JP7427922B2 - 解繊処理装置、および、繊維処理装置 - Google Patents

解繊処理装置、および、繊維処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7427922B2
JP7427922B2 JP2019204504A JP2019204504A JP7427922B2 JP 7427922 B2 JP7427922 B2 JP 7427922B2 JP 2019204504 A JP2019204504 A JP 2019204504A JP 2019204504 A JP2019204504 A JP 2019204504A JP 7427922 B2 JP7427922 B2 JP 7427922B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
rotating body
screen
path
discharge path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019204504A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020158944A (ja
Inventor
雄太 稲垣
奈緒子 尾曲
昌英 中村
啓吾 山▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to CN202010181402.1A priority Critical patent/CN111719327B/zh
Priority to US16/822,158 priority patent/US11162215B2/en
Priority to EP20163802.0A priority patent/EP3739112A1/en
Publication of JP2020158944A publication Critical patent/JP2020158944A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7427922B2 publication Critical patent/JP7427922B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21BFIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
    • D21B1/00Fibrous raw materials or their mechanical treatment
    • D21B1/04Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres
    • D21B1/06Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by dry methods
    • D21B1/08Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by dry methods the raw material being waste paper; the raw material being rags
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21BFIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
    • D21B1/00Fibrous raw materials or their mechanical treatment
    • D21B1/04Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres
    • D21B1/06Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by dry methods
    • D21B1/063Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by dry methods using grinding devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21BFIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
    • D21B1/00Fibrous raw materials or their mechanical treatment
    • D21B1/04Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres
    • D21B1/06Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by dry methods
    • D21B1/061Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by dry methods using cutting devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04HMAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
    • D04H1/00Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres
    • D04H1/70Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of fibres
    • D04H1/72Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of fibres the fibres being randomly arranged
    • D04H1/732Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of fibres the fibres being randomly arranged by fluid current, e.g. air-lay
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/04Complete machines for making continuous webs of paper of the cylinder type
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/64Paper recycling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

本発明は、解繊処理装置、および、繊維処理装置に関する。
従来、解繊処理装置や繊維処理装置では、原料が導入口から導入され、回転体の外周に設けられた内刃と固定部材の内周に設けられた外刃との間で、原料が解繊されて排出口から排出される。例えば、特許文献1では、回転軸方向において導入口と排出口との間に配置された回転体の内刃と、回転体を回転軸方向全体で覆う固定部材の外刃と、で解繊している。
特開2015-74848号公報
特許文献1に記載の技術では、解繊物が回転体と固定部材との間を通過しきれず、排出口側において滞留する課題があった。
上記課題を解決する一態様は、原料が投入される投入口と、回転中心軸を中心として回転する回転体と、前記回転体の少なくとも一部を覆う固定部材と、前記回転体と前記固定部材との間で前記原料が解繊されて得られた解繊物を排出する排出口と、を備える解繊処理装置において、前記回転体は、前記回転中心軸から離間する方向に突出する複数の回転刃を有し、前記固定部材の少なくとも一部は、複数の開口を有するスクリーンで構成され、前記スクリーンは、前記回転体の回転外周に対応した位置に配置され、前記スクリーンに対して前記回転体と反対側に、前記排出口と連通する排出経路が前記スクリーンに沿って設けられている、解繊処理装置である。
上記解繊処理装置において、前記排出経路は、前記排出口に近い第1位置における断面積が、前記第1位置よりも前記排出口から遠い第2位置における断面積よりも大きい形状であってもよい。
上記解繊処理装置において、前記排出経路は、前記排出口から離れた位置において、気体を取り込み可能な吸気経路に接続されていてもよい。
上記解繊処理装置において、前記吸気経路から前記排出経路に前記気体を送る送気装置が接続されていてもよい。
上記課題を解決する別の一態様は、請求項1から4のいずれか一項に記載の解繊処理装置と、前記解繊処理装置で解繊された解繊物を処理する処理部と、を備える、繊維処理装置である。
解繊処理装置の斜視図。 図1のA-A線断面図。 図1のB-B線断面図。 第2実施形態の解繊処理装置の斜視図。 図4のC-C線断面図。 第3実施形態の解繊処理装置の断面図。 シート製造装置の構成を示す模式図。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
[1.第1実施形態]
[1-1.解繊処理装置の構成]
図1は、解繊処理装置20の斜視図である。図2は、図1のA-A線断面図である。図3は、図1のB-B線断面図である。
解繊処理装置20は、複数の繊維が結着された状態の原料MAを、1本または少数の繊維に解きほぐす加工処理を行う装置である。解繊処理装置20は、液体中ではなく、大気中、空気中等の気中において、解繊等の処理を行う乾式解繊処理装置である。
本実施形態における解繊処理装置20は、回転駆動される回転体160と、回転体160の周囲を覆う固定部材140とを備える。また、解繊処理装置20は、回転体160および固定部材140を覆って収容するハウジング180を備える。図1では、ハウジング180の図示が省略されており、解繊処理装置20の内部構造が図示される。
本実施形態では、回転軸171が水平方向に延びる構成を説明する。ただし、回転体160の回転軸171は重力方向に延びる構成でも良く、回転軸171は任意の方向に延びて回転する構成でよい。以降の説明では、回転軸171の延びる方向を軸方向と呼ぶ。また、回転体160などの回転体形状の径方向の中心を軸中心110と呼ぶ。
ハウジング180は、筒状に形成された本体部181を備える。本体部181の内部空間により、解繊室183が形成される。
本体部181の軸方向一端側には、軸方向に延びる円筒部184が形成される。円筒部184の内部は解繊室183に連通する。円筒部184の上方には、入口配管部191が形成されている。上方は、軸方向に交差する方向の一例に対応する。入口配管部191の内部空間は、円筒部184を介して解繊室183に連通する。入口配管部191の上端には、上方に開口する投入口192が形成される。投入口192から投入された原料MAが入口配管部191を通じて、解繊室183に移動する。
ハウジング180の解繊室183には、回転体160が配置される。
回転体160は、水平方向に延びる回転軸171と、回転軸171に固定支持される回転体本体161とを備える。
図2、図3に示すように、回転体本体161は、回転軸171が挿通される円柱状の基部162と、基部162の外周側から放射状に突設された解繊内刃163とを備える。各解繊内刃163は、軸方向に延びる板状の突部により構成される。解繊内刃163は、周方向に間隔を空けて複数形成される。解繊内刃163は、回転軸171から離間する方向に突出する複数の回転刃の一例に対応する。回転体本体161の中心には、軸孔161aが形成される。
回転体160の軸方向の投入口192側には、羽根板167が取付けられる。羽根板167の入口配管部191側の面には、複数の羽根167aが設けられる。羽根167aは、回転体160が回転する場合に、原料MAを入口配管部191側から軸方向他端側へと移動させる作用を少なくとも有する。
回転体160は、回転軸171、回転体本体161、羽根板167によって構成される。なお、回転体本体161は一体形状のブロックの構成を説明したが、板状のプレートを積層して構成してもよい。
回転体160の回転軸171は、ハウジング180に回転可能に支持される。
回転軸171は、図示しない駆動機構により回転駆動される。本実施形態では、駆動機構は、ベルト及びプーリーにより構成され、ベルト及びプーリーに不図示の回転駆動源から動力が伝達されて、回転軸171が駆動する。なお、回転軸171を回転駆動する構成はベルト及びプーリーによる構成でなくてもよい。回転軸171は、図3において、矢印C1で示す回転方向に回転するように構成される。
回転体160の径方向外側には、回転体160の外周を覆うように固定部材140が配置される。固定部材140はハウジング180に支持される。固定部材140は、回転体160の回転外周に沿って延びる円筒状に構成された部材である。固定部材140は、回転体160の周囲にギャップG(図3参照)を空けて、回転体160の周囲を覆うように同心状に配置される。
本実施形態の固定部材140は、周方向に設けられた固定外刃150とスクリーン155とを備える。固定外刃150は、固定刃の一例に対応する。
図3に示すように、固定外刃150は、ハウジング180の一部に配置される。ブロック部151の内周部には、径方向に、山状に突出する解繊外刃152が形成される。解繊外刃152は周方向に等間隔に形成される。解繊外刃152は、周方向に凹凸形状を構成する。解繊外刃152は、頂部152aおよび谷部152bが軸方向に筋状に延びる。
スクリーン155は、例えば金属性の板材156で構成される。すなわち、スクリーン155は、各板材156が回転体160の回転方向C1に組み合わせられて構成される。各板材156は、フレーム186bで固定される。板材156は、例えば、パンチング加工、エッチング加工、切削加工等、の手法で複数の開口が形成されている。また、ワイヤーを織り込んで構成するメッシュでもよい。
板材156には、厚み方向に貫通する複数の円形孔状の分級口156aが形成される。
固定部材140は、固定外刃150とスクリーン155とが、回転体160の回転方向に組み合わせられて構成される。固定部材140は、連結体の一例に対応する。
板材156の径方向外側には、排出経路121が形成される。排出経路121は、中空状の孔である。排出経路121は、スクリーン155の外周部に沿って延びる湾曲部122を備える。回転方向C1において、湾曲部122の下流側には、固定部材140から延びる直進部123が形成されている。直進部123の下流端は、外部に開口する。すなわち、ハウジング180には、直進部123の下流端に対応して排出口124が形成される。
ここで、ハウジング180において、本体部181の径方向外側に、拡径部187が形成される。すなわち、ハウジング180の本体部181と拡径部187の内部空間が固定部材140で仕切られることにより、固定部材140の外周側に、空間としての排出経路121が形成される。
ハウジング180は、拡径部187において、内壁面180Aと、内壁面180Aの軸方向、すなわち、内壁面180Aの幅方向の両端から立ち上がる側壁内壁面180B、180Cとを備える。
本実施形態では、内壁面180Aが、回転体160の回転方向C1に沿って進むに連れてスクリーン155から遠ざかるように形成される。よって、排出経路121の湾曲部122では、回転方向C1の下流側に向かうにしたがって、排出経路121の断面積Saが大きく形成される。断面積Saは、本実施形態では、スクリーン155の法線方向に沿った断面である。
排出経路121は、板材156の分級口156aを通じて、固定部材140の内側の空間と連通する。固定部材140と、回転体160とにより解繊された解繊物は、軸方向に複数設けられたスクリーン155の分級口156aにより排出経路121に排出可能に構成される。
[1-3.解繊処理装置の動作]
次に、解繊処理装置20の動作について説明する。解繊処理装置20は、回転軸171を回転させることによって回転体160を回転させて、回転体160と固定部材140との間のギャップGに原料MAを気流によって導くことにより、原料MAを乾式解繊処理する。
本実施形態では、解繊処理装置20の投入口192から投入された原料MAは、入口配管部191を通じてハウジング180の内部に導入される。ハウジング180の内部では、回転体160が回転しており、原料MAが、回転体160の解繊内刃163と固定部材140との間のギャップGに送られる。ギャップGに送られた原料MAは、回転体160から遠心力を受けるなどして飛行し固定部材140に衝突して解きほぐされて解繊される。
ここで、軸方向において、導入口と排出口との間に回転体が配置されて、回転体の解繊内刃の外周を回転軸方向全体で覆うように固定部材の解繊外刃が配置形成される構成が考えられる。この構成では、回転体が回転して生じる気流が解繊外刃の内面に当たって拡散し解繊外刃内の気流がよどみ易く、回転体と固定部材との間において解繊物が排出口側で滞留し易い。
これに対して、本実施形態では、回転体160の外周方向に沿ってスクリーン155が設けられる。また、スクリーン155に対して回転体160と反対側に、排出経路121が設けられる。よって、スクリーン155の分級口156aを通じて、気流が排出経路121に抜け易くて、固定部材140と回転体160との間の気流が安定し易い。このため、解繊物は、安定した気流に乗って分級口156aを通じて抜け易くなり、固定部材140と回転体160との間で、解繊物の滞留が抑制される。
特に、排出経路121の湾曲部122では、排出口124側の断面積Saが上流側に比べて大きい。ここで、排出経路121の下流側において断面積Saが小さいと、上流側から下流側に渡って順に排出経路121に気流や解繊物が進入可能であるため、排出経路121の圧力が上昇しすぎる場合がある。この結果、上流側の分級口156aから抜け出る気流の流量が落ち易く、上流側において固定部材140と回転体160との間に解繊物が滞留し易くなる。これに対して、本実施形態では、排出経路121の湾曲部122では下流側ほど断面積Saが大きくなっており、固定部材140と回転体160との間で、上流側で気流の速度を確保することができ、解繊物が固定部材140から排出されやすくなる。
以上説明したように、本実施形態の解繊処理装置20は、原料MAが投入される投入口192と、回転軸171を中心として回転する回転体160と、回転体160を覆う固定部材140と、を備える。また、解繊処理装置20は、回転体160と固定部材140との間で原料MAが解繊されて得られた解繊物を排出する排出口124を備える。この解繊処理装置20において、回転体160は、回転軸171から離間する方向に突出する複数の解繊内刃163を有する。また、固定部材140の少なくとも一部は、複数の分級口156aを有するスクリーン155で構成され、スクリーン155は、回転体160の回転外周に対応した位置に配置される。そして、スクリーン155に対して回転体160と反対側に、排出口124と連通する排出経路121がスクリーン155に沿って設けられている。したがって、解繊内刃163の回転方向C1の下流の方向に排出経路121が設けられていることで気流がよどむことなく、気流を排出口124に向かわせることが出来る。よって、回転体160と固定部材140との間の解繊物の滞留を抑制することが出来る。
また、本実施形態では、排出経路121は、排出口124に近い下流位置における断面積Saが、下流位置よりも排出口124から遠い上流位置における断面積Saよりも大きい形状である。ここで、排出経路121において、解繊内刃163の回転方向C1に沿った上流では、固定部材140内からの気流の流量が小さくなり易い。しかし、本実施形態では、排出経路121の断面積Saを小さくすることで、排出経路121の気流の速度が速くなり、固定部材140内から解繊物が排出されやすくなる。
[2.第2実施形態]
[2-1.解繊処理装置の構成]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、前述の第1実施形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図4は、第2実施形態の解繊処理装置220の斜視図である。図5は、図4の排出経路121及び回転体160を備えた部位において回転体160の回転方向における断面図(C-C線断面図)である。なお、図4は、第1実施形態の図1に対応し、図5は、第1実施形態の図3に対応する。
第2実施形態の解繊処理装置220は、第1実施形態の排出経路121及び排出口124に対応したハウジング180において、更に、吸気経路238に対応した構成を有するハウジング280を備える。第2実施形態のハウジング280は、排出経路121の上流端の位置に対応して吸気導入管部193を備える。吸気導入管部193の内部空間は、排出経路121の上流側に連通する。吸気導入管部193の内部空間により、吸気経路238が形成される。吸気経路238には、ブロワー239が接続されている。ブロワー239は吸気経路238から排出経路121に気体を送る。ブロワー239は、送気装置の一例に対応する。
[2-2.解繊処理装置の動作]
第2実施形態の解繊処理装置220でも、第1実施形態と同様の構成を有しており、解繊内刃163の回転方向C1の下流の方向に排出経路121が設けられていることで気流がよどむことなく、気流を排出口124に向かわせることが出来る。よって、解繊物の滞留を抑制することが出来る。
また、本実施形態では、排出経路121の上流端には吸気経路238が接続され、吸気経路238には、ブロワー239が接続されている。よって、ブロワー239によって、吸気経路238から排出経路121に気体を送ることができて、排出経路121の排出口124に向かう気体の流速を増大させることができる。よって、排出経路121における解繊物の排出口124への排出効率を高めることができる。
以上説明したように、本実施形態の解繊処理装置220は、第1実施形態と同様に、回転体160は、回転軸171から離間する方向に突出する複数の解繊内刃163を有する。また、固定部材140の少なくとも一部は、複数の分級口156aを有するスクリーン155で構成され、スクリーン155は、回転体160の回転外周に対応した位置に配置される。そして、スクリーン155に対して回転体160と反対側に、排出口124と連通する排出経路121がスクリーン155に沿って設けられている。したがって、本実施形態でも、第1実施形態と同様に、回転体160と固定部材140との間の解繊物の滞留を抑制することが出来る。
また、本実施形態では、排出経路121は、排出口124から離れた位置において、気体を取り込み可能な吸気経路238に接続されている。したがって、取り込まれた気体によって排出経路121における気体の流速を速くすることができる。よって、排出経路121における解繊物の排出口124への排出効率を高めることができる。
また、本実施形態では、吸気経路238から排出経路121に気体を送るブロワー239が接続されている。したがって、積極的に気体が吸気経路238から排出経路121に送り込まれるので、排出経路121おける気体の流速を更に速くすることができる。よって、排出経路121における解繊物の排出口124への排出効率を高めることができる。
なお、本実施形態では、排出経路121は、排出口124に近い下流位置における断面積Saが、下流位置よりも排出口124から遠い上流位置における断面積Saよりも大きい。よって、第1実施形態と同様に、排出経路121の断面積Saを上流側で小さくすることで、排出経路121の上流側の気流の速度が速くなり、解繊物が排出されやすくなる。
[3.第3実施形態]
[3-1.解繊処理装置の構成]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、前述の第1実施形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図6は、第3実施形態の解繊処理装置620の断面図である。解繊処理装置620は、固定部材640を備える。本実施形態の固定部材640は、回転体160の周方向に設けられたスクリーン655とプレート650とを備える。つまり、固定部材640は、1つ又は複数の板材によって円柱状に構成されたドラムであって、複数の分級口(開口)156aが設けられたスクリーンの領域(以下、一部領域)と、分級口(開口)156aが設けられていないプレート650の領域(以下、他部領域)と、を有している。
また、第3実施形態の解繊処理装置620の原料MAの投入方向に沿った軸中心110を含む方向の断面図は、上述した図2の構成において固定外刃150がプレート650に置き換えられた構成となっており、その他の構成は同様となっている。
固定部材640における一部領域には、例えば金属製の板材156で構成されるスクリーン655が設けられ、固定部材640における他部領域には、同様に例えば金属製のプレート650が設けられる。プレート650は、固定部材640の上部に配置される。プレート650は、スクリーン655と一体的に組まれて円柱状に構成されているものの、分級口156a等が形成されていない構成となっている。そして、少なくとも排出経路121が備えられている部位に対応してスクリーン655が配置されている。回転体160と板材156との間のギャップGで原料MAを解繊可能である。
[3-2.解繊処理装置の動作]
第3実施形態の解繊処理装置620は、第1実施形態と同様に、解繊内刃163の回転方向C1の上流(上流端155A側)から下流(下流端155B側)の方向に向けて排出経路121が設けられている。そして、スクリーン655に対応した位置の外側に排出経路121が配置されているので、気流がよどむことなく、気流を排出口124に向かわせることが出来る。よって、解繊物の滞留を抑制することが出来る。
また、本実施形態でも、前述の第1及び第2実施形態と同様に、投入口192より供給された原料MAは、円柱状のドラムの固定部材640と回転体160(解繊内刃163)との間で解繊される。回転体160と板材156との間のギャップGで原料MAが解繊される。よって、ギャップGを通過した解繊物は板材156と解繊内刃163との間で解繊可能になっている。
原料MAは、スクリーン655に設けられた分級口156a(開口)を通過する程度になるまで、円柱状のドラムの固定部材640と回転体160の解繊内刃163との間で解繊される。そして、スクリーン655の分級口156a(開口)を通過した解繊物は、スクリーン655の外周に沿って備えられた排出経路121に導出される。スクリーン655の分級口156a(開口)を介して排出経路121に導出された解繊物は、上述したように気流によって排出口124に向かって搬送される。
また、本実施形態でも、前述の第1及び第2実施形態と同様に、内壁面180Aが、回転体160の回転方向C1に沿って進むに連れてスクリーン155から遠ざかるように形成される。よって、排出経路121の湾曲部122では、回転方向C1の下流側に向かうにしたがって、排出経路121の断面積Saが大きく形成される。
本実施形態においても第2実施形態と同様に排出経路121の上流側に吸気経路238を備える構成としてもよく、その場合は同様の効果が齎される。
以上説明したように、本実施形態の解繊処理装置620は、第1実施形態と同様に、回転体160は、回転軸171から離間する方向に突出する複数の解繊内刃163を有する。また、固定部材640は、複数の分級口156aを有するスクリーン655で構成され、スクリーン655は、回転体160の回転外周に対応した位置に配置される。そして、スクリーン655に対して回転体160と反対側に、排出口124と連通する排出経路121がスクリーン655に沿って設けられている。したがって、本実施形態でも、第1実施形態と同様に、回転体160と固定部材640との間の解繊物の滞留を抑制することが出来る。
[4.第4実施形態]
[4-1.シート製造装置の全体構成]
図7は、シート製造装置100の構成を示す模式図である。
シート製造装置100は、繊維を含む原料MAを繊維化して、新しいシートSに再生する再生処理を実行する。シート製造装置100は、繊維処理装置の一例に対応する。
シート製造装置100は、収容供給部10、粗砕部12、解繊部520、選別部40、第1ウェブ形成部45、回転体49、混合部50、堆積部60、第2ウェブ形成部70、搬送部79、シート形成部80、及び、切断部90を備える。
シート製造装置100の解繊部520は、第1実施形態の解繊処理装置20で構成される。
選別部40、第1ウェブ形成部45、回転体49、混合部50、堆積部60、第2ウェブ形成部70、搬送部79、シート形成部80、及び、切断部90のそれぞれは、解繊処理装置で解繊された解繊物を処理する処理部の一例に対応する。
収容供給部10は、原料MAを収容し、粗砕部12に原料MAを連続的に投入する自動投入装置である。原料MAは、繊維を含むものであればよく、例えば、古紙、廃棄紙、パルプシートである。
粗砕部12は、収容供給部10によって供給された原料MAを裁断する粗砕刃14を備え、原料MAを粗砕刃14により空気中で裁断して、数cm角の細片にする。粗砕部12は、例えばシュレッダーを用いることができる。粗砕部12で裁断された原料MAは、ホッパー9により集められて、管2を介して解繊部520の投入口192(図2参照)に搬送される。
粗砕部12から解繊部520には、気流により粗砕片が搬送される。解繊部520では、粗砕片が投入口192から投入され、回転体160と固定部材140との間で粗砕片が解繊される。解繊された粗砕片、すなわち、解繊物は、排出口124を通じて導出される。解繊物は、気流により、解繊部520から、排出口124(図3参照)に接続された管3を介して選別部40に移送される。
選別部40は、解繊物に含まれる成分を繊維のサイズによって選別する。選別部40は、ドラム部41と、ドラム部41を収容するハウジング部43とを有する。ドラム部41は、例えば、篩を用いる。
導入口42からドラム部41の内部に導入された解繊物は、ドラム部41の回転により、ドラム部41の開口を通過する通過物と、開口を通過しない残留物とに分けられる。開口を通過した通過物である第1選別物は、ハウジング部43内の内部を、第1ウェブ形成部45に向けて下降する。
また、開口を通過しない残留物である第2選別物は、ドラム部41の内部に連通する排出口44から、管8を介して解繊部520の投入口192に再送される。
第1ウェブ形成部45は、メッシュベルト46と、張架ローラー47と、吸引部48と、を備える。メッシュベルト46は、無端形状のベルトであり、複数の張架ローラー47に架け渡される。メッシュベルト46は、張架ローラー47により構成される軌道を周回する。メッシュベルト46の軌道の一部は、ドラム部41の下方で平坦であり、メッシュベルト46は平坦面を構成する。吸引部48はサクション機構に相当する。
メッシュベルト46には多数の開口が形成される。メッシュベルト46の上方に位置するドラム部41から降下する第1選別物のうち、メッシュベルト46の開口より大きい成分がメッシュベルト46に堆積する。また、第1選別物のうち、メッシュベルト46の開口より小さい成分は、開口を通過する。
吸引部48は、図示しないブロアーを備え、メッシュベルト46に対してドラム部41とは反対側から、空気を吸引する。メッシュベルト46の開口を通過する成分は吸引部48によって吸い込まれる。吸引部48が吸引する気流は、ドラム部41から降下する第1選別物をメッシュベルト46に引き寄せることで、堆積を促進する効果がある。
メッシュベルト46に堆積した成分はウェブ形状となり、第1ウェブW1を構成する。メッシュベルト46、張架ローラー47および吸引部48の基本的な構成は、後述する第2ウェブ形成部70のメッシュベルト72、張架ローラー74およびサクション機構76と同様である。
第1ウェブW1は、メッシュベルト46の移動に伴い回転体49に搬送される。
回転体49は、モーター等の不図示の駆動部に連結された基部49aと、基部49aから突出する突部49bを備え、基部49aが方向Dに回転することにより、突部49bが基部49aを中心として回転する。
回転体49は、メッシュベルト46の軌道のうち平坦部分の端部に位置する。この端部ではメッシュベルト46の軌道が下方に屈曲しているため、メッシュベルト46が搬送する第1ウェブW1は、メッシュベルト46から突出して、回転体49に接触する。第1ウェブW1は、突部49bが第1ウェブW1に衝突することによって解きほぐされ、小さい繊維の塊となる。この塊は、回転体49の下方に位置する管7を通り、混合部50に搬送される。
混合部50は、第1選別物と、添加物とを混合する。混合部50は、添加物を供給する添加物供給部52と、第1選別物と添加物とを搬送する管54と、混合ブロアー56と、を有する。
添加物供給部52は、添加物カートリッジ52a内部の微粉または微粒子からなる添加物を管54に供給する。
添加物供給部52から供給される添加物は、複数の繊維を結着させるための樹脂、すなわち、結着剤を含む。添加物に含まれる樹脂は、シート形成部80を通過する際に溶融して、複数の繊維を結着させる。
混合ブロアー56は、管7と、堆積部60とを繋ぐ管54に気流を発生させる。また、管7から管54に搬送される第1選別物と、添加物供給部52により管54に供給される添加物とは、混合ブロアー56を通過する際に混合される。
堆積部60は、混合物の繊維をほぐして、空気中で分散させながら第2ウェブ形成部70に降下させる。
堆積部60は、ドラム部61と、ドラム部61を収容するハウジング部63と、を有する。ドラム部61は、例えばドラム部41と同様に構成される円筒形状の構造体であり、ドラム部41と同様に不図示のモーターの動力によって回転し、篩として機能する。
ドラム部61の下方には第2ウェブ形成部70が配置される。第2ウェブ形成部70は、例えば、メッシュベルト72と、張架ローラー74と、サクション機構76と、を有する。
メッシュベルト72の上方に位置するドラム部61から降下する混合物のうち、メッシュベルト72の開口より大きい成分がメッシュベルト72に堆積する。メッシュベルト72に堆積した成分はウェブ形状となり、第2ウェブW2を構成する。
メッシュベルト72の搬送経路において、堆積部60の下流側には、調湿部78が設けられる。調湿部78が供給する水分により、第2ウェブW2の含有水分量が調整されるので、静電気によるメッシュベルト72への繊維の吸着等を抑制する効果が期待できる。
第2ウェブW2は、搬送部79によって、メッシュベルト72から剥がされてシート形成部80へと搬送される。搬送部79は、例えば、メッシュベルト79aと、ローラー79bと、サクション機構79cと、を有する。サクション機構79cは、不図示のブロアーを備え、ブロアーの吸引力によってメッシュベルト79aを通じて上向きの気流を発生させる。この気流により、第2ウェブW2はメッシュベルト72から離れてメッシュベルト79aに吸着される。メッシュベルト79aは、ローラー79bの回転により移動され、第2ウェブW2をシート形成部80に搬送する。
メッシュベルト79aは、メッシュベルト46、及び、メッシュベルト72と同様に、開口を有する無端形状のベルトで構成できる。
シート形成部80は、第2ウェブW2に対して熱を加えることにより、第2ウェブW2に含まれる第1選別物由来の繊維を、添加物に含まれる樹脂により結着させる。
シート形成部80は、第2ウェブW2を加圧する加圧部82、及び、加圧部82により加圧された第2ウェブW2を加熱する加熱部84を備える。加圧部82は、カレンダーローラー85、85によって第2ウェブW2を所定のニップ圧で加圧して、加熱部84に向けて搬送する。加熱部84は、一対の加熱ローラー86、86で高密度化された第2ウェブW2を挟んで熱を与え、切断部90に搬送する。第2ウェブW2は、加熱部84において、第2ウェブW2に含まれる樹脂が加熱され、シートSとなる。
切断部90は、シート形成部80で成形されたシートSを切断する。切断部90は、図中符号F1で示すシートSの搬送方向と交差する方向にシートSを切断する第1切断部92と、搬送方向F1に平行な方向にシートSを切断する第2切断部94と、を有する。切断部90は、シートSの長さおよび幅を所定のサイズにカットして、単票のシートSを形成する。切断部90でカットされたシートSは、排出部96に収容される。
以上説明したように、本実施形態のシート製造装置100は、解繊部520と、解繊部520で解繊された解繊物を処理する選別部40、第1ウェブ形成部45、回転体49、および、混合部50、を備える。また、本実施形態のシート製造装置100は、堆積部60、第2ウェブ形成部70、搬送部79、シート形成部80、及び、切断部90、を備える。
本実施形態のシート製造装置100では、解繊部520において、解繊内刃163(図3参照)の回転の下流の方向に排出経路121が設けられていることで気流がよどむことなく、排出口124に向かわせることが出来るため、滞留を防ぐことが出来る。よって、解繊部520で解繊された解繊物を処理する選別部40などでは、連続的に安定した解繊物が供給されるので、解繊物の繊維の処理が安定し、均一なシートSを得ることができる。シートSは、繊維処理物の一例に対応する。
解繊部520には、第1実施形態の解繊処理装置20に代えて、第2または第3実施形態のいずれかの解繊処理装置220、620で構成されてもよい。
20…解繊処理装置、100…シート製造装置、110…軸中心、121…排出経路、122…湾曲部、123…直進部、124…排出口、140…固定部材、150…固定外刃、151…ブロック部、152…解繊外刃、152a…頂部、152b…谷部、155…スクリーン、155A…上流端、155B…下流端、156…板材、156a…分級口(開口)、160…回転体、161…回転体本体、161a…軸孔、162…基部、163…解繊内刃(回転刃)、167…羽根板、171…回転軸、180…ハウジング、180A…内壁面、180B…側壁内壁面、181…本体部、183…解繊室、186b…フレーム、187…拡径部、220…解繊処理装置、238…吸気経路、239…ブロワー(送気装置)、280…ハウジング、620…解繊処理装置、640…固定部材、650…プレート、655…スクリーン、C1…回転方向、G…ギャップ、MA…原料、Sa…断面積。

Claims (2)

  1. 原料を解繊して、繊維を含む解繊物を排出する解繊処理装置と、
    前記解繊物と、前記解繊物に含まれる前記繊維を結着させる添加物とを混合して混合物
    を生成する混合部と、
    前記混合物を堆積させてウェブを形成する堆積部と、
    前記ウェブを加圧してシートを成形するシート成形部と、を備えるシート製造装置であ
    って、
    前記解繊処理装置は、
    前記原料が投入される投入口と、
    回転中心軸を中心として回転する回転体と、
    前記回転体の少なくとも一部を覆う固定部材と、
    前記回転体と前記固定部材との間で前記原料が解繊されて得られた前記解繊物を排出す
    る排出口と、を備え、
    前記回転体は、前記回転中心軸から離間する方向に突出する複数の回転刃を有し、
    前記固定部材の少なくとも一部は、複数の開口を有するスクリーンで構成され、
    前記スクリーンは、前記回転体の回転外周に対応した位置に配置され、
    前記スクリーンに対して前記回転体と反対側に、前記排出口と連通する排出経路が前記
    スクリーンに沿って設けられ、
    前記排出経路は、前記排出経路において前記排出口に最も近い第1位置における断面積
    が、前記第1位置よりも前記排出口から遠く前記排出経路における最上流側に位置する第
    2位置における断面積よりも大きい形状である、ことを特徴とするシート製造装置。
  2. 前記投入口とは別に設けられ、前記排出口よりも前記排出経路の上流側において前記排
    出経路に連通するように設けられ、気体を取り込み可能な吸気経路を有し、
    前記吸気経路から前記排出経路に前記気体を送る送気装置が接続されている請求項1に
    記載のシート製造装置
JP2019204504A 2019-03-20 2019-11-12 解繊処理装置、および、繊維処理装置 Active JP7427922B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN202010181402.1A CN111719327B (zh) 2019-03-20 2020-03-16 解纤处理装置、以及纤维处理装置
US16/822,158 US11162215B2 (en) 2019-03-20 2020-03-18 Defibration treatment apparatus and fiber processing apparatus
EP20163802.0A EP3739112A1 (en) 2019-03-20 2020-03-18 Defibration treatment apparatus and fiber processing apparatus

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019053841 2019-03-20
JP2019053841 2019-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020158944A JP2020158944A (ja) 2020-10-01
JP7427922B2 true JP7427922B2 (ja) 2024-02-06

Family

ID=72642146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019204504A Active JP7427922B2 (ja) 2019-03-20 2019-11-12 解繊処理装置、および、繊維処理装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP3739112A1 (ja)
JP (1) JP7427922B2 (ja)
CN (1) CN111719327B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023018829A (ja) * 2021-07-28 2023-02-09 セイコーエプソン株式会社 解繊装置、繊維体製造装置
JP2023018833A (ja) 2021-07-28 2023-02-09 セイコーエプソン株式会社 解繊装置、繊維体製造装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006070866A1 (ja) 2004-12-28 2006-07-06 Hiroshi Maeda 粉砕物製造装置およびそれを用いて製造された粉砕物
CN201092632Y (zh) 2007-05-31 2008-07-30 安徽科技开发公司 农业秸秆纤维专用制备装置
JP2012144819A (ja) 2011-01-12 2012-08-02 Seiko Epson Corp 紙再生装置及び紙再生方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3409132A (en) * 1966-01-03 1968-11-05 Buckeye Cellulose Corp Screen plate for centrifugal pulp screens
US7014422B2 (en) * 2003-06-13 2006-03-21 American Standard International Inc. Rounded blower housing with increased airflow
JP5386323B2 (ja) * 2009-11-27 2014-01-15 ユニ・チャーム株式会社 吸収体の製造装置、及び製造方法
US8882965B2 (en) * 2011-01-12 2014-11-11 Seiko Epson Corporation Paper recycling system and paper recycling method
JP6372065B2 (ja) * 2013-10-09 2018-08-15 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置、及び解繊部
JP6191374B2 (ja) 2013-10-09 2017-09-06 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置、及び解繊部
JP6940345B2 (ja) 2017-09-13 2021-09-29 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP7320370B2 (ja) 2018-05-22 2023-08-03 クックパッド株式会社 サーバ、システム、方法及びプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006070866A1 (ja) 2004-12-28 2006-07-06 Hiroshi Maeda 粉砕物製造装置およびそれを用いて製造された粉砕物
CN201092632Y (zh) 2007-05-31 2008-07-30 安徽科技开发公司 农业秸秆纤维专用制备装置
JP2012144819A (ja) 2011-01-12 2012-08-02 Seiko Epson Corp 紙再生装置及び紙再生方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3739112A1 (en) 2020-11-18
CN111719327A (zh) 2020-09-29
CN111719327B (zh) 2022-05-17
JP2020158944A (ja) 2020-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108866823B (zh) 薄片制造装置
CN111716484B (zh) 解纤处理装置、以及纤维处理装置
JP7427922B2 (ja) 解繊処理装置、および、繊維処理装置
US11261565B2 (en) Defibration processing device, and fibrous feedstock recycling device
TW201937040A (zh) 片材製造裝置
CN109571687B (zh) 薄片制造装置
JP2021183299A (ja) 解繊処理装置及び繊維処理装置
CN109996995B (zh) 气化式加湿单元、气化式加湿单元的控制方法以及薄片制造装置
JP7183660B2 (ja) 解繊処理装置、および、シート製造装置
US11834782B2 (en) Sheet manufacturing apparatus
US11162215B2 (en) Defibration treatment apparatus and fiber processing apparatus
JP2021085113A (ja) 解繊処理装置および繊維処理装置
US20210107176A1 (en) Sheet manufacturing apparatus
CN115679728A (zh) 解纤装置、纤维体制造装置
JP7167590B2 (ja) 解繊処理装置、および、シート製造装置
JP2019173201A (ja) 解繊処理装置、および、繊維原料再生装置
JP2020158923A (ja) 解繊処理装置、および、繊維処理装置
JP7306194B2 (ja) 繊維処理装置、及び繊維体製造装置
EP4310247A1 (en) Refining device
JP2023018833A (ja) 解繊装置、繊維体製造装置
JP2024013647A (ja) 微細化装置
JP2021085115A (ja) 解繊処理装置および繊維処理装置
JP2023018829A (ja) 解繊装置、繊維体製造装置
JP2024013646A (ja) 微細化装置
CN118257149A (en) Dispersing device and stacking device

Legal Events

Date Code Title Description
RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20200811

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210915

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20211102

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7427922

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150