JP7430071B2 - 移動足場、移動足場システム、及び移動足場システムの設置方法 - Google Patents
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Description
図1~図4を用いて、本発明の実施形態に係る移動足場及び移動足場システムの構成について説明する。橋梁として箱桁橋B1を例示し、その箱桁橋B1の横締めPC鋼材のシースにグラウトを再注入するための足場として移動足場システム1を構築する場合を例示して説明する。
この移動足場2は、図1~図4に示すように、平面視長矩形状の作業床20と、この作業床20の周囲に取り付けられた落下防止用の移動足場手摺21と、箱桁橋B1の下面に固定支持されたレール22と、このレール22上を走行自在なギアトロリー23など、から構成されている。
昇降足場3は、地上から箱桁橋B1の床版S1下に向け組み立てられた一般的な枠組足場からなり、図示しない昇降用の仮設階段が設置された昇降用の足場である。勿論、この昇降足場3は、枠組足場に限られず、単管足場などの他の仮設足場とすることもできる。但し、枠組足場は、強度が高く、組立作業が容易で短時間で設置できるため、他の仮設足場と比べて好ましい。
連絡通路4は、単管パイプと鋼製足場板などからなる仮設足場で主に構成されている。この連絡通路4は、図2,4等に示すように、フラットバー40で箱桁橋B1の床版S1の下面に固定されて吊り下げ支持されている。
次に、図5~図10を用いて、本発明の実施形態に係る移動足場システムの設置方法について説明する。箱桁橋B1の横締めPC鋼材のシースにグラウトを再注入するための足場として前述の移動足場システム1を設置する場合を例示して説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る移動足場システム設置方法の移動足場レール組立工程を示す工程説明図であり、(a)が側面図、(b)が平面図、(c)が断面図である。図5に示すように、先ず、本実施形態に係る移動足場システムの設置方法では、前述の移動足場2のレール22を箱桁橋B1の床版S1の下面に組み立てて設置する移動足場レール組立工程を行う。
図6は、移動足場システム設置方法の移動足場組立工程を示す工程説明図であり、(a)が側面図、(b)が平面図、(c)が断面図である。次に、本実施形態に係る移動足場システムの設置方法では、前工程で設置したレール22及びギアトロリー23に吊り下げ支持される作業床20を組み立てて移動足場2を完成させる移動足場組立工程を行う。
図7は、移動足場システム設置方法のグラウト再注入工程を示す工程説明図であり、(a)が側面図、(b)が平面図、(c)が断面図である。次に、本実施形態に係る移動足場システムの設置方法では、前工程で設置した移動足場2を用いて、箱桁橋B1の横締めPC鋼材のシースにグラウトを再注入するグラウト再注入工程を行う。
図8は、移動足場システム設置方法の連絡通路組立増設工程を示す工程説明図であり、(a)が側面図、(b)が平面図、(c)が断面図である。次に、本実施形態に係る移動足場システムの設置方法では、前述の連絡通路4を組み立てる連絡通路組立工程を行う。
図9は、移動足場システム設置方法のレール増設工程を示す工程説明図であり、(a)が側面図、(b)が平面図、(c)が断面図である。次に、本実施形態に係る移動足場システムの設置方法では、移動足場レール組立工程で設置したレール22を増設して延長するレール増設工程を行う。
図10は、移動足場システム設置方法のレール付替工程を示す工程説明図であり、(a)が側面図、(b)が平面図、(c)が断面図である。次に、本実施形態に係る移動足場システムの設置方法では、レール増設工程で増設する前のレール22を取り外し、レール増設工程で増設したレール22の先に付け替えて延長するレール付替工程を行う。
その後、図8に示したのと同様に、連絡通路4を組み立てて移動足場2の進行方向に増設する連絡通路増設工程を行う。このとき、連絡通路4は、図4に示すように、揺れを防ぐことができる所定間隔ごとに、図4(b)に示す壁つなぎ部材42により、連絡通路手摺41が箱桁橋B1の箱桁BKの側面に固定して行く。このため、連絡通路4が延伸して長くなっても、連絡通路4が揺れることを防止することができる。
2:移動足場
20:作業床
21:移動足場手摺
21a:手摺支柱
21b:手摺
22:レール
23:ギアトロリー
24:板材
25:隙間塞ぎ部材
25a:ローラ部材
25b:ばね材
26:揺れ防止部材
26a:棒材
26b:自在ローラ
26c:球体
3:昇降足場
4:連絡通路
40:フラットバー
41:連絡通路手摺
42:壁つなぎ部材
42a:棒材
42b:クランプ
B1:箱桁橋
S1:床版
BK:箱桁
BC:(橋梁用)高所作業車
PF:プラットフォーム
Claims (9)
- 橋梁の下面に固定支持されたレールに吊下げられて、当該レール上を横移動自在に構成された移動足場であって、
作業床と、この作業床の周囲に取り付けられた落下防止用の移動足場手摺と、を備え、
開口部に接する移動足場手摺の端部には、先端にローラ部材及びスライド部材のいずれか一方又は両方を有し、ばね材により突没自在に構成された隙間塞ぎ部材が設けられていること
を特徴とする移動足場。 - 前記作業床の長手方向の端部には、上方へ延びる揺れ防止部材が取り付けられており、
この揺れ防止部材の先端には、球体を有する自在ローラが設けられていること
を特徴とする請求項1に記載の移動足場。 - 橋梁の下面に固定支持されたレールに吊下げられて、当該レール上を横移動自在に構成された移動足場と、この移動足場に乗り込むための連絡通路と、を備える移動足場システムであって、
前記移動足場は、請求項1又は2に記載の移動足場であること
を特徴とする移動足場システム。 - 前記連絡通路は、橋梁の下面にフラットバーで吊り上げられ、前記連絡通路の連絡通路手摺は、前記フラットバーに固定され、
前記ローラ部材は、溝付き車輪を有し、
前記隙間塞ぎ部材は、前記溝付き車輪で前記連絡通路手摺又は前記フラットバーに掛け止められて上下移動又は水平移動が拘束された状態で前記連絡通路手摺に前記ばね材で付勢されて当接していること
を特徴とする請求項3に記載の移動足場システム。 - 前記連絡通路は、棒材の先端にクランプが設けられた壁つなぎ部材で前記連絡通路手摺が固定されていること
を特徴とする請求項4に記載の移動足場システム。 - 橋梁の下面に固定支持されたレールに吊下げられて、当該レール上を横移動自在に構成された移動足場と、この移動足場に乗り込むための連絡通路と、を備える移動足場システムを設置する移動足場システムの設置方法であって、
前記移動足場に、作業床と、この作業床の周囲に取り付けられた落下防止用の手摺と、を設けるとともに、開口部に接する手摺の端部には、先端にローラ部材及びスライド部材のいずれか一方又は両方を有し、ばね材により突没自在に構成された隙間塞ぎ部材を設け、
前記連絡通路を延伸する際には、前記移動足場の前記作業床の上で、前記隙間塞ぎ部材で前記連絡通路と前記手摺との間を塞いだ状態で前記連絡通路を増設すること
を特徴とする移動足場システムの設置方法。 - 前記移動足場の前記作業床の上で前記レールを増設するか、又は付け替えること
を特徴とする請求項6に記載の移動足場システムの設置方法。 - 前記作業床の長手方向の端部に、先端に球体を有する自在ローラを有する揺れ防止部材を設け、
前記移動足場内で前記連絡通路を増設して延伸した後、
前記揺れ防止部材を橋梁の下面に当接してガイドして揺れを防止しつつ前記移動足場を移動すること
を特徴とする請求項6又は7に記載の移動足場システムの設置方法。 - 前記連絡通路を延伸するに従って、所定間隔ごとに棒材の先端にクランプが設けられた壁つなぎ部材で前記連絡通路の連絡通路手摺を固定すること
を特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の移動足場システムの設置方法。
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