JP2017188630A - リアクトル - Google Patents
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Abstract
Description
[1−1.概略構成]
図1は、本実施形態に係るリアクトルの全体構成を示す斜視図であり、図2は、その分解斜視図である。
本実施形態のリアクトルの各部の詳細構成について、図1〜図6を用いて説明する。なお、本明細書において、各部材の構成を説明するのに、図1に示すz軸方向を「上」側、その逆方向を「下」側と称する。また、「下」を「底」とも称する。z軸方向は、リアクトルの上下方向であり、リアクトルの高さ方向である。同様に、y軸方向を「右」側、その逆方向を「左」側と称する。y軸方向は、リアクトルの左右方向であり、リアクトルの横幅方向である。
樹脂部材2は、環状コア10の外周を樹脂により被覆している部材である。従って、樹脂部材2は、環状コア10の形状に倣って環状に形成されている。すなわち、一対の直線部分とこれら直線部分を繋ぐ連結部分とを有している。
樹脂体21は、一対の直線部21a、21bと、これら直線部21a、21bを繋ぐC字形状の連結部21cと、を有する。また、連結部21cには、リード線92と接続する接続用のコネクタ93と掛合する接続部21dが設けられる。接続部21dは、樹脂体21の側壁面に設けても良い。ここで、側壁面とは、環状コア10の中心軸に平行な面を有する樹脂体21の壁面である。連結部21cにおいて接続部21dが設けられる壁面はその1つである。樹脂体21において、直線部21a、21bはコイル5が装着される部分である。直線部21a、21bは、ボビンとも称される。連結部21cの内部には、U字型コア12がモールド成形法によって埋め込まれている。換言すれば、連結部21cは、U字型コア12の被覆部であり、連結部21cに覆われたU字型コア12の外周部分が、連結部21cの内周と密着している。但し、U字型コア12の脚部の端面は露出している。
図4は、接続部21dの構成を示す斜視図である。図5(a)(b)は、接続部21dの構成を示す側面図であり、図5(a)は、平面図であり、図5(b)は、側面図である。
図6(a)は、コネクタ93の構成を示す斜視図である。図6(a)では、リアクトルに接続する場合に、リアクトルと対向もしくは接触するコネクタ93の面を上にした。一方、図6(b)は、コネクタ93と係止部33とに着目した側面図である。図6(b)では、コネクタ93と係止部33のみを図示している。図6(a)(b)において、コネクタ93を接続したリアクトルを図1の向きで配置した場合、x軸方向をコネクタ93の長さ方向とし、y軸方向をコネクタ93の高さ方向とし、z軸方向をコネクタの幅方向とする。また、図6(b)において、コネクタ93をリアクトルに接続する際にスライドさせる方向を方向aとし、その逆方向を方向bとする。
一方、樹脂体22は、C字形状の連結部22aと、保持部23とを有する。連結部22aの内部には、連結部21cの場合と同様に、U字型コア11がモールド成形法によって埋め込まれている。つまり、連結部22aは、U字型コア11の被覆部となる。連結部22aに覆われたU字型コア11の外周部分では、連結部22aの内周と密着している。U字型コア11の脚部の端面は、U字型コア12と同様に露出する。
コイル5は、絶縁被覆を有する導線である。本実施形態では、コイル5は、平角線のエッジワイズコイルである。但し、コイル5の線材や巻き方は平角線のエッジワイズコイルに限定されず、他の形態であっても良い。
図1及び図2に示すように、ケース4は、リアクトル本体1を収容する収容部材である。ケース4は、例えばアルミニウム合金等、熱伝導性が高く軽量な金属で構成されており、放熱性を有する。
本実施形態のリアクトルは、環状コア10と、環状コア10の周囲を覆う樹脂部材2と、環状コア10に巻き回されるコイル51a、51bと、樹脂部材2に一体成型されたコネクタ93との接続部21dとを有する。コネクタ93は、コネクタ93の表面から突出した係止部33を備える。接続部21dは、可撓性を有し、一方向に撓む支持部26と、支持部26の先端に設けられ、係止部33と互いを係止する係止部27と、係止部27が、支持部26の撓み方向へ変形することを抑制する補強部28と、を備える。
本発明は、第1の実施形態に限定されるものではなく、下記に示す他の実施形態も包含する。また、本発明は、第1の実施形態及び下記の他の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせた形態も包含する。さらに、これらの実施形態を発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができ、その変形も本発明に含まれる。
10 環状コア
11、12 U字型コア
13 I字型コア
14 スペーサ
2 樹脂部材
21 樹脂体
21a、21b 直線部
21c 連結部
21d 接続部
22 樹脂体
22a 連結部
23 保持部
24 挿入部
25 溝
26 支持部
27 係止部
28 補強部
29 スライド部
30 壁面
31 平坦面
32 傾斜面
33 係止部
34 スライド部
35 壁面
36 傾斜面
37 接続部
38 固定部
39 カラー
40 ネジ
4 ケース
41 ネジ挿入穴
42 締結部
43 ネジ挿入穴
5 コイル
51a、51b コイル
51c 連結線
52a、52b 端部
6 充填樹脂部
91 温度検出部
92 リード線
93 コネクタ
93a 接続部
Claims (10)
- 環状コアと、
前記環状コアの周囲を覆う樹脂部材と、
前記環状コアに巻き回されるコイルと、
前記樹脂部材に一体成型されたコネクタとの接続部と
を有するリアクトルであって、
前記コネクタは、
コネクタの表面から突出した第1の係止部を、
備え、
前記接続部は、
可撓性を有し、一方向に撓む支持部と、
前記支持部に設けられ、前記第1の係止部と当接し互いを係止する第2の係止部と、
前記支持部と前記第2の係止部とを繋ぐ補強部と
を備え
前記補強部は、前記第2の係止部が前記支持部の撓み方向へ変形することを抑制すること、
を特徴とするリアクトル。 - 前記補強部は、
前記支持部と前記第2の係止部とを繋ぐ板状部材であることを特徴とする請求項1に記載のリアクトル。 - 前記補強部を、前記支持部及び前記第2の係止部の幅方向における少なくとも一端に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリアクトル。
- 前記補強部は、前記支持部の側面と、前記第2の係止部の側面とを繋ぐことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリアクトル。
- 前記補強部は、前記支持部の側面と前記第2の係止部の側面とが同一平面になるように配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリアクトル。
- 前記第2の係止部は、前記支持部より所定の高さで立設する壁面部を有し、
前記補強部は、
前記壁面部と繋がる部分の前記支持部からの高さが、前記壁面部と同じであり、
前記壁面部から前記支持部の長手方向へ離れるに従って、前記高さが低くなることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のリアクトル。 - 前記壁面部は、前記支持部から垂直に立設することを特徴とする請求項6に記載のリアクトル。
- 前記支持部の変形方向には、前記支持部が位置するための空間を有することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のリアクトル。
- 前記樹脂部材は、前記環状コアの中心軸に平行な側壁面を有し、
前記接続部は、前記側壁面に設けられることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のリアクトル。 - 前記支持部、前記第2の係止部及び前記補強部は、継ぎ目なく一続の樹脂部材であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のリアクトル。
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---|---|---|---|---|
JP2003272748A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-26 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2013128084A (ja) * | 2011-05-10 | 2013-06-27 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル |
JP2014199866A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 株式会社タムラ製作所 | リアクトル |
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