JP2000038057A - 車両用虚像表示メータ - Google Patents

車両用虚像表示メータ

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JP2000038057A
JP2000038057A JP10206870A JP20687098A JP2000038057A JP 2000038057 A JP2000038057 A JP 2000038057A JP 10206870 A JP10206870 A JP 10206870A JP 20687098 A JP20687098 A JP 20687098A JP 2000038057 A JP2000038057 A JP 2000038057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meter
virtual image
vehicle
case
reflection mirror
Prior art date
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Application number
JP10206870A
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English (en)
Inventor
Shinji Narama
伸二 奈良間
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メータと反射ミラーを組み込んだ虚像表示メ
ータとし、反射ミラー単独の調整を不要とし、反射ミラ
ーの像のビビリのない車両用虚像表示メータを提供する
こと。 【解決手段】 メータ3の表示部3aを反射ミラー4で
反射させて運転席から視認できるようにした車両用虚像
表示メータであって、ケース2内に前記メータ3と反射
ミラー4とを組み込み、該ケース2を揺動可能に車両の
インストルメントパネル11に支持し、該ケース2を調
整ノブ8により揺動および固定させて反射ミラー4の角
度を調整するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用虚像表示メ
ータに関し、詳しくは、スピードメータ、オドトリップ
メータ、燃料計等のメータの表示像を反射ミラーに表示
して運転席から視認できるようにした車両用虚像表示メ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、メータ34の表示像
を車両のインストルメントパネル11の上部に取り付け
られた反射ミラー32で反射させて運転席から視認でき
るようにした車両用表示装置が知られている(実開平2
−85474号公報参照)。すなわち、メータ34を車
両のコラムカバー30に設け、インストルメントパネル
11上に反射ミラー32を取り付け、メータ34の表示
像を反射ミラー32で反射させて運転席から視認できる
ようにしている。
【0003】反射ミラー32は脚部32aを介して駆動
機構35に連結され、この駆動機構35により上下およ
び前後方向に移動させて見やすい角度に位置調整するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の車両用表
示装置は、メータ34とは別の箇所に反射ミラー32を
設け、この反射ミラー32の角度調整を行う構造である
ため、反射ミラー32に自動車の振動によるビビリが生
じ、反射ミラー32の像に狂いが生じやすい。また、メ
ータ34と反射ミラー32が別体であるため、取り付け
スペースも大きく取り、車両への組付けも手間がかかる
という問題がある。
【0005】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、メータと反射ミラーをケースに組み込んだ虚像表示
メータとし、反射ミラー単独の調整を不要とし、反射ミ
ラーの像のビビリのない車両用虚像表示メータを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するべ
く、請求項1記載の発明は、メータの表示部を反射ミラ
ーで反射させて運転席から視認できるようにした車両用
虚像表示メータであって、ケース内に前記メータと前記
反射ミラーとを組み込み、該ケースを揺動可能に車両の
インストルメントパネルに支持し、該ケースを揺動させ
て調整手段により任意の位置に固定し、前記反射ミラー
の角度を調整するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0007】このため、請求項1記載の発明では、メー
タの表示像は反射ミラーに表示されて運転席から視認で
きる。反射ミラーをメータと共に虚像表示メータのケー
スに組み込み、虚像表示メータ全体を移動させて反射ミ
ラーの角度調整を行うようにしたので、メータと反射ミ
ラーの相対位置がずれることがなくなり、車両の振動に
よる虚像のビビリや歪みをなくすことができる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の車両用虚像表示メータであって、前記調整手段は、
回転中心からの径が不均一になっているロック部を有す
る調整ノブを軸方向の移動を拘束して前記ケースに回転
自在に取り付け、該調整ノブの回転により前記ロック部
が圧接されるロック孔を前記インストルメントパネルに
形成し、前記調整ノブを前記ロック孔内で軸方向移動お
よび回転させて任意の位置でロックするように構成した
ことを特徴とするものである。
【0009】このため、請求項2記載の発明では、ロッ
ク孔に対する調整ノブの軸方向移動で反射ミラーの角度
調整ができると共に、調整ノブの回転操作でロックおよ
びロック解除ができ調整操作がワンタッチで行える。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の車両用虚像表示メータであって、前記ケー
スはヒンジ部材により前記インストルメントパネルに支
持されていることを特徴とするものである。
【0011】このため、請求項3記載の発明では、軸と
軸受けを用いないため、支点部分でのガタツキを皆無に
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1および図2において、虚像表示メータ
1は、ケース2内の底部の前寄りに所望の車両情報を表
示する表示部3aを有するメータ3が設けられている。
このケース2の後部に反射ミラー4が取り付けられ、前
部には表ガラス5が設けられている。ケース2の両側に
は軸6が設けられている。
【0014】ケース2の下面には一対のブラケット7が
設けられ、このブラケット7に調整ノブ8が軸方向の移
動を拘束されて回転自在に取り付けられている。この調
整ノブ8の基端にはローレット加工されたつまみ部9が
形成され、先端には楕円状のロック部10が形成されて
いる。
【0015】車両のインストルメントパネル11に運転
席の方向に向く凹部12が形成されている。この凹部1
2の底面部の前縁に前壁部13を介して段落部14が形
成され、この段落部14の先端はトリムプレート16に
ねじ17で固定されている。前壁部13には楕円形状の
ロック孔18が形成されている(図3参照)。凹部12
の上隅部には一対の軸受け板20が設けられ、この軸受
け板20に軸孔22が形成されている。軸孔22の前部
は開口部22aとなっている。
【0016】ケース2の上部両側に突出された軸6は、
開口部22aから軸孔22に挿入され、軸受け板21に
回転自在に保持される。調整ノブ8のロック部10はロ
ック孔18に挿入される。
【0017】ロック孔18とロック部10の関係は、図
4(a)のように楕円の向きが平行状態のときは緩く嵌
まった状態であって、調整ノブ8は、ロック孔18に対
してブラケット7と共に前後移動でき、この前後移動に
より虚像表示メータ1は軸20を中心に揺動し、反射ミ
ラー4の向きが変化する。最適の位置で調整ノブ8を約
90度回転させると、図4(b)のようにロック孔18
とロック部10の楕円の向きが略直角状態となり、ロッ
ク部10がロック孔18の内周に圧接して固定され、虚
像表示メータ1はインストルメントパネル11にロック
された状態となる。
【0018】図5および図6は虚像表示メータ1の支持
構造の変形例で、折曲自在の肉薄の連結部24を持った
樹脂製のヒンジ部材25の上部をインストルメントパネ
ル11にねじ26等により取り付け、下部を虚像表示メ
ータ1の上部に固定して虚像表示メータ1を吊り下げる
ようにしている。この支持構造では、軸と軸受けを用い
ないため、支点部分でのガタツキを皆無にできる。な
お、ヒンジ部材25は、図示のような樹脂製でなく金属
製の蝶番であってもよい。
【0019】調整ノブ8のロック手段は、楕円形のロッ
ク部10に限定されず、回転中心からの径が不均一な任
意の非円形あるいは偏心形であってもよく、また、ロッ
ク孔20は楕円でなく横長の角孔であってもよい。
【0020】以上のように、本実施の形態の虚像表示メ
ータ1は、メータ3と反射ミラー4を一体にケース2に
組み込み、虚像表示メータ1全体を移動させて反射ミラ
ー4の角度調整を行うようにしたので、メータ3と反射
ミラー4の相対位置がずれることがなくなり、車両の振
動による虚像のビビリや歪みをなくすことができる。
【0021】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、反射ミラーをメータと共に虚像表示メー
タのケースに組み込み、虚像表示メータ全体を移動させ
て反射ミラーの角度調整を行うようにしたので、メータ
と反射ミラーの相対位置がずれることがなくなり、車両
の振動による虚像のビビリや歪みをなくすことができ、
常に高品質の表示像が得られると共に、メータと反射ミ
ラーが1つのケースにコンパクトに収納され、車両への
組み込みも簡単である。
【0022】また、請求項2記載の発明によれば、ロッ
ク孔に対する調整ノブの軸方向移動で反射ミラーの角度
調整ができると共に、調整ノブのロック部をロック孔に
圧接させてロックするようにしたので、請求項1記載の
発明の効果に加えて、調整ノブの軸方向移動及びその微
小の回転操作でロックおよびロック解除ができ虚像表示
メータの角度調整操作がワンタッチで簡単に行える。
【0023】また、請求項3記載の発明によれば、車両
用虚像表示メータのケースをヒンジ部材により支持した
ので、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、軸
と軸受けを用いないため、支点部分でのガタツキを皆無
にでき、スムーズな揺動運動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用虚像表示メータの実施の形態を
示す斜視図である。
【図2】車両用虚像表示メータを車両に組付けた状態の
縦断側面図である。
【図3】調整ノブおよびロック孔の斜視図である。
【図4】調整ノブのロック部とロック孔の位置関係を示
す説明図で、(a)はロック解除状態、(b)はロック
状態を示す。
【図5】本発明の車両用虚像表示メータの他の実施の形
態を示す斜視図である。
【図6】図5の車両用虚像表示メータの支持部の側面図
である。
【図7】従来の反射式車両用表示装置の側面図である。
【符号の説明】
1 虚像表示メータ 2 ケース 3 メータ 3a 表示部 4 反射ミラー 8 調整ノブ(調整手段) 10 ロック部(調整手段) 11 インストルメントパネル 18 ロック孔(調整手段) 25 ヒンジ部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータの表示部を反射ミラーで反射させ
    て運転席から視認できるようにした車両用虚像表示メー
    タであって、 ケース内に前記メータと前記反射ミラーとを組み込み、
    該ケースを揺動可能に車両のインストルメントパネルに
    支持し、該ケースを揺動させて調整手段により任意の位
    置に固定し、前記反射ミラーの角度を調整するようにし
    たことを特徴とする車両用虚像表示メータ。
  2. 【請求項2】 前記調整手段は、回転中心からの径が不
    均一になっているロック部を有する調整ノブを軸方向の
    移動を拘束して前記ケースに回転自在に取り付け、該調
    整ノブの回転により前記ロック部が圧接されるロック孔
    を前記インストルメントパネルに形成し、前記調整ノブ
    を前記ロック孔内で軸方向移動および回転させて任意の
    位置でロックするように構成したことを特徴とする請求
    項1記載の車両用虚像表示メータ。
  3. 【請求項3】 前記ケースはヒンジ部材により前記イン
    ストルメントパネルに支持されていることを特徴とする
    請求項1または2記載の車両用虚像表示メータ。
JP10206870A 1998-07-22 1998-07-22 車両用虚像表示メータ Pending JP2000038057A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015058354A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 ブルーノ ジョゼフ イヴォ フランス マリア ギスレーン デーズレイレ ブースターシート
JP2019151314A (ja) * 2017-05-31 2019-09-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示システム、電子ミラーシステム及びそれを備える移動体
US10953799B2 (en) 2017-05-31 2021-03-23 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Display system, electronic mirror system and movable-body apparatus equipped with the same

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