JP6727167B2 - 表示装置 - Google Patents

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本発明は、車両に搭載される表示装置に関する。
従来、自動車または列車の運転者に対して運転に必要な情報をコンバイナに表示するヘッドアップディスプレイなどの表示装置がある。このような表示装置では、不使用時はコンバイナを運転者の視界の邪魔にならないよう、収納または平伏させておくことが望ましい。特許文献1には、部品点数が少なく簡単な構造でコンバイナを収納する技術が開示されている。
特開2016−210266号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、表示装置を使用する際、ユーザは、コンバイナを収納状態から起立させた後、自身に適した角度にコンバイナを調整しなければならない。特定のユーザにとって自身に適したコンバイナの角度は一定であるにもかかわらず、一度コンバイナを収納してしまうと次に使用する際に必ずコンバイナの角度調整の作業が発生するため手間がかかる、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、収納状態から起立させたときのコンバイナの角度調整の手間を削減可能な表示装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の表示装置は、コンバイナ、コンバイナを保持し第1の嵌合部を有する保持部、および一端が保持部に固定され他端に突起を有する角度調整用アームを備える表示ユニットと、一端に第1の嵌合部と嵌合する第2の嵌合部を有し、他端で支軸を回転軸として連動して回転する2つの支持アームと、突起が摺動する溝を有し、支軸を回転軸として2つの支持アームとは独立して回転するカムと、を備える。コンバイナは、表示ユニットが2つの支持アームに嵌め込まれた嵌合状態において、カムの回転によって第1の嵌合部および第2の嵌合部が嵌合された位置を支点として角度調整され、2つの支持アームが支軸を回転軸として回転されたことで筐体に収納され、カムの溝は、カムの中心からカムの外周に向けて螺旋形状の第1の溝部と、第1の溝部と連接してカムの中心から同心円の形状の第2の溝部とを含み、コンバイナの角度調整時はカムを回転させることで突起が第1の溝部の範囲で摺動し、コンバイナの収納時は突起が第2の溝部にある、ことを特徴とする。
本発明によれば、表示装置は、収納状態から起立させたときのコンバイナの角度調整の手間を削減できる、という効果を奏する。
実施の形態1にかかる表示装置の外観を示す斜視図 実施の形態1にかかる表示装置のうち可動部分を示す斜視図 実施の形態1にかかる表示装置のうち可動部分を分解した状態を示す斜視図 実施の形態1にかかる表示装置のカムが有する溝の形状を示す図 実施の形態1にかかる表示装置においてコンバイナの角度調整の様子を説明するための図 実施の形態1にかかる表示装置においてコンバイナの角度調整をした第1の例を示す模式図 実施の形態1にかかる表示装置においてコンバイナの角度調整をした第2の例を示す模式図 実施の形態1にかかる表示装置においてコンバイナの角度調整をした第3の例を示す模式図 実施の形態1にかかる表示装置においてコンバイナを筐体に収納した状態の例を示す模式図 実施の形態1にかかる表示装置において表示ユニットを着脱する際のカムの溝の位置を示す模式図 実施の形態1にかかる表示装置において表示ユニットを取り外した状態を示す模式図 実施の形態2にかかる表示装置を列車の運転台に搭載した例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる表示装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる表示装置1の外観を示す斜視図である。表示装置1は、例えば、車両に搭載されるヘッドアップディスプレイである。表示装置1は、筐体2と、筐体2に設けられた支持部17および図示しない支持部と、支持部17および図示しない支持部に回転自在に支持される支軸11と、支軸11に支持されるカム8および支持アーム9,10と、カム8を回転させるモーター13と、支持アーム9,10を連結するバー12と、支持アーム9,10に連結される保持部4,5と、保持部4,5に固着されるコンバイナ3と、を備える。また、表示装置1は、表示部21と、バックライト22と、表示部21の表示情報を反射してコンバイナ3に投影する後述するミラー23と、を備える。なお、図1において、支軸11の延伸方向をX軸方向とし、支軸11と水平面において垂直な方向をZ軸方向とし、X軸方向およびZ軸方向と垂直な方向をY軸方向とする。
表示装置1の筐体2の部分は、自動車のインストルメントパネル、列車の運転台などに埋め込まれる部分である。コンバイナ3は、表面が反射コーティングされたハーフミラーであり、投射光学系として機能するために凹面形状となっている。コンバイナ3は、保持部4,5に固着される。保持部4,5は、コンバイナ3を保持する。保持部5は、突起51を有し、突起51が支持アーム10の有する軸受101に嵌合することによって、支持アーム10と連結される。保持部4は、図示しない突起を有し、突起が支持アーム9の有する後述する軸受91に嵌合することによって、支持アーム9と連結される。保持部4が有する突起は、保持部5の突起51に対応するものである。
コンバイナ3は、保持部4,5が支持アーム9,10に連結された嵌合状態において、保持部4の突起、突起51および軸受91,101の位置を支点として角度調整が可能である。保持部4,5は、支持アーム9,10に対してスナップフィット方式で着脱できる構成でもよいし、支持アーム9,10を撓ませて支持アーム9,10の相互の間隔を広げて着脱できる構成でもよい。軸受91,101については、一方を基準穴とし、他方を保持部の突起に対して寸法に余裕を持たせた形状としてもよい。保持部4の突起および突起51は第1の嵌合部であり、軸受91,101は第2の嵌合部である。なお、図1の例では、保持部4,5が突起を有し、支持アーム9,10が軸受を有しているが、これとは逆に、支持アーム9,10が突起を有し、保持部4,5が軸受を有する構成であってもよい。
支持アーム9,10は、支軸11に搖動自在に支持された1対のアームである。2つすなわち1対の支持アーム9,10は、バー12で連結されている。そのため、支持アーム9,10は、支軸11を回転軸として連動して回転する。支持アーム9,10は、一端に軸受91,101を有し、他端で支軸11を回転軸として連動して回転する。コンバイナ3は、図1に示すユーザ使用時の起立状態から支持アーム9,10が+θx方向に回転することによって、筐体2に収納される。なお、支持アーム9,10の回転方法については、ユーザによる手動に限定されず、モーターを用いて自動で回転させてもよい。
カム8は、支軸11に搖動自在に支持され、支軸11を回転軸として、支持アーム9,10とは独立して回転する。カム8は、モーター13側に図示しない歯車を有する。カム8は、モーター13によって、直接または図示しない1つ以上の歯車を介して回転する。なお、カム8の回転方法については、モーター13を使う方法に限定されず、ユーザが手動で回転させてもよい。
支軸11は、支持アーム9側の支持部17、および図示しない支持アーム10側の支持部によって筐体2に固定される。表示装置1では、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示部21に表示された表示情報の画像が、バックライト22によって図示しないミラー23の方向に出射され、ミラー23で反射された画像がコンバイナ3に投影される。支持アーム10側の支持部は、支持アーム9側の支持部17に対応するものである。
図2は、実施の形態1の表示装置1のうち可動部分を示す斜視図である。また、図3は、実施の形態1の表示装置1のうち可動部分を分解した状態を示す斜視図である。図3では、図1において図示されていない支持アーム9の軸受91が示されている。軸受91の形状は、図3の例に限定されるものではない。保持部5には、角度調整用アーム6が接続されている。角度調整用アーム6は、一端が保持部5に固定されており、他端において図2および図3では図示されていない側に凸型の突起61を有する。突起61は、後述するカム8の溝81と係合し、カム8の溝81を摺動する。角度調整用アーム6は、カム8の周辺では、カム8と支持アーム10との間に配置される。図3に示すように、コンバイナ3、保持部4,5、および角度調整用アーム6で表示ユニット7を構成する。表示装置1では、コンバイナ3を交換する場合、表示ユニット7の単位で交換を行う。
カム8は、角度調整用アーム6の突起61が摺動する溝81を有する。図4は、実施の形態1の表示装置1のカム8が有する溝81の形状を示す図である。カム8の溝81は、カム8の中心からカム8の外周に向けて伸びる螺旋形状の第1の溝部81aと、第1の溝部81aと連接してカム8の中心から同心円の形状の第2の溝部81bと、第2の溝部81bとは第1の溝部81aと反対側で連接し、カム8の外周部において溝81が開口された開口部81cと、を含む。第1の溝部81aは、カム8の中心からカム8の外周に向かうにつれてカム8の中心からの距離が長くなる形状である。表示装置1では、コンバイナ3の角度調整時、カム8を回転させることで角度調整用アーム6の突起61が第1の溝部81aの範囲で摺動する。
図5は、実施の形態1の表示装置1においてコンバイナ3の角度調整の様子を説明するための図である。図5では、角度調整用アーム6の動きが分かるように、支持アーム10を点線で示している。モーター13によってカム8が回転すると、溝81の位置が変化する。溝81の形状は、図4に示すように、第1の溝部81aの範囲ではカム8の中心からの位置が異なる。そのため、角度調整用アーム6の突起61では、コンバイナ3の角度調整時、第1の溝部81aの範囲で摺動する場合、カム8の中心からの位置が変化する。表示ユニット7は、支持アーム9,10に嵌め込まれた嵌合状態では、カム8の回転によって角度調整用アーム6の突起61の位置が変化することから、保持部4の突起、突起51および軸受91,101が嵌合された図5に示す保持部5の突起51の位置を支点として、コンバイナ3の角度調整ができる。具体的に、角度調整用アーム6の突起61の位置がカム8の中心に近いほど、表示ユニット7のコンバイナ3は、保持部5の突起51を支点にして−θx方向に回転するように傾く。また、角度調整用アーム6の突起61の位置がカム8の中心から遠いほど、表示ユニット7のコンバイナ3は、保持部5の突起51を支点にして+θx方向に回転するように傾く。このように、表示装置1において、コンバイナ3は、カム8の回転によって角度調整される。
図6は、実施の形態1にかかる表示装置1においてコンバイナ3の角度調整をした第1の例を示す模式図である。図6では、コンバイナ3の角度調整の際の状態が分かるように、表示装置1の内部を模式的に示している。以降の図についても同様とする。図6において、位置決め14は、コンバイナ3を使用時、すなわちコンバイナ3が起立した状態において、支持アーム9,10の位置決めとなる第1の位置決めである。位置決め15は、コンバイナ3を収納時、支持アーム9,10の位置決めとなる第2の位置決めである。位置決め16は、ユーザが表示ユニット7を支持アーム9,10に嵌め込んで嵌合状態にする際、およびユーザが表示ユニット7を支持アーム9,10から取り外す際のカム8の位置決めとなる第3の位置決めである。また、図6では、図1では示していなかったミラー23の筐体2に対する位置関係を示している。図6に示すように、支持アーム9,10の回転軸となる支軸11は、筐体2に収容された位置にある。
図6では、角度調整用アーム6の突起61の位置が、カム8の中心から外周までの距離の中間付近にある状態を示している。この場合、表示部21に表示された表示情報の画像は、バックライト22によって光路71の方向に出射される。ミラー23は、光路72の方向に画像を反射する。ミラー23で反射された画像はコンバイナ3に至る。コンバイナ3で光路73aの方向に反射された画像はユーザに至る。ユーザは、視点24aの位置から、表示部21に表示された表示情報の画像を、コンバイナ3を通して、コンバイナ3より遠方の虚像25aとして視認することができる。
図7は、実施の形態1にかかる表示装置1においてコンバイナ3の角度調整をした第2の例を示す模式図である。図7では、角度調整用アーム6の突起61の位置が、図6の例と比較してカム8の外周側にある状態を示している。図7では、コンバイナ3の角度は、図6の例と比較して+θx側に傾いている。コンバイナ3で光路73bの方向に反射された画像はユーザに至る。ユーザは、視点24bの位置から、コンバイナ3より遠方の虚像25bとして画像を視認することができる。図7に示すユーザの視点24bの位置は、図6に示すユーザの視点24aと比較して低い位置にある。
図8は、実施の形態1にかかる表示装置1においてコンバイナ3の角度調整をした第3の例を示す模式図である。図8では、角度調整用アーム6の突起61の位置が、図6の例と比較してカム8の中心側にある状態を示している。図8では、コンバイナ3の角度は、図6の例と比較して−θx側に傾いている。コンバイナ3で光路73cの方向に反射された画像はユーザに至る。ユーザは、視点24cの位置から、コンバイナ3より遠方の虚像25cとして画像を視認することができる。図8に示すユーザの視点24cの位置は、図6に示すユーザの視点24aと比較して高い位置にある。
このように、表示装置1では、カム8を回転させて角度調整用アーム6の突起61の位置を変えることによって、コンバイナ3の角度を調整し、コンバイナ3をユーザに適した角度に調整することができる。
つぎに、コンバイナ3を表示装置1の筐体2に収納した状態について説明する。図9は、実施の形態1にかかる表示装置1においてコンバイナ3を筐体2に収納した状態の例を示す模式図である。ここでは、図8に示すコンバイナ3の角度調整後の起立状態からコンバイナ3を収納した状態を示している。ユーザは、支持アーム9,10を+θx側に回転させることで、コンバイナ3を表示ユニット7ごと筐体2に収納することができる。このように、表示装置1では、コンバイナ3は、支持アーム9,10が支軸11を回転軸として回転されたことによって、筐体2に収納される。
ここで、嵌合状態において、支持アーム9,10が位置決め14から位置決め15までの間で支軸11を回転軸として回転する角度をθAとする。また、カム8において第1の溝部81aの範囲を示す角度を第1の角度θaとする。また、カム8において第2の溝部82aの範囲を示す角度を第2の角度θbとする。θb>θA>θaが成り立つ場合、コンバイナ3収納時の角度調整用アーム6の突起61の位置は、図6から図8で示したコンバイナ3の角度調整の状態に関係なく、第2の溝部81bの位置にあることになる。このように、支持アーム9,10の回転角度θAを、第1の角度θaより大きく、第2の角度θbより小さくすることで、表示装置1は、コンバイナ3収納時のコンバイナ3の位置、すなわち表示ユニット7の位置を統一でき、コンバイナ3収納時の表示装置1の見栄えを向上することができる。
なお、位置決め14,15については、図6から図9に示すように支持アーム9,10の回転を制限するストッパのような構成でもよいし、コンバイナ3の起立状態において支持アーム9,10の位置をロックし、コンバイナ3の収納状態において支持アーム9,10の位置をロックする構成であってもよい。位置決め14,15は、筐体2に設けられた構成である。
つぎに、ユーザが表示ユニット7を支持アーム9,10に嵌め込んで嵌合状態にする際、およびユーザが表示ユニット7を支持アーム9,10から取り外す際のカム8の溝81の位置について説明する。図10は、実施の形態1にかかる表示装置1において表示ユニット7を着脱する際のカム8の溝81の位置を示す模式図である。また、図11は、実施の形態1にかかる表示装置1において表示ユニット7を取り外した状態を示す模式図である。図10および図11に示す表示装置1の構成は、前述の図6から図8と同様である。図10では、図6から図8に示す状態から、カム8の外周の突出部が位置決め16に当たるまで、カム8を−θx方向に回転させた状態を示している。この場合、図10に示すように、カム8の開口部81cは、+Y方向の位置となる。位置決め16は、筐体2に設けられた構成である。
カム8の開口部81cが図10および図11に示す位置にあれば、ユーザは、保持部4の突起、および保持部5の突起51を支持アーム9,10の軸受91,101から外すことによって、表示装置1から容易に表示ユニット7を取り外すことができる。角度調整用アーム6の突起61は、カム8から、開口部81c経由で容易に離間することができる。同様に、カム8の開口部81cが図10の位置にあれば、ユーザは、保持部4の突起および保持部5の突起51を支持アーム9,10の軸受91,101に嵌め込むことによって、表示ユニット7を容易に支持アーム9,10に嵌合させることができる。
このように、カム8が回転されて開口部81cが規定された位置になった場合、開口部81cは、ユーザが表示ユニット7を支持アーム9,10に嵌め込んで嵌合状態にする際、角度調整用アーム6の突起61が第2の溝部81bに進入する進入路となる。また、開口部81cは、前述の嵌合状態において、ユーザが表示ユニット7を支持アーム9,10から取り外す際、角度調整用アーム6の突起61が第2の溝部81bから退出する退出路となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、表示装置1では、ユーザがコンバイナ3の角度調整をした後にコンバイナ3を収納し、ユーザが次にコンバイナ3を使用するためにコンバイナ3を起立させた場合、前回ユーザが角度調整した位置にコンバイナ3を起立させることができる。これにより、表示装置1は、収納状態から起立させたときのユーザによるコンバイナ3の角度調整の手間を削減することができる。
また、表示装置1では、コンバイナ3収納時のコンバイナ3の位置を統一できる。これにより、表示装置1は、コンバイナ3収納時の見栄えを向上することができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、具体的に、表示装置1を列車の運転台に搭載した例について説明する。
図12は、実施の形態2にかかる表示装置1を列車の運転台200に搭載した例を示す図である。表示装置1の筐体2は、列車の運転台200に固定されている。具体的には、前述のように、表示装置1の筐体2は、列車の運転台200に埋め込まれている。そのため、ユーザ、すなわち列車の運転者からは、表示装置1の筐体2の部分は見えず、コンバイナ3、保持部4,5、および支持アーム9,10の一部などが見えることになる。列車の運転者は、実施の形態1で説明したように表示装置1のコンバイナ3の角度を自身に適した角度に調整することによって、表示情報の視認性を向上することができる。光路73は、列車の運転者の視線方向を示している。また、列車の運転者は、表示装置1を使用しない場合、コンバイナ3を表示装置1の筐体2に収納することによって、前方の視野を確保することができる。また、列車の運転者は、コンバイナ3を収納状態から起立させた場合、自身が前回調整した角度の状態に容易にすることができる。このように、表示装置1は、列車の運転者におけるコンバイナ3の角度調整の手間を削減できる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 表示装置、2 筐体、3 コンバイナ、4,5 保持部、6 角度調整用アーム、7 表示ユニット、8 カム、9,10 支持アーム、11 支軸、12 バー、13 モーター、14,15,16 位置決め、17 支持部、21 表示部、22 バックライト、23 ミラー、51,61 突起、81 溝、81a 第1の溝部、81b 第2の溝部、81c 開口部、91,101 軸受、200 運転台。

Claims (5)

  1. コンバイナ、前記コンバイナを保持し第1の嵌合部を有する保持部、および一端が前記保持部に固定され他端に突起を有する角度調整用アームを備える表示ユニットと、
    一端に前記第1の嵌合部と嵌合する第2の嵌合部を有し、他端で支軸を回転軸として連動して回転する2つの支持アームと、
    前記突起が摺動する溝を有し、前記支軸を回転軸として前記2つの支持アームとは独立して回転するカムと、
    を備え、
    前記コンバイナは、前記表示ユニットが前記2つの支持アームに嵌め込まれた嵌合状態において、前記カムの回転によって前記第1の嵌合部および前記第2の嵌合部が嵌合された位置を支点として角度調整され、前記2つの支持アームが前記支軸を回転軸として回転されたことで筐体に収納され、
    前記カムの前記溝は、前記カムの中心から前記カムの外周に向けて螺旋形状の第1の溝部と、前記第1の溝部と連接して前記カムの中心から同心円の形状の第2の溝部とを含み、前記コンバイナの角度調整時は前記カムを回転させることで前記突起が前記第1の溝部の範囲で摺動し、前記コンバイナの収納時は前記突起が前記第2の溝部にある、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記嵌合状態において、前記コンバイナを使用時の前記2つの支持アームの位置決めとなる第1の位置決めと、
    前記嵌合状態において、前記コンバイナを収納時の前記2つの支持アームの位置決めとなる第2の位置決めと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記嵌合状態において、前記2つの支持アームが前記第1の位置決めから前記第2の位置決めまでの間で前記支軸を回転軸として回転する角度は、前記カムにおいて前記第1の溝部の範囲を示す第1の角度より大きく、前記カムにおいて前記第2の溝部の範囲を示す第2の角度より小さい、
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記カムは、前記第2の溝部とは前記第1の溝部と反対側で連接し、前記カムの外周部において開口された開口部を有し、
    前記カムが回転されて前記開口部が規定された位置になった場合、前記開口部は、ユーザが前記表示ユニットを前記2つの支持アームに嵌め込んで前記嵌合状態にする際の前記突起の前記第2の溝部への進入路となり、前記嵌合状態においてユーザが前記表示ユニットを前記2つの支持アームから取り外す際の前記突起の前記第2の溝部からの退出路となる、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の表示装置。
  5. 前記支軸を収容する筐体、
    を備え、
    前記筐体は、列車の運転台に固定される、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の表示装置。
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