JP2005096975A - 免震建物のエレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 中間に免震装置を備えた建物に設置され、昇降路を免震層階の上階側から下階側にわたり連続的に形成したエレベータにおいて、免震層での水平方向の相対変位にガイドレールを追従させる機構により構造が複雑になると共に建物の床面積が小さくなる。
【解決手段】 免震建物1の低層部建築体2と高層部建築体4にわたって昇降路5が連続的に形成されている。昇降路5内にはガイドレール6が立設されており、低層部建築体の上部に設置された第1のブラケット7と高層部建築体の下部に設置された第2のブラケット8により支持されている。昇降路5内に配置されたレール支持梁9の下端が第1のブラケットに連結されると共に上端が第2のブラケットに連結されている。レール支持梁とガイドレールは免震装置3に対応する箇所で連結部材15により連結されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、免震建物のエレベータに関する。
中間に免震装置を備えた建物で、免震階層の上階側から下階側にわたり連続的に昇降路を形成したエレベータでは、免震層での水平方向の相対変位に対してガイドレールが追従できる機構が必要となる。
そのため、この問題を解決する手段として、例えば特開平10−88847号公報に開示されたものが提案されており、その構造を図7を参照して説明する。同図において、この中間免震建物は、地盤の基礎101の上に設置された低層部建築体102と、その上部に免震装置103を介して設置された高層部建築体104とにより構成されている。
高層部建築体104には、エレベータ用の昇降路105の中間部において昇降支柱体106が固定されて下方に吊り下げられ、その下部は低層部建築体102の昇降路107に拘束材108を介して水平方向に拘束されており、高層部建築体104と低層部建築体102との水平相対変位に応じて高層部建築体104と低層部建築体102の内部で昇降支柱体106に変形が生じるように構成されている。エレベータのガイドレール109は昇降支柱体106により支持されている。
また、エレベータに出入りするために建屋側に取り付けられる周知の構造の階床ドア110とエレベータのかご111に取り付けられる周知の構造のかごドアとの間隔は乗降時の安全上から一定の間隔以下に保つことが要求されるため、階床ドア110は昇降支柱体106に取り付けられている。
以上のように構成することにより、地震時の低層部建築体102と高層部建築体104の相対変位を昇降支柱体106の変形で吸収することができる。
このように構成されたものでは、ガイドレール109の曲げ変形量を小さくすることができるという長所は有るが、複数階にわたりガイドレール109を支持する昇降支柱体106を設置する分だけ昇降路横断面積が大きくなるため、建物として利用できる床面積が小さくなってしまう。
また、複数階にわたり昇降支柱体106でガイドレール109を支持し、昇降支柱体106の変形に従ってガイドレール109を変形させることになるため、昇降支柱体106はガイドレール109を変形させるだけの剛性を確保しなければならず、構造が複雑になるという問題があった。
また、昇降路に昇降支柱体106が設置された階床では、建物とかご111との隙間が大きくなってしまう可能性があるため、建屋側の階床ドア110とエレベータのかごドアとの隙間を一定の間隔以下に保つべく、階床ドア110を昇降支柱体106に設置しているが、建物側と階床ドア110を連結する特別な装置が必要になるという問題があった。
特開平10−88847号公報
解決しようとする問題点は、中間に免震装置を備えた建物に設置され、昇降路を免震層階の上階側から下階側にわたり連続的に形成したエレベータにおいて、免震層での水平方向の相対変位にガイドレールを追従させる機構により構造が複雑になると共に建物の床面積が小さくなる点である。
本発明では、ガイドレールを低層部建築体の上部に設置された第1のブラケットと高層部建築体の下部に設置された第2のブラケットで支持し、レール支持梁の下端を第1のブラケットに連結すると共に上端を第2のブラケットに連結し、レール支持梁とガイドレールを免震装置に対応する箇所で連結部材で連結したことを特徴としている。なお、レール支持梁を第1及び第2のブラケットに連結する代わりに、レール支持梁の下端を低層部建築体の上部に連結すると共に上端を高層部建築体の下部に連結するようにしてもよい。
本発明によれば、地震等により免震装置での水平変位が発生した場合に、ガイドレールが第1のブラケットと第2のブラケットの間において連結部材を支点として全体的に大きな曲率半径でS字状に弾性変形するため、ガイドレールの局部的な変形を防止することができる。これにより、対向するガイドレール間の相対距離を一定に保つことができるため、かごを安全に走行させることができる。
また、ガイドレール支持梁とガイドレールを連結する構造は免震装置に対応する部分のみであるため、昇降路面積が大きくなることがなく、建物の床面積を有効利用することができる。
さらに、本発明は、極めて簡単な構造であると共に、レール支持梁が設置された領域外に階床ドアが設置されるように第1及び第2のブラケットの位置を設定することで、特別な階床ドアが不要となり、従来のエレベータに使用されている階床ドアを使用することができるため、安価に構成することができるという利点がある。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施例の昇降路の断面図、図2は第1実施例のレール支持梁の連結部の拡大図である。なお、図1は、地震等により免震建物1の免震層に水平変位が生じた状態を示している。
免震建物1は、低層部建築体2の上部に免震装置3を介して高層部建築体4を設置した構造となっている。
5はエレベータの昇降路であり、低層部建築体2と高層部建築体4の両方にわたって連続的に形成されている。昇降路5内には一対のガイドレール6が立設されており、図示しないかごは各ガイドレール6に案内されながら免震層を通過して上階側又は下階側への移動が可能となっている。
なお、ガイドレール6は低層部建築体2側が昇降路5の壁面に固定された第1のブラケット7により支持され、高層部建築体4側が昇降路5の壁面に固定された第2のブラケット8により支持されている。第1のブラケット7と第2のブラケット8はレール支持梁9により連結されている。
図2に示すように、レール支持梁9は十字形の継手10を介して第1のブラケット7の支持部11に回動自在に連結されている。継手10は互いに直交する二本の軸10a、10bを有している。支持部11はコの字形に形成され、軸10aは両端が固定部11の両端壁により水平かつ軸線まわりに回転自在に支持されている。
レール支持梁9の下端部にはコの字形の軸受け12が固着されており、その両端壁にはレール支持梁9の長手方向に長い長孔13(一方のみ図示)が形成されている。これらの長孔13により軸10bの両端がそれぞれ軸線まわりに回転自在且つ長孔13の長手方向に摺動自在に支持されている。
また、第1のブラケット7の先端にはガイドレール6を幅方向に挟み込む一対の把持部14が設けられており、この把持部14はガイドレール6を幅方向に挟み込んでガイドレール6を長手方向に摺動自在に把持している。
なお、レール支持梁9は、第2のブラケット8に対しても第1のブラケット7と同様に連結されている。地震等により免震層に水平方向の変位が発生した場合には、低層部建築体2と高層部建築体4に設置された第1のブラケット7と第2のブラケット8の間の距離が長くなるため、その長さの変化を吸収できるようにレール支持梁9は長孔13を介して第1及び第2のブラケット7、8と連結され、第1及び第2のブラケット7、8に対して移動自在となっている。
なお、この長孔13は必ずしも低層部建築体2側と高層部建築体4側の両方に設ける必要はなく、第1及び第2のブラケット7、8間の距離の変化が小さい場合には、長孔13は低層部建築体2側のみ又は高層部建築体4側のみに設けるようにしてもよい。
また、ガイドレール6については、第1及び第2のブラケット7、8に設けてある把持部14の部分で長手方向に摺動することができるため、特に距離の変化を吸収できる機構は必要ない。
図1に示すように、レール支持梁9の中間部は水平に延びる連結部材15を介してガイドレール6と連結されている。ガイドレール6における第1のブラケット7との連結部から連結部材15までの長さと、ガイドレール6における第2のブラケット8との連結部から連結部材15までの長さとは略等しくなっている。また、レール支持梁9における第1のブラケット7との連結部から連結部材15までの長さと、レール支持梁9における第2のブラケット8との連結部から連結部材15までの長さとは略等しくなっている。
連結部材15はレール支持梁9及びガイドレール6に対して回動自在に連結されている。特にガイドレール6との連結部は、免震層で水平方向に変位が生じた際に水平方向に対するガイドレール6の角度とレール支持梁9の角度との差を吸収できるようにボールジョイント等により構成するとよい。
上述した構成によれば、地震等により免震層に水平方向の相対変位が発生した場合には、免震層での変位に追従してガイドレール6が第1のブラケット7と第2のブラケット8の間において連結部材15を支点として変形する。なお、本実施例では、連結部材15がレール支持梁9及びガイドレール6の中央部に連結されているため、ガイドレール6に中央部を支点として対称的に力がかかるため、ガイドレール6が綺麗にS字状に変形することができる。
免震層付近に設けた連結部材15はガイドレール6及びレール支持梁9の略中央部に連結されているため、免震層に水平方向の相対変位が発生しても、ガイドレール6が全体的にS字状に曲げ変形している状態であれば、ガイドレール6とレール支持梁9の連結部の相対変位はd/2となり、また連結部間の距離は殆ど変化しない。
したがって、連結部材15によりガイドレール6に局部的な変形が発生するのを抑え、ガイドレール6を大きな曲率半径で全体的に曲げ変形させることができる。
さらに、レール支持梁9は、対向する一対のガイドレール6間の距離を一定に保つ効果も有する。かごが免震層を通過している状態で地震があった場合や、走行中の振動等によりかごから水平方向の荷重がガイドレール6に作用した場合には、連結部材15でガイドレール6の変形を抑えることができ、対向するガイドレール6間の間隔が広がらない。したがって、かごを昇降方向に案内する案内装置がガイドレール6から外れる等の不具合の発生を防止することができる。
また、レール支持梁9が設置された領域外に階床ドアが設置されるように第1及び第2のブラケット7、8の位置を設定することで、特別な階床ドアは不要となり、従来のエレベータに使用されている階床ドアを使用することができる。
さらに、本実施例では、レール支持梁9が免震層の水平変位に従って回動する構造で、ガイドレール6を変形させる剛性を必要としないため、構造が簡素であり、安価に構成することができる。
次に、本発明の第2実施例を説明する。図3は第2実施例の昇降路の断面図、図4は図3の要部拡大図である。なお、以下の各実施例において、第1実施例と同一又は類似の部分には同一の符号を用いており、重複する説明は省略してある。
図3に示すように、本実施例では、レール支持梁9における第1のブラケット7と連結部材15の間、及び第2のブラケット8と連結部材15の間にそれぞれガイドレール押さえ部材16が設けられている。
このガイドレール押さえ部材16はほぼ水平に配置され、両端がガイドレール6及びレール支持梁9に対して回動自在に支持されており、図4に示すように、レール支持梁9とは長孔17及び支軸18を介して連結されている。
長孔17はガイドレール押さえ部材16の長手方向に延びており、その内側には弾性体19が取り付けられている。支軸18はレール支持梁9に固定され、長孔17を貫通すると共に弾性体19を介して長孔17に柔軟に接触している。このようにすることで、騒音が低減すると共にガイドレール押さえ部材16や支軸18にかかる衝撃が吸収されて摩耗を防ぐことができ、寿命が長くなる。
ガイドレール6の水平変位量とレール支持梁9の水平変位量の差があると、ガイドレール押さえ部材16がレール支持梁9に対して摺動して吸収されるが、変位量の差が一定値に達すると、長孔17の端部が支軸18に当接してガイドレール押さえ部材16の摺動が阻止されるため、ガイドレール6がそれ以上変形するのを抑制することができる。
このように、ガイドレール押さえ部材6がガイドレール6とレール支持梁9の変位量の差を所定量吸収できるようにすることで、ガイドレール押さえ部材16にかかるストレスが軽減し、寿命が長くなるという利点がある。
上述した構成によれば、第1実施例の効果に加えて、ガイドレール6が局部的に変形して一部の変形が大きくなろうとする場合に、ガイドレール押さえ部材16がガイドレール6の過大な変形を抑える。したがって、ガイドレール6をより確実に全体的に大きな曲率半径で曲げ変形させることができる。
また、連結部材15及びガイドレール押さえ部材16は対向するガイドレール6間の距離を一定に保つ効果も有するため、かごが免震層を通過している状態で地震があった場合や、走行中の振動等により、かごから水平方向の荷重がガイドレール6に作用した場合のガイドレール6の変形を抑えることができ、対向するガイドレール6間の間隔が広がってかごの案内装置がガイドレール6から外れる等の不具合の発生を防止することができる。
次に、本発明の第3実施例を説明する。図5は本発明の第3実施例の昇降路の断面図、図6は第3実施例のレール支持梁の連結部の拡大図である。
本実施例では、レール支持梁9の下端が、第1のブラケット7の上方で且つ低層部建築体2側の昇降路5の壁面に第1の取付部材21を介して取り付けられ、レール支持梁9の上端が、第2のブラケット8の下方で且つ高層部建築体1側の昇降路5の壁面に第2の取付部材22を介して取り付けられている。
図6に示すように、レール支持梁9は十字形の継手23を介して第1の取付部材21の支持部24に回動自在に連結されている。継手23は互いに直交する二本の軸23a、23bを有している。支持部24はコの字形に形成され、軸23aは両端が支持部24の両端壁により水平かつ軸線まわりに回転自在に支持されている。
レール支持梁9の下端部にはコの字形の軸受け25が固着されており、その両端壁にはレール支持梁9の長手方向に長い長孔26(一方のみ図示)が形成されている。これらの長孔26により軸23bの両端がそれぞれ軸線まわりに回転自在且つ長孔16の長手方向に摺動自在に支持されている。
なお、レール支持梁9は、第2の取付部材22に対しても第1の取付部材21と同様に連結されている。地震等により免震層に水平方向の変位が発生した場合には、低層部建築体2に固定された取付部材21と高層部建築体4に固定された取付部材22の間の距離が長くなるため、その長さの変化を吸収できるようにレール支持梁9は長孔26を介して取付部材21、22と連結されている。
なお、この長孔26は必ずしも低層部建築体2側と高層部建築体4側の両方に設ける必要はなく、第1及び第2の取付部材21、22間の距離の変化が小さい場合には、長孔26は低層部建築体2側のみ又は高層部建築体4側のみに設けるようにしてもよい。
図5に示すように、レール支持梁9の中間部は水平に延びる連結部材15を介してガイドレール6と連結されている。ガイドレール6における第1のブラケット7との連結部から連結部材15までの長さと、ガイドレール6における第2のブラケット8との連結部から連結部材15までの長さとは略等しくなっている。また、レール支持梁9における第1の取付部材21との連結部から連結部材15までの長さと、レール支持梁9における第2の取付部材22との連結部から連結部材15までの長さとは略等しくなっている
このような構成によれば、第1実施例と同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、地震等により免震層に水平変位が生じた場合でも、ガイドレール6が局部的に変形するのを防止することができ、大きい曲率半径で弾性変形させることができると共に、ガイドレール6間の相対距離をほぼ一定に保つことができるため、かごを安全に走行させることができる。
なお、上述した各実施例では、本発明をかごのガイドレールを用いて構成した場合について説明したが、釣り合いおもりのガイドレールを用いて構成しても同様の効果を得ることができる。
本発明の第1実施例の昇降路の断面図である。 第1実施例のレール支持梁の連結部の拡大図である。 第2実施例の昇降路の断面図である。 図3の要部拡大図である。 第3実施例の昇降路の断面図である。 第3実施例のレール支持梁の連結部の拡大図である。 従来のエレベータの断面図である。
符号の説明
1 免震建物
2 低層部建築体
3 免震装置
4 高層部建築体
5 昇降路
6 ガイドレール
7 第1のブラケット
8 第2のブラケット
9 レール支持梁
15 連結部材

Claims (11)

  1. 低層部建築体の上部に免震装置を介して高層部建築体を設置した免震建物に前記低層部建築体と前記高層部建築体にわたって連続的に形成された昇降路と、
    前記昇降路内に立設されたガイドレールと、
    前記低層部建築体の上部に設置され、前記ガイドレールを支持する第1のブラケットと、
    前記高層部建築体の下部に設置され、前記ガイドレールを支持する第2のブラケットと、
    前記昇降路内に配置され、下端が前記第1のブラケットに連結されると共に上端が前記第2のブラケットに連結されたレール支持梁と、
    前記レール支持梁と前記ガイドレールを前記免震装置に対応する箇所で連結する連結部材と、
    を備えたことを特徴とする免震建物のエレベータ。
  2. 前記ガイドレールにおける前記第1のブラケットとの連結部から前記連結部材までの長さと前記ガイドレールにおける前記第2のブラケットとの連結部から前記連結部材までの長さとが略等しく、前記レール支持梁における前記第1のブラケットとの連結部から前記連結部材までの長さと前記レール支持梁における前記第2のブラケットとの連結部から前記連結部材までの長さとが略等しいことを特徴とする請求項1記載の免震建物のエレベータ。
  3. 前記レール支持梁が前記第1及び第2のブラケットに回動自在に連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の免震建物のエレベータ。
  4. 前記レール支持梁に前記ガイドレールの変形を抑えるガイドレール押さえ部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の免震建物のエレベータ。
  5. 前記ガイドレール押さえ部材は前記ガイドレールが所定量変形した後に変形を阻止することを特徴とする請求項4記載の免震建物のエレベータ。
  6. 前記ガイドレール押さえ部材は弾性体を介して前記ガイドレールに接触させたことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の免震建物のエレベータ。
  7. 前記低層部建築体と前記高層部建築体の水平方向の相対変位による前記第1のブラケットと前記第2のブラケットの間の距離の変化を吸収できるように前記レール支持梁を前記第1のブラケット及び/又は前記第2のブラケットに対して移動自在に取り付けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項記載の免震建物のエレベータ。
  8. 低層部建築体の上部に免震装置を介して高層部建築体を設置した免震建物に前記低層部建築体と前記高層部建築体にわたって連続的に形成された昇降路と、
    前記昇降路内に立設されたガイドレールと、
    前記低層部建築体の上部に設置され、前記ガイドレールを支持する第1のブラケットと、
    前記高層部建築体の下部に設置され、前記ガイドレールを支持する第2のブラケットと、
    前記昇降路内に配置され、下端が前記低層部建築体の上部に連結されると共に上端が前記高層部建築体の下部に連結されたレール支持梁と、
    前記レール支持梁と前記ガイドレールを前記免震装置に対応する箇所で連結する連結部材と、
    を備えたことを特徴とする免震建物のエレベータ。
  9. 前記ガイドレールにおける前記第1のブラケットとの連結部から前記連結部材までの長さと前記ガイドレールにおける前記第2のブラケットとの連結部から前記連結部材までの長さとが略等しく、前記レール支持梁における前記低層部建築体との連結部から前記連結部材までの長さと前記レール支持梁における前記高層部建築体との連結部から前記連結部材までの長さとが略等しいことを特徴とする請求項1記載の免震建物のエレベータ。ことを特徴とする。
  10. 前記レール支持梁が前記低層部建築体及び前記高層部建築体に回動自在に連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の免震建物のエレベータ。
  11. 前記低層部建築体と前記高層部建築体の水平方向の相対変位による前記第1のブラケットと前記第2のブラケットの間の距離の変化を吸収できるように前記レール支持梁を前記低層部建築体及び/又は前記高層部建築体に対して移動自在に取り付けたことを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれか一項記載の免震建物のエレベータ。
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