JP2638422B2 - 射出成形機等のディスプレイの開閉装置 - Google Patents

射出成形機等のディスプレイの開閉装置

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JP2638422B2
JP2638422B2 JP9630093A JP9630093A JP2638422B2 JP 2638422 B2 JP2638422 B2 JP 2638422B2 JP 9630093 A JP9630093 A JP 9630093A JP 9630093 A JP9630093 A JP 9630093A JP 2638422 B2 JP2638422 B2 JP 2638422B2
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opening
slider
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injection molding
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敏幸 佐藤
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NIIGATA TETSUKOSHO KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1774Display units or mountings therefor; Switch cabinets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機等の各種機
械に設備されるディスプレイの開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機におけるCRTディスプレイ
の開閉装置として、図6に示すものが知られている。こ
の開閉装置は、ディスプレイ1を枢軸2でフレーム3に
前後(図6では左右)に回動自在に枢着し、ディスプレ
イ1を使用する時は、取っ手4を引いてディスプレイ1
を2点鎖線のように前(図で左)に回動させ、また、使
用しない時は、取っ手4を押してフレーム3内に実線で
示すように収納する構造となっている。ディスプレイ1
の全面には扉板5が一体に設けられ、またディスプレイ
1の後部にはストッパ6が取り付けられている。
【0003】ディスプレイ1は、使用(開)状態におい
て、枢軸2の上方にある重心Gを枢軸2におろした垂
線、つまり中立線Nの前方に位置させ、ストッパ6をフ
レーム3の内面に当接させて安定し、また、不使用
(閉)状態において、重心Gを中立線Nの後方に移し、
扉板5の上端に形成されたストッパ5aをフレーム1の
外面に当接させて安定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、CRTディ
スプレイ1は重く、その回動にかなりの力が必要である
ため、開閉操作がやりにくく、しかも、ディスプレイ1
を勢いよく回動させてストッパ5a,6をフレーム3に
強く衝突させ、ディスプレイ1に衝撃を与えやすいとい
う問題点がある。
【0005】本発明は、ディスプレイを軽く回動させて
開閉することができる上、ディスプレイに衝撃を与える
ことがなく、また重量の異なる多種類のディスプレイに
適用できるとともに、設置位置の制約が少ない、構造の
簡単な、射出成形機等のディスプレイの開閉装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の射出成形機等のディスプレイの開閉装
置は、枢軸を支点とする回動で枢軸の上方に位置する、
ディスプレイの重心を中立線の一側に移動させてディス
プレイを開状態とし、また枢軸を支点とする逆方向の回
動でディスプレイの重心を中立線の他側に移動させて閉
状態とする射出成形機等のディスプレイの開閉装置にお
いて、中立線に重心を一致させた中立状態からのディス
プレイの枢軸を支点とする開閉回動によって索条を介し
て牽引されるスライダと、該スライダと固定部材との間
に、ディスプレイが中立状態となるようにスライダを付
勢して張設されたスプリングと、上記スライダに付設さ
れ、枢軸を支点とするディスプレイの開閉回動の終段に
おけるスライダの移動で作動してディスプレイの停止時
の衝撃を吸収する緩衝器とを具備した構成とした。
【0007】また、請求項2の開閉装置は、請求項1の
発明において、スプリングに該スプリングの弾力を調節
する調節手段を付設した構成とした。
【0008】更に、請求項3の開閉装置は、請求項1又
は2の発明において、索条を1個以上の案内ローラによ
って移動自在に案内した構成とした。
【0009】
【作用】請求項1の射出成形機等のディスプレイの開閉
装置においては、スプリングが索条を引いてディスプレ
イの重量を見掛け上軽減する。このため、ディスプレイ
を小さい力で軽く開閉することができる。また、ディス
プレイが停止する際の衝撃を緩衝器が吸収する。したが
って開閉操作時にディスプレイに衝撃が加わることがな
い。緩衝器は1個で済むので構造が簡単になる。
【0010】請求項2の発明においては、上記の作用が
生じるほか、調節手段によってスプリングの弾力をディ
スプレイの重さに自由に適合させることができる。また
請求項3の発明にあっては、上記のほか、索条の移動経
路を案内ローラによって変化させることができる。した
がって、スライダや緩衝器の設置場所の制約が少なく、
それらを任意の空間に設置することができる。
【0011】
【実施例】図1ないし図5は本発明に係る射出成形機等
のディスプレイの開閉装置の一実施例を示す。なお、こ
れらの図において、図6と同一の部材等には同一の符号
を付してその詳しい説明は省略する。
【0012】フレーム3には、ブラケット11,12が
ボルト13で取り付けられ、該ブラケット11,12に
は一対の案内棒14が架設されている。案内棒14,1
4は互いに平行であり、該案内棒14,14にはスライ
ダ15と固定部材16が取り付けられている。スライダ
15と固定部材16は案内棒14,14に沿って移動す
ることができる。
【0013】スライダ15には取付金具17がボルト1
8で取り付けられ、またディスプレイ1の後端部(図3
〜6で右端部)には連結金具19が設けられている。デ
ィスプレイ1とスライダ15とは、取付金具17と連結
金具19の間に張設されたワイヤ(索条)20によって
結ばれている。ディスプレイ1とスライダ15の間に
は、ブラケット21がフレーム3に固定して設けられ、
該ブラケット21には案内ローラ22,23,24が回
転自在に取り付けられている。案内ローラ22,23,
24はワイヤ20を案内する。
【0014】ここで、ディスプレイ1と案内ローラ2
2,23,24、及びスライダ15の位置関係等につい
て説明すると、案内ローラ22は、重心Gを中立線Nに
一致させた中立状態におけるディスプレイ1(図4参
照)の連結金具19の真上に配設され、その回転面をス
ライダ15が移動する鉛直面に一致させている。また、
他の案内ローラ23,24は、案内ローラ22の下に、
ワイヤ20の案内面を案内ローラ22の回転面とスライ
ダ15の上記移動鉛直面に一致させ、その案内面でワイ
ヤ20を前後(図3〜6で左右)に挟んで設けられてい
る。
【0015】したがって、上記の構成では、ディスプレ
イ1が中立状態から枢軸2を支点に、図3のように左方
に開回動する場合、及び、図5のように右方に閉回動す
る場合の、いずれの場合も、スライダ15はワイヤ20
によって図1で左方に牽引されるようになる。
【0016】固定部材16は、ブラケット12に取り付
けられた調節ボルト26に螺着されて固定され、該固定
部材16とスライダ15(より詳しくは取付金具17)
の間にスプリング27が張設されている。スプリング2
7は、スライダ15を付勢し、ワイヤ20でディスプレ
イ1を牽引してその重量を見掛け上軽減するものであ
る。調節ボルト26は、固定部材16の位置を変えてス
プリング27の弾力を調節するもので、調節手段を構成
している。固定部材16を案内棒14やブラケット12
に完全に固定し、スプリング27に調節手段を直接取り
付けてもよい。
【0017】符号28は緩衝器である。緩衝器28はブ
ラケット11に取り付けられており、ディスプレイ1が
ストッパ6,5aをフレーム3に当てて開閉回動を終了
する直前にスライダ15に押されて作動し、ディスプレ
イ1が停止する際の衝撃を吸収する構成とされている。
なお、緩衝器28はスライダ15に取り付けることもで
きる。
【0018】次に上記のように構成された本発明に係る
射出成形機等のディスプレイの開閉装置の作用を説明す
る。図5の閉(収納)状態からディスプレイ1を図3の
開状態にするには、従来同様に取っ手4を図5で左に引
いて行う。この場合、ディスプレイ1の重心Gが中立線
Nに達するまではスプリング27がワイヤ20でディス
プレイ1を引いてその重量を軽くしているため、弱い力
でディスプレイ1を起こすことができる。
【0019】重心Gが中立線Nを前に横切ると、ディス
プレイ1は自重によって前方に倒れるが、この際、ワイ
ヤ20がディスプレイ1によって牽引されるため、スプ
リング27が働いてディスプレイ1の急激な倒れ回動を
防止する。また、ディスプレイ1の開回動が終わりに近
づくと、緩衝器28がスライダ15に押されて作動する
ため、ディスプレイ1はゆっくりと倒れてストッパ5a
をフレーム3に当接させるようになり、停止時に衝撃を
生じることがない。
【0020】開状態のディスプレイ1を閉回動させてフ
レーム3内に収納する場合は、ディスプレイ1の取っ手
4部を上記の逆に押すが、それ以後の作動は上記と同じ
である。なお、ディスプレイ1の回動によって、重心G
が中立線Nの前側で動く場合は、前側の案内ローラ23
がワイヤ20を案内し、また重心Gが中立線Nの後側で
動くときは、後側の案内ローラ24がワイヤ20を案内
する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の開閉装
置は、枢軸を支点とする回動で枢軸の上方に位置する、
ディスプレイの重心を中立線の一側に移動させてディス
プレイを開状態とし、また枢軸を支点とする逆方向の回
動でディスプレイの重心を中立線の他側に移動させて閉
状態とする射出成形機等のディスプレイの開閉装置にお
いて、中立線に重心を一致させた中立状態からのディス
プレイの枢軸を支点とする開閉回動によって索条を介し
て牽引されるスライダと、該スライダと固定部材との間
に、ディスプレイが中立状態となるようにスライダを付
勢して張設されたスプリングと、上記スライダに付設さ
れ、枢軸を支点とするディスプレイの開閉回動の終段に
おけるスライダの移動で作動してディスプレイの停止時
の衝撃を吸収する緩衝器とが具備された構成とされてい
るので、スプリングがディスプレイの重量を見掛け上軽
減する。したがって、重量の大きいCRTディスプレイ
でもこれを小さい力で容易に開閉することができる。緩
衝器がディスプレイをゆっくりと倒れさせるので、衝撃
が防止される効果がある。
【0022】また、ディスプレイの開回動と閉回動の衝
撃を防ぐためには、通常、開回動用と閉回動用の2個の
緩衝器を必要とするが、本発明では1個の緩衝器でよ
く、それだけ構造が簡単になる長所がある。
【0023】また、請求項2の発明は、請求項1の開閉
装置において、スプリングに該スプリングの弾力を調節
する調節手段が付設された構成とされているので、上記
の効果があるほか、重量の異なる多種類のディスプレイ
の開閉装置に適用することができる。
【0024】更に、請求項3の開閉装置は、請求項2又
は3の発明において、索条は1個以上の案内ローラによ
って移動自在に案内された構成とされているので、上記
の効果を持つ上、索条の移動方向を案内ローラで様々に
転換させてその経路を狭い空間に設定することができ、
したがって、スライダや緩衝器等の主要部を希望する場
所に自由に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る射出成形機等のディスプレイの
開閉装置の一実施例を示す正面図である。
【図2】 スライダや緩衝器等の設備状態を示す下から
見た外観図である。
【図3】 ディスプレイの開状態を示す側面図である。
【図4】 ディスプレイの中立状態を示す側面図であ
る。
【図5】 ディスプレイの閉状態を示す側面図である。
【図6】 従来の開閉装置の側面図である。
【符号の説明】
1 CRTディスプレイ 2 枢軸 15 スライダ 16 固定部材 20 ワイヤ(索条) 22,23,24 案内ローラ 26 調節ボルト(調節手段) 27 スプリング 28 緩衝器 G 重心 N 中立線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枢軸を支点とする回動で枢軸の上方に位
    置する、ディスプレイの重心を中立線の一側に移動させ
    てディスプレイを開状態とし、また枢軸を支点とする逆
    方向の回動でディスプレイの重心を中立線の他側に移動
    させて閉状態とする射出成形機等のディスプレイの開閉
    装置において、中立線に重心を一致させた中立状態から
    のディスプレイの枢軸を支点とする開閉回動によって索
    条を介して牽引されるスライダと、該スライダと固定部
    材との間に、ディスプレイが中立状態となるようにスラ
    イダを付勢して張設されたスプリングと、上記スライダ
    に付設され、枢軸を支点とするディスプレイの開閉回動
    の終段におけるスライダの移動で作動してディスプレイ
    の停止時の衝撃を吸収する緩衝器とが具備されたことを
    特徴とする射出成形機等のディスプレイの開閉装置。
  2. 【請求項2】 スプリングに該スプリングの弾力を調節
    する調節手段が付設されたことを特徴とする請求項1記
    載の射出成形機等のディスプレイの開閉装置。
  3. 【請求項3】 索条は1個以上の案内ローラによって移
    動自在に案内されたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の射出成形機等のディスプレイの開閉装置。
JP9630093A 1993-04-22 1993-04-22 射出成形機等のディスプレイの開閉装置 Expired - Lifetime JP2638422B2 (ja)

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