JP7434564B2 - 液処理装置、液供給機構、液処理方法及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

液処理装置、液供給機構、液処理方法及びコンピュータ記憶媒体 Download PDF

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Description

本開示は、液処理装置、液供給機構、液処理方法及びコンピュータ記憶媒体に関する。
特許文献1には、基板に液処理を施す基板処理部と、基板処理部に処理液を供給する処理液供給機構とを具備する液処理装置が開示されている。処理液供給機構は、基板処理部に供給する処理液の流量を制御する流量制御器を有している。また流量制御器は、処理液の通流断面積を変化させる可変オリフィスと、可変オリフィスの断面積を変化させて流量を調節する流量調節部材と、流量調節部材を上下動させるアクチュエータとを有している。
特開2010-212598号公報
本開示にかかる技術は、基板に供給する処理液の流量または圧力を調整する調整バルブにおいてパーティクルが滞留するのを抑制する。
本開示の一態様は、基板上に処理液を供給して、基板を液処理する液処理装置であって、板に処理液を吐出する吐出ノズルと、処理液を供給する処理液供給源と、前記処理液供給源に接続され、前記吐出ノズルに供給される処理液が流通する供給路が形成された処理液供給管と、前記処理液供給管に設けられ、前記供給路の開閉動作を行う調整バルブと、前記調整バルブよりも下流側の前記処理液供給管に設けられ、前記供給路の開閉動作を行う第1の開閉バルブと、前記調整バルブと第1の開閉バルブとの間の前記処理液供給管に接続され、処理液を排出する排出路が形成された処理液排出管と、前記処理液排出管に設けられ、前記排出路の開閉動作を行う第2の開閉バルブと、前記調整バルブ、前記第1の開閉バルブ及び第2の開閉バルブを制御する制御部と、を備え、前記調整バルブは、ダイヤフラムと弁体を有し、前記ダイヤフラムに対するエアの供給を制御し、前記ダイヤフラムを介して前記弁体を動作させて、前記供給路の開状態と全閉状態の開閉動作を行い、前記制御部は、前記第1の開閉バルブ及び前記第2の開閉バルブが閉状態であって、前記調整バルブが開状態である第1の状態と、前記第1の開閉バルブが閉状態であり、前記第2の開閉バルブが開状態であって、前記調整バルブが開状態と全閉状態の開閉動作を行う第2の状態と、を切り替えるように、前記調整バルブ、前記第1の開閉バルブ及び第2の開閉バルブを制御する。
本開示によれば、基板に供給する処理液の流量または圧力を調整する調整バルブにおいてパーティクルが滞留するのを抑制することができる。
本実施形態にかかる液処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。 本実施形態にかかる液処理装置の構成の概略を示す横断面図である。 本実施形態にかかる液供給機構の構成の概略を示す説明図である。 第2のレギュレータの構成の概略を示す縦断面図である。 第2のレギュレータが閉状態であることを示す説明図である。 第2のレギュレータにおけるダイヤフラムとバルブの接合部を示す縦断面図である。 本実施形態の効果を説明するための実験結果を示す説明図である。 他の実施形態にかかる液供給機構の構成の概略を示す説明図である。
半導体デバイスの製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程では、例えば半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)の表面にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、レジスト膜を所望のパターンに露光する露光処理、露光されたレジスト膜を現像する現像処理等の一連の処理が順次行われ、ウェハ上に所望のレジストパターンが形成される。
レジスト液や現像液等の処理液をウェハに供給して液処理を行う装置には、例えば特許文献1に開示された液処理装置が用いられる。そして、この液処理装置の流量制御器(調整バルブ)には、アクチュエータによって処理液の通流断面積を可変制御可能な、いわゆる直動式のレギュレータが用いられている。
また、流量制御器には、直動式のレギュレータの他、パイロット式のレギュレータが用いられることもある。パイロット式のレギュレータは、駆動エアの圧力によって上下動するダイヤフラムと、処理液の供給路断面積を変化させる弁体とを有している。そして、ダイヤフラムを介して弁体を動作させ、処理液の供給路断面積を変化させることにより、処理液の流量を制御する。
ここで、流量制御器としてパイロット式レギュレータを用いる場合、その構造上、特にダイヤフラムとバルブの接合部にパーティクル(異物)が滞留しやすい。しかもこの構造は、レギュレータの可動性能に影響するため、変更するのは困難である。また、液処理装置においてレギュレータは、流量変動を抑制するため、パーティクルを除去するフィルタの下流側の処理液供給路に設けられており、レギュレータの清浄度がウェハに直接影響する可能性が高い。
なお、パーティクルの発生要因は種々あるが、例えばレギュレータの初期状態ですでにパーティクルが存在している場合もあれば、処理液中にパーティクルが含まれている場合もある。
しかしながら、従来、パイロット式レギュレータの内部のパーティクルを除去するには、通常の処理液のディスペンス(吐出)を繰り返す方法のみが行われ、かかる場合、パーティクルを完全に除去するには至らない。そして、レギュレータの内部にパーティクルが滞留すると、あるタイミングでパーティクルがレギュレータから処理液中に流出し、ウェハに供給されるおそれがある。したがって、従来のレギュレータの洗浄方法では、レギュレータの清浄度が不安定となり、改善の余地がある。
本開示にかかる技術は、基板に供給する処理液の流量または圧力を調整する調整バルブにおいてパーティクルが滞留するのを抑制する。以下、本実施形態にかかる液処理装置及び液供給方法について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<液処理装置>
先ず、本実施形態にかかる液処理装置1について説明する。液処理装置1では、基板としてのウェハWに処理液を供給して、当該ウェハWに対して液処理を行う。図1は、液処理装置1の構成の概略を示す縦断面図である。図2は、液処理装置1の構成の概略を示す横断面図である。
液処理装置1は、内部を閉鎖可能な処理容器10を有している。処理容器10の側面には、ウェハWの搬入出口11が形成され、搬入出口11には、開閉シャッタ12が設けられている。
処理容器10内の中央部には、ウェハWを保持して回転させる基板保持部としてのスピンチャック20が設けられている。スピンチャック20は、水平な上面を有し、当該上面には、例えばウェハWを吸引する吸引口(図示せず)が設けられている。この吸引口からの吸引により、ウェハWをスピンチャック20上に吸着保持できる。
スピンチャック20は、例えばモータなどを備えたチャック駆動機構21を有し、そのチャック駆動機構21により所望の速度に回転できる。また、チャック駆動機構21には、シリンダなどの昇降駆動源が設けられており、スピンチャック20は上下動可能である。
スピンチャック20の周囲には、ウェハWから飛散又は落下する液体を受け止め、回収するカップ22が設けられている。カップ22の下面には、回収した液体を排出する排出管23と、カップ22内の雰囲気を排気する排気管24が接続されている。
カップ22のY軸方向負方向側には、X軸方向に沿って延伸するレール30が形成されている。レール30は、例えばカップ22のX軸方向負方向側の外方からX軸方向正方向側の外方まで形成されている。レール30には、アーム31が取り付けられている。
アーム31には、処理液を吐出する吐出ノズル32が支持されている。アーム31はノズル駆動部33により、レール30上を移動自在である。これにより、吐出ノズル32は、カップ22のX軸方向正方向側の外方に設置された待機部34からカップ22内のウェハWの中心部上方まで移動でき、さらに当該ウェハWの表面上をウェハWの径方向に移動できる。また、アーム31は、ノズル駆動部33によって昇降自在であり、吐出ノズル32の高さを調節できる。吐出ノズル32は、処理液を供給する液供給機構40に接続されている。なお、液供給機構40の構成の詳細については後述する。
以上の液処理装置1には、図1に示すように制御部50が設けられている。制御部50は、例えばCPUやメモリ等を備えたコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、液処理装置1におけるウェハWの液処理を制御するプログラムが格納されている。なお、上記プログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体Hに記録されていたものであって、当該記憶媒体Hから制御部50にインストールされたものであってもよい。
<液処理方法>
次に、以上のように構成された液処理装置1を用いて行われるウェハWの液処理方法について説明する。液処理装置1では、ウェハWが搬入される前、吐出ノズル32は待機部34で待機している。
液処理装置1にウェハWが搬入されると、スピンチャック20の上面でウェハWを吸着保持する。次に、吐出ノズル32をウェハWの中心部の上方に移動させた後、ウェハWを回転させながら、吐出ノズル32からウェハWの中心部に処理液を吐出する。この際、液供給機構40から吐出ノズル32に処理液が供給される。そして、ウェハW上の処理液はウェハ全面に拡散して、当該ウェハWが液処理される。液処理が行われたウェハWは、液処理装置1から搬出される。
<液供給機構>
次に、液供給機構40の構成について説明する。図3は、液供給機構40の構成の概略を示す説明図である。
液供給機構40は、処理液を内部に貯留し、吐出ノズル32に処理液を供給する処理液供給源100と、処理液供給源100と吐出ノズル32とを接続する処理液供給管101とを備える。処理液供給管101の内部には、処理液が流通する供給路が形成されている。
なお、本実施形態では、複数の液処理装置1の液供給機構40において、1つの処理液供給源100が共通に設けられている。そして、1つの処理液供給源100に複数の処理液供給管101が接続され、各処理液供給管101が各吐出ノズル32に接続されている。
処理液供給管101には、上流側から順に、第1のレギュレータ102、圧力計103、フィルタ104、調整バルブとしての第2のレギュレータ105、流量検出部106、第1の開閉バルブ107が配設されている。
第1のレギュレータ102は、処理液供給管101の内部を流通する処理液の圧力を調整する。第1のレギュレータ102の種類は特に限定されないが、例えば公知のレギュレータが用いられる。
圧力計103は、第1のレギュレータ102で調圧された処理液の圧力を計測する。
フィルタ104は、処理液中のパーティクルを捕集して除去する。フィルタ104の上部には、処理液中に発生した気体(気泡)を排気するドレイン管(図示せず)が設けられていてもよい。
第2のレギュレータ105は、処理液供給管101の内部を流通する処理液の流量を調整する。第2のレギュレータ105の構成の詳細については後述する。
第2のレギュレータ105には、後述するように第2のレギュレータ105のエア供給部133にエアを供給するエア供給管110が接続されている。エア供給管110は、エアを内部に貯留するエア供給源111に連通している。また、エア供給管110には、エアの供給を制御するバルブ112が設けられている。バルブ112は、エア供給管110の内部におけるエアの供給路を開閉する。
流量検出部106は、第2のレギュレータ105で流量が調整された処理液の当該流量を測定する。
第1の開閉バルブ107は、処理液供給管101の内部における処理液の供給路を開閉する。第1の開閉バルブ107には、例えばエアオペレートバルブ(Air Operated Valve)が用いられる。
第2のレギュレータ105と流量検出部106との間の処理液供給管101には、処理液を排出する排出路が形成された処理液排出管120が接続されている。各液供給機構40の処理液排出管120は合流し、排液タンク(図示せず)に接続される。
処理液排出管120には、合流前において、第2の開閉バルブ121が設けられている。第2の開閉バルブ121は、処理液排出管120の内部における処理液の排出路を開閉する。第2の開閉バルブ121には、例えばエアオペレートバルブが用いられる。
<第2のレギュレータ>
次に、第2のレギュレータ105の構成について説明する。図4は、第2のレギュレータ105の構成の概略を示す縦断面である。
第2のレギュレータ105は、本体部130、2つのソケット131、132、エア供給部133、ダイヤフラム134、弁体としてのバルブ135、及びバネ136を有している。
本体部130は、第1のソケット131を介して、上流側の処理液供給管101に接続されている。また本体部130は、第2のソケット132を介して、下流側の処理液供給管101に接続されている。すなわち、上流側から順に、処理液供給管101、第1のソケット131、本体部130、第2のソケット132、処理液供給管101が接続されている。また、これら処理液供給管101、第1のソケット131、本体部130、第2のソケット132、処理液供給管101の内部は連通し、処理液の供給路140が形成されている。
なお、本体部130の内部の供給路140は、当該本体部130の内部に形成された開口部141を通る。以下の説明においては、本体部130の内部の供給路140において、開口部141の上流側を供給路140aといい、下流側を供給路140bという場合がある。
エア供給部133は、本体部130の上方に設けられている。エア供給部133には上述したエア供給管110が接続され、エア供給源111の内部のエアがエア供給部133に供給されるようになっている。エア供給部133は、ダイヤフラム134に対して、所望の圧力でエア(以下、「駆動エア」という。)を供給可能に構成されている。なお、エア供給部133の構成は任意であり、設計者が適宜構成することができる。
ダイヤフラム134は、本体部130の内部において、開口部141の上方であってエア供給部133側に設けられている。ダイヤフラム134の下面側には、処理液の供給路140、より詳細には供給路140bが形成される。そして、ダイヤフラム134は、エア供給部133から供給された駆動エアによって、上下動自在に構成されている。
バルブ135は、本体部130の内部において、ダイヤフラム134の下方に設けられている。バルブ135は、開口部141を挿通するように上下方向に延伸している。すなわち、バルブ135は、開口部141を介して、上流側の供給路140aと下流側の供給路140bに亘って設けられている。
バルブ135の下部内部には、複数のバネ136が設けられている。バネ136は、バルブ135を上方に付勢する。
バルブ135の側面には、バルブ本体から突出した突出部135aが形成されている。突出部135aは、開口部141の下方、すなわち供給路140a側に設けられている。また、突出部135aの上面は、側面視において、上方から下方に向けて幅が大きくなるように傾斜している。
バルブ135は、バネ136によって上方に付勢されている。また、駆動エアによってダイヤフラム134が上下動するに伴い、バルブ135も上下動する。そして、例えば図4に示すように、突出部135aが開口部141の下方に位置し、当該開口部141とバルブ135との間に隙間が生じている場合、供給路140が開状態となり、処理液が流通する。一方、例えば図5に示すように、開口部141とバルブ135との間の隙間が無くなる場合、供給路140が閉状態となり、処理液の流通が遮断される。このように、バルブ135は供給路140の開閉動作を行う。
バルブ135による供給路140の開閉動作について、より詳細に説明する。開口部141における供給路140の開閉状態は、駆動エアによるダイヤフラム134の押下圧力P1、バネ136によるバルブ135の押上圧力P2、供給路140を流通する処理液の圧力P3によって制御される。駆動エアの押下圧力P1は下方に作用する圧力であり、バネ136の押上圧力P2と処理液の圧力P3はそれぞれ上方に作用する圧力である。そして、これら駆動エアの押下圧力P1、バネ136の押上圧力P2、及び処理液の圧力P3のバランスをとって、供給路140の開閉状態を制御する。
図4に示すように、ダイヤフラム134の下面には凹部134aが形成され、バルブ135の上端には凸部135bが形成されている。図6に示すように、凹部134aと凸部135bはそれぞれ適合する形状を有し、凹部134aに凸部135bが嵌め込まれることで、ダイヤフラム134とバルブ135の接合部142が形成される。このようにダイヤフラム134とバルブ135が接合部142で接合されることで、バルブ135が上下動する際に、ダイヤフラム134に対して水平方向に軸ずれすることが抑制される。
<第2のレギュレータの洗浄方法>
次に、第2のレギュレータ105の洗浄方法について説明する。
第2のレギュレータ105において、ダイヤフラム134とバルブ135は、凹部134aと凸部135bの接合部142で接合されている。これら凹部134aと凸部135bは接着されているわけではなく、僅かな隙間が存在する。かかる場合、接合部142における隙間にパーティクルが滞留しやすく、一旦パーティクルが滞留すると除去しにくい。なお、パーティクルの発生要因は、上述したとおり種々ある。
しかしながら、従来、この第2のレギュレータ105の内部のパーティクル、特に接合部142のパーティクルを除去するには、通常の処理液のディスペンス(以下、「通常ディスペンス」という。)を繰り返す方法のみが行われ、かかる場合、パーティクルを完全に除去するには至らない。そして、第2のレギュレータ105の内部にパーティクルが滞留すると、あるタイミングでパーティクルが第2のレギュレータ105から処理液中に流出し、ウェハWに供給されるおそれがある。したがって、従来の洗浄方法では、第2のレギュレータ105の清浄度が不安定であった。また、従来の洗浄方法では、清浄度が悪化した第2のレギュレータ105を正常状態に戻すには、時間がかかる。
ここで、通常ディスペンスとは、第2のレギュレータ105のバルブ135によって処理液の供給路140の開度を調整し、さらに第1の開閉バルブ107を開状態にして、吐出ノズル32から処理液を吐出する状態をいう。具体的には、エア供給部133によってダイヤフラム134に駆動エアを一定の押下圧力で供給し、ダイヤフラム134を介してバルブ135を動作させることで、供給路140の開度を調整する。そして、吐出ノズル32から処理液を吐出すると、処理液の圧力が小さくなるため、ダイヤフラム134を押し下げる圧力が大きくなる。そうすると、供給路140の開状態が大きくなる。但し、通常ディスペンスにおける処理液の圧力変動の範囲は小さく、ダイヤフラム134とバルブ135の上下動のストローク(可動範囲)も微小である。このため、接合部142に滞留するパーティクルが排出され難く、当該パーティクルを完全に除去するには至らない。
この点、本実施形態における第2のレギュレータ105の洗浄(以下、「レギュレータ洗浄」という。)では、バルブ112の開閉を制御して、エア供給部133による駆動エアの供給及び停止を行う。この際、駆動エアを供給する際の圧力は、処理液の流量の仕様によって設定されるが、例えば0.15MPaである。
かかる場合、駆動エアによってダイヤフラム134とバルブ135が上下動するので、そのストロークを大きくすることができる。そうすると、接合部142においてダイヤフラム134とバルブ135が近接及び離間する動きが大きくなるので、接合部142に滞留するパーティクルを適切に排出して除去することができる。その結果、第2のレギュレータ105の清浄度を安定させることができる。また、清浄度が悪化した第2のレギュレータ105を正常状態に戻すのを、短時間で行うことも可能となる。
なお、レギュレータ洗浄において、駆動エアの供給及び停止は繰り返し行うのが好ましいが、その繰り返し回数は限定されるものではない。また、駆動エアの供給及び停止は、1回のみ行ってもよい。
次に、本実施形態における第2のレギュレータ105の洗浄方法を行った場合の効果について説明する。本発明者らは、この効果を検証するため、実験を行った。図7は、実験結果を示す説明図である。
本実験では、実施例として本実施形態のレギュレータ洗浄を行い、比較例として通常ディスペンスを行った。そして、レギュレータ洗浄と通常ディスペンスをそれぞれ行った後、吐出ノズル32から吐出される処理液中のパーティクルの数、具体的には径20nm以上のパーティクルの数を測定した。図7の横軸はバルブ135の駆動回数を示し、縦軸はパーティクルの数を示す。レギュレータ洗浄(バルブ135のフルストローク駆動)におけるバルブ135の駆動回数は、エア供給部133による駆動エアの供給及び停止の回数である。通常ディスペンス(通常のバルブ135の駆動)におけるバルブ135の駆動回数は、第1の開閉バルブ107の開閉動作の回数である。
図7を参照すると、通常ディスペンスの場合、バルブ135の駆動回数を上げても、パーティクルの数は約3600個程度で変わらない。
一方、レギュレータ洗浄の場合、1回目でパーティクルの数が急増する。これは、1回目の駆動エアの供給及び停止によって、ダイヤフラム134とバルブ135のストロークが大きくなり、第2のレギュレータ105に滞留するパーティクルが一気に排出されたことを示している。換言すれば、第2のレギュレータ105の清浄度の不安定要因が解消されたことを示している。そして、駆動エアの供給及び停止を繰り返すことによって、パーティクルの数はゼロに近づく。
したがって、かかる実験結果からも、本実施形態における第2のレギュレータ105の洗浄方法によれば、第2のレギュレータ105の清浄度を安定させることができるという効果が得られた。
次に、第2のレギュレータ105の定期的な洗浄方法について、より具体的に説明する。かかる定期洗浄は、ウェハWに液処理が行われていない間、すなわち吐出ノズル32からウェハWに処理液が供給されていない状態で行われる。
(ステップS1:第1の状態)
ステップS1は、吐出ノズル32が待機部34に待機している状態である。ステップS1では、第1の開閉バルブ107及び第2の開閉バルブ121をそれぞれ閉状態とし、かつ第2のレギュレータ105を開状態とする。
(ステップS2:第2の状態)
ステップS2は、第2のレギュレータ105の洗浄、上述したレギュレータ洗浄を行う。ステップS2では、第1の開閉バルブ107を閉状態とし、第2の開閉バルブ121を開状態とする。さらに、上述したように駆動エアの供給及び停止を繰り返し行い、第2のレギュレータ105が開状態と全閉状態の開閉動作を行うようにする。そうすると、ダイヤフラム134とバルブ135のストロークを大きくすることができ、その結果、接合部142に滞留するパーティクルを適切に排出して除去することができる。したがって、第2のレギュレータ105の清浄度を安定させることができる。
また、ステップS2では、レギュレータ洗浄が行われた後の、パーティクルを含む処理液は、処理液排出管120から排出される。かかる場合、第1の開閉バルブ107より下流側にパーティクルが流出しないので、当該下流側の洗浄を省略することができる。
以上のように、ステップS1とステップS2を行って、第2のレギュレータ105の定期洗浄が完了する。
なお、第2のレギュレータ105の定期洗浄におけるステップS2は、ウェハWの処理枚数に基づいて設定されるタイミングで行われてもよい。例えば、ロット単位で複数のウェハWに液処理を行った後、ステップS2のレギュレータ洗浄を行ってもよい。あるいは、1枚のウェハWに液処理を行うごとに、ステップS2のレギュレータ洗浄を行ってもよい。
また、ステップS2は、ウェハWの液処理が終了してからの経過時間に基づいて設定されるタイミングで行われてもよい。例えば、1枚目のウェハWの液処理が行われてから、予め定められた時間が経過した後、ステップS2のレギュレータ洗浄を行ってもよい。
<液供給機構の他の実施形態>
次に、他の実施形態にかかる液供給機構200について説明する。図8は、液供給機構200の構成の概略を示す説明図である。
液供給機構200は、上記実施形態の液供給機構40において、処理液排出管120及び第2の開閉バルブ121を省略したものである。液供給機構200の他の構成は、液供給機構40の構成と同様である。
次に、液供給機構200における第2のレギュレータ105の定期的な洗浄方法について説明する。
(ステップT1:第1の状態)
ステップT1は、吐出ノズル32が待機部34に待機している状態である。ステップT1では、第1の開閉バルブ107を閉状態とし、かつ第2のレギュレータ105を開状態とする。
(ステップT2:第2の状態)
ステップT2は、第2のレギュレータ105の洗浄、上述したレギュレータ洗浄を行う。ステップT2では、第1の開閉バルブ107を開状態とする。さらに、上述したように駆動エアの供給及び停止を繰り返し行い、第2のレギュレータ105が開状態と全閉状態の開閉動作を行うようにする。かかる場合、上記実施形態のステップS2と同様に、ダイヤフラム134とバルブ135のストロークを大きくすることができ、その結果、接合部142に滞留するパーティクルを適切に排出して除去することができる。
また、ステップT2では、レギュレータ洗浄が行われた後の、パーティクルを含む処理液は、吐出ノズル32から排出される。吐出ノズル32は待機部34に待機しており、いわゆる処理液のダミーディスペンスが行われる。そして、待機部34において、パーティクルを含む処理液が回収され廃棄される。
以上のように、ステップT1とステップT2を行って、第2のレギュレータ105の定期洗浄が完了する。
なお、本実施形態のステップT2は、吐出ノズル32が待機部34に待機している間に行われたが、スピンチャック20に保持されたウェハWの上方に吐出ノズル32が位置している状態で行われてもよい。具体的には、例えば吐出ノズル32からウェハWに処理液を吐出し始めた際に、ステップT2を行う。ステップT2が完了した後、第2のレギュレータ105ではダイヤフラム134に対して駆動エアを所望の押下圧力で供給し、当該第2のレギュレータ105を所望の開状態にする。そして、吐出ノズル32からウェハWに処理液が供給され、当該ウェハWに液処理が行われる。
かかる場合、ウェハWの液処理ごとに枚葉でステップT2のレギュレータ洗浄が行われるため、常に第2のレギュレータ105の清浄度を維持することができる。
なお、本実施形態では、第2のレギュレータ105を処理液の流量を調整するために用いたが、これに限ることはなく、第2のレギュレータ105を処理液の圧力を調整する(例えば、圧力変動の抑制)ために用いてもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
1 液処理装置
20 スピンチャック
32 吐出ノズル
50 制御部
100 処理液供給源
101 処理液供給管
105 第2のレギュレータ
134 ダイヤフラム
135 バルブ
140 供給路
W ウェハ

Claims (17)

  1. 基板上に処理液を供給して、基板を液処理する液処理装置であって、
    板に処理液を吐出する吐出ノズルと、
    処理液を供給する処理液供給源と、
    前記処理液供給源に接続され、前記吐出ノズルに供給される処理液が流通する供給路が形成された処理液供給管と、
    前記処理液供給管に設けられ、前記供給路の開閉動作を行う調整バルブと、
    前記調整バルブよりも下流側の前記処理液供給管に設けられ、前記供給路の開閉動作を行う第1の開閉バルブと、
    前記調整バルブと第1の開閉バルブとの間の前記処理液供給管に接続され、処理液を排出する排出路が形成された処理液排出管と、
    前記処理液排出管に設けられ、前記排出路の開閉動作を行う第2の開閉バルブと、前記調整バルブ、前記第1の開閉バルブ及び第2の開閉バルブを制御する制御部と、を備え、
    前記調整バルブは、ダイヤフラムと弁体を有し、前記ダイヤフラムに対するエアの供給を制御し、前記ダイヤフラムを介して前記弁体を動作させて、前記供給路の開状態と全閉状態の開閉動作を行い、
    前記制御部は、
    前記第1の開閉バルブ及び前記第2の開閉バルブが閉状態であって、前記調整バルブが開状態である第1の状態と、
    前記第1の開閉バルブが閉状態であり、前記第2の開閉バルブが開状態であって、前記調整バルブが開状態と全閉状態の開閉動作を行う第2の状態と、を切り替えるように、前記調整バルブ、前記第1の開閉バルブ及び第2の開閉バルブを制御する、液処理装置。
  2. 前記処理液排出管は、前記液処理装置とは異なる他の装置に設けられた排液管と合流する、請求項に記載の液処理装置。
  3. 基板上に処理液を供給して、基板を液処理する液処理装置であって、
    板に処理液を吐出する吐出ノズルと、
    処理液を供給する処理液供給源と、
    前記処理液供給源に接続され、前記吐出ノズルに供給される処理液が流通する供給路が形成された処理液供給管と、
    前記処理液供給管に設けられ、前記供給路の開閉動作を行う調整バルブと、
    前記調整バルブよりも下流側の前記処理液供給管に設けられ、前記供給路の開閉動作を行う開閉バルブと、
    前記調整バルブ及び前記開閉バルブを制御する制御部と、を備え、
    前記調整バルブは、ダイヤフラムと弁体を有し、前記ダイヤフラムに対するエアの供給を制御し、前記ダイヤフラムを介して前記弁体を動作させて、前記供給路の開状態と全閉状態の開閉動作を行い、
    前記制御部は、
    前記開閉バルブが閉状態であって、前記調整バルブが開状態である第1の状態と、
    前記開閉バルブが開状態であって、前記調整バルブが開状態と全閉状態の開閉動作を行う第2の状態と、を切り替えるように、前記調整バルブ及び前記開閉バルブを制御する、液処理装置。
  4. 前記制御部は、前記第2の状態が、前記吐出ノズルから基板に処理液を供給中に行われるように、前記吐出ノズルを制御する、請求項に記載の液処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第2の状態が、待機位置に前記吐出ノズルが待機している状態で行われるように、前記吐出ノズルを制御する、請求項のいずれか一項に記載の液処理装置。
  6. 前記制御部は、前記第2の状態において、前記調整バルブの開閉動作が複数回行われるように、前記調整バルブを制御する、請求項のいずれか一項に記載の液処理装置。
  7. 前記制御部は、前記第2の状態が、基板の処理枚数又は基板の処理が終了してからの経過時間に基づいて設定されるタイミングで行われるように制御する、請求項のいずれか一項に記載の液処理装置。
  8. 前記調整バルブよりも上流側の前記処理液供給管に設けられ、処理液中の異物を除去するフィルタを備える、請求項1~のいずれか一項に記載の液処理装置。
  9. 前記ダイヤフラムには凹部が形成され、
    前記弁体には、前記凹部に適合する形状を有する凸部が形成されている、請求項1~のいずれか一項に記載の液処理装置。
  10. 基板に処理液を吐出する吐出ノズルに対し、当該処理液を供給する液供給機構であって、
    処理液を供給する処理液供給源と、
    前記処理液供給源に接続され、前記吐出ノズルに供給される処理液が流通する供給路が形成された処理液供給管と、
    前記処理液供給管に設けられ、前記供給路の開閉動作を行う調整バルブと、
    前記調整バルブよりも下流側の前記処理液供給管に設けられ、前記供給路の開閉動作を行う第1の開閉バルブと、
    前記調整バルブと第1の開閉バルブとの間の前記処理液供給管に接続され、処理液を排出する排出路が形成された処理液排出管と、
    前記処理液排出管に設けられ、前記排出路の開閉動作を行う第2の開閉バルブと、前記調整バルブ、前記第1の開閉バルブ及び第2の開閉バルブを制御する制御部と、を備え、
    前記調整バルブは、ダイヤフラムと弁体を有し、前記ダイヤフラムに対するエアの供給を制御し、前記ダイヤフラムを介して前記弁体を動作させて、前記供給路の開状態と全閉状態の開閉動作を行い、
    前記制御部は、
    前記第1の開閉バルブ及び前記第2の開閉バルブが閉状態であって、前記調整バルブが開状態である第1の状態と、
    前記第1の開閉バルブが閉状態であり、前記第2の開閉バルブが開状態であって、前記調整バルブが開状態と全閉状態の開閉動作を行う第2の状態と、を切り替えるように、前記調整バルブ、前記第1の開閉バルブ及び第2の開閉バルブを制御する、液供給機構。
  11. 基板に処理液を吐出する吐出ノズルに対し、当該処理液を供給する液供給機構であって、
    処理液を供給する処理液供給源と、
    前記処理液供給源に接続され、前記吐出ノズルに供給される処理液が流通する供給路が形成された処理液供給管と、
    前記処理液供給管に設けられ、前記供給路の開閉動作を行う調整バルブと、
    前記調整バルブよりも下流側の前記処理液供給管に設けられ、前記供給路の開閉動作を行う開閉バルブと、
    前記調整バルブ及び前記開閉バルブを制御する制御部と、を備え、
    前記調整バルブは、ダイヤフラムと弁体を有し、前記ダイヤフラムに対するエアの供給を制御し、前記ダイヤフラムを介して前記弁体を動作させて、前記供給路の開状態と全閉状態の開閉動作を行い、
    前記制御部は、
    前記開閉バルブが閉状態であって、前記調整バルブが開状態である第1の状態と、
    前記開閉バルブが開状態であって、前記調整バルブが開状態と全閉状態の開閉動作を行う第2の状態と、を切り替えるように、前記調整バルブ及び前記開閉バルブを制御する、液供給機構。
  12. 液処理装置を用いて、基板上に処理液を供給し、基板を液処理する液処理方法であって、
    前記液処理装置は、
    板に処理液を吐出する吐出ノズルと、
    処理液を供給する処理液供給源と、
    前記処理液供給源に接続され、前記吐出ノズルに供給される処理液が流通する供給路が形成された処理液供給管と、
    前記処理液供給管に設けられ、ダイヤフラムと弁体を有し、前記供給路の開閉動作を行う調整バルブと
    前記調整バルブよりも下流側の前記処理液供給管に設けられ、前記供給路の開閉動作を行う第1の開閉バルブと、
    前記調整バルブと第1の開閉バルブとの間の前記処理液供給管に接続され、処理液を排出する排出路が形成された処理液排出管と、
    前記処理液排出管に設けられ、前記排出路の開閉動作を行う第2の開閉バルブと、を備え、
    前記液処理方法では、
    前記ダイヤフラムに対するエアの供給を制御し、前記ダイヤフラムを介して前記弁体を動作させて、前記供給路の開状態と全閉状態の開閉動作を行い、調整バルブを洗浄し、
    前記液処理方法は、
    (a)前記第1の開閉バルブ及び前記第2の開閉バルブが閉状態であって、前記調整バルブが開状態である工程と、
    (b)前記第1の開閉バルブが閉状態であり、前記第2の開閉バルブが開状態であって、前記調整バルブが開状態と全閉状態の開閉動作を行う工程と、含む、液処理方法。
  13. 液処理装置を用いて、基板上に処理液を供給し、基板を液処理する液処理方法であって、
    前記液処理装置は、
    板に処理液を吐出する吐出ノズルと、
    処理液を供給する処理液供給源と、
    前記処理液供給源に接続され、前記吐出ノズルに供給される処理液が流通する供給路が形成された処理液供給管と、
    前記処理液供給管に設けられ、ダイヤフラムと弁体を有し、前記供給路の開閉動作を行う調整バルブと
    前記調整バルブよりも下流側の前記処理液供給管に設けられ、前記供給路の開閉動作を行う開閉バルブと、を備え、
    前記液処理方法では、
    前記ダイヤフラムに対するエアの供給を制御し、前記ダイヤフラムを介して前記弁体を動作させて、前記供給路の開状態と全閉状態の開閉動作を行い、調整バルブを洗浄し、
    前記液処理方法は、
    (a)前記開閉バルブが閉状態であって、前記調整バルブが開状態である工程と、
    (b)前記開閉バルブが開状態であって、前記調整バルブが開状態と全閉状態の開閉動作を行う工程と、を含む、液処理方法。
  14. 前記(b)工程は、前記吐出ノズルから基板に処理液を供給中に行われる、請求項13に記載の液処理方法。
  15. 前記(b)工程は、待機位置に前記吐出ノズルが待機している状態で行われる、請求項1214のいずれか一項に記載の液処理方法。
  16. 前記(b)工程において、前記調整バルブの開閉動作が複数回行われる、請求項1215のいずれか一項に記載の液処理方法。
  17. 基板上に処理液を供給して、基板を液処理する液処理方法を液処理装置によって実行させるように、当該液処理装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体であって、
    前記液処理装置は、
    板に処理液を吐出する吐出ノズルと、
    処理液を供給する処理液供給源と、
    前記処理液供給源に接続され、前記吐出ノズルに供給される処理液が流通する供給路が形成された処理液供給管と、
    前記処理液供給管に設けられ、ダイヤフラムと弁体を有し、前記供給路の開閉動作を行う調整バルブと
    前記調整バルブよりも下流側の前記処理液供給管に設けられ、前記供給路の開閉動作を行う第1の開閉バルブと、
    前記調整バルブと第1の開閉バルブとの間の前記処理液供給管に接続され、処理液を排出する排出路が形成された処理液排出管と、
    前記処理液排出管に設けられ、前記排出路の開閉動作を行う第2の開閉バルブと、を備え、
    前記液処理方法では、
    前記ダイヤフラムに対するエアの供給を制御し、前記ダイヤフラムを介して前記弁体を動作させて、前記供給路の開状態と全閉状態の開閉動作を行い、調整バルブを洗浄し、
    前記液処理方法は、
    (a)前記第1の開閉バルブ及び前記第2の開閉バルブが閉状態であって、前記調整バルブが開状態である工程と、
    (b)前記第1の開閉バルブが閉状態であり、前記第2の開閉バルブが開状態であって、前記調整バルブが開状態と全閉状態の開閉動作を行う工程と、含む、コンピュータ記憶媒体。
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