表面磁石側)の回転子であってもよい。また、回転子として、界磁巻線側の回転子を採用してもよい。回転子は、固定子10に対して、回転軸を中心にして回転可能に配置されている。
以下、本実施形態において、軸方向とは、固定子10の軸方向、つまり、回転子の回転軸の軸方向のことを示す(図において矢印Y1で示す)。径方向とは、固定子10の径方向、つまり、回転子の回転軸の径方向のことを示す(図において矢印Y2で示す)。周方向とは、固定子10の周方向、つまり、回転子の回転軸の周方向のことを示す(図において矢印Y3で示す)。
図1及び図2に示すように、固定子10は、円環状をなし、回転子の外周側において径方向に対向して配置される電機子コアとしての固定子鉄心20(ステータコア)と、固定子鉄心20に巻装された電機子巻線としての固定子巻線30(ステータコイル)と、固定子巻線30の巻線端部を接続するバスバーユニット40と、を有している。
図2に示すように、固定子鉄心20は、円環状のバックヨーク(バックコア)21と、バックヨーク21から径方向内側へ突出し周方向に所定距離を隔てて配列された複数のティース22とを有し、隣り合うティース22の間にスロット23(ステータスロット)が形成されている。固定子鉄心20においてスロット23は周方向に等間隔に設けられ、そのスロット23に固定子巻線30が巻装される。
次に、固定子巻線30について説明する。固定子巻線30は、略矩形断面(平角断面)の一定太さの電気導体を略U字状に成形した分割導体としての導体セグメント35を、スロット23に挿入し、それらの端部を接続して構成されている。なお、導体セグメント35の端部を接続して、固定子巻線30を構成することは、周知であるため、詳細な説明を省略する。
このように構成されることにより、本実施形態では、図3に示すように、U相、V相、W相の各相の固定子巻線30U,30V,30Wが形成される。各相の固定子巻線30U,30V,30Wは、それぞれ4つの部分巻線31U~34U,31V~34V,31W~34Wが並列に接続(4パラレル)されることにより、構成されている。そして、各相の固定子巻線30U,30V,30Wは、Y結線(スター結線)されている。
この固定子巻線30は、図示しないインバータ等の電力交換器を介して、組電池などの電源に接続されており、電源から電力(交流電力)が供給されることで磁束を発生する。固定子巻線30において、インバータなどに接続されている動力線は、バスバーユニット40を介して各相の固定子巻線30U,30V,30Wに接続されている。同様に、固定子巻線30は、バスバーユニット40を介してY結線されている。
次に、バスバーユニット40について詳しく説明する。図4に示すように、バスバーユニット40は、同相の巻線端部同士を接続するバスバーとしての各相バスバー40U,40V,40Wと、固定子巻線30の中性線(中性点)を形成する中性線バスバー45と、を有する。そして、図5に示すように、バスバーユニット40は、各相バスバー40U,40V,40Wと、中性線バスバー45と、が積層された状態で全体が樹脂部材60により覆われ、一体化されて構成されている。
そして、図1に示すように、バスバーユニット40は、固定子鉄心20に対して、固定部材としての複数のピン101,103を介して固定されている。その際、バスバーユニット40は、固定子鉄心20の軸方向における一方側に配置される。その際、バスバーユニット40は、固定子巻線30の径方向外側においてバックヨーク21の径方向の寸法範囲内であって、かつ、コイルエンドの軸方向の寸法範囲内に配置される。コイルエンドとは、固定子巻線30のうち、固定子鉄心20から軸方向に突出する部分のことである。
次に、図4に基づいて、各相バスバー40U,40V,40Wについて説明する。各相バスバー40U,40V,40Wは、断面矩形状の平角線により形成されており、長辺同士が対向するように、軸方向に積層されている。つまり、最も面積が広い主面同士が対向するように、各相バスバー40U,40V,40Wは、軸方向に積層されている。各相バスバー40U,40V,40Wは、軸方向にそれぞれ所定距離離間しており、その間に樹脂部材60を介在させて、絶縁状態で積層されている。
本実施形態において、各相バスバー40U,40V,40Wのうち、V相バスバー40Vが軸方向において最も固定子鉄心20の側に近い位置に配置されており、U相バスバー40Uが軸方向において最も固定子鉄心20の側に遠い位置に配置されている。そして、W相バスバー40Wは、軸方向においてV相バスバー40VとU相バスバー40Uとの間に配置されている。このため、各相バスバー40U,40V,40Wの関係性において、V相バスバー40Vは、下層のバスバーとなり、W相バスバー40Wは、中間層のバスバーとなり、U相バスバー40Uは、上層のバスバーとなる。
次に、V相バスバー40Vについて説明する。V相バスバー40Vは、軸方向から見た場合、円弧状に形成されており、その周方向端部は、周方向においてほぼ180度の角度で離間している。V相バスバー40Vの周方向端部には、V相の部分巻線31V~34Vの巻線端部に対して、それぞれ接続される接続端子41V~44Vが設けられている。4つの接続端子41V~44Vのうち、周方向両端のうち一端側には、2つの接続端子41V,42Vが設けられ、他端側には、残りの2つの接続端子43V,44Vが設けられている。つまり、接続端子41V,42Vは、接続端子43V,44Vに対して周方向において180度の角度で離間している。なお、接続端子41Vと接続端子42Vとの間の角度は、スロット23の角度に相当する。接続端子43Vと接続端子44Vとの間の角度も同様である。
各接続端子41V~44Vは、V相バスバー40Vの外周に設けられている。そして、各接続端子41V~44Vは、V相バスバー40Vの外周から、軸方向において固定子鉄心20とは反対側に延びるように形成されている。より詳しくは、各接続端子41V~44Vは、V相バスバー40Vの外周から、径方向外側に突出した後、軸方向に屈曲している。各接続端子41V~44Vの先端部分は、細くなっており、この先端部分に巻線端部がそれぞれ溶接などにより接続(接合)されている。
次に、W相バスバー40Wについて説明する。W相バスバー40Wは、軸方向から見た場合、円弧状に形成されており、その周方向端部は、周方向においてほぼ180度の角度で離間している。W相バスバー40Wの周方向端部には、W相の部分巻線31W~34Wの巻線端部に対して、それぞれ接続される接続端子41W~44Wが設けられている。接続端子41W~44Wは、接続端子41V~44Vと同様に設けられている。
また、W相バスバー40Wは、周方向においてV相バスバー40Vに対して、反時計回り方向に所定角度αずらして、V相バスバー40Vの軸方向の上側(固定子鉄心20とは反対側)に積層されている。このため、W相バスバー40Wの周方向両端のうち一端側は、V相バスバー40Vと重ならないようになっている。つまり、周方向両端のうち一端側は、W相バスバー40WがV相バスバー40Vよりも反時計回り方向へ所定角度αだけ突出しており、他端側は、V相バスバー40VがW相バスバー40Wよりも時計回り方向へ所定角度αだけ突出している。
次に、U相バスバー40Uについて説明する。U相バスバー40Uは、軸方向から見た場合、円弧状に形成されており、その周方向端部は、周方向においてほぼ180度の角度で離間している。U相バスバー40Uの周方向端部には、U相の部分巻線31U~34Uの巻線端部に対して、それぞれ接続される接続端子41U~44Uが設けられている。接続端子41U~44Uは、接続端子41W~44W,41V~44Vと同様に設けられている。
また、U相バスバー40Uは、周方向においてW相バスバー40Wに対して、時計回り方向に所定角度α×2だけずらして、W相バスバー40Wの軸方向の上側(固定子鉄心20とは反対側)に積層されている。つまり、U相バスバー40Uは、V相バスバー40Vに対して、時計回り方向に所定角度αずらして、配置されている。
次に中性線バスバー45について説明する。中性線バスバー45は、1対設けられており、それぞれ円弧状に形成されている。中性線バスバー45は、各相バスバー40U,40V,40Wよりも短く、例えば、周方向において所定角度α×2程度の大きさである。
中性線バスバー45は、周方向に分かれて配置されている。中性線バスバー45のうち第1の中性線バスバー451は、周方向において、各相バスバー40U,40V,40Wよりも少しだけ突出するように配置されている。より詳しくは、第1の中性線バスバー451は、周方向一端側において各相バスバー40U,40V,40Wのうち最も突出するW相バスバー40Wよりも周方向に決められた角度だけずらして配置されている。そして、中性線バスバー45のうち第2の中性線バスバー452は、周方向において第1の中性線バスバー451の反対側、つまり、180度ずれた位置に配置されている。
第1の中性線バスバー451には、部分巻線31U,32U,31V,32V,31W,32Wの巻線端部と接続される接続端子51が6つ設けられている。なお、図3に示すように、第1の中性線バスバー451に接続される部分巻線31U,32U,31V,32V,31W,32Wの巻線端部とは、各相バスバー40U,40V,40Wに接続される巻線端部とは反対側の端部である。
各接続端子51は、図4に示すように、各相毎に対となるように、周方向において所定角度αを空けて、設けられている。各接続端子51は、第1の中性線バスバー451の内周に設けられている。そして、各接続端子51は、第1の中性線バスバー451の内周から、軸方向において固定子鉄心20とは反対側に延びるように形成されている。より詳しくは、各接続端子51は、第1の中性線バスバー451の内周から、径方向内側に突出した後、軸方向に屈曲している。各接続端子51の先端部分に巻線端部がそれぞれ溶接などにより接続(接合)されている。また、図6に示すように、第1の中性線バスバー451には、温度センサ80が固定されている。
第2の中性線バスバー452には、第1の中性線バスバー451と同様に、部分巻線33U,34U,33V,34V,33W,34Wの巻線端部と接続される6つの接続端子52が設けられている。なお、図3に示すように、第2の中性線バスバー452に接続される部分巻線33U,34U,33V,34V,33W,34Wの巻線端部とは、各相バスバー40U,40V,40Wに接続される巻線端部とは反対側の端部である。
図4に示すように、各接続端子52は、各接続端子51と同様にして設けられている。そして、第2の中性線バスバー452は、第1の中性線バスバー451の各接続端子51に対して、回転中心を中心として各接続端子52が対称となるように、第1の中性線バスバー451から周方向に離れて配置されている。
そして、中性線バスバー45及び各相バスバー40U,40V,40Wが積層された状態で全体が樹脂部材60により覆われることにより、これらが一体化されて、バスバーユニット40が構成されている。図5に示すように、樹脂部材60は、各バスバー40U,40V,40W,45を覆う際、それらの接続端子41U~44U,41V~44V,41W~44W,51,52を覆わないようにしている。つまり、各接続端子41U~44U,41V~44V,41W~44W,51,52は、樹脂部材60から径方向内側又は外側に突出し、その露出した状態で軸方向に沿って延びるように設けられている。
樹脂部材60は、周方向において、各バスバー40U,40V,40W,45を覆うように、円弧状に設けられている。樹脂部材60は、各バスバー40U,40V,40W,45を覆う際、軸方向において各バスバー40U,40V,40W,45の間を埋めるように、樹脂を介在させている。これにより、軸方向において、各バスバー40U,40V,40W,45の間の距離を一定に保ち、絶縁を行うようになっている。
また、図6に示すように、樹脂部材60は、第1の中性線バスバー451に固定された温度センサ80の一部を覆うように構成されている。また、樹脂部材60の周方向端部には、温度センサ80の導線81を仮止めするフック61がそれぞれ設けられている。
次に、このように構成されたバスバーユニット40の固定子鉄心20への固定態様について詳しく説明する。前述したように、バスバーユニット40は、固定子鉄心20に対して、複数のピン101,103を介して固定されている(図1参照)。
具体的には、図1及び図6に示すように、バスバーユニット40の樹脂部材60の周方向両端には、第1取付部材111が設けられている。第1取付部材111は、鉄、アルミ、ステンレス等、樹脂よりも固い材料にて構成されている。この第1取付部材111には、軸方向に沿って挿通孔112が形成されている。この挿通孔112を介して、バスバーユニット40は、複数のピン101,103のうち第1ピン101により固定されている。
第1取付部材111についてより詳しく説明する。第1取付部材111は、図1及び図6に示すように、軸方向から見たとき、略U字形状に構成されている。そして、第1取付部材111の開口端を樹脂部材60の周方向端部に埋め込むようにして、第1取付部材111は、樹脂部材60に固定されている。その際、第1取付部材111の開口端の両方が、樹脂部材60に埋め込まれる。このため、図1及び図6に示すように、軸方向から見た場合、第1取付部材111及び樹脂部材60によって囲まれることにより、軸方向に沿って挿通する挿通孔112がバスバーユニット40の周方向端部に形成されることとなる。
第1取付部材111は、その開口方向が周方向に沿うようにして取り付けられる。このため、挿通孔112は、周方向に沿って長細く設けられている。また、第1取付部材111は、樹脂部材60の周方向端部にそれぞれ取り付けられる。このため、挿通孔112も、バスバーユニット40の周方向端部にそれぞれ設けられることとなる。
また、図5及び図7に示すように、第1取付部材111の軸方向の長さ寸法は、樹脂部材60に固定された際、樹脂部材60の軸方向における底面60a(固定子鉄心20の側の面)よりも固定子鉄心20の側(軸方向下側)に突出するように設定されている。なお、図8に示すように、第1取付部材111は、開口端から突出部113が周方向に突出しており、この突出部113が樹脂部材60に埋め込まれることにより、第1取付部材111の軸方向における位置決めがされている。
複数のピンのうち第1ピン101は、軸方向に沿って、この挿通孔112にそれぞれ挿通される。図2に示すように、固定子鉄心20には、第1ピン101に対応する第1ピン孔25が形成されており、第1ピン101は、その第1ピン孔25に圧入される。この第1ピン孔25は、バックヨーク21においてスロット23の間に設けられている。また、第1ピン孔25の径は、第1ピン101の先端部の径よりも小さい。また、図7に示すように、第1ピン101の頭部102の座面又は胴部には、周り止めが形成されている。
第1ピン101が第1ピン孔25に圧入される際、図9に示すように、第1ピン101の軸方向一端に設けられた鍔状の頭部102が第1取付部材111の軸方向における上部(固定子鉄心20とは反対側の部分)に係合し、第1取付部材111を軸方向下側に押圧している。そして、第1取付部材111の軸方向における下部(固定子鉄心20側の部分)は、固定子鉄心20に圧接されている。つまり、第1ピン101は、軸方向において、バスバーユニット40を固定子鉄心20に対して移動不能となるように、固定している。
また、図1に示すように、挿通孔112は、周方向に沿って長細く形成され、その短手方向の幅は、第1ピン101の胴部の直径とほぼ同じとなっている。このため、第1ピン101は、周方向において異なる2か所において、挿通孔112に対して径方向に係合し、バスバーユニット40を固定子鉄心20に対して径方向に移動不能となるように、固定している。
また、バスバーユニット40が固定される前において、バスバーユニット40の周方向両端に設けられた挿通孔112の離間距離L1(図6参照)と、第1ピン孔25の離間距離L2(図2参照)は、一致していない。具体的には、挿通孔112の離間距離L1のほうが、第1ピン孔25の離間距離L2よりも長く設定されている。
このため、バスバーユニット40の周方向両端に設けられた挿通孔112を介して第1ピン101が第1ピン孔25に圧入されると、バスバーユニット40は、周方向両端が周方向に沿って近づくように撓むこととなる。これにより、バスバーユニット40には周方向に広がるような弾性力を発揮する状態で、固定子鉄心20に固定されることとなる。
また、図1や図6に示すように、バスバーユニット40の内周側において、周方向の中央部側の位置には、径方向外側へ凹む逃げ部62が形成されている。当該逃げ部62は、バスバーユニット40が、その幅寸法を維持したまま、一部分が径方向外側に屈曲(スライド)することにより、構成されている。なお、図4等に示すように、当該逃げ部62が形成される箇所では、バスバーユニット40と同様に、その内部における各相バスバー40U,40V,40Wも、その幅寸法を維持したまま、一部分が径方向外側に屈曲(スライド)している。これらの逃げ部62は、一対設けられており、回転中心を中心として、それぞれ第1取付部材111の180度反対側に配置されている。
当該逃げ部62が形成されることにより、軸方向から見たとき、逃げ部62においては、バスバーユニット40とバックヨーク21とが重複せず、バックヨーク21が軸方向に露出するようになっている。そして、当該逃げ部62によって形成されたスペースには、第2取付部材121が取り付けられている。なお、複数のピンのうち第2ピン103が固定される箇所(第2ピン孔26)において、バスバーユニット40は、当該箇所を避けるように径方向外側に逃げるように逃げ部62が設けられているともいえる。
第2取付部材121は、鉄、アルミ、ステンレス等、樹脂よりも固い材料にて構成されている。そして、第2取付部材121は、図6や図10に示すように、周方向に沿って設けられ、軸方向に立設する板状の部材であり、その周方向中央には、径方向内側に凹む係合凹部122が形成されている。軸方向から見た場合、図1に示すように、第2取付部材121は、径方向内側に凹むU字形状の係合凹部122を有し、その係合凹部122の開口端の外側から周方向に沿って突出するフランジ部を有するように構成されている。この第2取付部材121の周方向両端は、それぞれ樹脂部材60の内部に埋め込まれることにより、樹脂部材60に固定されている。
図10に示すように、第2取付部材121の軸方向の長さ寸法は、樹脂部材60に固定された際、樹脂部材60の軸方向における底面60a(固定子鉄心20の側の面)よりも固定子鉄心20の側(軸方向下側)に突出するように設定されている。具体的には、軸方向において、第2取付部材121の下部の位置が、第1取付部材111の下部の位置と同程度となるように第2取付部材121の軸方向の長さ寸法が設定されている。
なお、図10に示すように、第2取付部材121は、周方向両端からそれぞれ周方向に突出する突出部123(破線で示す)が設けられており、この突出部123が樹脂部材60に埋め込まれることにより、第2取付部材121の軸方向における位置決めがされる。
そして、複数のピンのうち第2ピン103は、第2ピン孔26に圧入される。第2ピン孔26は、第1ピン孔25に対して、回転中心を中心として、180度反対側に設けられている。この第2ピン孔26は、バックヨーク21においてスロット23の間に設けられている。また、第2ピン孔26の径は、第2ピン103の先端部の径よりも小さい。また、第1ピン101と同様に、第2ピン103の頭部104の座面又は胴部には、周り止めが形成されている。
第2ピン103が第2ピン孔26に圧入される際、図10に示すように、第2ピン103の軸方向一端に設けられた鍔状の頭部104が第2取付部材121の軸方向における上部に係合し、第2取付部材121を軸方向下側に押圧している。そして、第2取付部材121の軸方向における下部(固定子鉄心20側の部分)は、固定子鉄心20に圧接されている。つまり、第2ピン103は、軸方向において、バスバーユニット40を固定子鉄心20に対して移動不能となるように、固定している。
また、その際、当該第2ピン103の胴部は、第2取付部材121の係合凹部122の内側に収容され、径方向に係合可能に配置される。このため、第2ピン103は、周方向において、樹脂部材60、つまり、バスバーユニット40を固定子鉄心20に対して移動不能となるように、固定している。
図11に示すように、樹脂部材60の軸方向における底面60a(固定子鉄心20の側の面)には、緩衝部材としての複数の脚部64が軸方向に突出するように設けられている。具体的には、脚部64は、樹脂部材60の周方向両端部、逃げ部62の周方向両側、及び樹脂部材60の周方向端部と逃げ部62との間に、それぞれ設けられている。これらの脚部64の底面は、取付部材111,121が樹脂部材60に固定された際、軸方向において取付部材111,121の下部と同程度の位置、若しくはわずかに下部よりも短くなるように、その長さが設定されている(図7や図9参照)。
これらの脚部64は、樹脂部材60が径方向に撓んだ場合、固定子鉄心20に当接し、径方向への大きく撓むことを抑制する。例えば、周方向端部と逃げ部62との間に設けられた脚部64は、樹脂部材60のうち、周方向端部と逃げ部62との間の部分が、径方向に撓んだ場合、固定子鉄心20に当接し、径方向への大きく撓むことを抑制する。また、例えば、一対の逃げ部62の間に設けられた脚部64は、樹脂部材60のうち、一対の逃げ部62の間の部分が、径方向に撓んだ場合、固定子鉄心20に当接し、径方向への大きく撓むことを抑制する。
また、これらの脚部64は、樹脂部材60と一体成型され、樹脂製であるため、弾性力を有する。このため、脚部64が当接した際、その衝撃を吸収し、バスバーユニット40が揺れることを抑制することが可能となる。
上記実施形態によれば、以下の優れた効果を有する。
バスバーユニット40は、固定子鉄心20のバックヨーク21に対してピン101,103によって固定されている。これにより、バスバーユニット40をバックヨーク21に固定して、バスバーユニット40の振動を抑制することができる。また、バスバーユニット40はバックヨーク21に固定されているため、固定子巻線30の巻線端部と各相バスバー40U,40V,40Wとの接合部に振動などの負荷が直接加わることを抑制することができる。また、ピン101,103は、ネジに比較して、細長く形成することが容易であるため、バックヨーク21に固定する際、通過磁束の邪魔となることを抑制することができる。また、バックヨーク21のように狭い領域であっても、固定することができる。
第1ピン101は、バスバーユニット40の周方向端部に取り付けられた第1取付部材111の挿通孔112に挿通され、その先端が、固定子鉄心20に設けられた第1ピン孔25に圧入されている。その際、第1取付部材111は、軸方向下側(固定子鉄心20の側)に向かって第1ピン101の頭部102により軸方向に押圧されることによって、固定子鉄心20に圧接している。これにより、バスバーユニット40と固定子鉄心20とがずれないようにすることができる。また、バスバーユニット40の振動や、バスバーユニット40がずれて巻線端部との接合部に負荷が加わることを抑制することができる。また、バスバーユニット40を構成する樹脂よりも固い材料(例えば、アルミや鉄)を第1取付部材111に採用することができるため、ずれや振動をより抑制することができる。
バスバーユニット40が固定される前において、バスバーユニット40の周方向両端に設けられた挿通孔112の離間距離L1(図6参照)と、第1ピン孔25の離間距離L2(図2参照)は、一致していない。具体的には、挿通孔112の離間距離L1のほうが、第1ピン孔25の離間距離L2よりも長く設定されている。
このため、バスバーユニット40の周方向両端に設けられた挿通孔112を介して第1ピン101が第1ピン孔25に圧入されると、バスバーユニット40は、周方向両端が周方向に沿って近づくように撓むこととなる。これにより、バスバーユニット40には周方向に広がるような弾性力を発揮する状態で、固定子鉄心20に固定されることとなる。したがって、その弾性力によりバスバーユニット40が振動することを抑制できる。また、挿通孔112と第1ピン101との摩擦力を向上させて、バスバーユニット40が固定子鉄心20に対して位置ずれすることを抑制することができる。
第1取付部材111は、バスバーユニット40の周方向両端において、周方向に沿って取り付けられているため、径方向外側に突出することがなくなり、小型化することが可能なる。
また、第1取付部材111の挿通孔112は、第1ピン101の径方向への移動を規制する一方で、周方向への移動を許容するように、周方向に沿って細長く形成されている。つまり、挿通孔112に周方向への遊びを設けたため、バスバーユニット40の周方向位置を調整しやすくなっており、バスバーユニット40を固定しやすくなる。例えば、巻線端部と各相バスバー40U,40V,40Wとを接合する際、位置調整を行いやすくなっている。
逃げ部62の内側に、径方向に凹む係合凹部122を有する第2取付部材121が取り付けられており、第2ピン103は、第2取付部材121に対して軸方向にその頭部104が係合するように、第2ピン孔26にその先端部が圧入されている。その際、第2ピン孔26に圧入された第2ピン103の胴部は、係合凹部122内に収容され、周方向に係合している。このため、バスバーユニット40が固定子鉄心20に対して周方向に移動することを抑制することができる。したがって、巻線端部と各相バスバー40U,40V,40Wとの接合が外れてしまうことを抑制できる。
第1ピン孔25及び第2ピン孔26は、バックヨーク21においてスロット23の間に設けられている。これにより、第1ピン孔25及び第2ピン孔26が、バックヨーク21を通過する磁束の邪魔となることを防止することができる。また、スロット23間における固定子鉄心20の径方向の厚さ寸法は、スロット23が設けられている部分における径方向の厚さ寸法に比較して、大きい。つまり、ティース22が設けられている箇所のほうが、スロット23が設けられている箇所に比較して、径方向の厚さ寸法が大きい。このため、第1ピン孔25及び第2ピン孔26を設けても十分な強度を確保することができる。
バスバーユニット40には、固定子鉄心20の側に突出し、弾性変形可能な緩衝部材としての複数の脚部64が設けられている。これらの脚部64は、樹脂部材60が径方向に撓んだ場合、固定子鉄心20に当接し、径方向への大きく撓むことを抑制する。このため、バスバーユニット40が径方向に大きく撓んで、巻線端部と各相バスバー40U,40V,40Wとの接合が外れてしまうことを抑制できる。
また、これらの脚部64は、樹脂部材60と一体成型され、樹脂製であるため、弾性力を有する。このため、脚部64が当接した際、その衝撃を吸収し、バスバーユニット40が揺れることを抑制することが可能となる。
第1ピン孔25及び第2ピン孔26の径は、ピン101,103の先端部の径よりも小さい。これにより、確実にピンを圧入固定することが可能となる。ピン101,103の頭部102,104の座面又は胴部には、周り止めが形成されている。これにより、ピン101,103が回転して、緩むことを防止することができる。
(変形例)
上記実施形態において、その構成の一部を変更してもよい。以下、上記実施形態の変形例について説明する。
・上記実施形態では、バスバーユニット40に、中性線バスバー45を含ませて、各相バスバー40U,40V,40Wと一体化していたが、一体化しなくてもよい。
・上記実施形態において、各相バスバー40U,40V,40Wが積層される順序は、任意に変更してもよい。また、周方向において所定角度ずつずらして配置されていたが、ずらさなくてもよい。
・上記実施形態において、接続端子41U~44U,41V~44V,41W~44Wは、各相バスバー40U,40V,40Wの内周側に設けてもよい。また、接続端子41U~44U,41V~44V,41W~44Wは、各相バスバー40U,40V,40Wの内周側及び外周側にそれぞれ1つずつ以上設けてもよい。これにより、バスバーユニット40を小型化し、固定子巻線30との接続を強固にすることができる。
・上記実施形態において、回転電機としてのモータは、車両用電動機として用いられるが、車両用に限定する必要はなく、例えば、航空機の電動機など、他の用途に利用される電動機として用いられてもよい。
・上記実施形態において、挿通孔112は、第1取付部材111が樹脂部材60に取り付けられて形成されていたが、第1取付部材に挿通孔を設けてもよい。例えば、第1取付部材を板状の部材で構成し、当該第1取付部材を貫通させて、挿通孔を設けるようにしてもよい。また、樹脂部材60に挿通孔112に設けてもよい。
・上記実施形態において、挿通孔112の形状は、任意に変更してもよい。例えば、第1ピン101の胴部の径とほぼ同じ径の挿通孔を設けてもよい。
・上記実施形態において、係合凹部122は、径方向内側に凹むように形成されていたが、径方向外側に凹むようにして形成されていてもよい。
・上記実施形態において、バスバーユニット40が固定される前、バスバーユニット40の周方向両端に設けられた挿通孔112の離間距離L1と、第1ピン孔25の離間距離L2は、同じでもよい。また、挿通孔112の離間距離L1のほうが、第1ピン孔25の離間距離L2よりも短く設定されていてもよい。
・上記実施形態では、バスバーユニット40が固定される前において、係合凹部122から挿通孔112までの間隔L3(図6参照)は、第1ピン孔25から第2ピン孔26までの間隔L4(図2参照)と異なっていてもよい。これにより、バスバーユニット40を固定する際、係合凹部122から挿通孔112までの間におけるバスバーユニット40を撓ませることができる。つまり、弾性力を発揮させた状態でバスバーユニット40を固定することができ、振動を抑制することができる。
なお、本実施形態のように、係合凹部122が、径方向内側に凹むように形成されている場合、係合凹部122から挿通孔112までの間隔L3は、第1ピン孔25から第2ピン孔26までの間隔L4よりも長いことが望ましい。これにより、第2ピン103を係合凹部122の内部に確実に収容させ、係合させることができる。
・上記実施形態において、脚部64は、軸方向において、第1取付部材111及び第2取付部材121よりも下側(固定子鉄心20の側)に突出してもよい。これにより、第1取付部材111及び第2取付部材121を介して、バスバーユニット40がピン101,103により固定された場合、脚部64を弾性変形させた状態で、固定子鉄心20に確実に圧接させることができる。これにより、バスバーユニット40の撓みをより確実に抑制することができる。
10…固定子、20…固定子鉄心、21…バックヨーク、30…固定子巻線、40…バスバーユニット、101…第1ピン、103…第2ピン。

Claims (12)

  1. 多相の電機子巻線(30)が電機子コア(20)に巻装された電機子(10)を有する回転電機において、
    周方向に離間した電機子巻線の巻線端部を接続するバスバーユニット(40)を有し、
    前記バスバーユニットは、前記電機子コアのバックヨーク(21)に対して複数のピン(101,103)によって固定されており、
    前記バスバーユニットは、同相の巻線端部同士を接続する複数のバスバーが積層された状態で樹脂部材により覆われ、一体化されて構成されたものであり、
    前記バスバーユニットには、複数の前記ピンのうち第1ピン(101)が挿通される挿通孔(112)が前記電機子の軸方向に沿って形成された第1取付部材(111)が取り付けられており、
    前記第1ピンは、前記第1取付部材の前記挿通孔に挿通され、その先端が、前記電機子コアに設けられた第1ピン孔(25)に圧入されており、
    前記第1ピンの一端には、鍔状に形成された頭部(102)が設けられ、
    前記第1取付部材は、前記電機子コア側に向かって前記第1ピンの頭部により軸方向に押圧されることによって、前記電機子コアに圧接している、回転電機。
  2. 前記バスバーユニットは、円弧状に形成されており、
    前記第1取付部材は、前記バスバーユニットの周方向両端にそれぞれ取り付けられており、
    前記バスバーユニットの周方向両端のうち第1端に設けられた第1取付部材の挿通孔に挿通される第1ピンが圧入される第1ピン孔の最外径から、前記バスバーユニットの周方向両端のうち第2端に設けられた第1取付部材の挿通孔に挿通される第1ピンが圧入される第1ピン孔の最外径までの間における離間距離(L2)は、前記バスバーユニットの周方向両端のうち第1端に設けられた第1取付部材の挿通孔の周方向端部と、前記バスバーユニットの周方向両端のうち第2端に設けられた第1取付部材の挿通孔の周方向端部との間における離間距離(L1)と異なっている請求項に記載の回転電機。
  3. 前記バスバーユニットは、円弧状に形成されており、
    前記第1取付部材は、前記バスバーユニットの両端において、周方向に沿って取り付けられており、
    前記第1取付部材の径方向への移動が規制される一方で、周方向への移動が許容されるように、前記第1取付部材の前記挿通孔が、周方向に沿って細長く形成されている、請求項1又は2に記載の回転電機。
  4. 前記バスバーユニットは、円弧状に形成されており、
    前記バスバーユニットには、周方向において端部よりも中央側の部分において、径方向外側へ凹む逃げ部(62)が形成されており、
    前記逃げ部内に、径方向内側に凹む係合凹部(122)を有する第2取付部材(121)が取り付けられており、
    複数のピンのうち第2ピン(103)の一端には、鍔状に形成された頭部(104)が設けられ、
    前記第2ピンは、前記第2取付部材に対して軸方向にその頭部が係合するように、前記電機子コアに設けられた第2ピン孔にその先端部が圧入されており、
    前記第2取付部材は、前記電機子コア側に向かって前記第2ピンの頭部により軸方向に押圧されることによって、前記電機子コアに圧接しており、
    前記第2ピン孔に圧入された前記第2ピンの胴部は、前記係合凹部内に収容され、周方向に係合可能となっている請求項1~3のうちいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 前記バスバーユニットが前記電機子コアに固定される前において、前記係合凹部の内側端部から前記挿通孔の周方向端部までの間における最短離間距離(L3)は、前記第1ピン孔の最外径から前記第2ピン孔の最外径までの間における最短離間距離(L4)と異なる請求項に記載の回転電機。
  6. 前記電機子コアには、周方向において前記電機子巻線が挿入されるスロット(23)が複数設けられており、
    前記ピンが固定されるピン孔は、前記バックヨークにおいて前記スロット間に設けられている請求項1~のうちいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 前記バスバーユニットには、前記電機子コアの側に突出し、弾性変形可能な緩衝部材(64)が設けられており、前記緩衝部材は、その先端が前記電機子コアに当接可能に構成されている請求項1~のうちいずれか1項に記載の回転電機。
  8. 多相の電機子巻線(30)が電機子コア(20)に巻装された電機子(10)を有する回転電機において、
    周方向に離間した電機子巻線の巻線端部を接続するバスバーユニット(40)を有し、
    前記バスバーユニットは、前記電機子コアのバックヨーク(21)に対して複数のピン(101,103)によって固定されており、
    前記バスバーユニットには、前記電機子コアの側に突出し、弾性変形可能な緩衝部材(64)が設けられており、前記緩衝部材は、その先端が前記電機子コアに当接可能に構成されている回転電機。
  9. 前記電機子コアには、前記ピンが圧入されるピン孔が設けられており、前記ピン孔の径は、前記ピンの先端部の径よりも小さい請求項1~8のうちいずれか1項に記載の回転電機。
  10. 前記ピンの一端には、鍔状に形成された頭部が設けられ、
    前記頭部の座面又は胴部には、周り止めが形成されている請求項1~9のうちいずれか1項に記載の回転電機。
  11. 前記バスバーユニットは、周方向に離間した同相の電機子巻線の巻線端部を接続するバスバー(40U,40V,40W)を備える請求項1~10のうちいずれか1項に記載の回転電機。
  12. 多相の電機子巻線(30)が電機子コア(20)に巻装された電機子(10)において、
    周方向に離間した同相の電機子巻線の巻線端部を接続するバスバーユニット(40)を有し、
    前記バスバーユニットは、前記電機子コアのバックヨーク(21)に対して複数のピン(101,103)によって固定されており、
    前記バスバーユニットは、同相の巻線端部同士を接続する複数のバスバーが積層された状態で樹脂部材により覆われ、一体化されて構成されたものであり、
    前記バスバーユニットには、複数の前記ピンのうち第1ピン(101)が挿通される挿通孔(112)が前記電機子の軸方向に沿って形成された第1取付部材(111)が取り付けられており、
    前記第1ピンは、前記第1取付部材の前記挿通孔に挿通され、その先端が、前記電機子コアに設けられた第1ピン孔(25)に圧入されており、
    前記第1ピンの一端には、鍔状に形成された頭部(102)が設けられ、
    前記第1取付部材は、前記電機子コア側に向かって前記第1ピンの頭部により軸方向に押圧されることによって、前記電機子コアに圧接している、電機子。
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