JP7449218B2 - ガイドレール及びエレベーター - Google Patents

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Description

本発明は、エレベーターのガイドレール及びエレベーターに関する。
一般に、エレベーターの昇降路内には、乗りかごや釣合おもりの移動可能に支持するガイドレールが設置されている。ガイドレールは、乗りかごや釣合おもりのスライダが摺動する摺動面部が設けられたレール部材と、レール部材を補強する補強部材とを有している。補強部材は、レール部材における水平方向荷重に対してレール部材を補強する。
補強部材を設けたガイドレールとしては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、複数のレール部材と、レール部材に固定され、レール部材の背面に沿って上下方向に延びた補強部材と、補強部材に固定され、二つのレール部材を繋ぐ目地とを備えた技術が記載されている。
特開2017-206367号公報
また、レール部材には水平方向だけでなく、非常止め装置の作動時に鉛直方向に対しても荷重が加わる。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、鉛直方向荷重に対するガイドレールの補強が不十分であった。
本目的は、上記の問題点を考慮し、鉛直方向の荷重に対する強度を増加させることができるガイドレール及びエレベーターを提供することにある。
上記課題を解決し、目的を達成するため、ガイドレールは、複数のレール部材と、複数の補強部材と、接手部材と、を備えている。複数のレール部材は、昇降路の鉛直方向に沿って配置される。複数の補強部材は、レール部材の背面に固定され、昇降路の鉛直方向に沿って配置される。接手部材は、複数の補強部材のうち鉛直方向に隣り合う2つの補強部材を連結する。
また、エレベーターは、昇降路内に立設されるガイドレールと、ガイドレールに沿って昇降移動する昇降体と、を備えている。ガイドレールとしては、上述したガイドレールが適用される。
上記構成のガイドレール及びエレベーターによれば、鉛直方向の荷重に対しても強度を増加させることができる。
第1の実施の形態例にかかるエレベーターを示す概略構成図である。 第1の実施の形態例にかかるエレベーターを示す平面図である。 第1の実施の形態例にかかるガイドレールを示すもので、図3Aは正面図、図3Bは側面図である。 図3BにおけるA-A線断面図である。 第2の実施の形態例にかかるガイドレールを示すもので、図5Aは正面図、図5Bは側面図である。 図5BにおけるA-A線断面図である。 第2の実施の形態例にかかるガイドレールを示すもので、図5A及び図5Bとは異なる接続位置を示しており、図7Aは正面図、図7Bは側面図である。 第3の実施の形態例にかかるガイドレールを示すもので、図8Aは正面図、図8Bは側面図、図8Cは背面図である。 図9Aは図8CにおけるA-A線断面図、図9Bは図8CにおけるB-B線断面図である。 第3の実施の形態例にかかるガイドレールにおける接手部材を示す図である。
以下、実施の形態例にかかるガイドレール及びエレベーターについて、図1~図10を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
1.第1の実施の形態例
1-1.エレベーターの構成例
まず、第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかるガイドレールの支持構造が設けられたエレベーターついて、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、エレベーターを示す概略構成図である。図2は、エレベーターを示す平面図である。
図1に示すように、本例のエレベーター1は、建築構造物100内に形成された昇降路101に設けられている。図1及び図2に示すように、エレベーター1は、昇降路101内を昇降動作し、人や荷物を載せる乗りかご10と、巻上機11と、制御盤12と、主ロープ13と、コンペンプーリ14と、釣合おもり15と、を備えている。また、エレベーター1は、昇降体の一例を示す乗りかご10を移動可能に支持するかご側ガイドレール20と、昇降体の一例を示す釣合おもり15を移動可能に支持するおもり側ガイドレール30と、を備えている。昇降路101の頂部には、機械室102が設けられている。
巻上機11は、機械室102に配置され、主ロープ13を巻き掛けることにより乗りかご10を昇降させる。また、機械室102には、エレベーター1全体を制御する制御盤12が設置されている。
主ロープ13は、乗りかご10及び釣合おもり15に接続されている。そして、乗りかご10は、主ロープ13を介して釣合おもり15と連結される。また、乗りかご10には、かご側ガイドレール20を摺動するスライダ16が設けられている。
巻上機11が駆動することで、乗りかご10がかご側ガイドレール20に沿って昇降路101内を昇降動作し、釣合おもり15がおもり側ガイドレール30に沿って昇降路101内を昇降動作する。乗りかご10及び釣合おもり15が昇降移動する方向を、上下方向とする。また、上下方向は、鉛直方向と平行をなしている。
また、乗りかご10と釣合おもり15は、コンペンロープ17による接続されている。コンペンロープ17は、昇降路101の最下部に配置されたコンペンプーリ14に巻回されている。そして、コンペンプーリ14は、昇降路101の最下部において回転可能に配置されている。
かご側ガイドレール20は、支持構造50に支持されて、昇降路101内に立設される。同様に、おもり側ガイドレール30も支持構造50に支持されて、昇降路101内に立設される。支持構造50は、昇降路101の壁面103に固定されており、昇降路101の上下方向に沿って複数設けられている。かご側ガイドレール20を単にガイドレール20と称す。
1-2.ガイドレールの構成例
次に、図3Aから図4を参照してガイドレール20の構成について説明する。
図3Aはガイドレール20の正面図、図3Bはガイドレール20の側面図、図4は図3A及び図3BにおけるA-A線断面図である。
図3A及び図3Bに示すように、ガイドレール20は、複数のレール部材24と、複数の補強部材25と、接手部材40と、レール固定ボルト45と、補強部材固定ボルト46とを有している。複数のレール部材24は、上下方向に沿って配置される。レール部材24は、スライダ16(図1参照)が摺動する摺動面部21と、フランジ部22とを有している。フランジ部22は、後述する補強部材25と対向する。摺動面部21は、フランジ部22から略垂直に突出している。
フランジ部22における摺動面部21が突出する面とは反対側の背面には、補強部材25が配置されている。複数の補強部材25は、レール部材24と同様に上下方向に沿って配置される。
図4に示すように、本例の補強部材25は、断面形状がH字状をなすH鋼により構成されている。補強部材25は、接続部25aと、第1面部25bと、第2面部25cとを有している。第1面部25bと第2面部25cは、互いに対向し、接続部25aにより接続される。第1面部25bは、レール部材24のフランジ部22における背面に配置される。第1面部25bとフランジ部22は、レール固定ボルト45により締結固定される。そして、補強部材25は、レール部材24における水平方向荷重に対してレール部材24を補強する。
接手部材40は、複数の補強部材25における上下方向(鉛直方向)に隣り合う2つの補強部材25、25の継ぎ目に配置される。また、本例のガイドレール20では、複数のレール部材24の継ぎ目と、複数の補強部材25の継ぎ目は、同じ位置に配置されている。
接手部材40は、補強部材25の第2面部25cにおける第1面部25bとは反対側の背面に配置される。そして、接手部材40は、上下方向に隣り合う2つの補強部材25、25の第2面部25cに補強部材固定ボルト46により締結固定される。これにより、上下方向に隣り合う2つの補強部材25、25は、接手部材40により連結される。また、レール部材24の継ぎ目は、補強部材25の継ぎ目と同じ位置に配置されているため、上下方向に隣り合う2つのレール部材24、24は、接手部材40により連結される。
このように、上下方向に隣り合う2つの補強部材25、25を接手部材40により連結することで、レール部材24における鉛直方向の荷重を接手部材40及び補強部材25で受けることができる。その結果、水平方向だけでなく、鉛直方向の荷重に対しても強度を増加させることができる。
2.第2の実施の形態例
次に、第2の実施の形態例にかかるガイドレールについて図5Aから図6を参照して説明する。
図5Aは、ガイドレールを示す正面図、図5Bは、ガイドレールを示す側面図、図6は図5A及び図5BにおけるA-A線断面図である。
この第2の実施の形態例にかかるガイドレール20Aが、第1の実施の形態例にかかるガイドレール20と異なる点は、補強部材の構成である。そのため、ここでは補強部材について説明し、第1の実施の形態例にかかるガイドレール20と共通する部分には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図5A及び図5Bに示すように、ガイドレール20Aは、複数のレール部材24と、複数の補強部材26と、接手部材40と、レール固定ボルト45と、連結ボルト47と、を有している。図5B及び図6に示すように、補強部材26は、略直方体状に形成されている。そして、補強部材26は、レール部材24のフランジ部22にレール固定ボルト45により締結固定される。
また、図5A及び図5Bに示す例では、レール部材24の継ぎ目と補強部材26の継ぎ目は、同じ位置に配置されている。上下方向に隣り合う2つの補強部材26、26の継ぎ目には、接手部材40が配置されている。そして、連結ボルト47は、接手部材40及び補強部材26を貫通し、レール部材24のフランジ部22まで貫通する。そのため、接手部材40は、連結ボルト47により、補強部材26だけでなくレール部材24にも締結固定される。また、上下方向に隣り合う2つのレール部材24、24及び上下方向に隣り合う2つの補強部材26、26は、接手部材40により連結される。
その他の構成は、第1の実施の形態例にかかるガイドレール20と同様であるため、それらの説明は省略する。この第2の実施の形態例にかかるガイドレール20Aによっても、上述した第1の実施の形態例にかかるガイドレール20と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上述した第1の実施の形態例にかかるガイドレール20及び第2の実施の形態例にかかるガイドレール20Aでは、レール部材24の継ぎ目と補強部材25、26の継ぎ目は、同じ位置に配置した例を説明したが、これに限定されるものではない。
図7A及び図7Bは、レール部材24の継ぎ目と補強部材26の継ぎ目が異なる位置に配置したガイドレール20Bを示している。なお、レール部材24、補強部材26及び接手部材40の構成は、第2の実施の形態例にかかるレール部材24、補強部材26及び接手部材40と同様である。
図7A及び図7Bに示すように、上下方向に隣り合う2つのレール部材24、24は、補強部材26により連結される。そして、レール部材24の継ぎ目には、レール部材24と補強部材26を締結するレール固定ボルト45が配置される。また、補強部材26の継ぎ目には、接手部材40が配置される。そして、上下方向に隣り合う2つの補強部材26、26は、接手部材40により連結される。なお、接手部材40は、連結ボルト47により補強部材26及びレール部材24に固定される。
このように、レール部材24の継ぎ目と補強部材26の継ぎ目が異なる位置に配置された場合でも、レール部材24を補強部材26で連結し、補強部材26を接手部材40で連結することで、鉛直方向の荷重に対する強度を増加させることが可能となる。
3.第3の実施の形態例
次に、第3の実施の形態例にかかるガイドレールについて図8Aから図10を参照して説明する。
図8Aは、ガイドレールを示す正面図、図8Bは、ガイドレールを示す側面図、図8Cは、側面図である。図9Aは図8CにおけるA-A線断面図、図9Bは図8CにおけるB-B線断面図である。図10は、接手部材を示す図である。
この第3の実施の形態例にかかるガイドレール20Bが、第1の実施の形態例にかかるガイドレール20と異なる点は、補強部材及び接手部材の構成である。そのため、ここでは補強部材及び接手部材について説明し、第1の実施の形態例にかかるガイドレール20と共通する部分には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図8Aから図8Cに示すように、ガイドレール20Bは、複数のレール部材24と、複数の補強部材27と、接手部材60と、調整ボルト71と、第1補強部材固定ボルト72と、第2補強部材固定ボルト73と、レール連結部材80と、を有している。
上下方向に隣り合う2つのレール部材24、24は、レール連結部材80により連結される。レール連結部材80は、レール連結ボルト48によりフランジ部22に固定される。
また、レール部材24のフランジ部22には、レール固定ボルト45におり補強部材27が固定されている。補強部材27は、第1の実施の形態例にかかる補強部材25と同様にH鋼により構成されている。また、補強部材27の継ぎ目は、レール部材24の継ぎ目と同じ位置に配置されている。さらに、上下方向に隣り合う2つの補強部材27、27は、上下方向に間隔を空けて配置される。2つの補強部材27、27の間隔は、レール連結部材80の長さよりも長く空いている。これにより、補強部材27がレール部材24の継ぎ目に固定したレール連結部材80と干渉することを防いでいる。
補強部材27の上下方向の下端部には、第1連結プレート28が設けられており、補強部材27の上下方向の上端部には、第2連結プレート29が設けられている。第1連結プレート28と第2連結プレート29は、略平板状に形成されており、水平方向と略平行に配置される。第1連結プレート28は、上下方向の下方に配置された補強部材27の第2連結プレート29と間隔を空けて対向する。
図9Aに示すように、第1連結プレート28には、複数の調整孔28aと、複数の第1固定孔28bが形成されている。調整孔28a及び第1固定孔28bは、第1連結プレート28を上下方向に貫通している。また、調整孔28aには、雌ねじが形成されており、後述する調整ボルト71が螺合する。そして、第1固定孔28bには、第1補強部材固定ボルト72が挿入される。
図9Bに示すように、第2連結プレート29には、複数の第2固定孔29bが形成されている。第2固定孔29bは、第2連結プレート29を上下方向に貫通している。この第2固定孔29bには、第2補強部材固定ボルト73が挿入される。
上下方向に隣り合う2つの補強部材27、27の間には、接手部材60が配置される。具体的には、接手部材60は、上下方向の上方に配置された補強部材27の第1連結プレート28と、上下方向の下方に配置された補強部材27の第2連結プレート29の間に配置される。
図10に示すように、接手部材60は、本体部61と、接手側第1プレート62と、接手側第2プレート63と、を有している。本体部61は、水平方向で切断した断面形状が略U字状に形成された半円筒状をなしている。また、本体部61には、上下方向に延在するリブ61bが設けられている。リブ61bは、本体部61の略中心部に配置されている。本体部61の上下方向の上端部には、接手側第1プレート62が設けられており、本体部61の上下方向の下端部には、接手側第2プレート63が設けられている。
接手側第1プレート62と接手側第2プレート63は、略平板状に形成されており、水平方向と略平行に配置される。接手側第1プレート62には、不図示の接手側第1固定孔が複数設けられている。接手側第1固定孔には、第1補強部材固定ボルト72が挿入される。また、接手側第2プレート63には、不図示の接手側第2固定孔が複数設けられている。接手側第2固定孔には、第2補強部材固定ボルト73が挿入される。
接手側第1プレート62は、上下方向の上方に配置された補強部材27の第1連結プレート28と調整代となる間隔を空けて対向する。また、接手側第2プレート63は、上下方向の下方に配置された補強部材27の第2連結プレート29に載置される。
接手側第1プレート62と第1連結プレート28は、複数の第1補強部材固定ボルト72により連結される。また、接手側第2プレート63と第2連結プレート29は、複数の第2補強部材固定ボルト73により連結される。
また、補強部材27の第1連結プレート28に設けた調整孔28aには、調整ボルト71が螺合する。調整ボルト71の先端部は、接手部材60の接手側第1プレート62に当接する。調整ボルト71は、ジャッキボルトにより構成されており、調整孔28aに対する締め付け量を調整することで、補強部材27の上下方向の位置を調整することができる。
ここで、調整ボルト71は、上側の補強部材27から下側の補強部材27に圧縮荷重を伝達するボルトである。また、複数(3つ)の調整孔28aは、接手部材60の本体部61における両端部及びリブ61bに対向する位置に形成されている。そのため、調整ボルト71は、接手部材60における両端部及びリブ61bが設けられた箇所に当接する。これにより、調整ボルト71からの圧縮荷重を接手部材60で受けることができる。
このように、上下方向に隣り合う2つの補強部材27、27の間に、接手部材60を配置して、2つの補強部材27、27を連結したことで、水平方向だけでなく鉛直方向の荷重に対する強度を高めることができる。
なお、上述した実施の形態例では、接手部材60における接手側第1プレート62と補強部材27の第1連結プレート28との間に調整代となる隙間を設け、調整ボルト71を配置した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、接手部材60における接手側第2プレート63と補強部材27の第2連結プレート29との間に調整代となる隙間を設け、調整ボルト71を配置してもよい。
調整ボルト71の数は、3つに限定されるものではなく、2つあるいは4つ以上設けてもよい。さらに、第1補強部材固定ボルト72及び第2補強部材固定ボルト73の数も、2つに限定されるものではなく、3つ以上設けてもよい。
その他の構成は、第1の実施の形態例にかかるガイドレール20と同様であるため、それらの説明は省略する。この第3の実施の形態例にかかるガイドレール20Bによっても、上述した第1の実施の形態例にかかるガイドレール20と同様の作用効果を得ることができる。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、ガイドレールとして、かご側ガイドレール20を適用した例を説明したが、これに限定されるものではなく、おもり側ガイドレール30を適用してもよい。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1…エレベーター、 10…乗りかご(昇降体)、 11…巻上機、 13…主ロープ、 15…釣合おもり(昇降体)、 16…スライダ、 20…かご側ガイドレール(ガイドレール)、 21…摺動面部、 22…フランジ部、 25、26、27…補強部材、 28…第1連結プレート、 28a…調整孔、 28b…第1固定孔、 29…第2連結プレート、 29b…第2固定孔、 30…おもり側ガイドレール、 40、60…接手部材、45…レール固定ボルト、 46…補強部材固定ボルト、 47…連結ボルト、 48…レール連結ボルト、 50…支持構造、 61…本体部、 61b…リブ、 62…接手側第1プレート、 63…接手側第2プレート、 71…調整ボルト、 72…第1補強部材固定ボルト、 73…第2補強部材固定ボルト、 80…レール連結部材、 100…建築構造物、 101…昇降路、 103…壁面

Claims (8)

  1. 昇降路の鉛直方向に沿って配置される複数のレール部材と、
    前記レール部材の背面に固定され、前記昇降路の鉛直方向に沿って配置される複数の補強部材と、
    複数の前記補強部材のうち鉛直方向に隣り合う2つの前記補強部材を連結する接手部材と、
    を備えたガイドレール。
  2. 前記接手部材は、隣り合う2つの前記補強部材における前記レール部材と対向する一面とは反対側の背面に固定される
    請求項1に記載のガイドレール。
  3. 複数の前記レール部材の継ぎ目と、複数の前記補強部材の継ぎ目は、同じ位置に配置され、
    前記接手部材は、鉛直方向に隣り合う2つの前記レール部材と、鉛直方向に隣り合う2つの前記補強部材を連結する
    請求項1に記載のガイドレール。
  4. 複数の前記レール部材の継ぎ目と、複数の前記補強部材の継ぎ目は、異なる位置に配置され、
    鉛直方向に隣り合う2つの前記レール部材は、前記補強部材により連結される
    請求項1に記載のガイドレール。
  5. 複数の前記レール部材の継ぎ目と、複数の前記補強部材の継ぎ目は、同じ位置に配置され、
    鉛直方向に隣り合う2つの前記レール部材を連結するレール連結部材を備え、
    鉛直方向に隣り合う2つの前記補強部材は、前記鉛直方向に前記レール連結部材の長さよりも長い間隔を空けて配置され、
    前記接手部材は、鉛直方向に隣り合う2つの前記補強部材の間に配置される
    請求項1に記載のガイドレール。
  6. 前記補強部材の鉛直方向の一端部には、第1連結プレートが設けられ、
    前記補強部材の鉛直方向の他端部には、第2連結プレートが設けられ、
    前記接手部材は、
    前記第1連結プレートと対向し、第1補強部材固定ボルトにより前記第1連結プレートに固定される接手側第1プレートと、
    前記第2連結プレートと対向し、第2補強部材固定ボルトにより前記第2連結プレートに固定される接手側第2プレートと、を有し、
    前記第1連結プレートと前記接手側第1プレートとの間、又は前記第2連結プレートと前記接手側第2プレートとの間には、隙間が形成される
    請求項5に記載のガイドレール。
  7. 前記第1連結プレート及び前記第2連結プレートのうち、前記接手側第1プレート又は前記接手側第2プレートとの間に隙間が形成された連結プレートには、前記補強部材の鉛直方向の位置を調整する調整ボルトが螺合し、
    前記調整ボルトの先端部は、前記接手側第1プレート又は前記接手側第2プレートに当接する
    請求項6に記載のガイドレール。
  8. 昇降路内に立設されるガイドレールと、
    前記ガイドレールに沿って昇降移動する昇降体と、を備え、
    前記ガイドレールは、
    前記昇降路の鉛直方向に沿って配置される複数のレール部材と、
    前記レール部材の背面に固定され、前記昇降路の鉛直方向に沿って配置される複数の補強部材と、
    複数の前記補強部材のうち鉛直方向に隣り合う2つの前記補強部材を連結する接手部材と、
    を備えたエレベーター。
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