JP7450315B2 - リアクトル - Google Patents

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Description

本発明は、リアクトルに関する。
OA機器、太陽光発電システム、自動車、無停電電源など様々な用途にリアクトルが用いられている。リアクトルは、例えば、出力系への高調波電流の流出を防止するフィルタや、電圧を昇降させる電圧昇降用コンバータなどに用いられる。
リアクトルには、リアクトルの状態を計測するためのセンサを搭載することが多くなってきた。このセンサは、リアクトルの状態を検出する検出器と、外部機器と接続するコネクタと、検出器とコネクタを接続するリード線を有する。
特開2016-082043号公報
検出器とコネクタの位置が離れると、リード線が長くなる。リード線が長くなると、リード線を引き回すスペースが必要となる。リード線がコイルやバスバーなどと接触すると、リアクトルの磁気特性が悪化する虞がある。そのため、リード線をコイルやバスバーなどと接触させないようにコイルやバスバーの上方に引き回すと、リード線の位置がリアクトルの最外寸法となり、リアクトルの大型化を招く。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、リード線の位置がリアクトルの最外寸法にならず、小型化を図ることができるリアクトルを提供することにある。
本発明のリアクトルは、コア及びコイルを有するリアクトル本体と、リアクトルの状態を検出するセンサと、前記コイルの引出線と接続したバスバーを有する端子台と、を備えたリアクトルであって、前記センサは、前記リアクトルの状態を検出する検出器と、前記リアクトル本体の平面投影外に設けられ、外部機器と接続するコネクタと、前記検出器と前記コネクタを接続するリード線と、を有し、前記端子台は、前記コネクタを係止するコネクタ係止部と、前記バスバーと前記コネクタ係止部の間に設けられ、前記リード線をガイドするガイド壁と、を有し、前記リード線は、前記ガイド壁に沿って配設されるとともに、前記コイルの引出線の下方を通って延びており、前記ガイド壁は、前記コネクタと前記バスバーの絶縁をしていること、を特徴とする。
本発明によれば、リード線の位置がリアクトルの最外寸法とはならず、リアクトルの小型化を図ることができる。
第1の実施形態のリアクトルの全体構成を示す斜視図である。 第1の実施形態の端子台の全体構成を示す斜視図である。 第1の実施形態におけるリード線の配設を示す平面図である。
(第1の実施形態)
本実施形態に係るリアクトルについて図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態のリアクトルの全体構成を示す斜視図である。
リアクトル100は、例えば、共振回路に使用される。本実施形態のリアクトル100は、例えばハイブリッド自動車や電気自動車の駆動システム等で使用されるリアクトルである。リアクトル100は、図1に示すように、リアクトル本体10、センサ6及び端子台7を備える。リアクトル本体10は、コア1、樹脂部材2、コイル3、ケース4、充填成形部5を備える。
コア1は、圧粉磁心等の磁性体から成る。コア1は、2つの略E字型形状のコア部材の端部を接合することで、概略θ型形状となっている。樹脂部材2は、エポキシ樹脂等の樹脂からなる。樹脂部材2は、コア1を被覆する。コイル3は、エナメルなどで絶縁被覆した1本の導電性部材により構成される。コイル3は、コア1の中脚に装着されている。コイル3は、引出線31を有し、バスバー71と溶接等により接続している。
ケース4は、コア1、樹脂部材2及びコイル3を収容する。ケース4は、上面が概略矩形状に開口している箱型形状を有する。ケース4は、アルミニウム合金等の熱伝導性が高く軽量な金属で構成されている。充填成形部5は、コア1、樹脂部材2、コイル3及びケース4の間に充填材が充填され、固化してなる部材である。
センサ6は、リアクトル100の状態を検出する。センサ6は、例えば、リアクトル100の温度を検出する温度センサである。本実施形態では、センサ6は、2つ設けられている。センサ6は、検出器61、リード線62及びコネクタ63を有する。図1に示すように、検出器61及びリード線62は、2つ設けられているが、コネクタ63は1つのみ設けられている。
検出器61は、リアクトル100の状態を検出する。中脚を被覆する樹脂部材2には、検出器61を挿入するための凹部が2つ設けられており、検出器61aがコイル3の巻軸方向と直交するコイル3の一方端面側から、検出器61bがコイル3の巻軸方向と直交するコイル3の他方端面側から、この凹部に挿入される(図3参照)。
リード線62は、検出部61が検出した情報をコネクタ63を介してリアクトル100の外部に設置された外部機器(不図示)に伝達するための配線である。リード線62の一方端部は検出器61に接続され、他方端部はコネクタ63に接続されている。リード線62は、金属線とそれを被覆する被覆部とからなる。金属線としては、例えば、銅、ニッケル、アルミ、銀、金など又はこれら2種以上を含むことができる。金属線は、1本のみの単線、または複数本をより合わせたより線を使用する。被覆部は、ビニール、シリコンゴム、フッ素ゴムなどの絶縁性部材で金属線を被覆する。
コネクタ63は電気を導通させる金属部材と、金属部材の一部を被覆する樹脂製の部材とからなる。コネクタ63は、対になる外部機器のコネクタと接続される。コネクタ63が、対になる外部機器のコネクタと接続されることで、検出部61と、外部機器とが電気的に接続される。本実施形態のコネクタ63は、リード線62a及びリード線62bと接続している。即ち、コネクタ63に外部機器のコネクタが接続されることで、各検出器61a、61bそれぞれが検出した情報を外部機器に伝達することができる。
コネクタ63は、リアクトル本体10の平面投影外に設けられている。リアクトル本体10の平面投影外とは、端子台6及びセンサ7を除いたリアクトル本体10の平面投影された領域外のことを指す。このように、コネクタ63がリアクトル本体10の平面投影外に設けられることで、コネクタ63と検出器61の位置が離れる。そのため、リード線62の長さが長くなる。
特に、本実施形態では、コネクタ63は、リアクトル本体のみではなくバスバー71a、71bを被覆したバスバー被覆部76を含めた平面投影外に設けられている。バスバー被覆部76は、後述する端子台7の一部であり、バスバー71を被覆している部分である。本実施形態では、バスバー被覆部76は、コイル3の巻軸方向と直交するケース4の側壁に沿って設けられている。リード線62a、62bは、バスバー71bの近接した位置を通り過ぎる。そのため、リード線62a、62bとバスバー7bの絶縁を図る必要がある。この近接した位置とは、リード線62a、62bとバスバー7bの絶縁を図る必要がある程度に近接していれば足りる。
もっとも、後述するように、本実施形態では、第1の壁73aは、コネクタ係止部72の端部からバスバー71bを通り過ぎるまで延びている。そして、第1の壁73aは、リード線62a、62bとバスバー71bの間に設けられている。そのため、リード線62a、62bとバスバー71bの絶縁は、第1の壁73aによって図ることができる。
図2は、本実施形態の端子台7の全体構成を示す斜視図である。端子台7は、外部機器の端子等と接続され、リアクトル100と外部機器を電気的に接続するための部品である。端子台7は、バスバー71と樹脂から成り、モールド成型によりバスバー71と樹脂は一体に成型される。端子台7は、リアクトル本体10とは別体である。端子台7は、ねじ締結等によってケース4に固定することで、リアクトル本体10に固定される。本実施形態では、端子台7は、概略L字形状であり、ケース4の角部と端子台7の角部が合わさるように、ケース4の側壁に沿って設けられている(図1参照)。
バスバー71は、板状体の銅やアルミニウム等の導電性部材からなる。バスバー71の一方端部はコイル3の引出線31と接続し、他方端部は外部機器の端子と接続する。これによって、バスバー71を介して外部機器とコイル3が電気的に接続される。そして、外部機器から電力供給されると、コイル3に電流が流れ、磁束が発生し、コア1内に閉じた磁気回路が形成される。本実施形態では、バスバー71は、2つ設けられている。2つのバスバー71a、71bは、コイル3の巻軸方向と直交するケース4の側壁に沿って横並びに配置されている。
端子台7は、図2に示すように、コネクタ係止部72、ガイド壁73、リード線係止部74及び位置規制部75を有する。コネクタ係止部72は、コネクタ63を係止する。コネクタ係止部72は、概略直方体形状を有し、コイル3の巻軸方向と平行なケース4の側壁と対向して配置される。つまり、コネクタ係止部72は、ケース4の外側に配置され、即ち、リアクトル本体10の平面投影外に配置される。
ガイド壁73は、バスバー71とコネクタ63の間に配置されている。ガイド壁73は、バスバー71とコネクタ63の絶縁を図っている。ガイド壁73は、第1の壁73a、第2の壁73b、第3の壁73cによって構成されている。
第1の壁73aは、コネクタ63とバスバー71bの間に設けられている。第1の壁73aは、コネクタ係止部72の端部からバスバー71bを通り過ぎる(概略L字形状の端子台7の長辺の中央部分)まで、リアクトル100の設置面と平行でコイル3の巻軸方向と直交する方向に延びている。
第2の壁73bは、コイル3の巻軸方向と平行する方向に延びている。第2の壁73bの一方端部は、第1の壁73aの端部と接続し、他方端部は、第3の壁73cと接続している。各接続箇所は、略90度に屈折している。第3の壁73cは、第1の壁73aに対向するように、第1の壁73aと平行に延びている。もっとも、第3の壁73cは、第1の壁73aよりも短い。即ち、ガイド壁73は、平面視すると、概略J字形状となっている。
リード線係止部74は、リード線62を係止する。リード線係止部74は、ガイド壁73の第3の壁73cに設けられている。リード線係止部74は、第3の壁73cを切り欠いた部分である。この第3の壁73cを切り欠いたリード線係止部74に、リード線62を挿通することで、リード線62は係止される。本実施形態のリード線係止部74は、検出器61a、61bから延びるリード線62a、62bを係止している。即ち、リード線係止部74は、複数のリード線62a、62bをまとめて係止し、束ねている。
位置規制部75は、リード線62がリード線係止部74から抜けることを防止する。そのため、位置規制部75は、リード線62がリード線係止部74から抜けることを防止できる程度にリード線係止部74に近接して設けられる。本実施形態では、位置規制部75の下面は、リード線係止部74の上面、換言すれば、第3の壁73cの上面より若干高い位置に設けられている。位置規制部75の下面とは、リード線62が配設されたときにリード線と当接又は対向する面である。
位置規制部75は、図2に示すように、突出部75aと鉤状部75bを有する、突出部75aは、第2の壁73bと同一方向に第2の壁73bの端部から突出した部分である。突出部75aの下方に、リード線62aが配設される。鉤状部75bは、突出部75aの端部から第3の壁73cと同一方向に延び、先端から湾曲している。鉤状部75bは、第3の壁73cと対向に配置される。鉤状部75bの下方にリード線62bが配設される。
(リード線の配設について)
次に、リード線62の配設について図1及び図3を参照しつつ説明する。図3は、リード線の配設を示すためのリアクトルの平面図である。なお、図3では、リード線を見やすくするためコイル3は除いている。
まず、検出器61a、61bを樹脂部材2の凹部にそれぞれ挿入する。検出器61aから延びたリード線62aは、樹脂部材2に設けられた突起などに引っ掛けられながら、リード線係止部74に向かって延びている。この時、リード線62aは、コイル3の引出線31の下方を通って延びている。検出器61bから延びたリード線62bも同様に、樹脂部材2に設けられた突起などに引っ掛けられながら、リード線係止部74に向かって延びている。
リード線62は、位置規制部75の下方を通ってリード線係止部74に係止されている。具体的には、リード線62aは、突出部75aの下方を通ってリード線係止部74に係止され、リード線62bは、鉤状部75bの下方を通ってリード線係止部74に係止されている。そのため、リード線62a、62bが上側に動くことを抑制できる。
リード線62a、62bは、リード線62bがリード線62aの上側で係止されている。即ち、リード線係止部74に、まず、リード線62aが挿入され、その後、リード線62bが挿入される。
リード線係止部74に挿入されたリード線62a、62bは、屈折し、リアクトル本体10と端子台7の間のスペースを第1の壁73aに沿って延びている。この時、リード線62a、62bは、バスバー71bの近接した位置を通るが、リード線62a、62bとバスバー71bの間に第1の壁73aが介在している。そして、リード線62a、62bは、コネクタ63に接続している。
(作用・効果)
コア1及びコイル3を有するリアクトル本体10と、リアクトル100の状態を検出するセンサ6と、コイル3の引出線31と接続したバスバー71を有する端子台7と、を備えたリアクトルであって、センサ6は、リアクトル100の状態を検出する検出器61と、リアクトル本体10の平面投影外に設けられ、外部機器と接続するコネクタ63と、検出器61とコネクタ63を接続するリード線62と、を有する。端子台7は、コネクタ63を係止するコネクタ係止部72と、バスバー71とコネクタ係止部72の間に設けられ、リード線62をガイドするガイド壁73と、有し、リード線62は、ガイド壁73に沿って配設されている。
一般的に、コネクタ63がリアクトル本体10の外側に設けられている場合、コネクタ63と検出器61を繋ぐリード線62の長さが長くなる。そのため、リード線62を引き回すためのスペースが必要となり、リアクトルの大型化を招く。
しかし、本実施形態では、バスバー71とコネクタ63を絶縁するために設けられたガイド壁73をガイドとして利用している。即ち、バスバー71とコネクタ63を絶縁するためにもともと設けられていたガイド壁73をリード線62のガイドとして利用している。そして、リード線62は、リアクトル本体10と端子台7の間に生じているデッドスペースを第1の壁73aに沿って延びている。そのため、リード線62を引き回すためのスペースを別途確保する必要がない。また、絶縁を図るためにもともと設けられていたガイド壁73は、リード線62をガイドする機能も果たすので、ガイド部を別途設ける必要がない。したがって、リアクトル100の小型化を図ることができる。
また、端子台7は、概略L字型形状であり、概略矩形状のケース4の角部と端子台7の角部が合わさるように、ケース4の側壁に対向して設けられている。つまり、端子台7は、ケース4の側壁に沿うように設けられている。これにより、端子台7とリアクトル本体10を密接に配置することができ、リアクトル100の小型化を更に図ることができる。
ガイド壁73は、リード線62を係止し、ガイド壁73を切り欠いて形成されたリード線係止部74を有する。これにより、リード線が緩んで、コイル3やバスバー71などにリード線62が接触することを抑制することができる。また、リード線係止部74は、もともと存在していたガイド壁73を切り欠いた部分である。そのため、別途リード線係止部74を設ける必要がないため、その分のスペースが不要となり、リアクトルの小型化を図ることができる。
検出器61は2つ設けられ、リード線係止部74は、2つの検出器61a、61bそれぞれから延びるリード線61a、62bを係止し、2つのリード線62a、62bを束ねている。
これにより、複数のリード線62a、62bが設けられている場合であっても、1つのリード線係止部74によって係止することができる。そのため、リード線係止部74を複数設ける必要がなく、リアクトル100の小型化を図ることができる。
端子台7は、リード線係止部74に近接して設けられ、リード線62bの位置を規制する位置規制部75を有する。これにより、リード線係止部74に係止されたリード線62a、62bがリアクトル100の振動等によってリード線係止部74から抜け出ることを防止できる。
端子台7は、バスバー71a、71bを被覆するバスバー被覆部76を有し、コネクタ63は、リアクトル本体10のみならずバスバー被覆部76の平面投影外に設けられ、リード線62a、62bは、バスバー71bの近接した位置に配設されている。そして、第1の壁73は、リード線62a、62bとバスバー71bの間に設けられている。そのため、コネクタ63とバスバー71bの絶縁を図るために設けられた第1の壁73aは、リード線62a、62bとバスバー71bを絶縁する機能も担い、第1の壁73aを有効に活用できる。よって、リード線62a、62bとバスバー71bを絶縁する構造を別途必要とせず、リアクトル100の小型化を図ることができる。
(他の実施形態)
本明細書においては、本発明に係る実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。上記のような実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
本実施形態では、リード線62a、62bともに、ガイド壁73に沿って配設されていたが、これに限定されず、例えば、リード線62aのみがガイド壁73に沿って配設されていてもよい。
本実施形態では、検出器61a、61b及びリード線62a、62bを2つ有していたのに対し、コネクタ63は1つのみ有していたが、コネクタ63も2つ有していてもよい。また、センサ6は2つ設けられていたが、センサ6の数は2つに限定されず、1つでもよいし、3つ以上設けていてもよい。
例えば、センサを3つ設ける場合には、リード線係止部74は1つ設けて、3つの各センサのリード線62を1つのリード線係止部74で係止してもよいし、リード線係止部74を2つ設けて、一方のリード線係止部74が2つのリード線62を係止し、他方のリード線係止部4が1つのリード線62を係止してもよい。この場合であっても、各リード線62ごとにリード線係止部74を設ける必要がないため、リアクトル100の小型化を図ることができる。
第3の壁73cを切り欠いて形成されたリード線係止部74の巻軸方向と直交する幅の長さは、上端から下端まで同一の長さであったが、これに限定されない。例えば、リード線係止部は、上端の幅は短く、下端に向かうに連れて長くしてもよい。即ち、リード線係止部74は、概略台形形状にしてもよい。このように構成することで、リード線係止部74に係止されたリード線62が、リード線係止部74から抜け出ることを防止できる。
また、本実施形態では、リアクトル本体10にケース4及び充填成形部5を含めたが、ケース4及び充填成形部5が構成されない、例えば、ケースレスの二重モールド構造のリアクトル100の場合には、リアクトル本体10にケース4及び充填成形部5を含めない。
100 リアクトル
1 コア
2 樹脂部材
3 コイル
31 引出線
4 ケース
5 充填成型部
6 センサ
61 検出部
62 リード線
63 コネクタ
7 端子台
71 バスバー
72 コネクタ係止部
73 ガイド壁
73a 第1の壁
73b 第2の壁
73c 第3の壁
74 リード線係止部
75 位置規制部
75a 突出部
75b 鉤状部
76 バスバー被覆部

Claims (5)

  1. コア及びコイルを有するリアクトル本体と、リアクトルの状態を検出するセンサと、前記コイルの引出線と接続したバスバーを有する端子台と、を備えたリアクトルであって、
    前記センサは、
    前記リアクトルの状態を検出する検出器と、
    前記リアクトル本体の平面投影外に設けられ、外部機器と接続するコネクタと、
    前記検出器と前記コネクタを接続するリード線と、
    を有し、
    前記端子台は、
    前記コネクタを係止するコネクタ係止部と、
    前記バスバーと前記コネクタ係止部の間に設けられ、前記リード線をガイドするガイド壁と、
    を有し、
    前記リード線は、前記ガイド壁に沿って配設されるとともに、前記コイルの引出線の下方を通って延びており、
    前記ガイド壁は、前記コネクタと前記バスバーの絶縁をしていること、
    を特徴とするリアクトル。
  2. 前記端子台は、前記ガイド壁を切り欠いて形成され、前記リード線を係止するリード線係止部を有すること、
    を特徴とする請求項1に記載のリアクトル。
  3. 前記検出器は、複数設けられ、
    前記リード線係止部は、少なくとも2つ以上の前記検出器それぞれから延びる前記リード線を係止していること、
    を特徴とする請求項に記載のリアクトル。
  4. 前記端子台は、前記リード線係止部に近接して設けられ、前記リード線の位置を規制する位置規制部を有すること、
    を特徴とする請求項又はに記載のリアクトル。
  5. 前記端子台は、前記バスバーの一部を被覆するバスバー被覆部を有し、
    前記コネクタは、前記リアクトル本体のみならず前記バスバー被覆部の平面投影外に設けられていること、
    を特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のリアクトル。
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