JPH07285505A - 無菌充填システム - Google Patents

無菌充填システム

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JPH07285505A
JPH07285505A JP7031494A JP7031494A JPH07285505A JP H07285505 A JPH07285505 A JP H07285505A JP 7031494 A JP7031494 A JP 7031494A JP 7031494 A JP7031494 A JP 7031494A JP H07285505 A JPH07285505 A JP H07285505A
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aseptic filling
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aseptic
filling
room
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Kazunori Murao
和則 村尾
Tsugunori Tamiya
世紀 田宮
Shuichi Adachi
秀一 安達
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラインの稼働率を低下させることなく、安全
に部品を取り替えることができる低コストの段取替容易
型無菌充填システムを提供する。 【構成】 2組の無菌充填装置23を並列にならべて無
菌室又は滅菌室20内に設置し、両無菌充填装置23の
間を間仕切り壁21によって仕切り、同無菌充填装置2
3の上流側に前記各無菌充填装置への分岐ポイント26
を有する容器の供給コンベア25を、下流側に前記各無
菌充填装置からの合流ポイント28を有する容器の排出
コンベア27を、それぞれ無菌室20外に配設したこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多種類の容器に対して、
無菌室又は滅菌室内で充填液を充填して蓋をする無菌充
填システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】充填機及び冠帽巻締機よりなる充填装置
の一般的な従来例を図2によって説明する。図2におい
て、1は容器等の供給コンベア、2は搬送スクリュ、3
は入口スターホイール、4は回転式充填機、5は転送コ
ンベア、6,7は冠帽巻締機、8は排出スターホイー
ル、9は排出コンベアである。このような充填装置にお
いて、容器Aが供給コンベア1で供給され、搬送スクリ
ュ2でタイミングをとり、入口スターホイール3を経て
充填機4に送られ、そこでジュース、コーラ等の充填液
が充填され、次いで転送コンベア5を経て冠帽巻締機
6,7に送られ、そこで冠帽を巻締されたのち、排出ス
ターホイール8を介して排出コンベア9から排出される
ようになっている。
【0003】次に無菌室内で行われる無菌充填装置の従
来例(特開平1−167031号公報)を図3に従って
説明する。図3において、10は無菌室、Bは殺菌され
蓋Sを仮に冠帽された容器、Cは外箱で、容器Bは取出
装置11によってコンベア13上に載せられる。コンベ
ア13上の容器Bは適宜の手段によって一列に整列され
て無菌室10内に送られ、そこで容器外面が殺菌され
る。この容器外面殺菌は、例えば塩素水を噴霧装置14
によって容器外面にスプレーすることによって行う。外
面殺菌が終了した容器Bの入口からは蓋Sが脱帽機15
によって外される。次いで容器Bは充填液の充填タンク
16の充填ノズル17の直下に送られ、充填液が所定量
容器B内に充填される。その後、容器Bの入口には冠帽
巻締機18によって蓋Sが取付けられる。この冠帽巻締
機18には前記脱帽機15で取外された蓋Sが適宜の手
段によって送られ、この蓋が再使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来例の
充填装置にあって、その装置が専用機である場合は別と
して、一般にはある範囲内で別の種類の容器に切替えて
使用することができるようにされている。この場合、充
填機及び冠帽巻締機の部品を、切替える容器に合った部
品と交換する必要があり、このためには充填装置を停止
してこの段取替作業を行わなければならなかったが、近
年のように充填液の種類及び容器の種類の急増にともな
って、切替の頻度が増加している。また最近では、衛生
面から前記のように充填装置を無菌室に設置して行う無
菌充填も広く行われるようになってきている。このため
下記のような問題が生じてきた。 1)段取替作業を行っている間充填装置を止め、その間
(補修時と同様)無菌室内を無菌状態に保っておくこと
は困難で、作業後に消毒時間をみる必要があり、装置の
稼働率が低下する欠点があった。 2)装置を2台並べた場合は、生産運転をしている装置
の側で別の装置の段取替作業を行うのは危険であった。
本発明は、以上のような従来の無菌充填システムにおけ
る諸課題を解決しようとするもので、ラインの稼働率を
低下させることなく、安全に部品を取り替えることがで
きる低コストの段取替容易型無菌充填システムを提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、2組
の無菌充填装置を並列にならべて無菌室又は滅菌室内に
設置し、両無菌充填装置の間を間仕切り壁によって仕切
り、同無菌充填装置の上流側に前記各無菌装置からの分
岐ポイントを有する容器の供給コンベアを、下流側に前
記各無菌室充填装置からの合流ポイントを有する排出コ
ンベアを、それぞれ無菌室外に配設したもので、これを
課題解決のための手段とするものである。また本発明
は、前記間仕切り壁部に前記各無菌充填装置を互いに監
視できる手段を備えてなるもので、これを課題解決のた
めの手段とするものである。
【0006】
【作用】本発明は前記手段によって、通常の無菌充填作
業は上流側に設けられた供給コンベアによって容器を搬
送し、分岐ポイントで稼働させる無菌室内の充填装置の
方向に向けて供給する。無菌室内で充填され、蓋をされ
た容器は排出コンベアによって無菌室から送り出され、
合流ポイントで排出コンベアに載せられ、所定位置まで
搬送される。また容器の種類を切替える必要が生じた場
合は、並設されたものの一方の充填装置が稼働している
間に、その装置とは別の他方の充填装置を用いて段取替
作業を行っておき、必要な時点で切替えればよい。容器
の供給コンベアは段取替作業以前と同じものを共用し、
分岐ポイントを切替えて段取替の終わった充填装置の方
に供給する。また充填済みの容器は、合流ポイントで段
取替作業以前と同じ排出コンベア27に移して定位置ま
で搬送することができる。このように段取替作業は部品
取替え作業の他、消毒作業を含めて、稼働中の充填装置
とは全く関係なく実施できる。また前記2組の無菌充填
装置の容量は、容器の種類による生産量の違いを考慮し
て差があっても何ら差支えない。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面について説明する
と、図1は本発明の1実施例を示す。図1において、2
0は無菌室、21は間仕切り壁、22は間仕切り部に設
けた制御監視室、23及び24は無菌室20の各室内に
並列に配設された充填機及び冠帽巻締機、25は上流側
(図の左側)に設けられた排出コンベア、26は供給コ
ンベア25の分岐ポイント、27は下流側に設けられた
排出コンベア、28は排出コンベア27の合流ポイント
であり、無菌充填装置に付属する脱帽機、整列装置及び
消毒装置等は図示を省略してある。また29は無菌室2
0への入口に設けた無菌エアシャワー室で、人の雑菌の
持込みを防止している。30は無菌エアシャワー室29
の入口扉、31は制御監視室22の入口扉、32は間仕
切り壁の扉である。なお、間仕切り壁21及び制御監視
室22の仕切り壁は、透明なガラス張りとして、目視に
よって隣室の状況確認が容易にできるようにしておく
が、モニタテレビに替えても差支えない。
【0008】次に前記構成の無菌充填システムの作用を
説明する。無菌室20の内部は無菌空気で昇圧されてお
り、容器の出入りする開口部等から室外の汚れた空気が
入ることはない。容器は供給コンベア25によって搬送
され、分岐ポイント26によって通路を決められて一方
の充填装置23に供給される。次いで従来例と同様にし
て外面消毒、液充填、冠帽巻締が行われて、無菌室20
外に送り出され、合流ポイント28を経て排出コンベア
27で定位置に搬送される。また液種や容器を変更する
必要が生じた場合は、一方の充填装置が稼働している間
に他方の充填装置を用いて必要な段取替作業を行ってお
き、予定の切替時点で分岐ポイント26及び合流ポイン
ト28を切替えて準備済みの充填装置に容器を供給して
変更する。更に無菌エアシャワー室29は工場レイアウ
トにより適宜に設置可能である。また扉31は各室から
制御監視室22への入口であり、他の部屋で段取替作業
を行っている時にトラブルが発生した時には、同扉31
或いは間仕切り壁21に設けられた扉32を使用して他
の部屋へ処置のために駆け付けることができる。
【0009】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、無菌室の上流及び下流の容器供給コンベアと排出コ
ンベアを並設された2つの充填装置で共用し、段取替作
業は一方の充填装置が稼働している間に行えるので、ラ
インの稼働率が向上する。しかも前記段取替作業は稼働
中の充填装置とは別の室内で行うので安全である。また
一体の無菌室を間仕切り壁で仕切って2つの無菌室を形
成するので、無菌室の製造コストを低減することがで
き、更に容器の供給コンベアと排出コンベアを共用でき
るので、無菌充填システムが占めるスペースを低減する
ことができる。また1室で段取替作業を行いながら他の
室の充填装置の稼働状況を監視でき、かつ制御監視室か
らは両方の無菌室を監視できるので、少ない人員で作業
を行うことができる。そのうえ段取替作業を行っても、
他室で稼働している無菌室の無菌状態に影響を与えるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る段取替容易型無菌充填シ
ステムの平面図である。
【図2】従来の充填機及び冠帽巻締機のレイアウトを示
す平面図である。
【図3】従来の無菌充填装置の正面図である。
【符号の説明】
20 無菌室 21 間仕切り壁 22 制御監視室 23 充填機(無菌充填装置) 24 冠帽巻締機(無菌充填装置) 25 供給コンベア 26 分岐ポイント 27 排出コンベア 28 合流ポイント 29 無菌エアシャワー室 30,31 入口扉 32 扉

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2組の無菌充填装置を並列にならべて無
    菌室又は滅菌室内に設置し、両無菌充填装置の間を間仕
    切り壁によって仕切り、同無菌充填装置の上流側に前記
    各無菌充填装置への分岐ポイントを有する容器の供給コ
    ンベアを、下流側に前記各無菌充填装置からの合流ポイ
    ントを有する容器の排出コンベアを、それぞれ無菌室外
    に配設したことを特徴とする無菌充填システム。
  2. 【請求項2】 前記間仕切り壁部に前記各無菌充填装置
    を互いに監視できる手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の無菌充填システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011148517A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Toyo Seikan Kaisha Ltd 無菌充填ラインの稼動方法
JP2016094224A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 澁谷工業株式会社 容器搬送制御装置
CN109689563A (zh) * 2016-09-14 2019-04-26 涩谷工业株式会社 填充系统

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