JP7436249B2 - セメントクリンカー - Google Patents

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本発明は、セメントクリンカーおよびセメント組成物に係る。詳しくは従来よりも低温で焼成可能な組成においても色調の低下を抑制できるセメントクリンカーおよびセメント組成物に係る。
セメント産業は、大量生産・大量消費型産業であり、近年のCO排出量などの環境問題から省資源・省エネルギーは最重要課題となっている。例えば、最も大量に製造されているポルドランドセメントは所定の化学組成に調整された原料を1450℃~1550℃もの高温で焼成してクリンカーとする必要があり、焼成工程が最もエネルギー消費の大きい工程である。すなわち、クリンカーの焼成温度を低減することができればエネルギー削減につながる。クリンカーの焼成温度低減にはクリンカーの主要鉱物であるCAF(4CaO・Al・Fe)を増加させる技術が開発されている。(特許文献1)
また、資源循環の観点からも廃棄物・副産物等の有効利用は重要な課題となっている。セメント産業、セメント製造設備の特徴を生かし、セメント製造時に原料や熱エネルギー源として廃棄物を有効利用あるいは処理を行なうことは、安全かつ大量処分が可能という観点から有効とされている。廃棄物、副産物はAl含有量が高いものが多く、上記したCAFを増やす系においては、該セメントクリンカーのAl含有量が従来のポルトランドセメントクリンカーよりも増加することから、廃棄物・副産物を従来のポルトランドセメントクリンカーよりも多く使用することが可能となる。この点においても特許文献1記載のクリンカーは優れている。
クリンカー鉱物のうちCAやCAFを多くしたクリンカーは、Alの使用量が多くなるため、このような廃棄物を多く使用可能であるという点でも有利である(例えば、特許文献2)。
一方で廃棄物・副産物を活用することで、廃棄物・副産物に含有する成分がセメントクリンカー中に持ち込まれる。セメントクリンカーの主要成分であるCaO、SiO、Al、Feだけでなく、その他の少量成分もクリンカーの易焼成および実鉱物組成やセメントの物性に影響するため、少量成分の適切な管理が求められる。例えば、TiOの含有量を調整することで、易焼成が良好となる技術も開発されている。(特許文献3)
特許第5665638号公報 特開2004-352515 特許第5705021号公報
特許文献1や3に記載のクリンカーは低温で焼成でき、Al含有廃棄物の使用量も多くできるが、同時にFeの含有量も増加する。調合原料中の成分の中には焼成後のクリンカーの色調に影響を及ぼす成分もあり、特にFeの含有量はクリンカー中の色調を大きく変化させる。特許文献1や3に記載のクリンカーも従来のポルトランドセメントクリンカーよりもFe含有量が高いため、色調が変化し、特に明度を示すLの値が低下傾向となる。当然、そのようなセメントクリンカーと石こうを混合・粉砕して製造されるセメントの色調についてもL値が低下傾向となる。
従来のポルトランドセメントから色調が変化すると、補修材料等で使用した際に当該箇所だけ色調が変わることが予想され、美観の観点から使用が制限される可能性がある。そこで本発明はクリンカー焼成に使用する調合原料においてクリンカー中のTiO含有量を調整することで、セメントの色調変化を低減することができるクリンカーの製造方法を提供することを目的とする。
本発明者等は上記課題を解決するため鋭意検討を進め、前記組成のクリンカーにおいて、TiO含有量を特許文献3記載の範囲よりさらに限定することで、セメントの色調を調整できることを見出し、本発明の完成に至った。
即ち本発明は、ボーグ式により算出されたCAおよびCAFの合計量が22%以上、CS量が60%以上、鉄率(I.M.)が1.3以下であり、かつTiO含有量が1.1~2.0wt%であるポルトランドセメントクリンカーであり、かつ下記の条件で調製すると、L値が49以上となる粉末を与えるポルトランドセメントクリンカー。
粉末調製条件:ポルトランドセメントクリンカー100質量部、2水石こう2.2質量部および半水石こう1.8質量部を混合し、ボールミルを用いてブレーン比表面積が3200±100cm/gとなるように粉砕
本発明によれば、従来のセメントクリンカーよりも低温で焼成することが可能であり、かつ廃棄物使用量を増大させることが可能であり、かつセメント色調の変化を抑制できるクリンカーが得られる。
本発明のポルトランドセメントクリンカー(以下、単に「セメントクリンカー」と記す)におけるCA、CAFおよびCS量は、ボーグ(Bogue)式によって求められるものである。
ボーグ式は、係数・諸比率とならんで利用され、主要化学分析値を用いておよその主要化合物組成を算出する計算式であり、当業者には周知の式であるが、念のため、以下にボーグ式によるセメントクリンカー中の各鉱物量の求め方を記しておく。
S量 = (4.07×CaO)―(7.60×SiO)―(6.72×Al)―(1.43×Fe
S量 = (2.87×SiO)―(0.754×CS)
A量 = (2.65×Al)―(1.69×Fe
AF量 = 3.04×Fe
また鉄率(I.M.)は、水硬率(H.M.)ケイ率(S.M.)、活動係数(A.I.)および石灰飽和度(L.S.D.)とならんで、主要化学成分値を用いて求められ、セメントクリンカー製造管理のための特性値として、回数・諸比率の一つとして利用されており、当業者には周知の係数であるが、念のため、以下に当該鉄率の計算方法を他の係数値と併せて記しておく。
水硬率(H.M.) = CaO/(SiO+Al+Fe
ケイ酸率(S.M.) = SiO/(Al+Fe
鉄率(I.M.) = Al/Fe
活動係数(A.I.) = SiO/Al
石灰飽和度(L.S.D.) = CaO/(2.8×SiO+1.2×Al+0.65×Fe
なお、上記中の「CaO」、「SiO」、「Al」および「Fe」は、それぞれJIS R 5202「ポルトランドセメントの化学分析法」やJIS R 5204「セメントの蛍光X線分析法」などに準拠した方法により測定できる。
上述の通り、本発明のセメントクリンカーにおいては、CA、CAFの量はその合計が22%以上でなくてはならない。これらの量が22%を下回ると強度発現性などの物性の良好なセメントクリンカーを低温の温度で焼成して得ることが困難になる。より好ましい合計量は24%以上である。なお、後述するように高い強度発現性を得るためにはCSが60%以上必要である。よって、CAおよびCAFの合計量は40%が上限となる。好ましくは35%以下、より好ましくは32%以下、特に好ましくは28%以下である。またこの両成分のうち、CAFは、低温でも十分に焼結させることができ、かつセメントクリンカー中のf-CaO量を少なくできる点で、単独で15%以上存在することが好ましい。
S量は本発明のセメントクリンカーを用いたセメント組成物(以下、単に「セメント」)の強度発現性に対して極めて重要である。この量が60%を下回るとCAおよびCAFの合計量および後述する鉄率を所定の範囲にしても良好な強度発現性を得られない。CS量は62%以上であることが好ましく、63% 以上であることが特に好ましい。なお上述したCAおよびCAFの合計量は少なくとも22%であるから、CS量の上限は78%となる。凝結の開始から終結までの時間をある程度確保するために、70%以下が好ましく、65%以下がより好ましい。
本発明のセメントクリンカーにはさらにCSが含まれていてもよい。その量は18%以下であり、3%以上であることが好ましい。長期強度を得るという観点から、特に好ましくはCS量との合計量が69%以上となる量である。
本発明のセメントクリンカーの鉄率(I.M)は1.3 以下である。鉄率が1.3を超えると、本発明のセメントクリンカーにおける他の要件を満足していても十分な強度発現性(より具体的には、例えばモルタル強さ発現)を得ることができない。さらに鉄率が1.3を超える場合、凝結開始から終結までの時間が長くなりすぎる傾向にあり、この点からも鉄率は1.3以下とする。より好ましい鉄率の範囲は1.0~1.3であり、特に好ましくは1.14~1.27である。
水硬率およびケイ酸率は特に限定されるものではないが、各種物性のバランスに優れたものとするために、水硬率は好ましくは1.8~2.2、特に好ましくは1.9~2.1 であり、またケイ酸率は好ましくは1.0~2.0、特に好ましくは1.1~1.7 である。
本発明のセメントクリンカーにおいて最も重要なことは、TiOの含有量を1.1~2.0wt%とすることである。なお、セメントクリンカー中のTiOは、JIS R 5202「ポルトランドセメントの化学分析法」やJIS R 5204「セメントの蛍光X線分析法」などに準拠した方法により測定できる。
上記組成のセメントクリンカーを一般的な原料で調整すると、該セメントクリンカーはTiOを最大でも0.3wt%程度しか含まない。そしてその場合、該セメントクリンカーから試製したセメントの色調はL値が従来のポルトランドセメントと比べて低下する。
それに対し、その機構は明らかではないが、TiOが1.1~2.0wt%となるように調整することにより、L値が上昇する。TiO含有量が増加するとセメント強度の低下が懸念されることから、より好ましいTiO含有量は、1.1~1.8wt%であり、特に好ましいTiO含有量は、1.1~1.4wt%である。
上記のようにTiOを多く含む本発明のセメントクリンカーは、TiO含有量が従来程度のセメントクリンカーに比べて明度が高く、よってセメント組成物にした際の明度も高いという特徴を有する。具体的には、セメントクリンカー100質量部、2水石こう2.2質量部、半水石こう1.8質量部を混合し、ボールミルにより、ブレーン比表面積3200cm/gとなるように粉砕すると、L値が49以上である。なお当該L値は、得られた粉末を分光色差計にて色調を測定し確認すればよい。
本発明のセメントクリンカーは、従来の一般的なポルトランドランドセメントクリンカーに比べて低温での焼成で製造できる。即ち、従来、普通ポルトランドセメントクリンカーは焼成に1450℃前後の温度を必要としたが、本発明のセメントクリンカーは1300~1400℃の温度で焼成して得ることが可能である。
本発明のセメントクリンカーを製造する方法は特に限定されることがなく、公知のセメント(クリンカー)原料を、上記各鉱物比率および係数となるように所定の割合で調製混合し、公知の方法(例えば、SPキルンやNSPキルン等)で焼成することにより容易に得ることができる。
当該セメント原料の調製混合方法も公知の方法を適宜採用すればよい。例えば、事前に廃棄物、副産物およびその他の原料(石灰石、生石灰、消石灰等のCaO源、珪石等のSiO源、粘土等のAl源、鉄源等のFe源など)の組成を測定し、これら原料中の各成分割合から上記範囲になるように各原料の調合割合を計算し、その割合で原料を調合すればよい。
なお、本発明のセメントクリンカーの製造に用いる原料は、従来セメントクリンカーの製造において使用される原料と同様なものが特に制限なく使用される。廃棄物、副産物等を利用することも、無論可能である。
本発明で使用するセメントクリンカーの製造において、廃棄物、副産物等から一種以上を使用することは、廃棄物、副産物等の有効利用を促進する観点から好ましいことである。使用可能な廃棄物・副産物をより具体的に例示すると、高炉スラグ、製鋼スラグ、非鉄鉱滓、石炭灰、下水汚泥、浄水汚泥、製紙スラッジ、建設発生土、鋳物砂、ばいじん、焼却飛灰、溶融飛灰、塩素バイパスダスト、木屑、廃白土、ボタ、廃タイヤ、貝殻、都市ごみやその焼却灰等が挙げられる(なお、これらの中には、セメント原料になるとともに熱エネルギー源となるものもある)。
特に本発明のセメントクリンカーは、CAおよびCAFというAlをその構成元素とする鉱物を多く含む。そのため、従来のセメントクリンカーに比べて、Al分の多い廃棄物・副産物をより多く使用して製造できるという利点を有する。
セメントクリンカー中のTiO含有量の調整は、上記した廃棄物、副産物や天然原料をそれぞれ分析し、所定のTiO含有量となるように各原料の配合比率を調整すればよい。なお、原料に含まれるTi成分は、酸化物(TiO)や複合酸化物、場合によりチタン合金や金属チタンといったクリンカー焼成温度では揮発性のほとんど無い形で含まれる。したがって、原料中に含まれるTi成分は全量がクリンカー中に移行するとして配合比率を決定するための計算を行えばよい。原料粉砕工程や焼成工程で揮発してクリンカー中に移行しないTi成分があることが分かっている場合には、その分を考慮に入れて計算する必要がある。
本発明のセメントクリンカーは、従来公知のセメントクリンカーと同様、石こうと共に粉砕または個別に粉砕した後、混合することにより、セメントとすることができる。当該セメントとしては、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメントが挙げられる。またポルトランドセメントとする以外にも、各種混合セメントや、土壌固化材等の固化材の構成成分として使用することも可能である。
石こうを加えてセメント組成物とする場合、使用する石こうについては、二水石こう、半水石こう、無水石こう等のセメント製造原料として公知の石こうが特に制限なく使用できる。石こうの添加量は、ポルトランドセメントの場合、そのなかのSO量が1.5~5.0質量%となるように添加することが好ましく、1.8~3質量%となるような添加量がより好ましい。上記セメントクリンカーおよび石こうの粉砕方法については、公知の技術が特に制限なく使用できる。
また、当該セメント組成物には、高炉スラグ、シリカ質混合材、フライアッシュ、炭酸カルシウム、石灰石等の混合材や粉砕助剤を適宜添加して混合粉砕するか、粉砕後に混合材と混合してもよい。また塩素バイパスダスト等を混合してもよい。
セメント組成物の粉末度は、特に制限されないが、ブレーン比表面積で2800~4500cm/gに調整されることが好ましい。
さらに必要に応じ、粉砕後に高炉スラグ、フライアッシュ等を混合し、高炉スラグセメント、フライアッシュセメント等にすることも可能である。
以下、実施例により本発明の構成および効果を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
廃棄物を含む工業原料および試薬のTiOを用いて、原料を調整し、1360℃で100分間焼成し、セメントクリンカーを得た。焼成後に得られたクリンカーの化学組成、f-CaO、ボーグ式による鉱物組成および係数・諸比率を表1に示す。このセメントクリンカー100質量部に対して2水石こう2.2質量部、半水石こう1.8質量部を混合し、ブレーン比表面積が3200±100cm/gとなるように粉砕し、各セメントを製造した。各セメントの色調、セメント凝結およびセメントペーストフローの測定結果を表3に示す。
なお、各種測定方法は以下の方法による。
(1)原料およびセメントクリンカーのTiOおよびその他化学組成の測定:JIS R 5204に準拠する蛍光X線分析法により測定した。
(2)f-CaOの測定:セメント協会標準試験方法I-01 遊離酸化カルシウムの定量方法に準拠して測定した。
(3)色調の測定 : 分光色差計により測定した。
(4)セメント凝結時間の測定:JIS R 5201に準拠する方法により測定した。
(5)セメントペーストフローの測定:JAS 15 M-103に準拠して測定し、練り混ぜ時間を3分、水/セメント比0.5、混和剤添加なし、試験温度を20℃とし、練り上がり直後のフローを測定した。
Figure 0007436249000001
Figure 0007436249000002
比較例1、2は、従来のポルトランドセメントクリンカーよりFe量が多い組成においてTiO含有量が1.1wt%未満のものであり、セメントのL値は47以下であり、一般的なポルトランドセメントよりも低い値となっている。
実施例1~3は本発明に係るものであり、従来のポルトランドセメントクリンカーよりFe量が多い組成においても、セメントのL値は49以上となっている。また、TiO含有量が従来のものに比べて高いが、セメント凝結やセメントペーストフローに影響を及ぼさないことがわかる。

Claims (5)

  1. ボーグ式により算出されたCAおよびCAFの合計量が22%以上、CS量が60%以上、鉄率(I.M.)が1.3以下であり、かつTiO含有量が1.1~2.0wt%のポルトランドセメントクリンカーであり、かつ下記の条件で調製すると、L値が49以上となる粉末を与えるポルトランドセメントクリンカー。
    粉末調製条件:ポルトランドセメントクリンカー100質量部、2水石こう2.2質量部および半水石こう1.8質量部を混合し、ボールミルを用いてブレーン比表面積が3200±100cm/gとなるように粉砕
  2. AF量が15%以上である請求項1記載のポルトランドセメントクリンカー。
  3. SおよびCSの合計量が69%以上である請求項1または2記載のセメントクリンカー。
  4. 請求項1、2または3記載のセメントクリンカーに対して石こうが加えられたセメント組成物。
  5. 更に、高炉スラグ、シリカ質混合材、フライアッシュおよび石灰石からなる群から選ばれるいずれか1種以上の混合材を含む請求項4記載のセメント組成物。
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