JP2014105579A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】暖機時におけるオイルの油温上昇の促進を図るとともに、暖機後におけるオイルの冷却性能を向上させることが可能な内燃機関を提供する。
【解決手段】このエンジン(内燃機関)1は、暖機時には、ウォータジャケット221の上段側冷却水通路221aに冷却水が流れることにより、シリンダボア223の上部が冷却されるとともに、暖機終了後には、ウォータジャケット221の上段側冷却水通路221a及び下段側冷却水通路221bに冷却水が流れることにより、シリンダボア223の上部及び下部が冷却されるように構成されている。また、オイル落とし流路222a及び222b内には、オイル落とし流路222a(222b)の底面22e(22f)からウォータジャケット221の仕切り部221cの高さ以上まで延びるリブ部23〜25(リブ部26〜28)が設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、内燃機関に関し、特に、シリンダヘッドからシリンダブロックへ被潤滑部材を潤滑するオイルを流下させる内燃機関に関する。
従来、シリンダヘッドからシリンダブロックへ被潤滑部材を潤滑するオイルを流下させる内燃機関が知られている。また、シリンダブロックに形成されたウォータジャケットを用いて、流下するオイルを冷却する種々の装置等が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、シリンダボアの軸方向に沿って上段(上部冷却水通路)及び下段(下部冷却水通路)に分割されたウォータジャケットを備えるシリンダブロックが開示されている。
このウォータジャケットの下部冷却水通路の入口部には、バルブが設けられている。このバルブは、暖機時(冷間始動時)には閉じられており、暖機後(エンジン高負荷時)には開くように構成されている。
これにより、暖機時(冷間始動時)には、冷却水がウォータジャケットの上部冷却水通路に流れることにより、シリンダボアの上部が冷却される。その一方で、暖機後(エンジン高負荷時)には、バルブが開くことにより、冷却水がウォータジャケットの上部冷却水通路及び下部冷却水通路に流れることにより、シリンダボアの上部及び下部が冷却される。
特開2002−021632号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された内燃機関において、例えば、ウォータジャケットに近接するとともに、複数のシリンダボアの列方向にオイルが流通可能にオイル落とし流路を配置した場合には、以下のような課題がある。
エンジンの暖機時(冷間始動時)においては、上部冷却水通路の冷却水温は、オイル落とし流路内の油温よりも高い状態にあるので、冷却水の熱をオイルに伝えることにより、オイルを早期に温めることが望ましい。その一方で、シリンダヘッドからシリンダブロックのオイル落とし流路に流下したオイルは、順次オイル落とし流路の壁面又は底面に沿ってオイル落とし流路の底面に流下するため、上部冷却水通路を循環する冷却水と、オイル落とし流路内のオイルとの熱交換及び熱伝達が不足するという不都合が生じる。このような点から、暖機時(冷間始動時)におけるオイルの油温上昇の促進を図ることが望まれている。
また、暖機後(エンジン高負荷時)においては、オイル落とし流路内の油温は、上部及び下部冷却水通路の冷却水温よりも高い状態にあるため、オイルと冷却水との熱交換及び熱伝達が不足した場合には、油温上昇(冷却能力不足)に起因して車両の出力制限や高車速運転時の車速制限による商品性低下等が懸念される。また、冷却能力(冷却性)を確保するための別体オイルクーラの設定などにより、部品点数の増加やコストが増大するおそれもある。このような点から、暖機後におけるオイルの冷却性能を向上させることが望まれている。
これらの観点から、暖機時におけるオイルの油温上昇の促進を図るとともに、暖機後におけるオイルの冷却性能を向上させることが望まれている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、暖機時におけるオイルの油温上昇の促進を図るとともに、暖機後におけるオイルの冷却性能を向上させることが可能な内燃機関を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る内燃機関は、以下のように構成されている。
すなわち、本発明に係る内燃機関は、シリンダヘッドからシリンダブロックへ被潤滑部材を潤滑するオイルを流下させる内燃機関において、前記シリンダブロックは、ピストンが摺動可能に収納された複数のシリンダボアと、前記複数のシリンダボアの外周に沿って前記複数のシリンダボアの列方向に冷却水が流通可能に構成されたウォータジャケットと、前記ウォータジャケットに近接するように配置されるとともに前記複数のシリンダボアの列方向にオイルが流通可能に構成されたオイル落とし流路とを備え、前記ウォータジャケットには、前記冷却水の通路を上段側冷却水通路及び下段側冷却水通路に分割する仕切り部が設けられ、暖機時には、前記ウォータジャケットの上段側冷却水通路に冷却水が流れることにより、前記シリンダボアの上部が冷却されるとともに、暖機終了後には、前記ウォータジャケットの上段側冷却水通路及び下段側冷却水通路に冷却水が流れることにより、前記シリンダボアの上部及び下部が冷却される構成を前提とするものである。
また、本発明による内燃機関では、前記オイル落とし流路内には、前記オイル落とし流路の底面から前記ウォータジャケットの仕切り部の高さ以上まで延びるリブ部が設けられていることを特徴とするものである。
かかる構成を備える内燃機関によれば、暖機時(エンジン始動時)においては、オイルの粘性が高いので、オイル落とし流路のオイルの流動がリブ部によって妨げられる。これにより、オイルは、リブ部を乗り越えるようにしてオイル落とし流路の上方を流れるようになる。ここで、リブ部は、ウォータジャケットを分割している仕切り部の高さ以上まで設けられているので、ウォータジャケットの上段側冷却水通路を循環する冷却水とオイル落とし流路のオイルとの熱交換が促進される。これにより、温められた冷却水からオイルに熱交換及び熱伝達されることにより、油温上昇が促進される。
その一方で、暖機後(エンジン高負荷運転時)においては、オイルの粘性が低いので、オイルは、リブ部の表面に沿って流れて速やかに排出される。ここで、オイル落とし流路内にリブ部が設けられていることにより、オイルとオイル落とし流路の壁面(シリンダブロック)との接触面積を稼ぐ(増やす)ことができるので、接触面積が増える分、オイルの冷却性能を向上させることができる。これらの結果、暖機時におけるオイルの油温上昇の促進を図るとともに、暖機後におけるオイルの冷却性能を向上させることができる。
また、油温が早期に上昇することにより、内燃機関に設けられている被潤滑部材のフリクションが低減するとともに、燃費を改善することができ、油温上昇(冷却能力不足)に起因する出力制限を緩和することができる。さらに、冷却性を確保するための別体オイルクーラの設定をする必要がないので、部品点数の増加やコストの増大を抑制することができる。
本発明の具体的な構成として、以下の複数のものが挙げられる。
本発明による内燃機関において、好ましくは、前記リブ部は、前記オイル落とし流路内において、前記ウォータジャケット側の壁面から突出するように設けられていることを特徴とする。このように構成すれば、オイル落とし流路内のウォータジャケット側の壁面においてオイルとシリンダブロックとの接触面積を稼ぐ(増加させる)ことができるので、効果的にオイルと冷却水との熱交換及び熱伝達を促進することができる。
この場合、好ましくは、前記リブ部は、前記オイル落とし流路内において、前記ウォータジャケット側の壁面から前記ウォータジャケットとは反対側の壁面にまで到達しないように突出していることを特徴とする。このように構成すれば、オイル落とし流路内のウォータジャケット側の壁面においてオイルとシリンダブロックとの接触面積を稼ぎ(増加させ)ながら、かつ、オイル落とし流路を完全に塞いでいないことにより、オイル落とし流路内の前記ウォータジャケットとは反対側の壁面とリブ部との間をスムーズにオイルを流すことができる。
上記オイル落とし流路のウォータジャケット側の側面から突出するリブ部を備える構成において、好ましくは、前記リブ部の上端部には、前記ウォータジャケットとは反対側の方向でかつ下方に向かって傾斜する傾斜面部が設けられていることを特徴とする。このように構成すれば、シリンダヘッドから流下したオイルの流速を低下させることなく速やかに排出することができる。
この場合、好ましくは、前記リブ部の傾斜面部の上端部は、前記ウォータジャケットの仕切り部の高さ位置と略同じ位置に形成されていることを特徴とする。このように構成すれば、リブ部の傾斜面部の上端部に対して上方を流れるオイルをウォータジャケットの上段側冷却水通路を流れる冷却水により冷却することができるとともに、リブ部の傾斜面部の上端部に対して下方を流れるオイルをウォータジャケットの下段側冷却水通路を流れる冷却水により冷却することができる。
また、本発明による内燃機関において、好ましくは、前記リブ部は、前記シリンダボアの列方向に沿って複数設けられていることを特徴とする。このように構成すれば、オイル落とし流路のシリンダボアの列方向に沿った複数の位置において、暖機時におけるオイルの油温上昇の促進を図るとともに、暖機後におけるオイルの冷却性能を向上させることができる。
また、本発明による内燃機関において、好ましくは、前記リブ部は、前記シリンダボアの軸方向に沿って半円柱状に延びるように形成されていることを特徴とする。このように構成すれば、オイル落とし流路のウォータジャケット側の壁面の表面積を容易に増加させることができる。
上記のように、本発明に係る内燃機関によれば、暖機時におけるオイルの油温上昇の促進を図るとともに、暖機後におけるオイルの冷却性能を向上させることができる。
本発明に係るエンジンにおけるオイルの循環系統の一例を示す構成図である。 図1に示すエンジンのエンジンブロックの一例を示す斜視図である。 図2に示すエンジンブロックに形成されたオイル通路の一例を示す透視斜視図である。 図2に示すシリンダブロックの一例を示す平面図である。 図4に示すシリンダブロックの100−100線に沿った断面図の一例を示す図である。 図4に示すシリンダブロックの200−200線に沿った断面図の一例を示す図である。 図6に示すオイル通路のリブ部周辺を示す拡大断面図である。 本実施形態の変形例を示すオイル通路のリブ部周辺を示す拡大断面図である。
以下、本発明に係る内燃機関の実施形態について、図面を参照して説明する。
−オイル循環系統−
まず、図1を参照して、本発明に係るエンジンにおけるオイルの循環系統について説明する。
エンジン1は、ピストン11、クランクシャフト12、カムシャフト13等の種々の被潤滑部材が配設されるエンジンブロック2と、当該種々の被潤滑部材を潤滑するオイルをエンジン1内で循環させる潤滑系統3と、を備えている。なお、エンジン1は、本発明の「内燃機関」の一例である。
エンジンブロック2は、シリンダヘッド21及びシリンダブロック22(図2参照)を備え、ピストン11、クランクシャフト12、カムシャフト13等の種々の被潤滑部材が配設されている。エンジンブロック2の下端部には、これらの被潤滑部材に対して供給されるべきオイルを貯留する部材であるオイルパン30が配設されている。
潤滑系統3は、オイルパン30の内側に貯留されているオイルを上記の種々の被潤滑部材へ供給可能とするべく、以下の通り構成されている。
オイルパン30の内側には、オイルストレーナ31が配設されている。オイルストレーナ31は、オイル内の異物等を除去するものであって、オイルパン30に貯留されているオイルを吸い込むための吸込口31aを有し、ストレーナ流路33を介して、エンジンブロック2に設けられたオイルポンプ32に接続されている。
オイルポンプ32は、オイルパン30に収納されたオイルを吸い上げて、オイルフィルタ34を介して、被潤滑部材に対して、潤滑油として供給するポンプであって、例えば、ロータリーポンプ等から構成されている。
また、オイルポンプ32のロータは、クランクシャフト12の回転に伴って回転するべく、クランクシャフト12に係合されている。更に、オイルポンプ32は、エンジンブロック2の外部に設けられたオイルフィルタ34のオイル入口と、オイル輸送管35を介して接続されている。オイルフィルタ34のオイル出口は、上記の種々の被潤滑部材に向かうオイル流路として設けられたオイル供給管36と接続されている。
エンジン1の運転が開始されると、クランクシャフト12の回転に伴ってオイルポンプ32が駆動される。そして、図1に矢印Vで示すように、オイルポンプ32は、オイルパン30に貯留されているオイルをオイルストレーナ31の吸込口31aから吸入し、吸入されたオイルを、オイル輸送管35、オイルフィルタ34、オイル供給管36を順次経由して、エンジンブロック2内の潤滑対象である被潤滑部材に供給する。
このようにして被潤滑部材に供給されたオイルは、被潤滑部材にて潤滑油として機能すると共に、被潤滑部材の動作時に生じる摩擦熱等の熱を吸収した後、重力によって流下してオイルパン30に回収される。
−エンジンブロック−
次に、図2及び図4を参照して、エンジンブロック2の構造について説明する。
図2に示すように、エンジンブロック2は、シリンダヘッド21と、シリンダブロック22とを備えている。シリンダブロック22は、ウォータジャケット221、ブロック側オイル通路222、及び、シリンダボア223を備えている。
シリンダボア223は、略円筒状に形成され、ピストン11(図1参照)が摺動自在に収納されて、上端部に燃焼室が形成されるものである。なお、燃焼室は、ピストン11の頂面、シリンダボア223の内周面、及び、シリンダヘッド21の下側表面の一部によって構成される。
ウォータジャケット221は、冷却水によってシリンダボア223の壁面を冷却するものであって、図4に示すように、シリンダボア223(223a、223b、223c、223d)の外周に沿って形成されている。また、ウォータジャケット221には、流入口及び流出口(図示せず)が形成されている。
ウォータジャケットの流入口は、ウォータポンプ(図示せず)から冷却水が供給可能に構成されている。流入口から流入した冷却水は、シリンダボア223a、223b、223c、223dのそれぞれの外周に沿って順次矢印VWの向きに流れ、流出口から排出される。流出口から排出された冷却水は、ラジエータ(図示せず)に送出可能に構成され、当該ラジエータにおいて、冷却水によって回収された熱が大気に放出される。
−オイル通路−
次に、図3〜図7を参照して、エンジンブロック2に形成されたオイル通路について説明する。
図3に示すように、シリンダヘッド21は、ヘッド側オイル通路211(211a、211b)を備えている。ヘッド側オイル通路211は、シリンダヘッド21の上方に配設された吸気バルブ及び排気バルブのカム、カムシャフト等の被潤滑部材に供給されて、当該被潤滑部材から流下したオイルを、シリンダブロック22に形成されたブロック側オイル通路222まで流下させる通路であって、ここでは、略上下方向に形成された2本の円筒状の孔である。
ブロック側オイル通路222は、ウォータジャケット221に近接して配設され、シリンダヘッド21のヘッド側オイル通路211から流下したオイルを、ウォータジャケット221に挿通される冷却水によって冷却させながら、シリンダブロック22の下端部に配設されたオイルパン30まで流下させる通路である。
また、ブロック側オイル通路222は、ウォータジャケット221に挿通される冷却水との熱交換によってオイルを冷却させる通路であるオイル落とし流路222a及び222bと、オイル落とし流路222a及び222bで冷却されたオイルをシリンダブロック22の下端部に配設されたオイルパン30まで流下させる通路である流下通路222cとを備えている。
また、オイル落とし流路222a及び222bは、図4に示すように、それぞれ、ヘッド側オイル通路211a及び211bから流下したオイルを、複数の(ここでは、4個の)シリンダボア223の列方向に流通可能に構成された通路である。
ここで、本実施形態では、オイル落とし流路222a内には、シリンダボア223の列方向に沿って所定の間隔を隔てて、3つのリブ部23、24及び25が形成されている。リブ部23〜25は、シリンダボア223の列方向の内側から外側に沿って、リブ部23、リブ部24、リブ部25の順に配置されている。
また、リブ部23〜25は、オイル落とし流路222a内のウォータジャケット221側の壁面22aに一体的に形成されている。また、リブ部23〜25は、上面視において、半円柱状に形成されている。また、リブ部23〜25は、壁面22aから壁面22aに対向する壁面22bに向かって突出する(壁面22bにまで到達しない)ように形成されている。また、リブ部23は、リブ部24及び25と比べて壁面22b方向への突出量が大きくなっている。リブ部23〜25の壁面22b方向への突出量は、オイル落とし流路222aのY方向の幅の半分よりも小さい。
同様に、オイル落とし流路222b内には、シリンダボア223の列方向に沿って所定の間隔を隔てて、3つのリブ部26、27及び28が形成されている。リブ部26〜28は、シリンダボア223の列方向の内側から外側に沿って、リブ部26、リブ部27、リブ部28の順に配置されている。
リブ部26〜28は、オイル落とし流路222b内のウォータジャケット221側の壁面22cに一体的に形成されている。また、リブ部26〜28は、上面視において、半円柱状を有している。また、リブ部26〜28は、壁面22cから壁面22cに対向する壁面22dに向かって突出する(壁面22dにまで到達しない)ように形成されている。また、リブ部26は、リブ部27及び28と比べて壁面22d方向への突出量が大きくなっている。リブ部26〜28の壁面22d方向への突出量は、オイル落とし流路222bのY方向の幅の半分よりも小さい。
図4及び図5に示すように、オイル落とし流路222a及び222bのシリンダボア223の列方向(X方向)の中央部近傍には、オイル落とし流路222aと222bとを区画する隔壁部29が形成されている。オイル落とし流路222a及び222bは、隔壁部29に対して略線対称の形状を有している。
図5に示すように、オイル落とし流路222a及び222bは、オイルの流れる方向(下方向)に向かって通路の幅が狭くなるように形成されている。すなわち、オイル落とし流路222a及び222bは、オイルの滴下する方向(下方向)に向かって先細りするテーパ形状を有している。
また、オイル落とし流路222aのリブ部23〜25は、オイル落とし流路222aの底面22eからシリンダボア223の軸方向(Z方向)に延びるように形成されている。これらのリブ部23〜25の上端部23a〜25aは、それぞれZ方向に対して略同じ位置に配置されている。
同様に、オイル落とし流路222bのリブ部26〜28は、オイル落とし流路222bの底面22fからシリンダボア223の軸方向(Z方向)に延びるように形成されている。これらのリブ部26〜28の上端部26a〜28aは、それぞれZ方向に対して略同じ位置に配置されている。
また、リブ部26は、図6及び図7に示すように、傾斜面部26bと、傾斜面部26bの下方の直線部26cとを有している。また、ウォータジャケット221には、冷却水通路を上段側冷却水通路221aと下段側冷却水通路221bとに仕切る仕切り部221cが配置されている。
リブ部26の傾斜面部26bとオイル落とし流路222bの壁面22cとの接続部分(境界部分)である上端部26aは、ウォータジャケット221の仕切り部221cと略同じ位置(高さ位置)に配置されている。
また、リブ部26の傾斜面部26bと直線部26cとの接続部分(境界部分)である角部26dは、仕切り部221cよりも低い位置(高さ位置)に配置されている。なお、リブ部23、24、25、27、28についてもリブ部26と同様の構成を有している。
また、ウォータジャケット221の上段側冷却水通路221a及び下段側冷却水通路221bに流れる冷却水は、エンジン1の運転状態に応じて可変するように構成されている。この構成の一例としては、下段側冷却水通路221bの冷却水の流入部にバルブ等を設けておき、暖機時にはバルブが閉じており、暖機後にはバルブが開くように制御する。これにより、エンジン1の暖機時(冷間始動時)には、ウォータジャケット221の上段側冷却水通路221aにのみ冷却水が流れるようになり、暖機後(高負荷運転時)には、上段側冷却水通路221a及び下段側冷却水通路221bの両方に冷却水が流れるようになる。
次に、図7を参照して、エンジン1の暖機時及び暖機後における冷却水とオイルとの熱交換について説明する。
エンジン1の暖機時(冷間始動時)においては、ウォータジャケット221の上段側冷却水通路221aにのみ冷却水が流れるので、暖機時における循環水量が低減され、上段側冷却水通路221aの冷却水温が早期に上昇する。また、上段側冷却水通路221aにのみ冷却水が流れるので、上段側冷却水通路221a及び下段側冷却水通路221bの両方に冷却水が流れる場合と比べて冷却水の流速が向上し、熱伝達率が高くなる。
このとき、オイル落とし流路222bを流れるオイルは、低油温(高粘度)の状態であるので、オイル落とし流路222b内にリブ部26が配置されていることにより、オイル落とし流路222b内において油面が上昇しやすくなる。また、暖機時では、上段側冷却水通路221aの冷却水温は、オイル落とし流路222bの油温よりも比較的高い状態(冷却水温>油温)であるので、上段側冷却水通路221aの比較的高い温度の冷却水(高流速)とオイル落とし流路222bのオイルとの間で熱交換が促進される。これにより、油温上昇の促進が図られ、暖機性が向上することとなる。
その後、エンジン1の暖機後(高負荷運転時)においては、上段側冷却水通路221a及び下段側冷却水通路221bの両方に冷却水が流れる。このとき、オイル落とし流路222bを流れるオイルは、高油温(低粘度)の状態であるので、リブ部26が配置されていることにより、オイル落とし流路222bを流下するオイルの流速が向上する。また、リブ部26が配置されている分、オイルの熱を伝達する接触面積が拡大(増加)するので、オイルの冷却性が向上し、油温が低下することとなる。
また、図5に示すように、オイル落とし流路222aへ流下したオイルは、オイル落とし流路222aの底面22eを、X軸の負方向(図の左下方向)に沿って流れ、流下通路222cへ流入する。その一方で、オイル落とし流路222bへ流下したオイルは、オイル落とし流路222bの底面22fを、X軸の正方向(図の右下方向)に沿って流れ、流下通路222cの上端位置で、オイル落とし流路222a内を流れてきたオイルと合流して、流下通路222cへ流入する。
以上説明したように、本実施形態によるエンジン1によれば、以下に列記するような効果が得られる。
本実施形態では、上記のように、オイル落とし流路222b内に、底面22fからウォータジャケット221の仕切り部221cの高さ位置まで延びるリブ部26を設ける。これにより、暖機時(エンジン始動時)においては、オイルの粘性が高いので、オイル落とし流路222bのオイルの流動がリブ部26によって妨げられる。これにより、オイルは、リブ部26を乗り越えるようにしてオイル落とし流路222bの上方を流れるようになる。ここで、リブ部26は、ウォータジャケット221を分割している仕切り部221cの高さ位置まで設けられているので、ウォータジャケット221の上段側冷却水通路221aを循環する冷却水とオイル落とし流路222bとの熱交換が促進される。これにより、温められた冷却水からオイルに熱交換及び熱伝達されることにより、油温上昇が促進される。
その一方で、暖機後(エンジン高負荷運転時)においては、オイルの粘性が低いので、オイルは、リブ部26の表面に沿って流れて速やかに排出される。ここで、オイル落とし流路222b内にリブ部26が設けられていることにより、オイルとオイル落とし流路222bの壁面22c(シリンダブロック2)との接触面積を稼ぐ(増やす)ことができるので、接触面積が増える分、オイルの冷却性能を向上させることができる。これらの結果、暖機時におけるオイルの油温上昇の促進を図るとともに、暖機後におけるオイルの冷却性能を向上させることができる。
また、油温が早期に上昇することにより、エンジン1に設けられている被潤滑部材のフリクションが低減するとともに、燃費を改善することができ、油温上昇(冷却能力不足)に起因する出力制限を緩和することができる。さらに、冷却性を確保するための別体オイルクーラの設定をする必要がないので、部品点数の増加やコストの増大を抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、リブ部26を、オイル落とし流路222b内において、ウォータジャケット221側の壁面22cから突出するように設ける。これにより、オイル落とし流路222b内のウォータジャケット221側の壁面22cにおいてオイルとシリンダブロック2との接触面積を稼ぐ(増加させる)ことができるので、効果的にオイルと冷却水との熱交換及び熱伝達を促進することができる。
また、本実施形態では、上記のように、リブ部26を、オイル落とし流路222b内において、ウォータジャケット221とは反対側の壁面22dまで到達しないように突出させる。これにより、オイル落とし流路222b内の壁面22cにおいてオイルとシリンダブロック2との接触面積を稼ぎ(増加させ)ながら、かつ、オイル落とし流路222bを完全に塞いでいないので、オイル落とし流路222b内の壁面22dとリブ部26との間をスムーズにオイルを流すことができる。
また、本実施形態では、上記のように、リブ部26の上端部26aに、ウォータジャケット221とは反対側の方向でかつ下方に向かって傾斜する傾斜面部26bを設ける。これにより、シリンダヘッド21から流下したオイルの流速を低下させることなく速やかに排出することができる。
また、本実施形態では、上記のように、リブ部26の傾斜面部26bの上端部26aを、ウォータジャケット221の仕切り部221cの高さ位置と略同じ位置に形成する。これにより、リブ部26の傾斜面部26bの上端部26aに対して上方を流れるオイルをウォータジャケット221の上段側冷却水通路221aを流れる冷却水により冷却することができるとともに、リブ部26の傾斜面部26bの上端部26aに対して下方を流れるオイルをウォータジャケット221の下段側冷却水通路221bを流れる冷却水により冷却することができる。
また、本実施形態では、上記のように、シリンダボア223の列方向に沿って6つのリブ部23〜28を設ける。これにより、オイル落とし流路222a及び222bのシリンダボア223の列方向に沿った複数の位置において、暖機時におけるオイルの油温上昇の促進を図るとともに、暖機後におけるオイルの冷却性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、リブ部23〜28を、シリンダボア223の軸方向に沿って半円柱状に延びるように形成する。これにより、オイル落とし流路222a及び222bのウォータジャケット221側の壁面22a及び22cの表面積を容易に増加させることができる。
なお、上記実施形態では、オイル落とし流路222b内に設けられたリブ部26について作用及び効果を示しているが、オイル落とし流路222b内に設けられたリブ部27、28、及び、オイル落とし流路222a内に設けられたリブ部23、24、25についてもリブ部26と同様の作用及び効果を有している。
−他の実施形態−
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、リブ部26をオイル落とし流路222bのウォータジャケット221側の壁面22cに一体的に形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、図8に示す変形例のように、オイル落とし流路222b内にリブ部としてのスペーサ126を別体で配置してもよい。この場合、スペーサの上端部126aを、ウォータジャケット221の仕切り部221cの高さ以上まで延びるように形成するとよい。これにより、スペーサ126により流下するオイルの流れを変化させることによって、上記実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
また、上記実施形態では、リブ部をオイル落とし流路内のウォータジャケット側の壁面から対向する壁面に向かって突出するように設ける例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、リブ部は、オイル落とし流路内のウォータジャケットとは反対側の壁面からウォータジャケット側の壁面に向かって突出するように設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、リブ部の傾斜面部とオイル落とし流路の壁面との接続部分(境界部分)である上端部を、ウォータジャケットの仕切り部と略同じ位置(高さ位置)に配置する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、リブ部の上端部は、ウォータジャケットの仕切り部と略同じ高さ以上で、シリンダブロックとシリンダヘッドとの合わせ面よりも低い位置に配置されていればよい。
また、上記実施形態では、オイル落とし流路に6つのリブ部を形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、オイル落とし流路に少なくとも1つのリブ部が配置されていればよい。
また、上記実施形態では、リブ部の上部に傾斜面部を形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、リブ部の上部を傾斜させずに水平面部としてもよい。
また、上記実施形態では、リブ部を上面視において、半円柱状に形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、半円柱状以外に四角柱状や三角柱状に形成してもよい。
また、上記実施形態では、リブ部の突出量をオイル落とし流路の幅の半分よりも小さくする例を示したが、本発明はこれに限れない。例えば、リブ部の突出量をオイル落とし流路の幅の半分以上にしてもよい。
本発明は、内燃機関に利用することができ、特に、シリンダヘッドからシリンダブロックへ被潤滑部材を潤滑するオイルを流下させる内燃機関に利用することができる。
1 エンジン(内燃機関)
2 エンジンブロック
11 ピストン
21 シリンダヘッド
211、211a、211b ヘッド側オイル通路
22 シリンダブロック
22a、22b、22c、22c 壁面
26、126 リブ部
26a、126a 上端部
26b 傾斜面部
221 ウォータジャケット
221a 上段側冷却水通路
221b 下段側冷却水通路
221c 仕切り部
222 ブロック側オイル通路
222a、222b オイル落とし流路
222c 流下通路
223、223a、223b、223c、223d シリンダボア

Claims (7)

  1. シリンダヘッドからシリンダブロックへ被潤滑部材を潤滑するオイルを流下させる内燃機関において、
    前記シリンダブロックは、ピストンが摺動可能に収納された複数のシリンダボアと、前記複数のシリンダボアの外周に沿って前記複数のシリンダボアの列方向に冷却水が流通可能に構成されたウォータジャケットと、前記ウォータジャケットに近接するように配置されるとともに前記複数のシリンダボアの列方向にオイルが流通可能に構成されたオイル落とし流路とを備え、
    前記ウォータジャケットには、前記冷却水の通路を上段側冷却水通路及び下段側冷却水通路に分割する仕切り部が設けられ、
    暖機時には、前記ウォータジャケットの上段側冷却水通路に冷却水が流れることにより、前記シリンダボアの上部が冷却されるとともに、暖機終了後には、前記ウォータジャケットの上段側冷却水通路及び下段側冷却水通路に冷却水が流れることにより、前記シリンダボアの上部及び下部が冷却されるように構成され、
    前記オイル落とし流路内には、前記オイル落とし流路の底面から前記ウォータジャケットの仕切り部の高さ以上まで延びるリブ部が設けられていることを特徴とする内燃機関。
  2. 請求項1に記載の内燃機関において、
    前記リブ部は、前記オイル落とし流路内において、前記ウォータジャケット側の壁面から突出するように設けられていることを特徴とする内燃機関。
  3. 請求項2に記載の内燃機関において、
    前記リブ部は、前記オイル落とし流路内において、前記ウォータジャケット側の壁面から前記ウォータジャケットとは反対側の壁面にまで到達しないように突出していることを特徴とする内燃機関。
  4. 請求項2又は3に記載の内燃機関において、
    前記リブ部の上部には、前記ウォータジャケットとは反対側の方向でかつ下方に向かって傾斜する傾斜面部が設けられていることを特徴とする内燃機関。
  5. 請求項4に記載の内燃機関において、
    前記リブ部の傾斜面部の上端部は、前記ウォータジャケットの仕切り部の高さ位置と略同じ位置に形成されていることを特徴とする内燃機関。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の内燃機関において、
    前記リブ部は、前記シリンダボアの列方向に沿って複数設けられていることを特徴とする内燃機関。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の内燃機関において、
    前記リブ部は、前記シリンダボアの軸方向に沿って半円柱状に延びるように形成されていることを特徴とする内燃機関。
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