JP7485269B2 - 飲料用粉末 - Google Patents

飲料用粉末 Download PDF

Info

Publication number
JP7485269B2
JP7485269B2 JP2019197347A JP2019197347A JP7485269B2 JP 7485269 B2 JP7485269 B2 JP 7485269B2 JP 2019197347 A JP2019197347 A JP 2019197347A JP 2019197347 A JP2019197347 A JP 2019197347A JP 7485269 B2 JP7485269 B2 JP 7485269B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fatty acid
hlb
beverage
powder
acid ester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019197347A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021069305A (ja
Inventor
雅明 西村
聖子 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morinaga and Co Ltd
Original Assignee
Morinaga and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Morinaga and Co Ltd filed Critical Morinaga and Co Ltd
Priority to JP2019197347A priority Critical patent/JP7485269B2/ja
Publication of JP2021069305A publication Critical patent/JP2021069305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7485269B2 publication Critical patent/JP7485269B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Description

本発明は、エンドウ豆タンパク質を含む飲料用粉末に関する。
従来より、手軽にタンパク質を補給するための手法として、タンパク質が含まれる粉末や造粒物を水や牛乳に溶かし、飲用する手法が知られている。
当該粉末や造粒物を使用したタンパク質の摂取方法は、食事で同量のタンパク質を補給するよりも手軽であるため、アスリートや、多くの食事が困難である高齢者等の栄養補給源として人気を博している。
これまで、数々のタンパク質含有粉末、又は造粒物や、これらの製造技術が開示されてきた。
例えば、特許文献1には、溶解時における口当たりや粘度を改良する目的で、ドライブレンドされた植物タンパク質の少なくとも一部として、噴霧乾燥植物タンパク質を使用した粉末状栄養配合物に関する技術が開示されている。
また、特許文献2には、高い栄養源を有し、かつアレルギー反応が起こらない飲料組成物を調合可能な造粒物であって、エンドウ豆タンパク質組成物及び澱粉加水分解物を含有する造粒植物性ミルク粉末が記載されている。
特許文献2に記載されているエンドウ豆タンパク質は、大豆タンパク質に代わる新たな植物性タンパク質として、近年研究が進められているタンパク質である。
エンドウ豆タンパク質は、乳タンパク質や大豆タンパク質に含まれるアレルゲンを含んでおらず、またリジンやアルギニン等の必須アミノ酸を豊富に含むことから、注目が集められている。
特開2017-225453号公報 特表2012-519013号公報
本発明者らは、エンドウ豆タンパク質を含む飲料用粉末について研究を進めてきた。そして、エンドウ豆タンパク質を含む飲料用粉末は、植物性タンパク質として従来主流であった大豆タンパク質を含む飲料用粉末と比較すると、水への分散性は同等であるものの、飲用時にザラつきを感じ、のど越しが悪く、口残り感があり、飲みにくいという問題があることを突き止めた。
したがって、本発明は、少なくとも飲用時のザラつき感、のど越しの悪さ、及び飲み込んだ後の口残り感の何れか1つの飲用感が抑制され、飲みやすい飲料を調製可能な、エンドウ豆タンパク質を含む飲料用粉末を提供することを課題とする。
本発明者らは、鋭意研究の結果、特定の乳化剤を配合したエンドウ豆タンパク質を含む飲料用粉末は、少なくとも飲用時のザラつき感、のど越しの悪さ、及び飲み込んだ後の口残り感の何れか1つの飲用感が抑制され、飲みやすいことを見出した。
すなわち、前記課題を解決する本発明は、タンパク質として、エンドウ豆タンパク質を含み、
乳化剤として、HLBが8以上のグリセリン脂肪酸エステル、HLBが8以上のショ糖脂肪酸エステル、及びレシチンからなる群から選択される1種又は2種以上の乳化剤を含む、飲料用粉末である。
HLBが8以上のグリセリン脂肪酸エステル、HLBが8以上のショ糖脂肪酸エステル、又はレシチンを含む飲料用粉末は、溶解するとエンドウ豆タンパク質特有の飲みにくさが抑制された、飲みやすい飲料となる。
本発明の好ましい形態では、前記飲料用粉末は、前記乳化剤として、HLBが8以上のグリセリン脂肪酸エステルを含み、グリセリン脂肪酸エステルにおける脂肪酸残基の炭素鎖数が12~18である。
このような構成の飲料用粉末は、飲用時により飲みやすい飲料となる。
本発明の好ましい形態では、前記飲料用粉末は、前記グリセリン脂肪酸エステルにおけるグリセリンの重合度が、2~10である。
本発明の好ましい形態では、前記飲料用粉末は、前記乳化剤として、HLBが8以上のショ糖脂肪酸エステルを含み、前記ショ糖脂肪酸エステルにおける脂肪酸残基の炭素鎖数が、14~18である。
このような構成の飲料用粉末は、飲用時により飲みやすい飲料となる。
本発明の好ましい形態では、前記飲料用粉末は、
前記乳化剤として、HLBが8~13のグリセリン脂肪酸エステル及び/又はショ糖脂肪酸エステル、並びに、HLBが14~17のグリセリン脂肪酸エステル及び/又はショ糖脂肪酸エステルを含む。
このように、HLBが異なる2種のグリセリン脂肪酸エステル及び/又はショ糖脂肪酸エステルを含む飲料用粉末は、飲用時により飲みやすい飲料となる。
本発明の好ましい形態では、前記飲料用粉末全量に対するエンドウ豆タンパク質の含有量が、50質量%以上である。
エンドウ豆タンパク質の含有量が多い飲料用粉末は、飲用時のザラツキ感、のど越しの悪さ、口残り感がより顕著になるが、本発明の飲料用粉末は、エンドウ豆タンパク質の含有量が50質量%以上であっても、飲みやすい飲料となる。
本発明の好ましい形態では、前記飲料用粉末全量に対する乳化剤の含有量が、1~5質量%である。
本発明の好ましい形態では、前記飲料用粉末は造粒物である。
本発明の好ましい形態では、前記飲料用粉末は、流動層造粒により造粒された造粒物である。
本発明の飲料用粉末は、飲用時のザラつき感、のど越しの悪さ、及び飲み込んだ後の口残り感の少なくとも何れか1つの飲用感が抑制され飲みやすい飲料となる。
(1)タンパク質
本発明の飲料用粉末は、エンドウ豆タンパク質を必須成分として含む。
エンドウ豆タンパク質としては、エンドウ豆タンパク分離物、及びエンドウ豆タンパク濃縮物の何れも用いることができる。
本発明の飲料用粉末は、エンドウ豆タンパク質以外のタンパク質を含んでもよい。
例えば、乳タンパク質、カゼインタンパク質、ホエイタンパク質、大豆タンパク質、及びコラーゲン等を含んでもよい。
飲料用粉末に含まれるタンパク質全量のうち、エンドウ豆タンパク質が占める割合は、好ましくは60質量%以上、より好ましくは70質量%以上、さらに好ましくは80質量%以上、特に好ましくは90質量%以上であり、最も好ましくは95質量%以上である。
飲料用粉末全量に対するタンパク質の含有量の下限は、特に限定されないが、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上で、さらに好ましくは70質量%以上である。
このような構成とすることで、少ない容量で多量のタンパク質を摂取することができる。また、本発明の飲料用粉末は、多量のタンパク質を含む場合であっても、飲用時のザラつきが少なく、飲みやすい飲料となる。
また、タンパク質の含有量の上限は、特に限定されないが、好ましくは95質量%以下、より好ましくは90質量%以下、さらに好ましくは80質量%以下、特に好ましくは75質量%以下である。
(2)乳化剤
本発明の飲料用粉末は、HLB8以上のグリセリン脂肪酸エステル、HLBが8以上のショ糖脂肪酸エステル、及びレシチンからなる群から選択される乳化剤を含む。
これらの乳化剤を含む飲料用粉末は、飲用時にザラつかず、のど越しが良く、口残り感がない飲みやすい飲料となる。
飲料用粉末全量に対する乳化剤の含有量は、特に限定されないが、好ましくは1~10質量%であり、より好ましくは1~5質量%であり、さらに好ましくは1~4質量%であり、特に好ましくは2~3質量%である。
<グリセリン脂肪酸エステル>
本発明において、「グリセリン脂肪酸エステル」には、ポリグリセリン脂肪酸エステルが含まれる。
本発明におけるグリセリン脂肪酸エステルは、HLBが8以上であれば特に限定されない。
HLBの下限は特に限定されないが、HLB18以下が好ましく、HLB16以下がより好ましい。
グリセリン脂肪酸エステルにおける脂肪酸は、飽和脂肪酸、及び不飽和脂肪酸の何れであってもよく、直鎖、及び分岐鎖の何れであってもよい。
脂肪酸の炭素鎖数は、好ましくは8~22であり、より好ましくは10~20であり、さらに好ましくは12~18である。
このようなグリセリン脂肪酸エステルとしては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸、アラキジン酸、及びベヘン酸からなる群から選択される1種又は2種以上の脂肪酸と、グリセリンとのエステルが例示できる。
グリセリン脂肪酸エステルとしては、ラウリル酸及びオレイン酸からなる群から選択される1種又は2種以上の脂肪酸と、グリセリンとのエステルが好ましい。
グリセリン脂肪酸エステルにおける、グリセリンの重合度は、特に限定されず、1~10であってもよく、2~10であってもよく、4~10であってもよく、6~10であってもよい。
グリセリン脂肪酸エステルにおける、エステル化度は、特に限定されず、グリセリンモノ脂肪酸エステル、グリセリンジ脂肪酸エステル、グリセリントリ脂肪酸エステルの何れであってもよい。
HLBが8以上のグリセリン脂肪酸エステルの具体例として、例えば、モノオレイン酸ジグリセリン(HLB8)、モノオレイン酸ペンタグリセリン(HLB13)、モノラウリン酸デカグリセリン(HLB15.5)が例示できる。
なお、表中のHLBの値は、市販の製品の種類によって多少変動するが、これらのグリセリン脂肪酸エステルであればHLBは概ね8以上である。
<ショ糖脂肪酸エステル>
本発明におけるショ糖脂肪酸エステルは、HLBが8以上であれば特に限定されないが、HLB10以上が好ましく、HLB12以上がより好ましく、HLB14以上がさらに好ましく、HLB16以上が特に好ましい。
HLBの下限は特に限定されないが、HLB18以下が好ましく、HLB16以下がより好ましい。
ショ糖脂肪酸エステルにおける脂肪酸は、飽和脂肪酸、及び不飽和脂肪酸の何れであってもよく、直鎖、及び分岐鎖の何れであってもよい。
脂肪酸の炭素鎖数は、好ましくは8~22であり、より好ましくは10~20であり、さらに好ましくは12~18であり、特に好ましくは14~18であり、最も好ましくは16である。
このようなショ糖脂肪酸エステルとしては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸、アラキジン酸、及びベヘン酸からなる群から選択される1種又は2種以上の脂肪酸と、ショ糖とのエステルが例示できる。
ショ糖脂肪酸エステルとしては、ステアリン酸及びパルミチン酸からなる群から選択される1種又は2種以上の脂肪酸と、ショ糖とのエステルが好ましく、ショ糖パルミチン酸エステルがより好ましい。
<レシチン>
レシチンの種類は、食品への添加が認められているものであれば特に限定されず、大豆レシチン、アブラナレシチン、及びヒマワリレシチン等を用いることができる。
レシチンのHLBは、特に限定されないが、HLBが8以上であることが好ましい。
<2種以上の乳化剤を含む飲料用粉末>
本発明の飲料用粉末は、2種以上の乳化剤を含むことがより好ましい。
この場合には、乳化剤としてHLBが8~13のグリセリン脂肪酸エステル及び/又はショ糖脂肪酸エステル、並びに、HLBが14~17のグリセリン脂肪酸エステル及び/又はショ糖脂肪酸エステルを含むことが好ましい。
特に、HLBが8~13のグリセリン脂肪酸エステル、及びHLBが14~17のグリセリン脂肪酸エステルの組み合わせが好ましい。
また、HLBが8~13のショ糖脂肪酸エステル、及びHLBが14~17のショ糖脂肪酸エステルの組み合わせが好ましい。
このようにHLBが異なる2種以上の乳化剤を含む飲料用粉末は、HLBが8~13の乳化剤、及びHLBが14~17の乳化剤を単独で含む飲料用粉末と比して、より飲用時のザラつきが少なく、のど越しが良く、口残り感が少なく、飲みやすい飲料となる。
HLBが8~13のグリセリン脂肪酸エステルとしては、モノオレイン酸ジグリセリン、及びモノオレイン酸ペンタグリセリンが例示できる。
HLBが14~17のグリセリン脂肪酸エステルとしては、モノラウリン酸デカグリセリンが例示できる。
HLBが8~13のショ糖脂肪酸エステルとしては、ショ糖ステアリン酸エステルが例示できる。
HLBが14~17のショ糖脂肪酸エステルとしては、ショ糖パルミチン酸エステルが例示できる。
乳化剤を2種以上含む場合、飲料用粉末全量に対する乳化剤の総量は、好ましくは1~10質量%であり、より好ましくは1~5質量%であり、さらに好ましくは1~4質量%であり、特に好ましくは2~3質量%である。
(3)飲料用粉末
飲料用粉末は常法により製造することができる。
飲料用粉末が、非造粒物である場合、一般的な粉体混合機に原料を投入し、混合することで製造することができる。
粉体混合機としては、容器回転型及び撹拌型の何れを用いてもよい。
本発明の飲料用粉体は、造粒物であることが好ましい。
造粒方法は特に限定されないが、流動層造粒により造粒された造粒物であることが好ましい。
流動層造粒を行う場合、まず、乳化剤、及び油を混合し、これを水に混濁して、バインダー液を調製する。
油としては、食品用として使用可能な油であれば特に限定されず、菜種油、大豆油、紅花油等のサラダ油を用いることができる。
次いで、流動層造粒機に、エンドウ豆タンパク質等の粉体原料を投入し、調製したバインダー液を噴霧し、造粒を行う。
<試験例1>飲料用粉末の調製
表1に記載の組成に従い、流動層造粒装置を用いて、飲料用粉末の造粒物を調製した。
具体的には、各乳化剤を、それぞれ菜種油と混合し、これをさらに水に混濁し、各乳化剤を含むバインダー液をそれぞれ調製した。
次いで、エンドウ豆タンパク質の粉末原料を流動層造粒装置に投入し、調製したバインダー液を噴霧し、造粒を行った。
また、コントロールとして、乳化剤を含まない飲料用粉末を同様に製造した。
<試験例2>飲用時のザラつきの評価試験
各飲料用粉末11gを、それぞれ100mlの水に懸濁し、プロテイン飲料を調製した。
各プロテイン飲料について、粉末飲料分野に精通する4名の専門パネラーが試飲し、以下の基準に従い評価を行った。結果を表2に示す。
<評価基準>
(口腔内でのざらつき)
3点 ざらつきを感じる(コントロールと同等のざらつきを感じる)
2点 多少のざらつきを感じる(コントロールと比してざらつきが少ない)
1点 ざらつきを感じない(コントロールと比して顕著にざらつきが少ない)
(のど越し)
3点 のど越しが悪い(コントロールと同等ののど越し)
2点 多少のど越しが悪い(コントロールと比してのど越しが良い)
1点 のど越しが良い(コントロールと比して、顕著にのど越しが良い)
(飲み込んだ後の口残り)
3点 口残りを強く感じる(コントロールと同等の口残り感がある)
2点 多少の口残りを感じる(コントールと比して、口残り感が少ない)
1点 口残りを感じない(コントールと比して、顕著に口残りを感じない)
表2に示す通り、HLB7未満の乳化剤を含む比較例1~3のプロテイン飲料について、ほとんどの評価者が、コントロールと同等のざらつき、のど越しの悪さ、及び口残りを感じると評価した。
一方で、HLB8以上の乳化剤を含む実施例1~8の飲料用粉末を懸濁したプロテイン飲料について、ほとんどの評価者が、コントロール及び比較例1~3のプロテイン飲料と比して、ざらつきを感じにくく、のど越しが良く、口残りを感じないと評価した。
また、比較例1、実施例2及び実施例3は、それぞれHLBが異なるショ糖ステアリン酸エステルを乳化剤として含むものであり、HLB1のショ糖ステアリン酸エステルを含む比較例1は、各評価がコントロールと同等であるのに対し、HLBが9、及び11のショ糖ステアリン酸エステルをそれぞれ含む実施例2及び3は、コントロールと比してざらつきが感じにくく、のどごしが良く、口残りを感じないという結果であった。
この結果から、エンドウ豆タンパク質に由来する独特の飲みにくさを改善する要素として、乳化剤のHLBが重要であることがわかった。
また、HLBがそれぞれ8及び15.5の2種の乳化剤を含む実施例8は、それぞれの乳化剤を単独で含む実施例1及び実施例5と比して、よりざらつきを感じにくく、よりのど越しが良く、より口残りを感じないプロテイン飲料となった。
この結果から、HLBが8~13の乳化剤、及びHLBが14~17の乳化剤を含む飲料用粉末は、より飲みやすいプロテイン粉末となることがわかった。
本発明は、エンドウ豆タンパク質を含むインスタント飲食品に応用することができる。

Claims (6)

  1. タンパク質として、エンドウ豆タンパク質を含み、
    飲料用粉末全量に対するエンドウ豆タンパク質の含有量が、50質量%以上であり、
    乳化剤として、脂肪酸残基の炭素鎖数が12~18であるHLBが8以上のグリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸残基の炭素鎖数が14~18であるHLBが8以上のショ糖脂肪酸エステルからなる群から選択される1種又は2種以上の乳化剤を含む、
    飲料用粉末。
  2. 前記グリセリン脂肪酸エステルにおけるグリセリンの重合度が、2~10である、請求項1に記載の飲料用粉末。
  3. 前記乳化剤として、HLBが8~13のグリセリン脂肪酸エステル及び/又はショ糖脂肪酸エステル、並びに、HLBが14~17のグリセリン脂肪酸エステル及び/又はショ糖脂肪酸エステルを含む、請求項1又は2に記載の飲料用粉末。
  4. 前記飲料用粉末は油を含む、請求項1~3の何れか一項に記載の飲料用粉末。
  5. 前記飲料用粉末全量に対する乳化剤の含有量が、1~5質量%である、請求項1~4の何れか一項に記載の飲料用粉末。
  6. 造粒物である、請求項1~5の何れか一項に記載の飲料用粉末。
JP2019197347A 2019-10-30 2019-10-30 飲料用粉末 Active JP7485269B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019197347A JP7485269B2 (ja) 2019-10-30 2019-10-30 飲料用粉末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019197347A JP7485269B2 (ja) 2019-10-30 2019-10-30 飲料用粉末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021069305A JP2021069305A (ja) 2021-05-06
JP7485269B2 true JP7485269B2 (ja) 2024-05-16

Family

ID=75711674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019197347A Active JP7485269B2 (ja) 2019-10-30 2019-10-30 飲料用粉末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7485269B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271279A (ja) 2005-03-29 2006-10-12 Kaneka Corp 水中油型乳化油脂組成物
CN103462164A (zh) 2013-09-24 2013-12-25 新疆红满疆饮料食品有限公司 一种巴旦姆全果仁植物蛋白饮料及其制作方法
CN103478837A (zh) 2013-09-24 2014-01-01 新疆红满疆饮料食品有限公司 一种核桃全果仁植物蛋白饮料及其制作方法
CN106538693A (zh) 2016-10-26 2017-03-29 杭州娃哈哈科技有限公司 一种含有牛奶蛋白和植物蛋白的高蛋白奶昔及其制备方法
CN109965019A (zh) 2019-04-10 2019-07-05 河北兄弟伊兰食品科技股份有限公司 一种豌豆蛋白饮料及其制备方法
WO2019185991A1 (en) 2018-03-29 2019-10-03 Uniq Bioresearch Oy Method for modification of whey and plant proteins and use of modified proteins in microencapsulation and films
JP2021003101A (ja) 2019-06-25 2021-01-14 ミヨシ油脂株式会社 粉末油脂

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271279A (ja) 2005-03-29 2006-10-12 Kaneka Corp 水中油型乳化油脂組成物
CN103462164A (zh) 2013-09-24 2013-12-25 新疆红满疆饮料食品有限公司 一种巴旦姆全果仁植物蛋白饮料及其制作方法
CN103478837A (zh) 2013-09-24 2014-01-01 新疆红满疆饮料食品有限公司 一种核桃全果仁植物蛋白饮料及其制作方法
CN106538693A (zh) 2016-10-26 2017-03-29 杭州娃哈哈科技有限公司 一种含有牛奶蛋白和植物蛋白的高蛋白奶昔及其制备方法
WO2019185991A1 (en) 2018-03-29 2019-10-03 Uniq Bioresearch Oy Method for modification of whey and plant proteins and use of modified proteins in microencapsulation and films
CN109965019A (zh) 2019-04-10 2019-07-05 河北兄弟伊兰食品科技股份有限公司 一种豌豆蛋白饮料及其制备方法
JP2021003101A (ja) 2019-06-25 2021-01-14 ミヨシ油脂株式会社 粉末油脂

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021069305A (ja) 2021-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7155542B2 (ja) 水中油型乳化組成物、及び該水中油型乳化組成物の製造方法
JP3941073B2 (ja) 油脂組成物及びそれを含む食品
JP2005524407A (ja) ジアシルグリセロール含有食品およびドリンク類
BRPI0210481B1 (pt) Tablete de caldo de carne compacto
JP2015097495A (ja) 乳風味付与用水中油型乳化組成物、および飲食品に乳風味を付与する方法
JP2016054670A (ja) 乳風味付与用粉末油脂組成物、および飲食品に乳風味を付与する方法
JP6520397B2 (ja) 油脂含有乳風味飲料、油脂含有乳風味飲料の苦味低減方法、油脂含有乳風味飲料の製造方法、及び嗜好性飲料用組成物
JP4750738B2 (ja) 濃縮乳タイプ乳化物およびそれを用いたミルク入り飲料
JP7485269B2 (ja) 飲料用粉末
WO2013118740A1 (ja) 生乳様の香気及び/又は風味が付与された飲食品及びその製造方法、並びに生乳様の香気及び/又は風味を付与するための組成物
JP6198995B1 (ja) ゼリー飲料及びゼリー飲料の製造方法
WO2018061723A1 (ja) 乳化組成物調製用プレミックス、及びそれを用いた組成物
JP2539839B2 (ja) 水中油型乳化油脂組成物
JPH08205771A (ja) 油脂含有水溶性組成物およびこれを含有する飲食品
CN1913788A (zh) 含有植物甾醇的微粒以及含有所述乳脂剂的食物组合物
KR102442739B1 (ko) 밀크와 같은 부드러움이나 깊은 맛을 부여하는 조성물
JP2017029163A (ja) 乳風味付与用水中油型乳化組成物、および飲食品に乳風味を付与する方法
JP6227260B2 (ja) 耐酸性クリーム
JPS6131039A (ja) サスペンジヨンおよびその製造法
JP2004248593A (ja) 魚油乳化組成物及び該魚油乳化組成物を配合した乳関連飲料
JP2021151197A (ja) 生クリーム風味を付与する方法
JPS62163667A (ja) 豆腐用消泡剤
JPWO2018020812A1 (ja) 粉末油脂組成物及びその製造方法
JP5565564B2 (ja) ごま含有酸性液体調味料及びその食味改善方法
JP6784857B1 (ja) 植物油脂組成物及びそれを含有する容器詰め飲料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240419

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7485269

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150