JP7443732B2 - エンジンの冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの冷却装置に関する。
従来、シリンダヘッド内に冷却水を流通させる構造として、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載のものは、シリンダヘッドにウォータジャケットが設けられており、シリンダヘッドから回収したオイルをオイルパンに戻すオイル戻し空間と、ウォータジャケットおよび冷却水出口通路との間で熱交換を行うことにより、暖機時に冷却水の熱によってオイルを温めている。
特開2014-134118号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものは、冷却水出口通路がオイル戻し空間の直下に設けられ、かつオイル戻し空間の延びる方向に対して冷却水出口通路が直交しているため、熱交換が可能な領域が少なく、オイルは冷却水から十分に熱を受け取ることなくオイルパンに流下してしまう。したがって、冷却水からオイルへの受熱量が少ないため、効率よくオイルを温めることができなかった。
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、暖機時間を短縮でき、燃費を向上させることができるエンジンの冷却装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、所定の気筒列方向に沿って並んで配置される複数の気筒を有するシリンダブロックと、前記シリンダブロックの上部に連結されるシリンダヘッドと、前記シリンダブロックの下部に連結されるオイルパンと、を備え、前記シリンダブロックが、前記気筒の周囲に設けられ、前記シリンダブロックの外部から導入された冷却水が流通するシリンダ用ウォータジャケットと、前記シリンダヘッドから流下したオイルを前記オイルパンに戻すオイル戻し通路と、を有するエンジンの冷却装置であって、前記シリンダブロックは、外部から導入された冷却水を貯留して前記シリンダ用ウォータジャケットに供給するプール部を有し、前記プール部は、前記気筒列方向の端部の前記気筒の側方から前記気筒列方向の中央部の前記気筒の側方にわたって前記気筒列方向に延在し、前記プール部において、少なくとも前記気筒列方向の中央部の前記気筒の一方の側方から、該気筒の他方の側方にわたって前記気筒列方向に延在する部分がプール側熱交換部であり、前記オイル戻し通路は、前記プール部と前記シリンダ用ウォータジャケットとの間で前記気筒列方向に延在し、前記プール部と前記シリンダ用ウォータジャケットとの間で熱交換する熱交換部を有し、前記熱交換部と前記プール側熱交換部とは、前記気筒列方向で少なくとも1つの前記気筒の直径の長さにわたって隣り合っていることを特徴とする。
このように上記の本発明によれば、暖機時間を短縮でき、燃費を向上させることができるエンジンの冷却装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る冷却装置を備えるエンジンの触媒ケースを取り外した状態の正面図である。 図2は、本発明の一実施例に係る冷却装置を備えるエンジンのシリンダブロックの平面図である。 図3は、図1に示すエンジンのIII-III方向の矢視断面図である。 図4は、図1に示すエンジンのIV-IV方向の矢視断面図である。 図5は、図2に示すエンジンのV-V方向の矢視断面図である。
本発明の一実施の形態に係るエンジンの冷却装置は、所定の気筒列方向に沿って並んで配置される複数の気筒を有するシリンダブロックと、シリンダブロックの上部に連結されるシリンダヘッドと、シリンダブロックの下部に連結されるオイルパンと、を備え、シリンダブロックが、気筒の周囲に設けられ、シリンダブロックの外部から導入された冷却水が流通するシリンダ用ウォータジャケットと、シリンダヘッドから流下したオイルをオイルパンに戻すオイル戻し通路と、を有するエンジンの冷却装置であって、シリンダブロックは、外部から導入された冷却水を貯留してシリンダ用ウォータジャケットに供給するプール部を有し、プール部は、気筒列方向の端部の気筒の側方から気筒列方向の中央部の気筒の側方にわたって気筒列方向に延在し、オイル戻し通路は、プール部とシリンダ用ウォータジャケットとの間で気筒列方向に延在し、プール部とシリンダ用ウォータジャケットとの間で熱交換する熱交換部を有することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係るエンジンの冷却装置は、暖機時間を短縮でき、燃費を向上させることができる。
以下、本発明の一実施例に係るエンジンの冷却装置について、図面を用いて説明する。図1から図5は、本発明の一実施例に係るエンジンの冷却装置を示す図である。図1から図5において、上下前後左右方向は、車両に設置された状態のエンジンの上下前後左右方向とし、前後方向に対して直交する方向が左右方向、エンジンの高さ方向が上下方向である。
まず、構成を説明する。図1において、エンジン1はエンジン本体1Aを備えている。エンジン本体1Aは、シリンダブロック3と、シリンダブロック3の上部に連結されたシリンダヘッド2と、シリンダヘッド2の上部に設けられたヘッドカバー4と、シリンダブロック3の下部に連結されたオイルパン5とを備えている。シリンダヘッド2の前面には排気出口30が設けられており、排気出口30からは排気ガスが排出される。
図2、図3において、シリンダブロック3には、図示しないピストンを上下動自在に収容する複数(3つ)の気筒7が形成されている。シリンダブロック3には、ピストンの上下運動を回転運動に変換する図示しないクランク軸が収容されており、クランク軸は左右方向に延びている。気筒7は、クランク軸の延伸する左右方向(以下、気筒列方向ともいう)に並んで配置されている。
図3において、シリンダヘッド2の後面には吸気ポート26が設けられており、吸気ポート26は、空気を取入れて燃焼室27に供給する。各燃焼室27の吸気ポート26は、シリンダヘッド2の内部で2つに分岐しており、1つの燃焼室27に2つの吸気ポート26が開口している。
シリンダヘッド2には複数の燃焼室27が設けられている。本実施例では、シリンダヘッド2には、3つの燃焼室27が左右方向に一列に並んで設けられている。エンジン1は、吸気ポート26から取入れた空気と燃料とからなる混合気を図示しない点火プラグによって点火して燃焼させ、燃焼後の排気ガスを排気出口30から排出する。
排気出口30には触媒ケース10(図4参照)が連結されており、触媒ケース10は下方に延びている。触媒ケース10は、円筒状に形成され、その内部には排気ガスを浄化する触媒を収納している。
図2、図4において、シリンダブロック3の内部にはオイル戻し通路53Aが設けられている。オイル戻し通路53Aは、シリンダヘッド2から流下したオイルをオイルパン5に戻している。
シリンダブロック3の内部には、シリンダ用ウォータジャケット52が設けられている。シリンダ用ウォータジャケット52は、気筒7の周囲に設けられており、シリンダブロック3の外部から導入された冷却水が流通することにより気筒7を冷却する。
図4、図5において、エンジン1は冷却水戻し通路55を備えており、この冷却水戻し通路55には、図示しないオイルクーラ、ヒータコアまたはEGRクーラ等の熱交換器を通過した冷却水が戻される。冷却水戻し通路55には、図示しないラジエータを経由せず外気と熱交換を行わない冷却水が常時流通する。冷却水戻し通路55は、シリンダヘッド2から排出された冷却水をウォータポンプ15へ戻している。
図1において、シリンダブロック3の排気出口30が設けられた側の側面には、ウォータポンプ15が取付けられている。ウォータポンプ15は冷却水取入口77を有しており、この冷却水取入口77は、ラジエータを通過して冷却された冷却水を取入れる。また、ウォータポンプ15には、冷却水戻し通路55が連通している。ウォータポンプ15は、冷却水戻し通路55から導入した冷却水および冷却水取入口77から取入れた冷却水を、シリンダブロック3の冷却水導入口50(図4参照)に導入している。ウォータポンプ15の内部には図示しないサーモスタットが設けられている。サーモスタットの閉弁時は、冷却水戻し通路55の冷却水がウォータポンプ15から冷却水導入口50に導入される。サーモスタットの開弁時は、冷却水戻し通路55の冷却水と、ラジエータを通過して冷却水取入口77から取入れた冷却水との両方がウォータポンプ15から冷却水導入口50に導入される。このように、エンジン1は、このエンジン1への冷却水の入口の部分で冷却水の流量を制御する入口制御方式を採用している。
図2において、シリンダブロック3は、プール部51を有しており、このプール部51は、外部から導入された冷却水を貯留してシリンダ用ウォータジャケット52に供給する。プール部51へはウォータポンプ15が冷却水を供給している。図2において、3つの気筒7を、右端部側から#1、#2、#3の記号を付して区別している。プール部51は、気筒列方向の右端部の気筒7(図中、#1と記す)の側方から気筒列方向の中央部の気筒7(図中、#2と記す)の側方にわたって気筒列方向に延在している。
オイル戻し通路53Aは熱交換部53Bを有しており、熱交換部53Bは、プール部51とシリンダ用ウォータジャケット52との間で気筒列方向に延在し、プール部51とシリンダ用ウォータジャケット52との間で熱交換を行っている。
図3において、シリンダヘッド2は、排気集合部33を有しており、排気集合部33は、複数の気筒7の排気ポート31を1つの排気出口30に集合させている。シリンダヘッド2は、排気集合部33を冷却する排気集合部用冷却水通路としての排気下側冷却水通路42を有しており、プール部51は、この排気下側冷却水通路42と連通している。
図2において、プール部51は、プール側熱交換部51Bを有しており、プール側熱交換部51Bは、気筒列方向の他端部に熱交換部53Bと熱交換を行っている。熱交換部53Bとプール側熱交換部51Bとは、気筒列方向で少なくとも1つの気筒7(図中、#2と記す)の直径の長さにわたって隣り合っている。詳しくは、シリンダ用ウォータジャケット52の前側において、プール部51は気筒列方向に気筒列方向の右端部の気筒7(#1)と中央部の気筒7(#2)の2気筒にわたって延びており、オイル戻し通路53Aは気筒列方向に気筒列方向の左端部の気筒7(#3)と中央部の気筒7(#2)の2気筒にわたって延びている。気筒列方向の中央部の気筒7(#2)の直径の範囲に熱交換部53Bとプール側熱交換部51Bとが配置されている。
図4において、シリンダブロック3の側面には、シリンダヘッド2から排出された冷却水をウォータポンプ15へ戻す冷却水戻し通路55の一部が形成されている。冷却水戻し通路55は、オイル戻し通路53Aの周囲に配置されている。冷却水戻し通路55は、シリンダブロック3の前側の側面と、この側面に取付けられるカバー部材56とによって形成されている。冷却水戻し通路55は曲面部55Aを有しており、この曲面部55Aは、触媒ケース10の近傍で触媒ケース10の周壁10Bに沿って湾曲している。カバー部材56は、曲面部55Aを形成する曲面部形成部56Aを有している。
以上説明したように、本実施例では、シリンダブロック3は、外部から導入された冷却水を貯留してシリンダ用ウォータジャケット52に供給するプール部51を有し、プール部51は、気筒列方向の端部の気筒7の側方から気筒列方向の中央部の気筒7の側方にわたって気筒列方向に延在している。オイル戻し通路53Aは、プール部51とシリンダ用ウォータジャケット52との間で気筒列方向に延在し、プール部51とシリンダ用ウォータジャケット52との間で熱交換する熱交換部53Bを有している。
このように、オイル戻し通路53Aが、シリンダ用ウォータジャケット52およびプール部51の延在方向に延びており、かつプール部51とシリンダ用ウォータジャケット52との間に配置されているため、熱交換部53Bにおける熱交換量を増やすことができ、エンジンオイルを早期に昇温させることができる。
この結果、暖機時間を短縮でき、燃費を向上させることができるエンジンの冷却装置を提供することができる。
本実施例では、シリンダヘッド2は、複数の気筒7の排気ポート31を1つの排気出口30に集合させる排気集合部33と、排気集合部33を冷却する排気下側冷却水通路42と、を有している。また、プール部51は、排気下側冷却水通路42と連通している。
このように、プール部51は、シリンダ用ウォータジャケット52だけでなく排気下側冷却水通路42とも連通しているため、排気下側冷却水通路42内の温度の高い冷却水がプール部51に流入する。これにより、プール部51に流入した温度の高い冷却水が熱交換部53Bを温めるので、熱交換部53Bを通過するエンジンオイルを早期に昇温させることができる。
本実施例では、プール部51は、気筒列方向の他端部に熱交換部53Bと熱交換を行うプール側熱交換部51Bを有し、熱交換部53Bとプール側熱交換部51Bとは、気筒列方向で少なくとも1つの気筒7の直径の長さにわたって隣り合っている。
これにより、熱交換部53Bとプール側熱交換部51Bとが、1つの気筒7の直径の長さにわたる範囲で熱交換を行うことができ、熱交換量を増やすことができる。
本実施例では、プール部51へ冷却水を供給するウォータポンプ15がシリンダブロック3の側面に取付けられ、シリンダヘッド2から排出された冷却水をウォータポンプ15へ戻す冷却水戻し通路55の一部がシリンダブロック3の側面に形成され、冷却水戻し通路55は、オイル戻し通路53Aの周囲に配置されている。
これにより、オイル戻し通路53A内のオイルは、オイル戻し通路53Aの周囲に配置された冷却水戻し通路55内の冷却水から熱を受け取ることができ、受熱量を増やすことができる。そのため、ラジエータを迂回したことにより相対的に高温に維持された冷却水が冷却水戻し通路55を通過するときに、オイル戻し通路53Aの周囲の冷却水によってオイルを効率的に温めることができる。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1...エンジン、2...シリンダヘッド、3...シリンダブロック、5...オイルパン、7...気筒、15...ウォータポンプ、30...排気出口、31...排気ポート、33...排気集合部、42...排気下側冷却水通路(排気集合部用冷却水通路)、51...プール部、51B...プール側熱交換部、52...シリンダ用ウォータジャケット、53A...オイル戻し通路、53B...熱交換部、55...冷却水戻し通路

Claims (3)

  1. 所定の気筒列方向に沿って並んで配置される複数の気筒を有するシリンダブロックと、前記シリンダブロックの上部に連結されるシリンダヘッドと、前記シリンダブロックの下部に連結されるオイルパンと、を備え、
    前記シリンダブロックが、
    前記気筒の周囲に設けられ、前記シリンダブロックの外部から導入された冷却水が流通するシリンダ用ウォータジャケットと、
    前記シリンダヘッドから流下したオイルを前記オイルパンに戻すオイル戻し通路と、を有するエンジンの冷却装置であって、
    前記シリンダブロックは、
    外部から導入された冷却水を貯留して前記シリンダ用ウォータジャケットに供給するプール部を有し、
    前記プール部は、前記気筒列方向の端部の前記気筒の側方から前記気筒列方向の中央部の前記気筒の側方にわたって前記気筒列方向に延在し、
    前記プール部において、少なくとも前記気筒列方向の中央部の前記気筒の一方の側方から、該気筒の他方の側方にわたって前記気筒列方向に延在する部分がプール側熱交換部であり、
    前記オイル戻し通路は、前記プール部と前記シリンダ用ウォータジャケットとの間で前記気筒列方向に延在し、前記プール部と前記シリンダ用ウォータジャケットとの間で熱交換する熱交換部を有し、
    前記熱交換部と前記プール側熱交換部とは、前記気筒列方向で少なくとも1つの前記気筒の直径の長さにわたって隣り合っていることを特徴とするエンジンの冷却装置。
  2. 前記シリンダヘッドは、
    複数の前記気筒の排気ポートを1つの排気出口に集合させる排気集合部と、
    前記排気集合部を冷却する排気集合部用冷却水通路と、を有しており、
    前記プール部は、前記排気集合部用冷却水通路と連通していることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの冷却装置。
  3. 前記プール部へ冷却水を供給するウォータポンプが前記シリンダブロックの側面に取付けられ、
    前記シリンダヘッドから排出された冷却水を前記ウォータポンプへ戻す冷却水戻し通路の一部が前記シリンダブロックの側面に形成され、
    前記冷却水戻し通路は、前記オイル戻し通路の周囲に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジンの冷却装置。
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