JP7469477B2 - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機 Download PDF

Info

Publication number
JP7469477B2
JP7469477B2 JP2022541518A JP2022541518A JP7469477B2 JP 7469477 B2 JP7469477 B2 JP 7469477B2 JP 2022541518 A JP2022541518 A JP 2022541518A JP 2022541518 A JP2022541518 A JP 2022541518A JP 7469477 B2 JP7469477 B2 JP 7469477B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
safety door
molding machine
injection molding
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022541518A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022030418A1 (ja
Inventor
育広 牧
正俊 仙賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Publication of JPWO2022030418A1 publication Critical patent/JPWO2022030418A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7469477B2 publication Critical patent/JP7469477B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/84Safety devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1774Display units or mountings therefor; Switch cabinets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

本発明は、安全扉を備える射出成形機に関する。
射出成形機は、金型の型締め及び型開きを行う型締装置と、型締めされた金型に溶融した樹脂を射出する射出装置と、を備える。型締装置と射出装置とは横方向に並べられる。型締装置の周囲は、カバーで覆われる。射出装置の周囲は、カバーで覆われる。これらのカバーのいずれかには、型締装置及び射出装置に情報を入力するための操作盤が取り付けられる。更に、いずれかのカバーには、各種の情報を表示する表示装置が取り付けられる。特開平7-232364号公報には、カバーの一部を構成する安全扉に表示装置が取り付けられた射出成形機が示される。この射出成形機では、表示装置の横に位置するカバーに、操作盤が取り付けられる。
オペレータが操作盤を操作する際に、オペレータから表示装置が見づらい場合がある。
そこで、本発明は、オペレータに対して表示装置を見やすくすることができる射出成形機を提供することを目的とする。
本発明の態様は、開いた状態で内側の機構へのオペレータのアクセスを可能とし、閉じた状態で内側の前記機構へのオペレータのアクセスを防止する安全扉を備える射出成形機であって、画像を表示する表示装置と、前記安全扉に設けられ、前記安全扉に対する前記表示装置の向き又は位置を変更可能に、前記表示装置を支持する支持機構と、を備える。
本発明によれば、オペレータに対して表示装置を見やすくすることができる。
図1は、射出成形機の外観図である。 図2は、射出成形機のブロック図である。 図3は、第1実施形態の第2安全扉の正面図である。 図4Aは、第1実施形態のブラケットの正面図である。図4Bは、第1実施形態のブラケットの右側面図である。図4Cは、第1実施形態のブラケットの平面図である。 図5Aは、第1実施形態の表示装置の背面図である。図5Bは、第1実施形態の表示装置の左側面図である。 図6Aは、第1実施形態のトルクヒンジの背面図である。図6Bは、第1実施形態のトルクヒンジの左側面図である。図6Cは、第1実施形態のトルクヒンジの平面図である。 図7は、第1実施形態において第2安全扉の収納部に取り付けられた表示装置の左側面図である。 図8は、第2実施形態の第2安全扉の正面図である。 図9は、第2実施形態のトルクヒンジの正面図である。 図10は、第3実施形態の第2安全扉の正面図である。 図11Aは、第3実施形態のトルクヒンジの正面図である。図11Bは、第3実施形態のトルクヒンジの右側面図である。
本発明による射出成形機について、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
[1 射出成形機10の構造]
図1は、射出成形機10の外観図である。以下の説明では、射出成形機10の横方向(長手方向)をX方向とし、縦方向(高さ方向)をY方向とし、奥行きの方向をZ方向とする。Y方向はX方向と直交し、Z方向はX方向及びY方向と直交する。本明細書では、射出成形機10の+Z側を正面とし、射出成形機10の-Z側を背面とする。
射出成形機10は、型締装置12と、射出装置14と、を備える。型締装置12及び射出装置14は、機台16に載せられており、+X方向から-X方向に向かって並べられる。型締装置12は、射出成形機10のうちの-X側に配置される。射出装置14は、射出成形機10のうちの+X側に配置される。
型締装置12は、金型の型締め及び型開きを行う型締機構20(図2)を備える。型締機構20は、第1カバー22により覆われる。第1カバー22は、-X方向と+Y方向と±Z方向において型締機構20を覆う。第1カバー22のうちの+Z方向に位置する部位の一部は、開口する。その開口を第1安全扉24が覆う。第1安全扉24は、+X方向と-X方向とに横移動可能である。第1安全扉24は、可動範囲のうちの+X側の終端位置で停止することによって型締装置12の開口を閉鎖する。これにより、第1安全扉24は、金型へのオペレータのアクセスを防止する。第1安全扉24は、+X側の終端位置から-X方向に移動することによって型締装置12の開口を開放する。これにより、第1安全扉24は、金型へのオペレータのアクセスを可能にする。第1安全扉24には、透明部材が嵌め込まれた第1窓28が設けられる。
第1安全扉24の+X方向には、第1安全扉24に隣接する固定盤カバー26が配置される。固定盤カバー26の正面には、操作盤30が取り付けられる。操作盤30は、制御部48(図2)に、型締機構20の操作情報及び射出機構34の操作情報を入力するための入力装置である。
射出装置14は、型締装置12の金型に溶融した樹脂を射出する射出機構34(図2)を備える。射出機構34は、第2カバー36により覆われる。第2カバー36は、+X方向と+Y方向と±Z方向において射出機構34を覆う。第2カバー36のうちの+Z方向に位置する部位の一部は、開口する。その開口を第2安全扉38が覆う。第2安全扉38は、-X方向と+X方向とに横移動可能である。第2安全扉38は、可動範囲のうちの-X側の終端位置で停止することによって射出装置14の開口を閉鎖する。これにより、第2安全扉38は、ノズル、シリンダ等へのオペレータのアクセスを防止する。第2安全扉38は、-X側の終端位置から+X方向に移動することによって射出装置14の開口を開放する。これにより、第2安全扉38は、ノズル、シリンダ等へのオペレータのアクセスを可能にする。第2安全扉38には、透明部材が嵌め込まれた第2窓40が設けられる。
第2安全扉38のうちの+Z側の部位には、第2安全扉38の正面から-Z方向に凹んだ収納部42が形成される。収納部42には、射出成形機10の動作に関する画像を表示する表示装置44が収納される。表示装置44の画面は、+Z方向に露出する。表示装置44は、収納部42の内部で支持機構によって支持される。支持機構については後述する。
[2 射出成形機10のシステム構成]
図2は、射出成形機10のブロック図である。制御部48は、CPU等のプロセッサ(不図示)を有する。制御部48は、RAM、ROM、ハードディスク等の各種メモリ(不図示)を有する。制御部48は、予め記憶されるプログラムと操作盤30で入力される操作情報等とに基づいて、型締機構20の動作と射出機構34の動作とを制御する。
第1センサ50は、型締装置12に設けられる。第1センサ50は、第1安全扉24の開閉状態を検出する。第1センサ50は、第1安全扉24の開状態を検出し、制御部48に開信号を出力する。開信号は、第1安全扉24が開状態であることを示す信号である。開信号が第1センサ50から供給された場合に、制御部48は、射出成形機10の全動作又は射出成形機10の所定動作を停止させる。
第2センサ52は、射出装置14に設けられる。第2センサ52は、第2安全扉38の開閉状態を検出する。第2センサ52は、第2安全扉38の開状態を検出し、制御部48に開信号を出力する。開信号は、第2安全扉38が開状態であることを示す信号である。開信号が第2センサ52から供給された場合に、制御部48は、射出成形機10の全動作又は射出成形機10の所定動作を停止させる。
[3 支持機構]
表示装置44を収納部42の内部で支持する支持機構として、トルクヒンジ84が使用される。トルクヒンジ84は、図6A~図6C、図9、図11A及び図11Bで示される。トルクヒンジ84は、第2安全扉38に対する表示装置44の向きを変更可能にする。以下で、トルクヒンジ84と、トルクヒンジ84が取り付けられる第2安全扉38の構造と、表示装置44の構造とについての説明をする。
[3-1 第1実施形態]
図3~図7を用いて第1実施形態の説明をする。第1実施形態において、表示装置44は、第2安全扉38に対して、X方向(横方向)に延びる軸線A1(図5A、図5B)を中心にして回転可能である。
図3は、第1実施形態の第2安全扉38の正面図である。図3は、表示装置44が取り付けられていない状態の第2安全扉38を示す。図3に示されるように、収納部42は、第2窓40の上方に設けられる。収納部42は、-Z側の後部内壁54と、-X側の左部内壁56と、+X側の右部内壁58と、-Y側の底部内壁60と、によって形成される。後部内壁54はXY平面と平行する。左部内壁56と右部内壁58はYZ平面と平行する。底部内壁60はXZ平面と平行する。なお、収納部42の+Y側には内壁がない。収納部42の+Y側は開放される。
後部内壁54には、後部内壁54を+Y側の部位と-Y側の部位とに二分する開口部62が形成される。後部内壁54のうちの+Y側の部位は、上部内壁54aである。後部内壁54のうちの-Y側の部位は、下部内壁54bである。上部内壁54aと下部内壁54bとは、互いに離間する。下部内壁54bには、+Z方向に突出する回転制限部64が設けられる。回転制限部64は、表示装置44の一方の回転動作(図7のD2方向)を制限する。
左部内壁56には、板状のブラケット支持部66が設けられる。左部内壁56のブラケット支持部66は、+X方向に突出する。同様に、右部内壁58には、板状のブラケット支持部66が設けられる。右部内壁58のブラケット支持部66は、-X方向に突出する。+Z方向から見て、ブラケット支持部66の一部又はブラケット支持部66の全部は、開口部62とオーバーラップする。ブラケット支持部66は、ブラケット68を支持する。
図4Aは、第1実施形態のブラケット68の正面図である。図4Bは、第1実施形態のブラケット68の右側面図である。図4Cは、第1実施形態のブラケット68の平面図である。図4A~図4Cは、2つのブラケット68のうちの-X側(左側)のブラケット68を示す。+X側(右側)に設けられるブラケット68の構造と、-X側(左側)に設けられるブラケット68の構造は、左右で反転する。
ブラケット68は、ブラケット前板72と、ブラケット後板74と、ブラケット側板76とを有する。ブラケット前板72と、ブラケット後板74とは、XY平面と平行する。ブラケット前板72は、ブラケット後板74に対して+Z側に位置する。ブラケット前板72は、トルクヒンジ84(図5A等)を支持する。ブラケット後板74は、ブラケット前板72に対して-Z側に位置する。ブラケット後板74は、ブラケット支持部66に対して+Z側に位置する。ブラケット後板74は、ブラケット支持部66にボルト等で固定される。ブラケット側板76は、ブラケット前板72とブラケット後板74との間に介在する。
図5Aは、第1実施形態の表示装置44の背面図である。図5Bは、第1実施形態の表示装置44の左側面図である。表示装置44には、表示装置44の背面から+Z方向に凹んだ凹部78が形成される。これらの凹部78は、表示装置44の背面と右側面との交差箇所及び表示装置44の背面と左側面との交差箇所にそれぞれ形成される。+X側の凹部78と-X側の凹部78との各々には、それぞれトルクヒンジ84が固定される。また、図5Bに示されるように、表示装置44の背面のうちの+Y側の端部には、表示装置44の背面から+Z方向に凹んだ傾斜部80が形成される。
図6Aは、第1実施形態のトルクヒンジ84の背面図である。図6Bは、第1実施形態のトルクヒンジ84の左側面図である。図6Cは、第1実施形態のトルクヒンジ84の平面図である。図6A~図6Cは、2つのトルクヒンジ84のうちの-X側(左側)のトルクヒンジ84を示す。+X側(右側)に設けられるトルクヒンジ84の構造と、-X側(左側)に設けられるトルクヒンジ84の構造は、左右で反転する。
トルクヒンジ84は、回転軸86と、皿バネ88と、固定プレート90と、スペーサ92と、回転プレート94と、ナット96と、を有する。回転軸86は、軸線A1を中心とするボルトである。回転軸86のねじ(不図示)は、皿バネ88、固定プレート90、スペーサ92、回転プレート94の順に挿通される。回転軸86のねじは、ナット96にねじ込まれる。皿バネ88と、固定プレート90と、スペーサ92と、回転プレート94とは、回転軸86の頭部とナット96とによって挟持される。
皿バネ88は、固定プレート90とスペーサ92と回転プレート94とに適度な軸力を加える。適度な軸力というのは、回転プレート94に対して回転方向(D1又はD2)に所定以上の力が加えられない場合に、固定プレート90に対する回転プレート94の回転角度を保持する力である。更に、適度な軸力というのは、回転プレート94に対して回転方向に所定以上の力が加えられる場合に、固定プレート90に対する回転プレート94の回転角度を変更可能とする力でもある。
固定プレート90は、後板98と側板100とを有する。図6Cに示されるように、+Y方向から見て、後板98と側板100とはL字を呈する。後板98は、XY平面と平行する。後板98は、側板100の-Z側に位置する。後板98は、ブラケット68のうちの+Z側の部位であるブラケット前板72に固定される。後板98は、ブラケット前板72にボルト等で固定される。側板100は、YZ平面と平行する。側板100の-Y側の端部には孔(不図示)が形成される。その孔に回転軸86のねじ(不図示)が挿通される。その孔の周囲の部分は皿バネ88とスペーサ92とで挟まれる。
回転プレート94は、YZ平面と平行する平板である。回転プレート94のうちの+Y側の端部には孔(不図示)が形成される。その孔に回転軸86のねじ(不図示)が挿通される。その孔の周囲の部分はスペーサ92とナット96とで挟まれる。回転プレート94は、表示装置44の凹部78の内壁のうちYZ平面と平行する壁面104にボルト等で固定される。なお、YZ平面と平行する壁面104には穴106が形成される。その穴106にナット96が挿入される。
図7は第1実施形態において第2安全扉38の収納部42に取り付けられた表示装置44の左側面図である。図7は表示装置44がD1方向に回転した状態を示す。表示装置44は、トルクヒンジ84及びブラケット68を介して第2安全扉38の収納部42に取り付けられる。この状態で、収納部42の後部内壁54と表示装置44との間には、表示装置44が回転することができる程度の間隔が設けられる。オペレータが表示装置44に対してD1方向又はD2方向に所定以上の力を加えると、トルクヒンジ84は、回転軸86(軸線A1)を中心にして表示装置44を回転させる。このように、第1実施形態によれば、表示装置44の向きが調整可能であるため、オペレータに対して表示装置44を見やすくすることができる。
また、オペレータが表示装置44の角度調整を止めると、トルクヒンジ84は、表示装置44の回転角度をオペレータによる調整後の回転角度に保持する。このように、第1実施形態によれば、表示装置44の回転角度が保持可能であるため、オペレータに対する表示装置44の見やすさを維持することができる。
また、表示装置44がD1方向に回転し、回転角度が所定の第1角度になると、表示装置44の当接部82(例えば背面の一部)が収納部42の上部内壁54aに当接する。これにより、D1方向への表示装置44の回転動作が制限される。このとき、表示装置44のうちの+Y側の縁と上部内壁54aとの間には、傾斜部80の凹みに対応する隙間102が形成される。また、表示装置44がD2方向に回転し、回転角度が所定の第2角度(<第1角度)になると、表示装置44の背面が収納部42の回転制限部64に当接する。これにより、D2方向への表示装置44の回転動作が制限される。
[3-2 第2実施形態]
図8及び図9を用いて第2実施形態の説明をする。第2実施形態において、表示装置44は、第2安全扉38に対して、Y方向(縦方向)に延びる軸線A2を中心にして回転可能である。
図8は第2実施形態の第2安全扉38の正面図である。図8は表示装置44が取り付けられていない状態の第2安全扉38を示す。図8では、図3に示される第2安全扉38と同一の構成に同一の符号が付されている。底部内壁60には、トルクヒンジ84が取り付けられる。第2実施形態の第2安全扉38は底部内壁60で表示装置44を支持する。
図9は第2実施形態のトルクヒンジ84の正面図である。以下では、第2実施形態のトルクヒンジ84に関して、第1実施形態のトルクヒンジ84と異なる部分の説明をする。
回転軸86は、軸線A2を中心とするボルトである。回転軸86のねじ(不図示)は、-Y方向から、皿バネ88、固定プレート90、スペーサ92、回転プレート94の順に挿通される。回転軸86のねじは、ナット96にねじ込まれる。
固定プレート90は、XZ平面と平行する平板である。平板の形状は、円形等である。固定プレート90の中心には回転軸86のねじ(不図示)が挿通される。固定プレート90は、皿バネ88とスペーサ92とで挟まれる。固定プレート90は、底部内壁60のうちの+Y側の表面にボルト等で固定される。なお、底部内壁60には穴108が形成されている。その穴108の中に、回転軸86の頭部と皿バネ88とが位置する。
回転プレート94は、XZ平面と平行する平板である。平板の形状は、円形等である。回転プレート94の中心には回転軸86のねじ(不図示)が挿通される。回転プレート94は、スペーサ92とナット96とで挟まれる。回転プレート94は、表示装置44の底面側に設けられる金具等にボルト等で固定される。
表示装置44は、トルクヒンジ84を介して第2安全扉38の底部内壁60に取り付けられる。この状態で、収納部42の後部内壁54と表示装置44との間には、表示装置44が回転することができる程度の間隔が設けられる。オペレータが表示装置44に対してD3方向又はD4方向に所定以上の力を加えると、トルクヒンジ84は、回転軸86(軸線A2)を中心にして表示装置44を回転させる。このように、第2実施形態によれば、表示装置44の向きが調整可能であるため、オペレータに対して表示装置44を見やすくすることができる。
また、オペレータが表示装置44の角度調整を止めると、トルクヒンジ84は、表示装置44の回転角度をオペレータによる調整後の回転角度に保持する。このように、第2実施形態によれば、表示装置44の回転角度が保持可能であるため、オペレータに対する表示装置44の見やすさを維持することができる。
[3-3 第3実施形態]
図10、図11A及び図11Bを用いて第3実施形態の説明をする。第3実施形態において、表示装置44は、第2安全扉38に対して、X方向(横方向)に延びる軸線A1を中心にして回転可能である。更に、表示装置44は、第2安全扉38に対して、Y方向(縦方向)に延びる軸線A2を中心にして回転可能でもある。
図10は、第3実施形態の第2安全扉38の正面図である。図10は、表示装置44が取り付けられていない状態の第2安全扉38を示す。図10では、図3に示される第2安全扉38と同一の構成に同一の符号が付されている。
図10に示されるように、収納部42は、後部内壁54と、左部内壁56と、右部内壁58と、底部内壁60と、によって形成される。後部内壁54には、後部内壁54を+Y側の部位と-Y側の部位とに二分する段差が形成される。その段差には、中間内壁110が形成される。中間内壁110は、XZ平面と平行する。中間内壁110は、上部内壁54aの下端と下部内壁54bの上端とに接続される。上部内壁54aは、下部内壁54bの後方(-Z方向)及び上方(+Y方向)に位置する。中間内壁110には、トルクヒンジ84が取り付けられる。第3実施形態の第2安全扉38は中間内壁110で表示装置44を支持する。
図11Aは第3実施形態のトルクヒンジ84の正面図である。図11Bは第3実施形態のトルクヒンジ84の右側面図である。トルクヒンジ84は、第1トルクヒンジ84aと、2つの第2トルクヒンジ84bと、を有する。第1トルクヒンジ84aは、表示装置44を、軸線A2を中心として回転可能にする。2つの第2トルクヒンジ84bは、表示装置44を、軸線A1を中心として回転可能にする。
第1トルクヒンジ84aは、第1回転軸112と、第1皿バネ114と、第1固定プレート116と、第1スペーサ118と、第1回転プレート120と、第1ナット122と、を有する。第1回転軸112は、軸線A2を中心とするボルトである。第1回転軸112のねじ(不図示)は、-Y方向から、第1皿バネ114、第1固定プレート116、第1スペーサ118、第1回転プレート120(第1底板124)の順に挿通される。第1回転軸112のねじ(不図示)は、第1ナット122にねじ込まれる。第1皿バネ114と第1固定プレート116と第1スペーサ118と第1回転プレート120とは、第1回転軸112の頭部と第1ナット122とによって挟持される。
第1固定プレート116は、XZ平面と平行する平板である。平板の形状は、円形等である。第1固定プレート116の中心には第1回転軸112のねじ(不図示)が挿通される。第1固定プレート116は、第1皿バネ114と第1スペーサ118とで挟まれる。第1固定プレート116は、中間内壁110のうちの+Y側の表面にボルト等で固定される。なお、中間内壁110には穴128が形成されている。その穴128の中に、第1回転軸112の頭部と第1皿バネ114とが位置される。
第1回転プレート120は、第1トルクヒンジ84aと2つの第2トルクヒンジ84bとを連結する部材である。第1回転プレート120は、平板に曲げ加工が施されることによって形成される。第1回転プレート120は、少なくともXZ平面と平行する第1底板124と、YZ平面と平行する2つの第1側板126と、を有する。2つの第1側板126の各々は、第1回転プレート120のうちの+Y側に位置する。第1底板124は、第1回転プレート120のうちの-Y側に位置する。第1底板124には第1回転軸112のねじ(不図示)が挿通される。第1底板124は、第1スペーサ118と第1ナット122とで挟まれる。
2つの第2トルクヒンジ84bの各々は、第2回転軸130と、第2皿バネ132と、第2回転プレート134と、第2スペーサ136と、第1回転プレート120と、第2ナット138と、を有する。一方の第2トルクヒンジ84bと他方の第2トルクヒンジ84bは、+X方向から-X方向に向かって並べられる。
第2回転軸130は、軸線A1を中心とするボルトである。第2回転軸130のねじ(不図示)は、第2皿バネ132、第2回転プレート134、第2スペーサ136、第1回転プレート120(第1側板126)の順に挿通される。第2回転軸130のねじは、第2ナット138にねじ込まれる。第2皿バネ132と、第2回転プレート134と、第2スペーサ136と、第1回転プレート120(第1側板126)とは、第2回転軸130の頭部と第2ナット138とによって挟持される。
第2回転プレート134は、第2前板140と第2側板142とを有する。図6Cに示される後板98及び側板100と同様に、+Y方向から見て、第2前板140と第2側板142とはL字を呈する。第2前板140は、XY平面と平行する。第2前板140は、第2側板142のうちの+Z側の端部に接続される。第2前板140は、表示装置44の背面側に設けられる金具等にボルト等で固定される。第2側板142は、YZ平面と平行する。第2側板142のうちの-Y側の端部には孔(不図示)が形成される。その孔に第2回転軸130のねじ(不図示)が挿通される。その孔の周囲の部分は第2皿バネ132と第2スペーサ136とで挟まれる。
第1回転プレート120の第1側板126には第2回転軸130のねじ(不図示)が挿通される。第1側板126は、第2スペーサ136と第2ナット138とで挟まれる。
表示装置44は、トルクヒンジ84を介して第2安全扉38の中間内壁110に取り付けられる。この状態で、収納部42の後部内壁54と表示装置44との間には、表示装置44が回転することができる程度の間隔が設けられる。オペレータが表示装置44に対してD1方向又はD2方向に所定以上の力を加えると、2つの第2トルクヒンジ84bは、第2回転軸130(軸線A1)を中心にして表示装置44を回転させる。また、オペレータが表示装置44に対してD3方向又はD4方向に所定以上の力を加えると、第1トルクヒンジ84aは、第1回転軸112(軸線A2)を中心にして表示装置44を回転させる。このように、第3実施形態によれば、表示装置44の向きが調整可能であるため、オペレータに対して表示装置44を見やすくすることができる。
また、オペレータが表示装置44の角度調整を止めると、第1トルクヒンジ84a及び2つの第2トルクヒンジ84bは、表示装置44の回転角度をオペレータによる調整後の回転角度に保持する。このように、第3実施形態によれば、表示装置44の回転角度が保持可能であるため、オペレータに対する表示装置44の見やすさを維持することができる。
また、表示装置44がD1方向に回転し、回転角度が所定の第1角度になると、表示装置44の当接部82(図7)が収納部42の上部内壁54aに当接する。これにより、D1方向への表示装置44の回転動作が制限される。このとき、表示装置44のうちの+Y側の縁と第2安全扉38との間には、傾斜部80の凹みに対応する隙間102(図7)が形成される。
[4 その他の実施形態]
上記実施形態では、第2安全扉38に対して表示装置44の向きを変更可能とするために、支持機構としてトルクヒンジ84が使用される。これに代わり、第2安全扉38に対して表示装置44の位置が変更可能であってもよい。この場合、支持機構としてガイドレールが使用されてもよい。
上記実施形態では、第2安全扉38に表示装置44が取り付けられている。これに代わり、第1安全扉24に表示装置44が取り付けられていてもよい。
[5 実施形態から得られる発明]
上記実施形態から把握しうる発明について、以下に記載する。
本発明の態様は、開いた状態で内側の機構(20、34)へのオペレータのアクセスを可能とし、閉じた状態で内側の前記機構へのオペレータのアクセスを防止する安全扉(38、24)を備える射出成形機(10)であって、画像を表示する表示装置(44)と、前記安全扉に設けられ、前記安全扉に対する前記表示装置の向き又は位置を変更可能に、前記表示装置を支持する支持機構(84)と、を備える。
本発明の態様において、前記支持機構は、前記安全扉の縦方向(Y方向)又は横方向(X方向)と平行する回転軸(86、112、130)を有し、前記回転軸を中心にして前記安全扉に対する前記表示装置の回転角度を変更可能に、前記表示装置を支持してもよい。
本発明の態様において、前記支持機構は、前記安全扉の縦方向(Y方向)と平行する第1回転軸(112)及び前記安全扉の横方向(X方向)と平行する第2回転軸(130)を有し、前記第1回転軸及び前記第2回転軸を中心にして前記安全扉に対する前記表示装置の回転角度を変更可能に、前記表示装置を支持してもよい。
本発明の態様において、前記表示装置は、画面と反対側の背面に、前記表示装置が所定角度まで回転したときに前記安全扉に当接して前記安全扉に対する前記表示装置の回転角度を制限する当接部(82)を有し、前記当接部が前記安全扉に当接して前記表示装置の回転角度が前記所定角度となった状態で、前記表示装置の前記背面の縁と前記安全扉との間に隙間(102)が形成されてもよい。
本発明の態様において、前記支持機構は、前記安全扉に対する前記表示装置の回転角度を、オペレータによる調整後の回転角度に保持可能なヒンジ(84)であってもよい。
なお、本発明に係る射出成形機は、前述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得る。

Claims (5)

  1. 開いた状態で内側の機構へのオペレータのアクセスを可能とし、閉じた状態で内側の前記機構へのオペレータのアクセスを防止する安全扉を備える射出成形機であって、
    画像を表示する表示装置と、
    前記安全扉に設けられ、前記安全扉に対する前記表示装置の向き又は位置を変更可能に、前記表示装置を支持する支持機構と、
    を備え
    前記安全扉には、前記安全扉の正面から厚さ方向に凹んだ収納部が形成され、
    前記表示装置は、前記収納部に収納され、
    前記支持機構は、前記収納部の内部に備えられる、射出成形機。
  2. 請求項1に記載の射出成形機であって、
    前記支持機構は、前記安全扉の縦方向又は横方向と平行する回転軸を有し、前記回転軸を中心にして前記安全扉に対する前記表示装置の回転角度を変更可能に、前記表示装置を支持する、射出成形機。
  3. 請求項1に記載の射出成形機であって、
    前記支持機構は、前記安全扉の縦方向と平行する第1回転軸及び前記安全扉の横方向と平行する第2回転軸を有し、前記第1回転軸及び前記第2回転軸を中心にして前記安全扉に対する前記表示装置の回転角度を変更可能に、前記表示装置を支持する、射出成形機。
  4. 請求項2又は3に記載の射出成形機であって、
    前記表示装置は、画面と反対側の背面に、前記表示装置が所定角度まで回転したときに前記安全扉に当接して前記安全扉に対する前記表示装置の回転角度を制限する当接部を有し、
    前記当接部が前記安全扉に当接して前記表示装置の回転角度が前記所定角度となった状態で、前記表示装置の前記背面の縁と前記安全扉との間に隙間が形成される、射出成形機。
  5. 請求項2~4のいずれか1項に記載の射出成形機であって、
    前記支持機構は、前記安全扉に対する前記表示装置の回転角度を、オペレータによる調整後の回転角度に保持可能なヒンジである、射出成形機。
JP2022541518A 2020-08-07 2021-08-02 射出成形機 Active JP7469477B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020134857 2020-08-07
JP2020134857 2020-08-07
PCT/JP2021/028529 WO2022030418A1 (ja) 2020-08-07 2021-08-02 射出成形機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2022030418A1 JPWO2022030418A1 (ja) 2022-02-10
JP7469477B2 true JP7469477B2 (ja) 2024-04-16

Family

ID=80117969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022541518A Active JP7469477B2 (ja) 2020-08-07 2021-08-02 射出成形機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20230278272A1 (ja)
JP (1) JP7469477B2 (ja)
CN (1) CN116034007A (ja)
DE (1) DE112021003198T5 (ja)
WO (1) WO2022030418A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020066118A (ja) 2018-10-26 2020-04-30 オークマ株式会社 工作機械

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0415456Y2 (ja) * 1986-06-09 1992-04-07
DE3632449A1 (de) * 1986-09-24 1988-04-07 Karl Hehl Kunststoff-spritzgiessmaschine mit zugehoerigem computer und datensichtgeraet
JP2777853B2 (ja) * 1992-06-30 1998-07-23 ファナック株式会社 表示兼手動入力装置を備えた機械装置
JP2638422B2 (ja) * 1993-04-22 1997-08-06 株式会社新潟鉄工所 射出成形機等のディスプレイの開閉装置
JPH07232363A (ja) * 1994-02-24 1995-09-05 Fanuc Ltd 表示装置を備えた射出成形機
JPH07232364A (ja) * 1994-02-24 1995-09-05 Fanuc Ltd 表示装置を備えた射出成形機
JP2001191381A (ja) * 2000-01-11 2001-07-17 Niigata Eng Co Ltd 射出成形機の設定表示装置
JP6407751B2 (ja) * 2015-02-09 2018-10-17 住友重機械工業株式会社 射出成形機
JP6734326B2 (ja) * 2018-07-12 2020-08-05 ファナック株式会社 射出成形機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020066118A (ja) 2018-10-26 2020-04-30 オークマ株式会社 工作機械

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022030418A1 (ja) 2022-02-10
CN116034007A (zh) 2023-04-28
US20230278272A1 (en) 2023-09-07
JPWO2022030418A1 (ja) 2022-02-10
DE112021003198T5 (de) 2023-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7466220B2 (en) Head-up display apparatus and mirror unit for the same
CN215410952U (zh) 支撑架
US7676887B2 (en) Two-stage adjustable door hinge
KR19990024492U (ko) 틸트(tilt)동작을 위한 힌지장치가 보강된 평판디스플레이장치
JP7469477B2 (ja) 射出成形機
US8023049B2 (en) Thin-shaped television
CN104914574B (zh) 抬头显示装置
KR20150117117A (ko) 차량용 헤드 업 디스플레이 장치
JP2008272872A (ja) 工作機の操作盤及び射出成形機の操作盤
JP2006062501A (ja) ヘッドアップディスプレイ
JP6734326B2 (ja) 射出成形機
US20210180741A1 (en) Display device
JP2002196687A (ja) 表示装置の位置調整機構
WO2020153475A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
KR0158767B1 (ko) 표시 장치를 구비한 사출 성형기
KR20190058073A (ko) 차량용 헤드업 디스플레이 장치
US20200331350A1 (en) Display device and method of installing display device
JPH07232363A (ja) 表示装置を備えた射出成形機
JP3811093B2 (ja) 射出成形機の表示器支持装置
JP2000038057A (ja) 車両用虚像表示メータ
JP2005085936A (ja) 機器の操作パネル、及びこれを用いた機器
JP3784568B2 (ja) 成形機
JP2011102065A (ja) 鏡面角度調整装置
JP3851120B2 (ja) ゲート開閉装置
JP4896688B2 (ja) 工作機の表示装置及び射出成形機の表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7469477

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150