JP7448778B2 - 物品処理設備 - Google Patents

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本発明は物品処理設備に関し、詳しくは物品を搬送する搬送手段と、上記物品を処理する処理手段と、上記搬送手段および処理手段を収容した無菌室とを有する処理装置をユニット内に配置し、上記ユニットを複数接続した物品処理設備に関する。
従来、物品に対して複数の処理を行うために、当該物品を処理する複数の処理装置と、処理装置と処理装置との間で物品を搬送する搬送手段とを備えた物品処理設備が知られている(特許文献1)。
特に上記特許文献1の物品処理設備では、物品を清浄化された環境において処理するため、各処理装置はクリーンブースを備えており、また処理装置と処理装置との間に設けられた搬送手段もクリーンブース内に収容したものとなっている。
一方、上記清浄度の高いクリーンブースやアイソレータを用いる場合、当該クリーンブースやアイソレータ内の空調を維持するための空調設備が必要であり、またクリーンブースやアイソレータの内部を洗浄した洗浄液を排出するための排水配管が必要となっている(特許文献2、3)。
特開2016-158635号公報 特許第4573321号公報 特許第6115705号公報
ここで、上述したような物品処理設備は製造工場で製造され、その後トラック等によって処理工場へと運搬されて組み立てられることが一般的となっている。
しかしながら、実際には製造工場において試運転を行うために、製造工場での組み立て作業が必要となるため、製造工場における搬出のための解体作業、上記処理工場における再組み立て作業が必要となる。
上記物品処理設備の組み立てには、各処理装置内部や処理装置同士の配線や配管の接続が必要であり、またそのチェック作業も必要であることから、製造工場において完成させた物品処理設備はなるべく解体しない状態で出荷することが望ましい。
しかしながら、上記特許文献2、3に記載されたクリーンブースや無菌室を有する物品処理設備の場合、空調用の設備や配管によって各処理装置の全高が高くなってしまうことから、当該処理装置を出荷のためにトラックに積載すると、道路交通法等による高さ規制に抵触する恐れがあった。
このような問題に鑑み、本発明は効率的に組み立てることが可能で、かつ運搬時の際の高さ規制に対応可能な物品処理設備を提供するものである。
すなわち請求項1の発明にかかる物品処理設備は、物品を搬送する搬送手段と、上記物品を処理する処理手段と、上記搬送手段および処理手段を収容して内部が無菌状態に維持される無菌室とを有する処理装置をユニット内に配置し、上記ユニットを複数接続した物品処理設備であって、
上記ユニットは、上記処理装置および作業者が立ち入り可能なクリーンルームが配置された中間ブロックと、当該中間ブロックの上部に設けられて上記処理装置の無菌室に無菌エアを供給する無菌エア供給手段と上記クリーンルーム内へ清浄化されたエアを供給するクリーンルーム用エア供給手段とを備えた上部ブロックと、上記中間ブロックの下部に設けられて上記処理装置の無菌室からの排水を行う排水配管を備えた下部ブロックとを有し、
上記ユニットを複数接続する際には、各ユニットが有する中間ブロックの端部を接続するとともに、上記各中間ブロックに配置された無菌室の端部同士が無菌を維持可能な状態で接続され、かつ上記搬送手段の端部同士が物品を受渡し可能な状態で接続されることを特徴としている。
上記発明によれば、複数のユニットのそれぞれを、処理装置を配置した中間ブロックの上下に、上部ブロックおよび下部ブロックを連結するように分割した構成としたことで、物品処理設備の組み立て、解体、再組み立てを効率に行うことができ、また各ユニットを分割した状態でトラックに積載することで上述したような高さの規制をクリアすることができる。
また組み立ての際、上記ユニットとユニットとを接続するには、各ユニットが有する中間ブロックの端部を接続するとともに、無菌室の端部同士が無菌を維持可能な状態で接続し、かつ上記搬送手段の端部同士が物品を受渡し可能な状態で接続することができ、組み立てを効率的に行うことができる。
本実施例における容器処理設備の平面図 ユニットを構成する上部ブロック、中間ブロック、下部ブロックを説明する図 充填・打栓ユニットについての断面図 第2実施例における充填・打栓ユニットについての断面図
以下図示実施例について説明すると、図1は本発明にかかる物品処理設備としての薬品充填設備1を示し、物品としてのバイアル2(図3参照)への薬品を充填する処理と、当該薬品を凍結乾燥する処理と、バイアル2を密閉する処理とを行うものとなっている。
上記薬品充填設備1は薬品処理工場に設けられた設備設置室3に設置され、この設備設置室3は仕切り壁3aによって薬品充填設備1の設けられたA作業室3Aおよびそれ以外のB作業室3Bに区画されている。
上記薬品充填設備1は、その処理順序に従って複数のユニットUを接続した構成を有しており、空のバイアル2を供給する供給ユニットU1と、上記バイアル2に薬品を充填するとともに当該バイアル2にゴム栓を打栓する充填・打栓ユニットU2と、上記薬品の充填されたバイアル2を凍結乾燥する凍結乾燥機4と、当該凍結乾燥機4との間でバイアル2の搬出入を行うバイアル移載ユニットU3と、バイアル2にアルミキャップを装着する巻締ユニットU4と、バイアル2の外面を洗浄する洗浄ユニットU5とを備えており、これらは例えば設備設置室3に設置された制御装置5によって一括制御することが可能となっている。
上記薬品充填設備1のうち、上記供給ユニットU1、充填・打栓ユニットU2、バイアル移載ユニットU3、巻締ユニットU4、洗浄ユニットU5は、それぞれ内部に処理装置M1~M5を収容したものとなっている。
上記処理装置M1~M5は、それぞれバイアル2を搬送する搬送手段としてのベルトコンベヤC1~C5と、当該バイアル2を処理する処理手段m1~m5と、内部が無菌状態に維持された無菌室R1~R5を有するアイソレータとによって構成されている。
このような構成により、各ユニットU1~U5の処理手段m1~m5で処理されたバイアル2は、上記ベルトコンベヤC1~C5によって下流側に隣接するユニットUへと順次受け渡されながら処理が行われるようになっている。
図1に示すように、各ユニットUの端部には、無菌室Rの端部およびベルトコンベヤCの端部が位置しており、例えば供給ユニットU1の無菌室R1の右端部と、充填・打栓ユニットU2の無菌室R2の左端部には、それぞれバイアル2が通過可能な程度の大きさの開口部が形成されている。
そして供給ユニットU1と充填・打栓ユニットU2とを接続すると、無菌室R1の右端部と無菌室R2の左端部とが図示しないシール部材によって気密を保った状態で接続されるようになっている。
一方、上記供給ユニットU1のベルトコンベヤC1の右端部と、充填・打栓ユニットU2のベルトコンベヤC2の左端部とは、それぞれ上記無菌室R1と無菌室R2に形成された上記開口部の近傍に位置し、渡り板やスクリューなどの容器受け渡し手段をベルトコンベヤC1とベルトコンベヤC2との間に配置することで、容易にバイアル2が受渡し可能な状態とすることが可能となっており、本実施例では図示しない渡り板を配置してベルトコンベヤC1の端部とベルトコンベヤC2の端部とを接続している。
ここで、上記供給ユニットU1の無菌室R1における図示左方側の端部は閉鎖され、またベルトコンベヤC1も供給ユニットU1の図示左方端まで形成されていない。
また上記バイアル移載ユニットU3の無菌室R3は、図1の図示上方側の背面が上記凍結乾燥機4と気密を保った状態で接続され、無菌室R3の内部に設けられた移載手段m3が無菌状態下でバイアル2の搬出入をするものとなっている。
さらに洗浄ユニットU5の無菌室R5の図示右方側の端部に形成された開口部は、シャッター等により開閉可能に設けられ、またベルトコンベヤC5の図示右方端には、バイアル2を受渡し可能な位置に搬出コンベヤ6が設けられている。
そして本実施例の各ユニットUは、図2に示すように上下方向に連結可能に設けられた上部ブロックBU、中間ブロックBM、下部ブロックBLによって構成されている。
また上記上部ブロックBUは略直方体状の上部フレームFUを、上記中間ブロックBMは略直方体状の中間フレームFMを、上記下部ブロックBLは略直方体状の下部フレームFLを備えている。
このような構成により、上記上部フレームFU、中間フレームFM、下部フレームFLを上下方向に連結することで、効率的に上記ユニットUを構成することが可能となっている。
さらに、図1のようにユニットUとユニットUとを連結する際には、隣接するユニットUの上部フレームFU同士、中間フレームFM同士、下部フレームFL同士をそれぞれ連結することにより、ユニットU同士が密着した状態で接続された薬品充填設備1を得ることが可能となっている。
従って、上記上部フレームFU、中間フレームFM、下部フレームFLは、図1に示す平面視方向において同じ形状を有していることが望ましく、これと同様図3に示す側面視方向において同じ形状を有していることが望ましい。
図3は、上部ブロックBU、中間ブロックBM、下部ブロックBLによって構成された上記充填・打栓ユニットU2の側面図を示している。
上記中間ブロックBMには上記処理装置としての充填・打栓装置M2が収容されるとともに、作業者が立ち入り可能なクリーンルーム7が設けられ、上部ブロックBUには上記無菌室R2に無菌エアを供給する無菌エア供給手段8が設けられ、下部ブロックBLには上記無菌室R2からの排水を行う排水配管9が設けられている。
まず、上記中間ブロックBMに収容される充填・打栓装置M2は、上記無菌室R2を備え、外部と区画されたアイソレータ11と、上記無菌室R2の内部に設けられた上記ベルトコンベヤC2と、処理手段m2としての充填手段m2および打栓手段(図示せず)とを有している。
上記アイソレータ11を構成するハウジング11aの上部は中間フレームFMの天面まで達するように設けられており、またハウジング11aの下部には脚部11bが設けられ、当該脚部11bによってハウジング11aの底部と中間フレームFMの底面との間には隙間が形成されるようになっている。
一方、上記中間フレームFMの正面および背面、並びに天面および底面にはそれぞれ壁面が気密を保った状態で設けられており、さらにこれらの壁面によって区画された空間のうち、上記ハウジング11aの正面側となる空間が上記クリーンルーム7として形成されるようになっている。
本実施例においては、処理装置M1~M5は中間フレームFMの背面に密着するように配置されており、クリーンルーム7の空間が広くなるように設けられている。また、中間フレームFMの背面に上記B作業室3Bに向けて開閉可能な開閉扉を設け、上記B作業室3Bから処理装置M1~5に対して作業可能にすれば、中間フレームFMの外部から処理装置M1~M5のメンテナンスを行うことも可能である。
そして上記ハウジング11aの内部には上記無菌室R2が形成されるとともに、当該無菌室R2の正面に設けられた透明なアクリル板がクリーンルーム7に面するように設けられている。また当該アクリル板には図示しないグローブが設けられている。
このような構成により、上記クリーンルーム7に立ち入った作業者は上記アクリル板を介して無菌室R2内での処理を観察することができ、また必要に応じて上記グローブを用いて無菌室R2内での作業を行うことが可能となっている。
ここで、上記中間フレームFMの図1における図示左右端には壁面が設けられていないが、上記充填・打栓ユニットU2を供給ユニットU1およびバイアル移載ユニットU3に接続すると、これらの中間フレームFM同士が気密を保った状態で接続され、上記クリーンルーム7内を作業者が行き来することが可能となっている。
また上述したように、上記無菌室R2の図示左右端に形成された開口部も、上記中間フレームFMの両端部と同じ位置に設けられているため、例えば充填・打栓ユニットU2と供給ユニットU1とを接続すると、無菌室R2の開口部と無菌室R1の開口部とがシール部材等を介して密着し、これら無菌室R1、R2の無菌状態が維持されたまま接続することが可能となっている。
そして充填・打栓装置M2の無菌室R2の内部には、上記ベルトコンベヤC2、充填手段m2、図示しない打栓手段が設けられている。
上記充填手段m2は、上記ベルトコンベヤC2によって搬送されるバイアル2の上方に充填ノズルを備え、当該充填ノズルはバイアル2の移動に伴って移動しながら昇降し、バイアル2の内部に薬液を充填するようになっている。
また上記打栓手段は、上記ベルトコンベヤC2に搬送されるバイアル2の上方にキャッピングヘッドを備え、当該キャッピングヘッドはバイアル2の移動に伴って移動しながら昇降し、バイアル2の口部にゴム栓を打栓するようになっている。
本実施例では、打栓手段が上記ゴム栓をバイアル2の口部に途中まで打栓するものとなっており、当該ゴム栓は上記凍結乾燥機4において薬剤が凍結乾燥された後、当該凍結乾燥機4の内部で完全に打栓されるようになっている。
ここで、上記充填手段m2に薬剤を供給する給液手段や、上記打栓手段にゴム栓を供給するゴム栓供給手段については、図示しないがハウジング11aの内部に設けてもよく、無菌室R2の内部に設けてもよい。
なお、上記充填手段m2および打栓手段自体は従来公知であるため、これ以上の詳細な説明については省略するものとする。
上記ベルトコンベヤC2、充填手段m2および打栓手段を駆動するモータ12は、無菌室R2の外部に設けられるものの、上記ハウジング11aの内部に設けられ、当該モータ12に接続される電線や信号線は上記ハウジング11a内に設けられたシーケンサ13に接続されるようになっている。
また充填手段m2や打栓手段を駆動する図示しないエアシリンダは、無菌室R2に接続されたエア供給配管14を介して駆動されるようになっており、当該エア供給配管14はハウジング11aの下部から上記下部ブロックBLにかけて配設されている。またエアシリンダを制御する信号線は上記シーケンサ13に接続されている。
さらに、例えば充填手段m2の充填ノズルを洗浄するための洗浄液は、無菌室R2に接続された液体供給配管15を介して供給され、当該液体供給配管15はハウジング11aの下部から上記下部ブロックBLにかけて配設されるようになっている。
次に、上記アイソレータ11の無菌室R2の内部は、上記上部ブロックBUに設けられた上記無菌エア供給手段8によって無菌状態が維持されるようになっている。
上記無菌エア供給手段8は、上記上部フレームFUに固定された給気ブロア16と、当該給気ブロア16に接続される給気ダクト17と、上部フレームFUに固定された排気ブロア18と、当該排気ブロア18に接続される排気ダクト19とから構成されている。
上記給気ダクト17および排気ダクト19は上部ブロックBUと中間ブロックBMの境界部分で連結可能に設けられており、上記上部ブロックBUに配設される第1部分17a、19aと、上記中間ブロックBMに設けられる第2部分17b、19bとから構成され、上部ブロックBUと中間ブロックBMとを連結する際にこれら第1部分17a、19aと第2部分17b、19bとを接続手段によって接続するものとなっている。
そして給気ダクト17および排気ダクト19の無菌室R2を臨む部分には、それぞれHEPAフィルタ20、21が設けられ、このような構成により、無菌室R2の内部には無菌エアが上方から下方に向かうラミナーフローが形成されるようになっている。
また上記給気ブロア16および排気ブロア18に電力を供給する電線や、これらを制御するための信号線等の配線は、上記中間ブロックBMの上記ハウジング11a内に設けたシーケンサ13に接続することができる。
そして、上記制御装置5によって上記給気ブロア16による給気量と、排気ブロア18による排気量とを調整することが可能となっており、本発明における圧力制御手段を構成している。
これにより、隣接するユニットUの無菌室Rの圧力を異ならせることが可能となり、例えば図1において充填・打栓ユニットU2の無菌室R2の圧力を最も高圧にし、これに隣接する供給ユニットU1、バイアル移載ユニットU3の無菌室R1、R3をこれよりも低圧に設定し、さらに巻締ユニットU4、洗浄ユニットU5の無菌室R4、R5の順に低圧に設定することができる。
なお上記無菌エア供給手段8として、上記排気ダクト19より排気ブロア18を省略するとともに、上記排気ダクト19の端部を上記給気ダクト17に接続することで、無菌室R2より排出されたエアを再度無菌室R2に循環させるようにしてもよい。
また上記上部ブロックBUには、上記無菌室R2を滅菌する際に使用する図示しない滅菌手段が設けられている。
上記滅菌手段は、上記上部フレームFUに固定された循環ブロアと、上記循環ブロアに接続されるとともに両端が上記無菌室R2に接続される循環ダクトと、上記循環ダクト内に過酸化水素蒸気などの滅菌媒体を供給する滅菌媒体供給手段とから構成されている。
上記循環ブロアおよび循環ダクトによって無菌室R2内のエアを循環させながら、上記滅菌媒体供給手段によって循環ダクト内に滅菌媒体を供給することで、上記無菌室R2内に滅菌媒体を充満させ、これを滅菌することが可能となっている。また循環ダクトにはエア流入弁が設けられており、必要に応じてエアを循環ダクト内に流入させるようになっている。
そして上記循環ダクトは、上記給気ダクト17や排気ダクト19と同様、上部ブロックBUより引き出して無菌室R2に接続することができ、また上記循滅菌手段を作動させる電線や信号線も中間ブロックBMのシーケンサ13に接続することが可能となっている。
上記充填・打栓ユニットU2では、バイアル2への薬品充填処理後に無菌室R2の内部を洗浄する必要があり、このため無菌室Rの底面には使用した洗浄液を排出するための排水配管9が接続されるようになっている。
上記排水配管9は、上記中間ブロックBMに配設される第1部分9aと、上記下部ブロックBLに設けられる第2部分9bとから構成され、中間ブロックBMと下部ブロックBLとを連結する際にこれら第1部分9aと第2部分9bとを接続手段によって接続するものとなっている。
具体的には、上記第1部分9aは無菌室Rの底面から上記中間フレームFMの底面にかけて配設され、第2部分9bはその上端部が上記第1部分9aの下端部の位置に合うよう、下部ブロックBLの下部フレームFLに固定されている。
ここで、上記無菌室R2の充填手段m2に備えられたエアシリンダにエアを供給するエア供給配管14および、充填手段m2を洗浄する洗浄液を供給する液体供給配管15についても、上記排水配管9と同様、中間ブロックBMに配設される第1部分14a、15aと、上記下部ブロックBLに設けられる第2部分14b、15bとから構成され、中間ブロックBMと下部ブロックBLとを連結する際にこれら第1部分14a、15aと第2部分14b、15bとを接続手段によって接続するものとなっている。
次に、中間ブロックBMに形成される上記クリーンルーム7について説明すると、中間フレームFMの天面には、上記上部ブロックBUに設けられたクリーンルーム用給気ダクト22がフィルタ23を介して接続可能となっている。
上記フィルタ23は、上部ブロックBUにおける上記上部フレームFUの所定の位置に固定され、中間ブロックBMに上部ブロックBUを接続すると、上記フィルタ15がクリーンルーム7の上部に接続することが可能となっている。
一方、中間フレームFMの内部には、ハウジング11aの下方に隙間が形成されており、当該隙間における上記中間フレームFMの背面にはクリーンルーム用排気ダクト24が接続されている。
このような構成により、クリーンルーム7の上方よりクリーンルーム用給気ダクト22を介して清浄化された空気が流入すると、当該空気はクリーンルーム7内を上方から下方に向かうラミナーフローを形成し、その後上記ハウジング11aの下方の隙間から上記クリーンルーム用排気ダクト24を介して排出される。
上記中間フレームFMの底面には、クリーンルーム7の排水孔が設けられ、当該排水孔には上記下部ブロックBLの下部フレームFLに固定されたクリーンルーム用排水配管25が接続されている。
上記クリーンルーム用排水配管25は、上記中間フレームFMの底面の排水孔に一致するよう、予め下部フレームFLの所要の位置に固定されており、これにより中間ブロックBMに下部ブロックBLを接続すると、上記排水孔に上記クリーンルーム用排水配管25を容易に接続することが可能となっている。
また上記排水孔は、上記薬品充填設備1が作動される通常動作の際には蓋部26により閉鎖されて、クリーンルーム7内の清浄度が損なわれないようになっている。
これに対し、例えば上記アイソレータ11の無菌室Rより有害物質が漏れ出た場合等、クリーンルーム7を洗浄する場合が生じた場合には、上記蓋部26を取り外して、洗浄に用いた洗浄液をクリーンルーム用排水配管25によって排水するようになっている。
このような構成からなる充填・打栓ユニットU2に対し、同じユニットUとしての上記供給ユニットU1、バイアル移載ユニットU3、巻締ユニットU4、洗浄ユニットU5について簡単に説明する。
供給ユニットU1の供給装置M1は、無菌室R1の内部に処理手段としての作業テーブルm1を備え、収納袋に収容されたバイアル2が無菌室Rに供給されると、グローブを装着した作業者が上記収納袋からバイアル2を取り出して、これを上記ベルトコンベヤC1に移載するようになっている。
なおこの作業テーブルm1の他に、取り出したバイアル2を洗浄・滅菌する洗浄手段や滅菌手段を設けてもよい。
上記バイアル移載ユニットU3の移載装置M3の背面には上記凍結乾燥機4が接続されており、バイアル移載ユニットU3の無菌室R3は当該凍結乾燥機4と無菌状態を維持した状態で接続されている。
上記無菌室R3には処理手段としてバイアル移載手段m3が設けられ、上記充填・打栓ユニットU2から搬送されたバイアル2を図示しないプッシャ等を用いて凍結乾燥機4に移載するようになっている。
そして上記凍結乾燥機4は、半打栓状態で供給されたバイアル2を所定期間冷凍することにより、バイアル2内の薬液を凍結乾燥させる。
その後、凍結乾燥機4の内部で半打栓状態のゴム栓をさらに押圧して、ゴム栓が密閉されると、バイアル移載手段m3は上記バイアル2をベルトコンベヤC3に移載するようになっている。
なお、このような凍結乾燥機4およびバイアル移載手段m3の構成自体は従来公知であるため詳細な説明については省略する。
上記巻締ユニットU4の巻締装置M4の無菌室R4には、処理手段として巻締手段m4が設けられており、上記凍結乾燥機4によって全打栓されたバイアル2の口部にアルミキャップを装着して巻締するようになっている。
上記洗浄ユニットU5の洗浄装置M5の無菌室R5には、処理手段として洗浄手段m5が設けられており、上記巻締ユニットU4によってアルミキャップの装着されたバイアル2の外面を洗浄する処理を行うようになっている。
なお、これら巻締手段m4や洗浄手段m5も構成自体は従来公知であるため詳細な説明を省略する。
上記構成を有する薬品充填設備1によれば、当該薬品充填設備1を製造工場で製造してから、これを上記薬品処理工場において組み立てる作業を効率的に行うことが可能となっている。
まず製造工場では、薬品充填設備1を試運転のために一旦完成させる必要があるが、このとき例えば充填・打栓ユニットU2の組み立ての際には、上部ブロックBU、中間ブロックBM、下部ブロックBLをそれぞれ組み立てる。
例えば中間ブロックBMに処理装置Mを設置する際、上記中間フレームFMに上記アイソレータ11を設置して上記ハウジング11aによってクリーンルーム7を形成する作業や、無菌室R2内に充填手段m2や打栓手段、ベルトコンベヤC2等を設置する作業を行い、これらを駆動するモータ12とシーケンサ13との間に電線や信号線等を接続する作業を行う。
そして上記充填・打栓ユニットU2を完成させるため、上部ブロックBUと中間ブロックBMとの間や、中間ブロックBMと下部ブロックBLとの間にまたがって設けられる部材や配線についても順次接続を行う。
例えば上記上部ブロックBUに設けられる無菌エア供給手段8について、上記給気ブロア16および排気ブロア18を上部フレームFUに固定し、給気ブロア16に接続された給気ダクト17の第1部分17aおよび排気ブロア18に接続された排気ダクト19の第1部分19aをそれぞれ上記中間ブロックBMの無菌室Rに接続された第2部分17b、19bにそれぞれに連結する作業を行う。
これと同様、下部ブロックBLに設けられる排水配管9については、上記下部フレームFLに第2部分9bを配管し、中間ブロックBMの無菌室Rに接続された第1部分9aに接続する作業を行う。
このようにして一旦完成させた薬品充填設備1は、その後上記薬品処理工場に搬送するために解体されるが、このとき薬品充填設備1は各ユニットUに分離され、さらに当該ユニットUもそれぞれ上部ブロックBU、中間ブロックBM、下部ブロックBLに分離される。
このとき、例えば上記上部ブロックBUの無菌エア供給手段8については、上記給気ブロア16および排気ブロア18を上部フレームFUから取り外す必要はなく、給気ダクト17および排気ダクト19の第1部分17a、19aをそれぞれ上記中間ブロックBMの第2部分17b、19bから取り外せばよい。
これと同様、例えば上記排水配管9については、上記中間ブロックBMから下部ブロックBLを分離する際に、当該排水配管9の第1部分9aと第2部分9bとを分離させればよく、第2部分9bを下部フレームFLから取り外す必要はない。
このようにして分離された各ユニットUの上部ブロックBU、中間ブロックBM、下部ブロックBLは、それぞれトラックに積載されて上記薬品処理工場へと搬送される。
ここで、本実施例のように内部にアイソレータ11やクリーンルーム7が形成された薬品充填設備1の場合、これを構成する各ユニットUは少なくとも作業者が立ち入り可能な高さに加えて、上記アイソレータ11の上部および下部にそれぞれ無菌エア供給手段8や排水配管9を設ける必要がある。
このため、各ユニットUの全高が高くなってしまい、このままトラックに積載した場合には、道路交通法や処理工場までの行程上の高さ規制に抵触してしまう場合がある。
そこで本実施例の薬品充填設備1は、処理装置Mごとにユニット化するとともに、各ユニットUを上部ブロックBU、中間ブロックBM、下部ブロックBLに分離可能とすることで、特に中間ブロックBMをトラックに積載しても、上述したような規制をクリアすることが可能となる。
また、上部ブロックBU、中間ブロックBM、下部ブロックBLはそれぞれ直方体状のフレームFを備えていることから、これらのユニットUをトラックにより安定して搬送することが可能となっている。
そして、トラックによって搬送された上部ブロックBU、中間ブロックBM、下部ブロックBLは薬品処理工場の設備設置室3において再組み立てされる。
このとき、各ユニットUの組み立ては、上部ブロックBU、中間ブロックBM、下部ブロックBLを接続するだけでよく、特にこれらは平面視で見て同じ形状を有した上部フレームFU、中間フレームFM、下部フレームFLを連結するだけでよいため、効率的に組み立てを行うことができる。
例えば上部フレームFUと中間フレームFMとを連結する際、上記無菌エア供給手段8の上記給気ダクト17および排気ダクト19については、上部ブロックBUの第1部分17a、19aを、それぞれ上記中間ブロックBMの無菌室Rに接続された第2部分17b、19bに連結すればよい。
これと同様、上記排水配管9については、上記中間ブロックBMと下部ブロックBLとを接続すると、下部フレームFLに設けた第2部分9bが中間フレームFMに設けた第1部分9aとの接続位置に位置するため、これらを容易に接続することができる。
このようにしてユニットUを組み立てたら、図1に示すようにユニットUとユニットUとを密着させて接続する。このとき、隣接するユニットUの無菌室Rと無菌室Rとはその端部同士で接続されることから、無菌室Rの無菌状態を維持するための作業を効率的に行うことができる。
また、各ユニットUのベルトコンベヤCはその端部同士が接近するように設けられており、例えば、それらベルトコンベヤCの間に図示しない渡り板を配置することによってユニットUからユニットUへとバイアル2を受渡し可能な状態にすることができる。
図4は本発明にかかる第2実施例の薬品充填設備1における充填・打栓ユニットU2の側面図を示している。本実施例の薬品充填設備1も、供給ユニットU1、充填・打栓ユニットU2、バイアル移載ユニットU3、巻締ユニットU4、洗浄ユニットU5によって構成され、それぞれ内部に処理装置M1~M5を備えており、以下第1実施例と共通する構成についての説明は省略する。
本実施例の各ユニットUは、上部ブロックBU、中間ブロックBM、下部ブロックBLに分割されるものの、各ブロックBはそれぞれ正面側および背面側の前後方向にも分割可能となっている。
具体的には、上部ブロックBUについては正面側上部ブロックBUFおよび背面側上部ブロックBUBに、中間ブロックBMについては正面側中間ブロックBMFおよび背面側中間ブロックBMBに、下部ブロックBMについては正面側下部ブロックBLFおよび背面側下部ブロックBLBに分割可能となっている。
さらに本実施例においても、正面側上部ブロックBUFは直方体状の正面側上部フレームFUFを、背面側上部ブロックBUBは直方体状の背面側上部フレームFUBを、正面側中間ブロックBMFは直方体状の正面側中間フレームFMFを、背面側中間ブロックBMBは直方体状の背面側中間フレームFMBを、正面側下部ブロックBLFは直方体状の正面側下部フレームFLFを、背面側下部ブロックBLBは直方体状の背面側下部フレームFLBをそれぞれ備えている。
このような構成により、上記正面側上部フレームFUF、正面側中間フレームFMF、正面側下部フレームFLFを上下方向に連結し、さらに背面側上部フレームFUB、背面側中間フレームFMB、背面側下部フレームFLBを上下方向に連結した上で、これらを前後方向に連結することで、上記充填・打栓ユニットU2を組み立てることが可能となっている。
上記背面側中間ブロックBMBには、上記ベルトコンベヤC2や充填手段m2を収容した無菌室R2を有する充填・打栓装置M2が設置されており、これに対し、上記正面側中間ブロックBMFの内部に上記クリーンルーム7が形成されるようになっている。
具体的に説明すると、背面側中間フレームFMBの正面側の端面には、上記充填・打栓装置M2を構成するアイソレータ11のハウジング11aが位置し、また上記無菌室R2のアクリル製の窓が位置している。
このため、背面側中間ブロックBMBに正面側中間ブロックBMFを連結すると、これらによって形成される空間は上記ハウジング11aによって区画されるようになり、アイソレータ11の正面に上記クリーンルーム7が形成されることとなる。
次に、背面側中間ブロックBMBの上部に連結される背面側上部ブロックBUBには、上記無菌室R2を無菌状態に維持するための無菌エア供給手段8と、無菌室R2を滅菌するための滅菌手段が設けられている。
上記第1実施例と同様であるため詳細な説明は省略するが、背面側上部フレームFUBには、給気ブロア16および排気ブロア18が固定されるとともに、上記給気ダクト17および排気ダクト19の第1部分17a、19aが設けられるようになっている。
これにより、背面側上部ブロックBUBと背面側中間ブロックBMBとを接続する際には、上記第1部分17a、19aを上記背面側中間ブロックBMBの無菌室R2に接続された第2部分17b、19bに接続すればよい。
上記背面側中間ブロックBMBの下部に連結される背面側下部ブロックBLBには、無菌室Rからの洗浄液を排出するための排水配管9、エア供給配管14、液体供給配管15が配設されている。
上記第1実施例と同様であるため詳細な説明は省略するが、背面側中間フレームFMBには無菌室R2の底面に接続される第1部分9a、14a、15aが配設され、背面側下部フレームFLBには第2部分9b、14b、15bが配設されている。
そして上記背面側中間ブロックBMBと背面側下部ブロックBLBとを連結する際には、上記第1部分9a、14a、15aと第2部分9b、14b、15bとを接続すればよい。
上記正面側中間ブロックBMFの内部には上記クリーンルーム7用の空間が形成され、正面側中間フレームFMFの正面、天面、底面には気密を保った状態で壁面が設けられている。
このような構成により、上記正面側中間フレームFMFと背面側中間フレームFMBとを連結すると、上記アイソレータ11のハウジング11aの正面に上記クリーンルーム7が形成されるようになっている。
また第1実施例と同様、背面側中間フレームFMBにおけるハウジング11aの下方には隙間が形成されており、クリーンルーム7内の空気は背面側中間フレームFMBのクリーンルーム用排気ダクト24より排出されるようになっている。
そして上記正面側中間フレームFMFの上部に連結される正面側上部フレームFUFには、クリーンルーム用給気ダクト22が設けられている。
一方上記正面側中間フレームFMFの下部に連結される正面側下部フレームFLFには、クリーンルーム用排水配管25が設けられている。
上記構成を有する第2実施例の薬品充填設備1は、第1実施例と同様、薬品充填設備1を構成する複数のユニットUを、上部ブロックBU、中間ブロックBM、下部ブロックBLによって構成したものであるが、本実施例ではこれをさらに正面側および背面側に分割可能としたものである。
このようにすることで、各ブロックBをよりコンパクトに製造することができ、トラック等による搬送の際、道路交通法等による車幅の規制に抵触してしまわないようにすることができる。
一方、薬品処理工場において薬品充填設備1を組み立てる際には、第1実施例と同様、各ブロックBを連結して各ユニットUを得ることができ、さらに各ユニットUを連結することにより、処理装置Mを構成する無菌室R同士が無菌状態を維持したまま連結され、またベルトコンベヤCの端部同士を接近させることができる。
なお、薬品処理工場に予めクリーンルームが設けられている場合、各ユニットから正面側のブロックを省略して、処理装置Mを収容した背面側中間ブロックBMBと、当該背面側中間ブロックBMBの上下に連結される背面側上部ブロックBUBおよび背面側下部ブロックBLBとによってユニットUを構成し、上記クリーンルーム7に関連する構成を省略することができる。
なお、上記実施例はバイアル2に薬品を充填する薬品充填設備1に関するものであるが、内部に無菌室Rが形成されるとともに、当該無菌室R内に搬送手段および処理手段が設けられた物品処理設備であれば、他の物品に対する処理も行うことができる。
また、上記実施例では上記無菌室R内の処理手段にエアを供給するエア供給配管14や液体を供給する液体供給配管15を無菌室Rの下方に設けているが、これらのエアや液体については無菌室Rの上部より供給するようにしてもよい。
1 薬品充填設備 2 バイアル(物品)
4 凍結乾燥機 5 制御装置
7 クリーンルーム 8 無菌エア供給手段
9 排水配管 9a、9b 第1部分、第2部分
M 処理装置 U ユニット
U1 供給ユニット U2 充填・打栓ユニット
U3 バイアル移載ユニット U4 巻締ユニット
U5 洗浄ユニット UB 上部ブロック
MB 中間ブロック LB 下部ブロック
UF 上部フレーム MF 中間フレーム
LF 下部フレーム R 無菌室
C ベルトコンベヤ(搬送手段)

Claims (2)

  1. 物品を搬送する搬送手段と、上記物品を処理する処理手段と、上記搬送手段および処理手段を収容して内部が無菌状態に維持される無菌室とを有する処理装置をユニット内に配置し、上記ユニットを複数接続した物品処理設備であって、
    上記ユニットは、上記処理装置および作業者が立ち入り可能なクリーンルームが配置された中間ブロックと、当該中間ブロックの上部に設けられて上記処理装置の無菌室に無菌エアを供給する無菌エア供給手段と上記クリーンルーム内へ清浄化されたエアを供給するクリーンルーム用エア供給手段とを備えた上部ブロックと、上記中間ブロックの下部に設けられて上記処理装置の無菌室からの排水を行う排水配管を備えた下部ブロックとを有し、
    上記ユニットを複数接続する際には、各ユニットが有する中間ブロックの端部を接続するとともに、上記各中間ブロックに配置された無菌室の端部同士が無菌を維持可能な状態で接続され、かつ上記搬送手段の端部同士が物品を受渡し可能な状態で接続されることを特徴とする物品処理設備。
  2. 上記上部ブロックは、内部に上記無菌エア供給手段と、上記クリーンルーム用エア供給手段とが設けられた略直方体状の上部フレームを備え、
    上記中間ブロックは、内部に上記無菌室と、作業者が立ち入り可能な上記クリーンルームとが形成された略直方体状の中間フレームを備え、
    上記下部ブロックは、内部に上記排水配管が設けられた略直方体状の下部フレームを備えたことを特徴とする請求項1に記載の物品処理設備。
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