JP2002188356A - ドアの指詰め防止装置 - Google Patents

ドアの指詰め防止装置

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JP2002188356A
JP2002188356A JP2000384113A JP2000384113A JP2002188356A JP 2002188356 A JP2002188356 A JP 2002188356A JP 2000384113 A JP2000384113 A JP 2000384113A JP 2000384113 A JP2000384113 A JP 2000384113A JP 2002188356 A JP2002188356 A JP 2002188356A
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JP
Japan
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door
prevention device
protrusion
projection
finger
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JP2000384113A
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Mitsuo Akashi
光生 明石
Yoshihiro Hirano
良浩 平野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアの閉鎖時にドア枠との間に一時的にゴム
等の弾性体を挟むことによって、強風時、マンション等
の高層階における突風による突然のドアの閉鎖、それに
よるドアの損傷、指詰め等を防止する。 【解決手段】 ドア1の開放と同時に突部3を突出さ
せ、ドア1の閉鎖時にドア枠2との間に突部3を一時的
に挟み、突部3を徐々に後退させてドア1を緩やかに閉
鎖するドアの指詰め防止装置であって、突部3を進退可
能に保持する本体5と、突部を突出方向へ付勢するコイ
ルバネ6と、本体5を固定するコの字部材7を有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドアの指詰め防止装
置に関し、特に、ドアの閉鎖時にドア枠との間に一時的
にゴム等の弾性体を挟むことによって、強風時、マンシ
ョン等の高層階における突風による突然のドアの閉鎖、
それによるドアの損傷、指詰めを防止するドアの指詰め
防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、扉を適度な速度で自動的に閉
める機械装置としてドアクローザーが設置され、このド
アクローザーはスプリングで閉める力を与え、鋳鉄製の
シリンダーに満たされた液の流動によって、扉の閉まる
速度が制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のドアクローザーを設置した場合であっても、強風時、
マンション等の高層階においては風圧により、開けた扉
が勢いよく閉まってしまい、この時に大きな音が発生し
たり、扉、枠の損傷、指摘め等の問題が発生する。本発
明はかかる従来の問題点を解決するためになされたもの
であって、その目的とするところは、ドアの閉鎖時にド
ア枠との間に一時的にゴム等の弾性体を挟むことによっ
て、強風時、マンション等の高層階における突風による
突然のドアの閉鎖、それによるドアの損傷、指詰め等を
防止するドアの指詰め防止装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として請求項1記載のドアの指詰め防止装置で
は、ドアの開放と同時に突部を突出させ、ドアの閉鎖時
にドア枠との間に突部を一時的に挟み、突部を徐々に後
退させてドアを緩やかに閉鎖するドアの指詰め防止装置
であって、突部を進退可能に保持する本体と、突部を突
出方向へ付勢する付勢手段とを有している。
【0005】請求項2記載のドアの指詰め防止装置で
は、請求項1記載のドアの指詰め防止装置において、突
部はゴムロールによって構成され、ゴムロールがドアと
ドア枠との間に挟まり回転しながら後退し、ドアをスム
ーズに閉鎖する構成とした。
【0006】請求項3記載のドアの指詰め防止装置で
は、請求項1又は2記載のドアの指詰め防止装置におい
て、ドアの上端縁にコの字部材を掛止し、コの字部材の
側面に本体を固定した。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1はドアの指詰め防止装置の使
用状態を示す説明図、図2はドアの指詰め防止装置の固
定方法を示す説明図、図3はドアの指詰め防止装置の動
作を示す説明図、図4は他の実施の形態にかかるドアの
指詰め防止装置の説明図、図5は他の実施の形態にかか
るドアの指詰め防止装置の説明図である。本発明のドア
の指詰め防止装置Aは前後に開閉する開き戸に適用する
装置であり、ドア1とドア枠2の間に係合する突部3
と、突部3を支持するステイ(座金)4と、ステイ4を
スライド自在に保持する本体5と、本体5に収容された
コイルバネ6と、本体をドアに固定する固定部(コの字
部材7)を主要な構成としている。
【0008】前記突部3は直径3〜4cmのゴムロール
8によって構成され、ゴムロール8はステイ先端の2本
のフォーク9に挟まれて水平方向に回動自在に保持され
ている。前記ステイ4は先端にゴムロールを備えた板状
部材であり、後方に延長されて本体5に収容され、後端
の一部は本体を突き抜けて上側に折り曲がっている。ま
た、ステイ4の中程にはコイルバネの反発力を受け止め
るストッパ10が形成され、コイルバネ6と連結されて
いる。前記本体5は長さ10cm程度の金属製の箱状部
材であり、ステイ4を左右にスライド自在に保持し、内
部にはコイルバネ6が収容されて、バネの反発力によっ
てステイ4を突出方向へ付勢している。前記固定部は図
2に示すように、ドアの上端縁に掛止するコの字部材7
によって構成され、コの字部材7の一側面に本体が固定
され、コの字部分をドア1に挟んで本体5をドア1に固
定するようになっている。
【0009】本発明のドアの指詰め防止装置を設置する
場合には以下のように行なう。ドア1の上端にコの字部
材7を掛止して、裏面のビス11をねじ込み、ドアを挟
むようにしてコの字部材7を固定する。ビス11にはゴ
ムカバー12を被せ、また、ビスとドアの当接部分にゴ
ムシート等を配置し、滑らないようにすると共にドアの
傷を防止する。コの字部材7を固定すると、ドアの内側
の上端部分に本体が固定され、ステイ4及び突部3がコ
イルバネ6の付勢力によって突出する。本体5の固定位
置としては、突出したゴムロール8がドア1とドア枠2
の間に挟まる位置とする。
【0010】本体5を固定すると図3に示すように、ド
ア1の閉鎖時にドア枠2との間に突部3が一時的に挟ま
れ、突部3が徐々に後退してドア1を緩やかに閉鎖す
る。ここでは、ゴムロール8がドア1とドア枠2との間
に挟まり回転しながら後退し、ドア1をスムーズに閉鎖
する。また、ドア1の開放時にはコイルバネ6の付勢に
よって突部3が突出する。
【0011】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、前記実施の形
態においては、コの字部材によってドアに固定する方法
としたが、図4に示すようにビスによって直接ドアに固
定することも可能である。取付け位置についても任意で
あり、ドアノブの上部付近に取付ける構成としても良
い。また、前記実施の形態においては、突部が水平方向
に突出する構成としたが、図5に示すように鉛直方向に
突出する構成であっても前記実施の形態と同一の作用効
果となる。さらに、ステイのスライド部分にピニオンと
ラックの構成を適用することも可能である。また、突部
を付勢する方法としては、コイルバネの他、板バネ、ゴ
ム、空気圧等を利用することも可能であり、突部の後退
をスムーズに行なうためにモータ等の動力を利用するこ
とも可能である。
【0012】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
のドアの指詰め防止装置においては、突部を進退可能に
保持する本体と、突部を突出方向へ付勢する付勢手段と
を有しているので、ドアの開放と同時に突部が突出し、
ドアの閉鎖時にドア枠との間に突部を一時的に挟み、突
部を徐々に後退させてドアを緩やかに閉鎖する。そのた
め、高層マンション、風圧の強い時であっても、衝撃、
指詰め等を防止してドアをスムーズに閉鎖する。
【0013】請求項2記載のドアの指詰め防止装置にお
いては、突部はゴムロールによって構成されているの
で、ゴムロールがドアとドア枠との間に挟まり、ドア枠
との段差を回転しながら後退し、ドアをスムーズに閉鎖
する。また、ゴムロールがドアとドア枠との衝撃を吸収
する。
【0014】請求項3記載のドアの指詰め防止装置にお
いては、ドアの上端縁にコの字部材を掛止し、コの字部
材の側面に本体を固定したので、ドアへの着脱が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアの指詰め防止装置の使用状態を示す説明図
である。
【図2】ドアの指詰め防止装置の固定方法を示す説明図
である。
【図3】ドアの指詰め防止装置の動作を示す説明図であ
る。
【図4】他の実施の形態にかかるドアの指詰め防止装置
の説明図である。
【図5】他の実施の形態にかかるドアの指詰め防止装置
の説明図である。
【符号の説明】
A ドアの指詰め防止装置 1 ドア 2 ドア枠 3 突部 4 ステイ 5 本体 6 コイルバネ 7 コの字部材 8 ゴムロール 9 フォーク 10 ストッパ 11 ビス 12 ゴムカバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの開放と同時に突部を突出させ、ド
    アの閉鎖時にドア枠との間に突部を一時的に挟み、突部
    を徐々に後退させてドアを緩やかに閉鎖するドアの指詰
    め防止装置であって、 突部を進退可能に保持する本体と、突部を突出方向へ付
    勢する付勢手段とを有していることを特徴とするドアの
    指詰め防止装置。
  2. 【請求項2】 突部はゴムロールによって構成され、ゴ
    ムロールがドアとドア枠との間に挟まり回転しながら後
    退し、ドアをスムーズに閉鎖することを特徴とする請求
    項1記載のドアの指詰め防止装置。
  3. 【請求項3】 ドアの上端縁にコの字部材を掛止し、コ
    の字部材の側面に本体を固定したことを特徴とする請求
    項1又は2記載のドアの指詰め防止装置。
JP2000384113A 2000-12-18 2000-12-18 ドアの指詰め防止装置 Pending JP2002188356A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101728859B1 (ko) 2015-11-10 2017-04-20 정용현 도어의 안전장치
KR101765012B1 (ko) 2016-06-27 2017-08-03 김성우 도어 개폐 제어장치
JP2021172988A (ja) * 2020-04-21 2021-11-01 株式会社ダイフク 扉閉塞制限装置

Cited By (4)

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JP7173084B2 (ja) 2020-04-21 2022-11-16 株式会社ダイフク 扉閉塞制限装置

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