JP2004001840A - 飲料充填設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送されたボトル7にその口部から充填装置9によって飲料を注入した後に、前記口部にキャッピング装置15によってキャップを冠着して口部を密封する飲料充填設備において、前記充填装置9から前記キャッピング装置15までの搬送途中に、少なくとも前記口部の外周面に付着した前記飲料を除去する洗浄装置13が設けられている。さらに前記充填装置9から前記洗浄装置13までの間に、前記口部に生じている前記飲料の泡を除去する泡除去装置11が設けられており、前記洗浄装置13が、前記ボトル7に無菌水を噴霧する洗浄装置とされ、前記泡除去装置11が、前記ボトル7に無菌の非酸化性ガスを噴霧する除去装置とされている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、無菌状態の雰囲気内で、殺菌済みの容器に、飲料を充填する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、珈琲、紅茶および緑茶などの各種の飲料がPETボトルやボトル型缶などの容器に入れて販売されている。これらの各飲料はその品質保持のために、殺菌処理をしており、その一例としてレトルト処理が知られている。前記殺菌処理には、加熱殺菌が一般的である。しかしながら、前記飲料の色や香りあるいは味を良好に維持するためには、実質的に飲料が受ける熱履歴を少なくする必要がある。
【0003】
そこで従来から、中レベルのクリーン度のルーム内でボトルの成形を行ってから、飲料が充填される方法が知られている。このような方法であれば、プリフォームの成形やボトルの成形の際に加熱されるために、充分な殺菌状態となる。このようにして成形されたボトルが無菌状態を維持して、低レベルのクリーンルーム内を無菌エアーコンベヤーで搬送される。その場合、搬送力を無菌エアーの風圧で発生させるから、コンベヤー自体で発塵することはないが、ボトルとガイド間には滑りが生じるためにわずかな発塵の可能性がある。しかし、この場合でも無菌状態は維持されている。またこれに合わせて無菌エアーコンベヤーを低レベルクリーンルームに配置してあるので、清浄のための機器に過剰な負荷となることはない。また搬送されたボトルに対しては、高レベルクリーンチャンバーに設置してある充填装置で飲料を充填し、かつキャッピング装置でキャップの締め付けを行うから、結局、ボトルは、無菌状態でかつ高レベルのクリーンチャンバーの環境と同様の清浄度となり、その状態で飲料が充填される。したがって、飲料が充填された後、ボトルを加熱殺菌する必要がなくなり、その結果、飲料の風味を良好に維持できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような充填装置では、前記充填装置に設けられたノズルの下に、搬送されてきたボトルが前記充填装置に設けられた旋回装置によって配置されて、ノズルからボトルの開口部に飲料が注ぎ込まれる。しかしながら、飲料がボトルに注ぎ込まれる際、ボトルの口部の外面に飲料が付着してしまうという不都合があった。さらに、風味を維持するために飲料が充填された後、特に殺菌を行わない。したがって、前記ボトルにキャップが締め付けられて製品になった後に、劣悪な環境に曝されると、前記付着部分に黴や微生物が発生して不良品が増加してしまうおそれがあった。そのため、製品の製造コストが増加してしまうおそれがあった。
【0005】
また、ボトルに注ぎ込まれる際に、飲料に空気が混ざることにより、前記ボトルの口部に泡が生じてしまうという不都合があった。さらに、この泡が弾けると、ボトルの口部の外面に飲料が付着してしまうという不都合があった。その結果、黴や微生物が発生してしまうおそれがあった。
【0006】
この発明は、上記の事情を背景にしてなされたものであり、黴や微生物が発生し難く、したがって製品の品質保持が促進される飲料充填設備を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、搬送された容器にその口部から充填装置によって飲料を注入した後に、前記口部にキャッピング装置によってキャップを冠着して口部を密封する飲料充填設備において、前記充填装置から前記キャッピング装置までの搬送途中に、少なくとも前記口部の外周面に付着した前記飲料を除去する洗浄部が設けられており、かつ前記洗浄部が、無菌水を噴霧するように構成されていることを特徴とする飲料充填設備である。
【0008】
したがって、請求項1の発明によれば、飲料充填設備の充填装置からキャッピング装置までの搬送途中に、洗浄部が設けられていることにより、殺菌処理された飲料が充填されたボトルが、前記洗浄部によって洗浄された後に前記キャッピング装置によってボトルにキャップが締め付けられる。また、前記洗浄部が無菌水を噴霧するように構成されているので、搬送されてきた前記容器の口部が無菌水によって洗浄される。
【0009】
また、請求項2の発明は、前記充填装置から前記洗浄部までの間に、前記口部に生じている前記飲料の泡を除去する泡除去部が設けられており、かつ前記泡除去部が、無菌の非酸化性ガスを噴霧する除去装置とされていることを特徴とする請求項1に記載の飲料充填設備である。
【0010】
したがって、請求項2の発明によれば、請求項1の作用に加えて、前記容器に充填された飲料に発生した泡が、前記充填装置から前記洗浄部までの間に設けられた泡の除去部によって除去される。また、前記泡の除去部が、無菌の非酸化性ガスを噴霧する除去装置とされているので、発生した泡が無菌の非酸化性ガスによって除去されるとともに、前記容器の内部が非酸化雰囲気とされる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の飲料充填設備の例を説明する。この例では、容器の一例としてPET(ポリエチレンテレフタレート)ボトルが使用されるが、他の材料で形成されたボトル、または、口部が取り付けられたレトルト用のパックであってもよい。また、飲料充填設備1の構成には、容器の製造設備が含まれているが、この構成は特に限定されない。したがって、この発明の飲料充填設備に容器の製造設備がなくてもよい。また、適宜の他の容器の製造設備がこの発明の飲料充填設備に設けられていてもよい。
【0012】
図1は、この発明の一例である飲料充填設備1の配置状態を示している。ここで対象としている設備は、PETボトルをブロー成形し、そのボトルを飲料の充填工程において無菌状態を維持させて搬送し、事前に殺菌処理された飲料を充填工程でボトルに充填した後に、前記ボトルの口部の洗浄および泡の除去を行う。その後、殺菌処理されて供給されたキャップをそのボトルに締め付けてキャッピングを行い、こうして得られた製品(すなわちボトル詰め飲料)を箱詰めするように構成されている。
【0013】
先ず、容器の一例であるボトルを成形する工程について説明すると、レジン供給装置2とレジン前処理装置3とが設けられている。ここで使用されるボトル用の原料は、ペレット状のPETであって、レジン供給装置2は、このペレット状レジンを連続してあるいは一定量づつレジン前処理装置3に供給するように構成されている。
【0014】
またレジン前処理装置3は、ペレット状のレジンの除湿を行う装置である。すなわちペレット状のレジンは、大気中の水分を吸湿しており、この状態で加熱溶融し、ボトルを成形すれば容器壁に気泡が発生するので、加熱溶融される前に乾燥させる必要があり、したがってこのレジン前処理装置3では、ペレット状レジンを140℃に加熱するようになっている。
【0015】
加熱乾燥されたレジンは、加熱溶融された後、射出成形によってプリフォームに成形され、さらにボトルに成形される。すなわち上記のレジン前処理装置3に続けて射出ユニット4が設けられている。これは、プリフォーム成形機5およびボトル成形機6とを一体としたプリフォーム・ボトル連続成形機8の一部をなすものであり、図示しないが、ペレット状のレジンを加熱溶融し、これをスクリューによって混練しつつ加圧して射出するように構成されている。また、プリフォーム成形機5は、二対のプリフォーム成型用金型を備えている。
【0016】
ボトル成形機6は、上記のプリフォームを素材としてブロー成形を行うよう構成されており、上記のプリフォーム成形機5からロボットあるいはコンベヤー(それぞれ図示せず)によって搬送されたプリフォームをブロー成形用金型に挿入し、加熱状態でプリフォームに無菌の加圧エアーを供給してこれを膨らませることにより、金型に即した形状のボトル7に成形するようになっている。なお、この例では、複数のブロー成型用金型が用意され、同時に複数の成形を行うようになっている。キャップを取り付ける口部7Aの下側にフランジ状に突出した首部リングが形成されており、この首部リングによってボトル7のハンドリングを行うことができる。
【0017】
上記のプリフォームの成形は、射出成形法によって行われ、PETを原料とした場合には、プリフォーム成形時の温度が270℃〜290℃で、プリフォームは金型内で冷却されて取り出される。したがって得られたプリフォームは充分加熱殺菌され、無菌状態に維持される。また上記のボトル成形機6によるブロー成形時のボトルの温度は90℃〜110℃で、金型から取り出される時のボトルの温度は40℃〜50℃であるが、無菌状態は維持されている。
【0018】
上記の射出ユニット4を含むプリフォーム・ボトル連続成形機8は、中レベルクリーンルームの内部に設置されている。その清浄度合は、一例として、日本工業規格(JIS)B9920で6P/m3(アメリカ合衆国規格(FED.ST.)209Dで1000P/ft3:以下、クラス1000と記す)であり、これは、例えば0.3μm程度の粗さのフィルターによって除塵したエアーによって室内を満たすことにより維持できる。またその内部の気圧は、外部よりも若干高く維持されている。
【0019】
またこの中レベルクリーンルーム20は、例えば、アルミニウムのハニカム構造の芯板を、2mm厚のメラミン板でサンドイッチ状に積層し、45mm厚の壁をつくり、また天井は電解アルミのアングルで構成し、壁より薄い積層板で張るように構成することができる。さらにこの中レベルクリーンルーム20を構成する部材は、防音対策も考慮したものが好ましい。
【0020】
さらにこの中レベルクリーンルーム20内は、プリフォーム・ボトル連続成形機8の稼動前に、その内部に、過酸化剤1%の水溶液を常温で10分間流して成形機を洗浄し、また、稼働中には、一例として、プリフォーム・ボトル連続成形機8内に過酸化剤1%の水溶液を常温で4時間毎に1時間噴霧するとともに、UV(紫外線)ランプをプリフォーム搬送路沿いに設置して、プリフォーム・ボトル連続成形機8内を通過するプリフォームあるいはボトル7を常時照射するように構成されている。
【0021】
なお、プリフォーム・ボトル連続成形機8としては、例えば、インジェクションブロー成形機、押出ブロー成形機等を用いることができる。そして例えば、インジェクションブロー成形機を用いる場合には、プリフォーム成形が、ネック金型、コアー金型、キャビティ金型を用いて行われ、ブロー成形が、プリフォーム成形で用いた金型と同様のネック金型とブロー金型とを用いて行われる。
【0022】
また、この実施例のように、プリフォーム成形機5およびボトル成形機6を一体化したプリフォーム・ボトル連続成形機8を採用することが好ましいが、これに替えて、別個の各成形機を組み合わせて構成してもよい。すなわちプリフォーム成形機とボトル成形機とを互いに直結して配置したり、またプリフォーム成形機とボトル成形機とを離間して配置し、プリフォーム成形機によって成形したプリフォームを、公知の手段によって、ボトル成形機に搬送するよう構成することもできる。
【0023】
上記のようにして製造されたボトル7は、無菌エアーコンベヤーによって充填工程に搬送される。この無菌エアーコンベヤーについて図1を参照して説明すると、この無菌エアーコンベヤーは、例えば、搬送方向に延びた筒状のABS樹脂からなるフレームを有し、その内部には、空ボトル7の首部リングを係合させて懸吊するために互いに所定の間隔をあけて平行に配置した一対のサイドガイドがそれぞれの側縁部に取り付けられ、かつフレームの内部を上下に水平方向に仕切る一対の平板と、サイドガイドの間の上方側を覆うように左右にサイドガイドに亘って設けられ、かつ左右の側壁部にエアー噴射用オリフィスを備えたトンネルと、このトンネルを内包するように前記平板の上側に形成されたチャンバーと、前記サイドガイドによって懸吊されたボトル7の胴部を搬送方向にガイドする左右一対のガイドバーとが備えられている。
【0024】
したがって、この無菌エアーコンベヤーにおいては、前記チャンバーの内部を無菌エアーで加圧充満させることにより、トンネルの側壁部に形成したオリフィスから加圧エアーがトンネル内に噴射され、これがボトル7の口部7A(首部)に吹き付けられてボトル7が搬送される。なお、トンネル内に噴射されたエアーは、排気口から外部に排出される。(図示せず)
【0025】
なお、この無菌エアーコンベヤーは、外部から汚染されないように、その内部を空の状態で所要のクリーンレベル(ここでは一例としてJISB9920で5P/m3、FED.ST.209Dで100P/ft3:以下、クラス100と記す)に保つように構成されている。そして、例えば、稼動前には、搬送路内をクリーンエアーで満たすとともに、搬送路内に過酸化剤1%の水溶液を常温で10分間流して搬送路を洗浄し、また稼動中には、搬送路内にクリーンエアーを供給するとともに、搬送路内に過酸化剤1%の水溶液を常温で4時間毎に1時間噴霧するように構成することが好ましい。また、無菌エアーコンベヤー内の汚染を防ぐため、殺菌用スプレー装置として薬液の配管およびスプレーノズルを設けることが好ましい。
【0026】
さらに充填・キャッピング工程の構成について説明する。前記無菌エアーコンベヤーの終端部は、充填装置9に接続されている。この充填装置9は公知の装置を使用することができ、一例として、無菌エアーコンベヤーで搬送された空ボトル7を順次入側のスターホイール等で充填用ノズル(それぞれ図示せず)の下に送り、予め殺菌された飲料がそのボトルに所定量充填されるようになっている。なお、その充填の際に、充填用ノズル先端が、ボトル口部に接近するが接触しないように構成することが好ましい。
【0027】
そしてこの充填装置9には、殺菌処理済み飲料供給装置10が接続されている。この殺菌処理済み飲料供給装置10としては、公知の装置を使用することができ、例えば、UHT(超高温加熱)殺菌処理等の殺菌処理を行った珈琲、ジュース、緑茶、紅茶等の飲料を供給するように構成されている。
【0028】
上記充填装置9に続けて泡除去装置11が設けられている。この泡除去装置11には、図2に示すようにノズル12が形成されており、飲料が所定量充填されたボトル7の口部7Aに窒素ガスをフィルターに通して無菌化し製造した窒素ガスを吹き付ける構成となっている。なお、ボトル7の口部7Aに吹き付けるガスは、他の無菌の非酸化性ガスが使用されていてもよい。なお、無菌水は、UHT(超高温加熱)殺菌をした後、フィルターを通過させることにより製造を行うが、他の方法で無菌化された無菌水を使用してもよい。
【0029】
泡除去装置11の次には、図3に示す洗浄装置13が設けられている。この洗浄装置13には、無菌水を噴霧するノズル14が、ボトル7が搬送される方向に対して直角に配置されている。換言すれば、搬送されるボトル7の両側に交互にノズル14が設けられている。このノズル14は、L字状に屈曲されている。そのL字状のうち、先端に噴霧口14Aが設けられている一方の辺が、ボトル7の口部7Aの開口端に対してほぼ平行になるように配置されている。したがって、無菌水は、ノズル14のL字状の先端からボトル7の口部7Aの開口端に対してほぼ並行に飛散する。なお、泡立ちやすい飲料で実験した場合、窒素ガスで泡を除去してから洗浄すると、泡を除去しない場合に比べ無菌水の使用量が1/2ぐらいで済んだ。その結果、無菌水がほとんどボトル7の内部に入らずにボトル7の口部7Aを洗浄する。なお、ボトル7の内部に微量の無菌水が入る場合があるが、その場合においても飲料の風味は維持される。また、搬送されるボトル7の両側に交互にノズル14が設けられているので、この無菌水による噴霧が両側からボトル7の口部7Aを洗浄する。なお、洗浄装置13におけるボトル7の搬送手段としては、スターホイールやベルトコンベアが例示されるが、その他の搬送手段であってもよい。
【0030】
上記の洗浄装置13の次には、キャッピング装置15が設けられている。このキャッピング装置15は、飲料の充填されたボトル7にキャップを取り付けて密封する装置であって、洗浄装置13から送り出されたボトル7をスターホイールなどの前記搬送手段によってキャッピング装置15に供給するようになっている。またキャッピング装置15は、殺菌処理して供給されたキャップをボトル7の口部7Aに取り付け、飲料の充填されたボトル7を密封するように構成されている。
【0031】
このキャッピング装置15に対してキャップを供給するための装置として、キャップ供給装置16とキャップ殺菌装置17とが設けられている。このキャップ供給装置16は、整列させて投入されたキャップもしくはバラバラに投入されたキャップを順にキャップ殺菌装置17に送るように構成されている。またキャップ殺菌装置17は、キャップ供給装置16から供給されたキャップの殺菌を行い、殺菌されたキャップを前記キャッピング装置15に供給するための装置である。一例として、バラバラに集積されたキャップの表裏を一定の向きに並べて下方に落下させるホッパーと、ホッパーから供給されたキャップを殺菌処理領域へ送る回転ねじと、そのキャップを加熱する加熱用ヒーターと、キャップ殺菌用過酸化水素の加熱および噴射の装置と、殺菌されたキャップを下降案内する完全にカバーされた溝状ガイドと、殺菌装置の動作を制御する制御装置とを備えた装置を採用することができる。
【0032】
したがってこのキャップ殺菌装置17では、稼動前に、装置を加熱するとともに、過酸化水素30%の水溶液を加熱噴霧し、またシュートは過酢酸2〜3%の水溶液を45℃で5分間流して殺菌し、かつ無菌水で洗浄し、さらに、稼動中は、キャップを加熱するとともに過酸化水素30%の水溶液を加熱噴霧してキャップを送り出す。
【0033】
上記のキャッピング装置15によってボトル7にキャップを取り付けることにより充填工程が終了し、そのボトル7は、キャッピング装置15から製品箱詰め装置18に排出される。なお、この製品箱詰め装置18としては、複数本のボトル7を整列させて箱詰めする装置、あるいはバラバラに箱詰めする装置のいずれであってもよい。またボトル7にラベルを貼る場合には、箱詰めの前に一般的な方法で貼ればよい。
【0034】
上述した充填装置9と泡除去装置11と洗浄装置13とキャッピング装置15とは、一体化された構成であり、これらは、高レベルクリーンチャンバー21の内部に収容されている。この高レベルクリーンチャンバー21は、前述したプリフォーム・ボトル連続成形機8が設置されている中レベルクリーンルーム20よりも清浄度の高いチャンバー、すなわち単位容積当たりの所定粒径以上の塵埃の数が中レベルクリーンルーム20よりも少ないチャンバーであり、一例として、クラス100に維持されている。これは、所定のメッシュ(例えばメッシュの径が0.3μm)のフィルターによって濾過した清浄な空気を供給することにより達成される。またその内部の気圧は、外部の気圧より若干高い圧力に維持されている。
【0035】
そしてこの高レベルクリーンチャンバー21の構成としては、例えば、SUS304形鋼と透明なPVC樹脂板とで隔離壁を構成し、また高レベルクリーンチャンバー21内での通常作業を作業者が直接中に入らずに行えるように構成することが好ましい。すなわち隔離壁に、例えば、丸孔を設けて、高レベルクリーンチャンバー21の隔壁に内方へ突出した合成ゴム製の隔離手袋(例えば、ネオプレン製手袋等)を取り付け、内部の装置部品を外部から隔離操作可能にするように構成することが好ましい。
【0036】
なお、充填装置9は、一例として稼動前に、その内部を130℃の蒸気で35分間殺菌するとともに、充填装置9とキャッピング装置15との外面に過酢酸2〜3%の水溶液を45℃の温度で5分間流して殺菌し、かつ無菌水で洗浄し、稼動中には、充填装置9のベース部に過酢酸0.5%の水溶液を45℃の温度で10分間毎に1分間流して殺菌するように構成されている。また、充填装置9の外部には、飲料を貯溜するタンク(図示せず)が備えられることになるが、そのタンク内では、飲料の液面と圧力とが制御され、常に一定量の飲料が充填されるように構成される。
【0037】
上述した各装置のうち殺菌処理済み飲料供給装置10と製品箱詰め装置18とを除いた装置類が、前記低レベルクリーンルーム22の内部に設置されている。その清浄度合は、前述した中レベルクリーンルーム20より単位容積当たりに存在する所定粒径以上の塵埃の量が多い清浄度であり、例えばJISB9920で8P/m3(FED.ST.209Dで100,000P/ft3:以下、クラス100,000と記す)に維持されている。これは、前述したフィルターと同様にメッシュの径が0.3μm程度のフィルターによって除塵したエアーを供給することにより達成できる。またその内部の気圧は、外部の気圧より若干高く維持されている。またこの低レベルクリーンルーム22の内部は、稼動前に、例えば過酸化剤1%の水溶液を常温で1時間、壁および床に噴霧し、また稼動中には、過酸化剤1%の水溶液を常温で4時間毎に1時間、壁および床に噴霧するように構成されている。そして上述した殺菌処理済み飲料供給装置10および製品箱詰め装置18を含む各装置類の全体が工場建屋19の内部に設置されている。
【0038】
したがって上述した設備では、工場建屋19の内部より低レベルクリーンルーム22の内部の気圧が高く、またその低レベルクリーンルーム22の内部より中レベルクリーンルーム20および高レベルクリーンチャンバー21の内部の気圧が高くなっている。なお、前記無菌エアーコンベヤーの内部の気圧は、その周囲の低レベルクリーンルーム22の内部の気圧より高くなっている。
【0039】
さらにクリーンエアーの供給関係を説明すると、工場建屋19の内部のエアーが前述したフィルターなどによって除塵されて低レベルクリーンルーム22の内部に供給され、またその低レベルクリーンルーム22の内部のエアーが除塵されて中レベルクリーンルーム20あるいは高レベルクリーンチャンバー21の内部に供給されている。
【0040】
つぎに上述した飲料充填設備1の作用について説明すると、先ず、稼動前に前述した薬液によって除菌・洗浄が行われ、また無菌エアーを供給することによりそれぞれ所定のクリーン度に維持される。その状態で、ペレット状のPETが低レベルクリーンルーム22内に配置されたレジン供給装置2からレジン前処理装置3に供給される。レジン前処理装置3では供給されたペレット状PETが加熱され、吸着していた水分が除去される。この工程は、低レベルクリーンルーム22の内部で実行されるので、塵埃や細菌の付着がかなりの程度で防止される。
【0041】
加熱乾燥されたペレット状PETは、射出ユニット4に送られ、ここで加熱されて溶融するとともに、図示しないスクリューによって混練されつつ前方に送られる。そして溶融レジンは、この射出ユニット4からプリフォーム成形機5におけるプリフォーム成形金型に射出され、融点よりも高い270℃の温度でプリフォームに成形される。各プリフォーム成形金型は、それぞれ複数のプリフォームを成形できるように構成されており、したがって複数個のプリフォームが1ユニットとして成形され、レジンのガラス転移点以下の温度になった後に金型から取り出され、ボトル成形機6に送られる。
【0042】
プリフォームは、首部リングによって懸吊保持された状態でボトル成形機6の成形金型に供給される。そして前記成形金型の内部では、105℃に温度調整され、その状態で無菌エアーが内部に吹き込まれてブロー成形が行われる。すなわちボトル成形金型の内面形状に即した形状のボトル7に成形される。
【0043】
上述したプリフォーム・ボトル連続成形機8は、中レベルクリーンルーム20の内部に設置され、しかもボトル7は一旦270℃に加熱されて溶融したレジンから成形されたプリフォームを105℃に下げ、その状態で無菌エアーによってブロー成形されるので、無菌状態に維持されている。なお、前記プリフォーム成形金型から前記ボトル成形金型に至る過程およびボトル成形金型から無菌エアーコンベヤーに至る過程では、UVランプによる紫外線の照射を行うなどのことによって更に殺菌処理されるので、この点でもボトル7を良好な無菌状態に維持することができる。
【0044】
成形されたボトル7は、その首部リングによって懸吊された状態で無菌エアーコンベヤーによって充填装置9に搬送される。すなわちボトル7は、無菌エアーコンベヤーにおける左右一対のサイドガイドの間に送り込まれ、その首部リングをそのサイドガイドに係合させ、懸吊される。この無菌エアーコンベヤーは、チャンバーの内部に無菌エアーが供給されており、したがってボトル7の口部7A(ねじ部)が挿入されているトンネルの内部に向けて、その側壁部に形成したオリフィスを介して無菌エアーが斜め前方に向けて吹き出している。このようにボトル7の首部に向けてエアーが吹き付けられることにより、ボトル7に対して搬送力が作用し、ボトル7が前進する。またトンネル内に噴射された無菌エアーは、フレームの下部に形成した排気口から外部すなわち低レベルクリーンルーム内に排出される。
【0045】
上記の無菌エアーコンベヤーは、低レベルクリーンルーム22の内部に配置されているが、上記のように搬送に使用されるエアーはクラス100のクリーン度に無菌処理されたものであり、しかもその無菌エアーがボトル7の首部に向けて噴射された後、ボトル7の周囲を通って排気口からフレームの外部に排出されるから、ボトル7の周囲は、実質的にクラス100程度のクリーン度になり、無菌状態に保たれる。
【0046】
充填装置9においては、無菌エアーコンベヤーから送られた空ボトル7がスターホイールによって充填用バルブの下側にセットされ、殺菌処理済み飲料供給装置10から供給された珈琲、紅茶、緑茶などの飲料が所定量充填される。その場合、充填用ノズルの先端がボトル7の口部7Aに接触することはない。
【0047】
飲料の充填されたボトル7は、充填装置9の出側とキャッピング装置15の入側とを兼ねるスターホイールによってキャッピング装置15に搬送される。その搬送途中に泡除去装置11および洗浄装置13が設けられている。そのため、まずボトル7に飲料が充填される際に、ボトル7の口部7Aに発生した泡が、泡除去装置11に設けられているノズル12から噴霧される無菌の窒素ガスによって除去されるとともに、ボトル7の内部が非酸化雰囲気とされる。なお、無菌窒素ガスは、フィルターを通して無菌化し製造されているが、他の方法で無菌化された窒素ガスを使用してもよい。
【0048】
つぎに、洗浄装置13にボトル7が搬送されると、前記洗浄装置13に設けられているノズル14からボトル7の口部7Aに無菌水が噴霧されて洗浄される。その後、キャップ殺菌装置17によって事前に殺菌処理されたキャップが口部7Aにねじ締めして取り付けられ、密封される。そしてキャップを巻き締めた後、口部周辺にエアーブローを行う。
【0049】
この飲料の充填とキャッピングとの間に、前記飲料がボトル7に充填される際に発生した泡が泡除去装置11によって除去され、さらに、その後洗浄装置13によってボトル7の口部7Aが洗浄されるので、ボトル7の口部7Aに付着した飲料が除去される。そしてこのようにして飲料が充填されかつキャップの取り付けられたボトル7は、製品箱詰め装置18に排出され、また必要に応じてラベルが貼られ、出荷される。
【0050】
したがって、上記の飲料充填設備1においては、充填装置9からキャッピング装置15までの搬送途中に、洗浄装置13が設けられていることにより、殺菌処理された飲料が充填されたボトル7が洗浄された後にボトル7にキャップが締め付けられるので、ボトル7の口部7Aに飲料を付着させた状態で、製品化されることを防止することができる。その結果、黴や微生物が発生する可能性を低減することができる。そのため、製品化された飲料の品質を維持することができる。
【0051】
また、ボトル7に充填された飲料に発生した泡が、充填装置9から前記洗浄装置13までの間に設けられた泡除去装置11によって除去されるので、泡が弾けた後に、ボトル7の口部7Aを洗浄装置13によって洗浄することができる。
【0052】
また、洗浄装置13によって、ボトル7に無菌水を噴霧するので、搬送されてきたボトル7を無菌水によって洗浄することができる。したがって、無菌状態でボトル7の洗浄を行うことができるので、黴や微生物の発生をさらに低減することができる。
【0053】
また、泡除去装置11が、非酸化性ガスを噴霧する除去装置とされているので、発生した泡が非酸化性ガスによって除去されるとともに、ボトル7の内部を非酸化雰囲気とすることができる。その結果、製品化された飲料の品質保持を促進することができる。
【0054】
なお、この発明は、上記の具体例の泡除去装置の構成に限定されない。要は、容器に生じた泡を除去できればよい。したがって、泡除去装置の構成は、必要に応じて適宜に設定することができる。
【0055】
また、この発明は、上記の具体例の洗浄装置の構成に限定されない。要は、飲料が充填された容器の口部を洗浄できればよい。したがって、洗浄装置の構成は、必要に応じて適宜に設定することができる。
【0056】
また、上記の具体例の飲料充填設備では、泡除去装置および洗浄装置は別々に設けられたが、泡除去装置および洗浄装置が一体の装置とされていてもよい。
【0057】
また、稼動前および稼働中の薬液による殺菌洗浄処理は、上述した具体例で示した処理以外のものであってもよく、またその実施の頻度は、必要に応じて適宜に設定することができる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明によれば、充填装置からキャッピング装置までの搬送途中に洗浄部が設けられていることにより、殺菌処理された飲料を充填したボトルが洗浄された後に、キャップが締め付けられるので、ボトルの口部に飲料を付着させた状態で、製品化されることを防止することができる。その結果、黴や微生物が発生する可能性を低減することができる。そのため、製品化された飲料の品質を維持することができる。また、洗浄部によって、ボトルの口部に無菌水を噴霧するので、搬送されてきたボトルを無菌水によって洗浄することができる。したがって、無菌状態でボトルの口部の洗浄を行うことができるので、黴や微生物の発生をさらに防止することができる。
【0059】
また、請求項2の発明によれば、請求項1の効果に加えて、ボトルに充填された飲料に発生した泡が、充填装置から洗浄部までの間に設けられた泡の除去部によって除去されるので、泡が弾けた後に、ボトルの口部を洗浄部によって洗浄することができる。また、泡の除去装置が、無菌の非酸化性ガスを噴霧する除去装置とされているので、発生した泡が無菌の非酸化性ガスによって除去されるとともに、ボトルの内部を非酸化雰囲気とすることができる。その結果、製品化された飲料の品質保持を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の飲料充填設備の一例を示すブロック図である。
【図2】図1の飲料充填設備に配置されている泡除去装置を説明するための概略的な構成図である。
【図3】図1の飲料充填設備に配置されている洗浄装置を説明するための概略的な構成図である。
【図4】図3の要部の拡大図である。
【符号の説明】
1…飲料充填設備、 7…ボトル、 9…充填装置、 11…泡除去装置、 13…洗浄装置、 15…キャッピング装置。
Claims (2)
- 搬送された容器にその口部から充填装置によって飲料を注入した後に、前記口部にキャッピング装置によってキャップを冠着して口部を密封する飲料充填設備において、
前記充填装置から前記キャッピング装置までの搬送途中に、少なくとも前記口部の外周面に付着した前記飲料を除去する洗浄部が設けられており、かつ前記洗浄部が、無菌水を噴霧するように構成されていることを特徴とする飲料充填設備。 - 前記充填装置から前記洗浄部までの間に、前記口部に生じている前記飲料の泡を除去する泡除去部が設けられており、かつ前記泡除去部が、無菌の非酸化性ガスを噴霧する除去装置とされていることを特徴とする請求項1に記載の飲料充填設備。
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