JP7429533B2 - 天井部用枠材の取り付け構造および取り付け方法 - Google Patents
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Description
ところがこのものは、骨材に対する天材の取り付け構造が具体的に開示されておらず不明であるが、このような取り付け構造として、例えば逆L字形をした支持部材を骨材に取り付け、該支持部材の下端部に設けたフック状の係止部に天材を係止することで、天材を支持部材を介して骨材に取り付けできるようにしたものが知られている(例えば特許文献2、3参照。)。
請求項2の発明は、補助部材は、案内孔部が形成された案内面部と、該案内面部から骨材側に向けて延出していて案内面部と骨材とのあいだの間隙を形成するための延出部とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の天井部用枠材の取り付け構造である。
請求項3の発明は、天井部を、骨材と天材とを備え、骨材に、係止部を備えた支持部材を設け、該係止部に、天材に設けた係止受け部を係止することで天井部の枠組みをするように構成した天井部用枠材の取り付け方法において、上下方向に長い案内孔部が案内面部に形成された補助部材を、案内面部が骨材とのあいだに間隙を存する状態で骨材に取り付ける工程、前記案内孔部に、支持部材に設けた突状部を、該突状部の案内孔部を貫通した先端側部位が前記間隙に嵌入して該間隙を先端側部位の配設スペースとする状態で上下方向移動自在に組み込む工程、該支持部材を、係止部が骨材から離間する下動位置に位置せしめる工程、
該下動位置に位置する係止部に天材を取り付ける工程、前記天材が取り付けられた支持部材を上動位置に移動せしめた後、該支持部材を骨材側に固定する工程、が順次実行されることを特徴とする天井部用枠材の取り付け方法である。
しかも骨材に設けられる補助部材を介して支持部材が上下移動自在に案内されるため、骨材自体に支持部材を案内するための配慮をする必要がなく、骨材の構造が複雑化することがない。
さらに支持部材の上下移動の案内が、補助部材に設けた上下方向に長い案内孔部でなされることになって構造が複雑になることがない。
そのうえ補助部材に設けた案内孔部に嵌入した突状部は、骨材と補助部材との間に設けられる間隙が突状部先端部位の配設スペースとなっているため、骨材に影響されることなく支持部材の上下移動ができることになって作業性が向上する。
請求項2の発明とすることにより、突状部先端部位の配設スペースとなる隙間が、案内面部から延出した延出部によって維持されるため、安定した取り付け作業ができることになる。
補助部材10は、前記上片部10aの前端縁部から、骨材6の前面部6bに対して間隙Sを有する状態で下方に向けて切曲した案内面部(縦面部)10cが設けられるが、該案内面部10cの左右両端縁部からは、対向する骨材前面部6b側に向けて切曲することで延出され、先端縁が骨材前面部6bに当接することにより案内面部10cが骨材前面部6b側に変位するのを規制して前記間隙Sを維持するための延出部10dが設けられている。
さらに支持部材11の左右両端縁部には、係止部11aよりも上側に位置する状態で案内面部10c側に向けて突出する突状部11bが切曲形成されている。
また天材7は、跨片部7aとその両側の脚片部7bとを備えることで側面視で凵字形をしているが、脚片部7bの上端縁部には、逆J字形をしたフック状の係止受け部7cが形成されている。そして天材7は、該係止受け部7cを支持部材11の係止部11aに上側から乗り越える状態で係止することで支持部材11に取り付けられるようになっている。
そして突状部11bが案内孔部10eの下端縁に位置した下動位置に位置させた状態では、突状部11bが案内孔部10eに仮保持状に保持されることになり、この姿勢では、係止部11aは骨材6の下面部6cに対して下側に離間して隙間を存する状態になるように設定され、これによって前述した係止受け部7cを係止部11aに係止する天材7の取り付け作業が容易に行うことができるように設定されている。
そしてこの場合に、支持部材11を上下案内するものが、補助部材10に設けた上下方向に長い案内孔部10eにより構成されるため、補助部材10の構造も格別に複雑になることもない。
そのうえこの間隙Sは、案内孔部10eが形成された案内面部10cから骨材6側に向けて延出する延出部10dによって維持されるため、案内面部10cが骨材6側に変形したりすることが回避され、安定した取り付け作業ができることになる。
6 骨材
7 下側天材
7c 係止受け部
10 補助部材
10c 案内面部
10d 延出部
10e 案内孔部
10f ビス孔
11 支持部材
11a 係止部
11b 突状部
12 ビス
13 支持部材
S 間隙
Claims (3)
- 骨材と天材とを備え、骨材に係止部を備えた支持部材を設け、該係止部に、天材に設けた係止受け部を係止することで天井部の枠組みをするように構成した天井部用枠材において、
前記支持部材を、係止部が骨材から離間する下動位置と近接する上動位置とに移動可能になるよう骨材に対して上下移動自在に案内するための案内手段と、上動位置に移動した支持部材を骨材に固定するための固定手段とが設けられた構成にするにあたり、
骨材には補助部材が設けられ、支持部材は、該補助部材を介して骨材に上下移動自在に案内され、
補助部材には、上下方向に長い案内孔部が形成され、
支持部材は、案内孔部に上下方向移動自在に嵌入する突状部が形成され、
補助部材は、骨材に対して間隙を存する状態で設けられ、該間隙は、案内孔部を貫通した突状部の先端側部位の配設スペースとなっていることを特徴とする天井部用枠材の取り付け構造。 - 補助部材は、案内孔部が形成された案内面部と、該案内面部から骨材側に向けて延出していて案内面部と骨材とのあいだの間隙を形成するための延出部とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の天井部用枠材の取り付け構造。
- 天井部を、骨材と天材とを備え、骨材に、係止部を備えた支持部材を設け、該係止部に、天材に設けた係止受け部を係止することで天井部の枠組みをするように構成した天井部用枠材の取り付け方法において、
上下方向に長い案内孔部が案内面部に形成された補助部材を、案内面部が骨材とのあいだに間隙を存する状態で骨材に取り付ける工程、
前記案内孔部に、支持部材に設けた突状部を、該突状部の案内孔部を貫通した先端側部位が前記間隙に嵌入して該間隙を先端側部位の配設スペースとする状態で上下方向移動自在に組み込む工程、
該支持部材を、係止部が骨材から離間する下動位置に位置せしめる工程、
該下動位置に位置する係止部に天材を取り付ける工程、
前記天材が取り付けられた支持部材を上動位置に移動せしめた後、該支持部材を骨材側に固定する工程、
が順次実行されることを特徴とする天井部用枠材の取り付け方法。
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2019
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